JPH07261358A - 自動現像装置 - Google Patents
自動現像装置Info
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- JPH07261358A JPH07261358A JP4753894A JP4753894A JPH07261358A JP H07261358 A JPH07261358 A JP H07261358A JP 4753894 A JP4753894 A JP 4753894A JP 4753894 A JP4753894 A JP 4753894A JP H07261358 A JPH07261358 A JP H07261358A
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- roller
- rollers
- guide
- photographic film
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Abstract
(57)【要約】
【目的】作業者の負担を軽減し、メンテナンスし易い自
動現像装置を提供することを目的とする。 【構成】処理液外領域に配置されたローラ(5a乃至5
j、20a,20b)を低分子量四フッ化エチレン5〜
20容量%混合したポリプロピレンで形成することでの
ローラ表面の滑らかさが増すため、結晶物の非付着性が
高くなるとともに、付着しても簡単に拭き取ることが可
能となる。
動現像装置を提供することを目的とする。 【構成】処理液外領域に配置されたローラ(5a乃至5
j、20a,20b)を低分子量四フッ化エチレン5〜
20容量%混合したポリプロピレンで形成することでの
ローラ表面の滑らかさが増すため、結晶物の非付着性が
高くなるとともに、付着しても簡単に拭き取ることが可
能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、写真フィルムや印画紙
等の感材をローラ等で装置内を搬送しながら自動的に現
像処理を行なう自動現像装置に関するものである。
等の感材をローラ等で装置内を搬送しながら自動的に現
像処理を行なう自動現像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、感材を一度に大量に現像する
ためにフィルムメーカー、現像所やフィルム販売店等で
は自動現像装置を使用している。このような自動現像装
置では、リーダーと呼ばれる大きめの案内シートに2本
程度の感材を取り付けて、一定温度に調整された現像
液、定着液、停止液を個別に充填した処理液槽内に所定
時間留まるようにローラ群で順次搬送しながら一連の現
像処理を行なっている。
ためにフィルムメーカー、現像所やフィルム販売店等で
は自動現像装置を使用している。このような自動現像装
置では、リーダーと呼ばれる大きめの案内シートに2本
程度の感材を取り付けて、一定温度に調整された現像
液、定着液、停止液を個別に充填した処理液槽内に所定
時間留まるようにローラ群で順次搬送しながら一連の現
像処理を行なっている。
【0003】ここで、前記ローラ群は処理液槽内を搬送
する搬送ローラ群と、一つの処理液槽から次の処理液槽
に案内する案内ローラ群とによって大別されている。ま
た、現像処理といっても写真フィルムや印画紙等の媒体
の違いや、白黒現像やカラー現像のように処理の違いに
よって、上記処理だけとは限らず、例えば現像の後に漂
白処理をしたり、処理時間を調整するために同じ処理液
槽を複数隣接させるような場合もある。
する搬送ローラ群と、一つの処理液槽から次の処理液槽
に案内する案内ローラ群とによって大別されている。ま
た、現像処理といっても写真フィルムや印画紙等の媒体
の違いや、白黒現像やカラー現像のように処理の違いに
よって、上記処理だけとは限らず、例えば現像の後に漂
白処理をしたり、処理時間を調整するために同じ処理液
槽を複数隣接させるような場合もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記自動現
像装置では処理液から蒸発した水分補給を行なう等のメ
ンテナンスの際に、処理液の結晶物が付着した案内ロー
ラや搬送ローラも洗浄している。この結晶物の付着を放
置しておくと、上記各種ローラの機能を妨げることにな
るため、定期的に布等で拭き取ることが必要であるが、
作業そのものが煩雑であり取り扱い性が悪いという問題
があった。しかも、こうした作業がメンテナンスの回数
や時間を増大させる原因となっているにも係わらず基本
的な解決策が講じられていないのが現状である。
像装置では処理液から蒸発した水分補給を行なう等のメ
ンテナンスの際に、処理液の結晶物が付着した案内ロー
ラや搬送ローラも洗浄している。この結晶物の付着を放
置しておくと、上記各種ローラの機能を妨げることにな
るため、定期的に布等で拭き取ることが必要であるが、
作業そのものが煩雑であり取り扱い性が悪いという問題
があった。しかも、こうした作業がメンテナンスの回数
や時間を増大させる原因となっているにも係わらず基本
的な解決策が講じられていないのが現状である。
【0005】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたもので、作業者の負担を軽減し、メンテナンス
し易い自動現像装置を提供することを目的とする。
なされたもので、作業者の負担を軽減し、メンテナンス
し易い自動現像装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため本発明は上記従
来の問題点を解決するものであって、その特徴とすると
ころは、処理液槽内の処理液外領域に配置され、回転駆
動しながら感材を搬送するか若しくは搬送方向に案内す
るローラの少なくとも外表面を低分子量四フッ化エチレ
ンを5〜20容量%混合したポリプロピレンで形成する
構成とするものである。
来の問題点を解決するものであって、その特徴とすると
ころは、処理液槽内の処理液外領域に配置され、回転駆
動しながら感材を搬送するか若しくは搬送方向に案内す
るローラの少なくとも外表面を低分子量四フッ化エチレ
ンを5〜20容量%混合したポリプロピレンで形成する
構成とするものである。
【0007】ここで、処理液槽間に配された前記ローラ
を介して感材を案内する部分を、隣接する処理液槽本体
に股がって着脱自由に構成することができる。また、前
記処理液外領域に配される前記ローラのうち、処理液を
掻き落とし機能を有するローラをフッ素樹脂材で形成
し、他のローラを低分子量四フッ化エチレンを5〜20
容量%混合したポリプロピレンで形成する構成とするこ
ともできる。
を介して感材を案内する部分を、隣接する処理液槽本体
に股がって着脱自由に構成することができる。また、前
記処理液外領域に配される前記ローラのうち、処理液を
掻き落とし機能を有するローラをフッ素樹脂材で形成
し、他のローラを低分子量四フッ化エチレンを5〜20
容量%混合したポリプロピレンで形成する構成とするこ
ともできる。
【0008】
【作用】上記構成の自動現像装置によれば、処理液外領
域に配置されたローラの表面滑らかさが増すため、結晶
物の非付着性が高くなるとともに、付着しても簡単に拭
き取ることが可能となる。また、案内する部分を隣接す
る処理液槽本体に股がって着脱自由にしたものでは、前
記案内する部分を処理液槽から取り外すことで、処理液
外領域に配される複数のローラが相互に分割開放される
ために、これらローラを一層洗浄しやすくするものであ
る。
域に配置されたローラの表面滑らかさが増すため、結晶
物の非付着性が高くなるとともに、付着しても簡単に拭
き取ることが可能となる。また、案内する部分を隣接す
る処理液槽本体に股がって着脱自由にしたものでは、前
記案内する部分を処理液槽から取り外すことで、処理液
外領域に配される複数のローラが相互に分割開放される
ために、これらローラを一層洗浄しやすくするものであ
る。
【0009】また、処理液の掻き落とし機能を有するロ
ーラーに対してのみ非付着性の最も高いフッ素樹脂材で
形成し、他のローラーは低分子量四フッ化エチレンを5
〜20容量%混合したポリプロピレンで形成すること
で、コストの増大を抑制しつつ、装置全体をまんべんな
く結晶付着から救済できるものである。
ーラーに対してのみ非付着性の最も高いフッ素樹脂材で
形成し、他のローラーは低分子量四フッ化エチレンを5
〜20容量%混合したポリプロピレンで形成すること
で、コストの増大を抑制しつつ、装置全体をまんべんな
く結晶付着から救済できるものである。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を説明する。尚、本
実施例では、本発明にかかる自動現像装置が、写真フィ
ルムを現像する自動現像機に適用される場合について説
明する。図1は、本実施例における自動現像装置を示す
概略断面図である。
実施例では、本発明にかかる自動現像装置が、写真フィ
ルムを現像する自動現像機に適用される場合について説
明する。図1は、本実施例における自動現像装置を示す
概略断面図である。
【0011】この自動現像装置いわゆる処理ラック1は
案内部着脱型と呼ばれるもので、案内部10が処理ラッ
ク1から着脱自在に設けられているものである。処理ラ
ック1は現像部2、定着部3及び停止部4に分割されて
おり、その各々は外部より駆動力を付与された搬送ロー
ラ群5と案内ローラ20を有している。なお、図中矢線
の記入があるローラは駆動力をもって回転している搬送
ローラを示すもので、矢線の記入のないローラは連れ回
りするだけの案内ローラを示すものである。そして、現
像部2と定着部3の間と、定着部3と停止部4の間にそ
れぞれ案内部10a、10bが配置されている。
案内部着脱型と呼ばれるもので、案内部10が処理ラッ
ク1から着脱自在に設けられているものである。処理ラ
ック1は現像部2、定着部3及び停止部4に分割されて
おり、その各々は外部より駆動力を付与された搬送ロー
ラ群5と案内ローラ20を有している。なお、図中矢線
の記入があるローラは駆動力をもって回転している搬送
ローラを示すもので、矢線の記入のないローラは連れ回
りするだけの案内ローラを示すものである。そして、現
像部2と定着部3の間と、定着部3と停止部4の間にそ
れぞれ案内部10a、10bが配置されている。
【0012】まず、写真フィルムが挿入口より差し込ま
れると、搬送ローラ5a,5bの矢線方向の回転駆動に
よって現像部2へ導入され現像処理が行なわれる。ここ
で、現像部2は、図示しない複数の搬送ローラ5aが現
像液中に配置されている液内領域と、挿入口から写真フ
ィルムを現像液へ導入し、また、現像液から出てきた写
真フィルムを隣接する定着部3へ導くための搬送ローラ
5a,5b,5c及び後述する案内部10aが配置され
ている液外領域とにわかれている。
れると、搬送ローラ5a,5bの矢線方向の回転駆動に
よって現像部2へ導入され現像処理が行なわれる。ここ
で、現像部2は、図示しない複数の搬送ローラ5aが現
像液中に配置されている液内領域と、挿入口から写真フ
ィルムを現像液へ導入し、また、現像液から出てきた写
真フィルムを隣接する定着部3へ導くための搬送ローラ
5a,5b,5c及び後述する案内部10aが配置され
ている液外領域とにわかれている。
【0013】そして、写真フィルムは複数の搬送ローラ
5aによって液内領域の下方へ搬送され、その下面で反
転して再び上方へ搬送されて液外領域に出てくると、丁
度現像処理に必要な所定時間が経過するように設計され
ている。従って、もし、多くの処理時間を必要とすれば
液内領域を図1の下方へ延設すれば良いが、装置全体が
大型化してしまうので、現像部2を隣接して複数設けて
もよく、その場合にはコンパクトに構成できる。
5aによって液内領域の下方へ搬送され、その下面で反
転して再び上方へ搬送されて液外領域に出てくると、丁
度現像処理に必要な所定時間が経過するように設計され
ている。従って、もし、多くの処理時間を必要とすれば
液内領域を図1の下方へ延設すれば良いが、装置全体が
大型化してしまうので、現像部2を隣接して複数設けて
もよく、その場合にはコンパクトに構成できる。
【0014】写真フィルムは搬送ローラ5aと後述する
搬送ローラ5cによって現像液がスクイズされ、さら
に、案内部10aでUターンさせられて搬送ローラ5
b、5cによって定着部3に導かれる。ここで、スクイ
ズ機能とは写真フィルムに付着した現像液を掻き落とす
機能のことである。もし、現像液を除去しないと現像液
が定着部3の定着液と混ざり、定着液が劣化してしまう
ので、異なる処理液に導入する場合には液外領域の後端
にある搬送ローラではスクイズ機能を持たせている。
搬送ローラ5cによって現像液がスクイズされ、さら
に、案内部10aでUターンさせられて搬送ローラ5
b、5cによって定着部3に導かれる。ここで、スクイ
ズ機能とは写真フィルムに付着した現像液を掻き落とす
機能のことである。もし、現像液を除去しないと現像液
が定着部3の定着液と混ざり、定着液が劣化してしまう
ので、異なる処理液に導入する場合には液外領域の後端
にある搬送ローラではスクイズ機能を持たせている。
【0015】定着部3では写真フィルムは液内領域を複
数の搬送ローラ5dによって搬送され、その液外領域で
はスクイズと停止部4への導入というように上述同様な
搬送動作を繰り返し行なうことで、定着処理され、案内
部10bを介して停止処理が施されて、最後に停止部4
の搬送ローラ5jにより取出口から排出される。このよ
うな一連の現像過程において、案内部10は写真フィル
ムの蛇行や絡まりを防いで各処理へ適性に導くととも
に、溶液の補充等のメンテナンスの際に処理ラック1の
開閉部としての役目を担っている。
数の搬送ローラ5dによって搬送され、その液外領域で
はスクイズと停止部4への導入というように上述同様な
搬送動作を繰り返し行なうことで、定着処理され、案内
部10bを介して停止処理が施されて、最後に停止部4
の搬送ローラ5jにより取出口から排出される。このよ
うな一連の現像過程において、案内部10は写真フィル
ムの蛇行や絡まりを防いで各処理へ適性に導くととも
に、溶液の補充等のメンテナンスの際に処理ラック1の
開閉部としての役目を担っている。
【0016】つぎに、案内部10について説明する。図
2は、本実施例における処理ラックの要部を示す概略斜
視図であり、案内部10は図1における案内部10a、
10bと同じものであり、大略、本体11、案内ローラ
20とから構成される。本体11は樹脂材を用いて一体
成形としたため、構造が簡単になり信頼性が高く製造コ
ストを安価にすることができる。
2は、本実施例における処理ラックの要部を示す概略斜
視図であり、案内部10は図1における案内部10a、
10bと同じものであり、大略、本体11、案内ローラ
20とから構成される。本体11は樹脂材を用いて一体
成形としたため、構造が簡単になり信頼性が高く製造コ
ストを安価にすることができる。
【0017】本体11において、自動現像機1から案内
部10を固定及び着脱するための一対の把手12が左右
に設けられ、その各々に凸部16が形成され把手12の
つまみ方向に弾性を有するようになっている。ここで、
図1に示すように自動現像機1には凹部17が設けられ
ており、案内部10が自動現像機1にセットされる時に
は凸部16が凹部17と嵌合するため、完全に固定する
ことができる。そして、案内部10の把手12をつまむ
ことにより凸部16と凹部17の嵌合が解除され、案内
部10を自動現像機1から容易に着脱することも可能で
ある。
部10を固定及び着脱するための一対の把手12が左右
に設けられ、その各々に凸部16が形成され把手12の
つまみ方向に弾性を有するようになっている。ここで、
図1に示すように自動現像機1には凹部17が設けられ
ており、案内部10が自動現像機1にセットされる時に
は凸部16が凹部17と嵌合するため、完全に固定する
ことができる。そして、案内部10の把手12をつまむ
ことにより凸部16と凹部17の嵌合が解除され、案内
部10を自動現像機1から容易に着脱することも可能で
ある。
【0018】また、本体11下部の左右にUターンガイ
ド14が形成されるとともに、ローラ軸受け13が形成
されており、2本の案内ローラ20を装着するようにな
っている。次に、案内部10への案内ローラ20の取付
け方法について説明する。樹脂でできた鼓形状のローラ
22は駆動力の付与されない従動ローラであって、中心
軸穴24が設けられており、この中心軸穴24と案内部
10のローラ軸受け13に金属の支軸23を貫通した
後、図示しないEリング等の留め輪で左右を留めて固定
するものである。
ド14が形成されるとともに、ローラ軸受け13が形成
されており、2本の案内ローラ20を装着するようにな
っている。次に、案内部10への案内ローラ20の取付
け方法について説明する。樹脂でできた鼓形状のローラ
22は駆動力の付与されない従動ローラであって、中心
軸穴24が設けられており、この中心軸穴24と案内部
10のローラ軸受け13に金属の支軸23を貫通した
後、図示しないEリング等の留め輪で左右を留めて固定
するものである。
【0019】本実施例においては、支軸23が脱着可能
に構成されているため、案内ローラ20のメンテナンス
がしやすくなっている。さらに、鼓形状のローラ22は
図2に示すごとく左右に二つ設けるようになっているた
め、二つの写真フィルム31を同時に搬送できるもので
ある。また、鼓形状のローラ22には両側に段部25が
設けられ、その幅を自動現像機1が取り扱う最大サイズ
(例えば、6×6版)の写真フィルムが嵌まる寸法に設
定されている。従って、6×6版の写真フィルムを現像
する場合には、鼓形状のローラ22の段部25に規制さ
れて蛇行が防止されることになる。
に構成されているため、案内ローラ20のメンテナンス
がしやすくなっている。さらに、鼓形状のローラ22は
図2に示すごとく左右に二つ設けるようになっているた
め、二つの写真フィルム31を同時に搬送できるもので
ある。また、鼓形状のローラ22には両側に段部25が
設けられ、その幅を自動現像機1が取り扱う最大サイズ
(例えば、6×6版)の写真フィルムが嵌まる寸法に設
定されている。従って、6×6版の写真フィルムを現像
する場合には、鼓形状のローラ22の段部25に規制さ
れて蛇行が防止されることになる。
【0020】案内ローラ20の動作について説明する。
写真フィルム31(35mmサイズ)がリーダー30に
粘着テープ32で留められて挿入されてくると、処理ラ
ック1側の複数の搬送ローラ5a,5d,5gに設けら
れたスプロケットがリーダー30の係合穴30aに係合
し、写真フィルム31を搬送する。なお、スプロケット
については後述する。従って、写真フィルム31は追従
していくのみで外部から直接搬送力を付与されない。そ
の理由は、写真フィルム31がローラ等に強く接触すれ
ば感光面に傷がついたり、その部分だけ処理に変化をき
たして現像ムラを生じたりする危険性があるからであ
る。
写真フィルム31(35mmサイズ)がリーダー30に
粘着テープ32で留められて挿入されてくると、処理ラ
ック1側の複数の搬送ローラ5a,5d,5gに設けら
れたスプロケットがリーダー30の係合穴30aに係合
し、写真フィルム31を搬送する。なお、スプロケット
については後述する。従って、写真フィルム31は追従
していくのみで外部から直接搬送力を付与されない。そ
の理由は、写真フィルム31がローラ等に強く接触すれ
ば感光面に傷がついたり、その部分だけ処理に変化をき
たして現像ムラを生じたりする危険性があるからであ
る。
【0021】そして、リーダー30がUターンガイド1
4に沿ってUターンする時には、鼓形状のローラ22は
リーダー30の搬送に応じて連れ回りしている。さら
に、写真フィルム31が鼓形状のローラ22まで搬送さ
れてくると、鼓形状に沿ってローラ中央部に移動し、や
がて段差21に嵌まり、蛇行しながら搬送されてきた写
真フィルム31はこの時点で完全に規制されることにな
る。従って、本実施例では、6×6版と35mmサイズ
双方の写真フィルムの搬送について蛇行防止できるもの
である。
4に沿ってUターンする時には、鼓形状のローラ22は
リーダー30の搬送に応じて連れ回りしている。さら
に、写真フィルム31が鼓形状のローラ22まで搬送さ
れてくると、鼓形状に沿ってローラ中央部に移動し、や
がて段差21に嵌まり、蛇行しながら搬送されてきた写
真フィルム31はこの時点で完全に規制されることにな
る。従って、本実施例では、6×6版と35mmサイズ
双方の写真フィルムの搬送について蛇行防止できるもの
である。
【0022】さらに、案内ローラ20を鼓形状としたた
めに、写真フィルム31が細長く、且つ自動現像機が取
り扱う最大サイズより小さめである故に蛇行したとして
も、写真フィルム31の案内ローラ20との接触位置が
最終的に中央部に収束するため、現像過程の中でスプロ
ケットや自動現像機の他の構成部品等に接触することで
感光面に傷がついたり、隣接する写真フィルム31どう
しが絡まったりして、現像ムラを生じたりすることを防
止できるのである。
めに、写真フィルム31が細長く、且つ自動現像機が取
り扱う最大サイズより小さめである故に蛇行したとして
も、写真フィルム31の案内ローラ20との接触位置が
最終的に中央部に収束するため、現像過程の中でスプロ
ケットや自動現像機の他の構成部品等に接触することで
感光面に傷がついたり、隣接する写真フィルム31どう
しが絡まったりして、現像ムラを生じたりすることを防
止できるのである。
【0023】また、本実施例においては鼓形状のローラ
22に段差21を設けることとしたために、蛇行は一切
生じず上述効果を一層確実なものとすることができるの
である。ここで、段差21の幅は、使用される写真フィ
ルムが2種類(例えば、6×6版と35mmサイズ)で
あれば、小さい方35mmサイズに合わせるべく設定さ
れるものであり、蛇行防止の観点から言えば極力狭い方
が良いが、そうすると、移動してきた写真フィルム31が
段差21に容易に嵌まらなくなる可能性があり、一方で
幅広にすれば段差21の中で蛇行を生じてしまう。
22に段差21を設けることとしたために、蛇行は一切
生じず上述効果を一層確実なものとすることができるの
である。ここで、段差21の幅は、使用される写真フィ
ルムが2種類(例えば、6×6版と35mmサイズ)で
あれば、小さい方35mmサイズに合わせるべく設定さ
れるものであり、蛇行防止の観点から言えば極力狭い方
が良いが、そうすると、移動してきた写真フィルム31が
段差21に容易に嵌まらなくなる可能性があり、一方で
幅広にすれば段差21の中で蛇行を生じてしまう。
【0024】加えて、写真フィルムが3種類(例えば、
35mmサイズより小さいサイズがある場合)以上であ
ると、最大サイズを取り除いた種類のサイズの写真フィ
ルムについても同様な配慮が必要である。本実施例では
写真フィルムの段差21への嵌まり具合との兼ね合いや
3種類以上の写真フィルムの使用等を総合的に勘案し
て、段差21の幅を36mmから42mmの範囲に設定
することで、相反する条件を満足できることが確認でき
た。
35mmサイズより小さいサイズがある場合)以上であ
ると、最大サイズを取り除いた種類のサイズの写真フィ
ルムについても同様な配慮が必要である。本実施例では
写真フィルムの段差21への嵌まり具合との兼ね合いや
3種類以上の写真フィルムの使用等を総合的に勘案し
て、段差21の幅を36mmから42mmの範囲に設定
することで、相反する条件を満足できることが確認でき
た。
【0025】次に、他の実施例について説明する。図3
は処理ラック1の他の実施例を示す概略断面図、図4は
他の実施例における図3の処理ラックの要部を示す概略
斜視図である。なお、同一構成要素には同一の番号を付
している。この処理ラック1は案内部一体型と呼ばれる
もので、案内部10が処理ラック1内に固設されている
ものである。
は処理ラック1の他の実施例を示す概略断面図、図4は
他の実施例における図3の処理ラックの要部を示す概略
斜視図である。なお、同一構成要素には同一の番号を付
している。この処理ラック1は案内部一体型と呼ばれる
もので、案内部10が処理ラック1内に固設されている
ものである。
【0026】写真フィルム31の搬送動作については基
本的に同じであるが、案内部10(10a乃至10d)
のみが若干構成を異にしている。案内部10は形状は案
内ローラ20と同じく、案内ローラ40a乃至40fを
有しており、特に案内部10b,10cには2つの案内
ローラが配されている点が異なっている。
本的に同じであるが、案内部10(10a乃至10d)
のみが若干構成を異にしている。案内部10は形状は案
内ローラ20と同じく、案内ローラ40a乃至40fを
有しており、特に案内部10b,10cには2つの案内
ローラが配されている点が異なっている。
【0027】案内に際しては、リーダー30がガイド1
4a乃至14dに沿って導入される時には、鼓形状の案
内ローラ40a乃至40fはリーダー30の搬送に応じ
て連れ回りする。ここで、リーダー30の搬送につい
て、図4を用いて説明する。写真フィルム31とリーダ
ー30については前述したとおりであり、写真フィルム
31はリーダー30に追従するように搬送されるので、
リーダー30についてのみ説明する。
4a乃至14dに沿って導入される時には、鼓形状の案
内ローラ40a乃至40fはリーダー30の搬送に応じ
て連れ回りする。ここで、リーダー30の搬送につい
て、図4を用いて説明する。写真フィルム31とリーダ
ー30については前述したとおりであり、写真フィルム
31はリーダー30に追従するように搬送されるので、
リーダー30についてのみ説明する。
【0028】リーダー30が案内ローラ40a乃至40
eを介して挿入されてくると、液外領域にある搬送ロー
ラ5a,5d,5gの中央に設けられたスプロケット6
の歯がリーダー30の係合穴30aに係合することで、
リーダー30を搬送する。そして、液内領域に設けられ
た複数の搬送ローラ5a,5d,5gは同様にして次々
とリーダー30と係合しながら液中を搬送し、やがてリ
ーダー30は搬送ローラ群後端の搬送ローラ5c,5
f,5iの位置にくる。
eを介して挿入されてくると、液外領域にある搬送ロー
ラ5a,5d,5gの中央に設けられたスプロケット6
の歯がリーダー30の係合穴30aに係合することで、
リーダー30を搬送する。そして、液内領域に設けられ
た複数の搬送ローラ5a,5d,5gは同様にして次々
とリーダー30と係合しながら液中を搬送し、やがてリ
ーダー30は搬送ローラ群後端の搬送ローラ5c,5
f,5iの位置にくる。
【0029】搬送ローラ5c,5f,5iは唯一平ロー
ラであって、搬送ローラ5a,5d,5gとともにリー
ダー30と写真フィルム31の全面を挟持することによ
ってリーダー30と写真フィルム31に付着した処理液
をスクイズながら、その上部に設けられた案内ローラ4
0b,40d,40fに導くものである。さて、上述し
た案内部着脱型や一体型の自動現像装置に用いられる搬
送ローラ又は案内ローラは樹脂で形成されているが、本
発明において特徴とするものは液内領域と液外領域にあ
るローラとで形成する材料を変えている点にある。
ラであって、搬送ローラ5a,5d,5gとともにリー
ダー30と写真フィルム31の全面を挟持することによ
ってリーダー30と写真フィルム31に付着した処理液
をスクイズながら、その上部に設けられた案内ローラ4
0b,40d,40fに導くものである。さて、上述し
た案内部着脱型や一体型の自動現像装置に用いられる搬
送ローラ又は案内ローラは樹脂で形成されているが、本
発明において特徴とするものは液内領域と液外領域にあ
るローラとで形成する材料を変えている点にある。
【0030】すなわち、本願は処理液の結晶化は液外領
域で発生することに着目し、その液外領域にあるローラ
については非付着性の高い材料で形成しようとするもの
である。ここで、各種材料の結晶の拭き取り易さについ
て次のような実験結果を得た。 PPO(ポリフェリニンオキサイド)≒PBT(ポリブ
チレンテレフタレート)<PE(ポリエチレン)≒PP
(ポリプロピレン)<PP(低分子量四フッ化エチレン
5〜20容量%含有したポリプロピレン)<フッ素樹脂 である。なお、PP(低分子量四フッ化エチレン5〜2
0容量%含有したポリプロピレン)とあるのはパウダー
状のポリプロピレンと低分子量四フッ化エチレンを混合
し、加熱して溶融させて形成したものである。また、上
記材料を低分子量としたのは、混合しやすくするためで
ある。
域で発生することに着目し、その液外領域にあるローラ
については非付着性の高い材料で形成しようとするもの
である。ここで、各種材料の結晶の拭き取り易さについ
て次のような実験結果を得た。 PPO(ポリフェリニンオキサイド)≒PBT(ポリブ
チレンテレフタレート)<PE(ポリエチレン)≒PP
(ポリプロピレン)<PP(低分子量四フッ化エチレン
5〜20容量%含有したポリプロピレン)<フッ素樹脂 である。なお、PP(低分子量四フッ化エチレン5〜2
0容量%含有したポリプロピレン)とあるのはパウダー
状のポリプロピレンと低分子量四フッ化エチレンを混合
し、加熱して溶融させて形成したものである。また、上
記材料を低分子量としたのは、混合しやすくするためで
ある。
【0031】以上、特性からみて低分子量四フッ化エチ
レン5〜20容量%(好ましくは15〜20%)含有の
ポリプロピレン材と、フッ素樹脂材が適しており、これ
らの材料はいずれも水との接触角が100度程度かそれ
以上となることがわかった。しかしながら、フッ素樹脂
材は、材料コストや成形性等の製造コストの点からみる
と大幅なコストアップとなってしまうため、特性と製造
コストの相反する条件を総合的に勘案して、比較的安価
な前記低分子量四フッ化エチレン5〜20%含有のポリ
プロピレン材を主要部に使用し、フッ素樹脂材を部分的
に使用するものである。
レン5〜20容量%(好ましくは15〜20%)含有の
ポリプロピレン材と、フッ素樹脂材が適しており、これ
らの材料はいずれも水との接触角が100度程度かそれ
以上となることがわかった。しかしながら、フッ素樹脂
材は、材料コストや成形性等の製造コストの点からみる
と大幅なコストアップとなってしまうため、特性と製造
コストの相反する条件を総合的に勘案して、比較的安価
な前記低分子量四フッ化エチレン5〜20%含有のポリ
プロピレン材を主要部に使用し、フッ素樹脂材を部分的
に使用するものである。
【0032】具体的には、液内領域にある搬送ローラ5
a,5d,5gは従来どおりポリフェリニンオキサイド
(PPO)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、
ポリプロピレン(PP)等の樹脂材を使用し、液外領域
にある搬送ローラと案内ローラを非付着性の高い特性を
有する低分子量四フッ化エチレン材を含有させて形成し
ている。
a,5d,5gは従来どおりポリフェリニンオキサイド
(PPO)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、
ポリプロピレン(PP)等の樹脂材を使用し、液外領域
にある搬送ローラと案内ローラを非付着性の高い特性を
有する低分子量四フッ化エチレン材を含有させて形成し
ている。
【0033】特に、スクイズ機能を持たせたローラ(す
なわち、図3中の最上段にある搬送ローラ5a,5d,
5gと、5c,5f,5i)はその機能上、処理液に接
する機会が多く、従って結晶が最も付着しやすいため、
高い特性を有するフッ素樹脂材で成形している。このよ
うに、本発明は非付着性の高い材料を使用することで、
処理液の結晶がローラに付着しにくくなり、また、付着
しても拭き取り易くなるものである。
なわち、図3中の最上段にある搬送ローラ5a,5d,
5gと、5c,5f,5i)はその機能上、処理液に接
する機会が多く、従って結晶が最も付着しやすいため、
高い特性を有するフッ素樹脂材で成形している。このよ
うに、本発明は非付着性の高い材料を使用することで、
処理液の結晶がローラに付着しにくくなり、また、付着
しても拭き取り易くなるものである。
【0034】また、特性と製造コストの相反する条件を
総合的に勘案して複数の材料を選択し、且つローラの取
付け位置やその機能に応じて使い分けたために、製造コ
ストの増大を抑制しながら結晶の付着防止を図ることが
可能となった。さらに、結晶の付着が装置の一部分に集
中するようなことが無くなり、装置全体をまんべんなく
結晶付着から救済できるものである。
総合的に勘案して複数の材料を選択し、且つローラの取
付け位置やその機能に応じて使い分けたために、製造コ
ストの増大を抑制しながら結晶の付着防止を図ることが
可能となった。さらに、結晶の付着が装置の一部分に集
中するようなことが無くなり、装置全体をまんべんなく
結晶付着から救済できるものである。
【0035】さらに、サイズの異なる感材を取り扱うよ
うな自動現像装置にあっては、蛇行防止のためにローラ
には所定寸法に決められた複数の段差が設けられている
が、この段差部分は結晶の付着の影響を受けやすく、感
材の蛇行防止機能が簡単に損なわれてしまうが、本発明
をこうした蛇行防止機能を持たせた自動現像装置に適用
することで一層顕著な効果を奏するものである。
うな自動現像装置にあっては、蛇行防止のためにローラ
には所定寸法に決められた複数の段差が設けられている
が、この段差部分は結晶の付着の影響を受けやすく、感
材の蛇行防止機能が簡単に損なわれてしまうが、本発明
をこうした蛇行防止機能を持たせた自動現像装置に適用
することで一層顕著な効果を奏するものである。
【0036】なお、本実施例は、写真フィルムを現像す
る自動現像装置について述べたが、感材を写真フィルム
に限定するものではなく、他の感材、例えばロールペー
パーの現像にも適用できるものである。また、本実施例
では、現像部、定着部、停止部の3つの処理で構成され
る自動現像機に使用される案内部について述べたが、処
理の種類や数を限定するものではなく、例えば現像部、
漂白部、停止定着部、安定部の4槽構成としてもよい。
る自動現像装置について述べたが、感材を写真フィルム
に限定するものではなく、他の感材、例えばロールペー
パーの現像にも適用できるものである。また、本実施例
では、現像部、定着部、停止部の3つの処理で構成され
る自動現像機に使用される案内部について述べたが、処
理の種類や数を限定するものではなく、例えば現像部、
漂白部、停止定着部、安定部の4槽構成としてもよい。
【0037】また、本実施例では、現像部、定着部、停
止部の液外領域にある各ローラに同じように結晶化対策
を施したが、製造コストとの兼ね合いで結晶化が最も顕
著である定着部にのみ実施してもよく、この場合にはよ
り安価に実現できるものである。また、本実施例では、
処理液外領域の配されたローラの全部をフッ素樹脂材若
しくは、低分子量四フッ化エチレンを5〜20容量%混
合したポリプロピレンで形成したが、例えば、チューブ
形状の部材を上記材料で形成し、その中空部分に従来材
料を充填してローラを形成しても本発明の要旨を変更す
るものではなく、この場合には材料コストを下げること
ができる。
止部の液外領域にある各ローラに同じように結晶化対策
を施したが、製造コストとの兼ね合いで結晶化が最も顕
著である定着部にのみ実施してもよく、この場合にはよ
り安価に実現できるものである。また、本実施例では、
処理液外領域の配されたローラの全部をフッ素樹脂材若
しくは、低分子量四フッ化エチレンを5〜20容量%混
合したポリプロピレンで形成したが、例えば、チューブ
形状の部材を上記材料で形成し、その中空部分に従来材
料を充填してローラを形成しても本発明の要旨を変更す
るものではなく、この場合には材料コストを下げること
ができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように上記構成の自動現像
装置によれば、処理液外領域に配されるローラを低分子
量四フッ化エチレンを5〜20容量%混合したポリプロ
ピレンで形成することで、ローラ表面の滑らかさが増す
ため、結晶物の非付着性が高くなるとともに、付着して
も簡単に拭き取ることが可能となる。
装置によれば、処理液外領域に配されるローラを低分子
量四フッ化エチレンを5〜20容量%混合したポリプロ
ピレンで形成することで、ローラ表面の滑らかさが増す
ため、結晶物の非付着性が高くなるとともに、付着して
も簡単に拭き取ることが可能となる。
【0039】また、案内する部分を隣接する処理液槽本
体に股がって着脱自由にしたものでは、前記案内する部
分を処理液槽から取り外すことで、処理液外領域に配さ
れる複数のローラが相互に分割開放されるために、これ
らローラを一層洗浄しやすくするものである。また、結
晶量が多いため付着し易い処理液の掻き落とし機能を有
するローラーに対してのみ非付着性の最も高いフッ素樹
脂材で形成し、他のローラーは低分子量四フッ化エチレ
ンを5〜20容量%混合したポリプロピレンで形成する
ことで、コストの増大を抑制しつつ、装置全体をまんべ
んなく結晶付着から救済できるものである。
体に股がって着脱自由にしたものでは、前記案内する部
分を処理液槽から取り外すことで、処理液外領域に配さ
れる複数のローラが相互に分割開放されるために、これ
らローラを一層洗浄しやすくするものである。また、結
晶量が多いため付着し易い処理液の掻き落とし機能を有
するローラーに対してのみ非付着性の最も高いフッ素樹
脂材で形成し、他のローラーは低分子量四フッ化エチレ
ンを5〜20容量%混合したポリプロピレンで形成する
ことで、コストの増大を抑制しつつ、装置全体をまんべ
んなく結晶付着から救済できるものである。
【図1】本発明の一実施例における処理ラックの示す概
略断面図
略断面図
【図2】本発明の一実施例における処理ラックの要部を
示す概略斜視図
示す概略斜視図
【図3】本発明の他の実施例における処理ラックの示す
概略断面図
概略断面図
【図4】本発明の一実施例における処理ラックの要部を
示す概略斜視図
示す概略斜視図
2 現像部 3 定着部 4 停止部 5 搬送ローラ群 10 案内部 12 把手 20,40a,40b,40c,40d,40e,40
f 案内ローラ 22 鼓形状のローラ
f 案内ローラ 22 鼓形状のローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横山 眞佐彦 兵庫県伊丹市北伊丹2丁目51番1号 株式 会社エフシー製作所内
Claims (3)
- 【請求項1】処理液槽内の処理液外領域に配置され、回
転駆動しながら感材を搬送するか若しくは搬送方向に案
内するローラの少なくとも外表面を低分子量四フッ化エ
チレンを5〜20容量%混合したポリプロピレンで形成
することを特徴とする自動現像装置。 - 【請求項2】処理液槽間に配された前記ローラを介して
感材を案内する部分を、隣接する処理液槽本体に股がっ
て着脱自由に形成したことを特徴とする請求項1に記載
の自動現像装置。 - 【請求項3】前記処理液外領域に配される前記ローラの
うち、処理液を掻き落とし機能を有するローラをフッ素
樹脂材で形成し、他のローラを低分子量四フッ化エチレ
ンを5〜20容量%混合したポリプロピレンで形成する
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の自動現
像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4753894A JPH07261358A (ja) | 1994-03-17 | 1994-03-17 | 自動現像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4753894A JPH07261358A (ja) | 1994-03-17 | 1994-03-17 | 自動現像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07261358A true JPH07261358A (ja) | 1995-10-13 |
Family
ID=12777923
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4753894A Pending JPH07261358A (ja) | 1994-03-17 | 1994-03-17 | 自動現像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07261358A (ja) |
-
1994
- 1994-03-17 JP JP4753894A patent/JPH07261358A/ja active Pending
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