JPH07257296A - 車両用電源装置 - Google Patents
車両用電源装置Info
- Publication number
- JPH07257296A JPH07257296A JP6050523A JP5052394A JPH07257296A JP H07257296 A JPH07257296 A JP H07257296A JP 6050523 A JP6050523 A JP 6050523A JP 5052394 A JP5052394 A JP 5052394A JP H07257296 A JPH07257296 A JP H07257296A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- circuit
- power supply
- battery
- vehicle speed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的は、長時間アイドリングを続け
たり、長時間低速走行したりしてもバッテリ上りなどの
事故を起こすことのない車両用電源装置を提供すること
にある。 【構成】 バッテリ10と、このバッテリ10に入力端
が接続され、出力端が車載電装機器20に接続された安
定化電源回路30と、この安定化電源回路30とバッテ
リ10との間もしくは安定化電源回路30と車載電装機
器20との間に設けられたスイッチ制御手段40とを有
する車両用電源装置であって、前記スイッチ制御手段4
0は、車速検出回路41と、スイッチ回路47を有して
おり、設定値以下の低速時にはスイッチ回路をOFFに
して、低速では機能しなくても良い車載電装機器の電力
供給を断ち、バッテリの消耗を節減するようにした構
成。
たり、長時間低速走行したりしてもバッテリ上りなどの
事故を起こすことのない車両用電源装置を提供すること
にある。 【構成】 バッテリ10と、このバッテリ10に入力端
が接続され、出力端が車載電装機器20に接続された安
定化電源回路30と、この安定化電源回路30とバッテ
リ10との間もしくは安定化電源回路30と車載電装機
器20との間に設けられたスイッチ制御手段40とを有
する車両用電源装置であって、前記スイッチ制御手段4
0は、車速検出回路41と、スイッチ回路47を有して
おり、設定値以下の低速時にはスイッチ回路をOFFに
して、低速では機能しなくても良い車載電装機器の電力
供給を断ち、バッテリの消耗を節減するようにした構
成。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用電源装置に関し、
特に長時間停車してアイドリングを続けたり、長時間低
速走行したりしてもバッテリ上りなどの事故を起こすこ
とのない車両用電源装置に関する。
特に長時間停車してアイドリングを続けたり、長時間低
速走行したりしてもバッテリ上りなどの事故を起こすこ
とのない車両用電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両用の電源装置は、バッテリ
と、電源入力部としての、安定化電源回路からなってい
る。そして、安定化電源回路は、入力端がバッテリに接
続されて、出力端には車載電装機器として、例えば照
明、計器その他制御回路などのメイン負荷が接続されて
いる。安定化電源回路としては、例えば実開昭58−1
47018号に記載されたものが知られている。この考
案は、図5に示すように、トランジスタ61のコレクタ
を入力端(バッテリ)に、エミッタを出力端(車載電装
機器)に接続し、ベース62とアース63との間にツェ
ナ−ダイオード64を接続して構成されており、出力端
にはこのツェナ−ダイオード64のツェナ−電圧よりも
約0.7V(トランジスタ61のVBE電圧)低下した安
定化電圧が出力され、各車載電装機器などに安定化電圧
を供給するようになっている。
と、電源入力部としての、安定化電源回路からなってい
る。そして、安定化電源回路は、入力端がバッテリに接
続されて、出力端には車載電装機器として、例えば照
明、計器その他制御回路などのメイン負荷が接続されて
いる。安定化電源回路としては、例えば実開昭58−1
47018号に記載されたものが知られている。この考
案は、図5に示すように、トランジスタ61のコレクタ
を入力端(バッテリ)に、エミッタを出力端(車載電装
機器)に接続し、ベース62とアース63との間にツェ
ナ−ダイオード64を接続して構成されており、出力端
にはこのツェナ−ダイオード64のツェナ−電圧よりも
約0.7V(トランジスタ61のVBE電圧)低下した安
定化電圧が出力され、各車載電装機器などに安定化電圧
を供給するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の車両は、安定化電源回路を介して車載電装機器が接続
されており、これら車載電装機器の例えば制御回路など
のようなメイン負荷には常時電力が供給されている。従
って、例えば停車中、アイドリング中もしくは低速走行
中のようにIGNからのバッテリの充電がほとんど期待
できない場合でもバッテリの電力は消耗されている。
の車両は、安定化電源回路を介して車載電装機器が接続
されており、これら車載電装機器の例えば制御回路など
のようなメイン負荷には常時電力が供給されている。従
って、例えば停車中、アイドリング中もしくは低速走行
中のようにIGNからのバッテリの充電がほとんど期待
できない場合でもバッテリの電力は消耗されている。
【0004】上記のようにバッテリは常時消耗されてお
り、特に大型の車両においては、この停止中の電力の消
費も大きく、高速道路のパーキングエリアなどにおい
て、アイドリングをした状態で長時間休憩した場合に、
バッテリが上るなどの不測の事態を招く不都合があっ
た。
り、特に大型の車両においては、この停止中の電力の消
費も大きく、高速道路のパーキングエリアなどにおい
て、アイドリングをした状態で長時間休憩した場合に、
バッテリが上るなどの不測の事態を招く不都合があっ
た。
【0005】そこで、本発明の目的は、長時間アイドリ
ングを続けたり、長時間低速走行したりしてもバッテリ
上りなどの事故を起こすことのない車両用電源装置を提
供することにある。
ングを続けたり、長時間低速走行したりしてもバッテリ
上りなどの事故を起こすことのない車両用電源装置を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、バッテリと、このバッテリに入力端が接
続され、出力端が車載電装機器に接続された安定化電源
回路と、この安定化電源回路とバッテリとの間もしくは
安定化電源回路と車載電装機器との間に設けられたスイ
ッチ制御手段とを有する車両用電源装置であって、前記
スイッチ制御手段は、車速検出回路を有し、前記車載電
装機器のうち停車もしくは設定車速以下では作動が不要
なものに対し、車速が設定値以下の場合は電力の供給を
停止させ車速が設定値を超えた場合には電力を供給し、
停車もしくは低速走行中のバッテリの消耗を節減するよ
うにしたことを特徴とする構成である。
に、本発明は、バッテリと、このバッテリに入力端が接
続され、出力端が車載電装機器に接続された安定化電源
回路と、この安定化電源回路とバッテリとの間もしくは
安定化電源回路と車載電装機器との間に設けられたスイ
ッチ制御手段とを有する車両用電源装置であって、前記
スイッチ制御手段は、車速検出回路を有し、前記車載電
装機器のうち停車もしくは設定車速以下では作動が不要
なものに対し、車速が設定値以下の場合は電力の供給を
停止させ車速が設定値を超えた場合には電力を供給し、
停車もしくは低速走行中のバッテリの消耗を節減するよ
うにしたことを特徴とする構成である。
【0007】
【作用】本発明にあっては、安定化電源回路の入力側、
もしくは出力側に車速に連動して操作されるスイッチ制
御手段を設け、停車時や設定速度以下のような低速時に
は作動させる必要のない、すなわち電力を供給する必要
のない車載電装機器に対しては、停車時、低速走行時に
は電力の供給を断つようにし、設定走行速度を超えてか
ら電力を供給するようにした。従って、長時間の停車、
アイドリング、低速走行を行っても、無駄な電力消費は
防止されているので、バッテリ上りなどの不都合を招く
恐れはない。
もしくは出力側に車速に連動して操作されるスイッチ制
御手段を設け、停車時や設定速度以下のような低速時に
は作動させる必要のない、すなわち電力を供給する必要
のない車載電装機器に対しては、停車時、低速走行時に
は電力の供給を断つようにし、設定走行速度を超えてか
ら電力を供給するようにした。従って、長時間の停車、
アイドリング、低速走行を行っても、無駄な電力消費は
防止されているので、バッテリ上りなどの不都合を招く
恐れはない。
【0008】
【実施例】以下、本発明の詳細を図面を参照しながら実
施例により説明する。
施例により説明する。
【0009】図1は、本発明の実施例のブロック説明
図、図2は同じく回路説明図、図3は同じく他の回路説
明図、図4は同じく作用説明図、図5は従来例の安定化
電源回路図である。
図、図2は同じく回路説明図、図3は同じく他の回路説
明図、図4は同じく作用説明図、図5は従来例の安定化
電源回路図である。
【0010】本発明の実施例からなる車両用電源装置E
は、バッテリ10と、このバッテリ10に入力端が接続
され、出力端が車載電装機器20に接続された安定化電
源回路30と、この安定化電源回路30とバッテリ10
との間に設けられたスイッチ制御手段40とで構成され
ており、さらに前記スイッチ手段40は、車速検出回路
41を有し、前記車載電装機器20のうち停車、もしく
は設定車速以下では作動が不要なものに対し、車速が設
定値以下の場合は電力の供給を停止させ車速が設定値を
超えた場合には電力を供給するようにした構成である。
このようにバッテリ10の消費を節減することにより、
バッテリ上りなどの事故の発生を防止したものである。
は、バッテリ10と、このバッテリ10に入力端が接続
され、出力端が車載電装機器20に接続された安定化電
源回路30と、この安定化電源回路30とバッテリ10
との間に設けられたスイッチ制御手段40とで構成され
ており、さらに前記スイッチ手段40は、車速検出回路
41を有し、前記車載電装機器20のうち停車、もしく
は設定車速以下では作動が不要なものに対し、車速が設
定値以下の場合は電力の供給を停止させ車速が設定値を
超えた場合には電力を供給するようにした構成である。
このようにバッテリ10の消費を節減することにより、
バッテリ上りなどの事故の発生を防止したものである。
【0011】以下、各部につき詳細に説明するが、バッ
テリ10、安定化電源回路30は、従来例に述べたもの
と同様なので説明を省略する。
テリ10、安定化電源回路30は、従来例に述べたもの
と同様なので説明を省略する。
【0012】スイッチ制御手段40は、ダイオード12
を介してバッテリ10に接続されており、車速を検出す
る車速検出回路41と、この車速検出回路41に接続さ
れたスイッチ操作回路46と、このスイッチ操作回路4
6により開閉されるスイッチ回路47とから構成されて
いる。また、スイッチ操作回路46は、第1のトランジ
スタ42と、この第1のトランジスタ42に接続された
微分回路43と、この微分回路43に接続された駆動回
路44と、この駆動回路44に接続された第2のトラン
ジスタ45とから構成されている。
を介してバッテリ10に接続されており、車速を検出す
る車速検出回路41と、この車速検出回路41に接続さ
れたスイッチ操作回路46と、このスイッチ操作回路4
6により開閉されるスイッチ回路47とから構成されて
いる。また、スイッチ操作回路46は、第1のトランジ
スタ42と、この第1のトランジスタ42に接続された
微分回路43と、この微分回路43に接続された駆動回
路44と、この駆動回路44に接続された第2のトラン
ジスタ45とから構成されている。
【0013】上記車速検出回路41は、センサにより車
速を検出し、図4に示すような車速に対応した車速パル
ス信号aを出力する。第1のトランジスタ42は、ベー
スとエミッタが接地され、ベースが抵抗を介して車速検
出回路41に接続されており、コレクタが微分回路43
の入力側に接続されている。そして、車速信号aがベー
スに入力されると、この第1のトランジスタ42はコレ
クタ、エミッタ間が導通して、車速信号aに対応してO
N、OFFし、コレクタ、エミッタ間に図4に示すよう
なパルス波bが出力される。
速を検出し、図4に示すような車速に対応した車速パル
ス信号aを出力する。第1のトランジスタ42は、ベー
スとエミッタが接地され、ベースが抵抗を介して車速検
出回路41に接続されており、コレクタが微分回路43
の入力側に接続されている。そして、車速信号aがベー
スに入力されると、この第1のトランジスタ42はコレ
クタ、エミッタ間が導通して、車速信号aに対応してO
N、OFFし、コレクタ、エミッタ間に図4に示すよう
なパルス波bが出力される。
【0014】微分回路43は第1のトランジスタ42の
コレクタに接続されたコンデンサ43aと、このコンデ
ンサ43aに直列に接続されると共に、接地された抵抗
体43bとから構成されており、図4に示すように、パ
ルス波bを微分した微分波cが出力される。充電回路4
4は、正極側がコンデンサ43aに接続されたダイオー
ド44aと、このダイオード44aと直列に接続される
と共に、接地されたコンデンサ44bとから構成されて
いる。そして微分波が入力されると、図4に示す正のパ
ルスdを出力する。
コレクタに接続されたコンデンサ43aと、このコンデ
ンサ43aに直列に接続されると共に、接地された抵抗
体43bとから構成されており、図4に示すように、パ
ルス波bを微分した微分波cが出力される。充電回路4
4は、正極側がコンデンサ43aに接続されたダイオー
ド44aと、このダイオード44aと直列に接続される
と共に、接地されたコンデンサ44bとから構成されて
いる。そして微分波が入力されると、図4に示す正のパ
ルスdを出力する。
【0015】第2のトランジスタ45は、ベースが抵抗
体を介してダイオード44とコンデンサ44bとの間に
接続されている。また、ベースとエミッタが接地されて
おり、コレクタは第3のトランジスタ47aのベースに
接続されている。そして、コンデンサ44bの充電電圧
が高くなると、この第2のトランジスタ45がONし、
コレクタ、エミッタ間に電流が流れる(スイッチ操作信
号)。なお、第1のトランジスタ42から第2のトラン
ジスタ45までで、スイッチ操作回路46を構成してい
る。
体を介してダイオード44とコンデンサ44bとの間に
接続されている。また、ベースとエミッタが接地されて
おり、コレクタは第3のトランジスタ47aのベースに
接続されている。そして、コンデンサ44bの充電電圧
が高くなると、この第2のトランジスタ45がONし、
コレクタ、エミッタ間に電流が流れる(スイッチ操作信
号)。なお、第1のトランジスタ42から第2のトラン
ジスタ45までで、スイッチ操作回路46を構成してい
る。
【0016】スイッチ回路47としての第3のトランジ
スタ47aは、ベースが上記トランジスタ45のコレク
タに接続されると共に、抵抗体を介してバッテリ10に
接続されており、エミッタがバッテリ10に、コレクタ
が安定化電源回路30に接続されている。そして、トラ
ンジスタ45がONすると、このトランジスタ45のエ
ミッタ、コレクタ間の電流による操作信号により、第3
のトランジスタ47aからなるスイッチ回路47がON
し、バッテリ10、安定化電源回路30間が導通する。
スタ47aは、ベースが上記トランジスタ45のコレク
タに接続されると共に、抵抗体を介してバッテリ10に
接続されており、エミッタがバッテリ10に、コレクタ
が安定化電源回路30に接続されている。そして、トラ
ンジスタ45がONすると、このトランジスタ45のエ
ミッタ、コレクタ間の電流による操作信号により、第3
のトランジスタ47aからなるスイッチ回路47がON
し、バッテリ10、安定化電源回路30間が導通する。
【0017】さて、全体を通しての作用を説明する。な
お、本実施例の車載電装機器20は、すべて低速走行時
には機能させる必要がなく、電力の供給が停止されるも
のばかりで、例えば大型車用速度表示灯制御回路、追突
防止装置あるいは速度警報装置などである。従って低速
時においても機能させる車載電装機器に関しては、図示
しないが別途に設けられている。
お、本実施例の車載電装機器20は、すべて低速走行時
には機能させる必要がなく、電力の供給が停止されるも
のばかりで、例えば大型車用速度表示灯制御回路、追突
防止装置あるいは速度警報装置などである。従って低速
時においても機能させる車載電装機器に関しては、図示
しないが別途に設けられている。
【0018】まず、所定の速度(設定値)以下の低速走
行中においては、車速検出回路41から車速信号aが出
され、駆動回路44のコンデンサ44bの充電電圧が第
2のトランジスタ45に印加される。しかし車速検出回
路41のパルスaの間隔が大きいので、コンデンサ44
bに充電される電圧が低く、第2のトランジスタ45は
ONしない。このため、バッテリ10の電力は車載電装
機器20に供給されない。
行中においては、車速検出回路41から車速信号aが出
され、駆動回路44のコンデンサ44bの充電電圧が第
2のトランジスタ45に印加される。しかし車速検出回
路41のパルスaの間隔が大きいので、コンデンサ44
bに充電される電圧が低く、第2のトランジスタ45は
ONしない。このため、バッテリ10の電力は車載電装
機器20に供給されない。
【0019】また、所定の車速(設定値)を超えると、
充電間隔が短くなり、コンデンサ44bの電圧が高くな
る。そして、第2のトランジスタ45がONし、続いて
スイッチ回路47である第3のトランジスタ47aがO
Nし、車載電装機器20に電力が供給され、車載電装機
器20は作動を開始する。なお、所定の速度は、種々な
値に設定可能であるが、安全を考慮して設定する必要が
ある。
充電間隔が短くなり、コンデンサ44bの電圧が高くな
る。そして、第2のトランジスタ45がONし、続いて
スイッチ回路47である第3のトランジスタ47aがO
Nし、車載電装機器20に電力が供給され、車載電装機
器20は作動を開始する。なお、所定の速度は、種々な
値に設定可能であるが、安全を考慮して設定する必要が
ある。
【0020】図3は、図2に示す上記実施例の変形例で
あって、車速検出回路41と第1のトランジスタ42と
の間に、2個のダイオード48a,48bを直列に、か
つ内側に正極側を対向させて介装し、両ダイオード48
a,48bの中間が、バッテリ10に接続されている構
成で、他の各部は図2の上記実施例と同様である。
あって、車速検出回路41と第1のトランジスタ42と
の間に、2個のダイオード48a,48bを直列に、か
つ内側に正極側を対向させて介装し、両ダイオード48
a,48bの中間が、バッテリ10に接続されている構
成で、他の各部は図2の上記実施例と同様である。
【0021】そして、本実施例において、スイッチ操作
回路は、図2及び図3に示すものがある。図2に示すス
イッチ操作回路は、車速検出回路が電流供給型の出力形
式の場合に適したものであり、図3に示すスイッチ操作
回路は、車速検出回路がリードスイッチやNPNオープ
ンコレクタ方式のように電流吸込型の出力形式の場合に
適したものである。
回路は、図2及び図3に示すものがある。図2に示すス
イッチ操作回路は、車速検出回路が電流供給型の出力形
式の場合に適したものであり、図3に示すスイッチ操作
回路は、車速検出回路がリードスイッチやNPNオープ
ンコレクタ方式のように電流吸込型の出力形式の場合に
適したものである。
【0022】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の車両用電
源装置は、安定化電源回路の入力側、もしくは出力側に
車速に連動して操作されるスイッチ制御手段を設け、停
車時や設定速度以下のような低速時には作動させる必要
のない、すなわち電力を供給する必要のない車載電装機
器に対しては、停車時、低速走行時には電力の供給を断
つようにし、所定の設定速度を超えてから電力を供給す
るようにした。従って、長時間の停車、アイドリング、
低速走行を行っても、無駄な電力消費は防止されている
ので、バッテリ上りなどの不都合を招く恐れはない。
源装置は、安定化電源回路の入力側、もしくは出力側に
車速に連動して操作されるスイッチ制御手段を設け、停
車時や設定速度以下のような低速時には作動させる必要
のない、すなわち電力を供給する必要のない車載電装機
器に対しては、停車時、低速走行時には電力の供給を断
つようにし、所定の設定速度を超えてから電力を供給す
るようにした。従って、長時間の停車、アイドリング、
低速走行を行っても、無駄な電力消費は防止されている
ので、バッテリ上りなどの不都合を招く恐れはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の実施例のブロック説明図である。
【図2】同じく回路説明図である。
【図3】同じく変形例の回路説明図である。
【図4】同じく作用説明図である。
【図5】従来例の安定化電源回路説明図である。
10 バッテリ 20 車載電装機器 30 安定化電源回路 40 スイッチ制御手段 41 車速検出回路 46 スイッチ操作回路 47 スイッチ回路
Claims (2)
- 【請求項1】 バッテリと、このバッテリに入力端が接
続され、出力端が車載電装機器に接続された安定化電源
回路と、この安定化電源回路とバッテリとの間もしくは
安定化電源回路と車載電装機器との間に設けられたスイ
ッチ制御手段とを有する車両用電源装置であって、 前記スイッチ制御手段は、車速検出回路を有し、前記車
載電装機器のうち停車もしくは設定車速以下では作動が
不要なものに対し、車速が設定値以下の場合は電力の供
給を停止させ車速が設定値を超えた場合には電力を供給
し、停車もしくは低速走行中のバッテリの消耗を節減す
るようにしたことを特徴とする車両用電源装置。 - 【請求項2】 スイッチ制御手段は、車速検出回路から
の車速信号aが設定値を超えたときは操作信号を出力す
る操作回路と、この操作回路からの操作信号により閉じ
られて電力を供給するスイッチ回路とを有することを特
徴とした請求項1に記載の車両用電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6050523A JPH07257296A (ja) | 1994-03-22 | 1994-03-22 | 車両用電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6050523A JPH07257296A (ja) | 1994-03-22 | 1994-03-22 | 車両用電源装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07257296A true JPH07257296A (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=12861350
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6050523A Pending JPH07257296A (ja) | 1994-03-22 | 1994-03-22 | 車両用電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07257296A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100426161C (zh) * | 2005-07-11 | 2008-10-15 | 佛山市顺德区顺达电脑厂有限公司 | 可携式车用装置的停车关机方法及模块 |
CN103402821A (zh) * | 2011-02-10 | 2013-11-20 | 捷豹路虎有限公司 | 机动车辆以及控制机动车辆的方法 |
CN113741239A (zh) * | 2021-08-02 | 2021-12-03 | 惠州市德赛西威汽车电子股份有限公司 | 一种车速输入输出信号控制电路及方法 |
-
1994
- 1994-03-22 JP JP6050523A patent/JPH07257296A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100426161C (zh) * | 2005-07-11 | 2008-10-15 | 佛山市顺德区顺达电脑厂有限公司 | 可携式车用装置的停车关机方法及模块 |
CN103402821A (zh) * | 2011-02-10 | 2013-11-20 | 捷豹路虎有限公司 | 机动车辆以及控制机动车辆的方法 |
CN103402821B (zh) * | 2011-02-10 | 2017-09-05 | 捷豹路虎有限公司 | 机动车辆以及控制机动车辆的方法 |
CN113741239A (zh) * | 2021-08-02 | 2021-12-03 | 惠州市德赛西威汽车电子股份有限公司 | 一种车速输入输出信号控制电路及方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5507284B2 (ja) | 電気自動車の制御装置 | |
GB2265240A (en) | A safety apparatus for an electric vehicle | |
JP2004007954A (ja) | 電気自動車の蓄電池容量不足警告装置 | |
IE55758B1 (en) | Solenoid apparatus having antitheft ignition system circuitry therein | |
JPH0524512A (ja) | 自動車用簡易型車速感応ワイパ装置 | |
KR101887748B1 (ko) | 자동차용 배터리 과충전 방지 시스템 및 그 제어방법 | |
JP2000102104A (ja) | 電気自動車のバッテリ充電状態表示装置 | |
JPH07257296A (ja) | 車両用電源装置 | |
JPH0799706A (ja) | 電気自動車用補機バッテリ充電システム | |
JPH10224904A (ja) | ハイブリッド自動車 | |
JPH09290684A (ja) | 小型車両のヘッドランプ点灯制御装置 | |
JPH06245323A (ja) | 電気自動車用エンジン駆動発電機の制御装置 | |
JPH07257273A (ja) | 車輌用夜間追突警告装置 | |
JPH08175209A (ja) | 前後輪駆動車両 | |
JPS6225379Y2 (ja) | ||
SU1463571A1 (ru) | Устройство дл контрол автономной системы энергоснабжени транспортного средства | |
JP3277623B2 (ja) | 車載用空気清浄器 | |
KR19980040281A (ko) | 하이브리드 전기 자동차의 컨버터 구동장치 및 그 방법 | |
JPS6116761Y2 (ja) | ||
JPH06245397A (ja) | 電池の出力制御装置 | |
KR970003141Y1 (ko) | 자동차용 배터리 방전 경보 회로 | |
JPH0640526Y2 (ja) | モータサイクル用ヘッドライトコントロール装置 | |
CA2098430A1 (en) | Automotive battery voltage drop monitor | |
JPS6216721Y2 (ja) | ||
JP3235202B2 (ja) | 車載用電装機器 |