JPH0726249B2 - ポリエステルステ−プルフアイバ−の製造方法 - Google Patents

ポリエステルステ−プルフアイバ−の製造方法

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JPH0726249B2
JPH0726249B2 JP61078409A JP7840986A JPH0726249B2 JP H0726249 B2 JPH0726249 B2 JP H0726249B2 JP 61078409 A JP61078409 A JP 61078409A JP 7840986 A JP7840986 A JP 7840986A JP H0726249 B2 JPH0726249 B2 JP H0726249B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は特殊断面形状を有するポリエステルステープル
ファイバーの製造法に関するものであり、さらに詳しく
は優れた抗ピル性、吸水性を有するポリエステルテープ
ルファイバーをπ字型の吐出ノズルを用い細繊度のファ
イバーを紡糸性良く得る方法に関するものである。
〔従来技術〕
従来、抗ピル性の良好な繊維を得るために低粘度のポリ
マーを用いて繊維の強度を低下させ、強度を低下させる
に有効な第3成分を共重合したポリマを用いる方法が知
られている。また例えば、特開昭51−109320号公報、特
開昭52−148221号公報のように繊維断面をU字形等の異
形とすることによって抗ピル性の向上をはかっている。
一方、吸水性の良好な繊維を得るためには、吸水性に有
効な第3成分を共重合したポリマを用いたり、繊維表面
に吸水剤を塗布したり、繊維表面にミクロボイドを形成
したり、繊維を中空化したり、又それらを組合せる方法
が知られている。また更には例えば、特開昭55−122074
号公報のように繊維断面を異形化することで吸水性が向
上させようとしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、前記したいずれの方法においても、実用
上十分な抗ピル性、吸水性を付与することは困難であ
る。なぜなら、このように繊維に機能性を付与しようと
すると繊維の強力低下、フロスティングの発生、染色性
の低下など種々の問題が生じ、また製品のコストアップ
につながってきた。そこで本発明者らは、鋭意検討を重
ねた結果繊維断面を特殊な形状、すなわちπ型とするこ
とで製品のコストアップを最小限におさえ、繊維のもっ
ている基本的な性質をそこなうことなく、抗ピル性ばか
りか吸水性をも同時に満足する繊維が得られることを知
った。
しかしながらπ型断面糸にはこのような優れた性質があ
る反面、生産性の向上面から多ホール化した口金を用い
て紡糸すると融着、糸切れ、糸の太さ斑(繊度斑)等の
問題が生じてしまう。
本発明の目的はこれらの問題を解決し、ノズル形状がπ
字形であるステープル用多ホール口金を用い、衣料用布
帛に適した細繊度の繊維を紡糸性(糸切れ、融着、繊度
斑)に問題なく安定して紡糸し、衣料用布帛に優れた抗
ピル性、吸水性を有するステープルファイバーの製造方
法を提供することである。
〔発明の構成〕
前記した本発明の目的は構成単位の85モル%以上がエチ
レンテレフタレートであるポリエステルからなる直線状
断面部A,B,Cから構成され、直線状断面部Aに対して他
の2本の直線状断面図B,Cが、直線状断面Aの先端から
内側に入った部分の同一側面に接合され、且つ直線状断
面部B,Cの外側面が直線状断面部Aの先端部と直線状断
面部B,Cの外側面からなる接線の内側にある特殊断面形
状を有する単繊維繊度が2.5デニール以下のポリエステ
ルステープルファイバーを製造するに際し、 (イ)次式を満足するπ型ノズル孔を有する口金を用
い、 0.05≦S≦0.08(mm) 0.5≦l2/l1≦1.2 W≧0.20(mm) h≧0.30(mm) Z≧0.10(mm) 75゜≦α≦100゜ (ただし、S:スリット巾、l1:スリット長さ、l2:スリッ
ト高さ、W:溝巾、h:溝深さ、Z:接合位置、α:スリット
角度とする) (ロ)ドラフト率≦500、孔周長当りの吐出量≧0.015
(cm3/sec・cm)でポリマ吐出を行ない、 (ハ)吸引冷却開始位置が口金面下10〜100mmの位置で
あり、吸引冷却長10〜80mmの吸引装置を用い、10〜60m/
minで吸引冷却した後、続いて30〜90m/minの風速で吹き
出し冷却する方法により達成できる。
本発明において目的とするテープルファイバーの断面は
第1図で示される如くπ断面形状であり、使用する紡糸
口金はノズル孔が、たとえば第2図に示される様な断面
を持つものが好ましく、第3図に示される様にスリット
bおよびスリットcの先端部を円形にするとより好まし
い。
従来から知られている異形孔であるT、*、H、U形で
は本発明の目的とする優れた抗ピル性、吸水性を同時に
満足することはできない。
又本発明の口金はテープル生産用であり、その生産性か
ら当然多ホールのものが必要となり、300ホール以上の
ものを用いることが好ましい。
本発明において用いられる口金の孔サイズは次の範囲を
満足する必要がある。
0.05≦S≦0.08(mm) 0.5≦l2/l1≦1.2 w≧0.20(mm) h≧0.30(mm) Z≧0.10(mm) 75゜≦α≦100゜ 口金の孔サイズについて第2図を用いて更に説明する。
本発明においてはスリット巾S1,S2,S3はいずれも0.05〜
0.08(mm)の範囲でなければならない。0.05mmより狭く
なるとポリマ中の異物、および分解物でノズル詰まりを
発生しやすくなる。
一方0.08mmより大きくなるとドラフト率の増加を招いて
繊度斑の増大、糸切れ発生の原因となる。口金製作上の
精度を考慮すると好ましくは0.06〜0.08(mm)であり、
またS1,S2,S3がすべて等しいことが好ましい。
スリット高さとスリット長の比l2/l1は0.5〜1.2の範囲
でなければならず、好ましくは0.6〜1.0である。この範
囲を越えると本発明の目的の断面形状をもったステープ
ルファイバーは得られない。l2/l1が0.5より小さくなる
とステープルファイバーの直線状断面部B,CがAに比べ
短くなり吸水性の効果は失われる。
l2/l1が1.2より大きくなると直線状断面部B,CがAに比
べ長くなり、紡糸時の中空化の危険が大きくなり糸切れ
発生の原因となる。
また溝巾Wと溝深さhはそれぞれ0.20mm以上、0.30mm以
上とする必要がある。
好ましい溝巾Wは0.2〜1.0(mm)、溝の深さhは0.3〜
1.5(mm)の範囲であり、さらに好ましくはそれぞれ0.2
〜0.8(mm)、0.3〜0.7(mm)の範囲である。
溝巾Wを0.20mm未満にするとスリットb,cからポリマが
吐出される際に融着をおこしやすくなる。またスリット
b,cで構成される溝深さhは0.3mm以上にすることによ
り、紡糸条件、特に温度を変更しても安定して目標の繊
維断面の溝の深さを得ることができる。
また、スリットaに対するスリットb,cの接合位置Z1,Z2
はスリットaの先端部より0.1mm以上内側に接合するこ
とが必要であり、好ましくは0.1〜0.25mmの範囲であ
る。
0.1mmより小さくすると吐出時のバラス効果によって先
端部より内側に接合された本発明の断面形状を有するス
テープルファイバーを得ることは困難となる。
次にスリットaに対してスリットb,cが接合されてなす
スリット角度αは75゜〜100゜の範囲で任意に設定して
よいが、吐出ポリマの安定性の点で90゜に設定するのが
最も好ましい。αが100゜を越えるとステープルファイ
バーが中空化され吸水性が落ちる。
また75゜より小さくなると吸水性が落ちてしまう。
本発明の口金としては上記ノズル孔サイズを満足するも
のであれば第2,3図に限定されず使用可能であるが前記
ノズル孔サイズをもつ口金の上部を更に、50〜150(×1
05dyne/cm2)の範囲のズリ応力を有する孔形が円形であ
るノズル孔をもつ口金を使用する方が、紡出糸の繊度斑
を小さくするうえでより好ましい。
上記ノズル孔を有する口金を用いて、紡糸する時の条件
としては通常に採用される条件を採用可能であるが、本
発明によって得られるステープルファイバーは優れた抗
ピル性、吸水性を発揮できる衣料用分野に使用されるこ
とから、その繊度は2.5デニール以下であり、その設定
繊度となるような吐出条件にすべきであり、又紡糸時の
糸切れ、繊度斑の減少をはかるためノズル孔の孔周長当
りの吐出量を0.015cm3/sec・cm以上とする必要があり、
0.0375以下が好ましく、0.030以下がより好ましい。ま
た、ドラフト率は500以下にする必要があり、また、ド
ラフト率は100〜500の範囲にあるのが好ましい。
紡糸温度はポリマ軟化点より30℃以上高目で紡出したほ
うが好ましい。紡出された糸条は吸引冷却され、更に吹
き出し冷却される必要があり、吸引と吹き出しを併用し
たチムニーを用い冷却されることが好ましい。
吸引装置とは第5図に示す様な糸条の外周部に隣接して
いて、吸引速度を均一にできる装置である。また吹出し
チムニーとは例えば第4図に示す様な一定方向から糸条
に向けて整流された冷却風が、吹出すチムニー(冷却方
式(1)とする)や、第6図に示す様な糸条の外周部か
ら内周部に向け整流された冷却風が吹出すチムニー(冷
却方式(2)とする)でありどちらを採用してもよい。
口金から紡出された糸条は均一に冷却されることが必要
であるが、糸条による随伴気流や外乱による乱気流が生
じるのを防いで均一に冷却することが紡糸性に問題なく
繊度斑の少ない未延伸糸を得るうえで重要となる。
そこで本発明においては吸引冷却開始位置が口金面下10
〜100mmの位置であり、吸引冷却長が10〜80mmの吸引装
置を用い、10〜60m/minで吸引冷却した後、続いて30〜9
0m/minの冷却風を吹き出し冷却する。
口金面下10mm未満で吸引を開始すると、口金面まで冷却
され紡糸性が悪化してしまう。また100mmを越える位置
で吸引開始すると開始位置と口金面との間で発生した乱
気流を吸引しきれなくなる。好ましくは20〜40mmであ
る。
吸引する長さは10mm未満では吸引冷却の効果が乏しく80
mmを越えると随伴気流による乱気流が発生しやすい。好
ましくは10〜50mmである。その時の吸引速度を10〜60m/
minにすることにより乱気流を吸引しつつ、冷却するも
のである。
吸引速度が60m/minより大きいと、糸条のゆれが大きく
なり繊度斑や糸切れが発生しやすい。10m/minより小さ
いと、乱気流の吸引が十分行なわれなく冷却が不足し紡
糸性が悪化する。好ましくは30〜50m/minである。
吸引冷却に引続き行う吹き出し風の風速は30〜90m/min
の範囲で行う。30m/min未満であると冷却が完全でな
く、単繊維間の融着が起こりやすい。
90m/minを越えると糸条のゆれが大きくなり、随伴気流
も大となるため、繊度斑を大きくする原因となる。好ま
しくは30〜70m/minである。
断面に対する冷却方向としては、紡糸安定のためスリッ
トb・Cの先端方向からスリットaにむかって行うのが
好ましい。
上記したような方法で得られた未延伸糸は延伸、ケン縮
付与、熱セット、カット工程を経てステープルファイバ
ーとする。延伸、ケン縮付与、熱セット、カット工程の
条件は通常採用される条件を用いることができるが紡績
性を向上させる観点からケン縮付与についてはケン縮付
与前にトウ温度をスチーム処理によって70℃以上となし
クリンパー内で90℃以上0.5秒以上熱処理することでケ
ン縮度を向上させることが好ましい。
本発明のπ断面糸はそれ自身吸水性を有するが更に吸水
性を向上させる意味でアルカリ処理を5〜25%の範囲で
行うことが好ましい。
本発明におけるポリエステルとは構成単位の85モル%以
上がエチレンテレフタレートであり、従来公知のイソフ
タル酸、アジピン酸、アゼライン酸、トリメリット酸な
どのカルボン酸およびその誘導体、ジエチレングリコー
ル、ポリエチレングリコールあるいはその他の共重合成
分の1種又は2種以上を全共重合成分量として15モル%
を越えない範囲で含んでいてもよい。またオルソクロロ
フェノール25℃中で求めたポリエステルの固有粘度は、
紡糸時にシャープなπ断面形状を保持させるためにも0.
6以上であることが望ましい。
〔実施例〕
以下実施例をあげて本発明を具体的に説明する。
尚、実施例中の繊度変動率、抗ピル性、吸水高さ、抗フ
ロステイング性は次の方法で求めた。
A.繊度変動率 測定器 DENIER COMPUTER DC−11B(サーチ制御電機有
限会社)を使用し、試料長25mm、初荷重0.1g/dの条件で
単繊維40本を測定した値を用いた。
B.抗ピル性 ICI法、5時間で判定した。
C.吸水高さ バイレック法で長さ20cm、幅1cmの短冊状サンプルの下
端を水中に浸漬し、10分後の吸水高さを測定した。
D.抗フロステイング性 アピアランスリテンションテスターを用い2枚のサンプ
ル片を荷重750g下で直径3cmの円状に接着させ、10分間
回転擦過させた後、変色程度を変退色グレースケールで
1〜5(級)の等級判定をした。
実施例1 25℃オルソクロロフェノール溶液中で測定した固有粘度
0.66のポリエチレンツレフタレートを第1表に示す孔サ
イズをもつ500ホールの口金を用い、次の条件下で紡糸
を行った。
温 度 300℃ 吐出量 282g/min 紡 速 1100m/min チムニー 吸引、吹出し(ただし冷却方式(1)とす
る。)併用チムニー 吸引開始位置 口金面下25mm 吸引長 50mm 吸引速度 30m/min 冷却風速度 45m/min 冷却長 600mm 紡糸状況と得られた未延伸糸の繊度変動率を併せて第1
表に示す。
本発明における孔サイズの口金を使うことにより、紡糸
性は良好であり得られた未延伸糸の繊度斑も小さい。
更に実験NO.1とNO.5で得られた未延伸糸をそれぞれ50万
デニールとトウとし、95℃の液浴で3.3倍に延伸し、引
続き200℃の熱板で8秒間定長熱処理を行った後、トウ
温度をスチーム処理によって72℃となし、クリンパー内
で92℃で熱処理しながらケン縮付与し、95℃で乾燥後38
mmにカットしてステープルファイバーとした。実験No.1
のステープルファイバー(実施例)の繊度は1.5d、強度
は5.9g/d、伸度は35%、タフネスは207であり、実験No.
5のステープルファイバー(比較例)の繊度は1.5d、強
度は5.4g/d、伸度37%、タフネスは200であった。得ら
れたそれぞれのステープルファイバーと比較用として1.
5デニール、カット長38mmの丸断面のポリエステルステ
ープルファイバーと木綿を用い通常の手段で紡績を行い
綿番手として30Sの紡績糸を得た。
この糸を使用しインターロックニットを作製した。引き
続き通常行われるような条件を用い精練、染色、仕上げ
セットを実施した。
なお木綿以外のインターロックニットは精練後アルカリ
処理し15%減量した後染色、仕上げセットした試料も作
成した。
得られた編物の特性を第2表に示す。
第1表、第2表から明らかな通り、本発明の方法によれ
ば、紡糸性良く、未延伸糸の繊度斑の小さい吸水性、抗
ピル性、抗フロスティング性の優れたポリエステルステ
ープルファイバーが得られることがわかる。
実施例2 冷却条件を変更した以外は実施例1実験No.1と同様にし
て紡糸を行った。
結果を第3表に併せて示す。ただし実験No.6〜15は冷却
方式(1)で、実験No.16は冷却方式(2)でそれぞれ
冷却を行った。
口金の孔サイズが本発明の範囲にあっても冷却条件が適
正でないと糸切れ、融着、繊度斑等の問題が発生するこ
とがわかる。
〔発明の効果〕
本発明の方法によれば特殊なπ断面の形状を有する繊維
が紡糸性等の製造上の問題を生じることなく得られ、ま
た、得られたステープルファイバーを衣料用布帛として
用いると優れた抗ピル性、吸水性を発揮するものであ
る。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明で得られる糸の横断面図の一例である。 第2,3図は、本発明で好ましく使用されるノズル孔の例
である。 第4,5図は冷却方式(1)の説明図及びそのX−Y断面
図、第6図は冷却方式(2)の説明図である。 1……口金 2……吸引装置 3……吹出しチムニー(冷却方式(1)) 4…… 〃 (冷却方式(2)) 5……糸条

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】構成単位の85モル%以上がエチレンテレフ
    タレートであるポリエステルからなる直線状断面部A,B,
    Cから構成され、直線状断面部Aに対して他の2本の直
    線状断面部B,Cが直線状断面部Aの先端から内側に入っ
    た部分の同一側面に接合され、且つ直線状断面部B,Cの
    外側面が直線状断面部Aの先端部と直線状断面部B,Cの
    外側面からなる接線の内側にある特殊断面形状を有する
    単繊維繊度が2.5デニール以下のポリエステルテープル
    ファイバーを製造するに際し、 (イ)次式を満足するπ型ノズル孔を用い、 0.05≦S(mm)≦0.08 0.5≦l2/l1≦1.2 W(mm)≧0.20 h(mm)≧0.30 Z(mm)≧0.10 75゜≦α≦100゜ (ただし、S:スリット巾、l1:スリット長さ、l2:スリッ
    ト高さ、W:溝巾、h:溝深さ、Z:接合位置、α:スリット
    角度とする) (ロ)ドラフト率≦500、孔周長当りの吐出量(cm3/sec
    ・cm)≧0.015でポリマ吐出を行ない、 (ハ)吸引冷却開始位置が口金面下10〜100mmの位置で
    あり吸引冷却長が10〜80mmの吸引装置を用い、10〜60m/
    minで吸引冷却した後、続いて30〜90m/minの風速で吹出
    し冷却することを特徴とするポリエステルテープルファ
    イバーの製造方法。
JP61078409A 1986-04-07 1986-04-07 ポリエステルステ−プルフアイバ−の製造方法 Expired - Lifetime JPH0726249B2 (ja)

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