JPH07256193A - 板材のパテ補修機における塗布厚調整装置 - Google Patents

板材のパテ補修機における塗布厚調整装置

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JPH07256193A
JPH07256193A JP7399794A JP7399794A JPH07256193A JP H07256193 A JPH07256193 A JP H07256193A JP 7399794 A JP7399794 A JP 7399794A JP 7399794 A JP7399794 A JP 7399794A JP H07256193 A JPH07256193 A JP H07256193A
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Noboru Aizawa
昇 相澤
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潔 長澤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ナイフコーターによるパテ剤のしごき塗り機
能を、凹部充填用のパテ剤の使用による板材板面の凹部
充填補修作業から、表面被覆用のパテ剤の使用による板
材板面の改質補修作業にまで拡張して準用すること。 【構成】 エアーシリンダー等の加圧部材8により斜め
上方から板材2の板面に向けて押圧自在に斜設したナイ
フコーター7の内側に、多数の摺動子、回転子等からな
る基準塗布面当接部材10を、前記ナイフコーター7の
先端部に対して出入調整自在に螺装したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は合板、パーティクルボー
ド等の板材にパテ剤をナイフコーターによりしごき塗り
して、板面の割れ、虫穴等の凹部を充填補修するか、ま
たは板面の全域を等厚に塗装して改質補修する、板材の
パテ補修機における塗布厚調整装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】合板等の板材に水性ウレタン樹脂と発泡
剤等からなる凹部充填用のパテ剤をナイフコーターによ
りしごき塗りして板面の割れ、虫穴等の凹部を充填補修
する板材のパテ補修機は従来公知であり、例えば特開平
5−24003号板材の表面補修方法及び装置、特開平
3−136806号補修及び目止め方法並びに該方法を
施した木質板(塗布装置)、特開平3−267167号
液体の塗布装置等にこの種合板等の板面の割れ、虫穴等
の凹部を充填補修する板材のパテ補修機が開示されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来公知のこの種
合板等の板面の割れ、虫穴等の凹部を充填補修する板材
のパテ補修機は、エアーシリンダー等の加圧部材により
斜め上方から板材の板面に向けて押圧自在に斜設したナ
イフコーターの内側に滞留させた水性ウレタン樹脂と発
泡剤等の混和物からなる凹部充填用のパテ剤を板面上の
割れ、虫穴等の凹部にだけ充填し、残りのパテ剤の殆ど
は前記ナイフコーターのしごき作用によって平坦に掻取
ってしまう手法によるので、この種の凹部充填手法によ
るパテ補修機のままでは、パーティクルボード等の板面
の全域を等厚に塗装して改質補修することによって各種
化粧板等の基礎資材に提供しようとする際の、各種合成
樹脂と各種添加剤等の混和物からなる表面被覆用のパテ
剤をナイフコーターにより板面の全域に対して等厚にし
ごき塗りする表面被覆手法のパテ補修機にこれをそのま
ま準用することが出来なかったものである。
【0004】よって本発明は上記従来装置のナイフコー
ターによる凹部充填手法のパテ補修機の機能を更に表面
被覆手法のパテ補修機の機能にまで拡張するため、多数
の摺動子、回転子等からなる基準塗布面当接部材を前記
ナイフコーターの先端部に対して出入調整自在に螺装す
ることによって、該ナイフコーターによるパテ剤のしご
き塗り機能を、凹部充填用のパテ剤の使用による板材板
面の凹部充填補修作業から、表面被覆用のパテ剤の使用
による板材板面の改質補修作業にまで準用可能に拡張す
ることを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、合板、パーティクルボード等の板材にパテ剤
をナイフコーターによりしごき塗りして板面の割れ、虫
穴等の凹部を充填補修するか、または板面の全域を等厚
に塗装して改質補修する板材のパテ補修機において、下
記の構成要件になる塗布厚調整装置である。
【0006】(a)エアーシリンダー等の加圧部材によ
り斜め上方から板材の板面に向けて押圧自在に斜設した
ナイフコーターの内側に、
【0007】(b)多数の摺動子、回転子等からなる基
準塗布面当接部材を、
【0008】(c)前記ナイフコーターの先端部に対し
て出入調整自在に螺装した、
【0009】板材のパテ補修機における塗布厚調整装置
である。
【0010】
【作用】本発明の板材のパテ補修機における塗布厚調整
装置は、凹部充填用のパテ剤の使用による板材板面の凹
部充填補修作業から、表面被覆用のパテ剤の使用による
板材板面の改質補修作業にまで準用可能であって、特に
パーティクルボード等の板材にパテ剤をナイフコーター
によりしごき塗りして、板面の全域を等厚に塗装して改
質補修する際の、各種合成樹脂と各種添加剤等の混和物
からなる表面被覆用のパテ剤をナイフコーターにより板
面の全域に対して等厚にしごき塗りする表面被覆手法の
塗布作業は次のようにして行われるものである。
【0011】即ち本発明の板材のパテ補修機における塗
布厚調整装置を用いた、各種合成樹脂と各種添加剤等の
混和物からなる表面被覆用のパテ剤を板材板面へ適用す
る時の塗布作業は、ナイフコーターの内側、即ち表面被
覆用のパテ剤の滞留個所側に螺装されている摺動子、回
転子等の基準塗布面当接部材を搬送過程のパーティクル
ボード等の板材の板面に摺動自在に、若しくは回転自在
に当接したまま、エアーシリンダー等の加圧部材によっ
て斜め上方から板材の板面に向けて前記ナイフコーター
を押圧して、その時に該ナイフコーターの先端部と前記
搬送過程のパーティクルボード等の板材板面との間に前
記螺装部のネジを調整して所望の隙間が形成されるよう
に、例えば0.1mm程度の隙間が形成されるように、
前記基準塗布面当接部材を前後に調整することによっ
て、前記隙間から搬出側へしごき出される前記表面被覆
用のパテ剤は、大略0.3mm程度にまで盛り上がって
塗布されるようになり、板面の全域を等厚に前記表面被
覆用のパテ剤で塗装することが出来るようになったもの
であるから、これを次工程の熱風乾燥機等に移送して前
記表面被覆用のパテ剤を固化し、これを更に次工程へ移
送してサンダー等により表面を研磨することによって、
材質斑や吸着斑等によって二次加工の化粧性が余り良好
でないパーティクルボード等の素材の改質補修が、この
パテ補修機を用いた表面被覆手法の塗布作業によって実
施出来たものである。
【0012】尚、本発明の板材のパテ補修機における塗
布厚調整装置は、これを合板等の板面の割れ、虫穴等の
凹部を充填補修するパテ補修機に用いる時は、前記基準
塗布面当接部材を充分後方に下げて、前記ナイフコータ
ーの先端部が板材板面に密に当接して、凹部のみに滞留
パテ剤が充填される所望のしごき塗りによる凹部充填補
修作業が実施出来るように調整することは勿論である。
【0013】
【実施例】図1および図2は本発明の実施の一例を示す
ものであって、ピンチロール1a,1bにより挾持搬送
される板材2の上方に架設したミキサー、エクスツルー
ダー等のパテ剤補給器3によりパテ剤4を板材2上に補
給し、その補給量を光電式の距離センサー5等により調
節しつつ、前記板材2を支承する定盤6上に斜めに架設
したナイフコーター7により搬送過程の前記板材2上に
補給されたパテ剤4をしごき塗りして、板面の割れ、虫
穴等の凹部を充填補修するか、または板面の全域を等厚
に塗装して改質補修するように構成されている、板材の
パテ補修機における塗布厚調整装置である。
【0014】即ち本発明の板材のパテ補修機における塗
布厚調整装置は、エアーシリンダー等の加圧部材8によ
り加圧バー9を介して斜め上方から板材2の板面に向け
てナイフコーター7を押圧自在に斜設される他、該ナイ
フコーター7の内側に、即ちパテ剤4の滞留個所側に、
多数の摺動子(図示)、回転子等からなる基準塗布面当
接部材10を調整ネジ11により前記ナイフコーター7
の先端部に対して出入調整自在に螺装するように構成さ
れているものである。
【0015】従って前記基準塗布面当接部材10は、板
材2の板面に当接して、摺動または回転したまま前記調
整ネジ11の設定部位に応じてナイフコーター7の先端
部と前記板材2の間に所望の隙間Gが形成されて、その
搬出側の前記板材2の板面上に所望厚のパテ剤を全域等
厚に塗装する板面の改質補修作業が出来るものである。
勿論前記基準塗布面当接部材10を充分後方に下げれば
前記隙間Gは零となり、従って凹部の充填個所以外のパ
テ剤は平坦に掻取られて、板面の凹部に対する充填補修
作業も任意に実施することが出来るものである。
【0016】尚、図中12はナイフコーター7を揺動自
在に支承する支承軸、13は板材2の案内板、14は搬
出コンベヤである。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上に説明したように、多数の
摺動子、回転子等からなる基準塗布面当接部材をナイフ
コーターの先端部に対して出入調整自在に螺装して構成
した板材のパテ補修機における塗布厚調整装置であるか
ら、本発明による時は、ナイフコーターによるパテ剤の
しごき塗り機能を、凹部充填用のパテ剤の使用による板
材板面の凹部充填補修作業から、表面被覆用のパテ剤の
使用による板材板面の改質補修作業にまで拡張して準用
することが出来、この種のパテ補修機の汎用性を格段に
向上することが出来たものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】板材のパテ補修機の全体を示す側面図。
【図2】要部の詳細を示す側面図。
【符号の説明】
2 板材 7 ナイフコーター 8 加圧部材 10 基準塗布面当接部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合板、パーティクルボード等の板材にパ
    テ剤をナイフコーターによりしごき塗りして板面の割
    れ、虫穴等の凹部を充填補修するか、または板面の全域
    を等厚に塗装して改質補修する板材のパテ補修機におい
    て、エアーシリンダー等の加圧部材により斜め上方から
    板材の板面に向けて押圧自在に斜設したナイフコーター
    の内側に、多数の摺動子、回転子等からなる基準塗布面
    当接部材を、前記ナイフコーターの先端部に対して出入
    調整自在に螺装したことを特徴とする板材のパテ補修機
    における塗布厚調整装置。
JP7399794A 1994-03-17 1994-03-17 板材のパテ補修機における塗布厚調整装置 Expired - Lifetime JP2602173B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104385412A (zh) * 2014-10-31 2015-03-04 合肥鼎雅家具有限责任公司 木板纹理填补机
CN105127061A (zh) * 2015-07-28 2015-12-09 湖北三江航天江河化工科技有限公司 一种衬层刮涂设备及其刮涂方法
CN112156937A (zh) * 2020-09-01 2021-01-01 盐城华旭光电技术有限公司 一种触摸屏覆层装置

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