JPH0725734Y2 - 基板搭載部品検査装置 - Google Patents

基板搭載部品検査装置

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JPH0725734Y2
JPH0725734Y2 JP9460689U JP9460689U JPH0725734Y2 JP H0725734 Y2 JPH0725734 Y2 JP H0725734Y2 JP 9460689 U JP9460689 U JP 9460689U JP 9460689 U JP9460689 U JP 9460689U JP H0725734 Y2 JPH0725734 Y2 JP H0725734Y2
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JP
Japan
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pin
frame
component
board
electrodes
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JP9460689U
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JPH0335407U (ja
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昌信 秋永
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は基板上に搭載された部品を検査する装置に関
し、さらに具体的にいうと、基板上の電子部品の欠品の
有無を検査する装置の改良に関する。
[従来の技術] 配線回路基板は絶縁性の基板に印刷等の手段で導体配線
を形成し、所定の位置に電子部品を搭載して構成され
る。基板上に搭載される電子部品は様々で、半導体IC、
抵抗体、コンデンサ等の機能的な多様性はもちろんのこ
と、チップ型部品、ラジアルリード型部品、アキシャル
リード型部品、角型部品等々、その形状も様々である。
これらは、基板上での実装密度を高めるため、通常は基
板の両面に搭載される。
今日に於て基板への電子部品の搭載は殆どが機械により
自動的に行われている。さらに、部品搭載の最終工程と
して、基板上の欠品の有無が検査されるが、従来この検
査は目視によるか、またはパターン認識機能を備えた自
動検査装置により行われてきた。
しかし、目視検査はかなり習熟した検査員により実施さ
れても、人間の視覚と記憶に依存する検査であるが故
に、間違いが生じやすく、検査の速度も自ずと限界があ
る。また、検査を長時間続けると、疲労により検査の誤
りが発生しやすくなる。従って、一人の検査員では長く
検査を続けることが出来ないという問題があった。
一方、パターン認識機能を備えた自動検査装置は、極め
て複雑な装置であり、その導入には相当の経費を必要と
する。また、この装置を使用する場合、基板の両面を各
々別に検査しなければならず、1枚の基板につき二度の
検査が必要であった。
そこで本件実用新案登録出願人は、特公平1−29790号
で示されたような基板搭載部品検査装置を提案した。こ
の基板搭載部品検査装置は、一定の間隔をおいて配置さ
れたフレームと、中心軸を揃えて該中心軸方向にスライ
ド自在に前記各フレームに各々支持され、かつ先端側へ
向けて力が付勢された複数組のピンと、前記フレームを
ピンの中心軸に沿う方向に往復させるスライド手段と、
部品が搭載された基板をピンの先端側に保持する基板保
持手段と、前記ピンの接触を検知して、それを表示する
電極接触検知手段とからなる装置である。
[考案が解決しようとする課題] 上記従来の基板搭載部品検査装置では、電子部品にピン
の先端を接触させたときのピン同士の接触により表示手
段を作動させて電子部品の存在を表示する形式のもので
あるため、ピンの中心軸方向に2つのピンを縦に配置し
なければならす、ピンの配置が全体として複雑になると
いう欠点があった。さらに、細いピン同士の接触により
部品の不存在を認識するため、ピンの接触が不確実とな
って、電子部品の存在を誤表示することがあった。
本考案は基板搭載部品検査手段に於ける前記問題点を解
決し、簡潔な構造で動作が確実な基板搭載部品検査装置
を提供することを目的とする。
[問題を解決するための手段] すなわち、上記目的を達成するため、本考案において採
用した手段の要旨は、基板a上の部品bの有無を検査す
る装置に於て、中心軸方向にスライド自在に各フレーム
1に各々支持され、かつ先端側へ向けて力が付勢された
複数のピン4と、フレーム1とピン4とに各々固定さ
れ、ピン4に付勢された力により互いに接触する対をな
す電極2、3と、前記フレーム1をピン4の中心軸に沿
う方向に往復させるスライド手段5と、部品bが搭載さ
れた基板aをピン4の先端側に保持する基板保持手段6
と、前記各対の電極2、3の接触状態を表示する電極接
触検知手段7とを有する基板搭載部品検査装置である。
[作用] この考案による基板搭載部品検査装置では、検査しよう
とする基板aの上の部品bの搭載位置、またはリード線
cやその半田付箇所dの位置に合わせてフレーム1にピ
ン4を配置して使用する。
そしてスライド手段5により、ピン4の先端が基板1の
板面に当たる手前までフレーム1を第1図と第2図に於
て下方へ移動させる。この時、仮にピン4の先端の位置
に部品bやそのリード線c等が無かったとすると、前記
ピン4に付勢した力により、電極2、3が互いに接触し
た状態が維持される。また、部品bやそのリード線cが
有る場合は、ピン4の先端がそれに付勢された力に抗し
てスライドし、上記電極2、3が離れる。そして、この
電極2、3の接触状態は、電極接触検知手段7により表
示されるため、この表示を確認することにより、ピン4
の先端位置に部品aが有るか否かが確認できる。
[実施例] 次に、図面を参照しながら本考案の実施例について説明
する。
フレーム1はスライド手段5に連結され、第1図〜第3
図に於て上下に往復動される。図示のスライド手段5は
前記フレーム1を上下動させるエアシリンダやソレノイ
ド等の駆動機構8からなり、その下降位置がストッパ9
で規制されている。これらによって、フレーム1は第1
図の位置からフレーム2がストッパ9に当たるまでLの
ストロークで下降され、また第1図の位置に戻るという
往復運動を繰り返す。なお、前記ストッパに代えて、リ
ミットスイッチ等を使用したスライド手段5を用いるこ
とも可能である。
フレーム1には検査しようとする基板aに搭載される部
品bの位置に対応してピン4が複数装着されている。こ
こで、「部品bの位置に対応させる」とは、部品bの本
体の位置はもちろん、そのリード線c、或は該リード線
cの半田付箇所d等、部品bの搭載により、基板aの何
れか一方の板面から高くなった部位で、適当な部分の位
置に対応させることを意味する。例えば、第1図と第2
図に於て、基板aの上面側に搭載した部品aについて
は、その本体が基板aの上面に表れているので、その位
置に対応してピン4を配置すればよいが、基板aの下面
側に搭載された部品aについては、基板aの上面側に表
れるリード線cの半田付箇所dにピン4の位置を対応さ
せる。
これらピン4はその中心軸に沿ってスライド自在にフレ
ーム1に装着され、かつそれらの先端へ向けて力が付勢
されている。例えば、第1図と第2図で示した実施例で
は、フレーム1を貫通するようスライド自在にピン4が
嵌め込まれると共に、フレーム1とピン4の先端側との
間にばね13が装着されている。このため、ピン4は、ば
ね13の弾力の作用を受けて常に先端側に押されながら、
その中心軸に沿ってスライドする。
なお、図示のようにピン4を垂直或はこれに近い角度で
設置したときは、ばね13を用いず、ピン4の自重を利用
してそれらに先端側への力を付勢させることも出来る。
また、ばねに変えてソレノイド等の電磁力を利用するこ
ともでき、この場合はばねを使用した場合と同様に、ピ
ン4を横向きに設置出来る。
フレーム1のピン4が嵌着された周りの位置に円形の電
極3が形成されると共に、ピン4にこの電極3と接触す
る鍔状の電極2が固着されている。後者の電極2は、ピ
ン4のストッパを兼ねており、これが電極3と接触した
状態で、バネ13の弾力により押されているピン4が停止
される。また、ピンチをバネ13の弾力に抗して押し上げ
ることにより、電極2、3が離れる。
フレーム1はスライド手段5に着脱自在に装着し、ピン
4の配置の異なるものを交換して使用出来るようにして
おく。これによって、部品配置の異なる複数種類の基板
aに対応出来る。
フレーム1の下には前記基板aを保持する基板保持手段
6が配置されている。第3図は本考案による装置の具体
的な配置を示すもので、例えば基板保持手段6はコンベ
ア14に沿って順次搬送されるプラテン15等からなり、こ
れをフレーム2の真下の一定の位置で停止させる。
当初フレーム1は、ピン4の先端が前記基板保持手段6
に保持された基板aの板面からDの高さあるよう維持さ
れ、スライド手段5の駆動により、ここからストローク
Lだけ下がった位置まで下降され、その後元位置に戻さ
れる。フレーム1が基板aの板面に最も接近したとき
に、ピン4に何らの障害物が無いときは、その先端は基
板aの板面からD−Lの高さまで下降するが、D−L
は、基板aに搭載された部品bの本体、半田付箇所d、
リード線c等で最も低い高さhよりさらに小さく設定し
ておく。これにより、フレーム1が下降したとき、ピン
4の先端位置に部品b、リード線cまたはその半田付箇
所d等があると、ピン4の先端は、基板aの板面から少
なくとも高さhのところで停止される。これによって、
ピン4がフレーム1に対してスライドし、接触していた
電極2、3が離れる。なお、図示の実施例では、ピン4
の先端が尖っているが、この形状はそれが当たる部品b
の形状やその配置間隔等に応じて適当に選択出来る。
上記電極2、3の接触を検知して表示する電極接触検知
手段7が設けられている。検知手段7は一般に電気的な
手段が使用され、例えば第1図や第4図、第5図で示す
ように、電源17とLED等のランプ16を用いたものが一般
的である。第4図は個々の組の電極2、3の接触を検知
し、表示させるため、各々にランプ16を並列に接続した
例である。また、第5図は1つのランプ16を電源17と直
列に接続し、電極2、3の何れか1組でも接触している
と、ランプ16が点灯したままになるようにしている。表
示手段としてはこうしたランプ16による他、聴覚的な手
段等あるいは映像装置によるブラウン管を用いた電子的
な表示手段等を用いることもできる。
[考案の効果] 以上説明した通り、本考案の基板搭載部品検査装置によ
れば、部品を検知する各々の箇所について1つずつのピ
ンを用いればよいので、ピンの構造が簡単になる。さら
に、細いピン同士の接触に依存せずに、電極2、3の接
触式は非接触により、部品bの存在を検知するものであ
り、しかも部品bの不存在を電極2、3の非接触状態に
より検知するため、部品bの有無の確実な検知が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す概略正面図、第2図はそ
の要部縦断正面図、第3図はその適用例を示す斜視図、
第4図と第5図はその電極接触検知手段の例を示す結線
図である。 1…フレーム、2、3…電極、4…ピン、5…スライド
手段、6…基板保持手段、7…電極接触検知手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板a上の部品bの有無を検査する装置に
    於て、 中心軸方向にスライド自在に各フレーム1に各々支持さ
    れ、かつ先端側へ向けて力が付勢された複数のピン4
    と、 フレーム1とピン4とに各々固定され、ピン4に付勢さ
    れた力により互いに接触する対をなす電極2、3と、 前記フレーム1をピン4の中心軸に沿う方向に往復させ
    るスライド手段5と、 部品bが搭載された基板aをピン4の先端側に保持する
    基板保持手段6と、 前記各対の電極2、3の接触状態を表示する電極接触検
    知手段7とを有することを特徴とする基板搭載部品検査
    装置。
JP9460689U 1989-08-12 1989-08-12 基板搭載部品検査装置 Expired - Lifetime JPH0725734Y2 (ja)

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JP9460689U JPH0725734Y2 (ja) 1989-08-12 1989-08-12 基板搭載部品検査装置

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JP9460689U JPH0725734Y2 (ja) 1989-08-12 1989-08-12 基板搭載部品検査装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0335407U JPH0335407U (ja) 1991-04-08
JPH0725734Y2 true JPH0725734Y2 (ja) 1995-06-07

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