JPH07262460A - 取継代理装置 - Google Patents

取継代理装置

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JPH07262460A
JPH07262460A JP5574594A JP5574594A JPH07262460A JP H07262460 A JPH07262460 A JP H07262460A JP 5574594 A JP5574594 A JP 5574594A JP 5574594 A JP5574594 A JP 5574594A JP H07262460 A JPH07262460 A JP H07262460A
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JP
Japan
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box
receiving
reception number
input
reception
Prior art date
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JP5574594A
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English (en)
Inventor
Kenichi Tsugami
健一 津上
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TOTSUKI KK
Canon Tokki Corp
Original Assignee
TOTSUKI KK
Tokki Corp
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Publication date
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Priority to JP5574594A priority Critical patent/JPH07262460A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 24時間無人でDPEサービスを行うのに好
適な取継代理装置を提供する。 【構成】 受領ボックス2、受取ボックス3,3…、現
金受払機4およびコントローラ部5を一体に備える機器
本体1を形成する。フィルムの現像を依頼する場合は現
像依頼フィルムを受領ボックス2の投入口2aに投入す
る。現像フィルムに基づく写真等を受け取る場合には顧
客はコントローラ部5の入力キー500を介して受付ナ
ンバーを入力する。コントローラ部5は受取ボックスと
受付ナンバーとの対応関係を示す管理テーブルから当該
受付ナンバーに対応するボックスナンバーを検索すると
ともに、受付ナンバーの入力および現金受払機4に所定
の金額が支払われたことを確認した上で、上記の如く検
索されたボックスナンバーの受取ボックスに対し解錠を
指示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は24時間無人でDPE
サービスを行うのに好適な取継代理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】顧客がフィルムの現像・プリント・引伸
を依頼する場合には現像依頼フィルムを写真DPE取継
店あるいはDPEミニラボ設置店の店員に預けており、
また現像依頼フィルムに基づく写真は写真DPE取継店
あるいはDPEミニラボ設置店に一時保管され、かつ店
員から依頼の顧客に手渡されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなDPEサービスでは現像依頼フィルムの依頼時およ
び写真の受取り時に人手(店員)を介することから、写
真DPE取継店あるいはDPEミニラボ設置店の営業終
了後は依頼も受取りさえできなくなり、サービスに時間
的な制限がある。
【0004】また、現像依頼フィルムの依頼量は写真D
PE取継店あるいはDPEミニラボ設置店の営業時間に
左右され、特に営業時間が短い店舗では現像依頼フィル
ムの依頼量が比較的少なく、売り上げの伸び悩みを招い
ている。
【0005】この発明は上述の事情に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは24時間無人でDPEサ
ービスを行うのに好適な取継代理装置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は受取ボックス、コントローラ
部、複数の受取ボックス、および現金受払機を一体に設
けた機器本体からなる取継代理装置であって、上記受取
ボックスは現像依頼フィルムを投入する投入口を有し、
上記複数の受取ボックスは現像依頼フィルムに基づく写
真等を出し入れするための鍵付扉部をそれぞれ有し、上
記コントローラ部は、上記各受取ボックスのボックスナ
ンバーと現像依頼フィルムの受付ナンバーとの対応関係
を示す管理テーブルと、顧客が受付ナンバーを入力する
ための入力手段と、上記入力手段を介して顧客が入力し
た受付ナンバーに基づき上記管理テーブルから当該受付
ナンバーに対応するボックスナンバーを検索する検索手
段と、上記入力手段を介して顧客が受付ナンバーを入力
し、かつ上記現金受払機に所定の金額が支払われたと
き、上記検索手段により検索したボックスナンバーの受
取ボックスに対し解錠を指示する解錠指示手段とを備え
ることを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は入力手段へ顧客の暗
証番号を入力することを特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明はコントローラ部が、
現像依頼フィルムの受付ナンバー等を記憶するカード型
記憶媒体と、上記カード型記憶媒体から受付ナンバー等
を読み出すカードリーダと、上記カードリーダで読み出
した受付ナンバーを管理テーブルに書き込む書込手段
と、上記書き込まれた受付ナンバーに対応するボックス
ナンバーの場所を表示する表示手段と、上記書き込まれ
た受付ナンバーに対応するボックスナンバーの受取ボッ
クスに対して解錠を指示する第2の解錠指示手段とを備
えることを特徴とする。
【0009】請求項4記載の発明はコントローラ部が、
書込手段による受付ナンバーの書き込み前に予め、ボッ
クスナンバーのいずれか一つをランダムに選択する選択
手段と、上記選択手段で選択したボックスナンバーを基
に管理テーブルを調査し、既にそのボックスナンバーに
対応して受付ナンバーが存在するか否かを調べる調査手
段と、上記調査手段による調査の結果、受付ナンバーが
既に存在する場合には上記選択手段による処理を実行さ
せる再選択指示手段と、上記調査手段による調査の結
果、受付ナンバーが存在しない場合には上記選択された
ボックスナンバーに受付ナンバーを対応させて書き込む
旨を書込手段に指示する書込位置指示手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0010】請求項5記載の発明はコントローラ部が、
書込手段による受付ナンバーの書き込み前に予め、選択
手段が選択したボックスナンバーの受取ボックスについ
て使用頻度が高いか否かを判断する頻度判断手段と、上
記頻度判断手段により使用頻度が高いと判断したときは
選択手段による処理を実行させる一方、上記頻度判断手
段により使用頻度が低いと判断したときは書込位置指示
手段による処理を実行させる頻度調整手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0011】請求項6記載の発明は表示手段が、入力手
段を介して顧客が入力した受付ナンバーに対応するボッ
クスナンバーの場所を表示することを特徴とする。
【0012】請求項7記載の発明は表示手段として、各
受取ボックスごとにLEDをそれぞれ配設したことを特
徴とする。
【0013】請求項8記載の発明は表示手段として、L
CD表示器を設けたことを特徴とする。
【0014】
【作用】この発明によれば、フィルムの現像等を依頼す
る場合には現像依頼フィルムを投入口に投入すればよ
く、また現像依頼フィルムに基づく写真等を受け取る場
合においては、顧客が入力手段を介して受付ナンバーを
入力しかつ現金受払機に所定の金額を支払えば、検索手
段および解錠指示手段を介して当該受付ナンバーに対応
するボックスナンバーの受取ボックスが開閉可能とな
り、受取ボックス内の写真等を持ち帰ることができる。
【0015】特に、請求項3記載の発明にあっては、カ
ード型記憶媒体をカードリーダに装填すると、カード型
記憶媒体に記憶されている受付ナンバー等がカードリー
ダおよび書込手段を介して管理テーブルに書き込まれる
とともに、この書き込まれた受付ナンバーに対応するボ
ックスナンバーの場所が表示手段に表示され、さらにそ
のボックスナンバーの受取ボックスが開閉可能となり、
そこに写真等を収納することができる。
【0016】請求項4記載の発明では、受付ナンバーが
対応するボックスナンバーはランダムに選択された未使
用の受取ボックスを示すものとなり、また、請求項4記
載の発明では、そのようなボックスナンバーはランダム
に選択され、しかも使用頻度が低くい未使用の受取ボッ
クスを示すものとなるため、ともに一つの受取ボックス
のみが頻繁に使用されて消耗するのを防止できる。
【0017】
【実施例】以下、この発明に係る取継代理装置の一実施
例について図1ないし図5を基に詳細に説明する。
【0018】この取継代理装置は図1に示すように箱型
の機器本体1からなり、機器本体1は受領ボックス2、
複数の受取ボックス3,3…、現金受払機4、コントロ
ーラ部5を一体に備える。
【0019】受領ボックス2には正面に現像依頼フィル
ムを投入するための投入口2aが形成されており、この
投入口2aに現像依頼フィルムを投入する場合には受付
ナンバー付の依頼袋Aに現像依頼フィルムを入れて投入
する。
【0020】なお、依頼袋Aには御預り引き換え票A1
および現像所控A2 等が添付されており、これらの用紙
にも依頼袋Aと同一の受付ナンバーが付されている。
【0021】複数の受取ボックス3,3…は上下左右に
重ねて設けられているとともに、その各正面側には現像
依頼フィルムに基づく写真等を出し入れするための鍵付
扉部3a,3a…がそれぞれ配設されている。
【0022】現金受払機4は現金そのものを投入する、
またはプリペイドカードを挿入することにより所定の金
額を支払うことが可能な周知の機器から構成されてい
る。
【0023】コントローラ部5はマイクロコンピュータ
を内蔵してなるとともに、図2に示す如く入力キー50
0、管理テーブル501、検索処理部502および解錠
指示実行部503を具備する。
【0024】入力キー500はコントローラ部5の正面
パネル5a(図1参照)に設置され、かつ顧客が現像依
頼フィルムの受付ナンバー(御預り引き換え票A1 に付
された受付ナンバー)、機器本体1の機器ナンバーおよ
び顧客の暗証番号等を入力するために設けられている。
【0025】管理テーブル501は各受取ボックス3,
3…のボックスナンバーと現像依頼フィルムの受付ナン
バーとの対応関係を示す、つまり一つのボックスナンバ
ーに対し一つの受付ナンバーを対応させて記憶する。
【0026】検索処理部502は入力キー500を介し
て顧客が入力した受付ナンバーに基づき管理テーブル5
01から当該受付ナンバーに対応するボックスナンバー
を検索する。
【0027】解錠指示実行部503は第1および第2の
解錠指示手段を兼用するもので、入力キー500を介し
て顧客が受付ナンバーを入力し、かつ現金受払機4に所
定の金額が支払われたとき、検索処理部502が検索し
たボックスナンバーの受取ボックス3に対して解錠を指
示する他、管理テーブル501に受付ナンバーが書き込
まれる際、その受付ナンバーに対応するボックスナンバ
ーの受取ボックス3に対して解錠を指示する。
【0028】なお、解錠指示実行部503は入力キー5
00を介して顧客が受付ナンバーおよび機器本体1の機
器ナンバーを入力し、かつ現金受払機4に所定の金額が
支払われたとき、検索処理部502が検索したボックス
ナンバーの受取ボックス3に対して解錠を指示するよう
に構成してもよい。
【0029】コントローラ部5はメモリーカード50
4、カードリーダ505、書込実行部506、受取ボッ
クス3,3…と同数のLED507,507…、および
LCD表示器508も具備する。
【0030】メモリーカード504には現像依頼フィル
ムの受付ナンバーや機器本体1の機器ナンバー等が入力
・記憶されており、この入力・記憶処理は現像依頼フィ
ルムを回収・現像する業者側等で行う。
【0031】カードリーダ505はメモリーカード50
4から上記のような受付ナンバーや機器ナンバー等を読
み出す。
【0032】書込実行部506はカードリーダ505で
読み出した受付ナンバーを一定の指示に従って管理テー
ブル501に書き込む。なお、一定の指示については後
述する。
【0033】LED507,507…は各受取ボックス
3,3…ごとにそれぞれ1つずつ配設されているととも
に、書込実行部506により受付ナンバーが管理テーブ
ル501に書き込まれるとき、および入力キー500を
介して顧客が受付ナンバーを入力したとき、いずれか一
つが点灯し、当該受付ナンバーに対応するボックスナン
バーの場所を表示する。
【0034】LCD表示器508はLED507,50
7…と同様に書込実行部506により受付ナンバーが管
理テーブル501に書き込まれるとき、および入力キー
500を介して顧客が受付ナンバーを入力したとき、当
該受付ナンバーに対応するボックスナンバーを数字で表
示する。
【0035】なお、LCD表示器508はこのようにボ
ックスナンバーを数字で表示する以外に、機器本体1の
操作手順等、必要に応じて各種のメッセージも表示す
る。
【0036】コントローラ部5は選択処理部509、調
査処理部510、書込位置指示実行部511、および再
選択指示実行部512をさらに具備しており、これの処
理部・実行部はすべて書込実行部506による書き込み
前に予め実行される。
【0037】選択処理部509はカードリーダ505が
メモリーカード504から受付ナンバー等を読み出した
後において、ボックスナンバーのいずれか一つをランダ
ムに選択する。
【0038】調査処理部510は選択処理部509が選
択したボックスナンバー(以下「選択ボックスナンバ
ー」という。)を基に管理テーブル501を調査し、既
にその選択ボックスナンバーに対応して受付ナンバーが
存在するか否かを調べる。
【0039】書込位置指示実行部511は調査処理部5
10における調査の結果、受付ナンバーが存在しない場
合に、書込実行部506に対し「選択されたボックスナ
ンバーに受付ナンバーを対応させて書き込む旨」を指示
する。
【0040】再選択指示実行部512は調査処理部51
0における調査の結果、受付ナンバーが既に存在する場
合に、選択処理部509による処理を実行させ、これに
より前回の処理で選択したボックスナンバーに代えて、
新たにランダムに選択した別のボックスナンバーを得
る。
【0041】なお、このようにして得られた別のボック
スナンバーは調査処理部510における処理対象とな
る。すなわち調査処理部510ではこの別のボックスナ
ンバーを基に管理テーブル501を再調査し、既にその
ボックスナンバーに対応して受付ナンバーが存在するか
否かをもう一度調べる。
【0042】この他、コントローラ部5は頻度判断処理
部513および頻度調整処理部514を具備しており、
これの処理部513,514もすべて書込実行部506
による書き込み前に予め実行される。
【0043】頻度判断処理部513は調査処理部510
による調査終了後において、選択ボックスナンバーの受
取ボックスにつき使用頻度が高いか否かを判断する。な
お、使用頻度の高低判断は各受取ボックス3,3…ごと
に使用回数を計数するとともに、この計数値がしきい値
を越えるか否かに基き行われる。
【0044】頻度調整処理部514は頻度判断処理部5
13において使用頻度が高いと判断した場合には選択処
理部509による処理を実行させ、これにより新たにラ
ンダムに選択した別のボックスナンバーを得る一方、頻
度判断処理部513において使用頻度が低いと判断した
場合には書込位置指示実行部511による処理を実行さ
せる。
【0045】なお、このようにして得られた別のボック
スナンバーは上記再選択指示実行部512の場合と同じ
く、調査処理部510における処理対象となる。
【0046】次に、上記の如く構成された取継代理装置
の動作について図1および図2を参照しつつ図3ないし
図5を基に説明する。
【0047】(イ)顧客が現像依頼フィルムを投入口2
aに投入してから、この現像依頼フィルムに基づく写真
等が受取ボックス3,3…に収納されるまでの処理を以
下に述べる。
【0048】この取継代理装置によれば、図3に示す如
く、機器本体1から顧客に対し「依頼袋Aに必要事項を
記入すべき旨」および「依頼袋Aに現像依頼フィルムを
入れて投入口2aに投入する際は依頼袋Aに添付の御預
り引き換え票A1 を受領すべき旨」等を指示・案内し、
この指示・案内通りに顧客が現像依頼フィルムを投入す
る。なお、指示・案内はLCD表示器508による文字
メッセージあるいはスピーカ(図示省略)からの合成音
声により行われる(ステップ100)。
【0049】上記の如く投入された現像依頼フィルム
は、依頼袋Aに入れられたまま受領ボックス2に一時保
管され、その後回収された後(ステップ102)、現像
される(ステップ104)。
【0050】また、回収・現像の業者側においては、依
頼袋Aまたはこれに添付の現像所控A2 を見ながらメモ
リーカード504に受付ナンバーや機器ナンバーを入力
するとともに、現像依頼フィルムの現像およびメモリー
カード504への入力・記憶が完了した時点で、その現
像依頼フィルムおよびこれに基づく写真と一体にメモリ
ーカード504を元の機器本体1へ返送する(ステップ
106)。
【0051】返送先の機器本体1側では、メモリーカー
ド504をカードリーダ505に挿入する。これにより
図4に示すような処理が実行される。
【0052】すなわち、メモリーカード504がカード
リーダ505に挿入されると、カードリーダ505がメ
モリーカード504から受付ナンバーを読み出すととも
に、選択処理部509がボックスナンバーのいずれか一
つをランダムに選択する(ステップ106−1)。
【0053】その後、調査処理部510が選択ボックス
ナンバー(選択処理部509により選択されたボックス
ナンバー)を基に管理テーブル501を調査し、既にそ
の選択ボックスナンバーに対応して受付ナンバーが存在
するか否かを調べる(ステップ106−2)。
【0054】ここで、選択ボックスナンバーに対応して
受付ナンバーが存在しない場合、すなわち選択ボックス
ナンバーの受取ボックスが空であり現在未使用である場
合には(No)、頻度判断処理部513が選択ボックス
ナンバーの受取ボックスについて使用頻度が高いか否か
を判断する(ステップ106−3)。
【0055】この際、使用頻度が低いと判断した場合に
は(No)、頻度調節処理部514が書込位置指示実行
部511による処理を実行させる。
【0056】これにより、書込位置指示実行部511は
書込実行部506に対し「選択ボックスナンバーに受付
ナンバーを対応させて書き込む旨」を指示し、また書込
実行部506は上記指示に従って受付ナンバーを管理テ
ーブル501に書き込む(ステップ106−4)。
【0057】このようなステップ106−1〜106−
4の処理によると、受付ナンバーに対応するボックスナ
ンバーはランダムに選択され、しかも使用頻度が低くい
未使用の受取ボックスを示すものとなる。
【0058】また、上記の如く管理テーブル501に受
付ナンバーが書き込まれると、その受付ナンバーに対応
する受取ボックス3に対して解錠指示実行部503が解
錠を指示し、かつLED507,507…の一つが点灯
し、上記書き込み受付ナンバーに対応するボックスナン
バーの場所を表示する(ステップ106−5)。
【0059】つまり、LED507,507…が点灯し
たボックスナンバーの受取ボックス3は扉部3aが開閉
可能となっており、またこの扉部3aを開いて当該受付
ナンバーの現像依頼フィルム(ネガ)およびこれに基づ
く写真を挿入した後、扉部3aを閉じると、この時点で
扉部3aが自動的にロックされ、受取ボックスへの写真
等の収納作業が終了する(ステップ106−6)。
【0060】なお、上記ステップ106−1〜106−
6までの処理はメモリーカード504に入力・記憶され
ているすべての受付ナンバーについて繰り返し行われ
る。
【0061】また、上記ステップ106−2における調
査の結果、選択ボックスナンバーに対応して受付ナンバ
ーが存在する場合、すなわち選択ボックスナンバーの受
取ボックスが空でなく現在使用中である場合は(Ye
s)、再選択指示実行部512が選択処理部509によ
る処理を実行させ、これにより前回の処理で選択したボ
ックスナンバーに代えて、新たにランダムに選択した別
のボックスナンバーを得て、ステップ106−2の処理
に戻る(ステップ106−7)。
【0062】一方、ステップ106−3において、使用
頻度が高いと判断した場合には(Yes)、頻度調整処
理部514が選択処理部509による処理を実行させ、
これにより新たにランダムに選択した別のボックスナン
バーを得て、ステップ106−2の処理に戻る(ステッ
プ106−7)。
【0063】(ロ)次に、受取ボックス3,3…に収納
された写真等を顧客が受け取るまでの処理を以下に述べ
る。
【0064】この取継代理装置によれば、図5に示すよ
うに機器本体1から顧客に対しLCD表示器508で
「機器ナンバーを入力すべき旨」および「受付ナンバー
を入力すべき旨」等を指示・案内する(ステップ20
0)。
【0065】この指示・案内に応じて顧客が御預り引き
換え票A1 を見ながら機器ナンバーおよび受付ナンバー
を入力すると、この受付ナンバーを基に検索処理部50
2が管理テーブル501から当該受付ナンバーに対応す
るボックスナンバーを検索する。
【0066】そして、検索処理部502での検索の結
果、当該受付ナンバーが管理テーブル501に存在しな
い場合はLCD表示器508を介して「現像依頼フィル
ムに基づく写真は未だ到着していない旨」および「その
到着予定日」等を顧客に知らせる。
【0067】この一方、当該受付ナンバーが管理テーブ
ル501に存在する場合はその受付ナンバーに対応する
ボックスナンバーをLCD表示器508で顧客に知らせ
る。この際、LED507,507…の一つが点灯し、
上記ボックスナンバーの場所を表示する(ステップ20
2)。
【0068】その後、LCD表示器508において所定
の支払い金額が表示され(ステップ204)、かつ「そ
の金額を現金受払機4に支払うべき旨」の指示・案内が
あった後(ステップ206)、顧客が現金受払機4に所
定の金額を支払うと、上記の如く検索処理部502が検
索したボックスナンバーの受取ボックス、すなわちLE
D507の点灯しているところの受取ボックス3に対し
解錠指示実行部503が解錠を指示し、これによりその
受取ボックス3の扉部3aのみが開閉可能となり、受取
ボックス3内の写真等を持ち帰ることができる(ステッ
プ208)。
【0069】したがって、上記実施例の取継代理装置に
よれば、フィルムの現像等を依頼する場合には現像依頼
フィルムを投入口に投入するだけでよく、また、現像依
頼フィルムに基づく写真等を受け取る場合は、顧客が入
力キーを介して受付ナンバー等を入力し、かつ現金受払
機に所定の金額を支払うだけで、当該受付ナンバーに対
応するボックスナンバーの受取ボックスが開閉可能とな
り、受取ボックス内の写真等を持ち帰ることができる。
このため、現像依頼フィルムの依頼時および写真の受取
り時に人手(店員)を介することがなく、現像依頼フィ
ルムの依頼時および写真の受取り時における無人化を図
れる点で、24時間無人でDPEサービスを行うのに好
適である。
【0070】また、この取継代理装置にあっては、メモ
リーカードをカードリーダに装填するだけで、メモリー
カードに記憶されている受付ナンバー等が管理テーブル
に書き込まれるとともに、この書き込まれた受付ナンバ
ーに対応するボックスナンバーの場所が表示され、さら
にそのボックスナンバーの受取ボックスが開閉可能とな
り、そこに写真等を収納することができる。このため、
業者は店員がいなくともメモリーカードをカードリーダ
に装填するだけで受取ボックス内に写真等を収納するこ
とができ、業者の写真収納時における無人化を図れる点
でも、24時間無人でDPEサービスを行うのに好適で
ある。
【0071】さらに、この取継代理装置によると、受付
ナンバーに対応するボックススナンバーはランダムに選
択され、しかも使用頻度が低くい未使用の受取ボックス
を示すものとなるため、使用頻度の均一化を図れ、一つ
の受取ボックスのみが頻繁に使用されて消耗するのを防
止でき、機器メンテナンスの回数も低減することが可能
となる。
【0072】なお、機器本体1が複数ある場合には、受
取希望先の機器本体1の機器ナンバーを依頼袋A、御預
り引き換え票A1 および現像所控A2 等に記入する一
方、回収・現像業者側では受付ナンバーを機器ナンバー
ごとに仕分けし、かつ機器ナンバーが同一の受付ナンバ
ーは一つのメモリーカード504にまとめて入力・記憶
させる。
【0073】上記実施例ではメモリーカードを用いた
が、これに代えて、他の種類のカード型記憶媒体を適用
してもよい。
【0074】上記実施例では入力キーを介し受付ナンバ
ーを入力するように構成したが、これに代えて顧客の暗
証番号を入力するように構成してもよく、このように構
成した場合には、例えば一人の顧客の写真が複数の受取
ボックスに別々に収納されている場合でも、1つの暗証
番号を入力するだけで当該写真が収納されているすべて
の受取ボックスを開とするように構成することが可能と
なり、使い勝手が向上する。
【0075】
【発明の効果】この発明に係る取継代理装置あっては、
上記の如くフィルムの現像等を依頼する場合は現像依頼
フィルムを投入口に投入し、また現像依頼フィルムに基
づく写真等を受け取る場合は、顧客が入力手段を介して
受付ナンバーを入力しかつ現金受払機に所定の金額を支
払うと、検索手段および解錠指示手段を介して当該受付
ナンバーに対応するボックスナンバーの受取ボックスが
開閉可能となり、受取ボックス内の写真等を持ち帰るこ
とができるように構成したものである。このため、現像
依頼フィルムの依頼時および写真の受取り時に人手(店
員)を介することがなく、24時間無人でDPEサービ
スを行うのに好適であり、売り上げの向上も図れる。
【0076】なお、請求項2〜8記載の発明についても
上記と同様な効果が得られる。
【0077】特に、請求項3記載の発明にあっては、カ
ード型記憶媒体をカードリーダに装填すると、カードリ
ーダおよび書込手段を介してカード型記憶媒体に記憶さ
れている受付ナンバー等が管理テーブルに書き込まれる
とともに、この書き込まれた受付ナンバーに対応するボ
ックスナンバーの場所が表示手段に表示され、さらにそ
のボックスナンバーの受取ボックスが開閉可能となり、
そこに写真等を収納することができるように構成したも
のである。このため、業者は店員がいなくともカード型
記憶媒体をカードリーダに装填するだけで受取ボックス
内に写真等を収納することができ、24時間無人でDP
Eサービスを行うのに好適である。
【0078】また、請求項4記載の発明では受付ナンバ
ーが対応するボックスナンバーはランダムに選択された
未使用の受取ボックスを示すものとなり、また、請求項
4記載の発明ではそのようなボックスナンバーはランダ
ムに選択され、しかも使用頻度が低くい未使用の受取ボ
ックスを示すものとなるため、使用頻度の均一化を図
れ、一つの受取ボックスのみが頻繁に使用されて消耗す
るのを防止でき、メンテナンスの回数も低減することが
可能となることから、24時間無人のDPEサービスを
実行する際のランニングコストの低減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る取継代理装置の一実施例の正面
図。
【図2】図1に示す取継代理装置のブロック図。
【図3】図1に示す取継代理装置の操作・作用の説明
図。
【図4】図1に示す取継代理装置の操作・作用の説明
図。
【図5】図1に示す取継代理装置の操作・作用の説明
図。
【符号の説明】
1 機器本体 2 受領ボックス 2a 投入口 3 受取ボックス 3a 鍵付扉部 4 現金受払機 5 コントローラ部 500 入力キー(入力手段) 501 管理テーブル 502 検索処理部(検索手段) 503 解錠指示実行部(解錠指示手段,第2の解錠指
示手段) 504 メモリーカード(カード型記憶媒体) 505 カードリーダ 506 書込実行部(書込手段) 507 LED(表示手段) 508 LCD表示器(表示手段) 509 選択処理部(選択手段) 510 調査処理部(調査手段) 511 書込位置指示実行部(書込位置指示手段) 512 際選択指示実行部(再選択指示手段) 513 頻度判断処理部(頻度判断手段) 514 頻度調整処理部(頻度調整手段)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受取ボックス、コントローラ部、複数の
    受取ボックス、および現金受払機を一体に設けた機器本
    体からなる取継代理装置であって、 上記受取ボックスは現像依頼フィルムを投入する投入口
    を有し、 上記複数の受取ボックスは現像依頼フィルムに基づく写
    真等を出し入れするための鍵付扉部をそれぞれ有し、 上記コントローラ部は、 上記各受取ボックスのボックスナンバーと現像依頼フィ
    ルムの受付ナンバーとの対応関係を示す管理テーブル
    と、 顧客が受付ナンバーを入力するための入力手段と、 上記入力手段を介して顧客が入力した受付ナンバーに基
    づき上記管理テーブルから当該受付ナンバーに対応する
    ボックスナンバーを検索する検索手段と、 上記入力手段を介して顧客が受付ナンバーを入力し、か
    つ上記現金受払機に所定の金額が支払われたとき、上記
    検索手段により検索したボックスナンバーの受取ボック
    スに対し解錠を指示する解錠指示手段と、 を備えることを特徴とする取継代理装置。
  2. 【請求項2】 入力手段へ顧客の暗証番号を入力するこ
    とを特徴とする請求項1記載の取継代理装置。
  3. 【請求項3】 コントローラ部が、 現像依頼フィルムの受付ナンバー等を記憶するカード型
    記憶媒体と、 上記カード型記憶媒体から受付ナンバー等を読み出すカ
    ードリーダと、 上記カードリーダで読み出した受付ナンバーを管理テー
    ブルに書き込む書込手段と、 上記書き込まれた受付ナンバーに対応するボックスナン
    バーの場所を表示する表示手段と、 上記書き込まれた受付ナンバーに対応するボックスナン
    バーの受取ボックスに対して解錠を指示する第2の解錠
    指示手段と、 を備えることを特徴とする請求項1記載の取継代理装
    置。
  4. 【請求項4】 コントローラ部が、 書込手段による受付ナンバーの書き込み前に予め、ボッ
    クスナンバーのいずれか一つをランダムに選択する選択
    手段と、 上記選択手段で選択したボックスナンバーを基に管理テ
    ーブルを調査し、既にそのボックスナンバーに対応して
    受付ナンバーが存在するか否かを調べる調査手段と、 上記調査手段による調査の結果、受付ナンバーが既に存
    在する場合には上記選択手段による処理を実行させる再
    選択指示手段と、 上記調査手段による調査の結果、受付ナンバーが存在し
    ない場合には上記選択されたボックスナンバーに受付ナ
    ンバーを対応させて書き込む旨を書込手段に指示する書
    込位置指示手段と、 を備えることを特徴とする請求項2記載の取継代理装
    置。
  5. 【請求項5】 コントローラ部が、 書込手段による受付ナンバーの書き込み前に予め、選択
    手段が選択したボックスナンバーの受取ボックスについ
    て使用頻度が高いか否かを判断する頻度判断手段と、 上記頻度判断手段により使用頻度が高いと判断したとき
    は選択手段による処理を実行させる一方、上記頻度判断
    手段により使用頻度が低いと判断したときは書込位置指
    示手段による処理を実行させる頻度調整手段と、 を備えることを特徴とする請求項3記載の取継代理装
    置。
  6. 【請求項6】 表示手段が、入力手段を介して顧客が入
    力した受付ナンバーに対応するボックスナンバーの場所
    を表示することを特徴とする請求項2記載の取継代理装
    置。
  7. 【請求項7】 表示手段として、各受取ボックスごとに
    LEDをそれぞれ配設したことを特徴とする請求項2記
    載の取継代理装置。
  8. 【請求項8】 表示手段として、LCD表示器を設けた
    ことを特徴とする請求項2記載の取継代理装置。
JP5574594A 1994-03-25 1994-03-25 取継代理装置 Pending JPH07262460A (ja)

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Cited By (1)

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