JPH06245323A - 電気自動車用エンジン駆動発電機の制御装置 - Google Patents

電気自動車用エンジン駆動発電機の制御装置

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JPH06245323A
JPH06245323A JP2543093A JP2543093A JPH06245323A JP H06245323 A JPH06245323 A JP H06245323A JP 2543093 A JP2543093 A JP 2543093A JP 2543093 A JP2543093 A JP 2543093A JP H06245323 A JPH06245323 A JP H06245323A
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良英 新居
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両衝突時における感電事故発生の可能性を
減少する。 【構成】 Gセンサ38により、大きな加速度を検出し
たことにより、車両の衝突を検出する。そして、衝突を
検出したときには、リレードライブ回路40によりリレ
ー36をオフし、エンジンコンピュータ30および発電
機コントローラ32への電力供給を遮断する。これによ
って、エンジン26が停止されると共に、発電機24へ
の界磁電流の供給が停止され、発電が停止される。そこ
で、発電電圧による感電事故の発生を防止することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電気自動車用エンジ
ン駆動発電の制御装置、特に車両衝突の際の対策に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、公害防止の観点から電気自動車が
注目されている。しかし、電気自動車は、そのエネルギ
ー源としてバッテリを搭載するが、このバッテリはかな
りの大容積、大重量のものであっても、その電気容量で
走行可能な距離はそれ程大きくない。そこで、一充電当
たりの走行距離を伸ばすために、エンジン駆動発電機を
搭載し、発電電力によってバッテリを充電するエンジン
駆動発電機を搭載した電気自動車が知られている。
【0003】この電気自動車では、バッテリの充電状態
が悪化した場合に、エンジン駆動発電機を作動させ、バ
ッテリを充電することで、搭載するバッテリを増加する
ことなく一充電当たりの走行距離を延長することができ
る。このような電気自動車は、例えば特開昭55ー15
7901号公報に示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような電気自動車
におけるバッテリ電圧は、通常200V程度の高電圧で
ある。そこで、電気自動車においては、このような高電
圧に感電しないように、十分な対策が講じられいる。
【0005】しかし、車両が衝突事故等を起こした場
合、各種部材の破壊が起こるため、高電圧からの遮断手
段が破壊され、感電事故が起こりやすい状態となること
も考えられる。さらに、エンジン駆動発電機を搭載した
電気自動車にあっては、車両が衝突した後にも、エンジ
ン駆動発電機が作動を続ける可能性もある。このような
場合、この発生電圧による感電の可能性もあり、このエ
ンジン駆動発電機によって得る電圧はバッテリの電圧以
上の高電圧である。そこで、このような事態に対する対
策を講じることが好ましいと考えられる。
【0006】本発明は、上記課題に鑑みなされたもので
あり、車両衝突時の感電事故の発生の可能性を減少する
ことができる電気自動車用エンジン駆動発電機の制御装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、電気自動車に
搭載されたエンジン駆動発電機の作動および停止を制御
する電気自動車用エンジン駆動発電機の制御装置であっ
て、車両の衝突を検知する衝突検知手段を備え、衝突を
検知した時にエンジン駆動発電機を停止させることを特
徴とする。
【0008】
【作用】このように、本発明によれば、衝突検出手段に
より衝突を検出した時には、エンジン駆動発電機を停止
する。このため、エンジン駆動発電機からの発生電圧に
よる感電事故の発生を防止することができる。なお、衝
突の検出は、車両に搭載した加速度センサによって非常
に大きな加速度を検出することなどによって行うことが
できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面に基づ
いて説明する。図1は、実施例の全体構成を示すブロッ
ク図であり、主電池10には、インバータ12を介し、
モータ14が接続されており、主電池10の200V程
度の直流電力が、所定の交流電流として、モータ14に
供給され、モータ14が回転される。このモータ14の
出力側には、ギアユニット16を介しタイヤ18が接続
されており、モータ10の駆動によって、タイヤ18が
回転し、電気自動車が走行する。
【0010】ここで、このインバータ14の制御は、車
両コンピュータ20が行う。すなわち、アクセルおよび
ブレーキ(図示せず)からの出力トルクについての指令
値が車両コンピュータ20に入力され、車両コンピュー
タ20は、モータ14において、入力された指令値に対
応した出力が得られるようにインバータ12を制御し
て、モータ14の出力を制御する。
【0011】一方、主電池10の両端子には、整流器2
2を介し、発電機24が、接続されており、この発電機
24はエンジン26により駆動される。そこで、エンジ
ン26の駆動によって、発電機24による発電が行わ
れ、発電された交流電流が整流器22により直流電流に
変換されて主電池10の充電およびモータ14の駆動に
用いられる。
【0012】また、エンジン26は、エンジンコンピュ
ータ30に接続されており、このエンジンコンピュータ
30からの指令信号に応じてエンジン26が作動または
停止される。また、エンジンコンピュータ30は、エン
ジン26の吸入空気量、エンジン回転数などをモニタし
ながらエンジンの点火、ガソリン供給等を制御し、エン
ジン出力の制御を行う。一方、発電機の界磁コイル24
aは、発電コントローラ32が接続されており、この発
電機コントローラ32が発電機24における界磁電流を
制御する。
【0013】エンジンコンピュータ30および発電機コ
ントローラ32は、車両コンピュータ20からの信号に
よって制御される。すなわち、車両コンピュータ20に
は、主電池10の電圧についての信号が供給されるよう
になっており、車両コンピュータ20は、この電圧信号
によって、主電池10の充電状態を検出する。主電池1
0の充電状態は、ここからの充放電電流を積算して検出
するなど他の手段によってもよい。そして、車両コンピ
ュータ20は、主電池10の充電状態が悪化した場合に
は、エンジンコンピュータ30および発電機コントロー
ラ32に信号を送り、エンジン26を駆動すると共に発
電機24に所定の界磁電流を供給して、所定の発電を行
う。そして、主電池10の充電状態が回復した場合に
は、発電を呈するように制御する。
【0014】ここで、電気自動車は、各種機器を動作さ
せるための補機バッテリ34を有しており、車両コンピ
ュータ20やエンジンコンピュータ30、発電機コント
ローラ32のこの補機バッテリ34からの電流の供給を
受け動作する。そして、本実施例においては、補機バッ
テリ34からエンジンコンピュータ30および発電機コ
ントローラ32に至る電源ラインにリレー36が設けら
れている。このリレー36はには、Gセンサ38からの
信号に応じて動作するリレードライブ回路40が接続さ
れており、リレードライブ回路40によりリレー36の
オンオフ、すなわちエンジンコンピュータ30および発
電機コントローラ32への電力供給が制御される。
【0015】リレードライブ回路40は、Gセンサ38
からの検出結果によって、衝突を検出した場合には、リ
レードライブ回路40がリレー36をオフし、エンジン
コンピュータ30および発電機コントローラ32への電
力供給を停止する。なお、衝突時の加速度は、通常の急
発進、急加速とは比較にならない程大きいため、これを
区別することは容易であり、Gセンサ38は衝突の際に
信号をリレードライブ回路40に供給する。
【0016】リレー36がオフされた場合には、エンジ
ンコンピュータ30および発電機コントローラ32の電
源がオフされ、エンジン26が停止すると共に、発電機
24への界磁電流の供給が停止される。そこで、発電電
力の発生が停止される。なお、Gセンサ38としては、
圧電素子を用いた圧電型の加速度センサ等各種のものが
利用可能である。
【0017】ここで、衝突の検出、発電の停止は、車両
コンピュータ20によって制御しても良い。図2は、こ
の動作を示すフローチャートであり、車両コンピュータ
20はリレードライブ回路40を介し供給されるGセン
サ38の値を取り込み(S1)、取り込んだ加速度が通
常範囲か否かを判定する(S2)。なお、この場合、G
センサ38が常時加速度を検出している。
【0018】そして、通常範囲であった場合にはエンジ
ン26を駆動し、発電機24に界磁電流を供給して発電
を継続する(S3)。しかし、S2において、加速度が
通常範囲を越えていると判断された場合には、これによ
り衝突を検出し、リレードライブ回路40に指令を送
り、リレー36をオフし、エンジンコンピュータ30お
よび発電機コントローラ32の電源を遮断し、発電を停
止する(S4)。
【0019】このように、本実施例によれば、Gセンサ
38によって車両の衝突を検出した場合に、発電を停止
するため、発電電圧による感電事故の発生を防止するこ
とができる。
【0020】また、車両には、衝突時に膨らむエアバッ
グ等が装備されている場合もある。この場合には、この
エアバッグの作動により衝突を検出しても良いし、これ
を併用しても良い。さらに、衝突の検出は、加速度の方
向によって所定のコネクタが外れるような構成としても
良く、このクネクタをエンジンコンピュータ30および
発電機コントローラ32の電源供給ラインに設けること
も好適である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る電気
自動車用エンジン駆動発電機の制御装置によれば、衝突
検出手段により衝突を検出した時に、エンジン駆動発電
機を停止するため、エンジン駆動発電機からの発生電圧
による感電事故の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の全体構成を示すブロック図である。
【図2】制御動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 主電池 12 インバータ 14 モータ 20 車両コンピュータ 22 整流器 24 発電機 26 エンジン 30 エンジンコンピュータ 32 発電機コントローラ 34 補機バッテリ 38 Gセンサ 40 リレードライブ回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気自動車に搭載されたエンジン駆動発
    電機の作動および停止を制御する電気自動車用エンジン
    駆動発電機の制御装置であって、 車両の衝突を検知する衝突検知手段を備え、 衝突を検知した時にエンジン駆動発電機を停止させるこ
    とを特徴とする電気自動車用エンジン駆動発電機の制御
    装置。
JP2543093A 1993-02-15 1993-02-15 電気自動車用エンジン駆動発電機の制御装置 Expired - Lifetime JP3022024B2 (ja)

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