JPH0725550Y2 - 空調空気の吹き出し風向き調節装置 - Google Patents

空調空気の吹き出し風向き調節装置

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JPH0725550Y2
JPH0725550Y2 JP1990125372U JP12537290U JPH0725550Y2 JP H0725550 Y2 JPH0725550 Y2 JP H0725550Y2 JP 1990125372 U JP1990125372 U JP 1990125372U JP 12537290 U JP12537290 U JP 12537290U JP H0725550 Y2 JPH0725550 Y2 JP H0725550Y2
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裕保 加藤
剛 梅沢
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ルームクーラー等の空調設備における空調空
気の吹き出し風向きを調節するための装置の構造に関す
るものである。
〔従来の技術〕
最近のビルにおいては、その各室内の温度及び湿度を年
間を通じて略一定に保持するように、空気調和(空調)
システムを備えることが一般的に行われている。
また一般の住居においても冷房設備および暖房設備とし
て、エアコンディショナー、ルームクーラー等を備える
ことが多くなった。さらに乗用車等においても、車両用
のエアコンディショナーを標準装備とすることが多くな
った。
このような空調設備における空調空気を室内に吹き出す
箇所には、その吹き出し風向を上下方向や左右方向に制
御するルーバ(吹き出し風向き調節装置)を装着してい
る。
その先行技術の一例として、実開平2−28037号公報で
は、室内の空調空気の出口枠内に、前後に連通した左右
長手状で且つ前開口部に横長の横ルーバを設けたケース
を設け、このケースの上下外面を円弧状に形成して、同
じく円弧状の出口枠内面に対して上下回動可能に装着す
る一方、前記ケース内に、複数個の縦ルーバ(左右方向
風向き制御板)を左右回動可能に配置し、各縦ルーバの
後端を左右長手の連結体を介して連動して左右回動でき
るように構成し、且つ左右中央位置の縦ルーバをケース
の前側から左右回動させるための操作レバーの中途部係
合ピンを前記ケースの下側板に穿設した左右長手のガイ
ド溝に摺動抵抗に抗して左右摺動移動可能に装着した構
成が開示されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、前記先行技術では、空調空気の吹き出し
方向を上下に変更するには、ケース自体を上下に回動さ
せなければならず、そのためには、ケースの外面及び前
記出口枠内面を円弧状に形成する必要があるから製作が
面倒であり、且つその両者の装着(嵌め合わせ)も困難
になる。また、上述のようにケース全体を上下回動させ
るから、その操作力も大きくなるという問題があった。
さらに、前記先行技術では、操作レバーが不用意に左右
移動しないように係合ピンとガイド溝との間に摺動抵抗
があるように嵌合している。従って、操作レバーを前記
ケースの内面に配置しなければならず、操作レバーの配
置が限定されるという問題があった。
本考案は、これらの技術的問題を解決することを目的と
するものである。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため本考案は、左右長手の空調空気
の吹き出し開口部の前寄り部位に、吹き出し風向きを上
下方向に制御する左右長手の制御体を上下傾斜角変更可
能に設け、該制御体には、その左右長手方向に沿って適
宜間隔で複数枚の制御羽根板の前部を回動自在に枢支
し、該複数枚の制御羽根板の後支持部を前記制御体と平
行状に配設した左右長手の連結板に回動自在に支持さ
せ、前記任意位置の制御羽根板に取付く操作ハンドルの
左右移動にて複数の制御羽根板の左右向きを一斉に変更
調節するように構成し、前記各制御羽根板の前部寄り部
位には、前記制御体を嵌挿する切欠き部を形成し、該切
欠き部の前部側には制御体の上下面における取付け孔に
回動自在に嵌合する上下一対の突起を相対向させて設け
る一方、任意の位置の制御羽根板における切欠き部もし
くは後支持部、または当該部位に対面する制御体もしく
は連結板の表面のいずれか一方の箇所には、相手部材に
接当する自由回動抑止手段を設けたものである。
〔考案の作用および効果〕
以上の構成により、吹き出し開口部に対して左右長手の
制御体を上下に回動させると、前記開口部からの風の吹
き出し方向を上下に変更することができる一方、任意の
制御羽根板に取付けられた操作ハンドルを左右回動させ
ると、複数の制御羽根板の後支持部同士を連結体を介し
て当該複数の制御羽根板の左右向きを一斉に変更させる
ことができるという効果を奏する。
従って、吹き出し開口部から吹き出す空調空気の吹き出
し方向を適宜上下及び左右に変更制御することができる
という効果を奏する。
そして、風の吹き出し方向を上下に変更するための制御
体は一つであり、この制御体に複数の制御羽板を装着し
た状態で、当該制御体を吹き出し開口部に対して上下回
動可能に装着すれば良いのだから、装着作業が至極容易
になるという効果を奏する。
さらに、前記制御羽根板の左右向きの変更時に制御羽根
板側または制御体もしくは連結体側に設けた自由回動抑
止手段が相手部材に接当した状態のままで移動し、その
状態を保持できるから、制御羽根板の自由な回動を抑止
できてふらつかないので、当該制御羽根板の左右向きを
一旦変更させた後は不用意にその左右向きが変わらない
という効果を奏するのであり、そのための手段も至極簡
単であるという効果を有する。
しかも、前記自由回動抑止手段は操作ハンドルの設置位
置と無関係に任意の制御羽板の箇所等に設けることがで
き、操作ハンドルの設置位置を任意に設定できるという
効果を奏するのである。
〔実施例〕
次に、ビルの事務所等の室内の床面に立設する衝立式の
パネル(パーティション)の内部空間を利用して、室内
に冷暖房ように空調空気を供給する空調用の吹き出しユ
ニットに、本考案を適用した実施例について説明する。
符号1はフリーアクセスフロア2下面から空調空気を放
出する放出口3と連通するように立設する衝立式のパネ
ル(パーティション)で、該パネル1の左右両端を、フ
リーアクセスフロア2上面に高さ調節可能なアジャスタ
付の支柱4の側面に取付け金具を介して着脱自在に取付
けするものであり、第1図に示すように、通常のパーテ
ィション1′と共にフリーアクセスフロア2上にL字状
またはコ字状等に配設し、パネル1前面側に配設する机
天板5の左右両側後端縁や、机脚体6の後端部を支柱4
の表面側に穿設した係合孔に取付け金具(ともに図示せ
ず)を介して取付け可能となっている。
符号7は冷房用の空調空気をパネル1の広幅面のうちの
表面(所望により表裏両面)から室内に吹き出すための
吹き出しユニット、符号8は暖房用の空調空気を室内に
吹き出すための吹き出しユニットであり、後に詳述する
ように、風量調節や風向き調節が可能となっている。
パネル1は、内部を中空状にするための主枠体9と、該
主枠体9の表裏両面(広幅面)を覆う表面板10,裏面板1
1とからなり、主枠体9における左右一対の断面コ字型
の端柱12,12の内面に添設する縦補強部材13,13と、該縦
補強部材13,13の上下箇所を横に連結する横梁補強材14,
14とからなり、横梁補強材14は、断面コ字状で、その長
手方向に沿って適宜間隔で平面視矩形状の調整空気の通
過孔15が穿設されている。
第2図の符号16は、前記表面板10と裏面板11との内面間
を連結する縦中間補強部材である。
しかして、パネル1の内部は空調空気が上下に通過でき
る通風路が形成されるのである。
符号17は前記パネル1の上部側の吹き出しユニット7等
を装着するための上部側吹き出しボックスで、符号18は
上部側吹き出しボックス17の上方にて主枠体9の上端部
を覆う断面上向きコ字状の左右長手のカバー体であり、
該カバー体18は主枠体9の左右両端部と支柱4とを連結
する取付け金具(主枠体9側にねじ止め固着してある)
の上片19にビス20止めしてあり、カバー体18の上面には
左右長手の天キャップ21を着脱自在に被嵌する。
上部側吹き出しボックス17の前面には横長の一つの吹き
出し開口部22を形成するように断面前向きコ字型に形成
する一方、上部側吹き出しボックス17の下面側に同じく
横長の複数個の通風口23を穿設してあり、符号24,25は
横長手の上下縁枠部である。
また、符号26は前記上部側吹き出しボックス17の左右両
端面を塞ぐようにスポット溶接した端金具で、該端金具
26の支持片26aの表面側には、上部側吹き出しボックス1
7の左右両端部前面を覆う端キャップ27をねじ28止めす
る。
これにより、端金具26は上部側吹き出しボックス17の左
右両端面からの空調空気の漏れ出し防止と、端キャップ
27の固定との2つの役割を果たす。
この各端キャップ27は正面視横向きT字で、端キャップ
27の上下突出端部27a,27bを、前記上下縁枠部24,25の開
口端に挿入することで、当該端キャップ27の上部側吹き
出しボックス17の左右端部前面に対する位置ずれをなく
すると共に、前記端金具26と共に、空調空気の漏れ出し
を防止し、且つパネル1の左右端部の美観処理も果たす
ことになる。
前記上部側吹き出しボックス17は、パネル1の表面板10
の上端縁に沿って着脱自在に配設し、後述のように裏面
板11の内面に対して、合成樹脂製等の吹き出しユニット
7の箱体30の後板31側からビス32止めするようにしたも
のであり、これにより、上部側吹き出しボックス17はパ
ネル1の左右長手の横方向の補強梁の役割をも同時に果
たすことができる。
符号33は、前記上部側吹き出しボックス17における前面
の左右長手の開口部22に対して着脱自在で、且つ前記同
じく着脱自在な吹き出しユニット7と左右位置交換でき
る盲ボックスであり、該盲ボックス33の上下後端部に設
けた係止爪34,34は左右に切り込みを入れることにより
上下方向への弾性変形可能に構成され、各係止爪34は上
部側吹き出しボックス17における上板に穿設した係合孔
35及び下板に穿設した左右長手の通風口23の前縁に係合
することにより、不用意には抜け不能となっている。
吹き出しユニット7における箱体30は前面を左右長手の
吹き出し開口部とした横向きコ字型に形成され、該箱体
30の底板36には前記通風口23に連通する左右長手の通気
孔37を穿設してあり、箱体30の左右両端を塞ぐようにね
じ止めされた左右両側板38,38には段付支軸39,39を各々
対向して突設する。
符号40は断面円弧状の左右長手の遮蔽板で、該遮蔽板40
の左右両端部に一体的に取付く円板状の操作部41,41の
円周面には滑り止めのローレット部が形成されている。
前記各操作部41には前記段付支軸39の大径軸39aに被嵌
する大径孔42を貫通穿設する一方、大径孔42の段部42a
には、ネオプレンゴム等の伸縮可能な環状の第1ブレー
キ片43を強制的に(圧縮させながら)嵌挿し、この第1
ブレーキ片43の内径孔を前記段付支軸39の大径軸39aに
強制的に被嵌し、操作部41を介して遮蔽板40の回動させ
て、その遮蔽板40と通風口23との重複程度、ひいては通
風口23の開口面積を増減調節したとき、遮蔽板40が不用
意に回動しないようにしてその状態を保持するものであ
る。
また、前記第1ブレーキ片43と同様の材料から成る環状
の第2ブレーキ片44の外周面は前記操作部41の大径孔42
の内周面より小径に形成してあり、段付支軸39における
小径軸39bに被嵌させ、空調空気の上下方向の向きを制
御する左右長手の制御体45の左右両端面に穿設した支持
孔46に小径軸39bを嵌挿させて上下傾斜角度を調節でき
るように上下回動自在に支持すると共に、制御体45の左
右両端面に前記第2ブレーキ片44の円板面を押圧接当さ
せ、制御体45の上下回動角度を任意に変更操作した状態
を保持できるように構成するものである。
符号47は、吹き出す空調空気の風向きを左右に制御する
複数枚の制御羽根板で、該各制御羽根板47は、第8図か
ら第11図に示すように、その前側に前記制御体45が嵌挿
し得る切欠き部48を形成し、該切欠き部48の前端には制
御体45の前部に適宜一定間隔で設けた取付け孔49に左右
回動自在に嵌合する上下一対の突起50,50を相対向して
設ける一方、各制御羽根板47の後支持部51には、当該複
数の制御羽根板47の後支持部同士を左右回動自在に連結
する連結板52の平面視略U字状の切欠き部53を遊嵌す
る。
左右両端位置と中央位置の制御羽根板47における各後支
持部51に対して連結板52が脱落不能となるように、連結
板52における平面視Ω状の切欠き部54箇所に回動自在に
嵌合する。
符号55は、中央位置の制御羽根板47から前向きに突出し
た断面後向きU型の操作ハンドルである。
この構成により、操作ハンドル55を上下に回動すること
により、横長の制御体45が小径軸39b箇所を中心にして
上下回動させることができ、これによって吹き出しユニ
ット7における箱体30底板36の通気孔37から導入された
前記空調空気の吹き出し方向を適宜上下方向に向きを変
更調節することができる。
このとき、前記制御体45の左右両端面と、小径軸39に被
嵌した第2ブレーキ片44の円板面との摩擦力により、制
御体45の上下回動角度を任意に変更操作した状態を保持
できるものである。
また、操作ハンドル55を指にて左右に回動すると、連結
板52を介して複数枚の制御羽根板47の左右の向きを一斉
に変更して、吹き出しユニット7における箱体30底板36
の通気孔37から導入された空調空気の吹き出し方向を適
宜左右に変更制御することができる。
このとき、連結板52の表裏両面または片面に突出した自
由回動抑止用のブレーキ突起部56を、任意位置の制御羽
根板47における後支持部51の端面に接当させるように突
設し、又は、前記操作ハンドル55の上下両片55a,55aの
内面側または制御体45の表面側(上下表面側)に自由回
動抑止用のブレーキ突起部57を設けて相手部材に接当さ
せることにより、制御羽根板47の自由な回動を抑止でき
てふらつかないので、当該制御羽根板47の左右向きを変
更させた状態で、その左右傾き姿勢を保持することがで
きる。
このブレーキ突起部56,57は合成樹脂製の連結板52また
は制御体45、操作ハンドル55に対して一体的に設けても
良いし、ゴム製等の材料を前記連結板52または制御体4
5、操作ハンドル55または制御羽根板47における切欠き
部48の上下端面(制御体45の上下面に対面する箇所)に
張設することで構成しても良いのである。
このように、前記第1ブレーキ片43、第2ブレーキ片4
4、ブレーキ突起部56,57のごとき自由回動抑止手段を設
けることで、遮蔽板40による吹き出し量の調節、制御体
45による吹き出し方向の上下向きの調節、制御羽根板47
による吹き出し方向の左右向きの調節が、空調空気の圧
力等に負けて、不用意に変わることを確実に防止するこ
とができるのである。
次に、前記吹き出しユニット7及び上部側吹き出しボッ
クス17の取付けについて説明する。
前記上部側吹き出しボックス17を、パネル1の表面板10
の上端縁に沿って着脱自在に配設した後、吹き出しユニ
ット7における操作部41を回して遮蔽板40が通気孔37に
接近して塞ぐように回動させる。
このとき、通常は遮蔽板40の下側前縁の裏面に下向きに
突出する係止突起58が、底板36における通気孔37の前縁
37aに接当してそれ以上上向き回動しないように規制さ
れているが、若干力を入れて上向き回動させると、前記
係止突起58が前記前縁37a箇所を乗り越えて、第11図の
一点鎖線で示す箇所まで遮蔽板40が回動する。この状態
では、遮蔽板40の上縁は前記吹き出しユニット17におけ
る後板31に穿設したビス孔60より下方に位置することに
なる。
従って、この状態で、吹き出しユニット7を上部側吹き
出しボックス17内に差し込み、次いで、吹き出しユニッ
ト7の前面開口の吹き出し口からビス32を差し入れてド
ライバー工具等にて裏面板11に締着するのである(第3
図参照)。
このようにして、吹き出しユニット7の箱体30と上部側
吹き出しボックス17とを、パネル1に固定した後、操作
部41を回動して通常の回動範囲に戻せば、遮蔽板40にて
前記ビス32の箇所が隠されるので、美観が損なわれるこ
とがない。しかも、吹き出しユニット7の箱体30と上部
側吹き出しボックス17とを、一つのビス32で共締めでき
るので、装着・固定作業も簡易となる。
なお、前記吹き出しユニット7の左右寸法と同じ寸法の
盲ボックス33を準備すれば、当該吹き出しユニット7と
の装着位置を左右交換することができ、吹き出しユニッ
ト7の左右装着位置交換後の位置固定用のビス32のた
め、上部側吹き出しボックス17側等にはめねじ孔を該当
箇所に予め複数形成して置くことが好ましい。
第4図及び第13図に示す符号61は表面板10の広幅面下側
に装着する暖房用の吹き出しユニット8における枠体
で、該枠体61は、上下長手の吹き出し孔63を適宜の一定
ピッチ(P)で穿設してなる横長の表板62と、該表板62
の裏面側に向かって屈曲形成してなる横長レール部64の
奥側上下部に固着された断面上向きコ字型の補強枠65と
断面略L字型の補強枠66とからなり、該両補強枠65,66
には、パネル1内部の通風路に連通するように、横長の
通過孔67,68が適宜間隔で複数穿設されている。
符号69は、前記表板62の内面(裏面)に接当するように
横長レール部64内に左右摺動自在に嵌挿された開閉板
で、該開閉板69には前記吹き出し孔63と同じピッチ
(P)で吹き出し孔70を多数穿設してあり、この開閉板
69の前面に前向きに突設したハンドル71を、表板62側に
穿設した左右長手のガイド孔72から前向きに突出させ、
開閉板69を横移動させて、両吹き出し孔63,70が連通さ
せると、その連通開口面積の大小に応じた風量の空調空
気を、パネル1外に吹き出し可能とし、両吹き出し孔6
3,70の左右位置が食い違えば、吹き出しを遮断させるこ
とができる。
この暖房用の吹き出しユニット8は、表面板10の上下中
途位置の広幅面に設けるようにしても良く、パネル1の
表裏両側に開口させて、暖房用の空調空気を室内に吹き
出させるように構成しても良い。
符号73は、前記吹き出しユニット8における枠体61の下
面側に設けた上下連通型の吸気ダクトで、実施例では、
吸気ダクト73の上端は前記枠体61の下面に装着するもの
であり、吸気ダクト73下面外周に巻付け装着したスポン
ジ状のシール材74をフリーアクセスフロア2の上面に押
しつけ、該シール材74より内周側にフリーアクセスフロ
ア2における放出口3を位置させることで、図示しない
空調ユニットで調整された空調空気を、吸気ダクト73を
介してパネル1内に送り込むのである。
なお、符号75はパネル1の下端に着脱自在に装着する巾
木である。
本考案の空調空気の吹き出し部における風向き調節機構
は、床置き式や窓取付け型等のルームクーラーや、エア
コンディショナー等にも適用できることは言うまでもな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図はパネルの斜視図、第2図はパネルの正面図、第
3図は第2図のIII−III視要部拡大断面図、第4図は第
2図のIV−IV視要部拡大断面図、第5図は第2図のV−
V視拡大断面図、第6図は上部側吹き出しボックスの斜
視図、第7図は第2図のVII−VII視拡大断面図、第8図
は吹き出しユニットの分解斜視図、第9図は吹き出しユ
ニットの一部切欠き正面図、第10図は吹き出しユニット
の一部切欠き下面図、第11図は第9図のXI−XI視断面
図、第12図はパネル下部の正面図、第13図は枠体の断面
図、第14図は第2図のXIV−XIV視断面図である。 1……パネル、2……フリーアクセスフロア、3……放
出口、7,8……吹き出しユニット、9……主枠体、10…
…表面板、11……裏面板、17……上部側吹き出しボック
ス、23……通風口、30……箱体、31……後板、32……ビ
ス、33……盲ボックス、37……通気孔、39……段付支
軸、40……遮蔽板、41……操作部、45……制御体、47…
…制御羽根板、48……切欠き部、49……取付け孔、50,5
0……突起、51……後支持部、52……連結板、53,54……
切欠き部、55……操作ハンドル、56,57……ブレーキ突
起、61……枠体、62……表板、63,70……吹き出し孔、6
9……開閉板、73……吸気ダクト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 加藤 裕保 大阪府大阪市中央区淡路町1丁目6番11号 株式会社イトーキ内 (72)考案者 梅沢 剛 大阪府大阪市中央区淡路町1丁目6番11号 株式会社イトーキ内 (56)参考文献 実開 昭63−193910(JP,U) 実開 平2−28037(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右長手の空調空気の吹き出し開口部の前
    寄り部位に、吹き出し風向きを上下方向に制御する左右
    長手の制御体を上下傾斜角変更可能に設け、該制御体に
    は、その左右長手方向に沿って適宜間隔で複数枚の制御
    羽根板の前部を回動自在に枢支し、該複数枚の制御羽根
    板の後支持部を前記制御体と平行状に配設した左右長手
    の連結板に回動自在に支持させ、前記任意位置の制御羽
    根板に取付く操作ハンドルの左右移動にて複数の制御羽
    根板の左右向きを一斉に変更調節するように構成し、前
    記各制御羽根板の前部寄り部位には、前記制御体を嵌挿
    する切欠き部を形成し、該切欠き部の前部側には制御体
    の上下面における取付け孔に回動自在に嵌合する上下一
    対の突起を相対向させて設ける一方、任意の位置の制御
    羽根板における切欠き部もしくは後支持部、または当該
    部位に対面する制御体もしくは連結板の表面のいずれか
    一方の箇所には、相手部材に接当する自由回動抑止手段
    を設けたことを特徴とする空調空気の吹き出し風向き調
    節装置。
JP1990125372U 1990-11-27 1990-11-27 空調空気の吹き出し風向き調節装置 Expired - Lifetime JPH0725550Y2 (ja)

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