JPH07262468A - 火災受信機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、表示部や操作部への埃の侵入を防
止して故障の発生率を低下させると共に、保守が簡単で
しかも特別な部材が不必要で製作コストが安価な火災受
信機を実現することを目的とする。 【構成】 この発明は、表示操作部を備えた火災受信機
において、表示操作部のユニット部材を覆う防塵機構を
設けた火災受信機を構成した。また、表示操作部のユニ
ット部材の上方を覆う廂部をユニット盤に一体成型した
火災受信機を構成した。さらに、表示操作部のユニット
部材の上方を覆う廂部材を設けると共に廂部材に絶縁シ
ールを取り付けた火災受信機を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は函体の前面扉に表示部と
操作部等を設けた火災受信機に係り、火災監視機能やガ
ス洩れ監視機能或いは防排煙連動制御機能等を備えた火
災受信機に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】図５は従来の火災報知装置の構成説明
図、図６は要部の説明図で、特開平５−６２０８０号が
挙げられている。図５と図６において、１は火災報知装
置の筐体、２は扉、３は操作板、４は表示板、５は増設
用表示板、６は押え金具、７は補強板、８ａ，８ｂはプ
リント基板、９は絶縁紙である。１１は筐体１内の背
板、２０は取付穴である。２２は両側に多数の係合片が
形成された扉２の窓穴、２４はスタッドナット、２５は
スタッドボルトである。３１は操作板３のフランジ状の
ベゼル、３３、３４（図示せず）、３５は溝である。

【０００３】表示板４と増設用表示板５も操作板３に対
応するベゼルや溝が形成されている。４４，５６は表示
部、４６は係合部、４７はスタッドナットである。プリ
ント基板８ａには多数の電子部品と共にＣＰＵからなる
マイコンとプログラムを格納したＲＯＭ等が実装され、
マイコンによってＲＯＭに記憶された設定データに基づ
いての制御プログラムが実行されるようになっている。

【０００４】上記のように構成した火災報知装置は、操
作板３を前面より窓穴２２に挿入してから溝３４に沿っ
て操作板３を押下げて扉２に装着する。同じ動作で、増
設用表示板５と表示板４を窓穴２２内に入れて扉２に装
着する。窓穴２２に装着された操作板３と表示板４及び
増設用表示板５は、溝や突片の係合で上下関係が連結さ
れる。引き続いて係合部４６に脚部を嵌入し、押え金具
６をビスでスタッドナット２４に固定する。

【０００５】その後、表示板４と操作板３の背面にプリ
ント基板８ｂ，８ａを係止させ、挿通穴に挿通したビス
をスタッドナット４７に螺入して固定する。固定したプ
リント基板８ａ，８b の背面に、ピン等により絶縁紙９
を取付ける。その後、スタッドボルト２５に螺合するナ
ットを利用して、扉２の背面側で補強板７をプリント基
板８ｂ上を橋絡して固定する。組み付けが終わると、取
付穴２０に通したボルトにより監視センター等の壁面に
取付けられるようになっている。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】一般に、この種の火災
報知装置は、建屋内の監視センター等の壁面に取付けら
れる。壁面への取付工事は、通常扉を開放しながら作業
を進める内部結線作業と同時的に行われることが多い。
したがって、壁面の取付け工事により発生する粉塵等の
埃が、扉を開放した装置内に侵入する。勿論、取付け後
も設置室内の空間に浮遊する埃が、対流作用によって上
昇して扉等の隙間から装置の内部に侵入することもあ
る。

【０００７】一方、上述のような構成の従来の火災報知
装置は、扉に取付けられる操作板や表示板についての防
塵対策の配慮が成されているが、必ずしも十分ではなか
った。そして、従来の火災報知装置は上述のように窓穴
に操作板３等を次々に嵌めながら押し下げて装着するよ
うに構成されているので、最上部に隙間が生じることに
なる。このため、取付時は勿論のこと平常時において
も、室内空間に浮遊するゴミや埃が窓穴の隙間に溜まっ
たり隙間から内部に侵入したりして表示板４とプリント
基板８ｂの間の上部からゴミ類が侵入する。

【０００８】内部にゴミや埃が侵入すると、埃やゴミを
取り除くことが必要で保守管理に手間が掛ることにな
る。また、操作部や表示部にゴミ類が侵入すると、誤操
作や表示機能の低下の原因になる。更に、表面に堆積し
たゴミにより電子部品が発熱して、故障することがある
等の問題点がある。

【０００９】本発明は、上記従来装置の問題点を解消す
るためになされたもので、表示部や操作部への埃の侵入
を防止して故障の発生率を低下させると共に、保守が簡
単でしかも特別な部材が不必要で製作コストが安価な火
災受信機を実現することを目的とするものである。

【００１０】

【課題を解決するための手段】本発明は、前面扉に装着
孔を設けた函体と、函体の装着孔に装着され前面が操作
パネルを形成し背面側に制御基板を含むユニット部品が
取付けられた表示操作ユニットを備えた火災受信機にお
いて、表示操作ユニットのユニット部品を覆う防塵機構
を設けた火災受信機を構成したものである。

【００１１】また、前面扉に装着孔を設けた函体と、函
体の装着孔に前面から装着され周辺にフランジが形成さ
れて前面が操作パネルを形成し背面側に制御基板及びＬ
ＣＤ基板を含むユニット部品が取付けられた樹脂製のユ
ニット盤を有する表示操作ユニットを備えた火災受信機
において、ユニット盤に表示操作ユニットのユニット部
品の上方を覆う廂部を一体成型した火災受信機を構成し
たものである。

【００１２】さらに、前面扉に装着孔を設けた函体と、
函体の装着孔に前面から装着され周辺にフランジが形成
されて前面が操作パネルを形成し背面側に絶縁シールで
シールされた制御基板及びＬＣＤ基板を含むユニット部
品が取付けられた樹脂製のユニット盤を有する表示操作
ユニットを備えた火災受信機において、ユニット盤に表
示操作ユニットのユニット部品の上方を覆う廂部材を設
けると共に廂部材に絶縁シールを取り付けた火災受信機
を構成したものである。

【００１３】

【作用】取付け工事が開始されると設置室の床面や天井
或いは隣室との境界壁には配線ダクトの挿通穴が穿設さ
れて、これらの挿通穴に挿通されたダクトを通して上層
階等に設置された火災感知器や端末機器からの配線が設
置室内に導入される。また、設置場所のコンクリート壁
面にはドリル加工で、壁を削って固定用のボルトが埋め
込まれて火災受信機の函体が取り付けられる。

【００１４】設置室内に導入された多数の配線は火災受
信機の背面から函体内に引き込まれ、扉を開けた内部結
線作業で端子台等の内部接続が行われる。この際、仮令
表示操作ユニットを前面扉に装着したままでも、取付け
工事に伴って発生した粉塵等のゴミ類は上部に設けられ
た廂部材により表示操作ユニットの電子部品への付着や
表示部内への侵入が防止される。また、普段でも室内空
間を浮遊する埃類の電子部品への付着が少なくなる。

【００１５】

【実施例】図１は本発明実施例を適用した火災受信機の
主要部の構成を示す斜視説明図、図２は前面図、図３は
背面図である。図１〜図３において、１は火災受信機、
２は函体である。函体２には鋼板のような金属板が用い
られて奥行きの浅い角箱状に成形されている。３は函体
２の本体、４は前面扉、６は背面板、１２と１３は前面
扉４の前面に設けられた大小２つの装着孔、１６は前面
扉４のヒンジ機構、１８は錠前である。前面扉４はヒン
ジ機構１６に支持されて、一定の角範囲で開閉されるよ
うになっている。

【００１６】２０は表示操作ユニットで、前面扉４に組
込まれる。２１は樹脂成型されたユニット盤、２２と２
３はユニット盤２１と共に操作パネルＰa を構成するカ
バーとメンブレンシートである。ユニット盤２１の表面
側にはメンブレンシート２３が添着され、裏面側には次
に説明する制御基板やＬＣＤ基板等が取り付けられて表
示操作ユニット２０の骨格部材的な機能を司る。また、
カバー２２の裏側には後述の送受話器のソケットや印字
部のタッチスイッチ等が設けられ、カバー２２を開けて
特殊な操作が行われる。

【００１７】２４はユニット盤２１の裏面側に取付けら
れた制御基板、２５はＩＣカード、２６はＬＣＤ(Liqui
d Crystal Display)基板、２７はスピーカ、２８は防塵
機能を兼ねた樹脂製の絶縁シートである。制御基板２４
にはメンブレンシート２３の表示に対応する多数の電子
部品と共に、ＲＡＭやＲＯＭ及びＣＰＵからなるマイコ
ンが実装されている。また、樹脂製の絶縁シート２８は
操作パネルＰa の背面形状に合わせて成型されて、制御
基板２４等に実装された電子部品類を覆って電気的及び
機械的にシールする。

【００１８】ユニット盤２１の背面構造が、図４に示さ
れている。図４において、３１はユニット盤２１のフラ
ンジで、フランジ３１とフランジ３１より上部に突出し
たユニット盤２１の凸状部とで形成される段部の外形
は、装着孔１２へ装着した際に、ユニット盤２１と装着
孔１２の間に隙間が生じないような大きさに形成されて
いる。３２はフランジ３１の背面側に設けられた防塵機
構としての廂部、３３は廂部３２に連続して設けられた
ＩＣカード２５の挿入部、３４は廂部３２と挿入部３３
の外側にフランジ３１のフランジに沿って突出して形成
された３個の突状片（図１を参照）である。廂部３２
は、背面側に取付けられる制御基板２４やＬＣＤ基板２
６を覆えるだけの幅及び奥行きを有し、ユニット盤２１
の上縁に設けられて、制御基板２４やＬＣＤ基板２６等
のゴミの堆積や侵入を防止する。また、挿入部３３に
は、ＩＣカード２５が差込まれる。

【００１９】３６はスピーカ２７の取付部で、ユニット
盤２１の左下隅に設けられている。取付部３６には平行
な複数の通音溝３７が貫設され、通音溝３７を囲む環状
部内にフィルタ３８とリング３９を介装してスピーカ２
７が取付られる。４１は大形の窓孔、４２は２つの中形
の窓孔、４３は角筒状に突出して並べられた多数の小形
の窓孔である。大形窓４１には窓板が介装されＬＣＤ基
板２６によりメニュー等の表示用に用いられ、中形窓４
２と小形窓４３には共にＬＥＤが採用されて３桁のセブ
ンセグメント数値と動作状態の表示用に利用される。

【００２０】４６はユニット盤２１の下部寄りの辺縁に
突設された４個の大形の嘴状の係止片、４７は側辺や内
部に設けられた小形の係止片、４８と４９は椅子形と板
形の突出片、５１はメンブレンシート２３のタッチスイ
ッチ用の円形の突出筒、５２，５３は固定柱である。

【００２１】大形の係止片４６と前記突状３４は、表示
操作ユニット２０を前面扉４の装着孔１２に取外し自在
に装着する。また、突出片４８と４９は制御基板２４及
びＬＣＤ基板２６の側面又は底面に接触して取付時の横
又は縦方向の位置決め機能を果し、就中椅子形の突出片
４８は両面に接触して両方向の位置決めを兼用する。ま
た、小形の係止片４７は、両基板２４及び２６を係止す
る。５４は絶縁シート２８の固定用等の取付片、５５は
送受話器のプラグの差込用ソケットの取付台である。

【００２２】６０は印字ユニットで、前面扉４の下部に
設けられている。６１は合成樹脂製のケース、６２は鍔
板、６３開閉蓋である。６５はカッタを備えたチャート
の繰出し口、６６はフィーダボタンである（図２）。開
閉蓋６３はプッシュ形で開閉軸を支点に開放され、内部
にロール形の感熱紙にデータを印字記録する感熱式の印
字機構が内蔵されている。６８は弾性的に変位するロッ
ク爪で、印字ユニット６０が装着孔１３に挿入される
と、弾性力により平常状態に復元して前面扉４がロック
爪６８の端部と鍔板６２の隙間内で挟持されて印字ユニ
ット６０が自動的にロックして装着される。

【００２３】図１の７３は背面板６に固定のホルダに懸
けられた送受話器、７４は前面が観音開きに開放される
トライアングル形の配線ダクト、７５は電源基板であ
る。電源基板７５には、階段状にネジ端子を配置した端
子台やヒューズ等が取り付けられている。また、７６は
電源トランス、７８は入出力導線用の開口、７９は開口
７８を塞ぎ２つの丸形の挿通孔を形成した２分割形の絶
縁板、８１は長円形の取付孔である。取付孔８１によ
り、火災受信機１が壁掛け形等で設置される。

【００２４】このような構成の本発明の火災受信機１
は、次のように組み立てられてから設置後に所定の災害
防止動作を行う。樹脂で成型された表示操作ユニット２
０のユニット盤２１には、前述のように表示用の窓孔４
１，４２，４３とタッチスイッチ用の突出筒５１等の外
に裏面側にほぼ直角に張り出した廂部３２が一体成型さ
れている。ＣＰＵやＲＯＭを搭載した制御基板２４とＬ
ＣＤ基板２６を係止する係止片４７、およびスピーカ２
７の取付部３６等も形成されている。

【００２５】このユニット盤２１の前面には表示窓とタ
ッチスイッチを表示したメンブレンシート２３が接着剤
により添着され、裏面側には上記の係止片４７で制御基
板２４とＬＣＤ基板２６が最小限のネジで取付られる。
また、スピーカ２７等の警報装置も取付部３６に取付ら
れる。そして、このユニット盤２１が係止片４６により
前面扉４の装着孔１２に装着されてから、取付片５４に
絶縁シート２８がピン等により取付けられて基板２４，
２６の背面側をシールして表示操作ユニット２０が構成
される。

【００２６】その後、全ての部品類を組込んだ火災受信
機１が建屋内に運び込まれてから取付工事に移り、配線
作業が平行して実施されることになる。取付け工事が開
始されると設置室の床面や天井或いは隣室との境界壁に
は鉄管等で作られた配線ダクトの挿通穴が穿設されて、
これらの挿通穴に挿通されたダクトを通して上層階等に
設置された火災感知器や端末機器からの配線が設置室内
に導入される。また、設置場所のコンクリート壁面には
ドリル加工で、壁を削って固定用のボルトが埋め込まれ
て火災受信機１の函体２が取り付けられる。

【００２７】工事の際、仮令表示操作ユニット２０を前
面扉４に装着したままでも、取付け工事に伴って発生し
た粉塵等のゴミ類は上部に設けられた廂部３２や背面の
絶縁シート２８により表示操作ユニット２０への付着や
侵入が制限される。また、装着孔１２とユニット盤２１
との間には隙間がないため、普段でも室内空間を浮遊す
る埃類の電子部品への付着が少なくなる。

【００２８】一方、設置室内にダクトを通して導入され
た多数の配線は火災受信機１の背面の開口７８から函体
２内に引き込まれ、前面扉４を開けた内部結線作業で端
子台等の内部接続が行われる。そして、前記のように前
面扉４に装着された表示操作ユニット２０は函体２の本
体３内の電子部品とコネクタ接続されて、表示操作ユニ
ット２０が各地区内の火災感知器群や中継器或いはガス
洩れ検知器等の端末機器に回線で接続されて防災システ
ムが構成される。

【００２９】ここで、監視地区の火災感知器の検出信号
で火災が発報されると、表示操作ユニット２０の制御基
板２４に実装されたＣＰＵがＲＯＭに予め格納された設
定データに基づいて制御信号を出力する。同時に、表示
操作ユニット２０のパネルＰa への火災状況の表示やス
ピーカ２７による警報装置の鳴動等を実行し、同時に防
排煙機器等の端末機器が所定のプログラムで連動的に制
御されるようになっている。

【００３０】なお、上述の実施例ではユニット盤の上部
に廂部を形成した場合で説明したが、前面扉の装着孔を
上方に折曲げて廂部を形成してもよいが材質や製作の容
易性からは樹脂製のユニット盤で一体成型することが望
ましい。また、廂部をユニット盤の上部に設けたが、両
側面に延長してコ字形の防塵機構を構成するようにして
もよい。コ字形の防塵機構に絶縁シートを組み合わせれ
ば、表示操作ユニットのユニット部品がほぼ完全に包囲
されるので防塵機能を一層高めることができる。

【００３１】

【発明の効果】本発明は、前面扉に装着孔を設けた函体
と、函体の装着孔に装着され前面が操作パネルを形成し
背面側に制御基板を含むユニット部品が取付けられた表
示操作ユニットを備えた火災受信機において、表示操作
ユニットのユニット部品を覆う防塵機構を設けた火災受
信機を構成した。

【００３２】また、前面扉に装着孔を設けた函体と、函
体の装着孔に前面から装着され周辺にフランジが形成さ
れて前面が操作パネルを形成し背面側に制御基板及びＬ
ＣＤ基板を含むユニット部品が取付けられた樹脂製のユ
ニット盤を有する表示操作ユニットを備えた火災受信機
において、ユニット盤に表示操作ユニットのユニット部
品の上方を覆う廂部を一体成型した火災受信機を構成し
た。

【００３３】さらに、前面扉に装着孔を設けた函体と、
函体の装着孔に前面から装着され周辺にフランジが形成
されて前面が操作パネルを形成し背面側に絶縁シートで
シールされた制御基板及びＬＣＤ基板を含むユニット部
品が取付けられた樹脂製のユニット盤を有する表示操作
ユニットを備えた火災受信機において、ユニット盤に表
示操作ユニットのユニット部品の上方を覆う廂部材を設
けると共に廂部材に絶縁シートを取り付けた火災受信機
を構成した。

【００３４】この結果、ユニット盤とユニット盤を装着
する扉の窓穴との間に隙間ができないので、従来の火災
報知装置のように取付時は勿論のこと平常時においても
室内空間に浮遊するゴミや埃が窓穴の隙間に溜まったり
隙間から表示操作ユニットの内部に侵入したりするよう
なことが殆ど生じない。また、樹脂製のユニット盤の上
部に廂部を一体に形成したので、制御基板等のユニット
部品の埃の堆積を防ぐばかりかユニット盤の上部が廂部
によって補強される。特に、実施例のようにユニット盤
と絶縁シートとを組み合わせた防塵機構を構成すれば、
骨格基盤的な機能と機械的及び電気的なシール機能に防
塵機能を付加した多機能部材が実現することになる。

【００３５】したがって、内部に侵入した埃やゴミを取
り除くことが不必要で、それだけ保守管理が容易で手間
を省くことができる。また、ゴミ類の堆積や侵入に伴う
操作部や表示部の故障や表示機能の低下がなくなり、発
熱による電子部品の故障を皆無にすることもできる。

【００３６】よって、本発明によれば、表示部や操作部
への埃の侵入を防止して故障の発生率を低下させると共
に、保守が簡単でしかも特別な部材が不必要で製作コス
トが安価な火災受信機を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明実施例の火災受信機の主要部の構成を示
す分解斜視図である。

【図２】図１の前面図である。

【図３】図１の背面図である。

【図４】ユニット盤の裏面側の斜視図である。

【図５】従来の火災受信機の構成説明図である。

【図６】図５の要部の構成説明図である。

【符号の説明】

１ 火災受信機 ２ 函体 ３ 本体 ４ 前面扉 ６ 背面板 １２ 装着孔 １３ 装着孔 １６ ヒンジ機構 １８ 錠前 ２０ 表示操作ユニット ２１ ユニット盤 ２４ 制御基板 ２６ ＬＣＤ基板 ２７ スピーカ ２８ 絶縁シート（防塵機構） ３１ フランジ ３２ 廂部（防塵機構） ３６ 取付部 ４６ 大形の係止片 ４７ 小形の係止片 ６０ 印字ユニット ７８ 入出力導線用の開口 ８１ 取付孔 Ｐa 操作パネル

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 前面扉に装着孔を設けた函体と、該函体
   の装着孔に装着され前面が操作パネルを形成して背面側
   に制御基板を含むユニット部品が取付けられた表示操作
   ユニットを備えた火災受信機において、 前記表示操作ユニットのユニット部品を覆う防塵機構を
   設けたことを特徴とする火災受信機。
2. 【請求項２】 前面扉に装着孔を設けた函体と、該函体
   の装着孔に前面から装着され周辺にフランジが形成され
   て前面が操作パネルを形成し背面側に制御基板及びＬＣ
   Ｄ基板を含むユニット部品が取付けられた樹脂製のユニ
   ット盤を有する表示操作ユニットを備えた火災受信機に
   おいて、 前記ユニット盤に表示操作ユニットのユニット部品の上
   方を覆う廂部を一体成型したことを特徴とする火災受信
   機。
3. 【請求項３】 前面扉に装着孔を設けた函体と、該函体
   の装着孔に前面から装着され周辺にフランジが形成され
   て前面が操作パネルを形成し背面側に絶縁シートでシー
   ルされた制御基板及びＬＣＤ基板を含むユニット部品が
   取付けられた樹脂製のユニット盤を有する表示操作ユニ
   ットを備えた火災受信機において、 前記ユニット盤に表示操作ユニットのユニット部品の上
   方を覆う廂部材を設けると共に該廂部材に前記絶縁シー
   トを取り付けたことを特徴とする火災受信機。