JPH0725966U - 撚線導体変色防止剤塗布装置 - Google Patents

撚線導体変色防止剤塗布装置

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Publication number
JPH0725966U
JPH0725966U JP5896493U JP5896493U JPH0725966U JP H0725966 U JPH0725966 U JP H0725966U JP 5896493 U JP5896493 U JP 5896493U JP 5896493 U JP5896493 U JP 5896493U JP H0725966 U JPH0725966 U JP H0725966U
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JP
Japan
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brush
discoloration
coating
conductor
wire conductor
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Pending
Application number
JP5896493U
Other languages
English (en)
Inventor
洋一 永野
Original Assignee
昭和電線電纜株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 変色防止剤塗布ウェスを貫通させて撚線導体
を走行させる従来の塗布装置においては、前記ウェスの
垂れ下がりにより撚線導体表面との間に隙間を生じ、変
色防止剤の塗布ムラを生じる。これを解決し得る変色防
止剤塗布装置を提供する。 【構成】 撚線導体12に直線状ナイロンブラシをスパ
イラルに巻回してなる塗布ブラシ13を貫通して走行さ
せ、変色防止剤タンク14から定量ポンプ16によって
汲み出した変色防止剤15を、前記塗布ブラシ13のよ
り線導体12入口側に導き、液滴15aとして前記入口
側に滴下させる。スパイラルブラシ状の塗布ブラシ13
は、撚線導体12表面との密着性がよく、塗布ムラを生
じることはない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は撚線表面に変色防止剤を塗布する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3は撚線に対する従来の変色防止剤塗布の態様を示す断面図である。図3に おいて、撚線導体1にはそのほぼ全周を覆って塗布ウェス2が巻き付けられ、撚 線導体1は前記塗布ウェスを通り抜けて走行させられる。そして、変色防止剤3 は前記塗布ウェス2の撚線導体1の上部にある合わせ目から滴下され、塗布ウェ ス2にしみ込み、この塗布ウェス2を通り抜けて走行する撚線導体1表面に塗布 される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記のように従来の塗布態様にあっては、図3に示すように、塗布ウェス2に しみ込んだ変色防止剤3の重みによる垂れ下がり2aが形成される。そのため、 塗布ウェス2と撚線導体1との間に隙間4が形成され、この隙間4のために塗布 ウェス2と撚線導体1との接触にムラを生じ、変色防止剤の塗布が不均一となる ことがある。
【0004】 本考案においては、塗布ムラを生じるおそれのない撚線変色防止剤塗布装置を 提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の撚線変色防止剤塗布装置は、直線状プラスチックブラシを螺旋状に巻 回してなり、その中空部を撚線機から出た撚線導体を貫通させる塗布ブラシと、 この塗布ブラシの前記撚線導体の入口側に変色防止剤を滴下させる手段とを有す ることを特徴とする。
【0006】
【作用】
本考案の撚線変色防止剤塗布装置においては、塗布ブラシがスパイラルブラシ によって構成されており、しかもプラスチックブラシは柔軟性に富んでいるいる ため、塗布ブラシと撚線導体との密着性がよく、塗布ブラシと撚線導体との間の 接触ムラを生じることはなく、変色防止剤の塗布ムラを生じることもない。
【0007】
【実施例】
図1は本考案の一実施例の全体構成を示す模式図、図2はその要部の断面図で ある。これらの図において、撚線機11から出た撚線12はスパイラル型ナイロ ンブラシによって構成した塗布ブラシ13の中空部を貫通して、引き出されてい る。スパイラル型ナイロンブラシは、直線状のナイロンブラシを螺旋状に巻回し て形成されている。撚線11の走路より上方に設置した変色防止剤タンク14に は、変色防止剤15が満たされている。変色防止剤15は定量ポンプ16によっ て汲み出され、スパイラルナイロンブラシ13の撚線入り口側に滴下されている 。図中、15aは滴下される変色防止剤の液滴を示している。なお、上記変色防 止剤としては、腐食、酸化防止作用を有するベンゾトリアゾール等の薬剤を使用 する。
【0008】 上記構成の本実施例においては、塗布ブラシ13がスパイラルブラシによって 構成されており、しかもナイロンブラシは柔軟性に富んでいるいるため、塗布ブ ラシ13と撚線導体11との密着性がよく、塗布ブラシ13と撚線導体12との 間の接触ムラを生じることはなく、変色防止剤の塗布ムラを生じることもない。 なお、ブラシの材質はナイロンと同等の効果を奏するものであれば特に限定さ れるものではなく、ナイロン以外のポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポ リビニル系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリウレタン系樹脂等から適宜選択さ れ得る。
【0009】 また、上記塗布ブラシ13の螺旋状の巻回数を多数例えば7巻とすることによ り、塗布ブラシ13と撚線導体11との軸方向の接触長さが大きくなり、変色防 止剤の長手方向の塗布分布が改善される。また、塗布ブラシ13はスパイラルブ ラシとしてあるため、スパイラルに沿って回し込んで撚線導体11の横方向から 装着、離脱できるので、塗布ブラシの着脱に際して撚線導体を切断する必要はな い。
【0010】
【考案の効果】
上記のように本考案の撚線変色防止剤塗布装置によれば、撚線導体表面に塗布 ムラを生じることなく変色防止剤の塗布を行うことができ、撚線導体の品質を向 上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の全体構成を示す模式図。
【図2】その要部の断面図。
【図3】撚線に対する従来の変色防止剤塗布の態様を示
す断面図。
【符号の説明】
11………撚線機 12………撚線導体 13………塗布ブラシ 14………変色防止剤タンク 15………変色防止剤 15a……液滴 16………定量ポンプ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直線状プラスチックブラシを螺旋状に巻
    回してなり、その中空部を撚線機から出た撚線導体を貫
    通させる塗布ブラシと、この塗布ブラシの前記撚線導体
    の入口側に変色防止剤を滴下させる手段とを有すること
    を特徴とする撚線導体変色防止剤塗布装置。
JP5896493U 1993-11-01 1993-11-01 撚線導体変色防止剤塗布装置 Pending JPH0725966U (ja)

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JP5896493U JPH0725966U (ja) 1993-11-01 1993-11-01 撚線導体変色防止剤塗布装置

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JPH0725966U true JPH0725966U (ja) 1995-05-16

Family

ID=13099532

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