JPH07255446A - コーヒー豆焙煎機 - Google Patents

コーヒー豆焙煎機

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JPH07255446A
JPH07255446A JP7672994A JP7672994A JPH07255446A JP H07255446 A JPH07255446 A JP H07255446A JP 7672994 A JP7672994 A JP 7672994A JP 7672994 A JP7672994 A JP 7672994A JP H07255446 A JPH07255446 A JP H07255446A
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JP
Japan
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roasting chamber
roasting
heat
coffee bean
stirring blade
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JP7672994A
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English (en)
Inventor
Takao Nishikawa
高夫 西川
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  • Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】コーヒー豆を、表面のチャフを除去しつつ焙煎
できると共に、直火熱による焙煎と熱風による焙煎とに
切換え自在なコーヒー豆焙煎機を提供する。 【構成】 固定状の焙煎室1と、焙煎室1内にて水平軸
心L廻りに回転駆動されるコーヒー豆攪拌羽根2と、焙
煎室1の下方に配設されるバーナー3と、を備える。焙
煎室1は、横断面形状が半円弧状のコーヒー豆受け面4
を下半部に有する。焙煎室1の攪拌羽根2の外端が下降
する側の上部に、焙煎室1内に熱風を送る熱風進入孔群
18を設ける。焙煎室1の攪拌羽根2の外端が上昇する側
の下部に、焙煎室1内に直火熱を通す直火熱進入孔群19
を設ける。焙煎室1とバーナー3との間に、直火熱進入
孔群19への直火熱を遮断する遮熱板21を、直火熱の遮断
状態と通過状態とに切換え自在に設ける。焙煎室1の攪
拌羽根2の外端が上昇する側の上部内面に、磨き面20を
設ける。焙煎室1の外部に、集塵手段Bを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコーヒー豆焙煎機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のコーヒー豆焙煎機としては、一般
に、ドラム式のものが使用されていた。即ち、そのドラ
ム式の焙煎機は、コーヒー豆を収納したドラム状の焙煎
室を水平軸心廻りに回転駆動させると共に、その焙煎室
を外部からバーナー等で熱することにより焙煎を行うよ
うに構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来のコーヒー豆焙煎機では、コーヒー豆の薄皮(以下
チャフという)を除去することができず、そのチャフが
ドラム状の焙煎室内で焦げてコーヒー豆が煙臭くなると
いう問題があった。そして、そのようなコーヒー豆にて
入れたコーヒーは味が悪く、コーヒー豆の本来の味を引
き出すことができなかった。
【0004】そこで、本発明は上記問題点を解決し、コ
ーヒー豆を、チャフを除去しつつ焙煎できるコーヒー豆
焙煎機を提供することを目的とする。また、本発明は、
直火熱による焙煎と熱風による焙煎とに切換え自在なコ
ーヒー豆焙煎機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、固定状の焙煎室と、該焙煎室内にて水平
軸心廻りに回転駆動されるコーヒー豆攪拌羽根と、を備
えたものである。
【0006】また、横断面形状が半円弧状のコーヒー豆
受け面を下半部に有する固定状の焙煎室と、該焙煎室の
半円弧状の上記受け面の軸心と一致する水平軸心廻りに
回転駆動されるコーヒー豆攪拌羽根と、上記焙煎室の下
方に配設されるバーナーと、を備えたものである。
【0007】また、横断面形状が半円弧状のコーヒー豆
受け面を下半部に有する固定状の焙煎室と、該焙煎室の
半円弧状の上記受け面の軸心と一致する水平軸心廻りに
回転駆動されるコーヒー豆攪拌羽根と、上記焙煎室の下
方に配設されるバーナーと、を備えると共に、上記焙煎
室の上記攪拌羽根の外端が下降する側の上部に、該焙煎
室内に熱風を送る熱風進入孔群を設け、かつ、該焙煎室
の上記攪拌羽根の外端が上昇する側の下部に、該焙煎室
内に直火熱を通す直火熱進入孔群を設けたものである。
【0008】また、固定状の焙煎室と、該焙煎室内にて
水平軸心廻りに回転駆動されるコーヒー豆攪拌羽根と、
上記焙煎室の下方に配設されるバーナーと、を備えると
共に、上記焙煎室の上記攪拌羽根の外端が下降する側の
上部に、該焙煎室内に熱風を送る熱風進入孔群を設け、
かつ、該焙煎室の上記攪拌羽根の外端が上昇する側の下
部に、該焙煎室内に直火熱を通す直火熱進入孔群を設
け、さらに、上記焙煎室と上記バーナーとの間に、上記
直火熱進入孔群への直火熱を遮断する遮熱板を、直火熱
の遮断状態と通過状態とに切換え自在に設けたものであ
る。
【0009】また、固定状の焙煎室と、該焙煎室内にて
水平軸心廻りに回転駆動されるコーヒー豆攪拌羽根と、
を備えると共に、上記焙煎室の上記攪拌羽根の外端が上
昇する側の上部内面に、上記攪拌羽根の外端縁に接近し
てコーヒー豆の表面を研磨する磨き面を設けたものであ
る。
【0010】また、横断面形状が半円弧状のコーヒー豆
受け面を下半部に有する固定状の焙煎室と、該焙煎室の
半円弧状の上記受け面の軸心と一致する水平軸心廻りに
回転駆動されるコーヒー豆攪拌羽根と、上記焙煎室の下
方に配設されるバーナーと、を備えると共に、上記焙煎
室の上記攪拌羽根の外端が下降する側の上部に、該焙煎
室内に熱風を送る熱風進入孔群を設け、かつ、該焙煎室
の上記攪拌羽根の外端が上昇する側の下部に、該焙煎室
内に直火熱を通す直火熱進入孔群を設け、さらに、上記
焙煎室の上記攪拌羽根の外端が上昇する側の上部内面
に、上記攪拌羽根の外端縁に接近してコーヒー豆の表面
を研磨する磨き面を設け、かつ、上記焙煎室の外部に、
該焙煎室内の気体と塵を吸引排出する集塵手段を設けた
ものである。
【0011】
【作用】固定状の焙煎室内にてコーヒー豆攪拌羽根が水
平軸心廻りに回転駆動されるため、コーヒー豆を効率よ
く攪拌できる。また、焙煎室が固定状であるため、焙煎
室に集塵手段を取付け易い。また、横断面形状が半円弧
状のコーヒー豆受け面を下半部に有する固定状の焙煎室
と、該焙煎室の半円弧状の上記受け面の軸心と一致する
水平軸心廻りに回転駆動されるコーヒー豆攪拌羽根と、
を備えたものでは、コーヒー豆を満遍なく攪拌できる。
【0012】焙煎室の攪拌羽根の外端が下降する側の上
部に、焙煎室内に熱風を送る熱風進入孔群を設け、か
つ、焙煎室の攪拌羽根の外端が上昇する側の下部に、焙
煎室内に直火熱を通す直火熱進入孔群を設けたもので
は、熱風と直火熱との両方で焙煎できる。また、焙煎室
と上記バーナーとの間に、直火熱進入孔群への直火熱を
遮断する遮熱板を、直火熱の遮断状態と通過状態とに切
換え自在に設けたものでは、直火熱の遮断状態にて熱風
のみによる焙煎を行うことができる。また、直火熱の通
過状態にて直火熱による焙煎を行うことができる。
【0013】焙煎室の攪拌羽根の外端が上昇する側の上
部内面に、羽根の外端縁に接近してコーヒー豆の表面を
研磨する磨き面を設けたものでは、コーヒー豆の表面の
チャフを完全に剥がすことができる。また、焙煎室の外
部に、該焙煎室内の気体と塵を吸引排出する集塵手段を
設けたものでは、チャフを焙煎室の外部に排出すること
ができる。
【0014】
【実施例】以下実施例を示す図面に基づいて本発明を詳
説する。
【0015】図2と図3は、本発明に係るコーヒー豆焙
煎機の一実施例を示し、この焙煎機は、焙煎室1を内部
に有する焙煎機本体Aと、その焙煎機本体Aの上部に取
付けられた吸引ファン17と図外の集塵器とを有する集塵
手段Bと、を備えている。つまり、焙煎室1の外部に、
該焙煎室1内の気体と塵を吸引排出する集塵手段Bを設
ける。焙煎機本体Aは、漏斗状のコーヒー豆投入口部12
を後方上部に有すると共に、コーヒー豆排出口部11を前
面中央部に有するケーシングCを備えている。
【0016】ケーシングCの投入口部12と排出口部11
は、各々、手動又は(図示省略の)シリンダにて開閉自
在とされている。また、ケーシングCの前面には、サン
プル取出部14と、温度計15と、焙煎室1内を覗くための
小窓部13と、が設けられている。
【0017】しかして、図1の簡略断面図に示すよう
に、この焙煎機は、固定状の焙煎室1と、該焙煎室1内
に設けられるコーヒー豆攪拌羽根2と、焙煎室1の下方
に配設されるバーナー3と、を備えている。焙煎室1
は、ケーシングCの内部に固定されており、その後面に
は前記コーヒー豆投入口部12に連通連結された投入窓16
が開口している。また、焙煎室1の下半部の前面に、前
記コーヒー豆排出口部11の開口部が設けられる。
【0018】また、焙煎室1は、横断面形状が半円弧状
のコーヒー豆受け面4を下半部に有する。攪拌羽根2
は、半円弧状の該受け面4の軸心と一致する水平軸心L
廻りに回転駆動される。即ち、攪拌羽根2は、軸棒5に
固着される取付部材6と、該取付部材6に水平軸心Lを
中心として90°のピッチで放射状に固着される出し羽根
7,7及び逆羽根8,8と、から成る。出し羽根7,7
は、水平軸心Lに対して180 °反対側に配設される。同
様に、逆羽根8,8も水平軸心Lに対して180 °反対側
に配設される。
【0019】軸棒5は、図1と図3に示すように、ケー
シングCの外部に付設されたモータMと、該モータMの
出力軸と軸棒5の後端との間に介装される連動連結機構
10と、から成る回転駆動手段9にて、図示矢印E方向に
回転駆動される。従って、攪拌羽根2は矢印E方向に回
転する。
【0020】図1にもどって、焙煎室1の攪拌羽根2の
外端が上昇する側(図1では攪拌羽根2の左側)の上部
内面に、上記攪拌羽根2の外端縁に接近してコーヒー豆
の表面を研磨する磨き面20を設ける。この磨き面20は、
複数の小突部を有している。なお、磨き面20としては、
コーヒー豆の表面を研磨できるものであればよく、例え
ば、上記小突部以外にも、小凹部や複数本の小突条又は
凹溝を形成したもの、あるいは、やすり状やブラシ状の
ものとするも自由である。
【0021】さらに、焙煎室1の攪拌羽根2の外端が下
降する側(図1では攪拌羽根2の右側)の上部に、該焙
煎室1内に熱風を送る熱風進入孔群18を設け、かつ、該
焙煎室1の攪拌羽根2の外端が上昇する側(図1では攪
拌羽根2の左側)の下部に、焙煎室1内に直火熱を通す
直火熱進入孔群19を設ける。なお、この直火熱進入孔群
19の各々の孔の内径は、コーヒー豆が通らない大きさで
あればよいが、直火熱を効率よく通す点で、3mm〜4mm
の範囲に設定するのが良く、4mmとするのが特に好まし
い。
【0022】また、焙煎室1とバーナー3との間に、直
火熱進入孔群19への直火熱を遮断する遮熱板21を、直火
熱の遮断状態と通過状態とに切換え自在に設ける。具体
的には、ケーシングCの側面に、遮熱板21を、水平方向
へ挿入・引出し自在に、かつ、挿入状態に於て該遮熱板
21が直火熱進入孔群19の真下に位置するように、取付け
る。該遮熱板21とバーナー3との間には、多数の孔22…
を有する網状の放熱板23が配設される。その放熱板23
は、ケーシングC内に一体状に設けられた横桁部材24上
に載置される。なお、放熱板23の材質としては、セラミ
ックや陶磁器等の耐熱部材があげられるが、加熱時の熱
放射が良好となる点でセラミックとするのが好ましい。
【0023】また、図4と図5の平面図で示すように、
攪拌羽根2の出し羽根7は、水平軸心Lに対して所定角
度θ1 だけ傾斜する。また、攪拌羽根2の逆羽根8は、
水平軸心Lに対して出し羽根7とは逆方向に所定角度θ
2 だけ傾斜する。しかして、攪拌羽根2は、図示矢印F
方向に回転するため、攪拌されるコーヒー豆は、逆羽根
8,8にて後方H側へ押されつつ攪拌されると共に、出
し羽根7,7にて前方G側へ押されつつ攪拌される。な
お、出し羽根7の所定角度θ1 を、約15°〜約40°の範
囲内に設定すると共に、逆羽根8の所定角度θ2 を、約
5°〜約20°の範囲内に設定するのが好ましい。そのよ
うにすれば、コーヒー豆を効率よく攪拌できる。かつ、
焙煎終了後に、排出口部11を開けて攪拌羽根2を回転さ
せれば焙煎室1内からコーヒー豆を自動的に排出でき
る。
【0024】さらに、逆羽根8,8の外端部には、回転
方向へ斜めに折曲げられた折曲片部26が形成されてい
る。これにより、コーヒー豆を効率よく攪拌できる。さ
らに、図6と図7に示すように、出し羽根7,7の外端
縁と焙煎室1の下半部のコーヒー豆受け面4との間の間
隙寸法S1 は、コーヒー豆の直径よりも小さく設定され
ている。具体的には、その間隙寸法Sは、1.0mm 〜3.0m
m 程度の範囲内に設定される。これにより、コーヒー豆
をむらなく攪拌できる。
【0025】また、出し羽根7,7の外端縁と焙煎室1
の下半部のコーヒー豆受け面4との間の間隙寸法S
2 は、約20mm〜30mm程度に設定される。このようにすれ
ば、コーヒー豆を割ることなく表面のチャフを取り去る
ことができる。
【0026】しかして、図6は、このコーヒー豆焙煎機
にて直火により焙煎している状態を示す。即ち、焙煎室
1内にコーヒー豆Dを投入し、その後、遮熱板21を水平
外方へ引出した状態でバーナー3を点火すると共に、攪
拌羽根2を矢印E方向に回転させ、かつ、図外の集塵手
段Bを作動させる。これにより、バーナー3により加熱
された放熱板23から放射される熱と、バーナー3からの
直接の熱と、からなる直火熱Jが直火熱進入孔群19を通
してコーヒー豆Dに直接当たるため、コーヒー豆Dを直
火で焙煎できる。
【0027】バーナー3からの熱風Iは熱風進入孔群18
から焙煎室1内に進入する。このため、コーヒー豆D
は、熱風Iによっても焙煎される。また、コーヒー豆D
は、攪拌羽根2にて図示矢印E方向へ回転しつつ攪拌さ
れるため、該コーヒー豆Dは、磨き面20に摺動して表面
のチャフ25…を完全に削り取ることができる。さらに、
そのチャフ25…は、熱風Iと共に図外の集塵手段Bへと
排出される。これにより、チャフ25…が焙煎室1内で焦
げること、及び、焦げたチャフがコーヒー豆Dの表面に
付着することを防止できる。
【0028】上記の如く直火で焙煎した後に、攪拌羽根
2を回転させたままケーシングCの前面の排出口部11を
開けば、排出口部11からコーヒー豆が自動的に排出され
る。なお、この時、排出口部11の下方にコーヒー豆を冷
却する冷却装置を設置して、排出されるコーヒー豆を受
けると共に、該コーヒー豆を冷却させる。こうして、焙
煎されたコーヒー豆は、煙臭くならず、かつ、艶がよく
なる。さらに、そのコーヒー豆で入れたコーヒーは直火
での焙煎による濃い味を有すると共に、極めて美味しく
なる。
【0029】なお、遮熱板21を引出す位置を調整するこ
とにより、直火熱の当たり具合を調整できる。これによ
り、直火による焙煎での味を微妙に調整することができ
るという利点がある。
【0030】また、図7は、熱風により焙煎している状
態を示す。即ち、焙煎室1内にコーヒー豆Dを投入し、
その後、遮熱板21を水平内方へ挿入して、該遮熱板21を
焙煎室1の直火熱進入孔群19と放熱板23との間に位置さ
せた状態でバーナー3を点火すると共に、攪拌羽根2を
矢印E方向に回転させ、かつ、図外の集塵手段を作動さ
せる。これにより、バーナー3により直火熱Jは遮熱板
21にて遮断されるため、直火熱進入孔群19には届かな
い。また、バーナー3からの熱風Iは熱風進入孔群18か
ら焙煎室1内に進入する。このため、コーヒー豆Dは、
熱風Iのみによって焙煎される。また、コーヒー豆Dの
チャフ25は磨き面20にて完全に取り除かれて、熱風Iと
共に図外の集塵手段Bへと排出される。従って、このよ
うにすれば、焙煎後のコーヒー豆は、煙臭くならず、か
つ、艶がよくなる。また、そのコーヒー豆で入れたコー
ヒーは熱風での焙煎によるあっさりした味を有すると共
に、極めて美味しくなる。
【0031】次に図8は、他の実施例を示し、この場
合、出し羽根7,7の外端には、逆羽根8,8の外端の
折曲片部26とは反対側へ折曲げられた逆折曲片部27が形
成されている。なお、その他の構成は、図1〜図7のも
のと同様である。しかして、このように構成すれば、焙
煎中に、コーヒー豆をスムースに攪拌することができ、
特に、焙煎室1の容積が大きい場合に有効となる。
【0032】
【発明の効果】本発明は、上述の如く構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。
【0033】請求項1記載のコーヒー豆焙煎機によれ
ば、焙煎室1が固定状であるため、該焙煎室1に集塵手
段の吸気ダクトを容易に連結することができる。
【0034】請求項2記載のコーヒー豆焙煎機によれ
ば、コーヒー豆をむらなく攪拌することができ、コーヒ
ー豆全体を均一に焙煎できる。
【0035】請求項3記載のコーヒー豆焙煎機によれ
ば、熱風と直火熱との両方でコーヒー豆を焙煎すること
ができる。従って、濃い味のコーヒーが得られる。
【0036】請求項4記載のコーヒー豆焙煎機によれ
ば、直火熱進入孔群19への直火熱を遮断する遮熱板21
を、直火熱の遮断状態と通過状態とに切換え自在に設け
たため、熱風のみによる焙煎と、直火熱及び熱風による
焙煎との、2種類の焙煎を択一的に選択して行うことが
できる。また、直火の当て具合を変化させることによ
り、種々の味のコーヒー豆を得ることができると共に、
味加減を微妙に調整することができる。
【0037】請求項5記載のコーヒー豆焙煎機によれ
ば、コーヒー豆の表面を研磨する磨き面20を設けたた
め、コーヒー豆の表面のチャフを取り除くことができ
る。従って、コーヒー豆の外観が美しくなると共に高級
な味が得られる。
【0038】請求項6記載のコーヒー豆焙煎機によれ
ば、焙煎室1の外部に、焙煎室1内の気体と塵を吸引排
出する集塵手段Bを設けたため、焙煎室1内にチャフが
残留せず、チャフが焦げるのを防止できる。従って、コ
ーヒー豆が煙臭くならず、香りと味が良いコーヒー豆が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す簡略断面正面図であ
る。
【図2】正面図である。
【図3】側面図である。
【図4】要部平面図である。
【図5】要部平面図である。
【図6】直火焙煎の作用説明図である。
【図7】熱風焙煎の作用説明図である。
【図8】他の実施例の要部断面正面図である。
【符号の説明】
1 焙煎室 2 コーヒー豆攪拌羽根 3 バーナー 4 コーヒー豆受け面 7 出し羽根 8 逆羽根 18 熱風進入孔群 19 直火熱進入孔群 20 磨き面 21 遮熱板 B 集塵手段 I 熱風 J 直火熱 L 水平軸心

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定状の焙煎室1と、該焙煎室1内にて
    水平軸心L廻りに回転駆動されるコーヒー豆攪拌羽根2
    と、を備えたことを特徴とするコーヒー豆焙煎機。
  2. 【請求項2】 横断面形状が半円弧状のコーヒー豆受け
    面4を下半部に有する固定状の焙煎室1と、該焙煎室1
    の半円弧状の上記受け面4の軸心と一致する水平軸心L
    廻りに回転駆動されるコーヒー豆攪拌羽根2と、上記焙
    煎室1の下方に配設されるバーナー3と、を備えたこと
    を特徴とするコーヒー豆焙煎機。
  3. 【請求項3】 横断面形状が半円弧状のコーヒー豆受け
    面4を下半部に有する固定状の焙煎室1と、該焙煎室1
    の半円弧状の上記受け面4の軸心と一致する水平軸心L
    廻りに回転駆動されるコーヒー豆攪拌羽根2と、上記焙
    煎室1の下方に配設されるバーナー3と、を備えると共
    に、上記焙煎室1の上記攪拌羽根2の外端が下降する側
    の上部に、該焙煎室1内に熱風Iを送る熱風進入孔群18
    を設け、かつ、該焙煎室1の上記攪拌羽根2の外端が上
    昇する側の下部に、該焙煎室1内に直火熱Jを通す直火
    熱進入孔群19を設けたことを特徴とするコーヒー豆焙煎
    機。
  4. 【請求項4】 固定状の焙煎室1と、該焙煎室1内にて
    水平軸心L廻りに回転駆動されるコーヒー豆攪拌羽根2
    と、上記焙煎室1の下方に配設されるバーナー3と、を
    備えると共に、上記焙煎室1の上記攪拌羽根2の外端が
    下降する側の上部に、該焙煎室1内に熱風Iを送る熱風
    進入孔群18を設け、かつ、該焙煎室1の上記攪拌羽根2
    の外端が上昇する側の下部に、該焙煎室1内に直火熱J
    を通す直火熱進入孔群19を設け、さらに、上記焙煎室1
    と上記バーナー3との間に、上記直火熱進入孔群19への
    直火熱Jを遮断する遮熱板21を、直火熱Jの遮断状態と
    通過状態とに切換え自在に設けたことを特徴とするコー
    ヒー豆焙煎機。
  5. 【請求項5】 固定状の焙煎室1と、該焙煎室1内にて
    水平軸心L廻りに回転駆動されるコーヒー豆攪拌羽根2
    と、を備えると共に、上記焙煎室1の上記攪拌羽根2の
    外端が上昇する側の上部内面に、上記攪拌羽根2の外端
    縁に接近してコーヒー豆の表面を研磨する磨き面20を設
    けたことを特徴とするコーヒー豆焙煎機。
  6. 【請求項6】 横断面形状が半円弧状のコーヒー豆受け
    面4を下半部に有する固定状の焙煎室1と、該焙煎室1
    の半円弧状の上記受け面4の軸心と一致する水平軸心L
    廻りに回転駆動されるコーヒー豆攪拌羽根2と、上記焙
    煎室1の下方に配設されるバーナー3と、を備えると共
    に、上記焙煎室1の上記攪拌羽根2の外端が下降する側
    の上部に、該焙煎室1内に熱風Iを送る熱風進入孔群18
    を設け、かつ、該焙煎室1の上記攪拌羽根2の外端が上
    昇する側の下部に、該焙煎室1内に直火熱Iを通す直火
    熱進入孔群19を設け、さらに、上記焙煎室1の上記攪拌
    羽根2の外端が上昇する側の上部内面に、上記攪拌羽根
    2の外端縁に接近してコーヒー豆の表面を研磨する磨き
    面20を設け、かつ、上記焙煎室1の外部に、該焙煎室1
    内の気体と塵を吸引排出する集塵手段Bを設けたことを
    特徴とするコーヒー豆焙煎機。
JP7672994A 1994-03-22 1994-03-22 コーヒー豆焙煎機 Pending JPH07255446A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006149204A (ja) * 2004-10-27 2006-06-15 Yodogawa Engineering Kk コーヒー豆の焙煎装置
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CN109567244A (zh) * 2018-12-28 2019-04-05 吴朋洋 一种新型炒货翻炒除尘装置
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