JPH0726205A - 乳化剤を含まないコーティング剤、その製造および使用 - Google Patents

乳化剤を含まないコーティング剤、その製造および使用

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JPH0726205A
JPH0726205A JP6115656A JP11565694A JPH0726205A JP H0726205 A JPH0726205 A JP H0726205A JP 6115656 A JP6115656 A JP 6115656A JP 11565694 A JP11565694 A JP 11565694A JP H0726205 A JPH0726205 A JP H0726205A
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coating agent
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Volker Duecoffre
フオルカー・ドウエコフレ
Carmen Flosbach
カルメン・フロスバハ
Walter Schubert
ヴアルター・シユーベルト
Manfred Krumme
マンフレート・クルメ
Werner Stephan
ヴエルナー・シユテフアン
Fritz Sadowski
フリツツ・ザドウスキー
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C09D181/00Coating compositions based on macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing sulfur, with or without nitrogen, oxygen, or carbon only; Coating compositions based on polysulfones; Coating compositions based on derivatives of such polymers
    • C09D181/08Polysulfonates

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 (A) 不飽和カルボン酸のエステル50〜
95重量%を、場合によりモノカルボン酸を用いて、ジ
オールおよび/またはポリオール並びにジカルボン酸お
よび/またはその誘導体を重縮合することによって得ら
れ、200〜1000の計算分子量、100〜600の
ヒドロキシル価および0〜15の酸価を有する、ヒドロ
キシ官能性ポリエステルオリゴマー5〜50重量%中で
ラジカル重合することによって得られる、ポリエステル
オリゴマーポリアクリレート30〜70重量%(B)
遊離NCO基を有する一種またはそれ以上のポリイソシ
アネート70〜30重量%からなり、水および場合によ
り一種またはそれ以上の有機溶媒、顔料、充填剤および
/または慣用のラッカー補助物質および添加剤を含む。 【効果】 高固体含有量で比較的低粘度であり、化学薬
品に対し高い耐性、特に酸および油状のすすに対する高
い耐性、並びに黄変に対する低い傾向を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、自己乳化性コポリマー、特にポ
リエステルオリゴマーポリアクリレートおよび中和剤を
ベースとし、そしてポリイソシアネートと架橋してお
り、場合により慣用のラッカー添加剤、例えば顔料、充
填剤および/または有機溶媒を含む。水性コーティング
剤はラッカーコート、特に下塗りラッカー、好ましくは
クリアラッカー、充填剤および/またはコーティングラ
ッカーの形態の多層ラッカーコートを製造するのに使用
される。
【0002】多層ラッカーコートの構成は、特に自動車
組み立て産業において知られている。クリアラッカー層
は少し乾燥させた後の下塗りコート上にウエットオンウ
エットで塗布すると同時に最終的に硬化させるのが都合
がよい。初期の以前には公布されていない独国特許第P
42 23 183.3号には一種またはそれ以上の低分
子ポリエステル中で合成され、次いでメラミン樹脂とマ
スクドポリイソシアネートの混合物と架橋されたアクリ
ルコポリマーをベースとする水性エマルジョンが記載さ
れている。
【0003】水性媒体中でマスクされていないポリイソ
シアネート化合物を使用することも知られている。例え
ば、EP−A−0 358 979、DE−A−4 10
1 696およびDE−A−3 829 589には任意
のラッカーポリイソシアネートを乳化させることができ
るポリヒドロキシアクリレート樹脂の水性ディスパージ
ョンが記載されている。
【0004】EP−A−0 496 205号には任意の
ポリイソシアネートを乳化させることができるヒドロキ
シ官能性ポリエステル樹脂の水性ディスパージョンが記
載されている。EP−A−0 206 059、EP−A
−0 081 628、EP−A−0310 345およ
びEP−A−0 019 844にはポリイソシアネート
用の、ポリイソシアネートと親水性ポリアルキレンエー
テルアルコールとの反応生成物の形態である乳剤を記載
している。水性ポリイソシアネートエマルジョンは水性
接着剤または成形部材用の促進剤として使用される。
【0005】DE−A−41 37 429には少なくと
も二つのポリエステル樹脂(一つは場合によりアクリレ
ートグラフトポリマー樹脂である)の混合物からなるポ
リオール成分を含む水性バインダー配合物が記載されて
いる。これから製造されたコーティング剤は黄変する強
い傾向がある。EP−A−0 391 271には水溶性
ポリエステルオリゴマーポリアクリレートおよびアミン
樹脂架橋剤を含む水性コーティング剤が記載されてい
る。
【0006】本発明の目的は、高固体含有量で比較的低
粘度のオリゴマーアクリレート樹脂および化学薬品に対
して高い耐性、さらに特定すると酸および油状のすすに
対する高い耐性並びに黄変に対する非常に低い傾向を有
する水性コーティング剤を提供することである。この問
題は、樹脂成分が(A) 塩基で中和した後、水で希釈
でき、そして疎水成分および親水性成分を有する一種ま
たはそれ以上の不飽和カルボン酸のエステル50〜95
重量%を、場合により一種またはそれ以上のモノアルコ
ールおよび/または一種またはそれ以上のモノカルボン
酸を用いて、一種またはそれ以上のジオールおよび/ま
たはポリオール並びに一種またはそれ以上のジカルボン
酸および/またはその誘導体を重縮合することによって
得られ、200〜1000、好ましくは300〜600
の計算分子量、100〜600、好ましくは200〜5
00のヒドロキシル価および0〜15、好ましくは0〜
1.5の酸価を有する、一種またはそれ以上のヒドロキ
シ官能性ポリエステルオリゴマー5〜50重量%中でラ
ジカル重合させることによって得られる、ポリエステル
オリゴマーポリアクリレート30〜70重量%;および
(B) 遊離NCO基を有する一種またはそれ以上のポ
リイソシアネート70〜30重量からなり、〔ここで、
(a)疎水性成分は第二OH基を有する不飽和カルボン
酸の単量体エステルをベースにするものであって、これ
はOH基を含まないコモノマーとの混合物中に存在する
ことができ、そして(b)親水性成分は第一OH基を有
する不飽和カルボン酸の単量体エステルおよびCOOH
基を有する不飽和モノマーをベースとするものであっ
て、これはOH基を含まないコモノマーとの混合物中に
存在することができ、そして、コポリマー中の成分b)
およびa)の第一OH対第二OHの数量的な比率は1:
1.5〜1:2.5であり、かつ、モノマーa)および
b)は得られるポリエステルオリゴマーポリアクリレー
トが100〜390のヒドロキシル価、16〜50、好
ましくは20〜30の酸価および1000〜1000
0、好ましくは1000〜3000以下の数平均分子量
(Mn)を有するような量で添加され、そして各場合の
重量%は固体含量に基づき100重量%になるまで加え
られ、また、各場合、成分A)およびB)の重量%は樹
脂の固体含量に基づき、そして成分A)中のOH基対成
分B)中の遊離NCO基の比率は約0.5:1〜2:
1、好ましくは0.8:1〜1.2:1である〕そしてさ
らに、水および場合により一種またはそれ以上の有機溶
媒、顔料、充填剤および/または慣用のラッカー補助物
質および添加剤を含む、本発明の一つの課題である乳化
剤を含まない水性溶液の形態の水性コーティング組成物
によって解決することができることがわかった。
【0007】本発明のコーティング剤中のバインダー成
分A)はポリエステルオリゴマー中の成分a)および
b)の重合によって得られる。例えば前記定義した成分
a)およびb)をベースとする疎水性成分および親水性
成分を有する不飽和カルボン酸のエステル95〜50重
量部[A)中の固体に対して]を前記定義したような一
種のヒドロキシ官能性ポリエステルオリゴマー5〜50
重量部[A)中の固体に対して]中で重合させることが
できる。成分a)、b)およびポリエステルオリゴマー
の重量部は100まで加えられる。成分a)およびb)
の割合は生成したコポリマー中の第一OH基対第二OH
基の数量比(ポリエステルオリゴマー中のOH基ではな
い)が1:1.5〜1:2.5となるように選ばれる。
【0008】本発明のコーティング剤の成分A)の疎水
性成分a)はポリエステルオリゴマーの存在下で少なく
とも一つの付加的な第二ヒドロキシル基を含むアルコー
ル成分を有する不飽和カルボン酸のエステル一種または
それ以上のを共重合させることによって得られる。以下
は不飽和エステルモノマーの不飽和カルボン酸の例であ
る:(メタ)アクリル酸〔本明細書中では(メタアクリ
ル)または(メタ)アクリルの用語はメタクリルおよび
/またはアクリルまたはメタクリルおよび/またはアク
リルを表すものとして使用される〕、マレイン酸または
クロトン酸。不飽和カルボン酸をベースとするエステル
モノマーのアルコール成分には3〜25個の炭素原子が
含まれるのが好ましい。これらは短鎖脂肪族アルコー
ル、長鎖脂肪族アルコールまたはアルコールもしくはグ
リシジル化合物と脂肪酸の縮合生成物をベースにするこ
とができる。
【0009】単純化のため以下では、成分A)中の自己
乳化性コポリマーはアクリルコポリマーとも呼ばれる。
しかしながら、これらは(メタ)アクリル酸のエステル
をベースとするモノマーが好ましく、単純化された表現
には前記定義したような他の不飽和カルボン酸のエステ
ルが含まれる。以下は第二OH基を有する疎水性モノマ
ーである。
【0010】ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレー
ト、グリシジル(メタ)アクリレートとC1〜C3アルキ
ル基を有する飽和短鎖脂肪酸、例えば酢酸もしくはプロ
ピオン酸との付加物、またはCardura E(バーサチック
酸のグリシジルエステル)と不飽和COOH官能性化合
物、例えばアクリルもしくはメタクリル酸、マレイン酸
もしくはクロトン酸との付加物、またはCardura Eと不
飽和無水物、例えば無水マレイン酸との付加物、または
グリシジル(メタ)アクリレートとC4〜C20アルキル
基を有する飽和分枝または非分枝状脂肪酸、例えばブタ
ン酸、カプロン酸、ラウリン酸、パルミチン酸もしくは
ステアリン酸との反応生成物。
【0011】本発明のコーティング剤の成分A)の親水
性成分はアルコール部分中の少なくとも一つの第一OH
基を有する不飽和カルボン酸、例えば(メタ)アクリル
酸、マレイン酸またはクロトン酸のエステルをベースと
するモノマーから製造される。不飽和エステルモノマー
のアルコール成分は例えば2〜18個の炭素原子を含有
することができる。以下は成分A)の親水性部分を製造
するためのモノマーの例である。
【0012】一つの第一OH基およびC2〜C3ヒドロキ
シアルキル基を有するアクリル酸および/またはメタク
リル酸のヒドロキシアルキルエステル、例えばヒドロキ
シエチル(メタ)アクリレート、または一つの第一OH
基およびC4〜C18ヒドロキシアルキル基を有するアク
リル酸および/またはメタクリル酸のヒドロキシアルキ
ルエステル、例えばブタンジオールモノアクリレート、
ヒドロキシヘキシルアクリレート、ヒドロキシオクチル
アクリレートもしくは対応するメタクリレートおよびヒ
ドロキシエチル(メタ)アクリレートとカプロラクトンと
の反応生成物。
【0013】成分A)の親水性部分もまたカルボキシル
基を含み、これは成分A)の製造中にカルボキシル官能
基を有するモノマー例えば不飽和モノカルボン酸もしく
はジカルボン酸例えばアクリル酸、メタクリル酸または
クロトン酸を使用して誘導することができる。他のカル
ボキシル官能基を有するモノマー不飽和無水物、例えば
無水マレイン酸または例えばエタノール、プロパノー
ル、ブタノールおよび/またはイソブタノールのような
不飽和脂肪族アルコールの添加による例えば無水マレイ
ン酸のようなジカルボン酸の半エステル。
【0014】OH基を含まない他のコモノマーは成分
A)の製造に使用できる。以下は例である:長鎖、分枝
または非分枝不飽和モノマー、例えばアルキル部分にC
8〜C1 8鎖を有するアルキル(メタ)アクリレート、例
えばエチルヘキシル(メタ)アクリレート、オクチル
(メタ)アクリレート、3,5,5−トリメチルヘキシル
(メタ)アクリレート、デシル(メタ)アクリレート、
ドデシル(メタ)アクリレート、ヘキサデシル(メタ)
アクリレート、オクタデシル(メタ)アクリレート、ラ
ウリルアクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレー
トまたは4−tert.ブチルシクロヘキシルメタクリ
レート。他の例は、短鎖および中鎖、分枝または非分枝
モノマー、例えばアルキル部分にC1〜C7鎖を有するア
ルキル(メタ)アクリレート、例えばエチル(メタ)ア
クリレート、プロピル(メタ)アクリレート、ブチル
(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレー
ト、tert.−ブチル(メタ)アクリレート、ペンチル
(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレー
ト、またはシクロヘキシル(メタ)アクリレートであ
る。その代わりに、ジまたはトリアクリレート、例えば
ヘキサンジオールジアクリレート−1,6またはトリメ
チロールプロパントリアクリレートを使用することがで
きる。この場合ポリマーは枝分かれしているので、メル
カプトエタノールのような調節剤を添加することが必要
である。芳香族ビニル化合物、例えばスチレンまたはス
チレン誘導体例えばビニルトルエンもしくはp−メチル
スチレンもコモノマーとして使用することができる。
【0015】使用されるコモノマーの量を調節して、酸
価、ヒドロキシル価および分子量のような所望のパラメ
ーターを得ることができる。前述のように、成分A)中
のコポリマーはポリエステルオリゴマーの存在下におけ
る成分a)とb)の共重合によって製造することができ
る。この方法はラジカル共重合であって、モノマーおよ
びポリエステルオリゴマーの量を調節して、分子量、O
H基の比率、OH価および酸価に関する所望の規格値が
得られる。
【0016】製造は、ポリエステルオリゴマーおよび当
業者に知られているラジカル開始剤の存在下でラジカル
溶液重合の形態が好ましい。以下はラジカル開始剤の例
である:ジアルキルペルオキシド、例えばジ−tert.ブ
チルペルオキシドもしくはジラウリルペルオキシド;ジ
アシルペルオキシド、例えばジベンゾイルペルオキシド
もしくはジラウリルペルオキシド;ヒドロペルオキシ
ド、例えばクメンヒドロペルオキシドまたはtert.−ブ
チルヒドロペルオキシド;ペルエステル、例えばtert.
−ブチルペルベンゾアート、tert.−ブチルペルピバラ
ート、tert.−ブチル−ペル−3,5,5−トリメチルヘ
キサノアートまたはtert.−ブチル−ペル−2−エチル
ヘキサノアート;ペルオキシドジカルボナート、例えば
ジ−2−エチルヘキシルペルオキシジカルボナートまた
はジシクロヘキシルペルオキシカルボナート;ペルケタ
ール、例えば1,1−ビス−(tert.−ブチルペルオキ
シ)3,5,5−トリメチルシクロヘキサンまたは1,1
−ビス−(tert.−ブチル)ペルオキシシクロヘキサ
ン;ケトンペルオキシド、例えばシクロヘキサンペルオ
キシドまたはメチルイソブチルケトンペルオキシドおよ
びアゾ化合物、例えば2,2−アゾ−ビス(2,4−バレ
ロニトリル)、2,2′−アゾ−ビス(2−メチルブチ
ロニトリル)、1,1′−アゾ−ビスシクロヘキサンカ
ルボニトリルまたはアゾ−ビス−イソブチロニトリル。
【0017】重合開始剤は一般にモノマーの量に対して
例えば0.1〜4重量%の割合で使用される。ワンポッ
トプロセス(one-pot-process)でラジカル重合を引き
起こし疎水性成分と親水性成分の統計分布を得ることが
できる。例えば、すべての必要なモノマーおよび開始剤
(単独または複数)は貯蔵容器中で混合し、次いで例え
ば140℃に加温された一つまたはそれ以上の溶媒およ
びポリエステルオリゴマーまたはポリエステルオリゴマ
ー単独の混合物に撹拌しながら5時間の間添加しするこ
とができる。次いで生成したコポリマーを第一および第
二ヒドロキシ基並びにカルボキシ基の統計分布が得られ
る。
【0018】この代わりにブロック重合により疎水性ブ
ロックおよび親水性ブロックを有するコポリマーを得る
ことができる。ブロックコポリマーは慣用の方法で製造
することができる。例えば、最初に疎水性モノマーの混
合物(場合により他のコモノマーを含む)を重合させ、
続いて親水性モノマー(場合によりコポリマーを含む)
を添加し、さらに重合させる。実際には、例えば疎水性
のヒドロキシ官能性モノマー、(メタ)アクリル酸エステ
ルおよび場合によりビニル芳香族化合物の混合物を最初
に加え、さらに親水性ヒドロキシ官能性モノマー、(メ
タ)アクリル酸エステル、ビニル芳香族化合物およびC
OOH−官能性モノマーの混合物を加えることができ
る。そして生成したコポリマーは疎水性の鎖末端および
親水性の鎖末端を有し、このため例えば乳化剤として働
くことができる。もちろんこの代わりに個々のモノマー
を別々に、場合により時間で交互に添加することもでき
る。
【0019】成分A)の製造におけるポリエステルオリ
ゴマーの存在下での成分a)とb)の共重合は溶媒の量
が大きく減少する方法であり、溶媒を加えなければなら
ず、後で蒸留により取り除かねばならない。溶媒を完全
に取り除くことおよび成分A)の製造において溶媒とし
てポリエステルオリゴマー単独を使用することは可能で
ある。
【0020】成分A)の製造に使用されるポリエステル
オリゴマーは、場合により一種またはそれ以上のモノア
ルコールの存在下で一種またはそれ以上のジカルボン酸
および/またはそれらの誘導体との縮合によって、例え
ば一種またはそれ以上のジオールおよび/またはポリオ
ールから製造することができる。重縮合は当業者によく
知られている慣用の方法、例えば慣用のエステル化触媒
の存在下で場合により例えば180〜230℃の高めら
れた温度で溶融させて行われる。
【0021】ポリエステルオリゴマーは脂肪族および/
または環式脂肪族出発化合物(アルコールおよび酸)か
ら製造されるのが好ましく、芳香族化合物によるのが特
に好ましい。ポリオールは例えば二つより多いOH基を
含むことができ、例えば2〜6個の炭素原子を有する脂
肪族トリオールおよびテトロールであり例としてトリメ
チロールエタン、トリメチロールプロパン、グリセロー
ル、1,2,4−ブタントリオール、1,2,6−ヘキサン
トリオールまたはペンタエリスリトールである。この代
わりに、一種またはそれ以上の単官能性アルコール、例
として例えば1〜20個の炭素原子を有する分枝または
非分枝アルキル基を有するモノアルカノール、例えばメ
タノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノー
ル、ラウリルアルコール、またはステアリルアルコール
を使用することができる。
【0022】ジカルボン酸は脂肪族飽和または不飽和ジ
カルボン酸、例えばマレイン酸、フマル酸、琥珀酸、ア
ジピン酸、アゼライン酸もしくはセバシン酸、または環
式脂肪族飽和または不飽和ジカルボン酸および芳香族ジ
カルボン酸、例えばフタル酸、イソフタル酸、テトラ
−、ヘキサ−、エンドメチレンテトラヒドロフタル酸も
しくはシクロヘキサンジカルボン酸(1,2;1,3およ
び1,4)、イタコン酸、ムコン酸もしくはショウノウ
酸、またはそれらの無水物(存在するのであれば)であ
ることができる。代わりに、単官能性カルボン酸、例え
ば酢酸プロぴオン酸、ラウリル酸またはステアリル酸が
使用される。
【0023】以下は使用できるジオールの例である:脂
肪族ジオール、例えばエチレングリコール、プロピレン
グリコール−(1,3および1,2)、ブタンジオール、
ヘキサンジオール−(1,6)、ネオペンチルグリコー
ル、2−ブチル−2−エチルプロパンジオール−1,
3;6個までのモノマー単位を有するエチレンおよびプ
ロピレンのポリエーテルグリコール、例えばジエチレン
グリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレン
グリコールおよびヘキサエチレングリコール;または環
式脂肪族ジオール、例えば1,3−ジメチロールシクロ
ヘキサンおよび1,4−ジメチロールシクロヘキサン。
【0024】本発明のコーティング剤は架橋剤として一
種またはそれ以上のポリイソシアネートを含む。ポリイ
ソシアネートには遊離、すなわちマスクされていないイ
ソシアネート基(NCO基)を含む。以下は使用できる
ポリイソシアネートの例である:環式脂肪族、脂肪族ま
たは芳香族ポリイソシアネート、例えばテトラメチレン
ジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、
2,2,4−トリメチレンジイソシアネート、1,12−
ドデカンジイソシアネート、シクロヘキサン−1,3−
および1,4−ジイソシアネート、1−イソシアネート
−3,3,5−トリメチル−5−イソシアネート−メチル
シクロヘキサン(=イソホロンジイソシアネートIPD
I)、ペルヒドロ−2,4′−および/または−4,4′
−ジフェニルメタンジイソシアネート、1,3−および
1,4−フェニレンジイソシアネート、2,4−および
2,6−トルイレンジイソシアネート、ジフェニルメタ
ン−2,4′−および/または−4,4′−ジイソシアネ
ート、3,2′および/または3,4−ジイソシアネート
−4−メチルジフェニルメタン、ナフチレン−1,5−
ジイソシアネート、トリフェニルメタン−4,4′−ト
リイソシアネート、テトラメチルキシレンジイソシアネ
ートまたはこれらの化合物の混合物。
【0025】ビニル不飽和モノイソシアネートのコポリ
マー、とりわけDE−A 41 37615に記載されて
いるようなジメチル−m−イソプロペニルベンジルイソ
シアネートも使用することができる。これらの単純なイ
ソシアネートに加えて、イソシアネート基をつなぐ基中
にヘテロ原子を含む物質を使用することができる。以下
はその例である:カルボジイミド基、アロファネート
基、イソシアヌレート基、ウレタン基、アシル化尿素お
よびビウレット基を含むポリイソシアネート。
【0026】以下は本発明に特に適したものである:ラ
ッカーの製造に使用される主原料である既知のポリイソ
シアネート、例えば前記の単純なポリイソシアネートの
ビウレット、イソシアヌレートまたはウレタン基を含む
改質生成物、特にトリス−(6−イソシアネ−トヘキシ
ル)ビウレット、または低分子量ウレタン基含有ポリイ
ソシアネート、これは過剰のIPDIと62〜300の
範囲の分子量を有する単純な多価アルコール、さらに特
定するとトリメチロールプロパンと反応させて得ること
ができる。もちろん、前記ポリイソシアネートの任意に
混合物を使用して本発明の物質を製造することができ
る。
【0027】ポリイソシアネートは末端イソシアネート
基を有する既知のプレポリマーでもあり、これは前記単
純なポリイソシアネート、特にジイソシアネートとイソ
シアネート基と反応することができる少なくとも二つの
基を有する有機化合物の過剰量と作用させて得られる。
好ましい物質は全部で少なくとも二つのアミノ基および
/またはヒドロキシル基を含みおよび300〜1000
0、好ましくは400〜6000の数平均分子量を有す
る化合物である。
【0028】これらの知られているプレポリマーの中に
はイソシアネート基対NCO基と反応することができる
水素原子の比率は1.05〜10:1が好ましく、特に
好ましいのは1.1〜3:1であり、この水素原子はヒ
ドロキシル基に由来するのが好ましい。NCOプレポリ
マーの製造に使用する出発原料の性質および割合は、N
COプレポリマーがa)2〜4、好ましくは2〜3の平
均NCO官能基およびb)500〜10000、好まし
くは800〜4000の数平均分子量を有するように選
ばれるのが好ましい。
【0029】この代わりに、例えばEP−A−0 20
6 059、EP−A−0 061 628、EP−A−
0 310 345またはEP−A−0 019 844に
記載されているような親水性の改善されたポリイソシア
ネートを使用することができる。本発明のコーティング
剤には例えば20重量%まで、例えば5〜20重量%の
割合で慣用のラッカー溶媒を含ませることができる。溶
媒は例えば脂肪族または芳香族炭化水素のような有機溶
媒、例えばトルエン、キシレン、脂肪族および/または
芳香族炭化水素の混合物またはエステル、エーテルおよ
びアルコールであることができる。コーティング剤は、
慣用の添加剤(例えば、顔料、充填剤、補助物質および
添加剤)を用いて製造することができ、これらはラッカ
ー分野では慣用のものである。量は当業者によく知られ
ている通常の範囲内である。
【0030】添加剤は例えば顔料、例えば着色顔料、例
として二酸化チタンまたはカーボンブラックおよび装飾
顔料例えば金属フレーク顔料および/または真珠箔顔料
であることができる。本発明により製造されるバインダ
ー組成物はこのような装飾顔料を含むコーティング剤に
特に適している。これらは装飾顔料と共に着色顔料を、
または着色顔料と共に充填剤を含むのが好ましい。添加
剤の他の例は、慣用のラッカー添加剤、例えばタルクま
たはシリケートおよび添加剤並びに補助剤、例えば可塑
剤、光遮断剤、安定剤およびレベリング剤、例えばシリ
コーンオイルおよび触媒である。これらは当業者に知ら
れた通常の量で同様に添加される。
【0031】水性エマルジョンは当業者によく知られた
慣用の方法で製造することができる。実際には、例えば
溶媒を含むポリエステルアクリルオリゴマーは好ましく
は減圧下で蒸留によって場合により実質的に溶媒を含ま
ない。次に樹脂は部分的にまたは完全に塩基で中和され
る。慣用のラッカー塩基、例えばアンモニアまたは三級
アミン、例えばトリエチルアミン、ジメチルエタノール
アミンまたはトリエタノールアミンを使用することがで
きる。中和は例えば、例として5分間ゆっくり塩基を添
加することにより行うことができる。
【0032】次に、完全な脱イオン水を熱い樹脂混合物
中に例えば60〜90分で撹拌しながら加える。水相を
加熱することにより分散を補助することができる。混合
装置は例えば高速度撹拌機またはローター/ステイター
混合機である。代わりに、高圧または超音波ホモジナイ
ザーによって分散を改善することができる。工程は連続
的または非連続的であることができる。生成物は水性
の、水中油形エマルジョンであり、これは貯蔵に安定で
あり、用途に適した固体含有量を得るよう水で調節する
のが困難なくできる。エマルジョンの製造中および/ま
たは製造後に必要に応じて顔料、充填剤および他の添加
剤を添加することができる。
【0033】代わりに、ポリエステルオリゴマーアクリ
レートを部分的にまたは完全に塩基で中和して、十分な
水を用いて乳化させ水中油形エマルジョンを製造するこ
とができる。そして水中油形エマルジョンは貯蔵し、そ
れから添加剤および架橋剤と混合し、コーティング剤
(ラッカー製品)を製造し、水または溶媒−水混合物を
用いて用途に必要な粘度に調節して製造することができ
る。この方法の利点は添加剤および架橋剤が水性相に入
る(これは、しばしば望ましくない)代わりに直接樹脂
相の中に入るということである。生成した水性エマルジ
ョンは例えば80〜90のHS値を有する。これらは完
成ディスパージョンと比べて例えば25〜55重量%の
固体範囲を有する。これらは水で希釈して例えば用途に
適した噴霧粘度にすることができる。
【0034】本発明のバインダー組成物は「二成分系」
である。すなわち成分A)およびB)は別々に貯蔵さ
れ、適用の直前または適用するとき、例えばコーティン
グ剤を製造するまで、コーティング剤と混合されない。
本発明のバインダー組成物は慣用の方法で処方すること
ができ、コーティング、例えばラッカーが得られる。こ
れは通常溶媒または水を加えて行われる。成分B)をも
含む成分A)の混合物は溶媒または水および慣用の添加
剤を加えて慣用の方法で製造し処理してコーティング剤
を得ることができる。別法では水および/または溶媒お
よび慣用の添加剤を加え最初に成分A)を製造してから
もう一方の成分B)が添加される。成分A)およびB)
は成分A)中のOH基対成分B)中のNCO基の比率が
約0.5:1〜2:1となるような割合で使用される。
【0035】本発明のコーティング剤は水および補助溶
媒を含むことができる。これらは適用中の粘度を調節す
るためにまたはフィルム形成特性に影響を与えるために
または特別のラッカー効果を得るためにある。溶媒は、
例えば芳香族炭化水素、例えばキシレン、または脂肪族
炭化水素、例えばn−ヘキサンもしくはシクロヘキサ
ン、またはケトン例えばアセトンまたはメチルイソプロ
ピルケトン、またはエステル例えばブチルアセテートも
しくはエチルアセテート、またはエーテル例えばメトキ
シプロパノールまたはブトキシプロパノールであること
ができる。代わりに、アルコール例えばイソプロパノー
ル、ヘキサノールまたはエチルグリコールを使用するこ
とができる。塗布およびフィルム形成の性質は溶媒の沸
点によってまたは溶媒の溶解キャパシティーを変化させ
ることによって影響を与えることができる。このため、
添加される溶媒の量はコーティング剤の所望の性質さら
に特定すると粘度に依存すると考えられる。水が溶媒と
して使用される場合、真の溶液、エマルジョンまたはデ
ィスパージョンが得られる。水性溶媒は揮発性有機成分
の含有量が特に低い。
【0036】本発明のバインダーから製造されるコーテ
ィング剤は水および/または添加剤の量を適切に調節す
ることによって所望の適用粘度に調節することができ
る。本発明のコーティング剤はコーティングに適してお
り、多くの支持体、例えば木、繊維、プラスチック、ガ
ラス、セラミックおよび特に金属に付着される。本発明
のコーティング剤は接着剤としても使用される。
【0037】本発明のコーティング剤は知られている方
法、例えば噴霧、浸積、ローリングによってまたはドク
ターブレードによって適用することができる。コーティ
ング剤は場合により他のラッカー層がすでに塗布された
後に支持体に適用される。相を蒸発させた後、塗布した
コーティング剤を加熱して架橋させることができる。焼
付け温度は例えば約5〜150℃、好ましくは約20〜
80℃である。硬化させた後のフィルムの厚さは約15
〜50μmである。生成するのは架橋された、硬質の、
光沢のある耐酸性のラッカーコーティングである。架橋
化は、場合により慣用のラッカー触媒、例えばジブチル
チンジラウレートまたは適切なビスマス化合物を慣用の
量で使用して触媒作用を与えることができる。
【0038】一つの好ましい態様は、本発明のコーティ
ング剤を下塗りラッカー、好ましくは水性下塗りラッカ
ーの上にクリアラッカーコーティングとして使用するこ
とである。塗布はウエットオンウエット、または下塗り
ラッカーをまず加熱により乾燥させて行うことができ
る。これにより二つの層に特に良好な接着性が生じる。
顔料を含まないクリアラッカーとして処方された本発明
のコーティング剤は、例えば慣用のコーティングラッカ
ー顔料を含むことができる下塗りラッカー(好ましくは
これらにはメタリック顔料のような装飾顔料が含まれて
いる)を被覆するのに使用することができる。下塗りラ
ッカーのバインダーベースは、ポリエステル、ポリウレ
タンまたはアクリレート樹脂を含むのが好ましい。これ
らのバインダーは場合によりメラミンまたはイソシアネ
ート誘導体のような架橋剤によって架橋することができ
る。
【0039】以下は他の下塗りラッカーのいくつかの例
であり、これらは本発明の顔料を含まない透明なまたは
顔料入りのコーティングラッカーと共にコートされるの
が好ましい。水性エポキシ官能性化エマルジョンポリマ
ー50〜95重量%および5〜10の酸価を有するアニ
オン性ポリウレタンディスパージョン95〜5重量%を
ベースとする水性ラッカー:これらの水性ラッカー中で
ペースト樹脂として使用される顔料および添加剤は特に
ポリ(メタ)アクリレート樹脂(例えば、20重量%ま
での割合で)である。これらの水性ラッカーの例はDE
−OS 3 628 124に記載されている。
【0040】>30℃のガラス転移温度を有するポリエ
ステル、メラミン樹脂(例えば、部分的にブチル化され
たメラミン樹脂)、ポリ尿素可塑剤(例えばブチルウレ
タンおよびホルムアルデヒドの付加物をベースとする)
およびポリエチレン(85重量%)と酢酸ビニル(15
重量%)のコポリマーをベースとするワックスディスパ
ージョンの形態の下塗りラッカー:これらの水性ラッカ
ーの例はEP−A−187 379に記載されている。
【0041】修理作業に特に適した溶液型下塗りラッカ
ーの一つの例はセルロースエーテルまたはセルロースエ
ステルおよび/またはポリビニルアセテートと混合した
熱可塑性ポリエステルおよび/またはアクリル樹脂をベ
ースとする物理的に乾燥させたバインダーを含有する。
他の成分は自己硬化性アクリルバインダーであり、これ
には有色顔料およびイソシアネートと反応することがで
きる水素原子並びにセルロースエーテルおよび/または
セルロースエステルおよび/またはセルロース半エステ
ルの混合物を含み溶媒中に溶解している。このようなラ
ッカーはDE−OS−29 24 632に記載されてい
る。
【0042】前記の下塗りラッカー処方物はすべて慣用
のラッカー添加剤、慣用の充填剤並びに着色顔料および
メタリック顔料、例えばアルミニウム、ステンレス鋼ブ
ロンズおよび他の装飾顔料を含むことができる。例えば
“Products Finishing”(1978年4月、第54〜56頁)に
記載されているような粉末ラッカーは下塗りラッカーの
別の例であり、これは本発明のコーティング剤をベース
とするクリアラッカーと共にコートすることができる。
他の下塗りラッカーはDE−A 42 28 510に記
載されている。
【0043】本発明のコーティング剤は下塗りラッカー
としてまたは充填剤としても処方することができる。そ
の場合、これらは例えば自動車分野における多層ラッカ
ーコートの製造に特に適している。前記の例えば下塗り
ラッカー用に記載した慣用の添加剤は下塗りラッカーま
たは充填剤として処方物に添加することができる。慣用
の下塗りラッカーと比較して、本発明の下塗りラッカー
は特に架橋効果が良好であるため熱湿分に対する耐性が
改善されたコーティングを提供することができる。
【0044】本発明の下塗りラッカーは慣用のクリアラ
ッカーを用いてウエットオンウエットで、場合により少
し乾燥させた後に被覆することができる。これらは本発
明のコーティング剤をベースとするクリアラッカーで被
覆するのが好ましい。本発明のコーティング剤は好まし
くは自動車分野および他の分野においても使用されるコ
ーティングラッカーまたはクリアラッカーおよび下塗り
ラッカーに特に適している。多層ラッカー塗装における
本発明のコーティング剤の使用は特に自動車に適してい
るが、例えば住宅用途または家具産業用の特に耐酸性コ
ーティングが得られる他の目的にも役立てることができ
る。
【0045】以下の実施例では、部(独語の省略形T)
およびパーセントは重量による。 〔実施例1〕 ポリエステルオリゴマーの製造 撹拌機、セパレーター、温度計および還流冷却器を取り
付けられた2リッター三つ口フラスコ中でトリメチロー
ルプロパン336.7g、アジピン酸356.8gおよび
ヘキサンジオール197gを次亜燐酸5gと共に180
〜230℃で溶解させて酸価20までエステル化させ
た。次いで、混合物を真空下で酸価を1.5より低くま
で縮合させた。生成した物質は94.5%の加熱残留物
(150℃で1時間)、3200mPas(100%)の粘
度、460のヒドロキシル価および30ハーゼンの色数
を有した。
【0046】〔実施例2〕 ポリエステルオリゴマーアクリレート樹脂の製造 505.6g ブチルジグリコール 561.8g 実施例1のポリエステルオリゴマ
ー、および 1421.4g バーサチック酸のグリシジルエス
テル(Shell AG″Cardura E10の登録商標) 上記化合物を撹拌機、還流冷却器、滴下ロートおよび温
度計を取り付けられた6リッター四つ口フラスコ中で撹
拌しながら144℃に加熱した。次に下記の混合物を5
時間で添加した。 196.7g ラウリルアクリレート 196.7g スチレン 393.7g イソブチルアクリレート 398.9g ブタンジオールモノアクリレート 556.2g アクリル酸 612.4g イソブチルメタクリレート 22.5g ジ−tert.−ブチルペルオキシド、お
よび 134.9g tert.−ブチルペルオクテート さらに2時間144℃で重合を続けた。樹脂は88.3
%の固体含有量(150℃で1時間)、26mg KOH/g
および7600mPasの粘度を有した。
【0047】〔実施例3〕 水性ポリエステルオリゴマーアクリレートエマルジョン
の製造 実施例2に記載したポリエステルオリゴマーアクリレー
ト634gを撹拌機、温度計および滴下ロートを取り付
けた2リッター三つ口フラスコ中で撹拌しながら40℃
に加熱した。次いでジメチルエタノールアミン15.8
gを添加して混合物を中和した。完全脱イオン水35
0.2gを30分間撹拌しながら加えた。生成したエマ
ルジョンは55.1%の固体含有量を有した(120℃
で1時間)。
【0048】〔実施例4〕 2K無色クリアラッカーの製造 実施例3で製造されたポリエステルオリゴマーアクリレ
ートエマルジョン82部をSolvesso100の18部と共
に混合した。混合物100部をSolvesso100中のヘキ
サメチレンジイソシアネートのイソシアヌレートの80
%溶液35部と共に混合した。クリアラッカーを乾燥状
態でSolvesso100に適用した。クリアラッカーをドク
ターブレードを用いて約35μmの乾燥フィルム厚に塗
布し、室温で10分間空気に曝した後80℃で60分間
焼付けをした。生成したのは良好な技術的性質を有する
透明な硬質フィルムであった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カルメン・フロスバハ ドイツ連邦共和国42115ヴツパータール. デユツセルドルフアーシユトラーセ55 (72)発明者 ヴアルター・シユーベルト ドイツ連邦共和国42349ヴツパータール. ウンターダール22 (72)発明者 マンフレート・クルメ ドイツ連邦共和国50374エアフトシユタト. マテイーアス−クルト−シユトラーセ27 (72)発明者 ヴエルナー・シユテフアン ドイツ連邦共和国42111ヴツパータール. ヴエストフアーレンヴエーク169 (72)発明者 フリツツ・ザドウスキー ドイツ連邦共和国50259プルハイム−ブラ ウヴアイラー.アム・ミユーレンアカー35

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂成分が(A) 塩基で中和した後、
    水で希釈でき、そして疎水成分および親水性成分を有す
    る一種またはそれ以上の不飽和カルボン酸のエステル5
    0〜95重量%を、場合により一種またはそれ以上のモ
    ノアルコールおよび/または一種またはそれ以上のモノ
    カルボン酸を用いて、一種またはそれ以上のジオールお
    よび/またはポリオール並びに一種またはそれ以上のジ
    カルボン酸および/またはその誘導体を重縮合すること
    によって得られ、200〜1000の計算分子量、10
    0〜600のヒドロキシル価および0〜15の酸価を有
    する、一種またはそれ以上のヒドロキシ官能性ポリエス
    テルオリゴマー5〜50重量%中でラジカル重合するこ
    とによって得られる、ポリエステルオリゴマーポリアク
    リレート30〜70重量%;および(B) 遊離NCO
    基を有する一種またはそれ以上のポリイソシアネート7
    0〜30重量%からなり、〔ここで、(a)疎水性成分
    は第二OH基を有する不飽和カルボン酸の単量体エステ
    ルをベースにするものであって、これはOH基を含まな
    いコモノマーとの混合物中に存在することができ、そし
    て(b)親水性成分は第一OH基を有する不飽和カルボ
    ン酸の単量体エステルおよびCOOH基を有する不飽和
    モノマーをベースとするものであって、これはOH基を
    含まないコモノマーとの混合物中に存在することがで
    き、そして、コポリマー中の成分b)およびa)からの
    第一OH対第二OHの数量的な比率は1:1.5〜1:
    2.5であり、かつ、モノマーa)およびb)はポリエ
    ステルオリゴマーポリアクリレートが100〜390の
    ヒドロキシル価、16〜50の酸価および1000〜1
    0000の数平均分子量(Mn)を有するような量で添
    加され、そして各場合の重量%は固体含量に基づき10
    0重量%になるまで加えられ、また、各場合、成分A)
    およびB)の重量%は樹脂の固体含量に基づき、そして
    成分A)中のOH基対成分B)中の遊離NCO基の比率
    は0.5:1と2:1との間である〕、そしてさらに、
    水および場合により一種またはそれ以上の有機溶媒、顔
    料、充填剤および/または慣用のラッカー補助物質およ
    び添加剤を含む、水性エマルジョンの形態の乳化剤を含
    まない熱硬化性コーティング剤。
  2. 【請求項2】 成分B)が二種またはそれ以上の異なる
    ポリイソシアネートからなる請求項1に記載のコーティ
    ング剤。
  3. 【請求項3】 (A) 疎水成分および親水性成分を有
    する一種またはそれ以上の不飽和カルボン酸のエステル
    95〜50重量%を、一種またはそれ以上のジオールお
    よび/またはポリオールと一種またはそれ以上のジカル
    ボン酸および/またはその誘導体を重縮合することによ
    って得られ、200〜1000の計算分子量、100〜
    600のヒドロキシル価および0〜15の酸価を有す
    る、一種またはそれ以上のヒドロキシ官能性ポリエステ
    ルオリゴマー5〜50重量部の存在下にラジカル重合さ
    せ、その後、得られた成分A)30〜70重量%を中和
    の前または後、およびコーティング剤の使用直前に、 (B) 遊離NCO基を有する一種またはそれ以上のポ
    リイソシアネート70〜30重量%と混合することから
    なり、〔ここで、(a)疎水性成分は第二OH基を有す
    る不飽和カルボン酸の単量体エステルをベースにするも
    のであって、場合によりOH基を含まないコモノマーと
    の混合物中に存在することができ、そして(b)親水性
    成分は第一OH基を有する不飽和カルボン酸の単量体エ
    ステルおよびCOOH基を有する不飽和カルボン酸の単
    量体エステルをベースとするものであって、これらはO
    H基を含まないコモノマーとの混合物中に存在すること
    ができ、かつモノマーa)およびb)は得られるポリエ
    ステルオリゴマーポリアクリレートが100〜390の
    ヒドロキシル価、16〜50の酸価および1000〜1
    0000の数平均分子量(Mn)を有するような量で用
    いられそして、成分b)およびa)からの第一OH対第
    二OHの数量的な比率はポリエステルオリゴマーのOH
    基は考慮に入れないで、1:1.5〜1:2.5であり、
    そして各場合の重量部は固体含量に基づき100重量%
    になるまで加えられ、また、成分A)中のOH基対成分
    B)中の遊離NCO基の比率は0.5:1と2:1との
    間である〕、そしてさらに、水および場合により一種ま
    たはそれ以上の有機溶媒、顔料、充填剤および/または
    慣用のラッカー補助物質および添加剤を成分A)および
    /またはそれらの混合物を場合により中和後に添加す
    る、請求項1または2のコーティング剤の製法。
  4. 【請求項4】 成分A)中のポリエステルオリゴマーポ
    リアクリレートが1000〜3000の数平均分子量
    (Mn)を有することを特徴とする請求項1〜3のいず
    れか一項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 単一層または多層コーティング剤の製造
    に顔料入りの形態の請求項1、2または4のいずれか一
    項に記載のコーティング剤を使用すること。
  6. 【請求項6】 透明なコーティング層の作製に顔料を含
    まない形態の請求項1、2または4のいずれか一項に記
    載のコーティング剤を使用すること。
  7. 【請求項7】 下塗りラッカー層の作製に請求項1、2
    または4のいずれか一項に記載のコーティング剤を使用
    すること。
  8. 【請求項8】 多層ラッカーコート中に充填層および/
    または下塗り層および/または透明ラッカー層を作製す
    るのに請求項1、2または4のいずれか一項に記載のコ
    ーティング剤を使用すること。
  9. 【請求項9】 自動車分野の多層ラッカーコートの作製
    に請求項1、2、または4のいずれか一項に記載のコー
    ティング剤を使用すること。
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