JPH0726145A - シリコーンコンパウンドおよびその製造方法 - Google Patents

シリコーンコンパウンドおよびその製造方法

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JPH0726145A
JPH0726145A JP5191902A JP19190293A JPH0726145A JP H0726145 A JPH0726145 A JP H0726145A JP 5191902 A JP5191902 A JP 5191902A JP 19190293 A JP19190293 A JP 19190293A JP H0726145 A JPH0726145 A JP H0726145A
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JP
Japan
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component
silicone compound
fine powder
silicone
group
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Application number
JP5191902A
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English (en)
Inventor
Shoji Akamatsu
章司 赤松
Yasue Kanzaki
康枝 神崎
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DuPont Toray Specialty Materials KK
Original Assignee
Dow Corning Toray Silicone Co Ltd
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K7/00Use of ingredients characterised by shape
    • C08K7/22Expanded, porous or hollow particles

Abstract

(57)【要約】 【目的】 優れた防振特性を有するシリコーンコンパウ
ンドおよびその製造方法を提供する。 【構成】 (A)シリコーンオイル70〜99.9重量
%、(B)熱可塑性有機樹脂中空微粉末0.1〜10重量
%および(C)比表面積が50m2/g以上であるシリカ微粉
末等の増稠剤0〜20重量%からなるシリコーンコンパ
ウンド、および(A)シリコーンオイル70〜99.9重
量%、(D)熱により不可逆的に膨張して中空化する熱可
塑性有機樹脂微粉末0.1〜10重量%および(C)比表
面積が50m2/g以上であるシリカ微粉末等の増稠剤0〜
20重量%からなる組成物を加熱して、上記(D)成分を
膨張させることを特徴とする、シリコーンコンパウンド
の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シリコーンコンパウン
ドおよびその製造方法に関し、詳しくは、優れた防振特
性を有するシリコーンコンパウンドおよびその製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】シリコーンオイル、シリコーンオイルと
充填剤からなるオイル状から半固体状のシリコーンコン
パウンドおよびゲル状のシリコーンゴムは、コンパクト
ディスク,レーザーディスク等の光学信号読み取り装
置、磁気ディスク,光磁気ディスク等の磁気信号読み取
り装置、精密測定装置等の精密機器の防振部材として利
用されている。特に、シリコーンコンパウンドは、シリ
コーンオイル相互の内部摩擦やシリコーンオイルと充填
剤間の内部摩擦により、外部からの振動を緩和すること
ができ、またゴム弾性を示さないことから、優れた防振
部材として使用されている。
【0003】このようなシリコーンコンパウンドとして
は、例えば、シリコーンオイルに無機質微粉末を配合し
てなるシリコーンコンパウンド(特開昭57−1689
97号公報または特開昭63−308241号公報参
照)、シリコーンオイルに有機樹脂微粉末を配合してな
るシリコーンコンパウンド(特開昭63−308242
号公報参照)が提案されている。しかし、これらのシリ
コーンコンパウンドは、その防振特性が十分でないとい
う問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、上記課題
について鋭意検討した結果、本発明に到達した。すなわ
ち、本発明の目的は、優れた防振特性を有するシリコー
ンコンパウンドおよびその製造方法を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段およびその作用】本発明の
コンパウンドは、(A)シリコーンオイル 70〜9
9.9重量%、 (B)熱可塑性有機樹脂中空微粉末 0.1〜10重量%および (C)増稠剤 0〜20重量% からなるシリコーンコンパウンドに関する。
【0006】また、本発明の製造方法は、(A)シリコー
ンオイル 70〜99.9重量%、 (D)熱により不可逆的に膨張して中空化する熱可塑性有機樹脂微粉末 0.1〜10重量%および (C)増稠剤 0〜20重量% からなる組成物を加熱して、上記(D)成分を膨張させる
ことを特徴とする、シリコーンコンパウンドの製造方法
に関する。
【0007】はじめに、本発明のシリコーンコンパウン
ドについて詳細に説明する。 (A)シリコーンオイルは、本発明のシリコーンコンパウ
ンドの主材である。(A)成分の分子構造は特に限定され
ず、例えば、直鎖状、一部分岐を有する直鎖状、環状、
網状が挙げられ、特に、直鎖状であることが好ましい。
また、(A)成分の分子構造が直鎖状もしくは一部分岐を
有する直鎖状である場合、その分子鎖末端の基は特に限
定されず、例えば、トリメチルシロキシ基,ジメチルビ
ニルシロキシ基,ジメチルフェニルシロキシ基等のトリ
オルガノシロキシ基;ヒドロキシジメチルシロキシ基,
ヒドロキシメチルビニルシロキシ基,ヒドロキシメチル
フェニルシロキシ基等のヒドロキシジオルガノシロキシ
基;ジメチルハイドロジェンシロキシ基,メチルフェニ
ルハイドロジェンシロキシ基等のジオルガノハイドロジ
ェンシロキシ基が挙げられ、特に、トリメチルシロキシ
基,ヒドロキシジメチルシロキシ基であることが好まし
い。また、(A)成分中のケイ素原子結合有機基は特に限
定されず、例えば、メチル基,エチル基,プロピル基,
ブチル基,ペンチル基,ヘキシル基等のアルキル基;ビ
ニル基,アリル基,ブテニル基,ペンテニル基,ヘキセ
ニル基等のアルケニル基;フェニル基,トリル基,キシ
リル基等のアリール基;ベンジル基,フェネチル基等の
アラルキル基;3−クロロプロピル基,3,3,3−ト
リフロロプロピル基等の置換アルキル基が挙げられる。
【0008】このような(A)成分のシリコーンオイルと
しては、例えば、分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封
鎖ジメチルポリシロキサン,分子鎖両末端ヒドロキシジ
メチルシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン,分子鎖
両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖ジメチルポリシロ
キサン,分子鎖両末端ジメチルフェニルシロキシ基封鎖
ジメチルポリシロキサン,分子鎖両末端トリメチルシロ
キシ基封鎖メチルフェニルポリシロキサン,分子鎖両末
端ヒドロキシジメチルシロキシ基封鎖メチルフェニルポ
リシロキサン,分子鎖両末端ジメチルビニルシロキシ基
封鎖メチルフェニルポリシロキサン,分子鎖両末端トリ
メチルシロキシ基封鎖メチルビニルポリシロキサン,分
子鎖両末端ヒドロキシジメチルシロキシ基封鎖メチルビ
ニルポリシロキサン,分子鎖両末端トリメチルシロキシ
基封鎖ジメチルシロキサン・メチルフェニルシ共重合
体,分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシ
ロキサン・メチルビニルシロキサン共重合体,分子鎖両
末端トリメチルシロキシ基封鎖メチルフェニルシロキサ
ン・メチルビニルシロキサン共重合体,分子鎖両末端ト
リメチルシロキシ基封鎖メチル(3,3,3−トリフロ
ロプロピル)ポリシロキサン,環状ジメチルポリシロキ
サン,環状メチルビニルポリシロキサン,環状ジメチル
シロキサン・メチルビニルシロキサン共重合体,環状ジ
メチルシロキサン・メチルフェニルシロキサン共重合体
が挙げられる。
【0009】(A)成分の粘度は特に限定されないが、(A)
成分の25℃における粘度が100センチストークス未
満であると、(B)成分が分離して凝集しやすく、またこ
の粘度が1,000,000センチストークスをこえる
と、得られたシリコーンコンパウンドの取扱が著しく困
難となることから、(A)成分の25℃における粘度は1
00〜1,000,000センチストークスの範囲であ
ることが好ましい。また、(A)成分は、一種類のシリコ
ーンオイルまたは二種類以上のシリコーンオイル混合物
であり、二種類以上のシリコーンオイル混合物である場
合には、それぞれ異なる粘度を有するシリコーンオイル
混合物またはそれぞれ異なるケイ素原子結合有機基を有
するシリコーンオイル混合物等の組み合せが選択され
る。
【0010】(A)成分の配合量は70〜99.9重量%
の範囲である。これは、(A)成分の配合量が70重量%
未満であると、得られたシリコーンコンパウンドの取扱
が困難となり、またこの配合量が99.9重量%をこえ
ると、得られたシリコーンコンパウンドの防振特性が著
しく低下するからである。
【0011】(B)熱可塑性有機樹脂中空微粉末は、本発
明のシリコーンコンパウンドの特徴をなす成分である。
(B)成分は中空構造を有しており、その殻壁を形成する
熱可塑性有機樹脂の種類は特に限定されず、例えば、エ
チレン,プロピレン,スチレン,酢酸ビニル,塩化ビニ
ル,塩化ビニリデン,メチルメタクリレート,アクリロ
ニトリル,ブタジエン,クロロプレン等のビニル系モノ
マーの単独重合体、もしくは塩化ビニリデン・アクリロ
ニトリル共重合体,塩化ビニル・アクリロニトリル共重
合体,酢酸ビニル・ブタジエン共重合体,エチレン・プ
ロピレン共重合体,スチレン・ブタジエン共重合体,エ
チレン・プロピレン・ブタジエン共重合体等の共重合
体;6−ナイロン,6,6−ナイロン等のポリアミド;
ポリエチレンテレフタレート等のポリエステルが挙げら
れる。さらに、(B)成分の内部の成分は特に限定され
ず、例えば、(B)成分を中空化するために用いた発泡剤
やその残渣、発泡剤が揮散することによって置換された
空気,窒素ガス,ヘリウムガス,アルゴンガス,ネオン
ガス等のガスが挙げられる。また、(B)成分の形状は特
に限定されず、例えば、球状,円盤状,ひょうたん状が
挙げられる、好ましくは球状であり、その粒径は特に限
定されないが、得られたシリコーンコンパウンドの防振
特性が特に優れていることから、5〜500μmの範囲
であることが好ましい。
【0012】(B)成分の配合量は0.1〜10重量%の
範囲である。これは、(B)成分の配合量が0.1重量%
未満であると、得られたシリコーンコンパウンドの防振
特性が低下するためであり、またこれが10重量%をこ
えると、(B)成分を(A)成分中に配合することが困難とな
り、特に得られたシリコーンコンパウンドの取扱が著し
く困難となるためである。
【0013】(C)増稠剤は、(A)成分と(B)成分の分離を
抑制して、本発明のシリコーンコンパウンドの貯蔵安定
性を向上させるための任意成分である。このような(C)
成分としては、例えば、比表面積が50m2/g以上である
シリカ微粉末,ヒュームド酸化チタン,コロイド状炭酸
カルシウム,アルミナ,酸化鉄,カーボンブラック,液
状ポリエーテル樹脂が例示され、好ましくは比表面積が
50m2/g以上のシリカ微粉末であり、特に好ましくは比
表面積が100m2/g〜500m2/gの範囲のシリカ微粉末
である。また、(C)成分の形状は特に限定されず、例え
ば、球状,円盤状,繊維状が挙げられ、好ましくは球状
である。(C)成分のうち、好ましいシリカ微粉末の種類
は特に限定されず、例えば、乾式シリカ,焼成シリカ,
湿式シリカ,シリカアエロゲルが挙げられ、特にその表
面をオルガノハロシラン,オルガノアルコキシシラン,
オルガノシラザンまたはオルガノハイドロジェンポリシ
ロキサン,分子鎖両末端ヒドロキシジオルガノシロキシ
基封鎖ジメチルシロキサンオリゴマー,分子鎖両末端ヒ
ドロキシジオルガノシロキシ基封鎖メチルビニルシロキ
サンオリゴマー,分子鎖両末端ヒドロキシジオルガノシ
ロキシ基封鎖メチルフェニルシロキサンオリゴマー等の
オルガノポリシロキサンにより処理することが好まし
い。
【0014】(C)成分の配合量は0〜20重量%の範囲
である。これは、(C)成分の配合量が20重量%をこえ
ると、(A)成分中に(B)成分および(C)成分を配合するこ
とが困難となり、得られたシリコーンコンパウンドの防
振特性が低下するとともに、その取扱が著しく困難とな
るためである。
【0015】本発明のシリコーンコンパウンドは、上記
(A)成分、(B)成分および(C)成分からなるが、得られた
シリコーンコンパウンドの比重等の物理的特性や外観等
を調節するため、例えば、結晶性シリカ,ケイ藻土,ア
ルミノケイ酸,酸化鉄,酸化亜鉛,炭酸カルシウム等の
(C)成分で用いた以外の無機質充填剤およびこれらの無
機質充填剤をオルガノハロシラン,オルガノアルコキシ
シラン,オルガノシラザンまたはオルガノハイドロジェ
ンポリシロキサン,分子鎖両末端ヒドロキシジオルガノ
シロキシ基封鎖ジメチルシロキサンオリゴマー,分子鎖
両末端ヒドロキシジオルガノシロキシ基封鎖メチルビニ
ルシロキサンオリゴマー,分子鎖両末端ヒドロキシジオ
ルガノシロキシ基封鎖メチルフェニルシロキサンオリゴ
マー等のオルガノポリシロキサンにより処理した無機質
充填剤,有機顔料,無機顔料,染料,耐熱剤,難燃剤を
任意成分として配合することができる。
【0016】本発明のシリコーンコンパウンドの性状は
特に限定されず、例えば、油状から半固体状であり、好
ましくは25℃における粘度が500センチポイズの油
状から殆ど流動性を有しない半固体状であり、その用途
により適宜選択することが好ましい。
【0017】このような本発明のシリコーンコンパウン
ドを製造する方法は特に限定されず、例えば、(A)成
分、(B)成分および(C)成分を混合する方法、(A)成分、
加熱により(B)成分を形成する熱可塑性有機樹脂微粉末
および(C)成分を均一に混合後、これを加熱して、(B)成
分を形成する方法が挙げられ、効率的に本発明のシリコ
ーンコンパウンドを製造する方法としては、後者の方法
が好ましい。
【0018】続いて、本発明の製造方法について詳細に
説明する。(A)成分と(C)成分の説明およびその配合量の
説明は上記と同じである。
【0019】(D)熱可塑性有機樹脂微粉末は、熱により
不可逆的に膨張して中空化する微粉末である。(D)成分
は熱可塑性有機樹脂を主体とし、その内部に発泡剤を含
有する微粉末である。(D)成分を構成する熱可塑性有機
樹脂としては前記同様の熱可塑性有機樹脂が例示され
る。また、(D)成分を熱により不可逆的に膨張して中空
化するための発泡剤は特に限定されず、例えば、プロパ
ン,ブタン,イソブタン,ペンタン,ヘキサン,ヘプタ
ン,オクタン等の脂肪族炭化水素;トルエン,キシレン
等の芳香族炭化水素;アセトン,メチルエチルケトン,
メチルイソブチルケトン等のケトン;テトラヒドロフラ
ン,ジメチルエーテル,メチルエチルエーテル,ジエチ
ルエーテル等のエーテル;酢酸メチル,酢酸エチル,酢
酸ブチル等のエステル;その他、ジメチルスルホキシ
ド,ジメチルホルムアミド等の揮発性液体やジアゾニウ
ム化合物等の熱分解によりガスを発生する化合物が挙げ
られる。このような発泡剤は、(D)成分を構成する熱可
塑性有機樹脂の軟化点以上に加熱した場合、ガス状とな
るかまたはガスを発生して、(D)成分を不可逆的に膨張
して中空化させる。そして、熱可塑性有機樹脂中空微粉
末を形成後には、この発泡剤もしくは発泡剤の残渣は、
この中空微粉末の内部に残存したり、またはこの中空微
粉末の外部に揮散して、外気と置換する。(D)成分の形
状は特に限定されず、例えば、球状,円盤状,ひょうた
ん状が挙げられ、好ましくは球状であり、またその粒径
は特に限定されず、例えば、1〜100μmの範囲であ
ることが好ましい。
【0020】(D)成分の配合量は0.1〜10重量%の
範囲である。これは、(D)成分の配合量が0.1重量%
未満であると、得られたシリコーンコンパウンドの防振
特性が低下するためであり、またこれが10重量%をこ
えると、得られたシリコーンコンパウンドの取扱いが困
難となるからである。
【0021】本発明の製造方法において、上記(A)成
分、(D)成分および(C)成分以外の任意成分として、例え
ば、結晶性シリカ,ケイ藻土,アスベスト,アルミノケ
イ酸,酸化鉄,酸化亜鉛,炭酸カルシウム等の(C)成分
で用いた以外の無機質充填剤およびこれらの無機質充填
剤をオルガノハロシラン,オルガノアルコキシシラン,
オルガノシラザンまたはオルガノハイドロジェンポリシ
ロキサン,分子鎖両末端ヒドロキシジオルガノシロキシ
基封鎖ジメチルシロキサンオリゴマー,分子鎖両末端ヒ
ドロキシジオルガノシロキシ基封鎖メチルビニルシロキ
サンオリゴマー,分子鎖両末端ヒドロキシジオルガノシ
ロキシ基封鎖メチルフェニルシロキサンオリゴマー等の
オルガノポリシロキサンにより処理した無機質充填剤,
有機顔料,無機顔料,染料,耐熱剤,難燃剤等を配合す
ることができる。
【0022】本発明の製造方法は、上記(A)成分、(D)成
分および(C)成分、さらにその他任意成分を均一に配合
した組成物を加熱することにより、(D)成分を不可逆的
に膨張させて、熱可塑性有機樹脂中空微粉末を形成する
ことを特徴とする。(A)成分、(D)成分および(C)成分を
配合する手順は特に限定されず、例えば、(A)成分中に
(D)成分を均一に配合後、この組成物に(C)成分を配合す
る方法、(A)成分に(C)成分を均一に配合後、この組成物
に(D)成分を配合する方法、(A)成分、(D)成分および(C)
成分を一括して配合する方法が挙げられる。(A)成分、
(D)成分および(C)成分からなる組成物を加熱する温度は
特に限定されず、(D)成分を不可逆的に膨張できる温度
であればよく、例えば、(D)成分中の発泡剤が作用する
温度以上であり、さらに(D)成分を構成する熱可塑性有
機樹脂の軟化点以上であることが好ましく、具体的に
は、50〜200℃の範囲であることが好ましく、さら
に80〜150℃の範囲であることが好ましい。また、
上記(A)成分、(D)成分および(C)成分からなる組成物を
加熱する方法としては、例えば、上記各成分を均一に配
合しながら加熱する方法、均一な組成物を静置下で加熱
する方法が挙げられる。
【0023】本発明の製造方法において、上記(A)成
分、(D)成分および(C)成分を均一に配合するための混合
装置は特に限定されず、例えば、プラネタリーミキサ
ー,ロスミキサー,ホバートミキサーが挙げられる。ま
た、これらの混合装置には加熱装置は必ずしも必須では
なく、ホバートミキサーの様に加熱装置がない混合装置
を用いた場合には、(A)成分、(D)成分および(C)成分か
らなる均一な組成物を調整後、この組成物をオーブン中
で加熱したり、遠赤外線を照射することにより、(D)成
分を膨張する必要がある。
【0024】このような本発明のシリコーンコンパウン
ドは、熱可塑性有機樹脂中空微粉末を配合する特殊なシ
リコーンコンパウンドであり、優れた振動特性を有し、
またその比重が小さいので、軽量防振部材として使用で
きる。また、本発明のシリコーンコンパウンドは、これ
を合成ゴムもしくは天然ゴム等の成形品中に封入した
り、ダンパー中に封入することにより、コンパクトディ
スク,レーザーディスク等の光学信号読み取り装置、磁
気ディスク,光磁気ディスク等の磁気信号読み取り装
置、精密測定装置等の精密機器の防振振動絶縁部品とし
て利用することができる。
【0025】
【実施例】本発明を実施例により詳細に説明する。な
お、実施例中、粘度の値は25℃において測定した値で
あり、また防振特性は、レオメトリック社製;レオメト
リック ダイナミックアナライザー RDA−700に
よりtanδの値を測定することにより評価した。
【0026】
【実施例1】加熱装置付き攪拌機に、粘度5,000セ
ンチストークスの分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封
鎖ジメチルポリシロキサン1920g、発泡剤としてイ
ソブタンを含有し、粒径が16〜32μmである塩化ビ
ニリデン・アクリロニトリル共重合体微粉末(膨張開始
温度=140℃)80gを投入した。これを均一に攪拌
しながら、145℃まで加熱し、さらに145℃で10
分間攪拌した。その後、これを冷却して、本発明のシリ
コーンコンパウンドを調製した。
【0027】このシリコーンコンパウンドの粘度は23
0ポイズであり、このシリコーンコンパウンド中の塩化
ビニリデン・アクリロニトリル共重合体中空微粉末の粒
径は60〜130μmであった。また、このシリコーン
コンパウンドの防振特性を表1に示した。さらに、この
シリコーンコンパウンドを透明ガラス容器中、室温で一
ヶ月静置後の外観に変化はなかったが、これを三ヶ月静
置したところ、上層に一部上記中空微粉末の分離が観察
された。
【0028】
【実施例2】加熱装置付き攪拌機に、粘度60,000
センチストークスの分子鎖両末端トリメチルシロキシ基
封鎖ジメチルポリシロキサン1920g、発泡剤として
イソブタンを含有し、粒径が16〜32μmである塩化
ビニリデン・アクリロニトリル共重合体微粉末(膨張開
始温度=140℃)80gを投入した。これを攪拌し
て、均一な組成物を調製した。次いで、この組成物を1
45℃まで加熱し、さらに145℃で10分間放置し
た。その後、これを冷却して、本発明のシリコーンコン
パウンドを調製した。
【0029】このシリコーンコンパウンド中の塩化ビニ
リデン・アクリロニトリル共重合体中空微粉末の粒径は
60〜130μmであった。また、このシリコーンコン
パウンドの防振特性を表1に示した。さらに、このシリ
コーンコンパウンドを透明ガラス容器中、室温で一ヶ月
静置後の外観に変化はなかったが、これを三ヶ月静置し
たところ、上層に一部上記中空微粉末の分離が観察され
た。
【0030】
【実施例3】加熱装置付き攪拌機に、粘度10,000
センチストークスの分子鎖両末端トリメチルシロキシ基
封鎖ジメチルポリシロキサン1910g、発泡剤として
イソブタンを含有し、粒径が10〜20μmである塩化
ビニリデン・アクリロニトリル共重合体微粉末(膨張開
始温度=80℃)10g、比表面積が200m2/gであ
り、その表面を予めジメチルジクロロシランで処理した
ヒュームドシリカ80gを投入し、これを均一に攪拌し
ながら、85℃まで加熱し、さらに85℃で10分間攪
拌した。その後、これを冷却し、本発明のシリコーンコ
ンパウンドを調製した。
【0031】このシリコーンコンパウンドの粘度は15
0ポイズであり、このシリコーンコンパウンド中の塩化
ビニリデン・アクリロニトリル共重合体中空微粉末の粒
径は35〜85μmであった。また、このシリコーンコ
ンパウンドの防振特性を表1に示した。さらに、このシ
リコーンコンパウンドを透明ガラス容器中、室温で三ヶ
月静置後の外観に変化はなかった。
【0032】
【実施例4〜6】加熱装置付き攪拌機に、粘度10,0
00センチストークスの分子鎖両末端トリメチルシロキ
シ基封鎖ジメチルポリシロキサン1910g、発泡剤と
してイソブタンを含有し、粒径が10〜20μmである
塩化ビニリデン・アクリロニトリル共重合体微粉末(膨
張開始温度=80℃))と比表面積が200m2/gであ
り、その表面を予めジメチルジクロロシランで処理した
ヒュームドシリカをそれぞれ表1に記載した量投入し、
これらを均一に攪拌しながら、85℃まで加熱し、さら
に85℃で10分間攪拌した。その後、これらを冷却
し、三種類の本発明のシリコーンコンパウンドを調製し
た。
【0033】これらのシリコーンコンパウンド中の塩化
ビニリデン・アクリロニトリル共重合体中空微粉末の粒
径は35〜85μmであった。また、これらのシリコー
ンコンパウンドの防振特性を表1に示した。さらに、こ
れらのシリコーンコンパウンドを透明ガラス容器中、室
温で一ヶ月静置後の外観には変化がなかったが、これを
三ヶ月静置したところ、ヒュームドシリカを配合しなか
ったシリコーンコンパウンドは、上層に一部上記中空微
粉末の分離が観察された。
【0034】
【比較例1】加熱装置付き攪拌機に、粘度10,000
センチストークスの分子鎖両末端トリメチルシロキシ基
封鎖ジメチルポリシロキサン1400gを投入し、これ
を攪拌下、比表面積が200m2/gであり、その表面を予
めジメチルジクロロシランで処理したヒュームドシリカ
600gを3回に分けて投入して均一な組成物を調製し
た。この組成物を、さらに140℃、10mmHg以下の加
熱減圧下で攪拌して、粘度約1万ポイズのシリコーンコ
ンパウンドを調製した。このシリコーンコンパウンドの
防振特性を表1に示した。
【0035】
【比較例2】加熱装置付き攪拌機に、粘度5,000セ
ンチストークスの分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封
鎖ジメチルポリシロキサン1.1kgを投入し、これを攪
拌下、粒径が20〜200μmであり、平均粒子径が8
0μmであるシリコーンレジンパウダー0.9kgを投入
してシリコーンコンパウンドを調製した。このシリコー
ンコンパウンドの防振特性を表1に示した。
【0036】
【比較例3〜5】加熱装置付き攪拌機に、粘度10,0
00センチストークスの分子鎖両末端トリメチルシロキ
シ基封鎖ジメチルポリシロキサン1400gを投入し、
これを攪拌下、比表面積が200m2/gであり、その表面
を予めジメチルジクロロシランで処理したヒュームドシ
リカを表1に記載した量投入して均一な組成物を調製し
た。これらの組成物を、さらに140℃、10mmHg以下
の加熱減圧下で攪拌して、3種類のシリコーンコンパウ
ンドを調製した。これらのシリコーンコンパウンドの防
振特性を表1に示した。
【0037】
【表1】
【0038】
【発明の効果】本発明のシリコーンコンパウンドは優れ
た防振特性を有し、また本発明の製造方法はこのような
シリコーンコンパウンドを効率よく製造することができ
るという特徴を有する。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)シリコーンオイル 70
    〜99.9重量%、 (B)熱可塑性有機樹脂中空微粉末 0.1〜10重量%および (C)増稠剤 0〜20重量% からなるシリコーンコンパウンド。
  2. 【請求項2】 (A)シリコーンオイル 70
    〜99.9重量%、 (D)熱により不可逆的に膨張して中空化する熱可塑性有機樹脂微粉末 0.1〜10重量%および (C)増稠剤 0〜20重量% からなる組成物を加熱して、上記(D)成分を膨張させる
    ことを特徴とする、シリコーンコンパウンドの製造方
    法。
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