JPH07262172A - データ分析装置 - Google Patents

データ分析装置

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JPH07262172A
JPH07262172A JP4931494A JP4931494A JPH07262172A JP H07262172 A JPH07262172 A JP H07262172A JP 4931494 A JP4931494 A JP 4931494A JP 4931494 A JP4931494 A JP 4931494A JP H07262172 A JPH07262172 A JP H07262172A
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JP
Japan
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dual
map
data
analysis
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JP4931494A
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Minami Watanabe
南 渡辺
Shinji Yamane
審治 山根
Yasuyo Suzuki
保代 鈴木
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、双対尺度法でデータ分析を行う装
置に関し、分析結果を容易に活用することが可能となる
装置の提供を目的とする。 【構成】 与えられたデータを双対尺度法で分析する双
対尺度法分析手段10と、双対尺度法の分析結果が2次
元のマップ上にプロットされた表示をディスプレイ12
に行わせる双対尺度マップ表示手段14と、を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ分析を行なう装
置にかかり、特に、双対尺度法でデータを分析する装置
に関する。
【0002】双対尺度法は顧客データ,POSデータ,
マーケットリサーチ・データなどの分析に用いられてお
り、その分析結果から市場が把握され、さらに消費者の
行動が予測される。尚、双対尺度法の内容については、
文献「質的データの数量化」西里静彦著(朝倉書店)に
説明されている。
【従来の技術】従来におけるこの種のデータ分析装置
は、与えられたデータ(顧客データ,POSデータ,マ
ーケットリサーチ・データなど)を双対尺度法で分析
し、数値などが羅列された分析結果を出力する。ユーザ
(マーケッター)は装置から出力された分析結果を用紙
上にプロットしてこれを評価する。あるいは、装置から
出力された分析結果のデータをグラフ描画装置へ入力し
てディスプレイ画面のマップ上にプロット表示させ、そ
の表示内容を検討する。
【発明が解決しようする課題】従来においては、数値な
どが羅列された形で分析結果が出力されることから、統
計の専門知識を持たないユーザはその分析結果を十分に
活用できない。また統計の専門知識を持つユーザであっ
ても、膨大な量の分析結果が出力された場合には、その
評価に多大な労力を必要とし、時間を費やす。本発明は
上記従来の事情に鑑みてなされたものであり、その目的
は、高度な専門知識やノウハウを必要とすることなく、
多量のデータを容易に評価することが可能となる装置を
提供することにある。
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1発明,第2発明,第3発明,第4発明にかかる
装置は図1の様に構成されている。同図において第1発
明にかかる装置は、与えられたデータを双対尺度法で分
析する双対尺度法分析手段10と、双対尺度法の分析結
果が2次元のマップ上にプロットされた表示をディスプ
レイ12に行わせる双対尺度マップ表示手段14と、を
有する。また第2発明にかかる装置は、与えられたデー
タを双対尺度法で分析する双対尺度法分析手段10と、
双対尺度法の分析結果が2次元のマップ上にプロットさ
れた表示をディスプレイ12に行わせる双対尺度マップ
表示手段14と、与えられたデータから特化係数を算出
する特化係数算出手段16と、算出された特化係数が所
定の値以上となるプロットが直線で結ばれた表示をディ
スプレイ12に行わせる特化係数直線表示手段18と、
を有する。さらに第3発明にかかる装置は、与えられた
データを双対尺度法で分析する双対尺度法分析手段10
と、双対尺度法の分析結果が2次元のマップ上にプロッ
トされた表示をディスプレイ12に行わせる双対尺度マ
ップ表示手段14と、与えられたデータのクラスタ分析
を行なうクラスタ分析手段20と、クラスタ分析の結果
を双対尺度法分析手段10に与えて関連のプロットをク
ラスタ化してディスプレイ12に表示させるクラスタ化
プロット表示手段22と、を有する。そして第4発明に
かかる装置は、与えられたデータを双対尺度法で分析す
る双対尺度法分析手段10と、双対尺度法の分析結果が
2次元のマップ上にプロットされた表示をディスプレイ
12に行わせる双対尺度マップ表示手段14と、新たに
与えられたデータのマップ上における位置を算出する新
データ位置算出手段24と、新たに与えられたデータの
プロットが算出された位置に追加された表示をディスプ
レイ12に行わせる新データ追加表示手段26と、を有
する。
【作用】
/* 双対尺度法による分析 */ 第1発明では、与えられたデータが双対尺度法で分析さ
れ、その結果が2次元のマップ上へ直ちに表示出力され
る(図2参照)。このため、統計の専門知識を持たない
ユーザであっても、各項目の関連性(既存の市場におけ
る各商品の位置付け)をマップ表示から容易にかつ速や
かに把握することが可能となる。 /* 特化係数による分析 */ 第2発明では、与えられたデータから特化係数が算出さ
れてその係数が所定の値以上となるプロットを直線で結
ぶ表示が行われ(図3参照)、したがって、関連性の高
い項目をこの直線表示から容易に特定することが可能と
なる。 /* クラスタ分析 */ 第3発明では、与えられたデータのクラスタ分析が行な
われて関連したプロットを特定する表示が行なわれるの
で(図4,図5参照)、多量のデータから関連性の高い
ものを迅速に捜し出すことが可能となる。 /* 拡大度数表分析 */ 第4発明においては、新たなデータが与えられると、マ
ップ上における同データの位置が算出されてその位置に
プロットを追加した表示が行われ(図6参照)、このた
め、既存の市場に新たな商品を投入した場合における同
商品の位置付けをこの表示から推測することが可能とな
る。 /* 順次表示,拡大縮小表示,変色表示,バブルチャー
ト,項目名消去 */ なお、プロットが多数重なって理解が困難となった場合
や理解を更に深めようとする場合には、マップ原点より
遠いものから順に各プロットを再表示し(図7参照)、
ユーザが指定した位置に近いものから順に各プロットを
再表示し(図8参照)、マップを拡大または縮小して表
示し(図9参照)、ユーザが指定したデータのプロット
を変色表示し(図10参照:注目のプロットを容易に捜
し出せる)、データの反応速度に応じた面積の円をプロ
ットとして表示し(図11参照:マップ上における各デ
ータの重要度を確認できる)、マップ上の文字情報(項
目名など)を消去する(図12参照)などの手段を設け
ることが好ましい。
【実施例】図13において、ハードディスク130は顧
客データ,POSデータ,マーケットリサーチ・データ
のファイルを格納しており、マウス132,キーボード
134はユーザが操作する。コンピュータ136はマウ
ス132,キーボード134から与えられたユーザの指
示に従い、ハードディスク130からデータファイルを
読み込んで分析の処理を行い、カラーのディスプレイ1
38を制御する。 /* データファイルの入力と双対尺度法による分析 */ 図14にはファイル入出力画面が示されており、ユーザ
がデータファイル(ハードディスク130に格納されて
いるもののいずれか)の名称を入力すると、図15の処
理が開始され、最初にユーザ指定のデータファイルが読
み込まれる。次いで、双対尺度法の分析処理が行なわ
れ、ディスプレイ138の画面上に分析結果がマップ表
示される。すなわち、図15から理解されるように、デ
ータを読み込んだ後(ステップ100)、行列の周辺度
数、総和の計算がなされ(ステップ102)、また固有
方程式の計算がなされる(ステップ104)。そして、
第2解を求めるまで行われ(ステップ106)、第2解
が求められないときは(ステップ106でNO)、固有
値と固有ベクトルの計算がなされ(ステップ110)、
最適解の算出がされる(ステップ112)。また、第1
解ならば表示用構造体配列のx座標に代入され、第2解
ならば表示構造体配列のy座標に代入される(ステップ
114)。そして、第2解が求められたときは(ステッ
プ106でYES)、マップに表示されるのである(ス
テップ108)。それらの処理では、度数表(ユーザの
指定したデータファイルから作成)における行列両項目
の反応パターンにつき類似度が算出されて特徴を最も良
く表す主成分の軸とその軸と直交しこれに次いで特徴を
良く表す軸とが取り出され、2次元マップ上に度数表の
各項目がプロットされる。したがって、データの構造や
各項目の類似性などの特徴をマップ上における項目間の
近さや遠さからビジュアルに把握でき、特に、行項目と
列項目とが同時にプロットされるので、軸の意味付けを
行なわなくとも、行項目間または列項目間の位置関係か
らそれらの特徴を容易に読みとることが可能となる。図
16にはこのときの具体的な画面表示が示されており、
図中右側の大きなメインマップには分析結果の座標値が
プロットされ、図中左下の小さなサブマップはマップの
拡大/縮小時におけるパイロットマップとなる。このよ
うに、本装置が単独で分析結果をそのままマップ表示す
るので、他のツール(グラフィック表示のプログラム)
を用意して分析結果をそのツールに引き渡す作業が不要
となり(図17参照)、したがって、既存の市場におい
て自己の商品がどのような位置を占めるのかをマップ表
示された内容から容易に把握できる。 /*項目切り出し*/ 分析結果の画面表示から異常値などの不要データを確認
した場合において、入力されたデータファイルを編集し
直して分析を繰り返すことは、作業効率の大幅な低下を
招く(図18参照)。その場合、図19のように度数表
のウインドウが開かれて図20の処理が行なわれ、図2
1で示されるように不要データは入力操作に従いマスク
されてマップ表示から削除される。すなわち、図20に
示すように、リストより項目の選択がなされ(ステップ
200)、次いで選択項目を度数表でマスクし、分析対
象の度数表から除外する(ステップ202)。そして、
双対尺度法分析のマップへの表示を行なうのである(2
04)。あるいは、図22の処理が行われマウスドラッ
グ等で必要なデータの存在する方形領域が指定される
と、図23のように、その領域外に存在する不要なデー
タがマスクされてマップ表示より削除される(指定され
た領域外の不要なデータは異なる色で表示される)。す
なわち、図22に示すように、マップ上の取り出したい
部分をマウスで矩形を描き、指定する(ステップ30
0)。次いで矩形の4角の座標を原座標に変換し(ステ
ップ302)、表示用構造体の全項目を調べ、矩形外で
あれば度数表をマスクする(ステップ304)。そし
て、抽出のときは(ステップ306でYES)、マスク
された項目を度数表から除外し(ステップ310)、双
対尺度法分析のマップへの表示を行う(312)。ま
た、抽出できないときは(ステップ306でNO)、中
止される(ステップ308)。 /* 特化係数による分析 */ 図24のマップ表示画面上に開かれたプルダウンメニュ
ーから“特化係数”の項目が選択されると、特化係数の
値が1.5以上となる項目のプロットが図25のように
直線(特化係数ライン)で結ばれる。その際には図2
6、図27の処理が行われており、図26の処理では値
が1.5以上となる特化係数の全てに配列が用意されて
特化係数の降順にソートされ、図27の処理ではこれら
のプロットを結ぶ直線がそれまでのマップ表示に重ね合
わせて表示される。すなわち、図26から理解されるよ
うに、行列とその周辺度数から特化係数行列の計算を行
い(ステップ400)、特化係数1.5以上のセルの数
を集計する(ステップ402)。次いで、特化係数のセ
ル位置(i行j列番目)と特化係数値を格納する配列の
領域を確保する(ステップ404)。そして、1.5以
上のセル位置と値を格納し(ステップ406)、配列を
特化係数の値を基準にし降順にソートするのである(ス
テップ408)。また、図27に示すように、1.5以
上の特化係数の数までとして(ステップ500)、表示
用配列i行j列番目の情報により、それに対応する行と
列の項目のマップ上の座標を結ぶ(ステップ504)。
そして、順次表示、継続し(ステップ504、ステップ
504でYES、ステップ506)、継続がなくなった
ときに終了する(ステップ506でNO、ステップ50
8)。また、“特化係数表”のメニュー項目が選択され
ると、度数表全項目の組み合せ(行×列)に関する特化
係数が図28のように表形式でウィンドウ表示され、か
つ、特化係数の値が1.5以上のものは赤色で、それ以
外のものは青色で各々表示される(この特化係数表はソ
ートして再表示させることが可能である)。以上のよう
に、単純な形の特化係数表(図29参照)は作成され
ず、値が1.5以上となる特化係数を赤色で表示した特
化係数表が作成され、あるいは、それらの項目が直線で
結ばれる(図30参照)。したがって、他と強く結び付
いている関連性の高い項目を表内の赤色表示から特定で
き、また、マップ上の直線表示により容易に確認でくき
る。なお、いずれかの項目のみに着目して関連性を調べ
る場合、ユーザは図31のようにその項目のプロット部
分をクリックし、同部分より引き出された直線のみを表
示させる。 /* クラスタ分析 */ 図32のメニュー表示が画面上に開かれたときに図33
の処理が行なわれ、図32のプルダウンメニューから
“クラスター分析のみ”の項目が選択されると、行項目
間、列項目間で関連性の高いものが調べられてそれらが
同一色とされたマップ表示がクラスタ度数表とともに表
示され、さらに、デンドログラムも作成されて表示され
る(図34参照)。すなわち、図33に示すように、終
了条件を満たすまで(ステップ600)、クラスター分
析処理度数表行列の結合した項目の位置を返し(ステッ
プ602)、インデックスのリメイクグループ1と2の
先頭項目番号を返す(ステップ604)。そして表示の
型がクラスタ分析のみのとき(ステップ606でクラス
タ分析のみ)、はじめて行項目がクラスタリングされ
(ステップ608)、行項目表示色の配色がなされる
(ステップ608でYES、ステップ610)。次い
で、はじめて列項目がクラスタリングされ(ステップ6
12)、列項目表示色の配列がなされる(ステップ61
2でYES、ステップ614)。さらに、グループ1の
最後のメンバまで移動し(ステップ618)、最後のメ
ンバのポインタに、結合するグループ2の先頭項目のア
ドレスを代入し(ステップ620)、グループ2をたど
り、グループ1の先頭の色を代入する(ステップ62
2)。そして、マップ表示し(ステップ624)、デン
ドログラム作成、表示する(ステップ626)。ここ
で、表示の型がクラスタ分析&双対尺度法のとき(ステ
ップ606でクラスタ分析&双対尺度法)、双対尺度法
分析され(ステップ616)、マップ表示(ステップ6
24)、デンドログラム作成、表示される(ステップ6
26)。すなわち、図32のプルダウンメニューから
“クラスター分析&双対尺度法”の項目が選択される
と、クラスタ分析に続いて双対尺度法の分析が行なわ
れ、行項目間、列項目間で関連性の高いものが同一の位
置にまとめてプロットされたマップ表示がクラスタ度数
表およびデンドログラムとともに表示されるのである
(図35参照・・・図34において同一色で表示しても
良い)。このように、度数表から関連性の高いものの順
でクラスタリングが行なわれてその結果が2種類の方法
で表示(クラスタリングされたものを色変えで表示した
り、マップ上の同一位置にまとめる)されることから、
多量のデータを圧縮要約した形で把握し、あるいはマッ
プ上の位置からデータ構造をより容易に確認することも
可能となる。さらに、度数表とデンドログラム(および
情報量推移グラフ)が表示されるので(図36参照)、
分析結果やデータ構造の理解が容易となり、再分析や度
数表の再構築をスムーズに行える。すなわち、図37の
ようにクラスタ分析とデンドログラム表示のプログラム
が用意されてデンドログラムのみが表示される場合に比
し、入力データの内容を多角的に効率良く検討すること
が可能となる。 /* 拡大度数表分析 */ 図38の表示が行なわれているときにファイル名が入力
されると、図39の処理が行なわれ、ファイル名入力の
ファイルから追加データが読み込まれてマップ上におけ
るこの追加データの位置が算出され、その位置にプロッ
トを追加した表示(図40参照)が行われる(以上、図
41参照)。すなわち、図39に示すように、追加デー
タが読み込まれ(ステップ601)、データの格納領域
のリメイクデータの格納が行われ(ステップ603)、
表示用構造体のリメイク追加データの座標を計算し、構
造体配列に格納され(ステップ605)、マップへ表示
されるのである(ステップ607)。したがって、既存
の市場へ新たに投入する商品を消費者がどのように受け
止めるのか、競合商品はどれになるのかをこの表示から
推測できる。また、次年度のデータを追加してその予測
も行える。 /* 順次表示 */ 図42の画面が表示されているときにおいて図43の処
理が行なわれ、原点が基準点として定められた場合に
は、マップ上でその基準点より離れた項目から順にプロ
ット表示が行なわれ、任意の点が基準点として定められ
た場合には、図44のようにマップ上でその基準点に近
い項目から順にプロット表示が行われる(以上、図45
参照)。すなわち、図43に示すように、順次表示部分
選択が行OR列OR両方かでなされ(ステップ700)、中
心位置の選択が原点OR任意点かでなされ(ステップ70
2)、任意点の場合、その位置の取得がなされ(ステッ
プ704)、表示用構造体配列の順次表示部分をソート
し、任意点の場合、中心位置からの距離を基準に昇順と
し、原点の場合、中心位置からの距離を基準に降順とす
る(ステップ706)。そして、表示項目を全て表示す
るまで、点と項目名の表示が行われるのである(ステッ
プ708、ステップ710、ステップ712、ステップ
712でYES、ステップ714)。このように、原点
より離れた特徴量の大きな項目から順に表示できるの
で、度数表の構造理解が容易となる。また、任意の項目
に近い項目から順に表示できるので、項目間の競合関係
を調べることが可能となる。 /* 拡大縮小表示 */ 図46の画面表示が行なわれているときに、メインマッ
プまたはサブマップ上でマウスドラッグが行なわれる
と、ドラッグ開始点と終了点を結ぶ直線が対角線となる
四角形の領域が指定され、その領域が拡大表示される
(図47参照:サブマップ内でマウスドラッグが行われ
た場合には、縮小表示も行える)。このように、マップ
を任意に拡大表示できることから、データ構造の理解が
容易となる。 /* 変色表示 */ 図48の画面上に開かれたウィンドウの表から項目が選
択されると、選択された項目のプロットが図49のよう
にマップ上で色変え表示され、したがって、注目の項目
を容易に捜し出せる。 /* バブルチャート */ 図50の画面が表示されたときに図51の処理が行なわ
れ、図50の画面上に開かれたウィンドウの表から項目
が選択されると、選択された項目のバブルチャートが図
52のように表示される。すなわち、図51に示すよう
に、バブル表示部分の選択が行か列かで行なわれ(ステ
ップ800)、バブルに反映する項目の選択が行われ
(ステップ802)、選択された項目の度数を集計し、
表示構造体へ代入する(ステップ804)。そして、バ
ブル表示項目を表示し、度数表の周辺度数の最大のもの
と、表示構造体の集計度数からとの比率からバブルを表
示する(ステップ806)。図53ではこのときの作用
が説明されており、選択された項目のバブルは周辺度数
(あるいは、指定された項目の度数)に比例した大きさ
となる。このように、項目への反応の大きさがマップ上
にバブル表示されることから、入力度数表の質的な特徴
とともにその量的な特徴(項目の重要度)も同時に把握
できる。例えば、実際の購買データが分析の対象となっ
た場合には、商品間の関係のみならず、バブルから商品
市場の大きさを理解できる。また、年齢層の項目が用意
されている場合には、年齢層間の市場の違いを把握でき
る。 /* 項目名消去 */ 図54の画面で”行項目”が選択されると、行項目の項
目名がマップ上から消去され、また、”列項目”が選択
されると、列項目の項目名がマップ上から消去される。
したがって多数の項目がマップ上にプロットされた場
合、項目の位置関係を容易に把握できる(クラスタ分析
で配色の変化を観察する場合にも項目名を消去する)。 /* 度数表ソート */ 図55の度数表(双対尺度法分析時のもの)上で表示さ
れたメニューから項目”ソート”が選択されると、図5
6の処理が開始されて任意解の入力が受け付けられ、こ
の解をキーとして表示中の度数表がソートされる。すな
わち、図56に示すように、ソートに表示する解(1-
2)を入力し(ステップ900)、行・列部分のそれぞ
れの表示構造体を昇順にソートする。第1解ならばx軸
の値を基準に、第2解ならばy軸の値を基準に、(ステ
ップ902)。そして、ソートされた項目順に度数また
は特化係数を表示する(ステップ904)。ソート後の
度数表においては、関連性の高い項目が近い位置に集め
られ、関連性の低いものが離れて配置される(図57参
照)。したがって、その度数表から各項目の関連性をき
わめて容易に把握することが可能となる。しかも任意解
の入力が受け付けられ、ソートに使用されるキーを選択
できることから、各項目の関連性をより多くの視点から
把握することが可能となる。なお、前記の特化係数表や
クラスタ度数表においてもソートを行なえ、例えばクラ
スタ度数表の場合、図58のようにクラスタ化した項目
部分が集められて他と異なる色で表示される。 /* ローデータ逆算 */ 例えば、自己の商品のイメージを変化させて他社の商品
と競合させたり、これと逆のことを行なうためにいずれ
の項目に注力すべきかを調べる場合,あるいは、新商品
のコンセプト開発やそのコンセプトの変更(リポジショ
ニング)を行なう場合においては、マップ上のプロット
位置が移動される。これらの場合には、図59のメニュ
ーウィンドウから項目”ローデータ逆算”が選択されて
図60の処理が開始され、図61のように対象となる項
目がマウス操作で最初に指定される。すなわち、図60
に示すように、逆算し、項目をマウスで指定し(ステッ
プ1000)、そのままドラッグし移動位置を指定し、
その位置を取得する(ステップ1002)。そして、最
適解を算出し、度数を逆算して(ステップ1004)、
逆算表を出力する(ステップ1006)。この様に、マ
ウスドラッグが行なわれて移動先の位置が指定される
と、両位置が矢印で結ばれてから(図59,図62参
照)、最適解が算出されて度数の逆算が行なわれ、移動
前と移動後の度数を対応させた度数逆算表が表示される
のである(図61,図62参照)。以上説明したように
本実施例によれば、双対尺度法の分析が行われると、そ
の分析結果を2次元のマップ上にプロットした表示が直
ちに行われるので、統計の専門知識を持たないユーザで
あっても、各項目の関連性を容易に把握でき、したがっ
て、既存の市場における各商品の位置付けを効率よく調
べることが可能となる。しかも、特化係数が所定の値以
上となるプロットを直線で結ぶ表示が双対尺度法分析の
マップ上において行われるので(図24、25、28、
31参照)、関連性の高い項目をこの直線表示から容易
に特定することが可能となる。さらに、相対尺度法分析
のマップ上において関連性の高いプロットがクラスタ分
析で結びつけられることから(図34、図35参照)、
項目が多数であっても、関連性の高いものを速やかに捜
し出すことが可能となる。また、双対尺度法分析のマッ
プ上に新たなデータのプロットを追加できることから
(図41参照)、既存の市場へ新たに投入する商品を消
費者がどのように受け止めるのか、競合商品はどれにな
るのかをこの表示から推測したり、次年度の予測を行う
ことが可能となる。そして、原点より遠いものやユーザ
が指定した位置に近い特徴のあるものからマップ上で項
目が再表示され、重なりが生じて理解が困難となったマ
ップ部分が拡大表示され、任意の項目がマップ上で変色
表示されてその検索が容易化され、マップ上に各項目が
バブルチャートでプロットされて項目の重要度がその円
の大きさで表現され、マップから多過な表示情報(項目
名)や異常値のどの不要な項目が消去され、ローデータ
の逆算とその表示が行われるなど、多量なデータを様々
な、また有用な形式の表現をとることが可能となる。
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、双
対尺度法によって分析された結果がそのまま2次元マッ
プ上に展開されて表示され、しかも、この2次元マップ
上において関連性の高いものを直線で結んだりクラスタ
化した表示が行われ、さらに、新たなデータも追加表示
されるので、高度な専門知識やノウハウを持たないもの
であっても、またデータが多量であっても、同データを
容易にかつスピーディに正しく評価し、予測することが
可能となり、その結果、装置の活用範囲を市場分析のみ
ならず、商品開発、店舗戦略、販売促進、CI活動など
の分野にも拡大できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の原理説明図である。
【図2】第1発明の作用説明図である。
【図3】第2発明の作用説明図である。
【図4】第3発明の作用説明図である。
【図5】第4発明の作用説明図である。
【図6】第5発明の作用説明図である。
【図7】原点を基準とした順次表示の作用説明図であ
る。
【図8】ユーザ指定点を基準とした順次表示の作用説明
図である。
【図9】拡大縮小表示の作用説明図である。
【図10】変色表示の作用説明図である。
【図11】バブルチャート表示の作用説明図である。
【図12】項目名消去の表示作用説明図である。
【図13】実施例の構成説明図である。
【図14】ファイル入出力画面の説明図である。
【図15】双対尺度分析の処理手順を説明するフローチ
ャートである。
【図16】基本画面の説明図である。
【図17】双対尺度法による分析の作用説明図である。
【図18】不要データ発見時の作業手順説明図である。
【図19】項目削除画面の説明図である。
【図20】項目削除の処理手順を説明するフローチャー
トである。
【図21】項目削除の作用説明図である。
【図22】項目削除の処理手順を説明するフローチャー
トである。
【図23】項目削除の作用説明図である。
【図24】特化係数のメニュー画面説明図である。
【図25】特化係数直線の表示画面説明図である。
【図26】特化係数ライン表示用配列の作成処理を説明
するフローチャートである。
【図27】特化係数ラインの表示処理を説明するフロー
チャートである。
【図28】特化係数表の表示画面説明である。
【図29】特化係数表の作成手順説明図である。
【図30】特化係数処理の説明図である。
【図31】指定項目の特化係数ライン表示作用説明図で
ある。
【図32】クラスタ分析のメニュー表示説明図である。
【図33】クラスタ分析時の処理手順を説明するフロー
チャートである。
【図34】クラスタ分析時の画面表示説明図である。
【図35】クラスタ分析時の画面表示説明図である。
【図36】クラスタ分析の作用説明図である。
【図37】デンドログラムの作成手順説明図である。
【図38】拡大度数表分析のメニュー表示説明図であ
る。
【図39】拡大度数表分析の処理手順を説明するフロー
チャートである。
【図40】追加データの表示画面説明図である。
【図41】拡大度数表分析の作用説明図である。
【図42】順次表示のメニュー画面説明図である。
【図43】順次表示の処理手順を説明するフローチャー
トである。
【図44】順次表示画面の説明図である。
【図45】順次表示の作用説明図である。
【図46】拡大縮小表示画面の説明図である。
【図47】拡大表示画面の説明図である。
【図48】変色表示指定画面の説明図である。
【図49】変色表示画面の説明図である。
【図50】バブルチャート指定画面の説明図である。
【図51】バブルチャート表示の処理手順を説明するフ
ローチャートである。
【図52】バブルチャートの表示画面説明図である。
【図53】バブルチャートの表示作用説明図である。
【図54】項目名消去の画面説明図である。
【図55】度数表の表示画面説明図である。
【図56】度数表ソートの処理手順を説明するフローチ
ャートである。
【図57】度数表のソート作用説明図である。
【図58】クラスタ分析時のソート作用説明図である。
【図59】ローデータ逆算画面の説明図である。
【図60】ローデータ逆算の処理手順を説明するフロー
チャートである。
【図61】ローデータ逆算の作用説明図である。
【図62】逆算度数表の表示画面説明図である。
【符号の説明】
130 ハードディスク 132 マウス 134 キーボード 136 コンピュータ 138 ディスプレイ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 与えられたデータを双対尺度法で分析す
    る双対尺度法分析手段(10)と、 双対尺度法の分析結果が2次元のマップ上にプロットさ
    れた表示をディスプレイ(12)に行わせる双対尺度マ
    ップ表示手段(14)と、 を有する、 ことを特徴としたデータ分析装置。
  2. 【請求項2】 与えられたデータを双対尺度法で分析す
    る双対尺度法分析手段(10)と、 双対尺度法の分析結果が2次元のマップ上にプロットさ
    れた表示をディスプレイ(12)に行わせる双対尺度マ
    ップ表示手段(14)と、 与えられたデータから特化係数を算出する特化係数算出
    手段(16)と、 算出された特化係数が所定の値以上となるプロットが直
    線で結ばれた表示をディスプレイ(12)に行わせる特
    化係数直線表示手段(18)と、 を有する、 ことを特徴としたデータ分析装置。
  3. 【請求項3】 与えられたデータを双対尺度法で分析す
    る双対尺度法分析手段(10)と、 双対尺度法の分析結果が2次元のマップ上にプロットさ
    れた表示をディスプレイ(12)に行わせる双対尺度マ
    ップ表示手段(14)と、 与えられたデータのクラスタ分析を行うクラスタ分析手
    段(20)と、 クラスタ分析の結果を双対尺度法分析手段(10)に与
    えて関連のプロットをクラスタ化してディスプレイ(1
    2)に表示させるクラスタ化プロット表示手段(22)
    と、 を有する、 ことを特徴としたデータ分析装置。
  4. 【請求項4】 与えられたデータを双対尺度法で分析す
    る双対尺度法分析手段(10)と、 双対尺度法の分析結果が2次元のマップ上にプロットさ
    れた表示をディスプレイ(12)に行わせる双対尺度マ
    ップ表示手段(14)と、 新たに与えられたデータのマップ上における位置を算出
    する新データ位置算出手段(24)と、 新たに与えられたデータのプロットが算出された位置に
    追加された表示をディスプレイ(12)に行わせる新デ
    ータ追加表示手段(26)と、 を有する、 ことを特徴としたデータ分析装置。
JP4931494A 1994-03-18 1994-03-18 データ分析装置 Pending JPH07262172A (ja)

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