JPH07260279A - 空気調和機の制御装置 - Google Patents

空気調和機の制御装置

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Publication number
JPH07260279A
JPH07260279A JP6049437A JP4943794A JPH07260279A JP H07260279 A JPH07260279 A JP H07260279A JP 6049437 A JP6049437 A JP 6049437A JP 4943794 A JP4943794 A JP 4943794A JP H07260279 A JPH07260279 A JP H07260279A
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JP
Japan
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indoor
unit
electronic expansion
data
control
Prior art date
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Pending
Application number
JP6049437A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Kawaguchi
雅幸 川口
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一台の室外機で複数台の室内機を制御するも
のにおいて、運転開始時、各電子膨張弁を対応する室内
機の能力に見合う比率になるように制御する。 【構成】 室内機B、Cのメモリ部32、42に自室内機の
能力に見合う電子膨張弁の基本制御パルス数を記憶す
る。運転開始時、室内制御部31、41でメモリ部32、42の
データを読み出し、送受信回路33、43から室外機Aに送
信し、この信号を送受信回路22、23で受信してメモリ部
24に記録し、室外制御部21でこのデータを読み出し、各
室内機に対応する電子膨張弁4、5を制御する。運転開
始以降、蒸発温度検出部13と吸込ガス温度検出部14の検
出値に基づいて圧縮機1を運転する/しないを制御し、
各電子膨張弁温度検出部11、12の検出値に基づいて電子
膨張弁4、5の開きの比率を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機の制御装置に
係り、一台の室外機で複数の室内機を制御するものに関
する。
【0002】
【従来の技術】一台の室外機に複数台の室内機を接続し
て冷房/暖房運転を行う空気調和機では、各室内機に分
岐接続した冷媒配管に夫々電子膨張弁を設け、これら電
子膨張弁の基本制御パルス数を設置される室内機に応じ
て予め決めておき、運転開始後、冷媒回路の各部の温度
に応じてパルス数を加減し、各室内機への冷媒量がバラ
ンスするようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、電子膨
張弁の基本制御パルス数は予め設定されて室外機内に記
憶されており、この室外機によって制御が可能な室内機
は自ずと限定されることになり、制御可能とされている
室内機と能力の異なる室内機を設置したい場合等に煩雑
な調整等を行わなければば対応ができないという問題が
ある。本発明は、室内機の能力が所定の範囲以内にある
ものであれば、特別な調整等を行わずとも制御を可能に
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、一台の室外機に複数台の室内機を並列に配
管接続し、同各配管に夫々電子膨張弁を設けてなる空気
調和機において、前記各室内機に室内制御部と、設定さ
れた電子膨張弁の制御パルス数を記憶する第1メモリ部
と、室内機の運転開始にて同第1メモリ部のデータを読
み出して室外機に送信する送信回路とを設け、前記室外
機に室外制御部と、前記各室内機からのデータを受信す
る受信回路と、同受信回路で受信された制御パルス数の
データを各室内機に対応させて記録する第2メモリ部と
を設けてなり、同第2メモリ部から読み出した制御パル
ス数に基づいて対応する電子膨張弁を制御するようにし
て空気調和機の制御装置を構成した。
【0005】
【作用】以上のように構成したので、本発明による空気
調和機の制御装置においては、第1の室内機の運転開始
により、各室内機のメモリ部に記憶されている予め設定
された電子膨張弁の基本制御パルス数のデータが読み出
され、通信回路を介して室外機に送信される。室外機は
このデータに基づいて対応する室内機の冷媒配管に設け
られた電子膨張弁を制御する。さらに第2の室内機が運
転開始された場合、第2の室内機からも予め設定されて
いる基本制御パルス数のデータを同様に受信し、対応す
る電子膨張弁を制御する。なお、運転開始以降、これら
複数の電子膨張弁は、冷媒回路の各部の温度に応じて制
御を行い、各室内機への冷媒量がバランスするように運
転を行う。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明による空気調和
機の制御装置の実施例を詳細に説明する。図1は本発明
による空気調和機の制御装置の一実施例を示す冷媒回路
で、一台の室外機Aによって二台の室内機A、Bを制御
するように構成した全体構成の概要図である。図におい
て、実線矢印は冷房運転時の冷媒の流れを、また、点線
矢印は暖房運転時の冷媒の流れを示す。
【0007】室外機Aの1は圧縮機、2は四方弁、3は
室外熱交換器、4、5は電子膨張弁、8はアキュームレ
ータである。9はバイパス用キャピラリチューブで、暖
房運転時、運転されない室内機側に滞留する冷媒を圧縮
機1 に戻すためバイパスさせるためのもの、10は蒸発温
度検出用のバイパス用キャピラリチューブ、11、12は電
子膨張弁4、5の出口の温度検出部、13は蒸発温度検出
部、14は吸込ガス温度検出部である。
【0008】冷房運転時、圧縮機1で高温高圧に圧縮さ
れた冷媒は、実線矢印で示す如く、四方弁2を介して室
外熱交換器3に送られ、凝縮液化され、冷媒配管によっ
て2つに分岐され、電子膨張弁4、5で減圧され、室内
機B、Cに送られ、室内熱交換器6、7で熱交換によっ
て低圧ガスとなり、四方弁2からアキュームレータ8を
経て圧縮機1に戻る。また、暖房運転時、冷媒の流れは
冷房運転時とは逆向きになる。すなわち、圧縮機1で高
温高圧に圧縮された冷媒は、点線矢印で示す如く、四方
弁2を経て室内機B、Cに送られ、室内熱交換器6、7
で熱交換され、電子膨張弁4、5によって減圧されて気
化し、室外熱交換器3で外気と熱交換を行い、四方弁
2、アキュームレータ8を通って圧縮機1に戻る。
【0009】図2は本発明による空気調和機の制御装置
の一実施例を示す要部ブロック図である。図中、図1と
同一の符号を付した部分は図1と同じであるので説明を
省く。室外機Aの21は室外制御部で、室外機Aの各部を
制御する。22、23は送受信回路で、室内機B、Cとで制
御データ等の送受信を行う。24はメモリ部で、送受信回
路22、23によって室内機B、Cから受信された電子膨張
弁4、5の基本制御パルス数のデータを記録する。25は
ファンで、室外制御部21からの信号により室外熱交換器
3に送風する。室内機B、Cの31、41は室内制御部で、
室内機B、Cの各部を制御する。32、42はメモリ部で、
各室内機について予め設定された冷房運転用、および暖
房運転用に夫々設定された電子膨張弁の基本制御パルス
数を記憶する。33、43は送受信回路で、室内機の運転開
始にて、室内制御部31、41を介してメモリ部32、42か
ら、冷房運転時には冷房運転用、暖房運転時には暖房運
転用の基本制御パルス数のデータを夫々読み出して室外
機Aに送信し、また、運転中は室外機Aとの間で所要の
制御信号を送受信する。34、44は室内温度検出部であ
る。35、45はファンで、室内制御部31、41からの信号に
より室内熱交換器6、7に送風を行う。
【0010】次に、本発明による空気調和機の制御装置
の動作を図3に示すフローチャートを用いて説明する。
まず、室内機B若しくはCの電源ボタン等の操作により
空気調和機の運転を開始する(ステップ1、以降、ST1
と略す)。この運転開始の操作に応じ、室内機B、C
は、室内制御部31、41を介してメモリ部32、42の基本制
御パルス数のデータを読み出し、このデータをシリアル
データに変換し、送受信回路33、43から通信線により室
外機Aに送信する(ST2)。このデータの送信が終了し
た後(ST3:Yes )、所要の運転信号を送信する(ST
4)。
【0011】一方、室外機Aは、送受信回路22あるいは
送受信回路23で室内機Bあるいは室内機Cから転送され
る電子膨張弁の基本制御パルス数のシリアルデータを受
信し、室外制御部21を介してメモリ部24に順次記録す
る。受信終了後(ST11:Yes )、室内機Bあるいは室内
機Cから送られる運転信号を受信し(ST12)、この信号
に基づいて以下に述べる如く運転を開始する(ST13)。
【0012】すなわち、室外機Aは、室外制御部21を介
してメモリ部24に記録された基本制御パルス数のデータ
を読み出し、データを受信した室内機への冷媒配管に設
けられている電子膨張弁4あるいは電子膨張弁5に室外
制御部21より制御信号を送り、ステッピングモータ等を
駆動して適宜に弁を開き、当該室内機に冷媒が流れるよ
うにする。そして、圧縮機1に信号を送って運転を開始
し、ファン25に信号出力して室外熱交換器3に送風を行
う。なお、二台以上の室内機から運転要求を受けた場
合、室外制御部21は運転要求を受けた各室内機の基本制
御パルス数の比率を求め、この算出値に基づいて対応す
る電子膨張弁を夫々可変し、各室内機に夫々の性能に見
合った比率で冷媒が流れるように制御する。
【0013】運転開始以降、各室内機は、室内温度検出
部34または44で検出されたデータと各室内機で設定され
た温度との差に基づいて、室内制御部31または41におい
て運転する/ 運転しないを判断し、この信号を送受信回
路33または43から室外機Aに送信する。室外機Aは、こ
の信号を送受信回路22または23で受信する。そして、室
内機からの運転要求に応じ、室外制御部21において、蒸
発温度検出部13の検出温度と、吸込ガス温度検出部14の
検出温度との差から過熱度を算出し、この過熱度が所定
の値以下であるか否かに応じて電子膨張弁の基本制御パ
ルス数に所要数のパルスを加算するかあるいは減算し、
電子膨張弁を制御する。
【0014】室内機BおよびCの二台が運転されている
場合、電子膨張弁4および5の出口パイプに取付けた電
子膨張弁温度検出部11および12で検出される温度を室外
制御部21で比較し、この温度差に応じて各電子膨張弁の
制御パルス数に加算/減算し、各電子膨張弁を開閉して
各室内機に流れる冷媒量をバランスさせる。
【0015】また、運転中、運転状況に応じて室外機A
の送受信回路22若しくは23から各室内機の送受信回路33
若しくは43に制御信号を送出し、各室内制御部31若しく
は41を介して各室内機を制御し、また、各室内機の送受
信回路33あるいは43から送信される室内温度あるいは設
定温度等のデータを送受信回路22あるいは23で受信し、
これらのデータに基づいて運転を制御する。なお、上記
説明では室内機を二台接続するものとしたが、室内機を
三台以上接続した場合でも同様に制御することができ
る。
【0016】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明による空
気調和機の制御装置によれば、各室内機に自室内機の性
能に見合う電子膨張弁の基本制御パルス数を記憶させて
おき、室内機の運転開始時、このデータを室外機に送信
し、各室内機の冷媒配管の電子膨張弁をこの基本制御パ
ルス数の比率に基づいて開閉し運転を行うものであるか
ら、所要の能力範囲以内にある室内機であれば、能力の
異なる室内機を接続し、特別な調整等を行わずに運転す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和機の制御装置の一実施例
を示す要部冷媒回路図である。
【図2】本発明による空気調和機の制御装置の一実施例
を示す要部ブロック図である。
【図3】本発明による空気調和機の制御装置の動作を説
明するためのフローチャートで、(A)は室内機、
(B)は室内機のものである。
【符号の説明】
A 室外機 B 室内機 C 室内機 1 圧縮機 2 四方弁 3 室外熱交換器 4 電子膨張弁 5 電子膨張弁 6 室内熱交換器 7 室内熱交換器 11 電子膨張弁温度検出部 12 電子膨張弁温度検出部 13 蒸発温度検出部 14 吸込ガス温度検出部 21 室外制御部 22 送受信回路 23 送受信回路 24 メモリ部 31 室内制御部 32 メモリ部 33 送受信部 41 室内制御部 42 メモリ部 43 送受信部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一台の室外機に複数台の室内機を並列に
    配管接続し、同各配管に夫々電子膨張弁を設けてなる空
    気調和機において、前記各室内機に室内制御部と、設定
    された電子膨張弁の制御パルス数を記憶する第1メモリ
    部と、室内機の運転開始にて同第1メモリ部のデータを
    読み出して室外機に送信する送信回路とを設け、前記室
    外機に室外制御部と、前記各室内機からのデータを受信
    する受信回路と、同受信回路で受信された制御パルス数
    のデータを各室内機に対応させて記録する第2メモリ部
    とを設けてなり、同第2メモリ部から読み出した制御パ
    ルス数に基づいて対応する電子膨張弁を制御するように
    したことを特徴とする空気調和機の制御装置。
  2. 【請求項2】 前記第1メモリ部に冷房運転用に設定さ
    れた電子膨張弁の制御パルス数を記憶し、冷房運転開始
    時に同第1メモリ部から制御パルス数のデータを読み出
    し、前記送信回路より室外機に送信するようにしてなる
    請求項1記載の空気調和機の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記第1メモリ部に冷房運転用に設定さ
    れた電子膨張弁の制御パルス数と暖房運転用に設定され
    た電子膨張弁の制御パルス数とを記憶し、冷房運転開始
    にて冷房運転用に設定された制御パルス数のデータを、
    また、暖房運転開始にて暖房運転用に設定された制御パ
    ルス数のデータを同第1メモリ部から夫々読み出し、前
    記送信回路より室外機に送信するようにしてなる請求項
    1記載の空気調和機の制御装置。
JP6049437A 1994-03-18 1994-03-18 空気調和機の制御装置 Pending JPH07260279A (ja)

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JP6049437A JPH07260279A (ja) 1994-03-18 1994-03-18 空気調和機の制御装置

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JPH07260279A true JPH07260279A (ja) 1995-10-13

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018146229A (ja) * 2018-05-28 2018-09-20 ダイキン工業株式会社 空気調和装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018146229A (ja) * 2018-05-28 2018-09-20 ダイキン工業株式会社 空気調和装置

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