JPH07261453A - トナー組成物の製造方法 - Google Patents

トナー組成物の製造方法

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JPH07261453A
JPH07261453A JP7030549A JP3054995A JPH07261453A JP H07261453 A JPH07261453 A JP H07261453A JP 7030549 A JP7030549 A JP 7030549A JP 3054995 A JP3054995 A JP 3054995A JP H07261453 A JPH07261453 A JP H07261453A
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エイ.ホッパー マイケル
Melvin D Croucher
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 優れた顔料分散性と狭いサイズ分布を有する
着色トナー組成物の直接的な製造の簡便で経済的な方法
を提供する。 【構成】 水性イオン性界面活性剤溶液中に、乳化重合
による樹脂ラテックスを形成し;非イオン性分散剤を用
いて水中に色の異なる顔料の顔料分散液を製造し;前記
樹脂ラテックスと顔料分散液をブレンドし;このブレン
ド物に高剪断下で対イオン界面活性剤を加えて、凝集ブ
レンド物の均質ゲルを得て;この剪断ゲルを含まれる樹
脂のTgより低い温度で加熱し、サイズ分布1.10〜
1.25及び平均体積径2〜12μmのトナーサイズの
集合体を形成し;この集合体を含まれる樹脂のTgより
高い温度で加熱して、樹脂と顔料を含むトナー組成物の
合体した硬直粒子を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般的にはトナー処理方
法に関し、更に詳細にはトナー組成物を製造するための
集合(aggregation) 及び合体(coalescence) の方法に関
する。具体例において、本発明は周知の微粉砕及び/又
は分級の方法を使用せずにトナーを経済的に製造するこ
とに関し、ここで約0.5μm〜約25μm、好ましく
は約1μm〜約10μmの平均体積直径で、狭いGSD
(幾何サイズ分布)の特徴を有するトナーを得ることが
できる。得られたトナーは、カラー処理及びリソグラフ
ィーを含む周知の電子写真画像形成及び印刷の方法のた
めに選択できる。具体例において、本発明は以下の工程
を含む方法に関し、この方法は、体積平均径が約0.0
5μm〜約1μmの懸濁樹脂粒子を含む乳化重合によっ
て製造された水性ラテックスの形態をした樹脂を、イオ
ン性界面活性剤及び必要に応じて非イオン性界面活性剤
を含む水中に分散する工程と、この樹脂ブレンド物と、
非イオン性分散剤又は必要に応じてラテックスを形成す
るために用いられた極性と同じ極性のイオン性界面活性
剤を使用して、水中で製造された異なる色の2つ又は必
要に応じて3つの顔料分散液とを混合する工程と、この
ブレンド物にラテックス樹脂成分の約0.5〜約5重量
%の濃度のカウンタ荷電イオン性界面活性剤、即ち凝固
剤(coagulant) の水溶液を加え、これによって樹脂粒子
及び顔料粒子を凝集させる工程と、高剪断インラインホ
モジナイザー又はバッチホモジナイザーを用いてこの凝
集されたゲルを剪断する工程と、次いで樹脂のガラス転
移温度(Tg)よりも低い温度で加熱して、樹脂と顔料
とを含む約0.5μm〜約10μmの静的に結合された
集合体を形成すると考えられる凝集剤剪断混合物を攪拌
し、所望の粒子サイズが得られた後、分散安定剤として
追加のイオン性界面活性剤を形成された集合体分散液に
加える工程と、その後で樹脂のTgより高い温度で加熱
して、ブレンド工程で使用された異なる着色顔料の分量
によって制御された色を有する平均粒子体積直径が約1
μm〜約25μmのトナー粒子を生成する工程と、を含
む。より高い温度の加熱工程中に集合体粒子が一緒に融
合(fuse)又は合体してトナーを形成すると考えられる。
その別の具体例において、本発明は反応系中のプロセス
(in situ process) に関し、例えばネオゲンR(NEO
GEN R:商品名)又はネオゲンSC(NEOGEN
SC:商品名)等のナトリウムドデシルベンゼンスル
ホネートのようなアニオン界面活性剤及び、例えばイゲ
パール897(IGEPAL897:商品名)又はアン
タロックス897(ANTAROX897:商品名)等
のアルキルフェノキシポリ(エチレンオキシ)エタノー
ルのような非イオン性界面活性剤を含む水性界面活性剤
混合物中に、ポリ(スチレン−ブタジエン)であって、
ブルックハーベンナノサイザー(Brookhaven nanosizer)
で測定して粒子のサイズ範囲が約0.01μm〜0.5
μmであるプリオトーン(PLIOTONE:商品名)
のような懸濁された樹脂粒子のラテックスを製造するこ
とと、この樹脂に本明細書中に示されるアニオン性界面
活性剤を含む水中に分散されるヘリオゲンブルー(HE
LIOGEN BLUE:商品名)やホスタパームピン
ク(HOSTAPERM PINK:商品名)のような
分散顔料の分量を混合することと、を含む。次に、この
樹脂と顔料とのブレンド物は有効量のカチオン界面活性
剤水溶液を添加することによって凝固し、ベンズアルコ
ニウムブロマイド〔サニゾール B−50(SANIZ
OL B−50;商品名)〕のような界面活性剤が選択
され、凝固を起こすために適する。粘性凝固化又はゲル
化されたブレンド物は、ブリンクマンポリトロン(Brink
man Polytron)のような高剪断装置又はイカSD−41
(IKA SD−41)装置のようなインラインホモジ
ナイザーを用いて均質化される。更に、このブレンド物
は樹脂のTgより低い温度で加熱しながら攪拌すること
により、コールタカウンター( マイクロサイザーII)[C
oulter Counter(Microsizer II)]で測定して平均直径サ
イズが約0.5μm〜約10μmのサイズ範囲内の静的
に結合した集合体を形成する;そしてその後、ラテック
ス樹脂のTgよりも高い温度で加熱して、ポリマーと顔
料の各粒子の粒子融合又は合体を提供し;次いで界面活
性剤を除去するために例えば温水で洗浄して、乾燥する
ことによって、平均体積粒子直径が1μm〜12μmの
ような様々な粒子サイズ直径を有する樹脂と顔料とを含
むトナー粒子を得ることができる。前記トナーは優れた
線及びべた解像度(solid resolution)を有するカラー画
像の現像に特に有用であり、バックグランドの付着が実
質的にない。理論によって限定されることは望ましくな
いが、凝集又は集合は、添加されたカチオン界面活性剤
で樹脂顔料混合物を中和することによって形成されると
考えられる。高剪断操作によって、凝集作用により得ら
れた初期の均質ではない分散液から均一で均質な凝集系
即ちゲルが、確実に形成されて、そしてこの均一なゲル
によって、負に帯電され且つ体積直径が約0.5μm〜
約5μmの樹脂及び顔料の粒子を含む安定化集合体が、
確実に形成される。次に、加熱されて、特定の望ましい
色の単数若しくは複数種類のトナーに、集合粒子を融合
する又は、粒子を合体する。更に別の具体例において、
イオン性界面活性剤は、樹脂と顔料の混合物がカチオン
性界面活性剤を含み、凝固がアニオン性界面活性剤溶液
を用いて起こされるように換えうる;次いで本明細書に
おいて説明される工程が行われることで、均質化によっ
て凝集させ、そして加熱後に均質な混合物及びトナー形
成物を攪拌することによって静的に結合された集合体粒
子を形成する。集合に用いられたラテックス樹脂粒子即
ち樹脂粒子のブレンド物は、ゼログラフィックプロセス
(静電複写工程)において、とりわけ画像を通常、ペー
パ(紙)などの最終的な受入れ媒体に定着するのに伴わ
れるプロセスの部分において、機能的な性能のため選択
され得る。これは、プロセスが制御された分子量と分子
量分布とを有するポリマー樹脂から製造されたラテック
スによって得られることを要する。結果としてトナー用
のラテックスの粒子サイズ及びTgは、一般的には乳化
重合の樹脂配合方法によって決定され、これによって同
一のラテックスの配合から異なるサイズのトナーを形成
するための手段が限定される。更に詳細には、固体の異
なる充填量下でラテックスを集合する時、ラテックス界
面活性剤の顔料分散対イオン性界面活性剤に対する一定
の比率を利用することによって、狭いサイズ分布のトナ
ー粒子を得るための手段を提供しながら、トナーの均一
な化学組成が保証される。
【0002】本発明に従って製造されるトナーでは、約
120℃〜約150℃のような比較的低い融合温度を用
いることが可能になり、このためにペーパのカールを防
止、又は最小化できる。より低い融合温度はペーパから
の湿分のロスを最小化するので、ペーパのカールを減少
できる又は無くすことできる。更に、プロセスカラー用
途、及び特に絵的なカラー用途において、ペーパに対す
るトナーの光沢合わせ(gloss matching) は、非常に望
ましい。光沢合わせとは、ペーパの光沢に対してトナー
画像の光沢を適合させることをいう。例えば、好ましく
は約1グロス〜約30グロスの光沢の低い画像の場合、
ガードナーグロス計量装置(Gardner Gloss metering un
it) で測定して約1グロス単位〜30グロス単位のよう
な光沢の低いペーパが使用される。そして、次に約3μ
m〜約5μmの小さな粒子サイズのトナーで画像形成し
て定着した後、ガードナーグロス計量装置で測定して約
1グロス単位〜約30グロス単位の光沢の低いトナー画
像になる。或いは、ガードナーグロス計量装置で測定し
て約30グロス単位〜約60グロス単位のような比較的
高い画像光沢が所望される場合、約30グロス単位〜約
60グロス単位のような比較的高い光沢のペーパが用い
られる。そして、約3μm〜約5μmの本発明の小さい
粒子サイズのトナーで画像形成し定着した後、ガードナ
ーグロス計量装置で測定すると約30グロス単位〜60
グロス単位の光沢の比較的高いトナー画像になる。前記
ペーパに対するトナーの適合を、7μm未満で、好まし
くは5μm未満のような、例えばトナー層のパイル(積
み)高さが低くなる約1μm〜約4μmのような小さな
粒子サイズのトナーで得ることができる。
【0003】具体例における本発明のプロセスに関し
て、約3μm〜約9μmで、好ましくは5μmの小さな
平均粒子サイズを分級プロセスを必要とせずに得ること
ができ、ここで幾何学的サイズの分布は約1.16〜約
1.35で、好ましくは約1.16〜約1.30のよう
な狭い分布が得られる。また、具体例において約90%
〜約98%のような高いトナー収率が、達成される。加
えて、本発明のトナー粒子製造方法では、約3μm〜約
7μmの小さい粒子サイズのトナーを、全トナー材料成
分の重量に基づいて約90〜約98重量%のような高い
収率で経済的に製造できる。
【0004】
【従来の技術】米国特許第4、996、127号では酸
性又は塩基性の極性基を有するポリマーの一次粒子と着
色剤とを含む二次粒子の会合粒子よりなるトナーが説明
される。この’127号の特許のトナー用に選択された
ポリマーは、乳化重合方法で製造され得る(例えばこの
特許の第4及び5欄を参照)。この’127号の特許の
第7欄には、トナーが必要量の着色剤と必要に応じて電
荷添加剤とを、乳化重合で得られた酸性又は塩基性の極
性基を有する乳化重合体と混合することによって製造さ
れ得ることが示される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、例え
ば優れた顔料分散性及び狭いGSD等を備える広範囲の
着色トナー組成物を直接的に製造するための簡便で経済
的な方法を提供することである。
【0006】本発明の更なる目的は、コールタカウンタ
ーで測定して平均粒子直径が約0.5μm〜約20μm
の間で、好ましくは1μm〜7μmを含む約1μm〜約
10μmであり、約1.15〜約1.35で、好ましく
は約1.2〜約1.3の狭いGSDを有するトナーの製
造方法を提供することである。
【0007】本発明の別の目的は、分級せずに約90〜
約100重量%の高い収率の複合の極性の又は非極性の
トナー組成物を提供すると共に、ペーパのカールを少な
くする又はなくすトナー組成物を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段と作用】本発明のこれらの
及び他の目的は、具体例において、トナー及びその処理
法を提供することによって達成される。本発明の具体例
では、改良された凝集又はヘテロ凝固及び合体工程によ
ってトナー組成物を経済的に直接製造するための方法が
提供され、ここで、凝固剤として選択されるカチオン性
界面活性剤溶液の量は、ラテックス樹脂と顔料との混合
物中にあるアニオン性界面活性剤の量に比例し、最終的
なトナー粒子サイズ、即ち平均体積直径及びGSDは、
ラテックス分散液の固体充填量を約40%〜約2%、好
ましくは約30%〜約5%の範囲内に変更することによ
って制御される。
【0009】具体例において、本発明はトナー組成物の
製造方法に関し、該方法は最初に、ポリ(スチレンブタ
ジエン)又は、ポリ(スチレンブチルアクリレート)の
ようなポリマーであり、体積平均直径が0.01μm〜
0.5μmの範囲にわたる(粒子サイズを有する)ポリ
マー粒子を含む樹脂分散液を、ナトリウムドデシルベン
ゼンスルホネートのようなアニオン性界面活性剤や非イ
オン性界面活性剤を含む水性の界面活性剤混合物中に得
て又は生じさせて;例えば、単純な混合によってナトリ
ウムドデシルスルホネートのようなアニオン性界面活性
剤でフタロシアニン、キナクリドン、又はローダミンB
タイプのような水性顔料を分散させることによって、顔
料分散液を安定化する多数の界面活性剤を生成し;次に
凝集及び集合を起こすためにベンジルアンモニウムクロ
ライドのようなカウンタ荷電界面活性剤溶液の溶液を加
え、例えばインライン・イカSD−41等の強均質化装
置のような高剪断装置を用いることによって、凝固した
ブレンド物が確実に均質且つ均一に分散されるように
し;次に250〜800rpmの間でメカニカル攪拌機
を用いてこの混合物を継続的に攪拌しながら、樹脂のT
gより低い温度で加熱し;約0.5〜約10μmの範囲
にわたる静電的に安定化した集合体を形成させ;約60
℃〜約95℃に加熱して、ポリマーと顔料の粒子の粒子
融合又は合体を行い;次いで、例えば温水で洗浄するこ
とによって界面活性剤を除去し;アエロマティック流動
床ドライヤ(Aeromatic fluid bed dryer) を用いること
等によって乾燥させ; これによってコールタカウンター
で測定して平均体積粒子直径が約1〜約10μmのよう
な様々な粒子サイズ直径を有する樹脂と顔料とを含んだ
トナー粒子を得ることができる。
【0010】本発明の具体例はトナー組成物の製造方法
を含み、その方法は、(i) 水中で顔料分散液を製造
する工程であって、該分散液は、顔料、水、イオン性界
面活性剤、及び必要に応じて電荷調節剤を含む総分散液
に対し、顔料を1〜50重量%の間、好ましくは5〜2
5重量%の間含む工程と、(ii) 顔料分散液を、顔
料分散液を配合するのに使用された極性と同じ荷電極性
のイオン性界面活性剤と非イオン性界面活性剤とで製造
されたラテックス形態の樹脂と共に剪断し、次に対イオ
ン性界面活性剤の水溶液を用いて樹脂と顔料のブレンド
物を集合する工程と、(iii) 得られたブレンド物
を例えば約50℃〜約70℃の間の範囲にわたるTgよ
りも約20℃〜約5℃低い温度で加熱して、1.10〜
1.30の間のGSDを有する平均体積直径が1〜10
μmの間の静的に結合された集合体を形成し;次に必要
に応じて、全懸濁液に対し量が約0.1〜約2.0重量
%の間の追加のイオン性界面活性剤を添加して、それら
を更に加熱して以下の工程(iv)の合体したトナー粒
子を形成しながら、集合体を安定化する工程と、(i
v) 例えば約50℃〜約70℃の範囲で樹脂Tgより
も約20℃〜約45℃高い温度で静的に結合した集合粒
子を加熱し、具体例において、トナーのサイズが約1μ
m〜約12μmの平均体積直径の範囲であり、GSDが
1.10〜1.30の範囲でありポリマー樹脂、顔料、
及び必要に応じて電荷調節剤を含むトナー組成物を形成
する工程と、を含む。
【0011】また、具体例において本発明はトナー組成
物の製造方法に関し、該方法は; (i)最終的なトナー量の約2〜約10重量%のソルベ
ントイエロー17(Solvent Yellow 1
7)、ホスタパームピンク(商品名)、又はPVファス
トブルー(PV FAST BLUE:商品名)のよう
な顔料を、ナトリウムドデシルスルフェート、ドデシル
ベンゼンスルホネート即ちネオゲンRのようなアニオン
性界面活性剤を水の約0.5〜2重量%含む水性混合物
中でブリンクマンポリトロン(Brinkman Polytron)又は
イカ(IKA)ホモジナイザーのような高剪断装置を約
3000rpm〜約10000rpmの速度で、約1分
〜約120分の間にわたって使用して、分散することに
よって安定化されたイオン性界面活性剤を製造し; (ii)前記イオン性顔料混合物を樹脂粒子の水性懸濁
液に加え、この水性懸濁液は、例えば、ポリ(スチレン
−ブチルメタクリレート)、プリオトーン、即ちポリ
(スチレン−ブタジエン)等(これはトナーの約88〜
約98重量%で、体積平均直径が約0.1〜約1.0μ
mのポリマー粒子サイズを有する)と、水の約0.5〜
約2重量%のナトリウムドデシルスルフェート、ドデシ
ルベンゼンスルホネート、又はネオゲンR等のアニオン
性界面活性剤のような、顔料分散液を配合するために用
いられたのと同じ極性を有する極性界面活性剤と、水の
約0.5〜約3重量%のポリエチレングリコール、ポリ
オキシエチレングリコールノニルフェニルエーテル、又
はガフ化学社(GAF Chemical Company) から得られるイ
ゲパール897等の非イオン性界面活性剤とを含み、 (iii)カオー(Kao)から入手可能なサニゾールB−
50(商品名)又はアルカリル・ケミカル(Alkaril Che
micals) 社から入手可能なミラポル(MIRAPOL;
商品名)等のジアルキルベンゼンジアルキルアンモニウ
ムクロライドのような、顔料と樹脂との分散液の配合に
用いられた極性と反対の極性の界面活性剤である、カチ
オン性界面活性剤の水を含む水溶液を添加することによ
って、ラテックスと顔料のブレンド物を集合又は凝固
し、これよって顔料、荷電調節剤、及び樹脂粒子を凝集
又は凝固させ; (iV)得られた凝集混合物を、ブリンクマンポリトロ
ン又はイカホモジナイザーのような高剪断装置で、約3
000rpm〜10000rpmの速度で、約1分〜約
120分の間、均質化することによって、ラテックスと
顔料との均質な混合物を得て; (V)更に、この混合物を樹脂のTgより20℃〜5℃
の範囲で低い温度で加熱しながら、約250rpm〜5
00rpmの機械的な攪拌機を用いて攪拌し、体積平均
直径が約0.5μm〜約10μmの静電的に安定集合体
を形成し、次いで必要に応じて、例えば配合物の総量に
対し約0.1〜約1重量%の間の有効量の追加のイオン
性界面活性剤を添加し、粒子の更なる成長を安定化し; (Vi)静的に結合した集合体粒子を、樹脂のTgより
約10℃〜約40℃高い温度で約60分〜600分のあ
いだ加熱して、コールタカウンターで測定して平均体積
直径が約3μm〜約12μmで、約1.1〜約1.4の
幾何学的サイズ分布を有するトナーサイズ化粒子を形成
し; (Vii)洗浄、濾過、及び乾燥によりトナーサイズ化
粒子を単離し;これによってトナー組成物を提供する、
ことを含む。次に、流動性を改良するための流動添加
剤、及び帯電性を改良するための荷電添加剤をトナーと
ブレンドすることによって必要に応じて添加することが
でき、これらの添加剤はトナーの約0.1〜約10重量
%のアエロジル(AEROSILS:商標名)又はシリ
カ、スズ、チタン等の金属酸化物を含む。
【0012】顔料分散液を得る1つの好適な方法は、使
用される顔料の形態に依存する。幾つかの例において、
顔料を湿潤ケーキ状又は水分を含む濃縮された形態で得
ることができ;ホモジナイザを用いて又は単に攪拌する
ことによって、それらの顔料を容易に分散することがで
きる。他の例の場合、顔料は乾燥形態でのみ得られるの
で、水中への分散は、例えば、M−110マイクロ流動
化装置(M-110 microfluidizer)等を用いて、チャンバの
中を顔料分散液を1〜10回通過させるマイクロ流動化
によって、又はブランソン700超音波処理装置(Bran
son 700 sonicator)等を用いて超音波処理によって行わ
れ、前記イオン性又は非イオン性界面活性剤のような分
散剤を必要に応じて添加する。
【0013】本発明の方法に選択される樹脂粒子の例
は、以下を含む群から選ばれる周知のポリマーであっ
て、ポリ(スチレン−ブタジエン)、ポリ(p−メチル
スチレン−ブタジエン)、ポリ(m−メチルスチレン−
ブタジエン)、ポリ(α−メチルスチレン−ブタジエ
ン)、ポリ(メチルメタクリレート−ブタジエン)、ポ
リ(エチルメタクリレート−ブタジエン)、ポリ(プロ
ピルメタクリレート−ブタジエン)、ポリ(ブチルメタ
クリレート−ブタジエン)、ポリ(メチルアクリレート
−ブタジエン)、ポリ(エチルアクリレート−ブタジエ
ン)、ポリ(プロピルアクリレート−ブタジエン)、ポ
リ(ブチルアクリレート−ブタジエン)、ポリ(スチレ
ン−イソプレン)、ポリ(p−メチルスチレン−イソプ
レン)、ポリ(m−メチルスチレン−イソプレン)、ポ
リ(α−メチルスチレン−イソプレン)、ポリ(メチル
メタクリレート−イソプレン)、ポリ(エチルメタクリ
レート−イソプレン)、ポリ(プロピルメタクリレート
−イソプレン)、ポリ(ブチルメタクリレート−イソプ
レン)、ポリ(メチルアクリレート−イソプレン)、ポ
リ(エチルアクリレート−イソプレン)、ポリ(プロピ
ルアクリレート−イソプレン)、及びポリ(ブチルアク
リレート−イソプレン);及び三元共重合体で、例え
ば、ポリ(スチレン−ブタジエン−アクリル酸)、ポリ
(スチレン−ブタジエン−メタクリル酸)のようなグッ
ドイヤー(Goodyear)社から入手可能なプリオトーン、ポ
リエチレン−テレフタレート、ポリプロピレン−テレフ
タレート、ポリブチレン−テレフタレート、ポリペンチ
レン−テレフタレート、ポリヘキサレン−テレフタレー
ト、ポリヘプタデン−テレフタレート、ポリオクタレン
−テレフタレート、ポリライト(POLYLITE:商
品名)〔ライヒホールド・ケミカル・インコーポレーシ
ョン(Reichhold Chemical Inc)〕、プラストホール(P
LASTHALL:商品名)〔ローム・アンド・ハース
社(Rohm & Hass) 〕、サイガル(CYGAL:商品名)
〔アメリカン・サイアナマイド社(American Cyanamid
e)〕、アームコ(ARMCO:商品名)〔アームコ・コ
ンポジット社(Armco Composites)〕、アーポル(ARP
OL:商品名)〔アシュランド・ケミカル社(Ashland C
hemical)〕、セラネックス(CELANEX:商品名)
〔セラニーズ社(Celanese Eng)〕、ライナイト(RYN
ITE:商品名)〔デュポン社(DuPont)〕、スチポール
(STYPOL:商品名)等を含む。一般的に具体例に
おいて、スチレンアクリレート、スチレンブタジエン、
スチレンメタクリレート、又はポリエステルとすること
ができる選択された樹脂粒子は、トナーに対し約70〜
約98重量%、好ましくは80〜92重量%の間のよう
な様々な有効量で存在し、ブルックハーベンナノサイズ
粒子分析装置で測定して平均体積直径が約0.01μm
〜約1μmのような小さい平均粒子サイズを有すること
ができる。
【0014】本発明の方法に選択される樹脂粒子は好ま
しくは、乳化重合技術により製造され、このような方法
に用いられるモノマーは、スチレン、アクリレート、メ
タクリレート、ブタジエン、イソプレン及び必要に応じ
て酸性又は塩基性オルフィン系モノマー、例えばアクリ
ル酸、メタクリル酸、アクリルアミド、メタクリルアミ
ド、ジアルキル又はトリアルキルアクリルアミド又はメ
タクリルアミドの第四級アンモニウムハライド、ビニル
ピリジン、ビニルピロリドン、ビニル−N−メチルピリ
ジニウムクロライド等からなる群から選択され得る。モ
ノマー又はポリマー樹脂中の酸性又は塩基性基の存在は
任意であり、このような基はポリマー樹脂に対して約
0.1〜約10重量%の様々な量で存在することができ
る。またドデカンチオール又はカーボンテトラブロマイ
ドのような連鎖移動剤も、乳化重合で樹脂粒子を製造す
る時に選択できる。約0.01μm〜約1μmの樹脂粒
子を得るための他の方法は、開示内容が全て本文中に援
用される米国特許第3、674、736号で説明された
ようなポリマーミクロ懸濁法、開示内容が全て本文中に
援用される出願継続中の米国特許出願番号921、16
5号に開示されるようなポリマー溶液ミクロ懸濁法、機
械的磨砕法、又は他の周知の方法等から選択することが
できる。
【0015】選択され得る例えば、トナーに対して約1
〜約25重量%の有効量、好ましくは約1〜約15重量
%の量でトナー中に存在する様々な周知の着色剤又は顔
料は、周知のシアン、マゼンダ、イエロー、レッド、グ
リーン、及びブルーの顔料を含む。選択される顔料は、
例えばトナーに対して約1〜約65重量%、好ましくは
約2〜約12重量%のような様々な有効量にて存在す
る。
【0016】トナーはまたアルキルピリジニウムハライ
ド、バイスルフェート、米国特許第3、994、493
号;4、007、293号;4、079、014号;
4、394、430号;並びに4、560、635号の
電荷調節添加剤等の周知の電荷添加剤を、例えば0.1
〜5重量%の有効量で含むこともできる。
【0017】具体例において、例えば0.1〜約25重
量%、好ましくは約0.2〜10重量%の間の量の界面
活性剤は、例えば、ポリビニルアルコール、ポリアクリ
ル酸、メタロース、メチルセルロース、エチルセルロー
ス、プロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロース、ポリオキシエチレン
セチルエーテル、ポリオキシエチレンラウリルエーテ
ル、ポリオキシエチレンオクチルエーテル、ポリオキシ
エチレンオクチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレ
ンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンソルビタンモ
ノラウレート、ポリオキシエチレンステアリルエーテ
ル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、アン
タロックス890(ANTAROX890:商品名)及
びアンタロックス897(商品名)等の非イオン性界面
活性剤を含む。非イオン性界面活性剤の有効濃度は例え
ば、トナーポリマー樹脂を製造するために用いられたモ
ノマーに対し、約0.01〜10重量%で、好ましくは
0.1〜5重量%である。
【0018】本発明のトナー製造及びその方法に選択さ
れるアニオン性界面活性剤の例は、例えばナトリウムド
デシルスルフェート(SDS)、ナトリウムドデシルベ
ンゼンスルホネート、ナトリウムドデシルナフタレンス
ルフェート、ジアルキルベンゼンアルキルスルフェート
並びにスルホネート、アルドリッチ社から入手可能なア
ビエチン酸、カオー社から入手可能なネオゲンR(商品
名)、ネオゲンSC(商品名)等を含む。一般的に用い
られるアニオン性界面活性剤の有効濃度は、例えば、ト
ナーポリマー樹脂を製造するために用いられるモノマー
に対し約0.01〜約10重量%で、好ましくは約0.
1〜約5重量%である。
【0019】本発明のトナー及びその方法のために選択
されるカチオン性界面活性剤の例は、例えばジアルキル
ベンゼンアルキルアンモニウムクロライド、ラウリルト
リメチルアンモニウムクロライド、アルキルベンジルメ
チルアンモニウムクロライド、アルキルベンジルジメチ
ルアンモニウムブロマイド、ベンズアルコニウムクロラ
イド、セチルピリジニウムブロマイド、C12、C15、C
17トリメチルアンモニウムブロマイド、四級化されたポ
リオキシエチルアルキルアミンのハライド、ドデシルベ
ンジルトリエチルアンモニウムクロライド、アルカリル
・ケミカル社から入手可能なミラポール(MIRAPO
L:商品名)並びにアルカクワット(ALKAQUA
T:商品名)、カオーケミカル社から入手可能なサニゾ
ール(商品名)(ベンズアルコニウムクロライド)等、
及びそれらの混合物を含む。この界面活性剤は水に対し
約0.1〜約5重量%で、好ましくは約0.1〜約2重
量%の間の様々な有効量で使用される。凝固用に使用さ
れるカチオン性界面活性剤のモル比は、ラテックスと顔
料との分散液の製造に使用されるアニオン性界面活性剤
の総量に関しており、それは0.5〜4、好ましくは
0.5〜2の範囲であることが好ましい。
【0020】洗浄又は乾燥の後にトナー組成物に添加で
きる表面添加剤は、例えば金属塩、脂肪酸の金属塩、コ
ロイド状シリカ、金属酸化物、及びそれらの混合物等を
含有し、これらの添加剤は一般的に約0.1〜約2重量
%の量で存在する。これについては、米国特許第3、5
90、000号;3、720、617号;3、655、
374号;及び3、983、045号を参照し、その開
示内容は全て本分中に援用される。好適な添加剤は、ス
テアリン酸亜鉛とデックサ社(Degussa) から入手可能な
アエロシルR972(AEROSIL R972:商標
名)とを0.1〜2%の量含有し、これらを集合工程の
間に添加するか、又は形成されたトナー生成物にブレン
ドすることができる。
【0021】現像剤組成物は、本発明の方法により得ら
れたトナーを、例えば、米国特許第4、937、166
号及び第4、935、326号に参照される鋼やフェラ
イト等のコーティングキャリヤを例えば約2%〜約8%
トナー濃度で含む、周知のキャリヤ粒子と、混合するこ
とによって製造できる。
【0022】
【実施例】トナー樹脂の製造 :本発明の集合工程用のトナー粒子を
製造するために選択された乳化重合工程によって製造さ
れるラテックスは、具体例において以下のように製造さ
れる。
【0023】ラテックスA:スチレン4、920g、ブ
チルアクリレート1、080g、アクリル酸120g、
カーボンテトラブロマイド60g、及びドデカンチオー
ル210gは、ナトリウムドデシルベンゼンスルホネー
トのアニオン性界面活性剤(活性成分の60%を含むネ
オゲンR(商品名))135g、ポリオキシエチレンノ
ニルフェニルエーテルの非イオン性界面活性剤(活性成
分70パーセントを含むアンタロックス897(商品
名))129g、及び過硫酸アンモニウムの開始剤60
gを溶解した脱イオン水9、000gと一緒に混合し
た。次に、乳化物を80℃で5時間重合した。樹脂と顔
料とからなる40%の固形物と、水分からなる60%の
非固形物とを含有し、ブルックハーベンナノサイザーで
測定して、ラテックスの粒子サイズが150nmを有す
るラテックスが得られた。デュポン社製のDSCで測定
したところ、固形物のTg=53℃であった。ヒューレ
ットパッカード(Hewlett Packard) 社製のGPCで決定
された分子量は、Mw =20、000及びMn=6、0
00であった。前記ラテックスは次に、実施例 IからII
I のトナー製法用に選択された。
【0024】顔料分散液の製造:本発明の集合工程用の
トナー粒子を製造するために選択された顔料分散液は、
具体例において以下のように製造される。
【0025】顔料分散液1:乾燥顔料5.85gと水1
61.15gを含有するサンファストブルー(SUN
FAST BLUE:商品名)溶液167gは、乾燥顔
料5.0gと水245gを含有するサンファストイエロ
ー(SUN FAST YELLOW:商品名)溶液2
50gと混合される。顔料溶液の前記混合物に、ネオゲ
ンR(商品名)水溶液の20重量%の溶液31mlを添
加し、5分間超音波混合(sonify)し、次に2、000r
pmで1分間剪断をかけて、均一な分散液を得た。次
に、実施例Iのトナーを形成するためにこの分散液を利
用した。
【0026】顔料分散液2:乾燥顔料3.65gを含有
するサンファストブルー(商品名)溶液104.25g
と、乾燥顔料2.73gを含有するサンファストイエロ
ー(商品名)溶液100.6gと水101.5gとを混
合した。顔料溶液の前記混合物に、ネオゲンR(商品
名)水溶液の20重量%の溶液15mlを添加し、5分
間超音波混合し、次に2、000rpmで1分間剪断を
かけて均一な分散液を得た。次に、実施例IIのトナー
を形成するためにこの混合物を利用した。
【0027】顔料分散液3:乾燥顔料6.15gを含有
するリバースフレックスイエロー(REVERSEFL
EX YELLOW:商品名)事前分散顔料(サンケミ
カル社製)15gを、乾燥顔料3.0gを含有するリバ
ースフレックスレッド(REVERSEFLEX RE
D:商品名)事前分散顔料7gと混合した。この顔料混
合物に追加の界面活性剤を加えなかった。次に、実施例
IIIのトナーを形成するためにこの混合物を利用し
た。
【0028】顔料分散液4:乾燥顔料6.15gを含有
するリバースフレックスイエロー(商品名)事前分散顔
料(サンケミカル社製)15gを、乾燥顔料3.2gを
含有するリバースフレックスシアン(REVERSEF
LEX CYAN:商品名)事前分散顔料7gと混合し
た。この顔料混合物に追加の界面活性剤を加えなかっ
た。次に、実施例IVのトナーを形成するためにこの混
合物を利用した。
【0029】顔料分散液5:乾燥顔料6.15gを含有
するリバースフレックスイエロー(商品名)事前分散顔
料(サンケミカル社製)15gを、乾燥顔料2.2gを
含有するリバースフレックスレッド(商品名)事前分散
顔料5gと混合した。次に、この顔料混合物に乾燥顔料
0.6gを含有する事前分散されたカーボンブラック
1.2gを添加して、混合した。顔料混合物に追加の界
面活性剤を加えなかった。次に、実施例Vのトナーを形
成するためにこの混合物を利用した。
【0030】顔料分散液6:乾燥顔料6.5gを含有す
るリバースフレックスレッド(商品名)事前分散顔料
(サンケミカル社製)15gを、乾燥顔料3.2gを含
有するリバースフレックスシアン(商品名)事前分散顔
料7gと混合した。この顔料混合物に追加の界面活性剤
を加えなかった。次に、実施例VIのトナーを形成する
ためにこの混合物を利用した。
【0031】トナー粒子の製造: 実施例I (ライムグリーン)上記製造した混合顔料溶液(顔料
1)417gと上記製造されたラテックス(ラテックス
A)650gとをポリトロン装置を用いて3000rp
mで2分間一緒にブレンドした。このラテックスと顔料
とのブレンド物を次に、カチオン性界面活性剤サニゾー
ルB50(商品名)8.85gを含有する水600gと
同時に、水600gの入ったSD−41連続ブレンド装
置中に加えた。SD−41を10000rpmで8分
間、連続的に動かすことによって均質化が達成された。
ラテックス粒子、顔料粒子、界面活性剤、及び水からな
る生成物を次に、温度が制御されたケットル(反応が
ま)に移して、550rpmで1.5時間、緩やかに攪
拌しながら45℃で加熱した。45℃で30分間加熱
後、得られた集合体は、コールタカウンター( マイクロ
サイザーII)で測定して、平均体積直径が4.2μm
で、1.23の狭い体積GSDを有していた。1.5時
間後、生成された集合体は、コールタカウンター( マイ
クロサイザーII)を用いて粒子直径測定で決定すると、
1.19のGSDで、4.4μmの平均体積直径を有し
ていた。この時点において、20重量%のネオゲンR水
溶液120mlを添加して、形成された集合体が次の合
体工程の間に一層集合して、サイズが大きくなることを
主に防止した。
【0032】次にケットル内容物を、緩やかに攪拌しな
がら85℃で4時間加熱した。粒子サイズを再びコール
タカウンターで測定した。得られたトナー粒子は平均体
積直径が4.3μmであり、1.21のGSDを有し、
このことは粒子サイズが殆ど成長しなかったことを示
す。次に色がグリーンである上記樹脂と顔料との粒子
を、水で洗浄して、乾燥した。トナー粒子の収率は98
%であった。
【0033】実施例II (ブルー−バイオレトトナー)混合顔料溶液(顔料2)
209gとラテックス(ラテックスA)325gとをポ
リトロン装置を用いて3000rpmで2分間、一緒に
ブレンドした。次に、このラテックスと顔料とのブレン
ド物を、カチオン性界面活性剤サニゾールB50(商品
名)4.4gを含有する水300gと同時に、水300
gが入ったSD−41連続ブレンド装置中に加えた。S
D−41を10000rpmで8分間、連続的に稼働す
ることによって均質化が達成された。ラテックス粒子、
顔料粒子、界面活性剤、及び水からなる生成物を次に、
温度制御されたケットルに移して、550rpmで1時
間、緩やかに攪拌しながら45℃で加熱した。1時間
後、生成された集合体は、コールタカウンター( マイク
ロサイザーII)を用いて粒子直径測定で決定すると、
1.19のGSDで、4.6μmの平均体積直径を有し
ていた。20重量%のネオゲンR水溶液60mlを添加
して、形成された集合体が次の合体工程の間に一層集合
して、サイズが大きくなることを防止した。
【0034】次に、ケットル内容物を緩やかに攪拌しな
がら85℃で4時間加熱した。粒子サイズを再びコール
タカウンターで測定した。得られたトナー粒子は平均体
積直径が4.8μmであり、1.19のGSDを有し、
このことは粒子サイズが殆ど成長しなかったことを示
す。色がブルー−バイオレットであるトナー粒子を次
に、水で洗浄して、乾燥した。樹脂と顔料とのトナー粒
子の収率は99%であった。
【0035】実施例III (オレンジトナー)混合顔料溶液(顔料3)22gとラ
テックス(ラテックスA)325gとをポリトロン装置
を用いて3000rpmで2分間、一緒にブレンドし
た。次に、このラテックスと顔料とのブレンド物を、カ
チオン性界面活性剤サニゾールB50(商品名)2.9
2gを含有する水300gと同時に、水300gが入っ
たSD−41連続ブレンド装置中に加えた。SD−41
を10000rpmで8分間、連続的に稼働することに
よって均質化を達成した。次に、ラテックス粒子、顔料
粒子、界面活性剤、及び水からなる生成物を温度制御さ
れたケットルに移して、550rpmで2時間、緩やか
に攪拌しながら45℃で加熱した。2時間後、生成され
た集合体は、コールタカウンター( マイクロサイザーI
I)を用いて粒子直径測定で決定すると、1.19のG
SDで、4.5μmの平均体積直径を有していた。この
時点で、20重量%のネオゲンR水溶液60mlを添加
して、形成された集合体が次の合体工程の間に一層集合
して、サイズが大きくなることを防止した。
【0036】次に、ケットル内容物を、緩やかに攪拌し
ながら90℃で4時間加熱した。粒子サイズを再びコー
ルタカウンターで測定した。得られたトナー粒子は平均
体積直径が4.7μmであり、1.20のGSDを有
し、このことは粒子サイズが殆ど成長しなかったことを
示す。色がオレンジである粒子を次に、水で洗浄して、
乾燥した。トナー粒子の収率は98%であった。
【0037】実施例IV (グリーントナー)混合顔料溶液(顔料4)22gとラ
テックス(ラテックスA)325gとをポリトロン装置
を用いて3000rpmで2分間、一緒にブレンドし
た。次に、このラテックスと顔料とのブレンド物を、カ
チオン性界面活性剤サニゾールB50(商品名)2.9
2gを含有する水300gと同時に、水300gが入っ
たSD−41連続ブレンド装置中に加えた。SD−41
を10000rpmで8分間、連続的に稼働することに
よって均質化を達成した。次に、ラテックス粒子、顔料
粒子、界面活性剤、及び水からなる生成物を温度制御さ
れたケットルに移して、550rpmで2時間、緩やか
に攪拌しながら45℃で加熱した。2時間後、生成され
た集合体は、コールタカウンター( マイクロサイザーI
I)を用いて粒子直径測定で決定すると、1.20のG
SDで、3.8μmの平均体積直径を有していた。次い
で、20重量%のネオゲンR水溶液60mlを添加し
て、形成された集合体が次の合体工程の間に一層集合し
て、サイズが大きくなることを防止した。
【0038】次に、ケットル内容物を、緩やかに攪拌し
ながら90℃で4時間加熱した。粒子サイズを再びコー
ルタカウンターで測定した。得られたトナー粒子は平均
体積直径が3.8μmであり、1.20のGSDを有
し、このことは粒子サイズが殆ど成長しなかったことを
示す。色がグリーンであるトナー粒子を次に、水で洗浄
して、乾燥した。トナー粒子の収率は98%であった。
【0039】実施例V (ブラウントナー)混合顔料溶液(顔料5)23.2g
とラテックス(ラテックスA)325gとをポリトロン
装置を用いて3000rpmで2分間、一緒にブレンド
した。次に、このラテックスと顔料とのブレンド物を、
カチオン性界面活性剤サニゾールB50(商品名)3.
0gを含有する水300gと同時に、水300gが入っ
たSD−41連続ブレンド装置中に加えた。SD−41
を10000rpmで8分間、連続的に稼働することに
よって均質化を達成した。次に、ラテックス粒子、顔料
粒子、界面活性剤、及び水からなる生成物を温度制御さ
れたケットルに移して、550rpmで4時間、緩やか
に攪拌しながら45℃で加熱した。4時間後、生成され
た集合体は、コールタカウンター( マイクロサイザーI
I)を用いて粒子直径測定で決定すると、1.19のG
SDで、3.4μmの平均体積直径を有していた。次い
で、20重量%のネオゲンR水溶液60mlを添加し
て、形成された集合体が次の合体工程の間に一層集合し
て、サイズが大きくなることを防止した。
【0040】次に、ケットル内容物を、緩やかに攪拌し
ながら90℃で4時間加熱した。粒子サイズを再びコー
ルタカウンターで測定した。得られたトナー粒子は平均
体積直径が3.4μmであり、1.20のGSDを有
し、このことは粒子サイズが殆ど成長しなかったことを
示す。色がブラウンであるトナー粒子を次に、水で洗浄
して、乾燥した。トナー粒子の収率は97%であった。
【0041】実施例VI (バイオレットトナー)混合顔料溶液(顔料6)22g
とラテックス(ラテックスA)325gとをポリトロン
装置を用いて3000rpmで2分間、一緒にブレンド
した。次に、このラテックスと顔料とのブレンド物を、
カチオン性界面活性剤サニゾールB50(商品名)2.
9gを含有する水300gと同時に、水300gが入っ
たSD−41連続ブレンド装置中に加えた。SD−41
を10000rpmで8分間、連続的に稼働することに
よって均質化を達成した。次に、ラテックス粒子、顔料
粒子、界面活性剤、及び水からなる生成物を温度制御さ
れたケットルに移して、550rpmで2.5時間、緩
やかに攪拌しながら45℃で加熱した。2.5時間後、
生成された集合体は、コールタカウンター( マイクロサ
イザーII)を用いて粒子直径測定で決定すると、1.2
0のGSDで、3.3μmの平均体積直径を有してい
た。この時点で、20重量%のネオゲンR水溶液60m
lを添加して、形成された集合体が次の合体工程の間に
一層集合して、サイズが大きくなることを防止した。
【0042】次に、ケットル内容物を、緩やかに攪拌し
ながら90℃で4時間加熱した。粒子サイズを再びコー
ルタカウンターで測定した。得られたトナー粒子は平均
体積直径が3.6μmであり、1.20のGSDを有
し、このことは粒子サイズが殆ど成長しなかったことを
示す。色がバイオレットであるトナー粒子を次に、水で
洗浄して、乾燥した。トナー粒子の収率は97.5%で
あった。
【0043】各具体例において本文中に示されるよう
に、特注着色トナーはシアン、マゼンダ、及びイエロー
のような顔料を、カチオン性/水溶液中に分散して、次
に適切な周知の量の顔料溶液を組み合わせることによっ
て得られ、予め選択された着色トナーを得ることができ
る。
【0044】
【発明の効果】本発明のトナー組成物の製造方法は上記
構成としたので、優れた顔料分散性及び狭いGSD等を
備える広範囲の着色トナー組成物の直接的な製造の簡便
で経済的な方法が提供できるという優れた効果を有す
る。
フロントページの続き (72)発明者 グラズィナ イー.クミエチック−ロリノ ウィッツ カナダ国 エル7エム 1アール1 オン タリオ州 バーリントン パークゲイト クレセント 3067 (72)発明者 マイケル エイ.ホッパー カナダ国 エム6ピー 3イー7 オンタ リオ州 トロント グレンドンウェイン ロード 93 (72)発明者 メルヴィン ディー.クロウチャー カナダ国 エル2エム 7エム5 オンタ リオ州 セイント キャサリンズ ランタ ナ クレセント 9

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー組成物の製造方法であって、 (i)イオン性界面活性剤及び必要に応じて非イオン性
    の界面活性剤を使用して乳化重合によって製造されたラ
    テックスからの樹脂の分散液を、水性イオン性界面活性
    剤溶液中に形成する工程と、 (ii)水中に各々色が異なる3つの異なる顔料の顔料
    分散液を製造する工程であって、各分散液は水中に分散
    された顔料を含み、非イオン性分散剤及び必要に応じて
    工程(i)の樹脂ラテックスを製造するのに用いた極性
    と同じ極性のイオン性界面活性剤を用いる該製造工程
    と、 (iii)ラテックスとして分散された製造樹脂を、工
    程(ii)の2つの又は必要に応じて3つの異なるカラ
    ーの顔料分散液とブレンドする工程であって、水懸濁液
    中の全顔料充填量は、必要に応じて該懸濁液の固体含量
    の2〜30重量%にある該ブレンド工程と、 (iv)継続的に混合物を高剪断に付しながら、凝固剤
    として対イオン界面活性剤の水溶液を、形成された樹脂
    と顔料とのブレンド物に加えて、凝集された樹脂−顔料
    ブレンド物の均質なゲルを起こす工程と、 (v)前記剪断されたゲルを約200rpm〜約500
    rpmの間の速度で連続的に攪拌しながら樹脂のガラス
    転移温度(Tg)よりも約20℃〜約5℃低い温度で加
    熱して、狭いサイズの分散度、1.10〜1.25の幾
    何学的なサイズの分布(GSD)を有する平均体積径が
    約2μm〜約12μmの静的に結合されたトナーサイズ
    の集合体を形成し、次いで懸濁液の固体含量の0.01
    重量%〜5重量%の量で必要に応じて、追加のイオン性
    界面活性剤を必要に応じて加える工程であって、ここで
    イオン性界面活性剤は樹脂と顔料との分散液を形成する
    ために用いられた極性と同じ極性を有し、更にイオン性
    界面活性剤は次の加熱工程の間に粒子が更に成長するこ
    とに対して粒子を安定化するために主として機能する該
    工程と、 (vi)静的に結合した集合粒子を樹脂のTgより25
    ℃〜40℃高い温度で加熱して、ポリマー樹脂と顔料と
    を含むトナー組成物の合体した硬直な粒子を形成する工
    程と、必要に応じて、 (vii)前記トナーを分離して乾燥する工程と、 を含むトナー組成物の製造方法。
  2. 【請求項2】 工程(ii)の顔料分散液が、非イオン
    性の分散剤で水中に懸濁したシアン、マゼンダ、イエロ
    ー、レッド、グリーン又はブルーの顔料粒子を利用する
    ことによって得られる、請求項1記載のトナー組成物の
    製造方法。
  3. 【請求項3】 顔料、樹脂、及び必要に応じて荷電調節
    剤を含む合体した粒子の大きさのトナーを形成するため
    に、静的に結合した集合体粒子の工程(vi)の加熱
    が、約1時間〜約8時間にわたって、樹脂のTgより約
    10℃〜約40℃高い温度で行われる請求項1記載のト
    ナー組成物の製造方法。
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