JPH0726045Y2 - 部分加振形鋳枠砂落し装置 - Google Patents

部分加振形鋳枠砂落し装置

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JPH0726045Y2
JPH0726045Y2 JP1990083856U JP8385690U JPH0726045Y2 JP H0726045 Y2 JPH0726045 Y2 JP H0726045Y2 JP 1990083856 U JP1990083856 U JP 1990083856U JP 8385690 U JP8385690 U JP 8385690U JP H0726045 Y2 JPH0726045 Y2 JP H0726045Y2
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JP
Japan
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vibrating table
vibrating
weight
end side
frame
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Application number
JP1990083856U
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JPH0443456U (ja
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弘幸 本多
和生 半沢
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Shibaura Machine Co Ltd
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Toshiba Machine Co Ltd
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  • Casting Devices For Molds (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、型ばらし後、鋳枠を振動させて鋳枠から鋳物
砂を落下させる装置に係り、特に比較的小形の装置で比
較的大形の鋳枠の砂落しを可能にする装置に関するもの
である。
(従来の技術) 従来、鋳型から鋳物を取出した後、残った鋳物砂が付着
している鋳枠を、シェイクアウトマシンと称する大形の
ふるいのような振動枠上に入れ、鋳枠全体を振動させて
付着している鋳物砂を落下させる装置があった。
(考案が解決しようとする課題) 中形ないし大形鋳物用の鋳枠は縦横の長さが数メートル
ないし10数メートルに達するため、鋳枠全体をふるい状
の振動枠上に入れて振動させる方式では、非常に大きな
装置を必要とし、付着した鋳物砂を含む鋳枠の重量も数
トンから数10トンに及ぶため、非常に大きな振動エネル
ギを必要とし、振動による悪影響が周囲に及んでしまう
などの種々の問題があった。
本考案は、より小さな振動エネルギにより鋳枠の砂落し
を行うことのできる装置を提供することを目的としてい
る。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するための本考案は、ほぼ水平に伸びス
プリングを介して上下動自在に架台に支持された振動台
と、この振動台の長手方向の一端側に片寄せて取付けら
れたウェイトと、このウェイトに対し前記振動台の他端
側に配置されてウェイトに直接またはウェイトに接近さ
せて振動台に取付けられた振動モータとからなり、鋳枠
の一端側を振動台の他端側に載せて鋳枠に振動を与える
ようにした部分加振形鋳枠砂落し装置にある。
(作用) 振動モータを作動させると振動台の反ウェイト側である
他端側がより大きな振幅で振動する。鋳枠はクレーン等
で吊り上げ、鋳枠の一端側を振動台の他端側に載せる。
振動台に加える鋳枠の荷重はクレーンで鋳枠を上下させ
て調整することが好ましい。鋳枠は振動台の振動によっ
て振動され、砂が落下する。このとき、ウェイトと鋳枠
とが振動モータに対して対称的に位置し、安定して作動
すると共に、鋳枠を効果的に振動させ、小形の装置によ
り比較的大きな鋳枠の砂落しができる。鋳枠の他端側の
砂は落ちずに残ることがあるが、この場合には鋳枠を18
0°旋回させて他端側を振動台に載せて砂落しを行えば
よい。
(実施例) 以下本考案の実施例について図を参照して説明する。11
は架台で、床10に設置されている。架台11の上側フレー
ム11aには、下向きに4つ(図には2つのみ現われてい
る)のフック12が取付けられ、それぞれのフック12に下
スプリング受け13が揺動自在に掛けられている。下スプ
リング受け13にはスプリング14がその下端を支持されて
組付けられ、スプリング14の上端には上スプリング受け
15が係合されている。上プリング受け15にはスプリング
14および下スプリング受け13を貫通して下向きに伸びる
ロッド16が取付けられ、ロッド16の下端は振動台20の図
において前後の側面にそれぞれヒンジ17を介して連結さ
れ、振動台20をほぼ水平に保持するようになっている。
振動台20は前記スプリング14を介して架台11に上下動自
在に取付けられ、さらにフック12およびヒンジ17によっ
て水平方向へも所定量移動自在に取付けられている。振
動台20は図において左右に伸びており、図において左端
側に片寄せてウェイト21が取付けられている。ウェイト
21の図において右側面には振動モータ22が取付けられて
いる。この振動モータ22は図において上下方向の振動を
生ずるものが好ましい。振動台20の図において右端には
掛け金23が取付けられている。
次いで本装置の作用について説明する。型ばらしをして
図示しない鋳物を取出した鋳枠30をワイヤ41で図示のよ
うにクレーン40により吊り上げ、鋳枠30の図において左
端を振動台20の図において右端側へ載せる。次いで、振
動モータ22を作動させると、振動台20の左端側はウェイ
ト21があるため、比較的振幅は小さく、右端側がより大
きく振動する。そこで、振動台20の右端側に加える鋳枠
30の荷重をクレーン40による鋳枠30の上下位置の調整に
よって調整すると、ウェイト21の重量との関係から振動
台20を比較的安定させつつ鋳枠30に振動を与え、鋳枠30
に付着している鋳物砂31を落下させる。
なお、鋳枠30を振動台20上に載せる場合、先に振動モー
タ22を作動させておき、振動台20の振動の様子を見なが
ら鋳枠30を振動台20に載せるようにすると、振動台20に
対する鋳枠30の荷重調整を容易に行うことができる。
前述した実施例では振動モータ22をウェイト21の右側面
に取付けた例を示したが、振動モータ22はウェイト21に
対し振動台20の反ウェイト側に位置させ、かつウェイト
21に比較的接近して設ければよく、振動台20に取付けて
もよい。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、比較的小形の装置に
よりそれに比較して大きな鋳枠の砂落しを確実に行うこ
とができ、実際、1.5K.W.の振動モータを用いることに
より、縦8m,横3m程度の大きな鋳枠の砂落しもできた。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示す部分破断側面図である。 10……床、11……架台、14……スプリング、20……振動
台、21……ウェイト、22……振動モータ、30……鋳枠、
31……鋳物砂、40……クレーン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ほぼ水平に伸びスプリングを介して上下動
    自在に架台に支持された振動台と、この振動台の長手方
    向の一端側に片寄せて取付けられたウェイトと、このウ
    ェイトに対し前記振動台の他端側に配置されてウェイト
    に直接またはウェイトに接近させて前記振動台に取付け
    られた振動モータとからなり、鋳枠の一端側を前記振動
    台の他端側に載せて鋳枠に振動を与えるようにした部分
    加振形鋳枠砂落し装置。
JP1990083856U 1990-08-08 1990-08-08 部分加振形鋳枠砂落し装置 Expired - Lifetime JPH0726045Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0443456U JPH0443456U (ja) 1992-04-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5133866Y2 (ja) * 1972-05-18 1976-08-21
JPS5895911U (ja) * 1981-12-24 1983-06-29 マツダ株式会社 傾動式の鋳造品用フイ−ダ

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JPH0443456U (ja) 1992-04-13

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