JP2000249664A - X線透過検査方法及び装置 - Google Patents

X線透過検査方法及び装置

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JP2000249664A
JP2000249664A JP11053240A JP5324099A JP2000249664A JP 2000249664 A JP2000249664 A JP 2000249664A JP 11053240 A JP11053240 A JP 11053240A JP 5324099 A JP5324099 A JP 5324099A JP 2000249664 A JP2000249664 A JP 2000249664A
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Kiyoshi Mase
精士 間瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特に検査対象物の内部構造の寸法を非破壊的
に正確に測定することができるX線透過検査方法及び装
置を提供する。 【解決手段】 検査対象物のX線透過像にエッジ検出又
は線検出の画像処理をして前記検査対象物の内部構造を
反映する線画像を得、該線画像の所望の複数の位置にお
ける強度プロファイルに内挿処理をすることによって、
該線画像の解像度以上の解像度で前記検査対象物の内部
構造のそれぞれの位置情報を得、この位置情報に基づい
てこれら複数の位置間の距離を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に検査対象物の
内部構造の寸法を非破壊的に正確に測定することができ
るX線透過検査方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、各種電子装置の接続に用いられ
るコネクター等の精密なプラスチック成形品の製品を製
造する場合、試作成形品の内部寸法を含む寸法を精密に
測定して金型設計等にフィードバックする必要がある。
この測定は、現在、成形品を破壊して3次元測定器で行
なっているのが実情である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記破
壊して測定する場合、破壊する位置が適切でないと、応
力解放による変形が生じて寸法誤差の原因となるおそれ
が高い。また、正確な値を得るためには多数のサンプル
を破壊する必要があるとともに、精密測定には熟練と多
大な時間を要するという問題もある。
【0004】このような問題を解決する方法としては、
X線透過検査手法を応用し、X線透過像を観察して内部
寸法を非破壊的に測定する方法が考えられる。しかし、
以下の理由からこの方法はいまだ実現されていない。 (1)X線透過画像の解像度はX線源の焦点サイズとイ
メージセンサーの解像度とに依存するが、その実用上の
解像度は20μm程度が限界である。上記寸法測定に要
求されている精度は10μmオーダーより高いので、そ
の要請精度を満たすことができない。 (2)内部構造の輪郭等を示すX線透過像のエッジは、
「ぼけ」のために明確に決定できない。 (3)X線透過装置のX線ビームは平行光線ではなく発
散ビームであるため、検査対象物には厚みあるから拡大
率が高さ位置で異なり寸法を正確に測定できない。
【0005】本発明は、上述の背景のもとでなされたも
のであり、特に検査対象物の内部構造の寸法を非破壊的
に正確に測定することができるX線透過検査方法及び装
置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決する手
段として第1の発明は、検査対象物のX線透過像にエッ
ジ検出又は線検出の画像処理をして前記検査対象物の内
部構造を反映する線画像を得、該線画像の強度プロファ
イルに内挿処理をすることによって、該線画像の解像度
以上の解像度で前記検査対象物の内部構造の特定の位置
情報を得ることを特徴とするX線透過検査方法である。
【0007】第2の発明は、検査対象物のX線透過像に
エッジ検出又は線検出の画像処理をして前記検査対象物
の内部構造を反映する線画像を得、該線画像の所望の複
数の位置における強度プロファイルに内挿処理をするこ
とによって、該線画像の解像度以上の解像度で前記検査
対象物の内部構造のそれぞれの位置情報を得、この位置
情報に基づいてこれら複数の位置間の距離を求めること
を特徴とするX線透過検査方法である。
【0008】第3の発明は、検査対象物のX線透過像を
画像表示し、この表示画面上において位置カーソルを所
定の位置に固定し、次に、検査対象物を移動させて前記
カーソルが前記X線透過像で示される内部構造の所望の
第1の位置に近似的に位置するようにし、次に、このと
きのX線透過像にエッジ検出又は線検出の画像処理をし
て前記検査対象物の内部構造を反映する線画像を得、該
線画像の強度プロファイルに内挿処理をすることによっ
て、該線画像の解像度以上の解像度で前記検査対象物の
内部構造の前記所望の第1の位置を正確に求め、次に、
X線透過像の表示画面上で、前記所望の第1の位置から
の距離を求めるべき所望の第2の位置に前記カーソルが
近似的に位置するように、検査対象物を移動させ、前記
第1の位置を正確に求める方法と同様の方法によって第
2の位置を正確に求め、前記検査対象物の前記第1の位
置から第2の位置までの移動距離と、前記第1の位置を
近似的に示すカーソル位置から前記正確に求めた第1の
位置までの距離及び前記第2の位置を近似的に示すカー
ソル位置から前記正確に求めた第2の位置までの距離
と、に基づいて前記前記第1の位置から前記第2の位置
までの正確な距離を求めることを特徴とするX線透過検
査方法である。
【0009】第4の発明は、第1〜第3のいずれかのX
線透過検査方法において、前記線画像の強度プロファイ
ルは、該線画像の長手方向に直交する方向における該線
画像のX線強度分布曲線であり、前記内挿処理は、前記
X線強度分布曲線のピークの半価幅の中点位置又は重心
位置又は放物線近似によってピーク位置を求める処理を
含むものであることを特徴とするX線透過検査方法であ
る。
【0010】第5の発明は、第1〜第4のいずれかのX
線透過検査装置において、前記検査対象物のX線透過像
は、検査対象物内のいずれかに位置する基準点Cと照射
X線源のX線発生点X0 とを結ぶ直線の延長線上にX線
透過像の撮像装置の検出面Miの基準点C’が位置する
ようにし、直線X0 C’が基準点Cを中心に回転するよ
うな関係を維持しつつ前記X線源及び撮像装置を回転駆
動し、同時に、前記撮像装置の検出面Miが、前記検査
対象物の基準点Cを含む所望の測定面Mに常時平行にな
るように前記撮像装置を前記基準点C’を中心に回転制
御しながら前記X線透過像の画像を蓄積することによっ
て、前記検査対象物の測定面M上のX線透過像のみを得
たものであることを特徴とするX線透過検査方法であ
る。
【0011】第6の発明は、X線源と、該X線源から射
出されたX線を検査対象物に照射したときに得られるX
線透過像を撮像する撮像装置と、この撮像装置によって
得られたX線透過像にエッジ検出又は線検出の画像処理
をして前記検査対象物の内部構造を反映する線画像を得
る画像処理装置と、該線画像の強度プロファイルに内挿
処理をすることによって、該線画像の解像度以上の解像
度で前記検査対象物の内部構造の特定の位置情報を得る
情報処理装置とを有することを特徴とするX線透過検査
装置である。
【0012】
【発明の実施の形態】図1〜図6は本発明の一実施の形
態にかかるX線透過検査方法の説明図である。以下、図
1〜図6を参照にしながら本発明の一実施の形態にかか
るX線透過検査方法及び装置を説明する。
【0013】この実施の形態の方法は、(1)検査対象
物のX線透過像を得る工程、(2)距離測定起点の指定
工程、(3)線画像作成工程、(4)距離測定起点の確
定工程、(5)距離測定測定終点の指定、(6)線画像
作成工程、(7)距離測定終点の確定工程、(8)距離
算出工程を有する。以下、各工程を説明する。
【0014】(1)検査対象物のX線透過像を得る工程 この工程は、図5に示されるように、X線管球1から射
出したX線を検査対象物3に照射し、その透過X線をイ
メージセンサー2によって検知することにより、検査対
象物3のX線透過像を得るものである。
【0015】検査対象物3は、移動ステージ4に保持さ
れるようになっており、この移動ステージ4は、検査対
象物3を保持してX,Y,Z方向(水平、垂直方向)に
移動するとともに、検査対象物3の特定の点を通る軸を
中心に回転移動もできるようになっている。この場合、
この移動ステージ4は、その移動量及び/又は座標値を
少なくとも数ミクロンオーダーの高精度で読み取ること
ができるようになっている。
【0016】また、X線管球1及びイメージセンサー2
は、ともに検査対象物3の測定面上の点Cを中心とする
同心円Ox ,Oi 上を互いに同期して回転するように構
成されている。すなわち、X線管球1及びイメージセン
サー2は、X線管球1のX線発生点Xo と点Cとを結ぶ
直線の延長線がイメージセンサー2の検出面Miの中心
点C’で交わるようにしたとき、これら点Xo ,Cにそ
れぞれX線管球1及びイメージセンサー2を取り付けて
直線Xo Cを点Cを中心にして回転したときの回転運動
をするようになっている。
【0017】さらに、この場合、イメージセンサー2
は、上記回転動作に同期して、検出面Miが常時前記検
査対象物3の測定面Mに平行になるように姿勢が制御さ
れるようになっている。X線透過像は、直線Xo Cを点
Cを中心にして所定の角度範囲内で回転走査する間にイ
メージセンサー2で検出して画像処理装置5及び情報処
理装置6によって画像蓄積を行って検査対象物3の測定
面MのみのX線透過像として得る。図1(a)は、検査
対象物について、上記方法で得たX線透過像である。
【0018】ここで、測定面MのみのX線透過像が得ら
れるのは、X線管球及びイメージセンサー2を同期して
回転すると同時に、イメージセンサー2の検出面Miが
常時前記検査対象物3の測定面Mに平行になるように姿
勢を制御しつつ画像蓄積しているからである。すなわ
ち、測定面M上にある任意の点Aの透過像は、回転角度
にかかわらず常にイメージセンサー2の検出面Miの同
一の点A’に結像するので画像が蓄積されてこれら点の
X線透過像が得られる。これに対して、測定面M上にな
い任意の点Bの透過像は、回転角度毎にイメージセンサ
ー2の検出面Mi上の結像点位置が異なる(図5の
B’,B’’参照)ので画像が蓄積されず、これらの点
のX線透過像は得られないからである。
【0019】なお、測定面Mの位置を上下に変えるに
は、検査対象物3の上下位置を移動すればよい。また、
測定面Mの角度を変える場合には、図6に示されるよう
に、イメージセンサー2の検出面Miの角度を変えれば
よい。これにより、任意の面のX線透過像を得ることが
できる。また、X線透過像の倍率を変えるには、X線管
球及び/又はイメージセンサー2の検査対象物3への距
離を変えればよい。
【0020】なお、得られたX線透過像に、必要に応じ
て、幾何学的歪補正や一様性補正を加える。ここで、幾
何学的歪補正とは、イメージセンサーで生じる幾何学的
な歪みを補正して、X線透過像を物体の正確な投影像と
する処理である。
【0021】X線管球として、マイクロフォーカスX線
装置を用いれば、低倍率から高倍率まで、鮮明な画像を
得ることが可能となる。イメージセンサー2としては、
例えば、高解像度のX線CCDカメラ(130万画素)
を用いる。
【0022】(2)距離測定起点の指定工程 この工程は、上記工程によって得られたX線透過像を表
示する表示画面上で、該X線透過像で示される検査対象
物3の内部構造における特定の部位間の距離測定の起点
となる部位の指定を行う工程である。表示画面上で、カ
ーソルの位置を画面ほぼ中央に位置させ、上記移動ステ
ージ4によって検査対象物3を移動させて所望の測定起
点がカーソル位置に一致するように設定する。この時の
移動ステージの座標位置を読み取り、もしくは、測定
し、記録、もしくは、記憶させておく。この操作によっ
て距離測定起点を近似的に指定する。
【0023】(3)線画像作成工程 この工程は、上記工程で得たX線透過像にエッジ検出又
は線検出の画像処理をして前記検査対象物の内部構造を
反映する線画像を得る工程である。エッジ検出方法とし
ては、公知のSobel法などの画像信号のデジタル微
分法が用いられる。線検出法も類似の微分処理で、これ
は細線を検出する手段である。図1(b)は、エッジ検
出によって求めた線画像である。
【0024】(4)距離測定起点の確定工程 この工程は、上記求めた線画像の強度プロファイルに内
挿処理をすることによって、該線画像の解像度以上の解
像度で上記近似的に指定した測定起点の位置を正確に求
めて確定する工程である。もし、X線透過像の各エッジ
近傍の強度プロファイルが図2に示すような理想的なも
のであれば、測定起点を直ちに正確に指定できる。しか
し、現実のX線透過像の各エッジのプロファイルは、図
3に示すように、曲線的に変化するものであるので、そ
のままでは、正確な起点を特定することができない。
【0025】そこで、上述の工程で近似的に指定した起
点P1k(ただし、この位置座標自体は移動ステージによ
って正確に求められている)に最も近いエッジのピーク
プロファイルに半価巾中点内挿法を適用して、エッジの
ピークプロファイルの半価巾の中点位置P10を正確な距
離測定起点として確定する。すなわち、図4に示すよう
に、エッジのピークプロファイルの最大強度値をIとし
たときに、I/2におけるピークプロファイルの幅wを
求め、その中点位置をP10とする。なお、半価巾中点内
挿法を用いる代わりに、ピークプロファイルの重心位置
を求めたり、あるいは、放物線近似によってピーク位置
を求めてもよい。
【0026】次いで、P10とP1kとの距離P1 を求めて
おく。P1 は画像上において画素数をカウントすること
によって測定される距離を換算係数で除して求める。換
算係数は、画素/単位長(検査対象物)であるが、検査
対象物の測定面Mの位置によって異なるので、その位置
毎に求める必要がある。ここでは、測定面M上で移動ス
テージ4を1mm移動させたときの画素移動数を求める
ことによって換算係数を求めている。こうして求めた値
は情報処理装置6に記憶される。
【0027】(5)距離測定測定終点の指定 次に、再度、X線透過像を表示する表示画面にし、上述
の距離測定起点の指定工程と同様の方法によって、距離
測定終点の指定を行う。すなわち、カーソル位置を上記
起点指定の際の位置に設定しておき、上記移動ステージ
4によって検査対象物3を移動させて所望の測定終点が
カーソル位置に一致するように設定する。この時の移動
ステージの座標位置を読み取り、もしくは、測定し、記
録、もしくは、記憶させておく。この操作によって距離
測定終点を近似的に指定する。このときの座標位置をP
2kとする。
【0028】(6)線画像作成工程 上述の工程(3)の方法と同じ方法によって、線画像を
求める。
【0029】(7)距離測定終点の確定工程 上述の工程(4)の方法と同じ方法によって、距離測定
終点の確定を行う。このときの座標位置をP20とし、P
20とP2kとの距離を上記と同様にして求めてその値をP
2 とし、同様に情報処理装置6に記憶する。
【0030】(8)距離算出工程 上述の各工程で求めたP1k、P2k、P1 、P2 の座標値
から、距離測定起点と終点との距離を情報処理装置6で
演算によって求める。この演算は、例えば、各座標値の
差又は和の計算式として、(P2kーP1k)+(P1 +P
2 )等の演算よって求められる。
【0031】以上述べた実施の形態にかかるX線透過検
査方法及び装置によれば、以下の利点が得られる。 検査対象物のX線透過像にエッジ検出又は線検出の画
像処理をして前記検査対象物の内部構造を反映する線画
像を得、該線画像の強度プロファイルに内挿処理をする
ことによって、該線画像の解像度以上の解像度で前記検
査対象物の内部構造の特定の位置情報を得るようにして
いるので、検査対象物の内部構造体の寸法等を非破壊的
に高精度で測定することができる。
【0032】検査対象物内のいずれかに位置する基準
点Cと照射X線源のX線発生点X0 とを結ぶ直線の延長
線上にX線透過像の撮像装置の検出面Miの基準点C’
が位置するようにし、直線X0 C’が基準点Cを中心に
回転するような関係を維持しつつ前記X線源及び撮像装
置を回転駆動し、同時に、前記撮像装置の検出面Mi
が、前記検査対象物の基準点Cを含む所望の測定面Mに
常時平行になるように前記撮像装置を前記基準点C’を
中心に回転制御しながら前記X線透過像の画像を蓄積す
ることによって、前記検査対象物の測定面M上のX線透
過像のみを得るようにしていることから、検査対象物内
部を任意の面で切断ときの断面像を非破壊的に得ること
ができるとともに、その面内での部材間の寸法を正確に
得ることができる。これにより、内部部材の特定の位置
の寸法精度を、熟練者等の手を煩わす事なく、極めて高
精度で、しかも非破壊的に簡単に検査することを可能と
している。
【0033】また、X線源とイメージセンサーとを検査
対象物に対して任意角度に固定して透過像を得ることが
可能であるから、一方向からでは重なってしまう部分も
照射方向を変えることで分離観察することができ、寸法
測定の応用範囲を広げることができる。
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は、検査対
象物のX線透過像にエッジ検出又は線検出の画像処理を
して前記検査対象物の内部構造を反映する線画像を得、
該線画像の強度プロファイルに内挿処理をすることによ
って、該線画像の解像度以上の解像度で前記検査対象物
の内部構造の特定の位置情報を得るようにしたことによ
り、特に検査対象物の内部構造の寸法を非破壊的に正確
に測定することができるX線透過検査方法及び装置を得
ているものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかるX線透過検査方
法の説明図である。
【図2】本発明の一実施の形態にかかるX線透過検査方
法の説明図である。
【図3】本発明の一実施の形態にかかるX線透過検査方
法の説明図である。
【図4】本発明の一実施の形態にかかるX線透過検査方
法の説明図である。
【図5】本発明の一実施の形態にかかるX線透過検査方
法の説明図である。
【図6】本発明の一実施の形態にかかるX線透過検査方
法の説明図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F067 AA03 AA04 AA16 AA25 AA54 AA67 EE04 HH04 KK06 LL16 NN04 PP12 RR12 RR20 RR36 2G001 AA01 BA11 CA01 DA01 DA02 DA08 DA09 FA06 GA01 GA06 GA13 HA01 HA07 HA13 JA06 JA13 KA03 LA05 PA11

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検査対象物のX線透過像にエッジ検出又
    は線検出の画像処理をして前記検査対象物の内部構造を
    反映する線画像を得、該線画像の強度プロファイルに内
    挿処理をすることによって、該線画像の解像度以上の解
    像度で前記検査対象物の内部構造の特定の位置情報を得
    ることを特徴とするX線透過検査方法。
  2. 【請求項2】 検査対象物のX線透過像にエッジ検出又
    は線検出の画像処理をして前記検査対象物の内部構造を
    反映する線画像を得、該線画像の所望の複数の位置にお
    ける強度プロファイルに内挿処理をすることによって、
    該線画像の解像度以上の解像度で前記検査対象物の内部
    構造のそれぞれの位置情報を得、この位置情報に基づい
    てこれら複数の位置間の距離を求めることを特徴とする
    X線透過検査方法。
  3. 【請求項3】 検査対象物のX線透過像を画像表示し、
    この表示画面上において位置カーソルを所定の位置に固
    定し、次に、検査対象物を移動させて前記カーソルが前
    記X線透過像で示される内部構造の所望の第1の位置に
    近似的に位置するようにし、次に、このときのX線透過
    像にエッジ検出又は線検出の画像処理をして前記検査対
    象物の内部構造を反映する線画像を得、該線画像の強度
    プロファイルに内挿処理をすることによって、該線画像
    の解像度以上の解像度で前記検査対象物の内部構造の前
    記所望の第1の位置を正確に求め、 次に、X線透過像の表示画面上で、前記所望の第1の位
    置からの距離を求めるべき所望の第2の位置に前記カー
    ソルが近似的に位置するように、検査対象物を移動さ
    せ、前記第1の位置を正確に求める方法と同様の方法に
    よって第2の位置を正確に求め、 前記検査対象物の前記第1の位置から第2の位置までの
    移動距離と、前記第1の位置を近似的に示すカーソル位
    置から前記正確に求めた第1の位置までの距離及び前記
    第2の位置を近似的に示すカーソル位置から前記正確に
    求めた第2の位置までの距離と、に基づいて前記前記第
    1の位置から前記第2の位置までの正確な距離を求める
    ことを特徴とするX線透過検査方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のX線透
    過検査方法において、 前記線画像の強度プロファイルは、該線画像の長手方向
    に直交する方向における該線画像のX線強度分布曲線で
    あり、前記内挿処理は、前記X線強度分布曲線のピーク
    の半価幅の中点位置又は重心位置又は放物線近似によっ
    てピーク位置を求める処理を含むものであることを特徴
    とするX線透過検査方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載のX線透
    過検査装置において、 前記検査対象物のX線透過像は、検査対象物内のいずれ
    かに位置する基準点Cと照射X線源のX線発生点X0 と
    を結ぶ直線の延長線上にX線透過像の撮像装置の検出面
    Miの基準点C’が位置するようにし、直線X0 C’が
    基準点Cを中心に回転するような関係を維持しつつ前記
    X線源及び撮像装置を回転駆動し、同時に、前記撮像装
    置の検出面Miが、前記検査対象物の基準点Cを含む所
    望の測定面Mに常時平行になるように前記撮像装置を前
    記基準点C’を中心に回転制御しながら前記X線透過像
    の画像を蓄積することによって、前記検査対象物の測定
    面M上のX線透過像のみを得たものであることを特徴と
    するX線透過検査方法。
  6. 【請求項6】 X線源と、該X線源から射出されたX線
    を検査対象物に照射したときに得られるX線透過像を撮
    像する撮像装置と、この撮像装置によって得られたX線
    透過像にエッジ検出又は線検出の画像処理をして前記検
    査対象物の内部構造を反映する線画像を得る画像処理装
    置と、該線画像の強度プロファイルに内挿処理をするこ
    とによって、該線画像の解像度以上の解像度で前記検査
    対象物の内部構造の特定の位置情報を得る情報処理装置
    とを有することを特徴とするX線透過検査装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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