JPH07262049A - Flagコード生成方法,及び回路 - Google Patents

Flagコード生成方法,及び回路

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JPH07262049A
JPH07262049A JP6046236A JP4623694A JPH07262049A JP H07262049 A JPH07262049 A JP H07262049A JP 6046236 A JP6046236 A JP 6046236A JP 4623694 A JP4623694 A JP 4623694A JP H07262049 A JPH07262049 A JP H07262049A
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JP
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flag code
flag
information
code
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JP6046236A
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Keiko Mizokawa
桂子 溝川
Takanori Shimizu
孝紀 清水
Kazutori Yoshida
千酉 吉田
Toshihiro Morimoto
利弘 森本
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、FLAGコード生成方法,及び回
路に関し、生成プログラムの開発工数を少なくして、ユ
ーザ要求に柔軟に対処する。 【構成】 データ処理装置のハードウェア障害通知コー
ドであるFLAGコードを生成するのに、FLAGコ
ードのフォーマットに合わせて所定の位置に所定のエ
ラー情報を設定する為の定義体aと、入力されてきたエ
ラー情報の抽出位置を判定する為の定義体bとからなる
定義体を設けて、エラーログデータが収集されたと
き、上記定義体を解析して、定義体展開テーブルを
生成すると共に、上記エラーログデータから、上記定
義体に指定されている比較抽出箇所のデータを抽出し
て、装置機番毎のエラー情報テーブルとして展開して
おき、上記定義体展開テーブルの比較部分と、上記装
置機番毎の抽出部分とを比較して、一致が得られたと
き、上記定義体テーブルが指示している位置に、上記
抽出したエラー情報を設定して、FLAGコードを生
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ処理装置のハー
ドウェア障害通知コードであるFLAG(Failure Analy
sis Guide)コードを生成する方法,及び回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来のFLAGコード生成方法
を説明する図である。最近のデータ処理装置や, 該デー
タ処理装置が使用される環境の多様化に伴って、それぞ
れの使用環境に適したオペレーティングシステム(OS)が
開発されている。
【0003】従って、データ処理装置のハードウェア障
害通知コードであるFLAGコードも、当初は、オペ
レーティングシステム(OS-A,B,〜) の数も少なかった
為、図示されているように、該数の少ないオペレーティ
ングシステム(OS)に限って、その配下で動作するデータ
処理装置 (装置a,b,〜)固有のエラーログデータに
基づいて、該オペレーティングシステム(OS-A,OS-B,
〜) に適した論理で、上記FLAGコードが生成され
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、1)エラーログ
データの異なる新規装置のFLAGコードを生成しよ
うとすると、上記FLAGコード生成プログラムを変更
しなければならないという問題があった。 2)複数のオペレーティングシステム(OS)配下で動作する
装置のFLAGコードを生成しようとすると、同じ生
成論理のFLAGコード生成プログラムを、オペレーテ
ィングシステム(OS)の数分、新規に生成しなければなら
ない上、該装置のエラーログ情報の変更や、新規装置を
サポートする必要上、該FLAGコードの生成論理が変
わると毎に、上記複数のオペレーティングシステム(OS)
の数分のFLAGコード生成プログラムを変更しなけれ
ばならない。その為、膨大な開発工数がかかるという問
題があった。 3)又、新規製品を開発中で、開発過程である為に、ハー
ドウェアやソフトウェアが不安定な時点で、該FLAG
コードをサポートする場合には、該ハードウェアやソ
フトウェアの変更に伴って、該FLAGコードの生成論
理に影響があると、該FLAGコード生成プログラムの
変更を余儀なくされるという問題があった。 4)上記従来のFLAGコードの生成論理は、全て、FL
AGコード生成プログラム内のロジック部にある為、装
置に依存して固定である。その為、ユーザによっては、
システム運用上、該装置の異常通知条件を厳しくしたい
場合があっても、該FLAGコード生成プログラムを変
更しなければならない為、ユーザ要求に柔軟に対応する
ことができないという問題があった。
【0005】本発明は上記従来の欠点に鑑み、データ処
理装置のハードウェアの障害通知コードであるFLAG
コードの生成プログラムの開発工数を少なくして、ユ
ーザ要求に柔軟に対応することができるFLAG生成方
法,及び、装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理構
成図である。上記の問題点は、下記の如くに構成された
FLAGコード生成方法,及び回路によって解決され
る。
【0007】(1) データ処理装置のハードウェア障害通
知コードであるFLAGコードを生成する方法であっ
て、該FLAGコードのフォーマットに合わせて所定
の位置に所定のエラー情報を設定する為の定義体aと、
入力されてきたエラー情報の抽出位置を判定する為の定
義体bとからなる定義体を設けて、エラーログデータ
が収集されたとき、上記定義体を解析して、定義体
展開テーブルを生成すると共に、上記エラーログデー
タから、上記定義体に指定されている比較抽出箇所
のデータを抽出して、装置機番毎のエラー情報テーブル
として展開しておき、上記定義体展開テーブルの比
較部分と、上記装置機番毎のエラー情報テーブルの抽
出部分とを比較して、一致が得られたとき、上記定義体
展開テーブルが指示している位置に、上記抽出したエ
ラー情報を設定して、FLAGコードを生成するよう
に構成する。
【0008】(2) データ処理装置のハードウェア障害通
知コードであるFLAGコードを生成する回路であっ
て、該FLAGコードのフォーマットに合わせて所定の
位置に所定のエラー情報を設定する為の定義体aと、入
力されてきたエラー情報の抽出位置を判定する為の定義
体bとからなる定義体と、エラーログデータが収集
されたとき、上記定義体を解析して、定義体展開テー
ブルを生成する手段 1と、上記エラーログデータか
ら、上記定義体に指定されている比較抽出箇所のデー
タを抽出して、装置機番毎のエラー情報テーブルとし
て展開する手段 2と、上記定義体展開テーブルの比較
部分と、上記装置機番毎のエラー情報テーブルの抽出
部分とを比較して、一致が得られたとき、上記定義体展
開テーブルが指示している位置に、上記抽出したエラ
ー情報を設定して、FLAGコードを生成する手段 3
とからなるように構成する。
【0009】
【作用】即ち、本発明によるFLAGコード生成方法,
及び装置は、各データ処理装置のハードウェア依存情報
である装置固有のFLAGコード生成情報、例えば、セ
ンス情報の期待値、センス情報のバイト位置等をFLA
Gコードのフォーマットに合わせて、所定の位置に所
定のエラー情報を設定する為の定義体aと、装置から入
力されてきたエラー情報の抽出位置を判定する為の定義
体bとからなる定義体を、FLAGコード生成プログ
ラムの外部に定義することにより、ハードウェアの変
更,追加などによる変更情報として、該定義体を変
更,追加するのみとして、該FLAGコード生成プログ
ラムの変更をなくするようにしたものである。
【0010】具体的には、従来は、各データ処理装置か
ら得られるエラーログ情報の中身を直接解析して、該F
LAGコードを生成していたのに対して、本発明によ
るFLAGコード生成プログラムでは、上記FLAGコ
ード生成プログラムの外部に定義されている定義体を
解析して、FLAGコードを生成する為のパラメータ
を定義体展開テーブルとしてメモリ上に展開してお
き、該データ処理装置のエラーログデータが得られた
とき、該パラメータが指示する比較抽出箇所のエラーロ
グデータを抽出し、装置機番毎に、テーブルに展開
し、上記定義体展開テーブルに設定されている比較指示
部分と、装置機番テーブルの抽出部分とを比較して、一
致したとき、該定義体展開テーブルが指示している位置
に、上記抽出データを設定して、該データ処理装置のF
LAGコードを生成するようにしたものである。
【0011】従って、新規装置のFLAGコードの生
成を行う場合、上記FLAGコード生成プログラムを変
更することなく、FLAGコードを生成する為の定義体
aと、該新規装置の固有情報を抽出する為の定義体bと
からなる外部の定義体の中身を変更,又は、該定義体
を追加するだけでよくなる為、プログラムの開発作業
が不要となり、開発工数が少なくて済むという効果があ
る。又、装置依存情報,及び、FLAGコード生成デー
タ(定義体ab)からなる定義体が外部に定義されて
いるので、複数のオペレーティングシステム(OS)で、該
定義体を共用することができ、該オペレーティングシ
ステム(OS)が依存している部分は、該FLAGコード生
成プログラムで既に作成されているので、各装置をサポ
ートするのに必要な各オペレーティングシステム(OS)に
提供されているロジック部分の変更,追加が無くなる。
又、ハードウェア,ソフトウェアが不安定な時点で、該
FLAGコードの生成論理を変更したい場合にも、該
外部の定義体中のFLAGコードを生成する為の定義
体a,b(FLAGコード生成データ)を変更するだけ
で事足りる。更に、該FLAGコードの生成方法をユ
ーザの要求に合わせて、変更したい場合にも、上記定義
体だけで対処することができ、ユーザ要求に柔軟に対
応することができる効果がある。
【0012】
【実施例】以下本発明の実施例を図面によって詳述す
る。前述の図1が、本発明の原理構成図であり、図2〜
図6が、本発明の一実施例を示した図であり、図2は、
定義体ファイルの例を示し、図3は、定義体展開テーブ
ルの例を示し、図4は、エラーログデータの例を示し、
図5は、装置機番毎のテーブルの例を示し、図6は、生
成されたFLAGコードの例を示している。
【0013】本発明においては、データ処理装置のハー
ドウェア障害通知コードであるFLAGコードを生成
する方法,及び回路であって、該FLAGコードのフ
ォーマットに合わせて所定の位置に所定のエラー情報を
設定する為の定義体aと、入力されてきたエラー情報の
抽出位置を判定する為の定義体bとからなる定義体
と、エラーログデータが収集されたとき、上記定義体
を解析して、定義体展開テーブルを生成する手段 1
と、上記エラーログデータから、上記定義体に指定
されている比較抽出箇所のデータを抽出して、装置機番
毎のエラー情報テーブルとして展開する手段 2と、上
記定義体展開テーブルの比較部分と、上記装置機番毎
のエラー情報テーブルの抽出部分とを比較して、一致
したとき、上記定義体展開テーブルが指示している位
置に、上記抽出したエラー情報を設定して、FLAGコ
ードを生成する手段 3が、本発明を実施するのに必要
な手段である。尚、全図を通して同じ符号は同じ対象物
を示している。
【0014】以下、図1を参照しながら、図2〜図6に
よって、本発明のデータ処理装置のハードウェア障害通
知コードであるFLAGコードを生成する方法,及
び、回路の構成と動作を説明する。
【0015】本発明によるFLAGコード生成方法,及
び回路においては、図1に示されているように、FLA
Gコード生成プログラムの外部に、FLAGコードの
フォーマットに合わせて所定の位置に所定のエラー情報
を設定する為の定義体aと、入力されてきたエラー情報
の抽出位置を判定する為の定義体bとからなる定義体
が形成されている。
【0016】該FLAGコード生成プログラムの定義体
解析論理手段 1が、上記定義体を解析して、定義体展
開テーブルの形で、該FLAGコード生成用のパラメ
ータをメモリ上に展開する。
【0017】一方、本データ処理装置で得られたエラー
ログデータを、該ログ事象の発生した時点で、本FLA
Gコード生成プログラムの比較箇所の抽出・累計手段 2
が取り込み、装置機番毎のテーブルとしてメモリ上に
展開する。
【0018】そして、該FLAGコード生成プログラム
のFLAGコード生成論理手段 3が、上記定義体が
指示するエラーログデータを抽出して、該定義体が指
示する位置に設定して、FLAGコードを生成する。
【0019】以下、図1を参照しながら、図2〜図6に
よって、より具体的に説明する。図2は、本発明のFL
AGコード生成方法に必要な定義体ファイルの例を示し
ている。図2において、%DEV 〜%END で囲まれた定義
情報が1セットとなり、新規装置に対応して、該1セッ
トの定義情報が追加される。又、該セット内の定義情報
は、該FLAGコードに対する変更条件の発生等、必
要により変更することができる。上記1セットの定義情
報の内、%で始まる予約語以外は、そのまま、定義して
ある内容を、前述のFLAGコード生成論理手段 3
が、後述の装置機番毎のテーブルから取り出し、所定
の位置に設定する。
【0020】先ず、図2に示した定義体において、
(a):FLAGコードの基本部を生成する為の定義情報
である。 K4:その儘セットする情報で、“K"は、ファイル記憶装
置(DASD)を意味し、"4"は、重要障害を意味する。 %UA:エラーログデータの装置機番部分の2バイトを、
例えば、EBCDICコード(4バイト)に変換してセットす
る。 %SN7-1:ファイル記憶装置(DASD)のセンス情報のバイト
7(8バイト目)から1バイト分の情報をEBCDICコード
に変換してセットする。該ファイル記憶装置(DASD)のセ
ンス情報のこの箇所は、障害の概要を示す情報である。 %SN22-2: 上記センス情報のバイト22(23バイト
目)から2バイト分の情報をEBCDICコードに変換してセ
ットする。該ファイル記憶装置(DASD)のセンス情報のこ
の箇所は、フォールト・シンプトン・コードに当たり、
障害の詳細を示す情報である。 %SI3-1:ファイル記憶装置(DASD)のセンスI/Oタイプ
のバイト3から1バイト分の情報をEBCDICコードに変換
してセットする。該ファイル記憶装置(DASD)の場合、セ
ンスI/Oタイプは7バイトあり、この箇所は、該ファ
イル記憶装置(DASD)のコントローラタイプを示す情報で
ある。 %SI6-1:ファイル記憶装置(DASD)のセンスI/Oタイプ
のバイト6から1バイト分の情報をEBCDICコードに変換
してセットする。該ファイル記憶装置(DASD)の場合、セ
ンスI/Oタイプは7バイトあり、この箇所は、該ファ
イル記憶装置(DASD)のデバイスタイプを示す情報であ
る。
【0021】(b):コンソールに、FLAGコードを表示
するか否かを指定する。 (c):SVP にFLAGコードをログするか否かを指定す
る。 (d):FLAGコードを保守センタに転送するか否かを指
定する。 (e):FLAGコードを担当のCE課に転送するか否かを
指定する。 (f):付帯情報にログ抽出データ{ボリューム通し番号(V
OL) と発生パス情報(PATH)とセンス情報(SNS) を、装置
機番毎に、過去最大9件分}をセットする。 (g):レコードのタイプ(RECTYPE) は、入出力装置{本例
では、ファイル記憶装置(DASD)}の障害情報の種別、例
えば、ユニットチエック等で検出された入出力処理エラ
ー, 装置エラーと言った障害種別を選択の対象とするこ
とを指示する。 (h):全("ALL"で示す) てのオペレーティングシステム(O
S)配下でのログを選択対象とすることを示す。 (i):ログ抽出データの装置識別番号をマスクする値 (本
例では、上位2桁を指示)を指定する。本例では "FF"
で指定されている。この指定では下位の装置識別番号は
何でも良いことになる。 (j):上記(i) でマスクしたとき得られる装置識別番号の
期待値 (本例では、"20") を指定する。従って、上記
(i) で得られた期待値 "20" と組合わせると、装置識別
番号が"20XX"である装置は、全て、ログデータの抽出対
象となる。 (k):ログ抽出データのセンス情報をマスクする値を指定
する。本例では、上記%SN7-1,%SN22-2で指示されてい
るように、センス情報の第8バイト目と,第23バイト
目, 第24バイト目をマスクする値を指定する。図2の
例では、第8バイト目が "FF" で指定され、第23バイ
ト,第24バイト目は "0000" で指定ささている。"000
0"はマスク値が指定されていないので、その2バイト
は、どんなデータであっても良いことになる。 (l):上記(k) でマスクしたとき得られるセンス情報の期
待値 (本例では、第8バイト目が "0E")を指定する。 (m):ログ抽出データのセンス情報 (2進数)をマスクす
る値を指定する。 (n):(m) でマスクしたセンス情報 (2進数)の期待値
(2進数)を指定する。 (o):FLAGコードの生成条件が "AND"で示されてお
り、上記(k)(l)の選択条件と、(m)(n)の選択条件を両方
満たしたとき、FLAGコードを生成することを示
す。
【0022】図3は、図1に示されている上記図2に示
した定義体を、FLAGコード生成プログラムの定義
体解析論理モジュール 1が読み出し、図示されていない
メモリ上に、FLAGコード生成用パラメータとして展
開したときの定義体展開テーブルの例を示している。本
図において、(a) 〜で示した各欄は、上記定義体で定
義されている情報に対応しているので、それぞれのテー
ブル内容の説明は省略する。
【0023】図4は、図1で示されているエラーログデ
ータの例を示しており、図2(g) で説明したレコードタ
イプによって、そのフォーマットが異なり、本図では、
レコードタイプが、例えば "10" の場合のエラーログデ
ータのフォーマット例を示している。
【0024】該エラーログデータは、データ処理装置
において、ログ事象が発生したとき、図1に示したFL
AGコード生成プログラムの比較箇所の抽出・累計モジ
ュール 2により、データ処理装置から取り込まれる。
【0025】図4において、aはレコードの共通部の
情報 (例えば、障害発生時刻や、CPU 番号等、各情報に
共通して存在する情報) を示し、bはレコード固有部
の情報を示している。レコード共通部aにおいて、
(1) は、前述のレコードタイプ、具体的には、ユニット
チェック等で検出された入出力処理エラー,装置エラー
と言った障害種別に対応したエラー情報のおおまかな識
別が行われる情報を示し、(2) は、当該データ処理装置
で使用されているオペレーティングシステム(OS)を識別
する識別コードを示し、(3),(4) はレコード固有情報を
示し、(5) は、前述の障害発生日付を、(6) は障害発生
時刻を示している。
【0026】又、レコード固有部bにおいて、(7)
は、入出力装置{本例では、前述のように、ファイル記
憶装置(DASD)}の識別情報を示し、(8) は、前述の装置
機番を示し、(9) は、発生パス(PATH)を示し、(10)は、
前述のセンスI/Oタイプ情報の長さ(本例では、7バ
イト)と情報(16 進数) を示し、(11)は、前述のセンス
情報の長さ (本例では、24バイト)と情報(16 進数)
を示し、(12)は、前述のボリューム通し番号(VOL) を示
しており、該ボリューム通し番号(VOL) と発生パス情報
(PATH)とセンス情報(SNS) は、図2で説明した定義体
では、付帯情報として、所定の位置にセットされること
になる。
【0027】図5は、図1に示したFLAGコード生成
プログラムの比較箇所の抽出・累計モジュール 2におい
て、上記図4で説明したエラーログデータの、上記図
2で説明した定義体で指定されている比較抽出箇所を
抽出し、装置機番毎に、メモリ上にテーブルとして展開
した例を示している。図5において、各欄に示してある
(1) 〜は、上記図4で説明したエラーログ情報での (1)
〜と同じであるので、それぞれの説明は省略する。ここ
で、"X" は 16 進数を示し、"C" は、文字コードを示し
ている。
【0028】以下、上記図2〜図5を参照しながら、図
1によって、本発明によるFLAGコードの生成方法を
説明する。データ処理装置から収集されるエラーログ情
報には、即時型と定時型とがある。即時型は、エラーが
発生して、障害割り込み等により、オペレーティングシ
ステム(OS)の配下でエラーログファイルにエラーログデ
ータを書き込むときに、FLAGコード化する場合であ
り、そのエラー情報そのものが、重要障害情報であり、
エラーログデータと、FLAGコードは1対1に対応
している。
【0029】定時型は、間欠障害などで、複数回発生し
たとき、予防保守情報として意味をもつものや、消耗品
交換情報などのように、ある一定時間(例えば、消耗品
寿命)の80%使用したときのように、即時性はない
が、放置しておけばユーザに対して、重要障害と同等異
常の影響がある場合が検出されたとき、FLAGコード
化される情報である。この定時型のエラーログデータに
対しては、1日1回累積されたエラーログファイルを
チェックし、所定の回数累積して発生していることが検
出されたとき、FLAGコードの生成処理に入るもの
で、エラーログデータ対FLAGコードは、多対1,
及び、1対1の場合がある。
【0030】先ず、キー操作, 電源投入等を契機とし
た、図1の初期処理 1),2)において、本発明のFLAG
コード生成プログラムの定義体解析論理モジュール 1が
起動され、図示されていないファイル記憶装置から定義
体ファイルを読み込み、FLAGコード生成用パラメ
ータを、定義体展開テーブル{図3参照}として、図
示されていないメモリ上に展開する。このとき、文法上
の誤りがあると、処理を終了するが、文法上の誤りがな
いと、次の 3) 以降の処理に移る態勢に入る。
【0031】3) エラーログデータが、上記即時型の場
合、ログ事象が発生した時点で、本FLAGコード生成
プログラムの比較箇所の抽出・累計モジュール 2が起動
され、該エラーログデータの取り込みを行う。エラーロ
グデータが、上記定時型の場合は、指定された時刻に起
動され、1日分のエラーログファイルを取り込み、累計
する処理が行われる。
【0032】4) 該比較箇所の抽出・累計モジュール 2
は続いて、上記定義体展開テーブルを参照しながら、
該取り込んだエラーログデータから、該定義体展開テ
ーブル上で指定されている比較抽出箇所のデータ、例
えば、図5に示されているように、レコードタイプ,O
S識別コード,障害発生日付,障害発生時刻,入出力装
置識別情報,装置機番,発生パス(PATH),そして、セン
スI/Oタイプ,センス(SNS) 、ボリューム通し番号(V
OL) 等を抽出し、該図5に示した如き装置機番毎のテー
ブルを、メモリ上に展開する。
【0033】5) 定義体展開テーブルに設定されてい
る比較部分、具体的には、上記センス情報マスク値が指
示しているセンスバイト(期待値), センスI/Oタイ
プ情報のマスク値が指示しているセンスI/Oタイプバ
イト(期待値)と、上記図5に示した装置機番毎の抽出
部分とを比較して、一致したとき、所望のFLAGコー
ドと認識して、上記定義体展開テーブルのFLAG
コード基本部設定用データに基づいて、所定の位置に、
該抽出されたセンスバイト,センスI/Oタイプバイト
を設定して、当該データ処理装置のFLAGコードを
生成する。もし、上記のマスク値が指示しているセット
バイト等の期待値と、実際に取り込んだエラーログデー
タの抽出データとが一致しなかった場合には、所望のF
LAGコード情報ではないとして、FLAGコードは
生成しない。
【0034】図6に示したFLAGコードの基本情報
の例で説明すると、"K4"は、ファイル記憶装置(DASD)が
重要障害を起こしたことを示しており、次の "0160" は
装置機番で、図5の装置機番毎のテーブルの 8) 項の
「装置機番」が設定されており、次の "0E" は、図5の
装置機番毎のテーブルのセンスバイトの第8バイト目
のセンスバイトが設定されており、次の "0E10" は、同
じセンスバイトの第23バイト目と第24バイトのセン
スバイトが設定されており、次の "03" はセンスI/O
タイプの第4バイト目のセンスI/Oタイプバイトが設
定されており、次の "1E" は、同じセンスI/Oタイプ
の第8バイト目が設定されており、これらの設定位置の
指定は、図2に示した定義体の (a)で示した情報、即
ち、定義体展開テーブルのFLAGコード基本部設定
用データで示した情報に基づいて設定されたものである
ことが判る。
【0035】このようにして生成されたFLAGコード
の例を示したものが図6である。該FLAGコード
は、その基本情報の他に、FLAGコード表示転送制御
フラグ,重要障害発生年月日,重要障害発生時刻、ボリ
ューム通し番号,発生パス,センス情報等から構成され
ているが、これらは、全て、前述の定義体展開テーブル
に展開されている定義体によって指示されている情
報である。従って、本発明によるFLAGコード生成方
法によれば、該FLAGコード生成プログラムの外部に
定義されている定義体に基づいて、エラーログデータ
から所望のデータを抽出して、該定義体が指定した位
置に設定するように構成されているので、新規装置であ
っても、或いは、ユーザ要求にも、該FLAGコード生
成プログラムは全く変更することなく、該定義体を変
更,追加するだけで対応することができる。
【0036】このように、本発明によるFLAGコード
の生成方法,及び装置は、データ処理装置のハードウ
ェア障害通知コードであるFLAGコードを生成する
のに、FLAGコードのフォーマットに合わせて所定
の位置に所定のエラー情報を設定する為の定義体aと、
入力されてきたエラー情報の抽出位置を判定する為の定
義体bとからなる定義体を設けて、エラーログデータ
が収集されたとき、上記定義体を解析して、定義体
展開テーブルを生成すると共に、上記エラーログデー
タから、上記定義体に指定されている比較抽出箇所
のデータを抽出して、装置機番毎のエラー情報テーブル
として展開しておき、上記定義体展開テーブルの比
較部分と、上記装置機番毎の抽出部分とを比較して、一
致が得られたとき、上記定義体展開テーブルが指示し
ている位置に、上記抽出されたエラー情報を設定して、
FLAGコードを生成するようにしたところに特徴が
ある。
【0037】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よるFLAGコード生成方法,及び装置によれば、新規
装置のFLAGコードの生成を行う場合、上記FLA
Gコード生成プログラムを変更することなく、外部定義
体であるFLAGコードを生成する為の定義体aと、該
新規装置の固有情報を抽出する為の定義体bからなる定
義体の中身を変更,又は、該定義体を追加するたけ
でよくなる為、プログラムの開発作業が不要となり、開
発工数が少なくて済むという効果がある。又、装置依存
情報,及び、FLAGコード生成データ(定義体a,
b)からなる定義体が外部に定義されているので、複
数のオペレーティングシステム(OS)で、該定義体を共
用することができ、該オペレーティングシステム(OS)が
依存している部分は、該FLAGコード生成プログラム
で既に作成されているので、各装置をサポートするのに
必要な各オペレーティングシステム(OS)に提供している
ロジック部分の変更,追加が無くなる。又、ハードウェ
ア,ソフトウェアが不安定な時点で、該FLAGコード
の生成論理を変更したい場合にも、該外部の定義体
中のFLAGコードを生成する為の定義体a,b(FL
AGコード生成データ)を変更するだけで事足りる。更
に、該FLAGコードの生成方法をユーザの要求に合
わせて、変更したい場合にも、上記定義体で対処する
ことができ、ユーザ要求に柔軟に対応することができる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図
【図2】本発明の一実施例を示した図(その1)
【図3】本発明の一実施例を示した図(その2)
【図4】本発明の一実施例を示した図(その3)
【図5】本発明の一実施例を示した図(その4)
【図6】本発明の一実施例を示した図(その5)
【図7】従来のFLAGコード生成方法を説明する図
【符号の説明】
1 定義体解析論理モジュール 2 比較箇所の抽出・累計モジュール 3 FLAG生成論理モジュール FLAGコード 定義体,定義体ファイル エラーログデータ,エラーログファイル 定義体展開テーブル 装置機番毎のテーブル (a) 〜 定義体の各項番 1)〜 エラーログデータの各データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森本 利弘 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ処理装置のハードウェア障害通知コ
    ードであるFLAGコード()を生成する方法であっ
    て、 該FLAGコード()のフォーマットに合わせて所定
    の位置に所定のエラー情報を設定する為の定義体aと、
    入力されてきたエラー情報の抽出位置を判定する為の定
    義体bとからなる定義体()を設けて、 エラーログデータ()が収集されたとき、上記定義体
    ()を解析して、定義体展開テーブル()を生成す
    ると共に、上記エラーログデータ()から、上記定義
    体()に指定されている比較抽出箇所のデータを抽出
    して、装置機番毎のエラー情報テーブル()として展
    開しておき、上記定義体展開テーブル()の比較部分
    と、上記装置機番毎のエラー情報テーブル()の抽出
    部分とを比較して、一致したとき、上記定義体展開テー
    ブル()が指示している位置に、上記抽出したエラー
    情報を設定して、FLAGコード()を生成すること
    を特徴とするFLAGコード生成方法。
  2. 【請求項2】データ処理装置のハードウェア障害通知コ
    ードであるFLAGコード()を生成する回路であっ
    て、 該FLAGコード()のフォーマットに合わせて所定
    の位置に所定のエラー情報を設定する為の定義体aと、
    入力されてきたエラー情報の抽出位置を判定する為の定
    義体bとからなる定義体()と、 エラーログデータ()が収集されたとき、上記定義体
    ()を解析して、定義体展開テーブル()を生成す
    る手段(1) と、上記エラーログデータ()から、上記
    定義体()に指定されている比較抽出箇所のデータを
    抽出して、装置機番毎のエラー情報テーブル()とし
    て展開する手段(2) と、上記定義体展開テーブル()
    の比較部分と、上記装置機番毎のエラー情報テーブル
    ()の抽出部分とを比較して、一致したとき、上記定
    義体展開テーブル()が指示している位置に、上記抽
    出したエラー情報を設定して、FLAGコード()を
    生成する手段(3) とからなることを特徴とするFLAG
    コード生成回路。
JP6046236A 1994-03-17 1994-03-17 Flagコード生成方法,及び回路 Pending JPH07262049A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006259892A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Fujitsu Ltd 事象通知管理プログラム及び事象通知管理装置
CN105573916A (zh) * 2016-01-29 2016-05-11 努比亚技术有限公司 故障检测方法及移动终端

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JP2006259892A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Fujitsu Ltd 事象通知管理プログラム及び事象通知管理装置
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