JPH07260708A - 線条部材検査装置 - Google Patents

線条部材検査装置

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JPH07260708A
JPH07260708A JP4848994A JP4848994A JPH07260708A JP H07260708 A JPH07260708 A JP H07260708A JP 4848994 A JP4848994 A JP 4848994A JP 4848994 A JP4848994 A JP 4848994A JP H07260708 A JPH07260708 A JP H07260708A
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JP
Japan
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wire rope
casing
drive
linear member
driven
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Withdrawn
Application number
JP4848994A
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English (en)
Inventor
Junji Nakayama
淳二 中山
Shiyousaku Oonishi
祥作 大西
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業環境の悪い場所に設けられたワイヤロー
プなどの線条部材の検査を容易に行えるようにする。 【構成】 ワイヤロープ101が通行可能に貫通すると
共にワイヤロープ101が着脱可能となるよう駆動側箱
部1aと従動側箱部1bとに分割して開閉可能なケーシ
ング1と、ケーシング1を開閉させる開閉用モータと、
ケーシング1を閉じた状態に固定するレバーと、ワイヤ
ロープ101に沿ってケーシング1を走行させる駆動モ
ータ、駆動ローラ2、従動ローラ6と、ワイヤロープ1
01と囲むようケーシング1の外面に所定の間隔で複数
設けられてワイヤロープ101を検査するレーザ光測定
センサ18及びITVカメラ19と、レーザ光測定セン
サ18及びITVカメラ19からの信号を処理する処理
装置21と、処理装置21で処理した結果を表示する表
示装置22とを備えてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤロープやチェー
ンなどの伝動用線条部材の摩耗や変形などの状態を検査
する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】クレーンやコンベアなどの搬送機器や各
種の動力伝達装置などに用いられるワイヤロープやチェ
ーンなどの線条部材は、安全管理のため、摩耗や変形な
どの各種状態の目視検査や測定検査などが検査員により
定期的に行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、高所、
高温など、作業環境の悪い場所に設けられた機器などの
ワイヤロープやチェーンなどでは、これらに人間が接近
して検査することは、危険を伴うこともあり、また、多
大な時間と労力とが必要であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述した問題を解決する
ため、本発明は、線条部材が通行可能に貫通し且つ当該
線条部材が着脱可能となるよう開閉可能なケーシング
と、前記ケーシングに設けられて当該ケーシングを開閉
させる開閉機構と、前記ケーシングに設けられて当該ケ
ーシングを閉じた状態に固定する固定機構と、前記ケー
シングの内部に設けられ且つ当該ケーシングと前記線条
部材とが相対移動可能となるように当該線条部材を挾持
する移動機構と、前記ケーシングに設けられ且つ前記線
条部材を検査する測定器と、前記測定器からの信号を処
理する処理装置と、前記処理装置で処理した結果を表示
する表示装置と、を備える線条部材検査装置を構成した
のである。
【0005】
【作用】上記構成の線条部材検査装置は、その開閉機構
でケーシングを開け、線条部材を移動機構へ挾持させ、
開閉機構でケーシングを閉じ、固定機構でケーシングを
閉じた状態に固定することにより、線条部材に対し取り
付けられる。そして、移動機構で線条部材とケーシング
とを相対的に移動させることにより、測定器で線条部材
の状態が測定される。測定結果は、処理装置を介して表
示装置で表示される。
【0006】
【実施例】線条部材の一例であるワイヤロープの検査を
行う場合における本発明による線条部材検査装置の一実
施例を図1〜6に基づいて説明する。なお、図1はワイ
ヤロープの軸心に沿った方向の当該装置の断面図、図2
は図1のII−II線矢視断面図、図3は図2のIII −III
線矢視外観図、図4は図3のIV−IV線矢視外観図、図5
は図4のV−V線矢視外観図、図6は図4の矢線VI部分
の拡大断面図である。
【0007】図1,2に示すように、線条部材であるワ
イヤロープ101が通行自在に貫通する箱型のケーシン
グ1は、ワイヤロープ101の着脱が可能となるよう駆
動側箱部1aと従動側箱部1bとに分割可能となってい
る。
【0008】駆動側箱部1aの内部には、外周面の中央
部に円周溝をもつ円筒状の駆動ローラ2が回転可能に軸
支されており、この駆動ローラ2は、ワイヤロープ10
1に接触するよう所定の間隔で2つ設けられている。こ
れら駆動ローラ2の一端側には、駆動歯車3が駆動ロー
ラ2と同軸をなして一体的にそれぞれ設けられている。
駆動ローラ2の一端側の駆動側箱部1aの外面には、駆
動モータ4が設けられており、その回転軸4aが駆動側
箱部1aの内側へ突出している。この回転軸4aには、
前記駆動歯車3にそれぞれ噛み合う歯車5が嵌着されて
いる。従って、駆動モータ4を駆動すると、歯車5、駆
動歯車3を介して、駆動ローラ2が回転するのである。
【0009】図1,2に示すように、従動側箱部1bの
内側には、駆動ローラ2と同形状をなす従動ローラ6が
駆動ローラ2と対向してそれぞれ回転自在に支持されて
おり、これら従動ローラ6は、駆動ローラ2との軸間距
離が変わるよう接近離隔可能となっている。これら従動
ローラ6を取り囲む凹型断面のローラケース7が軸受7
aを介して、回転軸6aを支持している。これらローラ
ケース7には、駆動側箱部1aと対向する従動側箱部1
bの壁面に螺合して貫通する調整軸8の先端部がそれぞ
れ差し込まれている。これら調整軸8の従動側箱部1b
の内側部分には、フランジ部8aがそれぞれ設けられ、
これらフランジ部8aとローラケース7との間には、圧
縮ばね9が調整軸8に嵌合してそれぞれ設けられてい
る。
【0010】従って、調整軸8を回転すると、フランジ
部8aを伴いながら軸心方向に沿って移動し、フランジ
部8aとローラケース7との間隔を変えることにより、
圧縮ばね9の弾性力を調整するのである。即ち、圧縮ば
ね9は、ローラケース7を介して従動ローラ6でワイヤ
ロープ101を駆動ローラ2へ適切な弾性力で押し付け
るので、ワイヤロープ101は、径の大きさに左右され
ることなく、駆動ローラ2及び従動ローラ6により、移
動可能に挾持されるのである。
【0011】このように、本実施例では、駆動ローラ
2、駆動歯車3、駆動モータ4、歯車5、従動ローラ
6、ローラケース7、調整軸8、圧縮ばね9等により、
ケーシングとの相対移動が可能となるように線条部材を
挾持する移動機構が構成されている。
【0012】次に図4,5を参照するに、駆動側箱部1
aと従動側箱部1bとの接合面には、フランジ部1c,
1dがそれぞれ形成されている。駆動側箱部1aの駆動
モータ4を設けた壁面と対向する壁面側のフランジ部1
c,1dには、蝶番10が形成されている。
【0013】図2に戻って、蝶番10の軸部10aに
は、扇状のウォームホイール11が一体的に取り付けら
れている。一方、駆動側箱部1aの内面には、開閉用モ
ータ12が設けられており、駆動側箱部1aの外側へ突
出した当該開閉用モータ12の回転軸12aには、前記
ウォームホイール11と噛み合うウォーム13が設けら
れている。
【0014】従って、開閉用モータ12を駆動すると、
ウォーム13、ウォームホイール11を介して蝶番10
の軸部10aが回転され、軸部10aを中心として駆動
側箱部1aと従動側箱部1bとに分割するようにケーシ
ング1が開閉する。
【0015】このように、本実施例では、ウォームホイ
ール11、開閉用モータ12、ウォーム13等により、
ケーシングを開閉させる開閉機構が構成されている。
【0016】次に、図3,4に示すように駆動側箱部1
aの駆動モータ4側のフランジ部1cには、レバー14
が揺動可能に支持されており、このレバー14は、ワイ
ヤロープ101に沿って所定の間隔で2つ設けられてい
る。図6に拡大して示すように、レバー14と駆動側箱
部1aとの間には、レバー14の駆動側箱部1a側を押
し上げる圧縮ばね15が設けられている。レバー14の
端部に隣接して駆動側箱部1aの内面には、内側に磁力
を発生させる円筒状の電磁石16が設けられ、この電磁
石16内に挿入された解放棒17がレバー14の端部に
揺動可能に支持されている。レバー14の従動側箱部1
b側の端部には、凹状の係止部14aが形成されてお
り、この係止部14aは、従動側箱部1bのフランジ部
1dを抱き込む形で係止するようになっている。
【0017】従って、ケーシング1が閉じると、従動側
箱部1bのフランジ部1dは、レバー14の係止部14
aを圧縮ばね15のばね力に抗して押し上げながら係止
部14aの溝内に入り込み、前記フランジ部1dが係止
部14aの溝内に入り込むと、圧縮ばね15のばね力に
より、係止部14aは、前記フランジ部1dを係止する
のである。このようにして、駆動側箱部1aと従動側箱
部1bとは、レバー14により一体的に固定されるので
ある。また、電磁石16に電流を通すと、解放棒17
は、圧縮ばね15のばね力に抗して電磁石16の内部へ
引き込まれ、レバー14の係止部14aが従動側箱部1
bのフランジ部1dから外れ、ケーシング1は開閉可能
となる。なお、電磁石16の動作を中止すれば、レバー
14は、圧縮ばね15のばね力により、元の位置に戻
る。
【0018】このように、本実施例では、レバー14、
圧縮ばね15、電磁石16、解放棒17等により、ケー
シングの一方側と他方側とを一体的に固定する固定機構
が構成されている。
【0019】図3〜5に示すように、ケーシング1の駆
動側箱部1a、従動側箱部1bの端面には、ワイヤロー
プ101に臨んで四個のレーザ光測定センサ18が間隔
をおいて配設され、これらは、ワイヤロープ101まで
の距離を測定する。そして、レーザ光測定センサ18同
士の間には、ワイヤロープ101の外観を撮影する工業
用テレビカメラ(以下、ITVカメラと呼ぶ)19がそ
れぞれ設けられている。これらレーザ光測定センサ18
及びITVカメラ19には、これらからの信号を処理す
る外部の処理装置21が複合ケーブル20を介して接続
されているが、概念的に図1に示されている。処理装置
21には、処理した結果を表示する表示装置22が接続
されている。
【0020】従って、複合ケーブル20を延長すると、
ワイヤロープ101は、処理装置21を介して表示装置
22により遠隔地点で検査することができるのである。
【0021】このように、本実施例では、レーザ光測定
センサ18、ITVカメラ19等により、線条部材の状
態を測定する測定器が構成されている。
【0022】また、前記駆動モータ4、前記開閉用モー
タ12、前記電磁石16は、前記複合ケーブル20を介
して制御装置23に接続されている。従って、線条部材
検査装置のワイヤロープ101からの脱着や線条部材検
査装置の走行などは、遠隔地点で操作することができる
のである。なお、図2〜5では、複合ケーブル20、処
理装置21、表示装置22、制御装置23等の記載を省
略してある。
【0023】このような線条部材検査装置は、以下のよ
うに用いられる。制御装置23を操作して、電磁石16
及び開閉用モータ12を作動させてケーシング1を開
き、駆動ローラ2と従動ローラ6との間にワイヤロープ
101をセットする。次に、開閉用モータ12を駆動し
てケーシング1を閉じると、レバー14は、自動的に駆
動側箱部1aと従動側箱部1bを一体的に固定する。調
整軸8を回転して、駆動ローラ2と従動ローラ6とによ
るワイヤロープ101の挾持具合を調整する。制御装置
23を操作して駆動モータ4を駆動し、線条部材検査装
置をワイヤロープ101に沿って走行させる。処理装置
21を作動し、レーザ光測定センサ18及びITVカメ
ラからの信号を処理し、表示装置22にワイヤロープ1
01の摩耗、素線切れ、変形、などに関する情報を表示
する。このようにして、ワイヤロープ101の検査を行
うのである。
【0024】従って、ワイヤロープ101を遠隔地点で
検査することができるので、検査員は、作業環境の悪い
場所に設けられた機器などのワイヤロープでも安全な環
境下で検査を行うことができる。そして、環状のワイヤ
ロープでも任意の位置で線条部材検査装置を取り付ける
ことができるので、例えば、クレーンなどの垂直に設け
られたワイヤロープでも、床上でワイヤロープに線条部
材検査装置を取り付けることができ、取付作業が容易と
なるのである。このため、検査に要する時間及び労力
は、大幅に低減される。さらに、自動的にロックされた
ケーシング1の中で、ワイヤロープ101は、駆動ロー
ラ2と従動ローラ6とにより挟まれているので、例え
ば、天井クレーンなどの高所に設けられたワイヤロープ
を検査する場合でも、何らかの衝撃が線条部材検査装置
に作用しても、線条部材検査装置が脱落するようなこと
はない。
【0025】線条部材の他の一例であるチェーンの検査
を行う場合における本発明による線条部材検査装置の一
実施例を図7〜11に基づいて説明する。但し、前述し
た実施例と同様な部材には、前述した実施例と同一の符
号を用いて、その部材の説明を省略する。
【0026】図7〜9に示すように、駆動側箱部1aの
内部には、駆動スプロケット32が駆動側箱部1aに回
転可能に支持されている。駆動スプロケット32は、前
述した実施例と同様に、駆動モータ4で回転するように
なっている。
【0027】図7〜9に示すように、従動側箱部1bの
内側には、スライド装置51が設けられ、スライド装置
51には、駆動側箱部1aと対向する従動側箱部1bの
壁面を貫通した調整軸8の先端側が螺合している。スラ
イド装置51には、一方側に右ねじ部52aを形成し、
他方側に左ねじ部52bを形成したピッチ調整ねじ軸5
2がチェーン102の長手方向に沿うように設けられて
いる。ピッチ調整ねじ軸52の右ねじ部52a及び左ね
じ部52bには、従動スプロケット36を回転自在に軸
支する従動スプロケット保持具37a,37bがそれぞ
れ螺合している。
【0028】従って、調整軸8を回転すると、スライド
装置51は、駆動スプロケット32に対し接近離隔し、
これに伴い、ピッチ調整ねじ軸52、従動スプロケット
保持具37a,37bを介して従動スプロケット36を
移動する。このようにして、従動スプロケット36と駆
動スプロケット32との軸間距離が変わるのである。即
ち、本装置は、チェーン102の大きさに左右されるこ
となく適用できるのである。またピッチ調整ねじ軸52
を回転すると、右ねじ部52a、左ねじ部52bの作用
により、各従動スプロケット保持具37a,37bは、
各従動スプロケット36相互を接近離隔させるように移
動し、チェーン102のピッチに対応することができ
る。
【0029】スライド装置51の駆動スプロケット32
の対向部分には、ばね箱53が設けられている。このば
ね箱53の内部には、前記調整軸8の軸心に沿った方向
へ伸縮可能となるように圧縮ばね54が設けられてい
る。ばね箱53の駆動スプロケット32側には、軸55
が調整軸8と同方向に摺動自在に貫通している。軸55
の駆動スプロケト32側には、チェーン102に当接す
る案内板56が設けられている。軸55のばね箱53側
の端部には、フランジ部55aが設けられており、フラ
ンジ部55aは、圧縮ばね54に当接するようになって
いる。一方、駆動側箱部1aの従動スプロケット36の
対向部分には、上記と同様なばね箱53、圧縮ばね5
4、軸55、案内板56が支持板57を介してそれぞれ
設けられている。
【0030】従って、圧縮ばね54は、軸55のフラン
ジ部55aを介して案内板56によりチェーン102を
駆動スプロケット32及び従動スプロケット36に押し
付けるのである。即ち、駆動スプロケット32及び従動
スプロケット36は、チェーン102と常に噛み合うの
である。
【0031】なお、本実施例では、駆動スプロケット3
2、駆動歯車3、駆動モータ4、伝達歯車5、従動スプ
ロケット36、従動スプロケット保持具37a,37
b、調整軸8、スライド装置51、ピッチ調整ねじ軸5
2、案内板53、ばね箱54、圧縮ばね55、軸56等
により、ケーシングと線条部材との相対移動が可能とな
るように線条部材を挾持する移動機構が構成されてい
る。また、他の部材などは、前述した実施例と同様な構
成となっている。但し、複合ケーブル20、処理装置2
1、表示装置22、制御装置23等は、図7〜11中、
記載を省略してある。また、ウォームホイール11、開
閉用モータ12、ウォーム13などは、ケーシング1内
のレイアウトの関係上、前述した実施例と配置位置が異
なっている。
【0032】このような線条部材検査装置では、検査す
るチェーン102に合わせて、調整軸8やピッチ調整ね
じ軸52を調整し、前述した実施例と同様に作動すれ
ば、前述した実施例と同様な効果が得られる。また、チ
ェーンの規格に合わせて、適切な歯数や形状の駆動スプ
ロケット及び従動スプロケットに交換することが可能で
ある。
【0033】なお、前述した二つの実施例では、線条部
材検査装置を走行させて線条部材の検査を行ったが、線
条部材検査装置を固定して、線条部材を走行させること
により、線条部材を検査しても良い。
【0034】
【発明の効果】前述したように、本発明による線条部材
検査装置では、移動機構で線条部材とケーシングとを相
対的に移動することにより、測定器で線条部材の状態を
測定することができ、処理装置で測定器からの信号を処
理した結果を表示装置で表示することにより、遠隔地点
においても容易にまんべんなく線条部材を検査すること
ができる。このため、検査員は、作業環境の悪い場所に
設けられた線条部材でも安全な環境下で検査を行うこと
ができる。そして、開閉機構でケーシングを開閉し、線
条部材を移動機構へ挾持させ、固定機構でケーシングを
閉じた状態に固定することにより、線条部材検査装置を
線条部材に取り付けることができる。即ち、線条部材検
査装置は、任意の位置から線条部材に容易に取り付ける
ことができるので、例えば、環状の線条部材でも作業の
容易な場所から線条部材に取り付けることができる。こ
のため、検査に要する時間及び労力は、大幅に低減され
る。さらに、不用意に線条部材から外れることがなく、
例えば、高所の線条部材を検査する場合でも、衝撃など
で脱落することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】線条部材の一例であるワイヤロープの検査を行
う場合における本発明による線条部材検査装置の一実施
例のワイヤロープの軸心に沿った方向の断面図である。
【図2】図1のII−II線矢視断面図である。
【図3】図2のIII −III 線矢視外観図である。
【図4】図3のIV−IV線矢視外観図である。
【図5】図4のV−V線矢視外観図である。
【図6】図4の矢線VI部分の拡大断面図である。
【図7】線条部材の一例であるチェーンの検査を行う場
合における本発明による線条部材検査装置の一実施例の
チェーンの長手方向に沿った方向の断面図である。
【図8】図7のVIII−VIII線矢視断面図である。
【図9】図7のIX−IX線矢視断面図である。
【図10】図9のX−X線矢視外観図である。
【図11】図9のXI−XI線矢視外観図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 1a 駆動側箱部 1b 従動側箱部 2 駆動ローラ 4 駆動モータ 6 従動ローラ 10 蝶番 11 ウォームホイール 12 開閉用モータ 13 ウォーム 14 レバー 14a 係止部 16 電磁石 18 レーザ光測定センサ 19 工業用テレビカメラ(ITVカメラ) 21 処理装置 22 表示装置 23 制御装置 32 駆動スプロケット 36 従動スプロケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/18 B

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線条部材が通行可能に貫通し且つ当該線
    条部材が着脱可能となるよう開閉可能なケーシングと、 前記ケーシングに設けられて当該ケーシングを開閉させ
    る開閉機構と、 前記ケーシングに設けられて当該ケーシングを閉じた状
    態に固定する固定機構と、 前記ケーシングの内部に設けられ且つ当該ケーシングと
    前記線条部材とが相対移動可能となるように当該線条部
    材を挾持する移動機構と、 前記ケーシングに設けられ且つ前記線条部材を検査する
    測定器と、 前記測定器からの信号を処理する処理装置と、 前記処理装置で処理した結果を表示する表示装置と、 を備えたことを特徴とする線条部材検査装置。
JP4848994A 1994-03-18 1994-03-18 線条部材検査装置 Withdrawn JPH07260708A (ja)

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