JPH07258380A - 全部又は部分的にブロックされたポリイソシアネートの製造方法及び該ポリイソシアネートを含有するポリウレタン−粉末塗料及び焼付け塗料 - Google Patents

全部又は部分的にブロックされたポリイソシアネートの製造方法及び該ポリイソシアネートを含有するポリウレタン−粉末塗料及び焼付け塗料

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JPH07258380A
JPH07258380A JP7040614A JP4061495A JPH07258380A JP H07258380 A JPH07258380 A JP H07258380A JP 7040614 A JP7040614 A JP 7040614A JP 4061495 A JP4061495 A JP 4061495A JP H07258380 A JPH07258380 A JP H07258380A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 全部又は部分的にブロックされたポリイソシ
アネートの製造方法及び該ポリイソシアネートを含有す
るポリウレタン−粉末塗料及び焼付け塗料 【構成】 ブロック剤及び少なくとも2個の遊離NCO
基を有するポリイソシアネートを基剤として、場合によ
り連鎖延長剤の存在で全部又は部分的にブロックされた
ポリイソシアネートを製造する方法において、該ポリイ
ソシアネートを溶剤不含でかつ連続的に製造する。 【効果】 比較的高い温度で、短時間の反応時間で、連
続的に製造することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、全部又は部分的にブロ
ックされたポリイソシアネートを製造する簡単な方法及
びこのものを含有する光安定性及び耐候安定性のポリウ
レタン−(PUR)−塗料に関する。
【0002】
【従来の技術】このようなPUR−塗料系、特にPUR
−粉末塗料を製造するためには、架橋剤としてブロック
されたポリイソシアネート、特に脂肪族及び/又は(環
状)脂肪族ポリイソシアネートが使用される、その理由
はこれらのポリイソシアネートが明るい色の生成物をも
たらし、特に(環状)脂肪族架橋剤が粉砕可能であり、
ひいては粉末塗料製造に好適だからである。
【0003】1970年に初めて文献に記載されたPU
R−粉末塗料の場合には、ドイツ国特許第273549
7号明細書で提案されたPUR−粉末がその優れた耐候
安定性及び耐熱色安定性のために卓越した地位を占めて
いる。
【0004】場合によりイソシアヌレート基を含むブロ
ックされたポリイソシアネートの他に、また他のオリゴ
マー、すなわち同様にブロックされたNCO−基を有す
るウレタン−、ビウレット−又は尿素基を含むポリイソ
シアネートが公知である。安定な二成分塗料系を製造す
ることができるためには、NCO−基のブロックが時間
的保護のために不可欠である。この場合には混合物も使
用される。
【0005】すべてのこれらのブロックされたポリイソ
シアネートにとって共通なのは、これらが反応器で不連
続的に合成されることである。すなわち例えばドイツ国
特許第2712931号明細書には、前記のオリゴマー
の合成が適当に不連続的に行われることが記載されてい
る。この場合には反応生成物の変色をもたらす可能性が
ある高温での長い反応時間が不利である。また長い反応
時間は高い方法コストを生じる。
【0006】特に、イソシアヌレート、従って三量化ジ
イソシアネートを基剤とする架橋剤は、その高い分子量
及び≧三官能価のために重要になった、特に3−イソシ
アネートメチル−3,5,5,−トリメチルシクロヘキ
シルイソシアネート(イソホロンジイソシアネート、I
PDI)のイソシアヌレートを基剤とするものが重要で
ある。
【0007】イソシアヌレートの高い溶融粘度も、ブロ
ックされた架橋剤のそれも反応体を直接使用する場合に
は高い温度を必要とする。例えばこれはドイツ国特許第
2712931号及び同第3328130号明細書に記
載されている。変色及び濁りを生じるこのような高い温
度の場合にはまた既に、遊離ブロック剤の高い濃度、ひ
いては遊離の−ブロックされていない−NCO−基の高
い濃度が存在する、それというのも反応の平衡が不所望
に高い程度に使用物質の側に存在するからである。さら
にブロック剤の蒸発は臭気汚染ももたらす。溶剤を含ま
ないこの方法は問題があったので、前記架橋剤は従来は
溶剤中で80〜100℃の比較的低い温度で合成され
た。この方法の場合にはNCO−基は殆ど完全に反応さ
れうる。
【0008】このように実施された合成では、ブロック
されたポリイソシアネートを粉末塗料分野で使用しよう
とする場合には、溶剤を後で除去しなければならいのが
欠点である。この手段は、保護的な温度で−脱ブロック
温度下に−真空で薄層蒸発器、フィルムトルーダー(F
ilmtruder)又は押出機の使用下に−行わねば
ならないが、従来はこのような生成物の極端に高い粘度
の場合には実施するとができない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の課題
は、あまり費用がかかずかつ生成物の品質を高める方法
もしくは一般的には前記欠点がなく、PUR−塗料系を
調製するための低粘度乃至極端に高い粘度を有する全部
又は部分的にブロックされたポリイソシアネートを製造
する方法を提供することである。
【0010】意外にも、NCO−基のブロック及び/又
は連鎖延長が、特定の方法条件を保持する場合には、溶
剤なしに連続的にかつ高い溶融粘度にもかかわらず溶融
物で直接行われうる;連鎖延長がブロックと一緒に一段
方法の形で反復行われうることが判明した。次に記載し
た方法によれば、ポリイソシアネートのブロックはとり
わけ、既に明らかに再分解範囲にある高温でも行われう
るが、この際反応生成物中に濁り及び/又は変色は生ぜ
ずかつ溶剤中での架橋剤合成の際よりも高い遊離NCO
分は生じない。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の方法は、ブロッ
ク剤及び少なくとも2個の遊離NCO基を有するポリイ
ソシアネートを基剤として、場合により連鎖延長剤の存
在で全部又は部分的にブロックされたポリイソシアネー
トを製造する方法において、全部及び部分的にブロック
されたポリイソシアネートを溶剤不含でかつ連続的に製
造することを特徴とする、ポリイソシアネートの製造方
法である。
【0012】方法の原理は、反応体が強力ミキサー又は
強力混練機で適当な高い温度に短時間連続的に加熱され
かつ均質に混合され、この際反応体が完全に又は十分に
反応し、次いで平衡調節により適確に冷却され、反応が
完結される点にある。
【0013】≦150000mPa・s、好ましくは≦
100000mPa・s、特に≦50000mPa・s
の比較的低い粘度を有する生成物の場合には、強力ミキ
サー、特にスタティックミキサーを130℃で使用し、
≧150000mPa・sより高い粘度を有する生成物
の場合には、強力混練機を使用する。
【0014】スタティックミキサーは、冷却−及び伝熱
媒体によって包囲された1個の管又は同様な媒体によっ
て包囲された数個の平行に配置された管から構成されて
いて、管内では固定された部材によって縦方向に流動す
る液体に横流動成分が重ねられ、これによって迅速な均
質化作用及び恒常的温度平衡が半径方向の対流的伝熱及
び滞留時間の一様化によって行われる。
【0015】該合成を実施するための強力混練機として
は、コンテルナ(Conterna)機械、特に一軸及
び多軸押出機、特に二軸押出機を使用することができ
る。
【0016】強力混練機では、混合室の公知の適当な装
備及びスクリュー形状の構成によって、一方では強力な
熱交換中に同時に高粘性生成物流の強力にして迅速な混
合が行われ、他方ではできるだけ一様な滞留時間を有す
る縦方向の一様な流動が行われる。個々の装置ケーシン
グ又は−部分は異なる温度調節が可能である。
【0017】反応成分は別個の生成物流で室温〜120
℃でスタティックミキサー又は強力混練機に供給され
る。また2つを越える生成物流の場合には、生成物流を
集束して供給してもよい。ブロック剤及び/又は連鎖延
長剤及び/又は触媒−従って相互に反応しない出発物質
及び添加剤−は集めて1つの生成物流にしてもよい。
【0018】また、純粋なブロック反応をスタティック
ミキサーで行い、次に初めて付加反応、例えば連鎖延長
剤の供給を強力混練機で行うこともできる。
【0019】スタティックミキサー中の温度は80〜1
90℃、好ましくは100〜160℃、特に130〜1
50℃であることが要求されている。後反応帯域を接続
してもよい。
【0020】強力混練機又は押出機での温度は60〜2
00℃、好ましくは90〜180℃、特に110〜17
0℃である。後反応帯域を接続することができる。
【0021】目的に合致した爾後の冷却又は後反応のた
めには、例えば管束(Rohrbuedel),蛇管、
金属コンベヤー、エアーコンベヤー、冷却ロール等を使
用することができ、この際温度勾配または−帯域は調節
可能であるべきである。
【0022】生成物調製(Konfektionier
ung)は、スタティックミキサー又は強力混練機及び
/又は後反応帯域を出る生成物の粘度の応じて、前記の
相応の装置用いて爾後の袋詰又は新鮮貯蔵(Silie
rung)のために十分な温度へのさらなる冷却によっ
て開始され、袋詰の前に粉砕が接続されている。冷却の
間に適当の位置で好ましくは帯状で得られる生成物の予
備型押が行われ、この型押によって破砕ロール、デイス
クミル、ハンマーミル等による所望の粒度又は顆粒形へ
の次の粉砕が準備されかつ容易化されかつダスト形成が
減少される。冷却ロールミルを使用する場合には、この
予備型押がこれらと組合せられ、次に生じるダスト部分
は直接復帰されかつ再び生成物中に混入される。
【0023】本発明により合成される生成物の出発化合
物としては、次のポリイソシアネートが該当する:脂肪
族、(環状)脂肪族及び芳香脂肪族ジイソシアネート
(例えばHouben−Weyl,Methoden
der orgonischen Chemie,Ba
nd 14/2,S.61−70,及びArtikel
von W.Siefken in Justus L
iebigs Annalen der Chemie
562,S.75−136に記載されている)であ
り、例えば1,4−テトラメチレンジイソシアネート、
1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート、メチル−ペ
ンタメチレンジイソシアネート、2,2,4(2,4,
4)−トリメチル−1,6−ヘキサメチレンジイソシア
ネート(TMDI)、シクロヘキサン−1,3−及び−
1,4−ジイソシアネート、3−(イソシアネートメチ
ル−3,5,5−トリメチルシクロヘキシルイソシアネ
ート(イソホロンジイソシアンエート、IOPDI)、
ヘキサヒドロズレンジイソシアネート−1,4及び−
1,3ならびにm−又はp−テトラメチルキシリレンジ
イソシアネートである。
【0024】ポリイソシアネートとは、また本発明の範
囲では、場合によってはモノマージイソシアネートと相
俟って、イソシアヌレート−、ビウレット−又はウレタ
ン基を有しかつイソシアネート化学の公知方法で製造さ
れるオリゴマーも意味する。これらのオリゴマーはとり
わけ強力混練機で使用される。またオリゴマーは、イソ
シアネート化学で使用される所謂連鎖延長剤、例えばジ
オール及び/又はトリオールを用いて分子拡大によって
製造されるようなポリイソシアネートのことであり、こ
の際OH/NCO−当量比は1:2〜7であってよい。
【0025】ジオールは、例えば次のとおりである:エ
チレングリコール(E)、プロピレングリコール、すな
わち1,2−及び1,3−プロパンジオール、2,2−
ジメチルプロパンジオール−1,3(NPG)、ブタン
ジオール−1,4、ジエチレングリコール(DEG)、
ヘキサンジオール(HD)、3−メチルペンタジオー
ル、2,2,4(2,4,4)−トリメチルヘキサンジ
オール(TMH−d)、ドデカンジオール−1,12、
オクタデカンジオール−1,18、ヒドロキシピバリン
酸ネオペンチルグリコールエステル、トランス−および
シス−1,4−シクロヘキサンジメタノール(CHD
M)。また本発明の範囲のジオールは、OH基の他にな
お分子中に1〜10個のエステル基を有していてもよく
かつ例えばジオールを方程式:
【0026】
【化1】
【0027】〔式中R1は場合により置換されたC2-18
−アルキレン基、R2=場合により置換されたC2-10
アルキレン基、1,2−、1,3−、1,4−フェニレ
ン基、m=1−15である〕で示されるジカルボン酸と
縮合することによって製造されるものである。
【0028】ポリオールには次のものが挙げられる:ト
リメチロールエタン、トリメチロールプロパン(TM
P)、トリスヒドロキシエチルイソシアヌレート(TH
EIC)、ペンタエリトリット、ジペンタエリトリッ
ト、ソルビット、マソニット。
【0029】ブロック剤としては次のものが使用され
る:フェノール、アルコール、アセト酢酸エチルエステ
ル、ラクタム−特にカプロラクタム(CL)、オキシム
−特にアセトキシム、メチルエチルケトキシム(MEK
−ox),シクロヘキサノンオキシム(C−ox)、メ
チルイソブチルケトキシム、イミダゾリン−特にフェニ
ルイミダゾリン。NCO/ブロック剤−比は1:1.2
−0.5である。
【0030】連鎖延長及びブロックの際の反応を促進す
るためには触媒を使用することができる。適当な触媒
は、Sn−II−及びSn−IV−有機化合物、すなわ
ちSn−オクトエート、ジブチル錫ラウレート(DBT
L)及びジブチル錫ジアセテート又は亜鉛オクトエート
及び他の公知のもの及びイソシアネート化学で常用の化
合物である。触媒濃度は0.01〜2重量%、好ましく
は0.05〜1重量%である。
【0031】本発明の他の対象は、本発明によりブロッ
クされたポリイソシアネートを含有する貯蔵安定な、熱
硬化性PUR−粉末塗料及び溶剤含有一成分−PUR−
焼付け塗料である。
【0032】PUR−粉末塗料の反応成分としては、硬
化工程の間に温度及び時間に依存してイソシアネート基
と反応するような官能基、例えばヒドロキシル基、カル
ボキシル基、メルカプト基、アミノ基、ウレタン基及び
(チオ)−尿素基を有する化合物が該当する。ポリオマ
ートしては重合体、重縮合物及び重付加化合物を使用す
ることができる。
【0033】好ましい成分は、先ずポリエーテル、ポリ
チオエーテル、ポリアセタール、ポリエステルアミド、
分子中にヒドロキシル基を有するエポキシ樹脂、アミノ
プラスト及び多官能価アルコールによるこれらの変性生
成物、ポリアゾメチン、ポリウレタン、ポリスホンアミ
ド、マルミン誘導体、セルロースエステル及び−エーテ
ル、ビニルエステル、特にポリエステル及びアクリレー
ト樹脂の部分的にケ化されたホモ−及びコポリマーであ
る。
【0034】使用すべきヒドロキシル基を有するポリエ
ステルは、2〜5、好ましくは3〜4.2のOH−官能
価を有し、1800〜5000、好ましくは2300〜
4500の平均分子量を有し、25〜180mgKOH
/g、好ましくは30〜140mgKOH/gのOH
価、<80000mPa・s、好ましくは<60000
mPa・s、特に好ましくは<40000mPa・s
(160℃)の粘度を有し、≧70℃〜≦120℃、好
ましくは≧75℃〜≦100℃の融点を有する。
【0035】ポリエステルを製造するための好ましいい
カルボン酸は、脂肪族、環状脂肪族、芳香族及び/又は
脂環式性であってよく、場合によりハロゲン原子によっ
て置換されておりかつ/又は不飽和である。この例とし
ては次のものが挙げられる:コハク酸、アジピン酸、コ
ルク酸、アゼライン酸、セバシン酸、フタル酸、テレフ
タル酸(Ts)、イソフタル酸(Is)、トリメリット
酸、ピロメリット酸、テトラヒドロフタル酸、ヘキサヒ
ドロフタル酸、ヘキサヒドロテレフタル酸、ジ−及びテ
トラクロルフタル酸、エンドメチレンテトラヒドロフタ
ル酸、グルタル酸、マレイン酸及びフマル酸又は−入手
できるかぎり−それらの無水物、テレフタル酸ジメチル
エステル(DMT)、テレフタル酸−ビス−グリコール
エステル、さらに環状モノカルボン、すなわち安息香
酸、p−t−ブチル安息香酸又はヘキサヒドロ安息香
酸。
【0036】多価アルコールとしては、例えばエチレン
グリコール、プロピレングリコール−1,2及び−1,
3、ブチレングリコール−1,4及び−2,3、ジ−β
−ヒドロキシエチルブタンジオール、ヘキサンジオール
−1,6、オクタンジオール−1,8、ネオペンチルグ
リコール、シクロヘキサンジオール、ビス−(1,4−
ヒドロキシメチル)−シクロヘキサン、2,2−ビス−
(4−ヒドロキシシクロヘキシル)−プロパン、2,2
−ビス−(4−β−ヒドロキシエトキシ)−フェニル−プ
ロパン、2−メチル−プロパンジオール−1,3、3−
メチル−ペンタンジオール−1,3、3−メチル−ペン
タンジオール−1,5、2,2,4(2,4,4)−ト
リメチルヘキサンジオール−1,6、グセリン、トリメ
チロールプロパン、トリメチロールエタン、ヘキサント
リオール−1,2,6、ブタントリオール−1,2,
4、トリス−(β−ヒドロキシエチル)−イソシアヌレ
ート、ペンタエリトリット、マンニット及びソルビット
ならびにジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、テトラエチレングリコール、ジプロピレングリコー
ル、ポリプロピレングリコール、ポリブチレングリコー
ル、キシリレングリコール及びヒドロキシピバリン酸ネ
オペンチルグリコールエステルが該当する。
【0037】またヒドロキシカルボン酸、例えばヒドロ
キシピバリン酸、ω−ヒドロキシデカン酸、ω−ヒドロ
キシカプロン酸、チオグリコール酸からのモノ−及びポ
リエステルも、同様にラクトン、例えばε−カプロラク
トンも使用することができる。前記のポリカルボン酸又
はそ誘導体及びポリフェノール、例えばヒドロキノン、
ビスフェノール−A、4,4−ジヒドロキシビスフェニ
ル又はビス−(4−ヒドロキシフェニル)−スルホンか
らのポリエステル;ヒドロキノン、ジフェニルロールプ
ロパン、p−キシレングリコール、エチレングリコー
ル、ブタンジオールまたはヘキサンジオール−1,6及
び他のポリオールから例えばホスゲン又はジエチル−又
はジフェニルカルボネートとの常用の縮合反応によって
得られるか、又は環状カルボネートすなわちグリコール
カルボネート又はビニリデンカルボネートから公知法の
重合によって得られるポリエステルも使用することがで
きる。さらに珪酸のポリエステル、燐酸のポリエステ
ル、、例えばメタン−、エタン−、β−クロルエタン
−、ベンゼン−又はスチレン燐酸、−燐酸塩化物又は−
燐酸エステル及びポリアルコール又は前記種類のポリフ
ェノールからのポリエステル;硼酸のポリエステル;ポ
リシロキサン、例えばジアルキルジシクロシランを水で
加水分解し、次にポリアルコールで処理することによっ
て得られる生成物、オレフィン、アルキルアルコール又
はアクリル酸にポリシロキサンジヒドリドを付加して得
られる生成物も使用することができる。
【0038】また好ましいポリエステルは、ポリカルボ
ン酸とグリシジル化合物との反応生成物である、これら
は例えばドイツ国特許出願公開第2410513号明細
書に記載されている。
【0039】使用することのできるグリシジル化合物の
例は、2,3−エポキシ−1−プロパノールと炭素原子
4〜18個を有する一塩基酸とのエステル、例えばグリ
シジルパルミテート、グリシジルラウレート及びグリシ
ジルステアレート、炭素原子4〜18個を有するアルキ
レンオキシド、例えばブチレンオキシド及びグシジルエ
ーテル、オクチルグリシジルエーテルである。
【0040】本発明方法ではジカルボン酸としては、次
のIIに記載された全ポリカルボン酸を使用することが
できる;同様に、例えばIIに記載されたモノカルボン
酸も使用することができる。
【0041】また好ましい成分は、モノマーエステル、
例えばジカルボン酸−ビス−ヒドロキシ(アルコール)
エステル、2価を越えるポリオールのモノカルボン酸エ
ステル及び塗料化学で使用される原料からの縮合反応に
よって製造されうるオリゴエステルである。このような
成分としては例えば次のものが挙げられる: I.C原子2〜24個、好ましくは2〜10個を有しか
つ非芳香族C原子に結合されたOH基2〜6個を有する
アルコール、例えばエチレングリコール、プロピレング
リコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコ
ール、ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、ヘキ
サンジオール、ヘキサントリオール、ペルヒドロビスフ
ェール、ジメチロールシクロヘキサン、グリセリン、ト
リメチロールエタン、トメチロールプロパン、ペンタエ
リトリット、ジペンタエリトリット、マンニット; II.C原子4〜36個及びカルボキシル基2〜4個を
有するジ−及びポリカルボン酸及びそれらのエステル化
可能な誘導体、すなわち無水物及びエステル、例えばフ
タル酸(無水物)、イソフタル酸、テレフタル酸、アル
キルテトラフタル酸、エンドメチレンテトラヒドロフタ
ル酸、アジピン酸、コハク酸、マレイン酸、フマル酸、
二量体脂肪酸、トリメリット酸、ピロメリット酸、アゼ
ライン酸; III.C原子6〜24個を有するモノカルボン酸、例
えばカプリル酸、2−エチルヘキサン酸、安息香酸、p
−t−ブチル安息香酸、ヘキサヒドロ安息香酸、天然油
脂のモノカルボン酸混合物、すなわちココス脂肪酸、大
豆油脂肪酸、リシン脂肪酸、水素化及び異性化脂肪酸、
例えば“コンジュバンドール(Konjuvando
l)”−脂肪酸及びその混合物。この際脂肪酸はグリセ
リドとしても使用可能であり及び反応下で反応されても
よい; IV.C原子1〜18個を有する一価アルコール、例え
ばメタノール、エタノール、イソプロパノール、シクロ
ヘキサノール、ベンジルアルコール、イソデカノール、
ノナノール、オクタノール、オレイルアルコール。
【0042】ポリエステルは、自体公知の方法で不活性
ガス雰囲気中で温度100〜260℃、好ましくは13
0〜220℃で溶融物で又は共沸操作法で製造すること
ができる、これは例えばMethoden der O
rganischen Chemie(Houben−
Wey),Bd.14/2,1〜5,21,23,4
0,44,Georg Thieme Verlag,
Stuttgart,1963,又はC.R.Mart
ens:Alkyd Rein、51−59,Rein
hold Plastic Appl.Series,
ReinholdPublishing Comp.,
New York,1961に記載されている。
【0043】OH成分として使用されうる好ましいアク
リル酸樹脂は、ホモ−又はコポリマーであり、この際例
えば次のモノマーが出発生成物として選択されうる:ア
クリル酸及びメタクリル酸とC原子2〜4個を有すると
の2価の飽和脂肪族アルコールとのエステル、例えば2
−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシプロ
ピルアクリレート、4−ヒドロキシブチルアクリレート
及び相応のメタクリル酸エステル;アルコール成分中に
C原子1〜18個を有するアクリル酸−及びメタクリル
酸アルキルエステル、例えばメタクリレート、エチルア
クリレート、プロピルアクリレート、イソプロピルアク
リレート、n−ブチルアクリレート、t−ブチルアクリ
レート、2−エチルヘキシルアクリレート、ステアリル
アクリレート及び相応のメタクリル酸エステル;アクリ
ル酸−及びメタクリル酸シクロヘキシルエステル;アク
リルニトリル及びメタクリルニトリル、アクリルアミド
及びメタクリルアミド;N−メトキシメチルアクリル酸
(メタクリル酸)アミド。
【0044】特に好ましいアクリル酸樹脂は次の成分か
ら成るコポリマーである: a. アクリル酸又はメタクリル酸と2価以上のアルコ
ールとのエステル、すなわちブタンジオール−(1,
4)−モノアクリレート、ヒドロキシプロピルアクリレ
ート(メタクリレート);さらにビニルグリコール、ビ
ニルチオエタノール、アリルアルコール、ブタンジオー
ル−1,4−モノビニルエーテル0〜50重量%; b. アクリル酸又はメタクリル酸と炭素原子1〜12
個を有する1価アルコールとのエステル、例えばメチル
メタクリレート、エチルアクリレート、n−ブチルアク
リレート又はエチルヘキシルアクリレート5〜95重量
%; c. 芳香族ビニル化合物、例えばスチレン、メチルス
チレン又はビニルトルエン0〜50重量%; d. 官能基を有する他のモノマー、例えばアクリル
酸、メタクリル酸、クロトン酸、イタコン酸、マレイン
酸、フマル酸、無水マレイン酸、マレイン酸半エステ
ル、アクリルアミド、メタクリルアミド、アクリルニト
リル又はN−メチロール−アクリルアミド(メタクリル
アミド)及びグリシジルアクリレート(メタクリレート
0〜20重量%。この際a.及び/又はb.グループの
量は少なくとも5重量%である。
【0045】アクリル酸樹脂は常法、すなわち溶液−、
懸濁−、乳化−又は沈殿重合によって、しかし好ましく
は紫外線によって開始される塊状重合(Substan
zpolymerisation)によって製造するこ
とができる。
【0046】他の重合開始剤としては、常用の過酸化物
又はアゾ化合物、例えばジベンゾイルペルオキシド、t
−ブチルペルベンゾエート又はアゾジイソブチロニトリ
ルを使用する。分子量は例えば硫黄化合物、例えばt−
ドデシルメルカプタンで調節することができる。
【0047】好ましいポリエーテルは、例えばエポキシ
ド、すなわちエチレンオキシド、プロピレンオキシド、
ブチレンオキシド、トリメチレンオキシド、3,3−ビ
ス−(クロルメチル)−オキサシクロブタン、テトラヒ
ドロフラン、スチレンオキシド、ジフェニロールプロパ
ンのビス−(2,5)エポキシプロピルエーテ又はエピ
クロルヒドリンを例えばBF3の存在でそれ自体重付加
することのよって、又は前記エポキシドを、場合により
混合物で又は順次に、反応性水素原子を出発成分、すな
わちアルコール又はアミン、水、エチレングリコール、
プロピレングリコール−(1,3)又は−(1,2)、
ペンタメチレングリコール、ヘキサンジオール、デカメ
チレングリコール、トリメチロールプロパン、4,4′
−ジヒドロキシジフェニルプロパン、アニリン、アンモ
ニア、エタノールアミン、エチレンジアミン、ジ(β−
ヒドロキシプロピル)−メチルアミン、ジ−(β−ヒド
ロキシエチル)−アニリン、ヒドラジン及びヒドロキシ
アルキル化フェノール、例えば0,0−ジ−(β−ヒド
ロキシエトキシ)−レソルシンに付加することによって
製造することができる。
【0048】同様にヒドロキシル基を有するポリウレタ
ン及び/又はポリ尿素も使用することができる。
【0049】ヒドロキシル基を有するポリマーとイソシ
アネート成分の混合割合は、一般に、1個のOH基に対
して0.6−1.2、好ましくは0.8−1.1、極め
て好ましくは1.0の遊離及び/又はブロックされたN
CO基であるように選択される。
【0050】イソシアネート成分は、PUR粉末塗料を
製造するためには、適当なヒドロキシル基を有するポリ
マー及び場合により触媒ならびに顔料、充填剤及び流れ
調整剤、例えばシリコーン油、アクリル酸樹脂と混合さ
れかつ溶融物で均質化される。これは適当な装置、例え
ば加熱可能な混練機で、好ましくは押出しによって行う
ことができる、この際130〜140℃の温度範囲は越
えるべきではない。押出された材料は室温に冷却されか
つ適当に破砕された後吹付け適性粉末に粉砕される。適
当な支持体への吹付け適性粉末の適用は、公知方法によ
り、例えば静電吹付け、流動層塗装、静電流動層塗装に
よって行われる。粉末適用後に、被覆された加工材料を
150〜220℃の温度に60〜6分、好ましくは18
0〜210℃に30〜8分加熱して硬化させる。
【0051】溶剤を含有するPUR−一成分焼付け塗料
を製造するためには、イソシアネート成分をこのために
適した溶剤中に溶かし、このような用途に適したヒドロ
キシル基を有するポリエステル/アクリル酸樹脂と一緒
に均質化しかつ前記の添加剤と一緒に公知法で製剤化す
る。本発明の一成分焼付け塗料のために適した溶剤は、
その下限沸点が約100℃であるようなものである。溶
剤の沸点の上限はその都度の焼付け温度に依存してい
る。高い温度で焼付ける場合には、使用すべき溶剤の沸
点は高くなければならない。溶剤としては特に次のもの
が適当である:炭化水素、例えばトルエン、キシレン、
SOLVESSO(登録商標)100、150及び20
0(Esso社の芳香族化合物混合物)、テトラリン、
デカリン、エステル、酢酸ブチルエステル及び−ヘキシ
ルエステル、エチルグリコールアセテート、ブチルグリ
コールアセテート、メトキシプロピルアセテート(MO
P−A)等、ケトン、例えばメチルイソブチルケトン、
ジイソブチルケトン、イソホロン。前記の溶剤はまた混
合物として使用してもよい。
【0052】PUR−一成分焼付け塗料は、特に金属表
面に、しかしまたガラス又はプラスチックのような他の
材料から成る物体上に適用するのに適している。本発明
の塗料はまたコイル被覆で耐候安定性の単層及び二層塗
装用にも使用される。溶剤を含有する、場合によって着
色された塗料系の適用は、ナイフ塗布、ロール塗布、吹
付け、流延等によって行われる。本発明の一成分−PU
R−焼付け塗料の硬化は、使用に応じて、140〜35
0℃、好ましくは180〜300℃の温度で、30分〜
30秒の時間で行われる。塗膜は抜群の塗料技術的特
性、特に柔軟性及び耐候安定性を有している次に実施例
により本発明方法を説明する。ここでは反応成分の配量
は詳しく論じない。配量は常用の配量ポンプ又はベルト
秤量器(Bandwaage)を用いて行われる。
【0053】
【実施例】
A 強力ミキサーでの本発明の方法生成物の製造 I. ブロックされたウレタン基を有するポリイソシア
ネートの合成一般的製造規定 表1による例 80〜150℃に調節されたスタテイックミキサー中
に、IPDI及びDBTLからな混合物及びジオール又
はトリオール及びブロック剤から成る混合物を平行的に
連続的に給入した。生成物流は室温〜120℃で供給し
た。
【0054】スタテイックミキサーでは自然に始まる反
応によって130〜200℃への温度上昇が起こる。装
置圧は流量及び温度に依存して2〜25barであっ
た。
【0055】ミキサーには温度調節された蛇管が接続さ
れ、これによって後反応のための十分な滞留時間が保証
された。平均滞留時間は5〜30分であった。
【0056】反応混合物は蛇管の端部で調製され、冷却
されかつ袋詰されるか、または冷却され、粉砕されまた
は調製されかつ袋詰された。このように製造された生成
物は遊離では≦0.6%、全体では≦15.9%のNC
O値を有していた。
【0057】
【表1】
【0058】II. ブロックされた、イソシアヌレー
ト基及び/又はイソシアネート基を有するポリイソシア
ネートの合成一般的製造規定 表2による例 80〜150℃に温度調節されたスタテイックミキサー
中に、イソシアヌレート及びIPDI又はHMDIから
成り、調節されたNCO含分を有する混合物(この中に
触媒が溶解されている)をブロック剤と一緒に、同時に
かつ連続的に給入する。2つの生成物流は室温〜150
℃供給した。
【0059】スタテイックミキサー中では自然に開始さ
れる反応によって温度が130〜200℃に上昇した。
装置圧は流量及び温度に依存して2〜25barであっ
た。
【0060】該ミキサーには温度調節された蛇管が接続
されており、後反応のための十分な滞留時間が保証され
ていた。平均滞留時間は5〜30分であった。
【0061】反応生成物は蛇管の端部で調製され、冷却
されかつ袋詰されるか、又は冷却され、粉砕され又は調
製されかつ袋詰された。このようにして製造された生成
物は遊離で≦3.2%、全体で≦16.5%のNCO値
を有していた。
【0062】
【表2】
【0063】B ポリオール成分一般的製造規定 出発成分−テレフタル酸(Ts)及び/又はイソフタル
酸(Is)及び/又はジメチルテレフタレート(DM
T)、ヘキサンジオール−1,6(HD)及び/又はネ
オペンチルグリコール(NPG)及び/又は1,4−ジ
メチロールシクロヘキサン(DMC)及び/又は2,
2,4(2,4,4)−トリメチルヘキサンジオール
(TMH−d)及びトリメチロールプロパン(TMP)
−を反応器に供給し、油浴をもちいて加熱する。前記物
質を大部分溶融した後、160℃の温度で触媒としての
ジ−n−ブチル錫酸化物0.05重量%を加える。約1
70℃の温度で初めのメタノール分解が起こる。6〜8
時間以内に温度は200〜230℃に高められ、、さら
に12〜15時間以内に反応は終了する。ポリエステル
を200℃に冷却し、真空(1.33mbar)をかけ
て30〜45分以内に揮発成分を十分に除去する。全反
応時間の間塔底生成物を撹伴し、弱いN2流を反応生成
物中に通す。
【0064】次表にはポリエステルの組成及び相応の物
理的及び化学的特性値を記載してある。
【0065】
【表3】
【0066】C ポリウレタン−粉末塗料一般的製造規定 粉砕された生成物、架橋剤、ポリエステル、流れ調整剤
−マスターバッチを、場合により白色顔料と一緒にエッ
ジランナーミル(Kollergang)で十分に混合
し、次に押出機で80〜140℃で均質化する。押出物
を冷却後に破砕し、デイスクミルで粒度<100μmに
粉砕する。このよにして製造した粉末を静電粉末吹付け
装置により60KVで脱脂し、場合により前処理した鉄
薄板に適用し、実験室用空気循環乾燥機で160〜20
0℃の温度で焼付ける。
【0067】流れ調整剤−マスターバッチ 相応のポリエステル中の流れ調整剤−ブチルアクリレー
ト及び2−エチレルヘキシルアクリレートの市販コポリ
マー−10重量%を溶融物で均質化し、凝固後に粉砕す
る。
【0068】次表における略語の意味: SD=層厚(μm) HK=ケーニッヒ(Koenig)硬度(sec)(DI
N53157) HB=ブーフホルツ(Buchholz)硬度(DIN
53153) ET=エリクセン深さ(mm)(DIN53156) GS=格子切断試験(DIN53151) GG20° GG60°=ガードナー(Gardner)による光沢
の測定(ASTM−D523) Imp.rev.=インパクトリバース(Impact
reverse)(g・m)
【0069】
【表4】
【0070】D ポリウレタン−一成分焼付け塗料 I.架橋剤溶液の製造 AI又はAIIにより製造された、ブロックされたポリ
イソシアネート600重量部を、80〜90℃で撹伴下
に溶剤混合物400重量部中に溶かし、DIN−4−カ
ップで20℃で流出時間を測定する。
【0071】a)AI 9 n−ブチルアセテート/キシレン(3:5)=1208
秒 b)AI 14 MOP−A/キシレン/SOLVSSO(登録商標)1
00(1:1:1)=271秒 c)AII 5 n−ブチルアセテート/キシレン(3:5)=50秒 d)AII 13 n−ブチルアセテート/キシレン(3:5)=103秒 II.ポリエステル溶液の製造 B4及びB5によるポリエステル600重量部を、80
〜90℃で撹伴下に溶剤混合物400重量部中に溶かし
かつ20℃でDIN−4−カップで流出時間を測定す
る。
【0072】a)B4 1)n−ブチルアセテート/キシレン(3:5)=27
1秒 2)MOP−A/キシレン/SOLVESSO(登録商
標)100(1:1:1)=430秒 b)B5 n−ブチルアセテート/キシレン(3:5)=471秒 III.PUR−一成分焼付け塗料の製造 a)塗料母液 60重量%のポリエステル溶液を、60〜80℃で撹伴
下に60重量%の架橋剤溶液の計算量と一緒に均質化
し、20℃でDIN−4−カップで流出時間を測定す
る。
【0073】 1)例DIa及び例DIIbによる=964秒 2)例DIb及び例DIIa2による=352秒 3)例DIc及び例DIIa1による=168秒 4)例DId及び例DIIbによる=277秒 b)着色された塗料溶液 DIIIa)により製造された塗料母液に、必要なら
ば、他の溶剤混合物(母液に応じて)を加え、次に白色
顔料(TiO2)及びPUR−化学で常用の流れ調整剤
及び消泡剤と一緒にボールミル(Kugelruehr
werksmuehle)で摩砕する。
【0074】このような着色された塗料を、脱脂しかつ
/又は前処理した、0.8〜1mmの鋼−及び/又はア
ルミニウム薄板に適用した;硬化は実験室用空気循環乾
燥機で行った;硬化温度は180〜250℃であった;
塗膜の層厚は使用に応じて25〜50μmであった。
【0075】
【表5】
【0076】AA 強力混練機での本発明の方法生成物
の製造 I.全部又は部分的にブロックされたポリイソシアネー
トの連鎖延長剤なしの合成(表6) 二軸スクリュー押出機の吸入ケーシング中に、ブロック
剤及びイソホロンジイソシアネートから製造されたイソ
シアヌレート(IPDI−Is)又はIPDI−Isと
Desmodur N3300又はDesmodur
N3200とから成る混合物又はIPDIを、同時にか
つ連続的に導入した。BLを20〜120℃の温度をも
ってポリイソシアネート成分を60〜160℃の温度を
もって、供給した。触媒を2つの成分の1つの中で溶か
した。使用された押出機は、5個の加熱ゾーンにより熱
制御される10個のケーシングから構成されている。加
熱ゾーンの温度は次のように調節した:第1ゾーン13
0〜150℃、第2ゾーン110〜180℃、第3ゾー
ン90〜150℃、第4ゾーン80〜160℃、第5ゾ
ーン70〜150℃。強力な混合及び搬送のために使用
される二軸スクリューは搬送ゾーン及び混練ゾーン区分
されていた。二軸スクリューの回転数は50〜380r
pmである。10〜180kg/hの量で生じる反応生
成物を冷却し、次に粉砕するか又は調製して袋詰する
か、又はすでに溶融物を調製し、冷却しかつ袋詰した。
反応を完全にするために生成物を加熱された熱トンネル
中を通すこともできる。
【0077】
【表6】
【0078】II. 全部又は部分的にブロックされた
ポリイソシアネートの連鎖延長剤を用いる合成(表7) オキシエステルで連鎖延長され、ブロックされたポリイ
ソシアネートを製造した。すなわちIPDI−Isを1
50〜190℃の温度で二軸スクリュー押出機に給入
し、同時に例B6によるオキシエステルとキャップ剤
(Verkappunsmitttel)とから成る混
合物を50〜120℃の温度で供給することによって前
記ポリイソシアネートを製造した。この場合量割合を、
NCO当量がOH当量及びキャップ剤mol数から成る
総量に等しくなるように調節した。NCO:OHの比は
約3:1になった。反応は触媒の添加なしに行うことが
できる。使用された押出機は、5個の加熱ゾーンにより
熱的に制御される10個のケーシングから構成されてい
る。加熱ゾーンの温度は次のように調節した:第1ゾー
ン130〜200℃、第2ゾーン110〜180℃、第
3ゾーン90〜150℃、第4ゾーン80〜160℃、
第5ゾーン70〜150℃。二軸スクリューの回転数は
100〜300rpmであった。二軸スクリューは搬送
ゾーン及び混練ゾーンから構成されている。反応生成物
はこの後温度調節された熱トンネル中を搬送された。
【0079】10〜100kg/hの量で生じる反応生
成物を冷却しかつ粉砕した。
【0080】表7には物理的かつ化学的特性値がまとめ
てある。
【0081】
【表7】
【0082】BB ポリオール成分一般的製造規定 出発成分−テレフタル酸(Ts)及び/又はイソフタル
酸(Is)及び/又はアジピン酸(As)及び/又はジ
メチルテレフタレート(DMT)、ヘキサンジオール−
1,6(HD)及び/又はネオペンチルグリコール(N
PG)及び/又は1,4−ジメチレンシクロヘキサン
(DMC)及び/又は2,2,4(2,4,4)−トリ
メチルヘキサンジオール(TMH−d)及びトリメチレ
ンプロパン(TMP)−を反応器に入れかつ油浴を用い
て加熱する。これらの物質が大部分溶融した後、160
℃の温度で触媒としてのジ−n−ブチル錫酸化物0.0
5重量%を添加する。約170℃の温度で初めのメタノ
ール分解が起こる。6〜8時間以内に温度を200〜2
30℃に高め、さらに12〜15時間以内に反応を終了
させる。ポリエステルを200℃に冷却しかつ真空
(1.33mbar)をかけて30〜45分以内に揮発
成分を十分に除去する。全反応時間の間塔底生成物を撹
伴しかつ弱いN2流を反応混合物中に通す。
【0083】次の表8には、ポリエステルの組成及び相
応の物理的及び化学的特性値が記載してある。
【0084】
【表8】
【0085】CC ポリウレタン粉末塗料一般的製造規定 粉砕された生成物、架橋剤、ポリエステル、流れ調整剤
(場合により触媒)−マスターバッチを、場合により白
色顔料と一緒にエッジランナーミルで十分に混合し、次
に押出機で80〜140℃で均質化する。押出物を冷却
後破砕し、デイスクミルで粒度<100μmに粉砕す
る。このようにして製造した粉末を、静電粉末吹付け装
置で60KVで、脱脂し、場合により前処理した鉄薄板
に適用し、空気循環乾燥機で160〜200℃の温度で
焼付ける。
【0086】流れ調整剤−マスターバッチ:相応のポリ
エステル中の流れ調整剤−ブチルアクリレート及び2−
エチルヘキシルアクリレートの市販コポリマー−10重
量%を溶融物で均質化し、凝固後に粉砕する。
【0087】触媒−マスターバッチ:相応のポリエステ
ル中の触媒−DBTL−5重量%を溶融物で均質化し、
凝固後に粉砕する。
【0088】次表(表9及び表10)中の略語は前記の
とおりである。
【0089】
【表9】
【0090】
【表10】
【0091】DD ポリウレタン−一成分焼付け塗料 I. 架橋剤溶液の製造 AAI又はAAIIにより製造したブロックされたポリ
イソシアネート−アダクト600重量部を撹伴下に80
〜90℃で溶剤混合物400重量部中に溶かし、DIN
−4−カップで20℃で流出時間を測定する。
【0092】a)AAI.1 n−ブチルアセテート/キシレン(3:5)=370秒 b)AAI.6 n−ブチルアセテート/キシレン(3:5)=290秒 c)AAI.11 n−ブチルアセテート/キシレン(3:5)=305秒 d)AAI.15 n−ブチルアセテート/キシレン(3:5)=180秒 II.ポリエステル溶液の製造 BB4及びBB5によるポリエステル600重量部を、
撹伴下に80〜90℃で溶剤混合物中に溶かし、DIN
−4−カップで20℃で流出時間を測定する。
【0093】a)BB4 n−ブチルアセテート/キシレン(3:5)=271秒 b)BB5 n−ブチルアセテート/キシレン(3:5)=471秒 III.PUR−一成分焼付け塗料の製造 a)塗料母液 60重量%のポリエステル溶液を、60重量%の架橋剤
溶液の計算量と一緒に撹伴下に60〜80℃で均質化
し、DIN−4−カップで20℃で流出時間を測定す
る。
【0094】 1)例DDI.a及び例DDII.bによる=360秒 2)例DDI.a及び例DDII.aによる=305秒 3)例DDI.b及び例DDII.bによる=410秒 4)例DDI.c及び例DDII.aによる=330秒 5)例DDI.d及び例DDII.bによる=320秒 6)例DDI.d及び例DDII.aによる=270秒 b)着色された塗料溶液 DIIIa)により製造された塗料母液に、必要ならば
他の溶剤混合物(母液に応じる)を加え、次に白色顔料
(TiO2)及びPUR−化学で使用される流れ調整剤
及び消泡剤と一緒にボールミルで摩砕した。
【0095】この着色した塗料を、脱脂しかつ/又は前
処理した0.8〜1mmの鋼−及び/又はアルミニウム
薄板上に適用した;硬化は実験室用空気循環乾燥機で行
った;塗膜の層厚は使用に応じて25〜50μmであっ
た。
【0096】
【表11】

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブロック剤及び少なくとも2個の遊離N
    CO基を有するポリイソシアネートを基剤として、場合
    により連鎖延長剤の存在で全部又は部分的にブロックさ
    れたポリイソシアネートを製造する方法において、全部
    及び部分的にブロックされたポリイソシアネートを溶剤
    不含でかつ連続的に製造することを特徴とする、ポリイ
    ソシアネートの製造方法
  2. 【請求項2】 反応を強力ミキサー、特にスタテイック
    ミキサーで行って粘度≦150000mPa・sを有す
    るブロックされたポリイソシアネートを製造する、請求
    項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 反応を強力混練機又は一軸−又は多軸ス
    クリュー押出機で行って粘度≧150000mPa・s
    を有するブロックされたポリイソシアネートを製造す
    る、請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 スタテイックミキサーが冷却−及び/又
    は伝熱媒体によって包囲された1個の管又は同様な媒体
    によって包囲されて、平行に配置された数個の管から成
    り、これらの管で縦方向に流動する液体に固定された部
    材によって横流動成分が重ねられ、迅速な均質化作用及
    び持続的温度平衡が半径方向における対流的伝熱ならび
    に対流時間の一様化によって行われる、請求項1又2記
    載の方法。
  5. 【請求項5】 強力混練機において混合室を適当に装備
    しかつスクリューの形状を適当に構成することによっ
    て、一方では強力な熱交換中に同時に高粘度の生成物流
    の迅速にして強力な流動が行われ、他方において縦方向
    の一様な流動ができるだけ一様な滞留時間をもって行わ
    れる、請求項1又は3記載の方法。
  6. 【請求項6】 異なる温度調節が個々の装置ケーシング
    又は−部分で行われる、請求項1及び請求項3から請求
    項5までのいずれか1項記載の方法。
  7. 【請求項7】 反応生成物が別個の生成物流で室温〜1
    20℃でスタテイックミキサー又は強力混練機に供給さ
    れる、請求項1から請求項6までのいずれか1項記載の
    方法。
  8. 【請求項8】 2よりも多い生成物流の場合には該生成
    物流が集められて室温〜120℃で供給されうる、請求
    項1から請求項7までのいずれか1項記載の方法。
  9. 【請求項9】 ブロック剤及び/又は連鎖延長剤及び/
    又は触媒がまとめられて一つの生成物流になる、請求項
    1から請求項8までのいずれか1項記載の方法。
  10. 【請求項10】 ポリイソシアネートに対して不活性の
    添加剤が、使用されたポリイソシアネートと一緒に一つ
    の生成物流にまとめられる、請求項1から請求項9まで
    のいっずれか1項記載の方法。
  11. 【請求項11】 ブロック反応が先ずスタテイックミキ
    サーで行われ、次に初めて押出機で付加反応が行われ
    る、請求項1から請求項10までのいずれか1項記載の
    方法。
  12. 【請求項12】 生成物流の流入部が順番に可変的にか
    つ時間的にずらして操作されうる、請求項1から請求項
    11までのいずれか1項記載の方法。
  13. 【請求項13】 スタテイックミキサー中の温度が80
    〜190℃ある、請求項1、2及び請求項4から請求項
    12までのいずれか1項記載の方法。
  14. 【請求項14】 強力混練機又は押出機中の温度が60
    〜200℃である、請求項1及び請求項3から請求項1
    2までのいずれか1項記載の方法。
  15. 【請求項15】 後反応ゾーンが接続されうる、請求項
    1から請求項14までのいずれか1項記載の方法。
  16. 【請求項16】 生成物調製が、スタテイックミキサー
    又は強力混練機及び/又は後反応ゾーンを出る生成物の
    粘度に応じて先ず後で行われる袋詰/新鮮保藏のために
    十分な温度への引き続く冷却によって開始され、その後
    に粉砕が行われかつ前記冷却の間に適当な位置で好まし
    くは帯状で得られる生成物の予備型押が行われ、これに
    よって所望の粒度又は顆粒形への次の粉砕が準備されか
    つダスト形成が減少される、請求項1から請求項15ま
    でのいずれか1項記載の方法。
  17. 【請求項17】 請求項1から請求項16までのいずれ
    か1項記載の全部又は部分的にブロックされたポリイソ
    シアネートを含有するPUR−粉末塗料−焼付け塗料。
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