JPH07257936A - 鉛を含まないガラスおよびそれからなる食器具 - Google Patents
鉛を含まないガラスおよびそれからなる食器具Info
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- JPH07257936A JPH07257936A JP6303447A JP30344794A JPH07257936A JP H07257936 A JPH07257936 A JP H07257936A JP 6303447 A JP6303447 A JP 6303447A JP 30344794 A JP30344794 A JP 30344794A JP H07257936 A JPH07257936 A JP H07257936A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C3/00—Glass compositions
- C03C3/04—Glass compositions containing silica
- C03C3/076—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight
- C03C3/083—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight containing aluminium oxide or an iron compound
- C03C3/085—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight containing aluminium oxide or an iron compound containing an oxide of a divalent metal
-
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- C03C3/076—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight
- C03C3/078—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight containing an oxide of a divalent metal, e.g. an oxide of zinc
-
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- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C4/00—Compositions for glass with special properties
- C03C4/0028—Compositions for glass with special properties for crystal glass, e.g. lead-free crystal glass
Abstract
(57)【要約】
【目的】 安全性を高めるために鉛を含ずに鉛を含むク
リスタルガラスと同じような特徴を有し、同程度のコス
トで製造できるガラスを提供する。 【構成】 少なくとも2.9 g/cm3 の密度および少な
くとも1.545 の屈折率を有する。51%−63%のSi
O2 、0%−3%のLi2 O、0%−8%のNa2O、
0%−12%のK2 O、0%−<8%のSrO、<13%−
21%のBaO、5%−15%のZnO、0%−5%のAl
2 O3 、0%−6%のZrO2 、0%−3%のTi
O2 、0%−5%のCaO、0%−3%のMgO、0%
−3%のB2 O3、、および0%−8%のLa2 O3 か
ら実質的になり、ここでLi2 O+Na2O+K2 Oの
合計が7%−15%の範囲、SrO+BaO+ZnOの合
計が27%−34%の範囲、SiO2 +Al2 O3 +ZrO
2 の合計が55%−66%の範囲にあり、実質的に鉛を含ま
ない。
リスタルガラスと同じような特徴を有し、同程度のコス
トで製造できるガラスを提供する。 【構成】 少なくとも2.9 g/cm3 の密度および少な
くとも1.545 の屈折率を有する。51%−63%のSi
O2 、0%−3%のLi2 O、0%−8%のNa2O、
0%−12%のK2 O、0%−<8%のSrO、<13%−
21%のBaO、5%−15%のZnO、0%−5%のAl
2 O3 、0%−6%のZrO2 、0%−3%のTi
O2 、0%−5%のCaO、0%−3%のMgO、0%
−3%のB2 O3、、および0%−8%のLa2 O3 か
ら実質的になり、ここでLi2 O+Na2O+K2 Oの
合計が7%−15%の範囲、SrO+BaO+ZnOの合
計が27%−34%の範囲、SiO2 +Al2 O3 +ZrO
2 の合計が55%−66%の範囲にあり、実質的に鉛を含ま
ない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉛を含有するクリスタ
ルガラスの物理的特徴を有する、実質的に鉛を含まない
ガラス並びにそれからなる食器具および/または装飾用
クリスタルガラス製品に関するものである。
ルガラスの物理的特徴を有する、実質的に鉛を含まない
ガラス並びにそれからなる食器具および/または装飾用
クリスタルガラス製品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】クリスタルガラスは、食卓を飾るために
使用するガラスの中で、特別な地位を占めている。すな
わち、透明であること、密度が適当であること、そして
音の響きが美しいことから高い価値を得ている材料であ
る。さらに、クリスタルガラスは、適当な温度で成形で
きること、広範囲の温度で加工できること、切断および
研磨が容易であること等の特徴を有している。
使用するガラスの中で、特別な地位を占めている。すな
わち、透明であること、密度が適当であること、そして
音の響きが美しいことから高い価値を得ている材料であ
る。さらに、クリスタルガラスは、適当な温度で成形で
きること、広範囲の温度で加工できること、切断および
研磨が容易であること等の特徴を有している。
【0003】これらの特徴は、従来より、ガラス組成中
に含まれる酸化鉛によって達成されている。しかし、鉛
には毒性があり、今日では、取扱い、製造および使用に
際して問題であると考えられている。とりわけ使用に際
しては、鉛を含んだガラスと接触した食品中にそのガラ
ス中に含まれる鉛が浸出することがあり、特に酸性媒質
(例えば、フルーツジュースまたはアルコール)に接触
すると鉛の浸出が一層顕著となって鉛中毒を引き起こす
恐れがあるなど、鉛は問題視されている。
に含まれる酸化鉛によって達成されている。しかし、鉛
には毒性があり、今日では、取扱い、製造および使用に
際して問題であると考えられている。とりわけ使用に際
しては、鉛を含んだガラスと接触した食品中にそのガラ
ス中に含まれる鉛が浸出することがあり、特に酸性媒質
(例えば、フルーツジュースまたはアルコール)に接触
すると鉛の浸出が一層顕著となって鉛中毒を引き起こす
恐れがあるなど、鉛は問題視されている。
【0004】鉛を含有するガラスを食器具用途に用いよ
うとする場合に鉛が遊離する恐れがあるために、そのよ
うなガラスからなる食品給仕器具を被覆し装飾するのに
使用する、鉛を含まないエナメルおよびうわぐすりが製
造されるようになった。そのようなエナメルおよびうわ
ぐすりの実例は、米国特許第4,084,976 号(ヒント
ン)、同第4,224,074 号(ニグリン)、同第4,282,035
号(ニグリン)、同第4,285,731 号(ニグリン)、およ
び同第4,590,171 号(ニグリン)に記載されている。し
かしながら、上述したエナメルまたはうわぐすりの塗布
されたガラスは微細なクリスタルガラスに匹敵する特性
を有していない。
うとする場合に鉛が遊離する恐れがあるために、そのよ
うなガラスからなる食品給仕器具を被覆し装飾するのに
使用する、鉛を含まないエナメルおよびうわぐすりが製
造されるようになった。そのようなエナメルおよびうわ
ぐすりの実例は、米国特許第4,084,976 号(ヒント
ン)、同第4,224,074 号(ニグリン)、同第4,282,035
号(ニグリン)、同第4,285,731 号(ニグリン)、およ
び同第4,590,171 号(ニグリン)に記載されている。し
かしながら、上述したエナメルまたはうわぐすりの塗布
されたガラスは微細なクリスタルガラスに匹敵する特性
を有していない。
【0005】テレビの受像管の画面を製造する際には、
X線を伴なった高速電子がPbO含有ガラスに衝突して
そのガラスが褐変してしまうのを防ぐために、鉛を含ま
ないガラスが用いられている。そのような鉛を含まない
ガラスが、米国特許第3,464,932 号(コネリー等)、同
第3,805,107 号(ボイド)、同第4,089,693 号(ラグロ
ウ等)、同第4,277,286 号(ボイド等)、同第4,734,38
8 号(キャメロン等)、同第4,830,990 号(コネリ
ー)、および同第5,108,960 号(ベーク等)に記載され
ている。上記特許に開示されているガラスの組成および
特性は、本発明のガラスの組成および特性とは異なって
いる。
X線を伴なった高速電子がPbO含有ガラスに衝突して
そのガラスが褐変してしまうのを防ぐために、鉛を含ま
ないガラスが用いられている。そのような鉛を含まない
ガラスが、米国特許第3,464,932 号(コネリー等)、同
第3,805,107 号(ボイド)、同第4,089,693 号(ラグロ
ウ等)、同第4,277,286 号(ボイド等)、同第4,734,38
8 号(キャメロン等)、同第4,830,990 号(コネリ
ー)、および同第5,108,960 号(ベーク等)に記載され
ている。上記特許に開示されているガラスの組成および
特性は、本発明のガラスの組成および特性とは異なって
いる。
【0006】米国特許第5,270,269 号(ヘアー等)は、
鉛を含まない微細クリスタルガラス製品の製造に関する
ものであり、それ自体、もっとも適した従来技術である
と考えられる。この特許に開示されているガラスは、重
量パーセントで表して、54%−64%のSiO2 、0%−
3%のLi2 O、0%−6.5 %のNa2 O、0%−7%
のK2 O、8%−13%のBaO、8%−13%のSrO、
および5.5 %−9%のZnOから実質的になり、ここで
Li2 O+Na2 O+K2 Oの合計が8%−15%、そし
てBaO+SrO+SnOの合計が22%−33%であり、
Li2 O、Na2 O、およびK2 Oのうちの少なくとも
2種類が実質的に等モル比で含まれている。
鉛を含まない微細クリスタルガラス製品の製造に関する
ものであり、それ自体、もっとも適した従来技術である
と考えられる。この特許に開示されているガラスは、重
量パーセントで表して、54%−64%のSiO2 、0%−
3%のLi2 O、0%−6.5 %のNa2 O、0%−7%
のK2 O、8%−13%のBaO、8%−13%のSrO、
および5.5 %−9%のZnOから実質的になり、ここで
Li2 O+Na2 O+K2 Oの合計が8%−15%、そし
てBaO+SrO+SnOの合計が22%−33%であり、
Li2 O、Na2 O、およびK2 Oのうちの少なくとも
2種類が実質的に等モル比で含まれている。
【0007】しかしながら、本発明のガラスのBaO含
有量は、上記特許に記載されているガラスに許容される
最大値より大きく、SrOのレベルはこの特許記載のガ
ラスに要求される最少量よりも小さい。さらに本発明の
ガラスでは、少なくとも2種類のアルカリ金属酸化物が
等モル量で含まれる必要はない。
有量は、上記特許に記載されているガラスに許容される
最大値より大きく、SrOのレベルはこの特許記載のガ
ラスに要求される最少量よりも小さい。さらに本発明の
ガラスでは、少なくとも2種類のアルカリ金属酸化物が
等モル量で含まれる必要はない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】安全性を高めるという
観点から、鉛を含まずに鉛を含むクリスタルガラスと同
じような特徴を有し、同程度のコストで製造できるガラ
スが要望されている。
観点から、鉛を含まずに鉛を含むクリスタルガラスと同
じような特徴を有し、同程度のコストで製造できるガラ
スが要望されている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下に記載す
る要件を満たす、食器具および/または装飾用クリスタ
ルガラス製品を製造するのに適した鉛を含まないガラス
により上記問題点を解決するものである: (1) 少なくとも2.9 g/cm3 のガラス密度; (2) 少なくとも1.545 の屈折率; (3) ガラスが美しい音色で響くこと; (4) 熱衝撃に対する感度が強すぎないように、ガラス
が適度な線熱膨張係数(0℃から300 ℃までの温度範囲
に亘り100 ×10-7/℃未満)を有すること; (5) 高温でのガラスの粘度が鉛含有クリスタルガラス
の粘度とほぼ等しいこと;ガラスが10Pa・s(100 ポ
アズ)の粘度を有するときの温度が1470℃以下であるこ
と;および (6) 液相線温度でのガラスの粘度が600 Pa・s(60
0 ポアズ)より大きいこと。
る要件を満たす、食器具および/または装飾用クリスタ
ルガラス製品を製造するのに適した鉛を含まないガラス
により上記問題点を解決するものである: (1) 少なくとも2.9 g/cm3 のガラス密度; (2) 少なくとも1.545 の屈折率; (3) ガラスが美しい音色で響くこと; (4) 熱衝撃に対する感度が強すぎないように、ガラス
が適度な線熱膨張係数(0℃から300 ℃までの温度範囲
に亘り100 ×10-7/℃未満)を有すること; (5) 高温でのガラスの粘度が鉛含有クリスタルガラス
の粘度とほぼ等しいこと;ガラスが10Pa・s(100 ポ
アズ)の粘度を有するときの温度が1470℃以下であるこ
と;および (6) 液相線温度でのガラスの粘度が600 Pa・s(60
0 ポアズ)より大きいこと。
【0010】本発明は、より詳細には、酸化物基準の重
量パーセントで表して、51%から63%までのSiO2 、
0%から3%までのLi2 O、0%から8%までのNa
2 O、0%から12%までのK2 O、0%から8%未満の
SrO、13%より大きく21%までのBaO、5%から15
%までのZnO、0%から5%までのAl2 O3 、0%
から6%までのZrO2 、0%から3%までのTi
O2 、0%から5%までのCaO、0%から3%までの
MgO、0%から3%までのB2 O3 、および0%から
8%までのLa2 O3 から実質的になり、ここでLi2
O+Na2 O+K2Oの合計が7%から15%までの範
囲、SrO+BaO+ZnOの合計が27%から34%まで
の範囲、そしてSiO2 +Al2 O3 +ZrO2 の合計
が55%から66%までの範囲にあり、実質的に鉛を含まな
い(個々のバッチが不純物として鉛を含有してしまう場
合を除いては、鉛をバッチに加えない)ガラスを提供す
るものである。
量パーセントで表して、51%から63%までのSiO2 、
0%から3%までのLi2 O、0%から8%までのNa
2 O、0%から12%までのK2 O、0%から8%未満の
SrO、13%より大きく21%までのBaO、5%から15
%までのZnO、0%から5%までのAl2 O3 、0%
から6%までのZrO2 、0%から3%までのTi
O2 、0%から5%までのCaO、0%から3%までの
MgO、0%から3%までのB2 O3 、および0%から
8%までのLa2 O3 から実質的になり、ここでLi2
O+Na2 O+K2Oの合計が7%から15%までの範
囲、SrO+BaO+ZnOの合計が27%から34%まで
の範囲、そしてSiO2 +Al2 O3 +ZrO2 の合計
が55%から66%までの範囲にあり、実質的に鉛を含まな
い(個々のバッチが不純物として鉛を含有してしまう場
合を除いては、鉛をバッチに加えない)ガラスを提供す
るものである。
【0011】BaO、ZnO、およびSiO2 は、意図
する密度および屈折率をガラスに付与するために用いら
れる。
する密度および屈折率をガラスに付与するために用いら
れる。
【0012】BaOは、屈折率および密度の値を上昇さ
せるのに最も効果的な成分である。さらに、BaOは、
ZnOおよびSrOよりもコストが安い。しかしなが
ら、BaOを添加した結果ガラスが容認できないほど失
透するのを防止するため、BaOのレベルは21%未満に
維持されなければならない。
せるのに最も効果的な成分である。さらに、BaOは、
ZnOおよびSrOよりもコストが安い。しかしなが
ら、BaOを添加した結果ガラスが容認できないほど失
透するのを防止するため、BaOのレベルは21%未満に
維持されなければならない。
【0013】SrOはガラスを黄変させる傾向があり、
SrOのコストは比較的高く、SrOはガラスの熱膨脹
係数をZnOの場合よりも上昇させてしまうので、Zn
OはSrOよりも好ましい。
SrOのコストは比較的高く、SrOはガラスの熱膨脹
係数をZnOの場合よりも上昇させてしまうので、Zn
OはSrOよりも好ましい。
【0014】許容できる化学的耐久性をガラスに付与す
るために、SiO2 +Al2 O3 +ZrO2 のレベルを
少なくとも55%に維持しなければならない。
るために、SiO2 +Al2 O3 +ZrO2 のレベルを
少なくとも55%に維持しなければならない。
【0015】Li2 Oは、ガラスの粘度に関して好まし
い役割を果たす。しかしながら、コストの観点からLi
2 Oの含有量は3%までとする。
い役割を果たす。しかしながら、コストの観点からLi
2 Oの含有量は3%までとする。
【0016】ガラスの特性を調節するために、Zr
O2 、B2 O3 、TiO2 、CaO、MgO、およびL
a2 O3 のような他の成分を添加することもできる。こ
れを以下に説明する。
O2 、B2 O3 、TiO2 、CaO、MgO、およびL
a2 O3 のような他の成分を添加することもできる。こ
れを以下に説明する。
【0017】ZrO2 の添加は、ガラスの密度および屈
折率に対して好ましい効果がある。しかしZrO2 の量
が6%をこえると、ガラスの溶融が困難になり、ガラス
は許容できる程度であるが失透してしまう。
折率に対して好ましい効果がある。しかしZrO2 の量
が6%をこえると、ガラスの溶融が困難になり、ガラス
は許容できる程度であるが失透してしまう。
【0018】TiO2 の添加は、ガラスの屈折率に好ま
しい効果がある。しかしながら、TiO2 はガラスを黄
変させ、バッチ材料中の不純物として混入したFe2 O
3 の量が増加するにつれ、この黄変はいっそう顕著にな
る。TiO2 の量は、最大でも3%に制限されなければ
ならず、無色のガラスが望まれる場合には、好ましくは
実質的に0%とする。
しい効果がある。しかしながら、TiO2 はガラスを黄
変させ、バッチ材料中の不純物として混入したFe2 O
3 の量が増加するにつれ、この黄変はいっそう顕著にな
る。TiO2 の量は、最大でも3%に制限されなければ
ならず、無色のガラスが望まれる場合には、好ましくは
実質的に0%とする。
【0019】食卓用または装飾用に設計された製品にお
いてしばしば評価の対象とされることであるが、可視光
の透過率が大きい無色または非常に色の薄い材料を得る
ために、ガラス中の不純物のレベルを低くする必要があ
る。例えば、Fe2 O3 のレベルが150 ppm未満であ
ることが望ましい。
いてしばしば評価の対象とされることであるが、可視光
の透過率が大きい無色または非常に色の薄い材料を得る
ために、ガラス中の不純物のレベルを低くする必要があ
る。例えば、Fe2 O3 のレベルが150 ppm未満であ
ることが望ましい。
【0020】遷移金属酸化物または希土類金属酸化物の
ような着色成分を合計量で0.1 %未満添加して、不純物
により生じた色を隠蔽するようにすることもできる。着
色ガラスが望まれる場合には、これらの成分を多量に加
えて材料を着色することもできる。
ような着色成分を合計量で0.1 %未満添加して、不純物
により生じた色を隠蔽するようにすることもできる。着
色ガラスが望まれる場合には、これらの成分を多量に加
えて材料を着色することもできる。
【0021】As2 O3 およびSb2 O3 を通常用いら
れる比率で加えて、清澄剤等の従来からの役割を果たさ
せることもできる。
れる比率で加えて、清澄剤等の従来からの役割を果たさ
せることもできる。
【0022】本発明の好ましいガラスは、酸化物基準重
量パーセントで表して、53%から62%までのSiO2 、
0%から2%までのLi2 O、2%から7%までのNa
2 O、3%から11%までのK2 O、0%から3%までの
SrO、15%から19%までのBaO、8%から13%まで
のZnO、0%から3%までのAl2 O3 、0%から4
%までのZrO2 、および0%から5%までのCaOか
ら実質的になり、ここでLi2 O+Na2 O+K2 Oの
合計が8%から14%までの範囲、SrO+BaO+Zn
Oの合計が27%から32%までの範囲、そしてSiO2 +
Al2 O3 +ZrO2 の合計が56%から65%までの範囲
にある。
量パーセントで表して、53%から62%までのSiO2 、
0%から2%までのLi2 O、2%から7%までのNa
2 O、3%から11%までのK2 O、0%から3%までの
SrO、15%から19%までのBaO、8%から13%まで
のZnO、0%から3%までのAl2 O3 、0%から4
%までのZrO2 、および0%から5%までのCaOか
ら実質的になり、ここでLi2 O+Na2 O+K2 Oの
合計が8%から14%までの範囲、SrO+BaO+Zn
Oの合計が27%から32%までの範囲、そしてSiO2 +
Al2 O3 +ZrO2 の合計が56%から65%までの範囲
にある。
【0023】上記した範囲の組成を有するガラスにおい
ては、異なる種々の特性、すなわち、製造上の特性並び
に製品となった後の特性等が都合よく折衷されている。
例えば、Li2 OおよびSrOの含有量が少ないと、組
成物の製造コストを抑制することができる。Na2 Oお
よびK2 Oを両方とも含有する場合には、ガラスの溶融
が容易になる。
ては、異なる種々の特性、すなわち、製造上の特性並び
に製品となった後の特性等が都合よく折衷されている。
例えば、Li2 OおよびSrOの含有量が少ないと、組
成物の製造コストを抑制することができる。Na2 Oお
よびK2 Oを両方とも含有する場合には、ガラスの溶融
が容易になる。
【0024】
【実施例】以下、実施例を参照して本発明をより詳細に
説明する。
説明する。
【0025】下記に掲げる表は本発明のガラスの実施例
および比較例を組成並びに特性について示すものであ
る。組成は重量部で記載されているが、各成分値の合計
が約100 となるので、各々の値を重量パーセントとみな
してさしつかえない。各々の場合において、3000グラム
のバッチ材料を白金るつぼ内において1500℃で4時間に
亘り溶融した。その後、溶融したガラスを棒状に成形
し、成形した棒について測定を行なった。これらの実施
例は研究所の実験レベルでのものであるが、従来からの
ガラス溶融技術および成形技術を用いた工業用装置でも
本発明のガラスを同様に製造することができる。
および比較例を組成並びに特性について示すものであ
る。組成は重量部で記載されているが、各成分値の合計
が約100 となるので、各々の値を重量パーセントとみな
してさしつかえない。各々の場合において、3000グラム
のバッチ材料を白金るつぼ内において1500℃で4時間に
亘り溶融した。その後、溶融したガラスを棒状に成形
し、成形した棒について測定を行なった。これらの実施
例は研究所の実験レベルでのものであるが、従来からの
ガラス溶融技術および成形技術を用いた工業用装置でも
本発明のガラスを同様に製造することができる。
【0026】本発明のガラスの化学的耐久性を評価する
ために、3種類の試験を行なった。
ために、3種類の試験を行なった。
【0027】(1) 加水分解試験(DIN 12111)。鉛
含有クリスタルガラスの耐久性に匹敵する耐久性の指標
としては、水による攻撃を受けた後、すなわち、水に浸
漬した後に分析したNa2 Oの溶出レベルが120 μg/
g未満でなければならない。
含有クリスタルガラスの耐久性に匹敵する耐久性の指標
としては、水による攻撃を受けた後、すなわち、水に浸
漬した後に分析したNa2 Oの溶出レベルが120 μg/
g未満でなければならない。
【0028】(2) 酸に対する耐久性試験。この試験
は、沸騰している20容量%のHClの水溶液中に3時間
に亘り浸漬した研磨試料について行なった。満足な耐久
性の指標としては、この試験における損失重量が30mg
/dm2 未満でなれけばならない。
は、沸騰している20容量%のHClの水溶液中に3時間
に亘り浸漬した研磨試料について行なった。満足な耐久
性の指標としては、この試験における損失重量が30mg
/dm2 未満でなれけばならない。
【0029】(3) アルカリに対する耐久性試験(IS
O 695)。この試験は、アルカリ溶液中に浸漬した研磨
試料について行なった。満足な耐久性の指標としては、
この試験における損失重量が230 mg/dm2 未満でな
ければならない。
O 695)。この試験は、アルカリ溶液中に浸漬した研磨
試料について行なった。満足な耐久性の指標としては、
この試験における損失重量が230 mg/dm2 未満でな
ければならない。
【0030】下記の表において、粘度と温度の値をPa
・sと℃で、線熱膨張係数(0℃−300 ℃)を×10-7/
℃で、密度をg/cm3 で、軟化点(softening point
)とアニーリング点(annealing point )と歪点(str
ain point)とを℃で、並びに屈折率を無次元で示す。
上記各々の値はガラス業界で慣例的な各々の測定技法に
より測定したものである。
・sと℃で、線熱膨張係数(0℃−300 ℃)を×10-7/
℃で、密度をg/cm3 で、軟化点(softening point
)とアニーリング点(annealing point )と歪点(str
ain point)とを℃で、並びに屈折率を無次元で示す。
上記各々の値はガラス業界で慣例的な各々の測定技法に
より測定したものである。
【0031】実施例1−6は、本発明のガラスの好まし
い組成範囲に入るものである。
い組成範囲に入るものである。
【0032】実施例7−10は、その好ましい組成範囲か
らは外れるが、本発明のガラスの組成範囲に入るもので
ある。
らは外れるが、本発明のガラスの組成範囲に入るもので
ある。
【0033】比較例11−15は、以下の点で本発明のガラ
スの組成範囲からはずれるものである。
スの組成範囲からはずれるものである。
【0034】比較例11、12、および13では、BaOのレ
ベル並びにBaO+SrO+ZnOの合計のレベルが小
さすぎる。これらのガラスは意図する密度または屈折率
を有さない。
ベル並びにBaO+SrO+ZnOの合計のレベルが小
さすぎる。これらのガラスは意図する密度または屈折率
を有さない。
【0035】比較例14では、BaOのレベルが大きすぎ
る。このようなガラスは容認できないほど失透してしま
う。
る。このようなガラスは容認できないほど失透してしま
う。
【0036】比較例15では、BaO+ZnO+SrOの
合計が大きすぎ、液相線での粘度(liquidus viscosit
y)が小さすぎる。
合計が大きすぎ、液相線での粘度(liquidus viscosit
y)が小さすぎる。
【0037】上記実施例中においては、実施例1が最も
好ましいガラスである。
好ましいガラスである。
【0038】
【表1】
【0039】
【表2】
【0040】
【表3】
Claims (8)
- 【請求項1】 少なくとも2.9 g/cm3 の密度および
少なくとも1.545 の屈折率を有し、酸化物基準の重量パ
ーセントで表して、51%から63%までのSiO2 、0%
から3%までのLi2 O、0%から8%までのNa
2 O、0%から12%までのK2 O、0%から8%未満の
SrO、13%より大きく21%までのBaO、5%から15
%までのZnO、0%から5%までのAl2 O3 、0%
から6%までのZrO2 、0%から3%までのTi
O2 、0%から5%までのCaO、0%から3%までの
MgO、0%から3%までのB2 O3 、および0%から
8%までのLa2 O3 から実質的になり、ここでLi2
O+Na2 O+K2 Oの合計が7%から15%までの範
囲、SrO+BaO+ZnOの合計が27%から34%まで
の範囲、そしてSiO2 +Al2 O3 +ZrO2 の合計
が55%から66%までの範囲にあり、実質的に鉛を含まな
いことを特徴とするガラス。 - 【請求項2】 酸化物基準の重量パーセントで表して、
53%から62%までのSiO2 、0%から2%までのLi
2 O、2%から7%までのNa2 O、3%から11%まで
のK2 O、0%から3%までのSrO、15%から19%ま
でのBaO、8%から13%までのZnO、0%から3%
までのAl2 O3 、0%から4%までのZrO2 、およ
び0%から5%までのCaOから実質的になり、ここで
Li2O+Na2 O+K2 Oの合計が8%から14%まで
の範囲、SrO+BaO+ZnOの合計が27%から32%
までの範囲、そしてSiO2 +Al2 O3 +ZrO2 の
合計が56%から65%までの範囲にあることを特徴とする
請求項1記載のガラス。 - 【請求項3】 少なくとも1種類の遷移金属酸化物また
は希土類金属酸化物を合計で0.1 重量パーセントまで含
むことを特徴とする請求項1記載のガラス。 - 【請求項4】 少なくとも1種類の遷移金属酸化物また
は希土類金属酸化物を合計で0.1 重量パーセントまで含
むことを特徴とする請求項2記載のガラス。 - 【請求項5】 少なくとも2.9 g/cm3 の密度および
少なくとも1.545 の屈折率を有し、酸化物基準の重量パ
ーセントで表して、51%から63%までのSiO2 、0%
から3%までのLi2 O、0%から8%までのNa
2 O、0%から12%までのK2 O、0%から8%未
満のSrO、13%より大きく21%までのBaO、5%か
ら15%までのZnO、0%から5%までのAl2 O3 、
0%から6%までのZrO2 、0%から3%までのTi
O2 、0%から5%までのCaO、0%から3%までの
MgO、0%から3%までのB2 O3 、および0%から
8%までのLa2 O3 から実質的になり、ここでLi2
O+Na2 O+K2 Oの合計が7%から15%までの範
囲、SrO+BaO+ZnOの合計が27%から34%まで
の範囲、そしてSiO2 +Al2 O3 +ZrO2 の合計
が55%から66%までの範囲にあり、実質的に鉛を含まな
いガラスからなることを特徴とする食器具および/また
は装飾用クリスタルガラス製品。 - 【請求項6】 前記ガラスが、酸化物基準の重量パーセ
ントで表して、53%から62%までのSiO2 、0%から
2%までのLi2 O、2%から7%までのNa2 O、3
%から11%までのK2 O、0%から3%までのSrO、
15%から19%までのBaO、8%から13%までのZn
O、0%から3%までのAl2 O3 、0%から4%まで
のZrO2 、および0%から5%までのCaOから実質
的になり、ここでLi2 O+Na2 O+K2 Oの合計が
8%から14%までの範囲、SrO+BaO+ZnOの合
計が27%から32%までの範囲、そしてSiO2 +Al2
O3+ZrO2 の合計が56%から65%までの範囲にある
ことを特徴とする請求項5記載の食器具および/または
装飾用クリスタルガラス製品。 - 【請求項7】 前記ガラスが、少なくとも1種類の遷移
金属酸化物または希土類金属酸化物を合計で0.1 重量パ
ーセントまで含むことを特徴とする請求項5記載の食器
具および/または装飾用クリスタルガラス製品。 - 【請求項8】 前記ガラスが、少なくとも1種類の遷移
金属酸化物または希土類金属酸化物を合計で0.1 重量パ
ーセントまで含むことを特徴とする請求項6記載の食器
具および/または装飾用クリスタルガラス製品。
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- 1994-12-08 BR BR9404896A patent/BR9404896A/pt not_active IP Right Cessation
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Date | Code | Title | Description |
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A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020305 |