JPH0726303U - 升計式計量充填機 - Google Patents

升計式計量充填機

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JPH0726303U
JPH0726303U JP5716193U JP5716193U JPH0726303U JP H0726303 U JPH0726303 U JP H0726303U JP 5716193 U JP5716193 U JP 5716193U JP 5716193 U JP5716193 U JP 5716193U JP H0726303 U JPH0726303 U JP H0726303U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転するドラムとそのハウジングのエッジに
て被計量物が挟まれ、剪断して破損することがないよう
に、升計式計量充填機を改良する。 【構成】 円筒状のドラム1と、内部に円筒状の空間部
2aを有しこの空間部2aに前記ドラム1を回転可能に
収納するとともに上方および下方に前記空間部2aに連
通する開口部2b,2cを形成したハウジング2と、前
記ドラム1を回転する駆動機構とからなり、前記ドラム
1内には軸線方向に複数の部屋4に区画し、前記各部屋
4の周側部には前記開口部2bに連通可能な窓1aを形
成した升計式計量充填機において、前記開口部2b内に
水平に突出し密接して並列する複数本の弾性線20aか
らなる弾性仕切壁20を設けて構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は升計式計量充填機の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の升計式計量充填機は所定の大きさの升にホッパから顆粒物・粉状物・流 状物を流入させ、升の上面を平板ですり切り、表面を平にし、次に升を傾けて袋 等に充填する構造のものが知られている。しかし、この升計式計量充填機によれ ば、升の大きさを自由に調整できない、短時間で大量に計量充填できないという 問題点がある。
【0003】 そこで、出願人は、この問題を解決する升計式計量充填機を、円筒状のドラム と、内部に円筒状の空間部を有し、この空間部に前記ドラムを回転可能に収納す るとともに上方および下方に前記空間部に連通する開口部を形成したハウジング と、前記ドラムを回転する駆動機構とからなり、前記ドラム内には、軸線方向に 複数の部屋に区画する固定隔壁を形成するとともに、前記各室に軸線方向に摺動 可能な移動隔壁を配設し、この隣り合う移動隔壁を連結するとともに該移動隔壁 を移動させる操作部を設け、前記各部屋の周側部には前記ハウジングに形成した 開口部に連通可能な窓を形成した構成のものを提供した(実公平3−54001 号参照)。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記後者の升計式計量充填機によれば、図10に示すように、 ハウジング1の空間部2aに嵌合するドラム1が軸9を中心として矢示C方向へ 回転するとき、ドラム1の一方側のエッジaとハウジング2の他方側のエッジb とにより粒状物等の被計量物である充填物が挟まれて剪断され、破損することが あるという不都合が生じる。
【0005】 そこで、この考案はエッジa,bにて充填物が破損することがないように、前 記後者の升計式計量充填機を改良することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案は前記従来技術の問題点を解決するために、請求項1によれば、円筒 状のドラムと、内部に円筒状の空間部を有しこの空間部に前記ドラムを回転可能 に収納するとともに上方および下方に前記空間部に連通する開口部を形成したハ ウジングと、前記ドラムを回転する駆動機構とからなり、前記ドラム内には軸線 方向に複数の部屋に区画する固定隔壁を形成するとともに、前記各室に軸線方向 に摺動可能な移動隔壁を配設し、この隣り合う移動隔壁を連結するとともに該移 動隔壁を移動させる操作部を設け、前記各部屋の周側部には前記ハウジングに形 成した開口部に連通可能な窓を形成した升計式計量充填機において、前記開口部 内に水平に突出し密接して並列する複数本の弾性線からなる弾性仕切壁を設けた ことを特徴とする。
【0007】 また、請求項2によれば、円筒状のドラムと、内部に円筒状の空間部を有しこ の空間部に前記ドラムを回転可能に収納するとともに上方および下方に前記空間 部に連通する開口部を形成したハウジングと、前記ドラムを回転する駆動機構と からなり、前記ドラム内を軸線方向に複数の部屋に区画し、前記各部屋は前記ハ ウジングに形成した開口部と連通可能な貫通孔とするとともに、前記開口部内に 水平に突出し密接して並列する複数本の弾性線からなる弾性仕切壁を設ける一方 、前記各部屋の下部をそれぞれ開閉可能なシャッターを回転可能にハウジングに 軸支したことを特徴とする。
【0008】 さらに、請求項3によれば、上部に充填物を収納するホッパーを備えた筒状の 部屋が形成され、この部屋の横断方向で上側シャッターと下側シャッターとがそ れぞれ所定の間隔を有して水平方向へスライド可能に配設されて計量空間を形成 する升計式計量充填機において、前記部屋内で前記上側のシャッターがスライド して当接する位置に、水平に突出し密接して並列する複数本の弾性線からなる弾 性仕切壁を設けてなることを特徴とする。
【0009】
【作用】
請求項1の構成によれば、ハウジングの上方に形成した開口部に粉状物・果粒 状物等の充填物を供給し、駆動機構によりドラムが回転して窓がハウジングの上 方の開口部と重なる位置になると、充填物が自重により各部屋内に落下する。
【0010】 そして、ドラムが半回転するとハウジングの開口部内に水平に突出し密接して 並列する複数本の弾性線からなる弾性仕切壁によって窓の上面の充填物がすり取 られて、各部屋内の充填物は所定の体積となる。これにより、弾性仕切壁が部屋 のエッジに当接してドラムとハウジング間の空間部に充填物が進入するのを阻止 する。エッジと弾性仕切壁との間に挟まれる充填物は、弾性仕切壁の弾性により 、弾性仕切壁の上方又は下方へ弾き出される。したがって、充填物が前記エッジ a,b間に挟まれて剪断され、破損することを防止する。
【0011】 さらに前記ドラムが半回転すると、窓が下方に位置し、各部屋内の充填物は窓 およびハウジングの下方の開口部を通過して、それぞれの開口部の下方にあらか じめ配置しておいた袋内に自重により落下する。
【0012】 再びドラムが半回転して窓がハウジングの上方の開口部に連通すると、再び充 填物が各部屋内に落下してくる。
【0013】 また、各部屋の体積を調節するには操作部を操作して移動隔壁を移動させるこ とにより各部屋の体積を調節する。前記隣り合う移動隔壁は連結しているので、 ハンドルを操作するだけで、各移動隔壁を同じ距離だけ移動し、各部屋の体積は 全く同じに調節される。
【0014】 請求項2の構成によれば、ハウジングの上方に形成した開口部に粉状物・果粒 状物等の充填物を供給し、駆動機構によりドラムが回転してその部屋がハウジン グの上方の開口部と重なる位置になると、充填物が自重により各部屋内に落下す る。
【0015】 そして、ドラムが半回転するとハウジングの開口部内に水平に突出し密接して 並列する複数本の弾性線からなる弾性仕切壁によって窓の上面の充填物がすり取 られて、各部屋内の充填物は所定の体積となる。これにより、弾性仕切壁が部屋 のエッジに当接してドラムとハウジング間の空間部に充填物が進入するのを阻止 する。エッジと弾性仕切壁との間に挟まれる充填物は、弾性仕切壁の弾性により 、弾性仕切壁の上方又は下方へ弾き出される。したがって、充填物が前記エッジ a,b間に挟まれて剪断され、破損することを防止する。
【0016】 そこで、前記シャッターを開く方向へ回転させると、部屋の下部が開口し、ハ ウジング下部の開口部の下方にあらかじめ配置しておいた袋内に自重により落下 する。その後、ドラムを逆回転させると共にシャッターを閉じる方向へ回転させ ると、部屋がハウジングの上方の開口部に連通し、再び充填物が各部屋内に落下 してくる。
【0017】 請求項3の構成によれば、上側シャッターを開くと共に、下側シャッターを 閉じれば、ホッパー内の粉状物・果粒状物等の充填物が部屋内に落下し、計量の ため上側シャッターを閉じると、上側のシャッターが水平方向へスライドしてそ の先端部は弾性仕切壁に当接する。
【0018】 このとき、上側シャッターと弾性仕切壁の間に挟まれる充填物は、弾性仕切壁 の弾性によりその上方又は下方へ弾き出されて充填物が上側シャッターと部屋の 壁に挟まれ剪断され、破損することを防止する。
【0019】 そこで、下側シャッターを水平方向へスライドさせて開くと、部屋の下方にあ らかじめ配置しておいた袋内に自重により落下する。ついで、下側シャッターを 閉じ、上側シャッターを開くと、再び部屋内にホッパーの充填物が落下して収納 されるから前記同様にして新たな計量充填を行う。
【0020】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面に基いて説明する。図1〜図3において、升計 式計量充填機は円筒状のドラム1と、内部に円筒状の空間部2aを有し、この空 間部2aに前記ドラム1を回転可能に収納するとともに上方および下方に前記空 間部2aに連通する開口部2b,2cを形成したハウジング2と、前記ドラム2 を回転する駆動機構3とからなっている。
【0021】 前記ドラム1内には軸線方向に複数の部屋4……に区画する固定隔壁5,6を 配設してある。一方の固定隔壁5は前記ドラム2の中間部に固着し、中央には貫 通孔5aを形成してある。他方の固定隔壁6は前記ドラム2の図中右端部近傍に 固着し、部屋4に臨む側面には円筒状の穴6aを形成してある。
【0022】 前記ドラム2に設けた固定隔壁5の両側には前記各室4……内を軸線方向に摺 動可能に移動隔壁7,8を配設してある。この移動隔壁7,8は前記固定隔壁5 に形成した貫通孔5aに摺動自在に嵌合するシャフト9の両端に固着することに より連結してある。移動隔壁7の図1中右側に固着したシャフト10の先端は前 記固定隔壁6に形成した円筒状の穴6aに摺動自在に嵌合している。
【0023】 前記ハウジング2の一側端にはサイドプレート11を固着し、このサイドプレ ート11の中央にはねじ孔11aを形成してある。このねじ孔11aには一端に 操作部としてのハンドル12aを形成したシャフト12が螺合し、このシャフト 12の先端には前記移動隔壁7を固着してある。
【0024】 また、前記ドラム2の固定隔壁6の外側には回転盤13が嵌合している。この 回転盤13の外周には軸線方向に突条13aを形成し、この突条13aがドラム 2の内壁に形成した溝2dに係合している。前記ハウジング3の他側端には前記 回転盤13を覆うサイドプレート14を固着してある。このサイドプレート14 には貫通孔14aを形成するとともに、駆動機構3を固着している。この駆動機 構3に設けた出力軸3aは前記サイドプレート14に形成した貫通孔14aに突 出した前記回転盤13に連結している。
【0025】 さらに、前記ドラム1に設けた各部屋4の周側部には前記ハウジング2に形成 した開口部2b,2cに連通可能な窓1aを形成してある。図3及び図4に示す ように、この窓1aに面してハウジング2の側壁から開口部2b内に水平に進入 し、密接して並列し、ハウジング2の開口部2bのエッジbを覆う複数本の弾性 線20aからなる弾性仕切壁20が設けられる。弾性線20aは略L字型に曲げ たピアノ線の複数本からなり、その短尺部の端部20bがエッジbを覆うように 、かつ、そのばね性を発揮できるように、窓1aに面する開口部2b内に突出し ている。弾性線20aの長尺部20cはハウジング2の外側面に沿って垂下し、 その下端部は固定部21でハウジング2に固定してある。
【0026】 前記ハウジング2の上方に形成した開口部2bの上面にはホッパ15を設けて ある。また、ハウジング2の下方には前記各部屋4にそれぞれ対応して形成した 開口部2cに連通する排出管16を形成してある。
【0027】 この実施例によれば、充填物をホッパ15に供給しておき、駆動機構3により ドラム1を回転させて窓1aをハウジング2の上方に形成した開口部2bに重ね 合わせると、充填物はホッパ15から自重により開口部2bおよび窓1aを通過 した各部屋4内に充填される。
【0028】 さらにドラム1が回転すると窓1aの上面は弾性仕切壁20を形成する弾性線 20aの端部20bによって窓1aの上面の充填物はすり取られ、各部屋4内の 充填物は一定となる。エッジaと弾性仕切壁20との間に挟まれる充填物は、弾 性仕切壁20の弾性により、弾性仕切壁20の上方又は下方へ弾き出される。こ れにより、エッジaとエッジbがかみ合わないために、充填物が挟まれて剪断さ れることはない。
【0029】 ドラム1が半回転して窓1aが下方に位置すると、各部屋4内の充填物は窓1 aおよび開口部2cを介して排出管16から図外の袋に充填される。そして、ド ラム1は再び駆動機構3から回転力が伝達されて逆に半回転し、ドラム1の窓1 aは再び上方に位置する。
【0030】 各部屋4の体積を調節するには操作部としてのハンドル12aを回転すること により移動隔壁7,8を摺動すれば良い。前記移動隔壁7,8はシャフト9によ り連結してあるので、常時同じ距離分移動し、どの部屋4の体積も同じとなるの である。
【0031】 なお、ドラムに形成する部屋は3個以上としても良く、窓の位置は各部屋ごと に円周方向にずらしても良い。また、ドラムに形成した窓は各部屋ごとに形成し ないで、軸線方向につながった一つのものとしても良い。さらに、操作部として は、ハンドル式に限らず、油圧装置等を用いて移動隔壁を摺動させても良い。
【0032】 図5から図8にこの考案の第2実施例を示す。この例において、ドラム22は 、前記実施例のドラム1とは異なり、図5,6に示すように、直径方向で相対向 して形成された窓1a,1aと合致して軸線を共通にする貫通孔形の部屋4aが 、固定隔壁6,7,8で形成されることにより、その部屋4aが定量空間を形成 している。したがって、部屋4aは前記実施例におけるような可変空間でなく、 そのための構成(図1における、符号5a,6a,9,10)を有しないが、ド ラム22を回転させる駆動機構3を有することは前記実施例と同じである。
【0033】 そのうえ、この部屋4aの下端側には、回転シャッター23が軸24にて回転 可能にハウジング2に支持されている。回転シャッター23の上面はドラム22 の円弧面と同じ曲率を有する弧面となっている。軸24はハウジング2の操作部 12側(図1参照)の側面から手動又は動力により回転操作できるようにしてあ る。
【0034】 そして、弾性仕切壁20は前記実施例と同様に、弾性線20aの長尺部を固定 部21に固定し、ハウジング2の外壁に沿って垂下して下端部20cが固定部2 1にてハウジング2に固定され、短尺部がハウジング2の側壁から開口部2b内 に水平に進入し、その端部20bは開口部2aの幅を約半分位覆う長さにしてあ る。
【0035】 そこで、この第2実施例の作用を説明すると、図7に示すように、部屋4aの 下部を回転シャッター23で閉鎖した状態で、ホッパ15内の充填物を部屋4a 内に充填したのち、前記実施例と同様にしてドラム22を略半回転させれば、ド ラム22のエッジaが弾性仕切壁20の端部20bと接触するまでの間に充填物 がすり取られ、部屋4a内に定量の充填物が収納される。エッジaと弾性仕切壁 20との間に挟まれる充填物は、弾性仕切壁20の弾性により、弾性仕切壁20 の上方又は下方へ弾き出される。したがって、充填物はエッジaとエッジbに挟 まれることなく、そのため、エッジaとエッジbにて剪断されるおそれなく、計 量かつ充填される。
【0036】 そこで、図8に示すように、回転シャッター23を開くと部屋4a内の充填物 が図外の袋に充填される。そして、ドラム22は再び駆動機構3から回転力を伝 達して逆回転させ、部屋4aが開口部2bと対面すると、充填物が再び部屋4a 内に収納される。
【0037】 さらに、図9に第3実施例を示す。この例において、部屋4bは円形又は多角 形断面の筒形であって上部にホッパー15が連結され、部屋4bの外側から進入 して部屋4bを閉塞する板状の上側シャッター25と下側シャッター26が所定 の間隔を有してそれぞれ水平方向へスライド可能に配設されて計量空間を形成す るように構成されている。
【0038】 そして、前記部屋4b内で前記上側シャッター25の先端部がスライドして当 接する位置に、水平に突出し密接して並列する複数本の弾性線からなる弾性仕切 壁20を設けてある。弾性仕切壁20は前記実施例と同様に、弾性線20aの短 尺部20bが部屋4b内に進入し、長尺部20cを固定部21に固定し、部屋4 bの外壁に沿って垂下して下端部が固定部21にて部屋4bの外側に固定されて いる。
【0039】 この例に付き作用を説明すると、上側シャッター25を開くと共に、下側シャ ッター26を閉じれば、ホッパー15内の粉状物・果粒状物等の充填物が部屋4 b内に落下し、計量のため上側シャッター25を閉じると、上側のシャッター2 5が水平方向へスライドしてその先端部は弾性仕切壁20に当接する。
【0040】 このとき、上側シャッター25と弾性仕切壁20の間に挟まれる充填物は、弾 性仕切壁20の弾性によりその上方又は下方へ弾き出されて充填物が上側シャッ ター25と部屋4bの内壁に挟まれ剪断され、破損することを防止する。
【0041】 そこで、下側シャッター26を水平方向へスライドさせて開くと、部屋4bの 下方にあらかじめ配置しておいた袋内に自重により落下する。ついで、下側シャ ッター26を閉じ、上側シャッター25を開くと、再び部屋4b内にホッパー1 5の充填物が落下して収納されるから前記同様にして新たな計量充填を行う。
【0042】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、請求項1から3の考案によれば、弾性仕切壁 をハウジングの開口部又は部屋内に水平方向で密接して並列したので、充填物が ドラムとハウジングのエッジ間又は上側シャッターと部屋の内壁間に挟まれて剪 断され、破損するという不都合を防止することができる。また、短時間で大量の 計量と充填を行うことが可能であるという効果がある。
【0043】 さらに、請求項1の考案によれば、操作部の操作だけで各部屋の体積を一度に 調節できるので充填量を簡単に調整できる。請求項2の考案によれば、部屋がド ラムを貫通して形成され、その下部にシャッターが配置されているから、ドラム を半回転させるまでもなく、エッジと弾性仕切壁が接触した状態の傾斜角度にお いて、シャッターを開くと充填物が自重にて直ちに落下することができるために 、ドラムの回転操作は半回転するまでもなく、したがって、ドラム回転操作時間 を短縮できる。加えて、請求項2の考案によれば、部屋の体積を変化させる機構 を有しないために、正確な計量ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す断面図。
【図2】図1の概要斜視図。
【図3】図1のA−A線における断面図。
【図4】図3のB−B線における断面図。
【図5】この考案の第2実施例を示す図1同様の断面
図。
【図6】図5のC−C断面図。
【図7】図6の作用説明図。
【図8】図6の作用説明図。
【図9】この考案の第3実施例を示す断面側面図。
【図10】従来例における図3同様の断面図。
【符号の説明】
1…ドラム 1a…窓 2…ハウジング 2a…空間部 2b,2c…開口部 3…駆動機構 4,4a,4b…部屋 5,6…固定隔壁 7,8…移動隔壁 12…操作部 15…ホッパー 20…弾性仕切壁 23…回転シャッター 25…上側シャッター 26…下側シャッター

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状のドラムと、内部に円筒状の空間
    部を有しこの空間部に前記ドラムを回転可能に収納する
    とともに上方および下方に前記空間部に連通する開口部
    を形成したハウジングと、前記ドラムを回転する駆動機
    構とからなり、前記ドラム内には軸線方向に複数の部屋
    に区画する固定隔壁を形成するとともに、前記各室に軸
    線方向に摺動可能な移動隔壁を配設し、この隣り合う移
    動隔壁を連結するとともに該移動隔壁を移動させる操作
    部を設け、前記各部屋の周側部には前記ハウジングに形
    成した開口部に連通可能な窓を形成した升計式計量充填
    機において、前記開口部内に水平に突出し密接して並列
    する複数本の弾性線からなる弾性仕切壁を設けたことを
    特徴とする升計式計量充填機。
  2. 【請求項2】 円筒状のドラムと、内部に円筒状の空間
    部を有しこの空間部に前記ドラムを回転可能に収納する
    とともに上方および下方に前記空間部に連通する開口部
    を形成したハウジングと、前記ドラムを回転する駆動機
    構とからなり、前記ドラム内を軸線方向に複数の部屋に
    区画し、前記各部屋は前記ハウジングに形成した開口部
    と連通可能な貫通孔とするとともに、前記開口部内に水
    平に突出し密接して並列する複数本の弾性線からなる弾
    性仕切壁を設ける一方、前記各部屋の下部をそれぞれ開
    閉可能なシャッターを回転可能にハウジングに軸支した
    ことを特徴とする升計式計量充填機。
  3. 【請求項3】 上部に充填物を収納するホッパーを備え
    た筒状の部屋が形成され、この部屋の横断方向で上側シ
    ャッターと下側シャッターとがそれぞれ所定の間隔を有
    して水平方向へスライド可能に配設されて計量空間を形
    成する升計式計量充填機において、前記部屋内で前記上
    側のシャッターがスライドして当接する位置に、水平に
    突出し密接して並列する複数本の弾性線からなる弾性仕
    切壁を設けてなることを特徴とする升計式計量充填機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200006328A (ko) * 2018-07-10 2020-01-20 김오호 과립 또는 분말 충진장치
KR20210064596A (ko) * 2019-11-26 2021-06-03 주식회사 이씨엠 중량선별 일체형 계수기
CN113955163A (zh) * 2021-11-18 2022-01-21 陕西陕富大荔面业有限责任公司 一种面粉填充设备

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