JPH07262905A - ヒュージブルリンクボックス - Google Patents

ヒュージブルリンクボックス

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JPH07262905A
JPH07262905A JP5222394A JP5222394A JPH07262905A JP H07262905 A JPH07262905 A JP H07262905A JP 5222394 A JP5222394 A JP 5222394A JP 5222394 A JP5222394 A JP 5222394A JP H07262905 A JPH07262905 A JP H07262905A
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JP
Japan
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box
vehicle
fusible link
air hole
outside
Prior art date
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Application number
JP5222394A
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JP3046708B2 (ja
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Tomonori Yoshikawa
智則 吉川
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UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水抜きを兼ねる通気孔を備えるヒュージブル
リンクボックスにおいて、車両が傾いても水捌けを良好
に保てるようにする。 【構成】 通気孔をボックス底部の角に開口する。ボッ
クス内で通気孔への迂回路を形成する邪魔壁を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は車両などのヒュージブ
ルリンクボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、トラックにおいては図7のよう
に、シャシフレーム1に電装部品の電源回路を保護する
ヒュージブルリンクを集中的に収納するボックス2が設
けられる(公技番号89ー15152)。ボックス2は
図8,図9のようにシャシフレーム1への取付部を備え
る主部3と、その開口面をカバーする蓋部4とで構成さ
れ、内部にヒュージブルリンクのヒューズブロック(図
示せず)が納められる。主部3にハーネス引き出し用の
グロメット5がはめ付けられ、そのグロメット5を含む
開口縁を密封するシール6が蓋部に設けられる。ボック
ス2内の通電に因る熱を外部へ逃がすため、図10のよ
うに蓋部4の底面に通気ホース7を組み付けた例も見ら
れるが、蓋部4の底面をシール6下方で横向きに開口す
る通気孔8が一体形成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来例では横向きの通気孔8や通路の長い通気ホース7
で、外部からボックス2内へ撥ね水などが浸入するのを
抑えるようになっているが、水が浸入してしまった場
合、図11のように車両の傾きで水が溜まって容易に抜
けないという不具合が懸念される。
【0004】この発明はこのような問題点を考慮してな
されたもので、車両が傾いても水捌けを良好に保てるヒ
ュージブルリンクボックスの提供に目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明では車両など
のヒュージブルリンクボックスにおいて、ボックス内の
熱を外部へ逃がす通気孔をボックス底部の角に開口す
る。
【0006】第2の発明では、車両などのヒュージブル
リンクボックスにおいて、ボックスを傾斜して取り付け
ると共に、その底部の最下角にボックス内の熱を外部へ
逃がす通気孔を開口する。
【0007】第3の発明では、第1または第2の発明に
おけるボックス内で通気孔への迂回路を形成する邪魔壁
を設ける。
【0008】第4の発明では、第1または第2の発明に
おける通気孔として、ボックス底部の角を底上げする凹
部と、その空間をボックス内に開口する切欠穴を設け
る。
【0009】
【作用】第1の発明によれば、仮に車両が傾いてもボッ
クス底部のいずれかの角が下がるため、その部位に開口
する通気孔を介して内部の水は外部へ流れ出る。
【0010】第2の発明によれば、ボックスを傾斜して
取り付けるので、平常時の水捌けが良くなると共に、車
両がいずれに傾いてもボックス底部の最下角が変わらな
い傾斜角度をボックスに与えることで、その部位に限定
して通気孔を形成するだけで済む。
【0011】第3の発明によれば、外部から撥ね水など
が通気孔に入っても、邪魔壁で阻止されるため、ボック
ス内のヒュージブルリンクに水が掛かるのを防止でき
る。
【0012】第4の発明によれば、良好な水捌けを定常
的に確保できるほか、外部から撥ね水などが掛かって
も、凹部が切欠穴を囲うので、撥ね水などがボックス内
へ飛び込むのを防止できる。
【0013】
【実施例】図1,図2において、10は車両のヒュージ
ングリンクボックスで、その背面側でシャシフレームに
固定される(図7参照)。ボックス10はシャシフレー
ムへの取付フランジ11を備える主部12と、その開口
面をカバーする蓋部13とで構成され、主部12内にヒ
ュージブルリンク14のヒューズブロック15が納めら
れる。主部12の開口縁から切欠部16にハーネス引き
出し用のグロメット17がはめ付けられ、そのグロメッ
ト17の係合部を含む開口縁を密封するシール(図示せ
ず)が蓋部13に設けられる。ボックス10内の通電に
因る熱を外部へ逃がすため、シャシフレームに沿う前後
の両サイドでボックス10底部の角に通気孔18が開口
される。ボックス10内で通気孔18の前面を遮る邪魔
壁19が設けられ、通気孔18をボックス10内に連通
させる迂回路19aを形成する。
【0014】このような構成により、ボックス10内の
熱は邪魔壁19の迂回路19aを通して通気孔18から
外部へ逃がされる。外部から撥ね水などが通気孔18に
入っても、邪魔壁19で阻止されるため、ボックス10
の奥方への進入を防止できる。車両が前後に傾いても図
3のようにボックス10底部のいずれかの角が下がるた
め、その部位に開口する通気孔18を介して内部の水は
外部へ流れ出る。つまり、ボックス10内の良好な水捌
けを定常的に確保できる。蓋部13にも通気孔18およ
び邪魔壁19をボックス10底部の角に設けると、車両
が左右に傾いても蓋部13側に集まる水を排出できる。
【0015】ボックス10は車載上のレイアウトに規制
され、垂直な縦置きに配置できず、図4のようにシャシ
フレーム1に傾斜して取り付ける場合でも、ボックス1
0底部の角に通気孔18が開口するので、良好な水捌け
を確保できる。車載上のレイアウトに拠る規制の有無に
拘わらず、ボックス10を積極的に傾斜して取り付ける
ことで、車両がいずれに傾いてもボックス10の最下角
が変わらない傾斜角度をボックス10に与えると、その
部位(片側の角)にのみ通気孔18を形成するだけで済
む。
【0016】図5は他の実施例を示すもので、通気孔1
8としてボックス10底部の角を底上げする凹部20
と、その内側をボックス10内に開口する切欠穴21が
設けられる。凹部20はボックス10下面に開放される
空間を画成するもので、その開放面積を広げるためにボ
ックス側壁の一部分に切欠窓22が形成される。切欠穴
21については、ボックス10内の底上げ面の角で切欠
窓22に向き合うのを避けて開口されるが、撥ね水など
の浸入防止よりも水捌けを優先する場合は、穴21の位
置を下げてボックス10内の底面と同じ高さに開口させ
るようにしても良い。
【0017】これによれと、車両が傾いても良好な水捌
けが確保できるほか、凹部20で通気孔18の開口面積
が大きく取れるため、ボックス10内を良好に換気でき
る。外部から撥ね水などが掛かっても、凹部20が切欠
穴21を囲うので、前記の邪魔壁19と同じく撥ね水な
どがボックス10の奥方へ飛び込むのを防止できる。
【0018】
【発明の効果】第1の発明によれば、車両などのヒュー
ジブルリンクボックスにおいて、ボックス内の熱を外部
へ逃がす通気孔をボックス底部の角に開口したので、車
両が傾いても良好な水捌けを確保できる。
【0019】第2の発明によれば、車両などのヒュージ
ブルリンクボックスにおいて、ボックスを傾斜して取り
付けると共に、その底部の最下角にボックス内の熱を外
部へ逃がす通気孔を開口したので、片側の通気孔のみで
良好な水捌けを定常的に確保できる。
【0020】第3の発明によれば、ボックス内で通気孔
への迂回路を形成する邪魔壁を設けたので、第1の発明
または第2の発明で生じる効果に加えて、ボックス内の
ヒュージブルリンクへ撥ね水などが掛かるのも防止でき
る。
【0021】第4の発明によれば、第1または第2の発
明における通気孔としてボックス底部の角を底上げする
凹部と、その空間をボックス内に開口する切欠穴を形成
したので、車両が傾いても水捌けが確保できるほか、外
部から撥ね水などが掛かっても、凹部が切欠穴を囲うの
で、前記の邪魔壁と同じく撥ね水などがボックスの奥方
へ飛び込むのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す分解斜視図である。
【図2】同じくボックスの一部断面図である。
【図3】同じく作用説明図である。
【図4】他の実施例を示す取付状態図である。
【図5】別の実施例を示すボックス内の一部斜視図であ
る。
【図6】同じくA矢視図とそのB−B断面図である。
【図7】従来例を説明する取付状態図である。
【図8】同じく外観斜視図である。
【図9】同じく一部断面図である。
【図10】別の従来例を示す一部断面図である。
【図11】従来例の説明図である。
【符号の説明】
10 ヒュージブルリンクボックス 12 ボックス主部 13 ボックス蓋部 14 ヒュージブルリンク 17 ハーネス引き出し用のグロメット 18 通気孔 19 邪魔壁 19a 迂回路 20 凹部 21 切欠穴

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両などのヒュージブルリンクボックス
    において、ボックス内の熱を外部へ逃がす通気孔をボッ
    クス底部の角に開口したことを特徴とするヒュージブル
    リンクボックス。
  2. 【請求項2】 車両などのヒュージブルリンクボックス
    において、ボックスを傾斜して取り付けると共に、その
    底部の最下角にボックス内の熱を外部へ逃がす通気孔を
    開口したことを特徴とするヒュージブルリンクボック
    ス。
  3. 【請求項3】 ボックス内で通気孔への迂回路を形成す
    る邪魔壁を設けたことを特徴とする請求項1または2に
    記載のヒュージブルリンクボックス。
  4. 【請求項4】 通気孔としてボックス底部の角を底上げ
    する凹部と、その空間をボックス内に開口する切欠穴を
    形成したことを特徴とする請求項1または2に記載のヒ
    ュージブルリンクボックス。
JP6052223A 1994-03-23 1994-03-23 ヒューシブルリンクボックス Expired - Fee Related JP3046708B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014181656A1 (ja) * 2013-05-07 2014-11-13 住友電装株式会社 電気接続箱
JP2017046395A (ja) * 2015-08-25 2017-03-02 矢崎総業株式会社 電気接続箱の排水構造

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