JPH07260444A - 光切断法による対象物の三次元計測方法およびその装置 - Google Patents

光切断法による対象物の三次元計測方法およびその装置

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JPH07260444A
JPH07260444A JP6078033A JP7803394A JPH07260444A JP H07260444 A JPH07260444 A JP H07260444A JP 6078033 A JP6078033 A JP 6078033A JP 7803394 A JP7803394 A JP 7803394A JP H07260444 A JPH07260444 A JP H07260444A
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JP
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camera
data
slit light
cross
cameras
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JP6078033A
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Shinichi Hattori
服部新一
Hideyuki Asano
浅野秀幸
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Nippon Avionics Co Ltd
Original Assignee
Nippon Avionics Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 光切断法により対象物を非接触で三次元計測
する方法および装置を提供する。 【構成】 スリット光を対象物に直角に照射することに
よりこの対象物上に設定される平面の方程式を処理手段
により求め,カメラの画角内において,平面とカメラと
の間に平行な複数の仮想面を設定し,平面と複数の仮想
面とに投影される対象物からの反射光を,カメラで撮像
するとともに,処理手段により最小自乗法より直線の方
程式として求め,カメラから任意の位置に設定した仮想
面から平面までの距離を処理手段により求め,直線の方
程式と距離とから平面における計測点の三次元座標を求
めてこれを対象物の断面デ−タとし,対をなすスリット
光とカメラとを一体として対象物の長さ方向に沿って移
動させることにより,所定ピッチ毎の断面デ−タを処理
手段により求め,これらの各断面デ−タから対象物を三
次元計測するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は,光切断法により対象
物を非接触法で自動的に三次元計測するための方法およ
び装置に関するもので,特に,表面が柔軟で,且つ複雑
な形状をした対象物を三次元計測するのに適した方法お
よびその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年,単に二次元的に位置や形状を計測
するのではなく,対象物の奥行情報を取得して三次元的
に位置や形状を求める需要が生じている。三次元的に計
測する方法としては接触法と非接触法とがある。接触法
は,接触子により直接対象物に接触して計測する方法で
あるが,この方法では,対象物が柔軟な場合には,接触
子が対象物の表面に接触することにより表面が損傷され
るおそれがある。そのため非接触法で三次元的に計測す
る方法が求められている。
【0003】そこで,発明者等は,非接触法の一手段と
して,2台のカメラを用いて三次元的に位置を測定する
方法を開発し,出願中(特開昭63−238510号)
である。
【0004】これは,図13に示すように,2台のカメ
ラ50,51がその画角内に測定対象物をとらえている
状態で,それぞれ光軸を標点Pに向けて互いに内傾させ
て設置されている。そして,この光学系を用い,その光
学系の視野内に光軸と直交する面H11とH12およびH21
とH22を少なくとも2つずつ互いに対向させて求め,こ
の測定対象物をこれら面上に投影した点を三次元の基準
座標で表わす。このようにして,測定対象物がこれら面
上に投影された点を三次元の基準座標で示すことが出来
ることから,上記の対向する面H11とH12およびH21
22上に投影された点PH1とPH2,PH3とPH4をそれぞ
れ結ぶことにより,既知の基準座標系で測定対象物が存
在する標点Pを含む一対の直線L1 ,L2 を得る。この
直線L1,L2 の交点の座標値を既知の基準座標系の座
標値で表すことが出来る方法である。
【0005】又,非接触法の一手法として光源としてス
リット光を使用して対象物を切断するイメ−ジから三次
元計測デ−タを得る光切断法がある。これは,物体を切
断した時の切り口を横から見ても対象物の断面形状が判
定出来るのと同じ方法で,スリット光とカメラ1台で高
さ情報が計測される方法である。
【0006】
【発明が解決しようとする問題点】前者の方法では,正
確に三次元測定するためには,カメラの台数が6台必要
であるため,装置がかなり大掛かりとなるとともに,高
価なカメラを多く使用するため,経費がかさむという問
題があった。
【0007】又,後者の方法のものは,カメラが1台し
か使用されていないため,三次元対象物の場合,カメラ
の死角をカバ−することは出来ない。又,スリット光が
幅を持つ場合,二値化処理すると重心が変動してしま
う。従って,デ−タの変動が大きく正確な対象物の三次
元計測デ−タが得られないという問題があった。
【0008】
【問題点を解決するための手段】この発明は,スリット
光を対象物に直角に照射することによりこの対象物上に
設定される平面の方程式を処理手段により求め,カメラ
の画角内において,平面とカメラとの間に平行な複数の
仮想面を設定し,平面と複数の仮想面とに投影される対
象物からの反射光を,カメラで撮像するとともに,処理
手段により最小自乗法より直線の方程式として求め,カ
メラから任意の位置に設定した仮想面から平面までの距
離を処理手段により求め,直線の方程式と距離とから平
面における計測点の三次元座標を求めてこれを対象物の
断面デ−タとし,対をなすスリット光とカメラとを一体
として対象物の長さ方向に沿って移動させることによ
り,所定ピッチ毎の断面デ−タを処理手段により求め,
これらの各断面デ−タから対象物を三次元計測するよう
にしたものである。
【0009】又,この発明は,カメラの画角内に,スリ
ット光に対して直角に幅の狭いウインドを設定するとと
もに,このウインド内を対象物の各断面に沿って走査
し,このウインド内の座標デ−タYP と輝度デ−タFM
とから,YP =Σ(YP ・FM)/ΣFM 式により,ス
リット光の濃度重心を求めることにより,スリット光の
幅に関係のないデ−タが得られるようにしたものであ
る。
【0010】さらに,この発明は,互いに隣接する両カ
メラの画角のオ−バ−ラップ範囲内の中心位置をそれぞ
れ算出し,この中心位置を基準として任意の幅の合成範
囲を設定し,この合成範囲内のデ−タを最小自乗法によ
り直線化し,この直線化したデ−タの平均値を求めて,
この値を前記オ−バ−ラップ範囲の断面デ−タとすると
ともに,このオ−バ−ラップ範囲外は,カメラから得ら
れた断面デ−タを用いるようにして,つなぎ目における
デ−タを円滑化するようにしたものである。
【0011】又,この発明は,対象物を載置するテ−ブ
ルとこのテ−ブルの両側端部に設けたアクチュエ−タ
と,対象物をいずれも複数方向から直角に照射するため
に設置された複数のスリット光の光源と,この各スリッ
ト光に対してそれぞれ内傾させて設置されて,対象物か
らの反射光をそれぞれ撮像する自動シャッタ−機能を備
えた複数のカメラと,それぞれ互いに対をなす複数箇所
のスリット光の光源とカメラとを所定位置に支持すると
ともに,両末端部にアクチュエ−タに沿って移動する駆
動機構を備えた門型フレ−ムと,各カメラからの画像デ
−タをそれぞれ処理する複数の画像処理装置と,門型フ
レ−ムの駆動機構を制御するとともに,複数の画像処理
装置を時間的に制御するためのタイミング信号を出力す
る制御部と,各画像処理装置からの三次元計測デ−タを
演算処理するとともに,制御部を制御するコンピュ−タ
とを備えたものである。
【0012】
【作用】スリット光8は対象物2に対して直角に照射さ
れ,対象物2からの反射光21を撮像するカメラ9は,
スリット光8に対して光軸が45°の位置になるよう設
置されている。スリット光8は,対象物2に対して平面
20として交わるので,その反射光21はカメラ9へ直
線的に入射され,門型フレ−ム6が移動するにつれて,
カメラ9から次々と断面デ−タが取り込まれる。
【0013】このようにして各カメラ9(9a〜9c)
から次々取り込まれた断面デ−タ,それぞれ各画像処理
装置12(12a〜12c)に入力され,画像処理され
る。この際,X軸方向へ移動しつつそれぞれデ−タを取
り込む3台のカメラ9とそれぞれこのカメラ9に対応す
る3台の画像処理装置12とは,制御部14からのタイ
ミング信号により制御されている。画像処理装置12で
画像処理された三次元計測デ−タは,コンピュ−タ13
に入力され,演算処理されて断面デ−タが合成され,画
面16に表示される。
【0014】スリット光8が幅を持つ場合には,1断面
毎にカメラ9の画角θ内にスリット光8と直角に交わる
幅の狭いウインド15が設定され,このウインド15は
対象物2の断面方向に走査されて,輝度デ−タF1 ,F
2 ・・・およびその時のY軸方向の座標デ−タY1 ,Y
2 ・・・が抽出される。
【0015】この抽出された輝度デ−タFM は,画像処
理装置12により輝度デ−タに対して重み付けが行わ
れ,即ち,ウインド15内における輝度が最大となる輝
度デ−タFM およびその時のY軸方向の座標デ−タYP
が検出され,下記に示す式からスリット光8の濃度重心
の座標Ypが求められる。 YP =Σ(YP ・FM )/ΣFM
【0016】又,3本のスリット光8(8a,8b,8
c)による3台のカメラ9(9a,9b,9c)から得
られる各画像デ−タのオ−バ−ラップ範囲の断面デ−タ
部分を円滑化するために,カメラ9aとカメラ9bおよ
びカメラ9bとカメラ9cの画角がオ−バ−ラップする
オ−バ−ラップ範囲のそれぞれ中心位置OABおよび中心
位置OBCが算出され記憶される。
【0017】この算出され記憶された中心位置OABおよ
び中心位置OBCから適当な範囲にある断面デ−タを左右
何ポイントか設定するとともに,この範囲が合成範囲A
Bおよび合成範囲BCとして設定される。この合成範囲
ABおよび合成範囲BC内においては,中心位置OAB
よび中心位置OBCから予めそれぞれ合成範囲AB,BC
として設定されたカメラ9aとカメラ9bとからの断面
デ−タおよびカメラ9bとカメラ9cとからの断面デ−
タを最小自乗法により直線化して,その平均値が最終の
断面デ−タとして採用される。このようにして得られた
合成範囲AB,BC内の断面デ−タ以外の断面デ−タ
は,各カメラ9からそれぞれ抽出された断面デ−タ(図
12にメッシュで示されている)が使用される。
【0018】
【発明の実施例】この発明の実施例を図1〜図12に基
づいて詳細に説明する。図1はこの発明の実施例を示す
要部構成図,図2は対象物の三次元計測装置の検出部の
要部斜視図,図3はカメラ9とスリット光8との配置状
態を示す説明図,図4はカメラ9とスリット光8との基
本的な配置状態を示す説明図,図5は精度確認用として
用いた対象物2の円柱ゲ−ジの断面図,図6は計測方法
を説明するための説明図,図7〜図10はスリット光8
の位置検出方法を説明するためのもので,図7は斜視
図,図8はデ−タの表示部17,図9,図10はX軸方
向の濃度分布を示すグラフ,図11は3台のカメラ9を
使用した場合のデ−タを合成するための説明図,図12
はオ−バ−ラップ処理するための説明図である。
【0019】図1〜図2において,1は画像デ−タを検
出する検出部で,対象物2,テ−ブル3,アクチュエ−
タ4,駆動機構5を有する門型フレ−ム6,スリット光
8の光源18,カメラ9とにより構成されている。三次
元的に計測される対象物2としては,この実施例では,
図5に示すように,カマボコ状に底面をカットした精度
確認用の円柱ゲ−ジを用いて計測実験をおこなった。こ
の場合,底面の計測は行わないこととし,断面の測定範
囲は円柱ゲ−ジの中心に対し−20°〜+200°まで
測定した。
【0020】対象物2を載置するテ−ブル3の両側端部
には,門型フレ−ム6が移動するアクチュエ−タ4が設
けられている。このアクチュエ−タ4には,両末端部に
このアクチュエ−タ4に沿って移動するための駆動機構
5を備えた略コ字状の門型フレ−ム6がX軸方向に摺動
自在に取り付けられている。この実施例の場合には,門
型フレ−ム6の移動距離は最大で800mm,移動速度
は最大で300mm/秒,最小ステップ単位は,0.0
05mm,X軸駆動ステ−ジは,左右2軸同時制御され
ている。
【0021】この門型フレ−ム6には,支持部材7(7
a,7b,7c)が3箇所に取り付けられており,この
支持部材7(7a,7b,7c)の一端部には,それぞ
れ対象物2をいずれも3方向から直角に照射するために
3箇所にスリット光8(8a,8b,8c)の光源18
(18a,18b,18c)が設置されており,他端部
には,対象物2からの反射光をそれぞれ撮像する自動シ
ャッタ−機能を備えた3台のカメラ9(9a,9b,9
c)が設置されている。各支持部材7a〜7cにそれぞ
れ設置されているスリット光8aとカメラ9a,スリッ
ト光8bとカメラ9b,スリット光8cとカメラ9cと
は互いに対をなしている。スリット光8とカメラ9との
位置関係は,図4に示すように,スリット光8は対象物
2に対して直角方向に位置し,カメラ9はスリット光8
に対して45°の位置に設置されている。従って,スリ
ット光8は,対象物2に直角に照射される。
【0022】この実施例では,3台のカメラ9a,9
b,9cは,いずれも水平方向768画素,直角方向4
93画素の白黒のCCDエリアカメラが使用されてお
り,いづれもシャッタ−速度1/500秒の自動シャッ
タ−機能が備えられている。又,図3に示すように,門
型フレ−ム6の中央部に設置されているカメラ9bの画
角には,対象物2の下方向に死角10が形成される。そ
こで,この図において中心に位置しているカメラ9bの
両側には,45°の位置にカメラ9a,9cが配置され
ており,門型フレ−ム6の中央部に設置されているカメ
ラ9bから対象物2を見た時,対象物2の下方に形成さ
れる2箇所の死角10を覆うような位置に設置されてい
る。
【0023】なお,スリット光8の光源18としては,
投射されるスリット光8の幅を細く出来るレ−ザ光源が
理想的であるが,レ−ザ光が赤色の場合には,対象物2
の色により反射率が異なる。そのため,カメラ9には,
色による影響が濃度差となって入力されてしまうので,
対象物2により条件設定が異なる。従って,スリット光
8の光源18としては,色による影響のない白色光源が
望ましい。この実施例では,スリット光8の投射幅は広
くなるが,色による影響の少ない白色光源として,ハロ
ゲン光源を用いたスリット光が採用されており,対象物
2の下面で幅3mm,長さ150mmのスリット光8が
得られた。
【0024】12(12a,12b,12c)は,それ
ぞれカメラ9a,9b,9cからの画像デ−タを処理す
る画像処理装置で,各カメラ9a,9b,9cからの対
象物2の画像がそれぞれ入力して画像処理されて,それ
ぞれ三次元計測デ−タが出力される。この実施例では,
画像処理装置12は,画像分解能256階調,512×
480画素,処理速度0.25秒(1断面が210ポイ
ント)のものが使用された。
【0025】13はコンピュ−タで,各画像処理装置1
2(12a,12b,12c)からの三次元計測デ−タ
が演算処理されるとともに,対象物2の断面デ−タが合
成される。さらに,制御部14のX軸方向を制御するX
軸制御信号が出力されるとともに,校正値から計測値へ
座標デ−タが変換され,最終計測値が算出される。
【0026】制御部14は,コンピュ−タ13からのX
軸制御信号により制御されて,門型フレ−ム6の駆動機
構5のX軸方向の制御をするとともに,3台の画像処理
装置12を時間的に制御してデ−タ取り込みピッチ間隔
を設定するX軸制御用のタイミング信号が出力される。
【0027】次に,計測原理および計測手順について説
明する。この実施例では,対象物2の定量的な計測精度
が評価出来るように,対象物2として,図5に示すよう
に,直径200mmのカマボコ状に底面をカットした円
柱ゲ−ジを計測する場合について説明する。従来の光切
断法による計測の場合,対象物2までの距離を高さに変
換して高さ情報が求められているが,この発明では,
X,Y,Z座標が求められるもので,以下,図3,図
4,図6および図7に基づいてその計測原理を説明す
る。
【0028】まず,図3,図6に示すように,スリット
光8は対象物2に対して直角に照射され,その反射光2
1は,スリット光8に対して光軸が45°の位置になる
よう設置されているカメラ9で撮像される。この際,図
6,図7に示すように,スリット光8は,対象物2の長
さ方向,即ち,Y軸方向に走査されるが,常に,スリッ
ト光8は,対象物2に対して平面20として交わるの
で,その反射光21はカメラ9へ直線的に入射される。
【0029】そして,スリット光8とカメラ9とを搭載
している門型フレ−ム6が,駆動機構5によりアクチュ
エ−タ4に沿ってX軸方向に移動すると,カメラ9から
次々と対象物2の画像の断面デ−タが取り込まれる。こ
の際,カメラ9は1/500秒のシャッタ−速度を持つ
自動シャッタ−機能を備えたCCDカメラが使用されて
いるので,デ−タ取り込み時におけるブレを防止するこ
とが出来る。
【0030】このようにして各カメラ9(9a〜9c)
から取り込まれたデ−タは,それぞれ各画像処理装置1
2(12a〜12c)に入力され,画像処理される。こ
の際,X軸方向へ移動しつつそれぞれデ−タを取り込む
3台のカメラ9とそれぞれこのカメラ9に対応する3台
の画像処理装置12とは,制御部14からのタイミング
信号により制御されている。画像処理装置12で画像処
理された三次元計測デ−タは,コンピュ−タ13に入力
され,演算処理されて断面デ−タが合成され,表示部1
7に表示される。
【0031】ここで,理想的な平面光としてのスリット
光8は,幅に広がりを持つため,対象物2の大きさ,表
面の凹凸により計測精度が悪くなる。そこで,このよう
な理想的な平面光に近づけるために,対象物2の表面,
即ち,反射面においてスリット光8の幅の中心を計測す
れば理想に近づけることが出来る。
【0032】そのために,本願発明では,図7,図8に
示すように,1断面毎にカメラ9の画角θ内にスリット
光8と直角に交わる幅の狭いウインド15が設定され
る。この際,ウインド15の幅は3画素程度が好まし
い。この設定されたウインド15内の断面デ−タは,図
8に示すように,aからcへとY軸方向に走査され,図
9,図10に示すように,輝度デ−タF1 ,F2 ・・・
およびその時のY軸方向の座標デ−タY1 ,Y2 ・・・
が抽出される。
【0033】この抽出された輝度デ−タFM は,画像処
理装置12により輝度デ−タに対して重み付けが行わ
れ,下記に示す式からスリット光8の濃度重心の座標Y
P が求められる。このようにして,ウインド15内にお
ける輝度が最大となる輝度デ−タFM およびその時のY
軸方向の座標デ−タYP が検出される。 YP =Σ(YP ・FM )/ΣFM ・・・・・(1)
【0034】このように,スリット光8に幅がある場合
でも,設定したウインド15内の断面デ−タの内,輝度
が最大となる点を求めれば,このスリット光8の中心を
示す濃度重心の座標Ypを求めることが出来る。即ち,
ウインド15内では,スリット光8の幅に影響されない
正確なデ−タを得ることが出来る。
【0035】設定されたウインド15は,対象物2の1
断面を表す画面16内を左から右,即ち,X軸方向に走
査される。従って,ウインド15から取り込まれた画像
デ−タ(座標デ−タと輝度デ−タ)から求められた濃度
重心の断面デ−タは,スリット光8の幅の中心位置を示
すことになるので,スリット光8の幅に影響のない正確
なデ−タとなる。
【0036】なお,スリット光8が幅を持っている場
合,対象物2として本願発明の実施例の試料として用い
た円柱ゲ−ジのように表面が平坦な場合には,単にスリ
ット光8の幅の中心位置を求めればよいが,対象物2の
表面に凹凸がある場合には,角度によっては,スリット
光8が散乱される場合もある。そのため,本願発明で
は,上記したように,濃度重心を算出する方法を採用し
た。演算結果の精度は,1/10画素単位まで有効数値
として使用することが出来た。なお,対象物2の寸法に
応じて,計測ポイント数(ウインド15の横方向の幅と
ピッチ)を任意に設定すれば,計測時間を短縮すること
が出来る。
【0037】ここで,各カメラ9の画角θから計測され
る対象物2の球状接線付近(点線で示す領域)のデ−タ
は,各カメラ9からの距離が大きく変化するため,計測
精度が悪くなる。そこで,図11に示すように,本願発
明では,3本のスリット光8(8a,8b,8c)によ
る3台のカメラ9(9a,9b,9c)から得られる各
画像デ−タを互いにオ−バ−ラップさせてこのオ−バ−
ラップ範囲の断面デ−タ部分を円滑化することにより,
3台のカメラで合成された1本の断面デ−タを作成する
方法が採用されている。
【0038】この方法では,図11,図12に示すよう
に,カメラ9aはA1 からAM 迄の断面デ−タを抽出
し,カメラ9bでは,B1 からBM 迄,同様にカメラ9
cではC1 からCM 迄の断面デ−タがそれぞれ抽出され
る。そこで,カメラ9aとカメラ9bおよびカメラ9b
とカメラ9cの画角がオ−バ−ラップする2箇所のオ−
バ−ラップ範囲のそれぞれ中心位置OABおよび中心位置
BCが算出され記憶される。
【0039】この算出され記憶された中心位置OABおよ
び中心位置OBCから適当な範囲にあるデ−タを左右何ポ
イントか設定するとともに,この範囲が合成範囲ABお
よび合成範囲BCとして設定される。この合成範囲AB
および合成範囲BC内においては,中心位置OABおよび
中心位置OBCから予めそれぞれ合成範囲AB,BCとし
て設定されたカメラ9aとカメラ9bとからのデ−タお
よびカメラ9bとカメラ9cとからの断面デ−タを最小
自乗法により直線化して,その平均値が最終の断面デ−
タとして採用される。このようにして得られた合成範囲
AB,BC内の断面デ−タ以外の断面デ−タは,各カメ
ラ9からそれぞれ抽出された断面デ−タ(図12にメッ
シュで示されている)が使用される。
【0040】次に,演算処理される断面デ−タの算出方
法について説明する。スリット光8は対象物2に対して
平面20として交わっており,その反射光21はカメラ
9に直線的に入射される。従って,スリット光8による
平面20と反射光21による直線Lの交点Pを求めれ
ば,対象物2の断面の三次元座標を求めることが出来
る。
【0041】そこで,カメラ9の画角内のスリット光8
による平面20について,その平面20内に含まれる3
点E,F,Gの座標を,E(x1 ,y1 ,z1 ),F
(x2,y2 ,z2 ),G(x3 ,y3 ,z3 )とする
と,平面20は,以下のように表される。
【0042】 X=x1 +(x2 −x1 )s+(x3 −x1 )t・・・・・(2) Y=y1 +(y2 −y1 )s+(y3 −y1 )t・・・・・(3) Z=z1 +(z2 −z1 )s+(z3 −z1 )t・・・・・(4) 但し,s,tは変数,x1 〜x3 ,y1 〜y3 ,z1
3 は平面20内に含まれる3点E,F,Gの各座標
で,この実施例では装置を校正する際に,X,Y,Zテ
−ブルを使いスリット光8の照射ポイントを3点(A,
B,C)実測して変数s,tを消去する方法が採用され
ている。
【0043】そこで,式(2),(3),(4)より変
数s,tを消去すると,平面の式Dは,以下の式で表さ
れる。 D=RX+SY+TZ・・・・・(5) 但し,R,S,Tは平面により定まる定数で,以下の式
で表される。 R=(y2 −y1 )(x3 −x1 )(z2 −z1 ) −(x2 −x1 )(y3 −y1 )(z2 −z1 ) −(x3 −x1 )(y2 −y1 )(z2 −z1 ) +(x2 −x1 )(y2 −y1 )(z3 −z1 )・・・・(6) S=(x2 −x1 )(x3 −x1 )(z2 −z1 ) −(x2 −x1 )(x3 −x1 )(z3 −z1 )・・・・(7) T=(x2 −x1 )(x3 −x1 )(y3 −y1 ) −(x2 −x1 )(x3 −x1 )(y2 −y1 )・・・・(8) D={(z2 −z1 )x1 −(x2 −x1 )z1 } ×{(y2 −y1 )(x3 −x1 )−(x2 −x1 )(y3 −y1 )} −{(y2 −y1 )x1 −(x2 −x1 )y1 } ×{(x3 −x1 )(z2 −z1 )−(x2 −x1 )(z3 −z1 )} ・・・・(9)
【0044】一方,図15に従来例として示すものは,
先に発明者等により提案されたもので,カメラ9の画角
内に仮想面H11〜H22を設定し,この仮想面H11〜H22
に投影されるP点を直線で結び,直線の交点を求めるこ
とにより,三次元座標が計測される方法である。本願発
明の光切断法の基本原理によるものは,図15に示す2
台のカメラの内の1台をスリット光8に置き換えたもの
である。
【0045】即ち,図6に示すように,スリット光8の
反射光21を撮像するカメラ9は,スリット光8に対し
て45°の角度を持って設置されている。そこで,図6
に示すように,スリット光8は平面20で表されるの
で,カメラ9の画角内にこの平面20と平行な複数の仮
想面H0 ,H1 ,H2 ・・・を設定する。この状態で
は,カメラ9から見た対象物2(反射光21)は,対象
物2の外形形状を示す帯状となり,この反射光21は,
複数の仮想面H0 ,H1 ,H2 ・・・に投影される。
【0046】そこで,各仮想面H0 ,H1 ・・・に投影
されたP点を通る直線Lを最小自乗法により求めると,
P点の三次元座標(X,Y,Z),即ち,直線Lは下式
のように表せる。 X=X0 +d1 ・cosα・・・・(10) Y=Y0 +d1 ・cosβ・・・・(11) Z=Z0 +d1 ・cosγ・・・・(12)
【0047】そこで,平面20上のP点が,仮想面H0
に投影された点h0 (X0 ,Y0 ,Z0 )を始点とし
て,各仮想面H1 ,H2 ・・・と交叉する点h1 ,h2
・・・を通り,P点に至までの直線Lの長さdは,以下
の式で表される。
【0048】 この式(13)を式(10)〜(12)に代入すること
により,P点の座標(X,Y,Z)を求めることが出来
る。このようにして,仮想面H0 ,H1 ,H2・・・に
投影されるP点を直線Lで結び,この直線Lの交点を求
めることにより三次元座標が計測される。
【0049】次に,本願発明の方法および装置を用い
て,図5に示すような測定対象物2である底面をカット
した円柱ゲ−ジを計測した場合の計測値と,中心座標位
置を別の接触式三次元測定機で測定した場合の基準とな
る実測値との結果について説明する。
【0050】本願発明の装置では,機構部の移動精度
は,600mmのスパンに対してカメラ9の上下方向の
変動が実測値で0.03mm以下で実現できたので,高
さ方向(Z)の測定精度は,0.02mmの範囲で実現
出来た。
【0051】計測時間は,1断面当り,0.21秒で,
長さ600mmの対象物2の場合には,8mm単位でピ
ッチ取り込みした場合は,15.8秒で計測出来た。
【0052】なお,この実施例では,門型フレ−ム6を
移動させて計測する方法が採用されたが,この発明は,
上記実施例に限定されることなく,例えば,タ−ンテ−
ブル上に対象物を載置して,このタ−ンテ−ブルを回転
させて三次元計測デ−タを取り込み,CAD/CAMに
入力させるような方法でもよい。
【0053】
【発明の効果】この発明は,スリット光を対象物に直角
に照射することによりこの対象物上に設定される平面の
方程式を処理手段により求め,カメラの画角内におい
て,平面とカメラとの間に平行な複数の仮想面を設定
し,平面と複数の仮想面とに投影される対象物からの反
射光を,カメラで撮像するとともに,処理手段により最
小自乗法より直線の方程式として求め,カメラから任意
の位置に設定した仮想面から平面までの距離を処理手段
により求め,直線の方程式と距離とから平面における計
測点の三次元座標を求めてこれを対象物の断面デ−タと
し,対をなすスリット光とカメラとを一体として対象物
の長さ方向に沿って移動させることにより,所定ピッチ
毎の断面デ−タを処理手段により求め,これらの各断面
デ−タから対象物を三次元計測するようにしたので,非
接触で正確な計測結果が得られるとともに,カメラを3
台使用する場合には,測定対象物の死角をなくすことが
出来る。
【0054】又,この発明は,対象物を載置するテ−ブ
ルとこのテ−ブルの両側端部に設けたアクチュエ−タ
と,対象物をいずれも複数方向から直角に照射するため
に設置された複数のスリット光の光源と,この各スリッ
ト光に対してそれぞれ内傾させて設置されて,対象物か
らの反射光をそれぞれ撮像する自動シャッタ−機能を備
えた複数のカメラと,それぞれ互いに対をなす複数箇所
のスリット光の光源とカメラとを所定位置に支持すると
ともに,両末端部にアクチュエ−タに沿って移動する駆
動機構を備えた門型フレ−ムと,各カメラからの画像デ
−タをそれぞれ処理する複数の画像処理装置と,門型フ
レ−ムの駆動機構を制御するとともに,複数の画像処理
装置を時間的に制御するためのタイミング信号を出力す
る制御部と,各画像処理装置からの三次元計測デ−タを
演算処理するとともに,制御部を制御するコンピュ−タ
とを備えたので装置的にも構造が簡単であるとともに,
測定対象物の形状,性質等の変化にも対応することが出
来る。
【0055】又,この発明は,互いに隣接する両カメラ
の画角のオ−バ−ラップ範囲内の中心位置をそれぞれ算
出し,この中心位置を基準として任意の幅の合成範囲を
設定し,この合成範囲内のデ−タを最小自乗法により直
線化し,この直線化したデ−タの平均値を求めて,この
値を前記オ−バ−ラップ範囲の断面デ−タとするととも
に,このオ−バ−ラップ範囲外は,カメラから得られた
断面デ−タを用いるようにしたので,複数台のカメラで
得られた断面デ−タと断面デ−タとのつなぎ目の正確な
断面デ−タを得ることが出来るとともに,つなぎ目を円
滑にすることが出来る。さらに,スリット光の変動,ス
リット光の照射角度の変動等の変動も吸収することがで
き,正確な測定デ−タが得られる。
【0056】さらに,この発明は,カメラの画角内に,
スリット光に対して直角に幅の狭いウインドを設定する
とともに,このウインド内を対象物の各断面に沿って走
査し,このウインド内の座標デ−タYP と輝度デ−タF
M とから,YP =Σ(YP ・FM )/ΣFM 式により,
スリット光の濃度重心を求めることにより,スリット光
の幅に関係のないデ−タが得られるようにしたので,ス
リット光の幅に影響されることなく,正確な測定デ−タ
が得られ,従来の二値化処理により生じていた誤差は全
く発生することはない。その上,対象物の高さの変動に
より照射されているスリット光がぼけた状態で照射され
て,スリット光の幅が太くなった場合でも計測デ−タが
影響を受けることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す要部構成図である。
【図2】この発明の実施例を示すもので,対象物2の三
次元計測装置の検出部の要部斜視図である。
【図3】この発明の実施例を示すもので,カメラ9とス
リット光8との配置状態を示す説明図である。
【図4】カメラ9とスリット光8との基本的な配置状態
を示す説明図である。
【図5】精度確認用として用いた対象物2としての円柱
ゲ−ジの断面図である。
【図6】この発明の実施例を示すもので,計測方法を説
明するための説明図である。
【図7】この発明の実施例を示すもので,スリット光8
の位置検出方法を説明するための斜視図である。
【図8】この発明の実施例を示すもので,スリット光8
の位置検出方法を説明するためのデ−タの表示部17で
ある。
【図9】この発明の実施例を示すもので,対象物2の表
面が円滑な場合の濃度分布を示すグラフである。
【図10】この発明の実施例を示すもので,対象物2の
表面が凹凸の場合の濃度分布を示すグラフである。
【図11】この発明の実施例を示すもので,3台のカメ
ラ9を使用した場合のデ−タを合成するための説明図で
ある。
【図12】この発明の実施例を示すもので,オ−バ−ラ
ップ処理するための説明図である。
【図13】従来方法を示す説明図である。
【符号の説明】
1 検出部 2 対象物 3 テ−ブル 4 アクチュエ−タ 5 駆動機構 6 門型フレ−ム 7 支持部材 8(8a,8b,8c) スリット光 9(9a,9b,9c) カメラ 10 死角 12(12a,12b,12c,) 画像処理装置 13 コンピュ−タ 14 制御部 15 ウインド 16 画面 18 光源 20 平面 21 反射光 AB 合成範囲 BC 合成範囲 OAB 合成範囲ABの中心位置 OBC 合成範囲BCの中心位置 L 直線 H0 ,H1 ・・・ 仮想面 P 計測点

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに対をなすスリット光とカメラとを
    互いに内傾させて設置し,対象物に前記スリット光を照
    射し,その反射光を前記カメラで撮像して三角法により
    前記カメラと前記対象物までの距離を計測する処理手段
    を備えた三次元計測方法において,前記スリット光を前
    記対象物に直角に照射することによりこの対象物上に設
    定される平面の方程式を前記処理手段により求め,前記
    カメラの画角内において,前記平面と前記カメラとの間
    に平行な複数の仮想面を設定し,前記平面と前記複数の
    仮想面とに投影される前記対象物からの反射光を,前記
    カメラで撮像するとともに,前記処理手段により最小自
    乗法より直線の方程式として求め,前記カメラから任意
    の位置に設定した前記仮想面から前記平面までの距離を
    前記処理手段により求め,前記直線の方程式と前記距離
    とから前記平面における計測点の三次元座標を求めてこ
    れを前記対象物の断面デ−タとし,前記対をなすスリッ
    ト光と前記カメラとを一体として前記対象物の長さ方向
    に沿って移動させることにより,所定ピッチ毎の断面デ
    −タを前記処理手段により求め,これらの各断面デ−タ
    から前記対象物を三次元計測することを特徴とする光切
    断法による対象物の三次元計測方法。
  2. 【請求項2】 カメラの画角内に,スリット光に対して
    直角に幅の狭いウインドを設定するとともに,このウイ
    ンドを対象物の各断面に沿って走査し,このウインド内
    の座標デ−タYP と輝度デ−タFM とから,YP =Σ
    (YP ・FM )/ΣFM 式により,前記ウインドの濃度
    重心を求めて断面デ−タとすることを特徴とする請求項
    1に記載の光切断法による対象物の三次元計測方法。
  3. 【請求項3】 互いに隣接する両カメラの画角のオ−バ
    −ラップ範囲内の中心位置をそれぞれ算出し,この中心
    位置を基準として任意の幅の合成範囲を設定し,この合
    成範囲内にある断面デ−タを最小自乗法により直線化
    し,この直線化したデ−タの平均値を求めて,この値を
    前記オ−バ−ラップ範囲の断面デ−タとするとともに,
    このオーバ−ラップ範囲外は,前記各カメラから得られ
    た断面デ−タを用いることを特徴とする請求項1および
    請求項2にそれぞれ記載の光切断法による対象物の三次
    元計測方法。
  4. 【請求項4】 対象物を載置するテ−ブルと,このテ−
    ブルの両側端部に設けたアクチュエ−タと,前記対象物
    をいずれも複数方向から直角に照射するために設置され
    た複数の前記スリット光の光源と,この各スリット光に
    対応してそれぞれ内傾させて設置されて,前記対象物か
    らの反射光をそれぞれ撮像する自動シャッタ−機能を備
    えた複数のカメラと,それぞれ互いに対をなす複数箇所
    の前記スリット光の光源と前記カメラとを所定位置に支
    持するとともに,両末端部に前記アクチュエ−タに沿っ
    て移動する駆動機構を備えた門型フレ−ムと,前記各カ
    メラからの画像デ−タをそれぞれ処理する複数の画像処
    理装置と,前記門型フレ−ムの駆動機構を制御するとと
    もに,前記複数の画像処理装置を時間的に制御するため
    のタイミング信号を出力する制御部と,前記各画像処理
    装置からの三次元計測デ−タを演算処理するとともに,
    前記制御部を制御するコンピュ−タと,を備えたことを
    特徴とする光切断法による対象物の三次元計測装置。
  5. 【請求項5】 前記対象物に直角に照射されるスリット
    光の光源と,このスリット光に対して45°傾けて設置
    されているカメラとを一対として,この互いに対をなす
    スリット光の光源とカメラとを少なくとも3箇所に設置
    したことを特徴とする請求項4に記載の光切断法による
    対象物の三次元計測装置。
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