JPH07261163A - 含液晶/高分子マイクロカプセル、その製造方法及び液晶記録表示媒体 - Google Patents

含液晶/高分子マイクロカプセル、その製造方法及び液晶記録表示媒体

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JPH07261163A
JPH07261163A JP14408594A JP14408594A JPH07261163A JP H07261163 A JPH07261163 A JP H07261163A JP 14408594 A JP14408594 A JP 14408594A JP 14408594 A JP14408594 A JP 14408594A JP H07261163 A JPH07261163 A JP H07261163A
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JP
Japan
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liquid crystal
radical
microcapsule
polymer
smectic
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JP14408594A
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English (en)
Inventor
Shin Miyanowaki
伸 宮之脇
Naomi Ishii
直美 石井
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スメクチック液晶粒子が高分子膜によって包
囲されたスメクチック液晶マイクロカプセル及びその製
造方法、更にはこれらの液晶マイクロカプセルを高分子
マトリックスと共に液晶/高分子複合膜とし、電界や熱
応答性を有し、カード等の如く情報の書き換え可能な表
示や記録を行うことが出来る液晶記録表示媒体を提供す
ること。 【構成】 スメクチック液晶が高分子膜によって包囲さ
れていることを特徴とする液晶マイクロカプセル、ラジ
カル反応性界面活性剤及び/又はラジカル反応性保護コ
ロイドによってスメクチック液晶を水性媒体中に分散さ
せ、ラジカル開始剤を用いたin situ重合によっ
て液晶をカプセルすることを特徴とする液晶マイクロカ
プセルの製造方法、及びこれらの液晶マイクロカプセル
と高分子マトリックスとからなる液晶/高分子複合膜を
導電性基板上に形成してなることを特徴とする液晶記録
表示媒体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スメクチック液晶粒子
が高分子膜によって包囲されたスメクチック液晶マイク
ロカプセル及びその製造方法に関し、これらの液晶マイ
クロカプセルは高分子マトリックスと共に液晶/高分子
複合膜とすることによって、電界や熱応答性を有し、カ
ード等の如く情報の書き換え可能な表示や記録を行うこ
とが出来る液晶記録表示媒体に応用することが出来る。
【0002】
【従来の技術】従来、少なくとも一方が透明である二枚
の電極基板の間に所定のシールが施されたセル中にスメ
クチック液晶を封入した書き換え可能な表示媒体が提案
されている。この表示媒体においては、最初に液晶が等
方性になるまで加熱しながら基板間に一定の電圧を印加
させて液晶を配向させ、電圧を印加したまま冷却する。
表示媒体の液晶はこの状態で透明である。次に表示媒体
の表示したい箇所のみを液晶が等方性になるまで加熱す
ると液晶の配向が乱れる。この配向が乱れた部分が光散
乱性となり、これにより透過又は反射による情報の表示
が可能となる。更に再度等方性になるまで加熱し、電圧
を印加しながら冷却すれば、配向の乱れた部分も再配列
して全体が透明となり表示された情報が消去される。
【0003】しかしながら、上記表示媒体は、(1)2
枚の偏光板が必要な為、視野角が狭く、又、輝度が不足
している為に視認性が悪い、(2)セル厚依存性が大き
く、大面積化が困難である、(3)構造が複雑で、セル
への液晶の封入が困難である為、製造コストが高い等の
問題があり、表示媒体の軽量化、薄型化、大面積化、低
消費電力化、低コスト化等には限界がある。
【0004】この様な問題点を解決する液晶表示媒体と
して、スメクチック液晶を高分子マトリックスに分散さ
せたスメクチック液晶/高分子複合膜の応用が期待さ
れ、その研究開発が活発化してきた。スメクチック液晶
/高分子複合膜を用いた液晶表示媒体及びその製造方法
が多数開示されているが、その1つとしてスメクチック
液晶をポリビニルアルコール(PVA)水溶液中に分散
したエマルジョンから液晶表示媒体を作製する方法(特
開昭63−124024号公報)が挙げられる。この方
法で作製された液晶表示媒体は、二色性染料を添加する
ことによってコントラスト比を向上させることが可能で
あり、又、加熱時の透過率が低い等の特徴を有してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとしている問題点】上記のスメクチ
ック液晶のPVA分散水溶液から作製された液晶表示媒
体は、上述した様な特徴を有しているが、スメクチック
液晶の滲み出し、駆動電圧が高い、コントラストが低
い、表示媒体作製時のエマルジョンのコーティング適性
が低い等の問題点がある。
【0006】特に高コントラスト化を目的として、スメ
クチック液晶が滲み出さない様にする為に、スメクチッ
ク液晶が高分子マトリックス中で独立相であることを特
徴とする技術が特開昭62−48789号公報に記載さ
れ、この文献には、「スメクチック相を有するカプセル
化液晶」が開示されているが、このスメクチック液晶が
完全な独立相として存在しているとは考えられない。
【0007】その理由として、「”カプセル化液晶”又
は”カプセル化液晶物質”とは、例えば、個々のカプセ
ル又はエマルジョンを乾燥させてなる安定な固体媒体中
の個々の空隙中に液晶を封じ込め、又は高分子マトリッ
クスで包囲された特定量の液晶物質を意味している。し
かし、個々の空隙は、例えば、一つ以上の通路により互
いに連結しているかも知れない。液晶は、個々の空隙及
び連結通路の両方に存在するのが好ましい。この様に、
各々の空隙内の液晶は流動的に一つ以上の連結通路を経
由してつながっている。」旨記載されているからであ
る。
【0008】P.S.Drzaic〈J.Appl.Phys.,60(5),2142(19
86)〉によれば、「液晶がカプセル化されていると云う
よりも、ポリマーマトリックス中に液晶がネットワーク
を形成していると表現した方が正確である。但し、物性
は液晶が不連続なカプセルとして考えたモデルで説明す
ることが出来る。」ことが示されている。
【0009】又、従来の液晶表示媒体の作製方法では、
液晶粒子の大きさを制御することが出来ない為、粒子径
分布が大きくなる。小さい粒子が多数存在すると液晶を
配向させるときの駆動電圧が高くなってしまう。又、大
きい粒子が多数存在するとコントラストに大きな影響を
及ぼす液晶とポリマーマトリックスとの界面の面積が小
さく、コントラスト比が低下するという問題が生じる。
【0010】又、上記の如き液晶表示媒体の作製方法で
使用されている高分子マトリックスは、ポリビニルアル
コール樹脂、エポキシ樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポ
リチオールのUV硬化樹脂等、いずれも耐水性及び熱安
定性に劣っていたり、又、いずれの樹脂も分子運動性が
高く、デバイスとして用いる場合の信頼性及び安定性に
欠ける。又、表示媒体作製時の液晶エマルジョンのコー
ティング適性についても、液晶が完全にポリマーによっ
て包含されていない、即ち、完全なエマルジョンになっ
ていない為、粘度のコントロールが困難で、塗布基板で
ある透明電極に対する濡れ性が悪く、安定した液晶/高
分子複合膜を形成することは出来ない。
【0011】従って、本発明の目的は、上記従来技術の
問題点を解決し、スメクチック液晶粒子が高分子膜によ
って包囲されたスメクチック液晶マイクロカプセル及び
その製造方法、更にはこれらの液晶マイクロカプセルを
高分子マトリックスと共に液晶/高分子複合膜とし、電
界や熱応答性を有し、カード等の如く情報の書き換え可
能な表示や記録を行うことが出来る液晶記録表示媒体を
提供することである。
【0012】
【問題点を解決する為の手段】上記目的は以下の本発明
によって達成される。即ち、本発明は、スメクチック液
晶が高分子膜によって包囲されていることを特徴とする
液晶マイクロカプセル、ラジカル反応性界面活性剤及び
/又はラジカル反応性保護コロイドによってスメクチッ
ク液晶を水性媒体中に分散させ、ラジカル開始剤を用い
たin situ重合によって液晶をカプセルすること
を特徴とする液晶マイクロカプセルの製造方法、及びこ
れらの液晶マイクロカプセルと高分子マトリックスとか
らなる液晶/高分子複合膜を、少なくとも一方が透明で
ある導電性基板間に挟持してなることを特徴とする液晶
記録表示媒体である。
【0013】
【作用】本発明は、ラジカル反応性界面活性剤及び/又
はラジカル反応性保護コロイドを用いたin situ
重合法によってスメクチック液晶をマイクロカプセル化
することによって、液晶記録表示媒体とした時にスメク
チック液晶の滲み出し、液晶配向時の高駆動電圧等の従
来技術の問題を解決するだけでなく、表示のコントラス
ト及び表示媒体作製時のコーティング適性に優れ、更に
はデバイスとしての信頼性及び安定性を向上させた各種
のスメクチック液晶記録表示媒体を提供することが出来
る。
【0014】
【好ましい実施態様】次に好ましい実施態様を挙げて本
発明を更に詳しく説明する。本発明の液晶マイクロカプ
セルは、液晶粒子が高分子膜によって包含され、芯物質
がスメクチック液晶であり且つ壁物質が高分子材料から
なることを特徴としている。
【0015】本発明のマイクロカプセルの芯物質となる
液晶としては、従来公知のいずれのスメクチック液晶も
使用することが出来る。これらのスメクチック液晶はネ
マチック相を示す温度範囲が広いものが好ましく、本発
明においては、ネマチック相を示す温度範囲が1℃以上
のスメクチック液晶を使用することによって、表示を消
去する時の駆動電圧を充分に低下させることが出来る。
又、これらのスメクチック液晶には、コントラスト比の
向上や着色等を目的として、二色性染料を、例えば、ス
メクチック液晶100重量部当たり1〜10重量部の割
合で混入させることも出来る。
【0016】マイクロカプセルの壁物質としては、透明
性に優れ且つ液晶と相溶性のない高分子材料であれば、
いずれも使用することが出来るが、好ましい壁物質とし
ては、例えば、(メタ)アクリル系高分子材料、ビニル
系高分子材料及びフッ素形高分子材料等のラジカル付加
重合体が挙げられる。これらの高分子材料はカプセル化
時に架橋剤を併用して架橋させることも出来る。
【0017】上記構成のマイクロカプセル化液晶におい
て、壁材料として使用する高分子材料は、芯物質である
スメクチック液晶100重量部当たり5〜20重量部の
範囲で使用することが好ましい。壁材料の使用量が上記
範囲未満であると、壁の厚さがうすい為に液晶の滲み出
し等の問題を充分には解決することが出来ない。一方、
使用量が上記範囲を越えると壁の厚さが厚い為に壁に取
り込まれる二色性色素の量が増え、着色してしまう為電
圧印加時の反射濃度が十分低くならない等の点で好まし
くない。又、カプセル化した状態における壁の厚みは、
使用する液晶、高分子材料、カプセル化方法等によって
変化するが一般的には約10〜100nm程度である。
【0018】上記構成のマイクロカプセル化液晶粒子
は、体積分布において1μm以下の粒子が全粒子の10
%以下の割合であるのが好ましく、1μm以下の粒子が
10%を越えると、カプセル内で液晶分子が配向しない
液晶粒子が増加する為、電圧印加時に反射濃度が下がら
ないので好ましくない。
【0019】以上の如き本発明のマイクロカプセル化液
晶は、水性媒体中に、スメクチック液晶をラジカル反応
性界面活性剤及び/又はラジカル反応性保護コロイドで
乳化分散し、水性媒体中或はスメクチック液晶中にラジ
カル開始剤を溶解或は分散し、開始剤の分解温度まで昇
温して重合させることによって、液晶分散粒子の表面に
カプセル壁膜を作製することによって得られる。又、ス
メクチック液晶中に、ラジカル反応性モノマーを溶解さ
せることによって壁膜の厚さや材質をコントロールする
ことが出来る。
【0020】本発明で用いられるラジカル反応性界面活
性剤としては、市販されているイオン性、ノニオン性の
反応性界面活性剤を用いることが出来る。例えば、ニュ
ーフロンティアN−177E、N−250Z、N−28
0A、A−229E、或は、H−3355N、H−33
55S(以上第一工業製薬製)、スチレンスルホン酸ソ
ーダ、2−スルホエチルメタクリレート、ジアリルジメ
チルアンモニウムクロライド、2−アクロイロキシエチ
ルトリメチルアンモニウムクロライド、2−メタクロイ
ロキシエチルトリメチルアンモニウムメトキシサルフェ
ート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、ポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレー
ト、ポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレー
ト、ポリエチレングリコールポリテトラメチレングリコ
ール(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコール
ポリテトラメチレングリコール(メタ)アクリレート等
が挙げられる。好ましくは2官能以上の界面活性剤を混
合することによってカプセル壁を架橋させて壁の強度を
向上させることが出来る。
【0021】又、ラジカル反応性保護コロイドは、親水
性基と疎水性基とを有するポリマーの側鎖にラジカル反
応性基を導入したもの、例えば、(部分鹸化)ポリビニ
ルアルコールの水酸基にアクリロイル基を導入したもの
の如く、付加重合性二重結合を有するものであればどの
様なものでも使用することが出来る。
【0022】本発明では、液晶の乳化に際し、上記のラ
ジカル反応性界面活性剤及び/又はラジカル反応性保護
コロイドに加えて、部分鹸化ポリビニルアルコール、ヒ
ドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロ
ース、ポリエチレングリコール、ポリスチレンスルホン
酸ソーダ、ポリ(2−スルホエチルメタクリレート)、
ポリ(2−アクリロイルオキシエチルトリメチルアンモ
ニウムクロライド)等の水溶性保護コロイドを併用する
ことが出来る。
【0023】液晶中に溶解させてもよいラジカル重合性
モノマーとしては、スチレン、酢酸ビニル、(メタ)ア
クリル酸エステル、ジビニルベンゼン等、液晶と相溶性
があるものを用いることが出来る。好ましくは2官能以
上のモノマーを混合することによって壁材料を架橋高分
子とすることが出来る。上記の夫々の材料は、スメクチ
ック液晶材料100重量部当たりラジカル反応性界面活
性剤及び/又はラジカル反応性保護コロイドの総重量で
10〜100重量部の割合が好ましい。又、ラジカル重
合性モノマー等を用いる場合にはその使用した量だけ前
述したラジカル反応性界面活性剤及びラジカル反応性保
護コロイドの量を減じる必要がある。又、水溶性保護コ
ロイドは必要に応じた量で使用すればよい。
【0024】重合開始剤としては、水溶性、油溶性等い
ずれも用いることが出来るが、過硫酸カリウム等の様な
水溶性のものが好ましい。重合温度を上げることが支障
になる場合はレッドクス系開始剤を用いればよい。重合
開始剤は反応性材料の総容量によって開始剤の濃度を変
える必要があるので一概には決められない。又、重合開
始剤を用いないで、γ線や電子線等の様な電離性放射線
を用いて重合を開始することも可能である。
【0025】この様にして得られる含スメクチック液晶
/高分子マイクロカプセルは、重合媒体から取り出さず
にエマルジョンの状態のままで、該エマルジョンに適当
な高分子マトリックス材料を溶解又は分散させた後、適
当な基板に塗布して液晶/高分子複合膜を形成すること
も可能であるが、上記エマルジョンのコーティング適
性、得られる膜の強度等を考慮して、エマルジョン中に
水溶性又は水分散性高分子を添加してもよい。
【0026】又、エマルジョンのコーティング適性や乾
燥性を高める為、エマルジョンの溶媒を置換することも
可能である。その為に、エマルジョン中のマイクロカプ
セルだけを液媒体から一般的な方法で一旦取り出し、取
り出したマイクロカプセルを適当な溶媒で再分散すれば
よい。この場合に、溶媒中に適当な高分子材料を加えて
塗工及び乾燥して製膜すれば、直ちに液晶/高分子複合
膜とすることが出来る。
【0027】上記のマイクロカプセル化液晶及び高分子
マトリックス材料を含むエマルジョンを使用して液晶/
高分子複合膜及び液晶記録表示媒体を製造する方法とし
ては、該エマルジョンを、液晶記録表示媒体を構成すべ
き導電性基板の面に、例えば、電着塗装方法、スクリー
ン印刷、メタルマスクを用いたステンシル印刷、刷毛塗
り、スプレーコーティング、ブレードコーティング、ド
クターコーティング等の適当な手段により塗工し、これ
を乾燥することによって液晶/高分子複合膜を形成し、
必要により保護層を設けることによって本発明の液晶記
録表示媒体を形成することが出来る。又、前記の様にし
て導電性基板上に液晶/高分子複合膜を形成し、その複
合膜面にもう一方の導電性基板を貼合してもよい。
【0028】上記液晶記録表示媒体において使用される
導電性基板は、従来公知の液晶表示素子に一般的に使用
されているものであって、本発明では、従来公知の導電
性基板はいずれも使用可能であり、具体的には、例え
ば、ITO、SnO2 系、ZnO系の様な透明導電性材
料をガラスや高分子フィルム等の様な透明基板に付着さ
せた一対の電極基板である。この時、他の一方に不透明
導電性基板を用いる場合には、その電極が反射板として
の機能も要求される為、例えば、アルミニウム反射電極
を設けた基板が好ましい。その基板自体はガラス、高分
子フィルム或いはその他のものであってもよい。又、透
明導電性基板の液晶/高分子複合膜とは反対の面にAl
23、TiO2、ZnO等をガラス、高分子フィルムに
形成してなる反射板を貼合してもよい。
【0029】又、一対の基板間に形成される液晶/高分
子複合膜の厚みは一般的に約3〜23μm程度が好まし
い。膜厚が上記範囲未満であると表示のコントラストが
低くなる等の点で好ましくなく、一方、膜厚が上記範囲
を越えると駆動電圧が高くなる等の点で好ましくない。
又、液晶/高分子複合膜における液晶と高分子複合膜に
おける液晶と高分子材料の重量比は、95/5〜5/9
5が一般的であるが、特に55/45〜35/65の範
囲が好ましい。液晶材料が上記範囲未満であると、加熱
時の反射濃度が低くなる等の点で好ましくなく、一方、
液晶材料が上記範囲を越えると電圧印加時の反射濃度が
高くなる等の点で好ましくない。本発明の液晶表示記録
媒体は、電圧印加時に液晶が配向して光が透過し、液晶
層が背景色となり、加熱によって液晶の配向が乱れて液
晶層が二色性色素の色になるもので、電圧印加若しくは
加熱のどちらか一方により書込み、他の一方により消去
するものである。電圧印加は上下の電極若しくは導電性
起板が一枚である場合にはコロナ帯電を用いて印加する
ものである。
【0030】
【実施例】次に実施例及び比較例を挙げて本発明を更に
具体的に説明する。尚、文中部又は%とあるのは特に断
りのない限り重量基準である。 実施例1 スメクチック液晶(S−6、メルク・リミテッド社製)
100部に、二色性色素(S−428、三井東圧化学
製)2部を添加して温度70℃で30分間撹拌した。こ
の混合溶液にメチルメタクリレート11.56部及び
2,2’−アゾビスブチロニトリル2部を添加して室温
で4時間撹拌した。この混合溶液にPVA(KP−0
6、日本合成化学工業製、重合度600、鹸化度71.
0〜75.0)5重量%水溶液252.4部を添加し、
超音波分散を行った。
【0031】次いで、窒素雰囲気下、70℃で6時間静
置重合した。その結果スメクチック液晶をマイクロカプ
セル化(平均粒径(直径)2.0μm)することが出来
た。粒子径分布の測定には、マイクロトラックMK−I
I STA粒度分布計(LEED&NORTHRUP社
製)を用いた。この分散液に増粘剤としてPVA(KH
−20、日本合成化学工業製、重合度2,000、鹸化
度78.5〜81.5)10重量%水溶液760.5部
を添加して室温で4時間撹拌した。この分散液を用い
て、ITO蒸着ガラス基板上にドクターブレードを用い
て塗布し、乾燥させてスメクチック液晶/高分子複合膜
(厚み10.0μm)を形成した。複合膜面に別のIT
O蒸着PETフイルムを貼りあわせ、電圧印加時と電圧
無印加時の反射濃度を色濃度計(RD914−S、マク
ベス社製)を用いて測定した。尚、電圧印加条件は、電
圧500Vの短形波、時間1secとした。測定の結果
反射濃度差は0.60であった。
【0032】実施例2 スメクチック液晶(SCE−9、メルク・リミテッド社
製、ネマチック相を示す温度範囲91.0〜115.0
℃)100部に、二色性色素(S−428、三井東圧化
学製)3部を添加して温度70℃で30分間撹拌した。
この混合溶液にメチルメタクリレート11.6部及び
2,2’−アゾビスブチロニトリル2部を添加して室温
で4時間撹拌した。この混合溶液にPVA(KP−0
6、日本合成化学工業製、重合度600、鹸化度71.
0〜75.0)5重量%水溶液252.8部を添加し、
超音波分散を行った。
【0033】次いで、窒素雰囲気下、70℃で6時間静
置重合した。その結果スメクチック液晶をマイクロカプ
セル化(平均粒径(直径)2.0μm)することが出来
た。粒子径分布の測定は実施例1と同様に行なった。こ
の分散液に増粘剤としてPVA(KH−20、日本合成
化学工業製、重合度2,000、鹸化度78.5〜8
1.5)をSCE−9/(KP−06+KH−20)=
50/50(重量比)となる様に添加して撹拌した。こ
の分散液を用いて、ITO蒸着ガラス基板上にドクター
ブレードを用いて塗布し、乾燥させてスメクチック液晶
/高分子複合膜(厚み10.0μm)を形成した。複合
膜面に別のITO蒸着PETフイルムを貼りあわせて液
晶記録表示媒体とした。25℃及び電圧無印加状態にお
ける反射濃度を色濃度計(RD914−S、マクベス社
製)を用いて測定したところ0.9であった。次の温度
100℃で電圧50Vの短形波を印加しながら25℃ま
で冷却したところ反射濃度は0.4となった。
【0034】実施例3 スメクチック液晶(S−9、メルク・リミテッド社製)
100部に、二色性色素(S−428、三井東圧化学
製)3部を添加して温度70℃で30分間撹拌した。こ
の混合溶液にメチルメタクリレート11.67部及び
2,2’−アゾビスブチロニトリル2部を添加して室温
で4時間撹拌した。この混合溶液にPVA(KP−0
6、日本合成化学工業製、重合度600、鹸化度71.
0〜75.0)5重量%水溶液254.8部を添加し、
超音波分散を行った。
【0035】次いで、窒素雰囲気下、70℃で6時間静
置重合した。その結果スメクチック液晶をマイクロカプ
セル化(平均粒径(直径)2.0μm)することが出来
た。粒子径分布の測定は実施例1と同様に行なった。こ
の分散液に増粘剤としてPVA(KH−20、日本合成
化学工業製、重合度2,000、鹸化度78.5〜8
1.5)をS−6/(KP−06+KH−20)=50
/50(重量比)となる様に添加して撹拌した。この分
散液を用いて、ITO蒸着ガラス基板上にドクターブレ
ードを用いて塗布し、乾燥させてスメクチック液晶/高
分子複合膜(厚み10.0μm)を形成した。複合膜面
に別のITO蒸着PETフイルムを貼りあわせて本発明
の液晶記録表示媒体とした。電圧印加時と電圧無印加時
の反射濃度を色濃度計(RD914−S、マクベス社
製)を用いて測定した。尚、電圧印加条件は、電圧50
0Vの短形波、時間1secとした。測定の結果反射濃
度差は0.9であった。これを100℃まで加熱して電
圧50Vの短形波を印加しながら室温にして反射濃度を
測定したところ0.5であった。
【0036】実施例4 スメクチック液晶(S−6、メルク・リミテッド社製)
100部に、二色性色素(S−428、三井東圧化学
製)2部を添加して温度70℃で80分間撹拌した。こ
の混合溶液にスチレン53.33部、ジビニルベンゼン
13.33部及び反応性界面活性剤(ニューフロンティ
ア:A229A、第一工業製薬製)8.33部を添加し
て室温で4時間撹拌した。この混合溶液にポリビニルア
ルコール(KP−06、日本合成化学工業製、重合度6
00、鹸化度71.0〜75.0)5重量%水溶液16
6.7部を添加し、超音波分散を行った。次いで、窒素
雰囲気下、50℃に保ち、過硫酸カリウム0.0667
部及び亜硫酸水素ナトリウム0.0667部を加え6時
間静置重合した。その結果スメクチック液晶をマイクロ
カプセル化することが出来た。
【0037】この分散液に増粘剤としてポリビニルアル
コール(KH−20、日本合成化学工業製、重合度2,
000、鹸化度78.5〜81.5)10重量%水溶液
760.5部を添加して室温で4時間撹拌した。この分
散液を用いて、ITO蒸着ガラス基板上にドクターブレ
ードを用いて塗布し、乾燥させてスメクチック液晶/高
分子複合膜(厚み11.0μm)を形成した。複合膜面
に別のITO蒸着PETフイルムを貼りあわせて本発明
の液晶記録表示媒体とした。電圧印加時と電圧無印加時
の反射濃度を色濃度計(RD914−S、マクベス社
製)を用いて測定した。尚、電圧印加条件は、電圧55
0Vの短形波、時間1secとした。測定の結果反射濃
度差は0.65であった。
【0038】実施例5 イソホロンジイソシアネート200モルに適量のジラウ
リン酸ジ−n−ブチルスズを加え、60℃に保った状態
で、両末端に水酸基を有する水酸基変性シリコーン(K
F−6001、信越化学製)100モルを滴下した。次
いで2−ヒドロキシエチルアクリレート210モルを滴
下して、電離放射線硬化樹脂であるジメチルシロキサン
骨格のウレタンアクリレートを合成した。
【0039】この様にして合成した樹脂33.33部
に、単官能シリコーンアクリレート(X−22−500
2、信越化学製)33.33部を混合し、反応性界面活
性剤(ニューフロンティア:A229A、第一工業製薬
製)16.67部を加えた。そこに二色性色素(S−4
28、三井東圧化学製)2部が溶解しているスメクチッ
ク液晶(S−6、メルク・リミテッド社製)100部を
添加して超音波分散を行った。次いで電子線5Mrad
を照射した。その結果スメクチック液晶をマイクロカプ
セル化することが出来た。この分散液に増粘剤としてポ
リビニルアルコール(KH−20、日本合成化学工業
製、重合度2,000、鹸化度78.5〜81.5)1
0重量%水溶液760.5部を添加して室温で4時間撹
拌した。
【0040】この分散液を用いて、ITO蒸着ガラス基
板上にドクターブレードを用いて塗布し、乾燥させてス
メクチック液晶/高分子複合膜(厚み10.5μm)を
形成した。複合膜面に別のITO蒸着PETフイルムを
貼りあわせ、電圧印加時と電圧無印加時の反射濃度を色
濃度計(RD914−S、マクベス社製)を用いて測定
した。尚、電圧印加条件は、電圧505Vの短形波、時
間1secとした。測定の結果反射濃度差は0.54で
あった。
【0041】比較例1 スメクチック液晶(S−6、メルク・リミテッド社製)
100部に、二色性色素(S−428、三井東圧化学
製)2部を添加して温度70℃で30分間撹拌した。こ
の混合溶液にポリビニルアルコール(KP−06、日本
合成化学工業製、重合度600、鹸化度71.0〜7
5.0)5重量%水溶液252.4部を添加し、超音波
分散を行った。この分散液に増粘剤としてポリビニルア
ルコール(KH−20、日本合成化学工業製、重合度
2,000、鹸化度78.5〜81.5)10重量%水
溶液873.8部を添加して室温で4時間撹拌した。
【0042】この分散液を用いて、ITO蒸着ガラス基
板上にドクターブレードを用いて塗布し、乾燥させてス
メクチック液晶/高分子複合膜(厚み10.0μm)を
形成した。複合膜面に別のITO蒸着PETフイルムを
貼りあわせ、電圧印加時と電圧無印加時の反射濃度を色
濃度計(RD914−S、マクベス社製)を用いて測定
した。尚、電圧印加条件は、電圧500Vの短形波、時
間1secとした。測定の結果反射濃度差は0.45で
あった。
【0043】応用例1 実施例1のスメクチック液晶/高分子分散液をITO蒸
着ポリエチレンテレフタレートフイルム上にドクターブ
レードを用いて塗布し、乾燥させてスメクチック液晶/
高分子複合膜(厚み10.0μm)を形成した。次いで
この複合膜表面上に保護層(厚み5.0μm)を形成し
た。この様にして作製した積層シートを85mm×54
mmのサイズのカードに打ち抜き成形して書き換え可能
なカードを得た。上記カードに10kvのコロナ放電を
付した後の反射濃度を測定した結果、0.41であっ
た。このカードにサーマルヘッドで0.4mJ/dot
の感熱記録を行った結果、記録印字部分の反射濃度は
0.89であった。更にこの感熱記録されたカードを1
0kvのコロナ帯電に付したところ、記録が消去され、
感熱記録を行う前の状態と同一状態のカードとなった。
【0044】
【発明の効果】以上の如き本発明によれば、ラジカル反
応性界面活性剤及び/又はラジカル反応性保護コロイド
を用いたin situ重合法によってスメクチック液
晶をマイクロカプセル化することによって、液晶記録表
示媒体とした時にスメクチック液晶の滲み出し、表示の
消去時における高駆動電圧等の従来技術の問題を解決す
るだけでなく、表示のコントラスト及び表示媒体作製時
のコーティング適性に優れ、更にはデバイスとしての信
頼性及び安定性を向上させた各種のスメクチック液晶記
録表示媒体を提供することが出来る。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スメクチック液晶が高分子膜によって包
    囲されていることを特徴とする液晶マイクロカプセル。
  2. 【請求項2】 壁物質が、(メタ)アクリル系高分子材
    料、ビニル系高分子材料及びフッ素形高分子材料等のラ
    ジカル付加重合体からなる請求項1に記載の液晶マイク
    ロカプセル。
  3. 【請求項3】 壁物質が、架橋した高分子材料からなる
    請求項1又は2に記載の液晶マイクロカプセル。
  4. 【請求項4】 二色性染料を含有する請求項1〜3項に
    記載の液晶マイクロカプセル。
  5. 【請求項5】 体積分布において1μm以下の粒子の含
    有量が全粒子の10%以下である請求項1〜4項に記載
    の液晶マイクロカプセル。
  6. 【請求項6】 スメクチック液晶がネマチック相を示す
    温度領域が1℃以上である請求項1〜5項に記載の液晶
    マイクロカプセル。
  7. 【請求項7】 ラジカル反応性界面活性剤及び/又はラ
    ジカル反応性保護コロイドによってスメクチック液晶を
    水性媒体中に分散させ、ラジカル開始剤を用いたin
    situ重合によって液晶粒子をカプセルすることを特
    徴とする液晶マイクロカプセルの製造方法。
  8. 【請求項8】 スメクチック液晶が付加重合性モノマー
    を含有する請求項6に記載の液晶マイクロカプセルの製
    造方法。
  9. 【請求項9】 モノマー、ラジカル反応性界面活性剤或
    はラジカル反応性保護コロイドが2個以上のラジカル反
    応性基を有する請求項7又は8に記載の液晶マイクロカ
    プセルの製造方法。
  10. 【請求項10】 ラジカル開始反応を電離性放射線によ
    って生じさせる請求項7〜9に記載の液晶マイクロカプ
    セルの製造方法。
  11. 【請求項11】 請求項1〜6項に記載の液晶マイクロ
    カプセル又は請求項7〜10によって得られた液晶マイ
    クロカプセルと高分子マトリックスとからなる液晶/高
    分子複合膜を、導電性基板上に形成してなることを特徴
    とする液晶記録表示媒体。
  12. 【請求項12】 液晶/高分子複合膜の膜厚が3〜23
    μmである請求項11に記載の液晶記録表示媒体。
  13. 【請求項13】 液晶/高分子複合膜の重量比が55/
    45〜35/65である請求項11〜12に記載の液晶
    記録表示媒体。
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