JPH07255218A - 処理種子 - Google Patents

処理種子

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JPH07255218A
JPH07255218A JP7039878A JP3987895A JPH07255218A JP H07255218 A JPH07255218 A JP H07255218A JP 7039878 A JP7039878 A JP 7039878A JP 3987895 A JP3987895 A JP 3987895A JP H07255218 A JPH07255218 A JP H07255218A
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seed
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Tonko Bruggink
トンコ・ブルヒンク
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    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01FPROCESSING OF HARVESTED PRODUCE; HAY OR STRAW PRESSES; DEVICES FOR STORING AGRICULTURAL OR HORTICULTURAL PRODUCE
    • A01F25/00Storing agricultural or horticultural produce; Hanging-up harvested fruit
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23BPRESERVING, e.g. BY CANNING, MEAT, FISH, EGGS, FRUIT, VEGETABLES, EDIBLE SEEDS; CHEMICAL RIPENING OF FRUIT OR VEGETABLES; THE PRESERVED, RIPENED, OR CANNED PRODUCTS
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    • A23B9/08Drying; Subsequent reconstitution

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 既知の始働(primed)種子と比較して長い貯蔵
寿命を有する処理始働種子、そのような種子を得る方法
およびそれ由来の植物を提供すること。 【構成】 始働種子を水ストレス、熱処理またはその組
み合わせに付し、続いて、望ましい場合、所望の水分含
量(MC)までドライ・バックすることを特徴とする、同
種の所望により慣習的に乾燥させた実質的に同じMCを
有する始働種子と比較して貯蔵寿命の延長をもたらす、
始働種子を処理する方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、常套の始働(primed)種
子と比較して長い貯蔵寿命を有する処理始働種子、その
ような種子を得る方法およびそれ由来の植物に関する。
【0002】
【従来の技術】始働種子およびそれらを得る方法は当分
野で既知である。始働種子は、未始働種子と比較して、
一般に速い発芽および発芽時の良好な同調性を示す。既
知の種子始働法は、欧州特許第309511B1号およ
び欧州特許第254569B1号に記載されている。
【0003】
【発明の構成】本発明は始働種子を水ストレス、熱処理
またはそれらの組み合わせ処理に付し、その後必要に応
じて所望の水分含量(MC)までドライ・バック(dry bac
k)させることを特徴とする、所望により常套法によりド
ライ・バックさせた実質的に同じMCを有する同種の始
働種子と比較して貯蔵寿命の延長をもたらす、始働種子
の処理方法を提供する。
【0004】上記のような種子のドライ・バックは、種
子MCの減少を含むものであって、ドライ・バックは任
意の所望のMCまでなし得るが、好ましい態様において
未処理種子、即ち始働していない乾燥種子のMCまでで
ある。以後、「MC」および「水分含量」の語を同義に
使用するが、MCは特記しない限り生種子重量に基づい
て%で表す。
【0005】水ストレスは、より低いMCを有する種子
をもたらすであろう当分野で既知の任意の方法でなし得
る。一般に水ストレスは、常套法で始働させた種子のM
Cを5%単位またはそれ以上、即ち既知の始働種子が当
初MC25%を有する場合、20%またはそれ以下に減
少させ、既知の始働種子が当初MC55%を有する場
合、50%またはそれ以下に減少させて得られる。更に
具体的には、水ストレスは一般にMCを5〜20%単位
減少させて得られ、それにより一般にMCの値が15%
より少なくならないことが有利である。
【0006】水ストレスは、とりわけ温度に依存して長
時間、一般に1〜7日維持されるべきであり、最適条件
は種子の種に依存し、標準試験により決定できる。これ
は常套法で始働させた種子のMCをその所望の減少レベ
ル(便宜的には既知の始働種子のMCより5から20%
単位低いレベル)に一定に維持するか、または既知の始
働種子を水ストレス下で十分に長期間生き残るようにゆ
っくり乾燥させることにより達成されることは認められ
るであろう。
【0007】従って、延長した貯蔵寿命は、水ストレス
を誘発する水ポテンシャルで始働種子をインキュベーシ
ョンすることにより、始働種子の遅いMC減少により、
種子がまた水ストレスの対象となるMCまでの最初の速
い始働種子のMC減少により、続いてインキュベーショ
ンまたはこのようにして得られた部分乾燥した始働種子
の遅いMC減少または熱ショックにより達成し得る。遅
いMC減少は、それ自身常套の方法、例えば緩和な条件
下で乾燥する、または始働種子を、種子に対して毒性で
なく、0MPa以下の水ポテンシャルを有する浸透物質と
接触させることにより、達成できる。以後の工程(a)、
(b)および(c)は、始働種子を水ストレスに付する典型
的な条件を説明する。
【0008】水ストレスは: a)始働種子を3から40℃の温度で3から7日間ゆっ
くり乾燥する、または b)始働種子のMCを、常套の乾燥条件下5から20%
単位まで減少させ、このように乾燥させた種子を1から
7日間最少空気および水分交換容器内で、3から40℃
に保存する、または c)始働種子のMCを5から20%単位減少させるため
に選択した水ポテンシャルで浸透物質中で1から7日間
インキュベーションすることにより達成し得る。
【0009】熱処理は、始働種子を25から45℃の範
囲で、約1から5時間熱ショックに付することにより、
達成し得る。
【0010】本発明の方法により製造された種子は、常
套法で始働させた種子と比較して、大きい乾燥耐性胚乳
を有し、前者は後記の環境保存条件下で長い保存期間生
き残る。
【0011】乾燥耐性胚乳を有する種子は、脱水種子に
一般的な、例えば約5から7%まで種子のMCの減少
が、実質的に種子の生存率に不利に働かない種子を意味
し、生存率は、好適な成育条件下に置いた場合、また
は、環境保存条件での延長した保存期間の前または後の
好適な標準試験、例えば制御低下試験(後記参照)の後の
発芽の能力に関して測定する。
【0012】種子の胚乳は、子葉、軸および非突出幼根
頂端のような種子の発育に必要な重要な構造から成り、
集合的にまたは部分的に乾燥耐性を獲得することが可能
である。
【0013】始働種子は数週間約5℃で保存できるが、
環境保存条件下で長期間保存するには不適である。
【0014】始働種子の語は(特記しない限り)、種子が
後記のような常套の始働技術に付され、20から55%
(種に依存)のMCを有し、常套の始働種子に典型的な乾
燥耐性を有すること意味する。全未始働種子が、乾燥耐
性が種依存性である範囲まで乾燥耐性である、即ち乾燥
して生存できることは認められるであろう。常套の方法
による始働において、種子は、種子がもはや乾燥耐性で
あると言えなくなるまで低乾燥耐性となり、この乾燥耐
性の完全な損失は種子の発芽の時点で発生する。後記の
ような本発明の方法は、常套の始働法で始働した未発芽
種子に適用される。未発芽種子は、本明細書では幼根お
よび/または胚軸が種子殻または果皮から突出または出
現していない種子と定義する。幼根および/または胚軸
は、種子殻の中裂またはひび割れの原因となり得るが、
それは中裂またはひび割れから突出しない。胚乳の回り
の内乳は、中裂またはひび割れを通して見ることができ
る。本発明の方法を適用した未発芽既知の始働種子は、
以後処理種子と呼ぶ。本発明の方法を適用していない未
発芽既知の始働種子は以後常套法で始働させた種子と呼
ぶ。始働していない商業的に入手可能な種子は、未処理
種子と呼ぶ。
【0015】発芽工程の段階を、物理的因子、例えば大
きさ、容量または密度により測定することもまた可能で
ある。本方法により、本発明で処理すべき種子の選択を
することができる。
【0016】従って、下記に記載のように、処理種子は
同じ種およびMCの既知の始働種子と比較して長い貯蔵
寿命を有する。長い貯蔵寿命は、制御低下試験、または
環境条件下での保存の後、同じまたは類似の条件、例え
ば標準成育条件(下記に定義)下での発芽%を測定するこ
とにより測定できる;処理種子は、同様の制御低下試験
または保存条件下に付した既知の始働種子と比較して、
正常植物の高い発芽%を有する。
【0017】標準成育条件は、空気および水の存在下で
15から20℃の範囲の温度を意味する。
【0018】本明細書で使用の貯蔵寿命の語は、生存率
として(即ち、環境保存条件下で保存後、例えば、制御
低下(CD)試験(ターキス、エー・エムおよびブラッド
フォールド・ケー・ジェー、Exptal.Bot.、43巻、1
982、248号、307−317頁)に付した後、発
芽し、正常植物を発生する能力として)表す。CD試験
に付した種子の生存率は、国際規約(ISTA、197
6)による研究室試験で測定し得る。CD試験結果間の
差は、環境保存条件下で保存した後の貯蔵寿命の差と一
般に相関がある。
【0019】常套の始働法の一般的な例は、種子を浸透
物質(とりわけハイデッカーにより記載されているよう
な、および例えばドラム・プライミング法(Drum Primin
g Method)のようなその変法、固体マトリックス(とりわ
け欧州特許第309551B1号に記載のような)中の
水による処理)で処理すること等を含む。
【0020】“環境保存条件”は、環境温度および相対
湿度(RH)で保存することを意味する。本明細書で使用
の“環境温度”の語は、約3℃から約25℃を意味す
る。“環境RH”の語は、約20%から約90%の範囲
のRHを意味する。
【0021】下記に記載のような本発明の方法(a)、
(b)または(c)の適用が、種子MCの減少に含まれる。
【0022】本発明の方法(a)は始働種子の遅い速度で
の水分損失を含む(以後、遅い乾燥と呼ぶ)。従って、始
働種子を、水分損失の速度が約0.1種子乾燥重量%か
ら1.0種子乾燥重量%時間-1、好ましくは約0.2種子
乾燥重量%から約0.4種子乾燥重量%h-1の範囲に維
持されるインキュベーション相に付する。遅い乾燥は、
ドラム缶中で行い(ドラム缶始働)得、酸素化ガスまたは
酸素を積極的に供給するか、空気を系中に、単に混合に
より挿入し得る(受動条件)。水分損失の速度は、インキ
ュベーションの異なった時点で種子を秤量し、期間中の
種子重量をプロットすることにより決定する。長い貯蔵
寿命の導入に必要である水分損失の速度が、種により、
上記定義の範囲内で変化することは認められるであろ
う。このような条件下に置かれた種子は、始働種子より
低い、約5%から約20%、一般に約5%から約15%
の間の最終MCを有するであろう。
【0023】遅い乾燥において、種子は3℃から約40
℃までの任意の温度でインキュベーションできる。好ま
しくは、種子を約20℃から約35℃の温度範囲でイン
キュベーションする。インキュベーション期間は、イン
キュベーション温度に依存して約24時間から約1週間
またはそれ以上まで続く。従って、例えば、種子の型に
依存して、温度が20℃でインキュベーション期間は2
4時間から約3日またはそれ以上であり、8℃のような
低い温度では種に依存してまたは1週間またはそれ以上
まであり得る。低温が、例えば病原菌への感染の危険性
を少なくするために用いることができる。
【0024】以後加湿度保存と呼ぶ方法(b)により、始
働種子を始働種子の種子MCより少ない種子MCでイン
キュベーションする。従って始働種子のMCは、(常套
の乾燥条件、例えば“速い乾燥条件”により)3から2
0%単位の間、好ましくは5%から15%単位の間、2
4時間より少ない時間、例えば8時間またはそれ以下で
減少する。種子を乾燥する最少MC値は約15%であ
る。その後、そのように乾燥した種子を、最少空気およ
び水分交換の容器内で、温度およびインキュベーション
期間は上記の遅い乾燥に従ってインキュベーションする
ことにより水ストレスに付する。
【0025】上記(および下記)方法(b)に関して使用し
ている既知の乾燥条件の語は、常套の乾燥条件、例えば
当分野で既知で、一般に既知の始働種子の乾燥に適用さ
れる環境温度での高速空気流の手段でドライ・バックす
ることを意味する。
【0026】始働種子を水ストレスに付する更なる方
法、本発明の方法(c)によるインキュベーションは、P
EG(または他の好適な浸透溶液)処理を含み、それは水
ポテンシャルが0MPaより少ない溶液内でインキュベー
ションすることにより始働工程に付した種子の種子MC
の減少を含む。インキュベーションの間、種子水分含量
は、溶液の浸透ポテンシャルを、約−0.5から約−4.
0Mpaの間の特異的値に維持することにより、方法(b)
で記載のように3から20%単位ゆっくり減少する。こ
の段階において、種子は、遊離水の利用能の欠乏によ
り、緩和な水ストレスを経験する。インキュベーション
は、好ましくは水カラム(液体インキュベーション)内
で、好ましくは通気条件下で行われる。浸透溶液で飽和
させた濾紙上に予備発芽種子を置くことによりまた行う
ことができる。
【0027】方法(b)および(c)のための好適なインキ
ュベーション条件(長さ、温度)は、とりわけ方法(a)で
述べたような条件を含む。
【0028】方法(c)によるインキュベーションは、始
働種子から水を出させるのに十分低い水ポテンシャルを
有する浸透物質中で典型的には行われる。種子を傷付け
ない任意の好適な浸透物質、例えばPEG8000(ブ
リティッシュ・ペトロリウム(British Peroleum))のよ
うなポリエチレングリコール(PEG)溶液が使用でき
る。一般に、種子をPEG8000、マンニトールまた
はNaClのような塩等の溶液に接触させる。浸透ポテ
ンシャルは、種子MCが乾燥耐性の導入を起こすのに十
分低い濃度に維持させるものでなければならない。
【0029】植物成長調整因子を、約10-2Mから10
-8Mの間の濃度で、最初のインキュベーションに加え得
る。好適な調整因子はジベレリン、アブシシン酸(AB
A)およびインドール酪酸(IBA)のようなオーキシン
を含む。
【0030】水カラム内でのインキュベーションにおい
て、溶液単位用量当たりの種子の量は、1−200g種
子l-1であることができる。好ましくは、種子は約25
g種子l-1で存在する。一般に、インキュベーションは
数日、数週またはそれ以上まで伸び得る。インキュベー
ションの後、種子を水で洗浄する。
【0031】濾紙上でのインキュベーションでは、紙を
好適な浸透物質(上記のような)で湿らせる。一般に、吸
水し、約25%および55%の間のMCに始働された種
子は、高いRH、例えば100%、温度および接触時間
は上記の通りの密閉系内で加湿濾紙上にのせることがで
きる。
【0032】望ましい場合、上記の浸透物質内でのイン
キュベーションの前に、始働種子のMCを、速い乾燥に
より、例えば約10%単位減少することができる。しか
しながら、このような工程は必須ではない。
【0033】熱処理において、始働種子を約25℃から
45℃、好ましくは35℃から40℃の範囲の熱ショッ
クに、約1から約5時間の時間付する。好ましくは熱シ
ョックに付する種子のMCは、始働後の種子MCより0
から20%単位低い。一般に、熱ショックに付する種子
のMCは、15%より少なくないことが有利である。熱
ショックは、任意の既知の好適な方法により適用し得
る。従って、好適には、種子を容器内に置き、それを次
にインキュベーター内に置く。
【0034】所望の結果(長い貯蔵寿命を有する始働種
子)は、水ストレスおよび熱ストレスの組み合わせ、即
ち熱ショックと工程(a)、(b)または(c)の組み合わせ
によりまた得られ得ることは認められるであろう。
【0035】与えられた種のための上記の工程(a)から
(c)および熱ショックのための最適な工程および最適な
条件は、貯蔵寿命ポテンシャルおよび発芽率(t50)をそ
れ自身既知の方法で測定することにより確立し得る。
【0036】上記のような任意の方法(a)から(c)、熱
ショックまたはこのような方法の組み合わせおよび続い
て−望ましい場合−種子を所望のMCまで乾燥して戻す
ことによる始働種子の処理は、実質的に同じMCを有す
る同種の常套法で始働させた種子と比較して長い貯蔵寿
命を有する種子をもたらす。
【0037】従って、本発明は上記のような方法(a)、
(b)および(c)、熱ショックまたはこのような方法の組
み合わせおよび続いて−望ましい場合−種子を所望のM
Cまでドライ・バックすることにより得られる種子を提
供する。
【0038】本発明はまた環境保存条件下で保存した場
合、実質的に同じMCを有し、そのMCを所望により既
知の乾燥条件下で減少させた同種の常套法で始働させた
種子より実質的に長い貯蔵寿命を有する、湿ったまたは
乾燥形の処理始働種子を提供する。
【0039】本発明の種子は、乾燥、即ち未処理種子に
一般的なMCから発芽的代謝工程以外の代謝工程が続く
MCまでの範囲のMCを有する。
【0040】本発明の種子の典型的な商業的な型は、1
5%以上から55%までの範囲(以後、本発明の湿った
種子と呼ぶ)を有する種子およびおおまかに乾燥種子の
MCまでドライ・バックした、即ち種子の約2%から約
15%の範囲のMCを有する(以後、本発明の乾燥種子
と呼ぶ)種子を含む。
【0041】本発明の乾燥種子は、本発明の方法(a)、
(b)、(c)、熱ショック、熱ショックと(a)、(b)また
は(c)の組み合わせにより得られた種子を、非発芽、非
始働種子(即ち未処理種子)のMCまで、常套の、即ち速
い乾燥条件でドライ・バックすることにより得る。常套
の乾燥条件下で、10℃から50℃、一般に20℃から
約35℃の範囲の温度、30%から90%、一般に30
%から約50%の範囲の相対湿度で、滞留空気または種
子のドライ・バックに一般的な速度の空気流中で種子を
ドライ・バックできる。例えば、空気流速度は2m s
-1までまたはそれ以上であり得る。期間は、用いる乾燥
条件に依存して、24時間までの任意の間隔であり得
る。好適な常套の乾燥条件は、例えば16時間にわた
る、2m s-1の空気流中20℃の温度、40%の相対
湿度を含む。
【0042】本発明の乾燥種子は、その発芽速度が同種
の未処理種子より実質的に短いため、有用である。発芽
速度は一般にt50、即ち種子サンプルの50%が発芽し
た時間として示す。本発明の湿った種子は、とりわけそ
れらが既知の方法で本発明の乾燥種子にドライ・バック
できるため、有用である。本発明の−乾燥および湿った
−種子は、同種の実質的に同じMCを有する既知の始働
種子より長い貯蔵寿命を有するため、さらに有利であ
る。
【0043】本発明は、従って、種子が未処理種子のM
Cを有する場合、または常套の乾燥条件下でそのような
MCまでドライ・バックした後、同種の未処理種子より
実質的に短いt50を有することを特徴とする、2から5
5%の範囲のMCを有する未発芽種子を提供する。好適
にはt50は同種の未処理種子の60%またはそれより少
ない。好適にはt50は50%またはそれより少ない、さ
らに好ましくは40%またはそれより少ない。未処理種
子のMCは、一般的には2から15%の範囲にある。本
発明の乾燥種子のt50は、実質的に同じMCを有する同
種の既知の予備発芽種子のt50と比較と、一般に、実質
的に同じである。
【0044】t50は常套の方法、例えばオーチャード・
ティー・ジー(1977)、Seed Sci.&Technol.、5
巻、61−69頁の方法に従って測定し得る。一般に、
そのような測定は約15から20℃の温度範囲で、例え
ば水飽和濾紙上で行う。
【0045】本発明は、環境温度で保存した場合、湿っ
た形または常套の乾燥条件に付した後のいずれかの既知
の種子より実質的に長い貯蔵寿命を有する湿ったまたは
乾燥形の処理始働種子を提供する。
【0046】本明細書で使用する貯蔵寿命の語は、種子
が環境保存条件下で、実質的にその発芽する能力の損失
なしに保存できる期間(期限)を意味する。本発明の種子
の発芽する能力は、従って、一定期間にわたって、既知
の予備発芽種子の発芽能力(正常植物発芽%として表現
可能)に不利に働く条件下で保存した後、実質的に影響
を受けていない。
【0047】簡便のために、植物の発芽%が保存後20
%単位、好ましくは15%単位、さらに好ましくは10
%単位より少なく減少していれば、種子がその発芽する
能力を実質的に損失しないことは認められよう。
【0048】従って、“本発明の種子は少なくとも常套
法で始働させた種子より35%長い貯蔵寿命を有する”
という文は、その発芽能力(正常植物発芽%)を実質的に
損失するために、同条件下で保存した同種の既知の始働
種子と比較して、本発明の種子が少なくとも35%保存
期間単位長くかかることを意味する。
【0049】本発明の乾燥種子は、同種の実質的に同じ
MCを有する常套法で始働させた種子と比較して実質的
に長い貯蔵寿命を有する。好適には、貯蔵寿命は、既知
の始働種子を既知の始働種子の乾燥に一般的に用いる速
い乾燥条件下で未処理種子のMCまでドライ・バックし
た場合、同種の既知の始働種子より少なくとも35%、
さらに特異的には少なくとも50%長い。最適なインキ
ュベーション/熱処理条件下で、貯蔵寿命は150%ま
たはそれ以上延長し得る。典型的に、貯蔵寿命は50か
ら120%、余り最適でない条件下でインキュベーショ
ン/熱処理後でさえ、50から100%延長する。絶対
期間において、本発明の乾燥種子の貯蔵寿命は容易に8
カ月、さらに特異的には12カ月、未処理種子に典型的
な条件下で保存した場合、24カ月またはそれ以上に伸
びる。本発明の乾燥種子は、好ましくは5%から8%の
範囲のMCを有する。本発明の種子の貯蔵寿命は、同種
の未処理種子より長くない。
【0050】本発明の乾燥種子に好適な保存条件は環境
保存条件であり、未処理種子のための、例えば、種子の
型に依存して、相対湿度は一般的に約20%から90
%、好ましくは約30%から60%および温度は約3℃
から25℃である。
【0051】本発明の湿った種子のための好適な棚貯蔵
条件は、種子の型に依存して、約3℃から10℃の温度
で最少空気および水分交換の容器内を含む。このような
保存条件下で、種子は約4から6週間の貯蔵寿命を有す
る。
【0052】本発明の種子は、常套の始働工程を適用で
きる任意の所望の種であり得る。好適な種子型の例は、
トマト(tomatoes)、トウガラシ(peppers)、メロン(melo
ns)、スイカ(waetr melons)、キュウリ(cucumbers)、ア
ブラナ属(Brassicas)、白ネギ(leeks)、ニンジン(carro
ts)、タマネギ(onions)、カボチャ(squashes)、小キュ
ウリ(gherkins)、エンダイブ(endives)、ツリフネソウ
属(Impatiens)、クマツヅラ属(Verbenas)、サクラソウ
属(Primulas)、テンジクアオイ属(Pelargoniums)、スミ
レ属(Viola)、チゴリウム(Chigoriums)およびシクラメ
ン属(Cyclamen)を含む。アブラナ属の具体的な例は、キ
ャベツ、ブロッコリー、カリフラワーおよび芽キャベツ
である。
【0053】本明細書に記載の種子から成育した植物も
また本発明の範囲内に含まれる。
【0054】当分野で既知である多くの種子始働法があ
る。以下は短い復習である:種に依存して、未始働、即
ち未処理種子を数時間、例えば水カラム内の水性溶液
に、予備始働処理として浸し得る。このような予備処理
は当分野で既知であり、始働の間種子が違いにくっつく
のを防ぎ、および/または種子の始働を容易にする。
【0055】未始働種子または上記予備始働処理を受け
た種子を、種子が水を予備発芽代謝工程が開始し、続く
が、(上記定義のような)発芽は不可能である条件、例え
ば時間、温度、種子が摂取する水の下に置く。
【0056】吸水は任意の吸水法で行い得る。従って、
例えば吸水すべき(未発芽)種子を、ドラム缶または水カ
ラム中に、通気しながらまたはせずに、0MPa(もし種子
を水中に置くなら)、またはもし種子を浸透溶液中に置
くなら約0MPaから約−1.5MPaの間の水ポテンシャル
へ置き得る。選択した始働法に依存して、吸水の量は、
始働溶液(水カラムのような水性液体始働技術中)および
系に添加すべき水の量(例えばドラム缶始働技術)により
決める。
【0057】種子は、そのMCが、一般的に約25%か
ら約55%、好ましくは約30%から約50%まで、種
子の型に依存して上昇するまで、添加した水を吸水す
る。種子のMCは、以下の式:
【数1】 (式中、Wi=最初の重量、Wa=種子を103℃で1
6時間、若しくは130℃で2時間にわたって乾燥させ
た後の重量)を使用して計算する。
【0058】吸水は、水の摂取を伝導する任意の温度で
行い得、一般に種に依存して、約5℃から約30℃であ
る。吸水を水カラム中で行う場合、通気の割合は、種子
を浮かせ続ける、即ち浮遊し続けるのに十分でなければ
ならない。吸水は、24時間までの任意の好適な期間、
好ましくは種に依存して約4から約10時間であること
ができる。始働前の別の工程であり得、または始働の必
須部分であり得る。
【0059】適切な始働のために、種子のMCを相対的
に一定の濃度、即ち所望のMC、典型的には種子の約2
0%から約55%、好ましくは約30%から約50%の
±1から3%に維持する。好ましくは始働はドラム缶内
で、種に依存して、例えば1から21日、好ましくは約
2日から約15日、一般的には約5℃から約30℃の温
度範囲、好ましくは約15℃から約25℃の範囲で行
う。
【0060】最適な種子MCおよび始働工程の長さは、
使用する具体的な種子の型に依存する。これらの最適な
値は既知の方法、例えば種子の異なったMCに合わせ、
種子をある制御条件、例えば温度、RHおよび通気下
で、異なったインキュベーション時間に付することによ
り、発見することができる。
【0061】種子に生物学的物質を添加するのが好まし
い場合、生物学的物質は当分野で既知の技術を使用して
適用し得る。従って、生物学的物質は、任意の好適な
形、例えば好適な媒体中の微生物の懸濁液、乾燥真菌胞
子またはフリーズ・ドライまたは凍結乾燥(lyophilise
d)細菌であり得/あり得ない接種で加え得る。生物学的
物質は本発明の方法の任意の好適な段階で加え得る。好
ましくは、接種の形で、始働時またはその開始時付近で
加え得、あるいは始働前、そのような予備処理時または
その開始時付近で処理を含み得る。
【0062】好適な生物学的物質は、バシラス(Bacillu
s)、シュードモナス(Pseudomonas)、トリコデルマ(Tric
hodesma)およびリゾビア(Rhizobia)のような有益な微生
物からなる群から選択し得る。好適な微生物の具体的な
例は、シュードモナス・フルオレッセンス(Pseudomonas
fluorescence)、シュードモナス・プティダ(Pseudomon
as putida)、キサントモナス・マルトフィリア(Xanthom
onas maltophilia)、バシラス・サブチリス(Basillus s
ubtilis)、バシラス・ツリンジェンシス(Bacilus thuri
ngiensis)、バシラス・セレウス(Bacillus cereus)のよ
うなバシラス属、トリコデルマ・ビリデ(Trichoderma v
iride)、トリコデルマ・ハルザリウム(Trichoderma har
zarium)、トリコデルマ・コニンギ(Trichoderma koning
ii)、グリオクラジウム・ビレンス(Gliocladium viren
s)、フサリウム・オキシスポラム(Fusarium oxysporum)
(非病原性単離物)等を含む。生物学的物質は、特異的な
植物病原菌、例えばシュードモナスに対する耐性を、ピ
チウム(Pythium)に非常に感染していることが知られて
いる土壌に蒔くための種子に加え得るように種子を処理
するのが望ましい場合に具体的に選択し得、またはバシ
ラス属はアルテナリア属(Alternaria spp.)に攻撃され
やすい種子、例えばニンジンの種子の蒔かなければいけ
ない種子に加え得る。
【0063】一般に生物学的物質は103から109コロ
ニー形成単位(cfu)種子-1の範囲で、種子および生物学
的物質の種に依存して存在しなければならない。従っ
て、例えばリゾビアのcfuは、アルファルファのような
マメ科植物上で、約103種子-1でなければならない。
しかしながら、殆どの生物学的物質について、cfu 種
-1は、約104から107の範囲であり得る。
【0064】種子被覆を適用する場合、インキュベーシ
ョン期間の前、後または途中および任意の続く乾燥工程
の前または後に適用し得る。被覆は種子の被覆に一般的
に使用される任意の既知の材料を含み得、既知の被覆ま
たはペレット化技術を使用して添加し得る。被覆はジベ
レリンまたはオーキシンのような植物成長調節因子およ
び/またはシュードモナスまたはトリコデルマ等のよう
な任意の上記微生物を含み得る。典型的に、成長調節因
子を、被覆材料の重量の約0.0001%から約0.1%
の範囲で含み得る。
【0065】被覆は、種子の保護またはペレット化法に
通常使用されている任意の既知の材料を含み得る。好適
な材料は、サブベントナイト(sub-bentonite)およびベ
ントナイト(bentonite)のような粘土、蛭石(Vermiculit
e)と、真珠岩(perlite)、軽石(pumice)、金属ステアリ
ン酸、ポリエテン、ポリスチレン、ポリウレタン、滑石
粉末(talcum powder)、ポリプロピレン、塩化ポリビニ
ル、澱粉、ローム(loams)、糖、アラビアゴム、有機ポ
リマー、セルロース、木屑のような細粉、石英粉末等の
添加剤と共に含み得る。
【0066】従って、本発明は種子に有益な生物学的物
質が定着している、上記の方法のいずれか一つにより得
られる種子を提供する。更に別の態様において、本発明
は、種子が、所望により生物学的物質を添加されていて
もよい保護的被覆されて提供される、上記の方法のいず
れか一つにより得られる種子を提供する。
【0067】以下は、本発明を更に説明する実施例が続
く。実施例は本発明をいかなる意味においても限定する
ものでないことは理解されるべきである。
【0068】実施例1(遅い乾燥) スミレ属の乾燥予備処理種子60gを、3rpmでその側
が回転している6lのドラム缶に、3日間、室温が20
℃に制御され、部屋のRHが70%に制御されている部
屋の中で置くことにより始働する。ドラム缶は直径7.
5cmの口を蓋に有し、その上に綿のメッシュを置き(メ
ッシュサイズ約0.1mm)、種子の通気を可能にする。始
働の間の種子のMCは種子の湿重量の35%に維持す
る。乾燥種子の最初のMCは、種子の重量を、130℃
で2時間乾燥前および後で秤量することにより決定す
る。種子乾燥重量は、当分野で既知の方法を使用して行
う。種子のMCを所望の濃度、この場合、湿重量の35
%まで上げるために、好適な量の水をドラム缶に加え
る。蒸発(生重量を基本にして計算して1日当たり1−
2%)を、ドラム缶および含量を秤量して追跡し、一日
を基本にして、水をつぎたし、秤量の間に観察された重
量変化を埋め合わせる。
【0069】対象始働種子10g(湿重量)を3日後ドラ
ム缶から取り出し、空気流(2m/s)中で、20℃の温
度および40%のRHで、16時間乾燥する。乾燥速度
は、乾燥種子重量を基本に計算して5−10%水分損失
/時間である。乾燥後の種子MCは6%である。
【0070】試験サンプルのこのように始働した種子
(MC35%)70gを、以下の遅い乾燥条件下の温度、
相対湿度および水分損失速度の部屋の中で、同じドラム
缶内で更に3日間インキュベーションすることにより、
更なるインキュベーションに付する:温度20℃、RH
90%および水分損失の速度0.1−0.3%MC/時
間、上記のように秤量により測定。ドラム缶口は、ポア
サイズ約0.6mmのナイロンメッシュで覆い、蒸発を促
進する。種子を、次いで、ドラム缶から取り出し、上記
の対象種子と同じ条件下で、MC6%まで乾燥させる。
【0071】種子を、水飽和濾紙上に蒔き、20℃で光
の下インキュベーションする。発芽種子の割合を毎日計
数し、発芽の平均時間t50をオーチャード・ティー・ジ
ー(1977)Seed Sci.&Technol.、5巻、61−69頁
に従って計算する。
【0072】正常植物の割合を、トレイの、EGO、オ
ランダ(EGO1ピートソイル、pH5.5、電気的導電
率0.9mS、全窒素含量5.1mmol/l)から供給された
標準鉢植え用砂の3cmの層に蒔いた種子から測定する。
トレイを透明な覆いで覆い、光の下(10,000lux)
に、20℃の温度で置く。21日後、苗木を、ハンド・
ブック・フォー・シードリング・エバルエーション、前
掲、64頁に記載のISTA規則に従って、子葉および
胚軸を可視により評価する。
【0073】貯蔵寿命を、上記に引用したターキスら、
1991の引用文献に記載のようなCD試験を使用して
測定する。CD試験のために、種子MCは、75%RH
に3日間、20℃でインキュベーションすることにより
単一に10%まで上昇させた。75%のRHで均等化し
た種子のサンプルを、次いで保温機内に密封し、それを
48℃で24時間インキュベーションする。低下試験の
最後に、種子を20℃で、紙上で発芽させる。正常苗木
を、14日後計数する。CDの結果は正常植物の発芽%
で示す。
【0074】種子を18℃、相対湿度30%で、9、1
4および23カ月保存する。保存の後、種子を土壌で発
芽させる。結果は表1に示す。
【表1】 異なった種類のスミレ属のデータ 種類 処理直後のt50 CD−試験結果 処理直後の土壌 (24時間) 試験(発芽%) 対照 発明 対照 発明 対照 発明 “ロック・イエロー(Roc Yellow)” 1.7 1.7 1 73 74 78 “ロック・ゴールデン(Roc Golden)”2.0 1.8 7 68 65 69 “ロック・ブルー(Roc Blue)” 2.3 2.0 0 65 66 67 “ロック・ホワイト(Roc White)” 1.5 1.3 0 52 88 84 種類 9カ月保存後の 14カ月保存後の 23カ月保存後の 土壌試験(発芽%) 土壌試験(発芽%) 土壌試験(発芽%) 対照 発明 対照 発明 対照 発明 “ロック・イエロー” 75 89 16 79 30 84 “ロック・ゴールデン” 76 83 36 86 26 75 “ロック・ブルー” 55 72 8 74 5 70 “ロック・ホワイト” 61 89 3 85 2 79 対照=対照乾燥処理種子 発明=本発明の種子
【0075】上記の表の結果は、既知の始働種子の18
℃での保存の間の生存率の損失は、本発明の種子より速
いことを意味する。従って、既知の始働種子の生存率
は、9から14カ月の間に落ちるが、一方本発明の種子
は23カ月以上、即ち、少なくとも既知の始働種子より
少なくとも2倍長い期間生存し続ける。
【0076】実施例2(遅い乾燥) トウガラシ属(トウガラシ)の乾燥予備処理種子60g
を、始働の間種子の湿重量の37%にMCを維持する以
外、実施例1のようなドラム缶始働に付する。従って、
種子MCを37%までもっていくために十分な量の水を
加える。対照種子10g(湿重量)を3日後ドラム缶から
除き、実施例1の対照種子と同様に、種子MC7%まで
乾燥させる。
【0077】試験サンプルのこのように始働した種子
(MC37%)70gを、実施例1のようなインキュベー
ションに付し、その水分損失は0.4%MC/時間であ
る。種子を次いでMC7%まで、実施例1の対照種子と
同様の条件下で乾燥させる。貯蔵寿命を、種子が49℃
で24および48時間インキュベーションする以外、実
施例1のCD試験に付する。結果は下記の表2に示す。
【表2】 本発明の始働トウガラシ種子と比較した 既知の始働トウガラシ種子の貯蔵寿命 始働前のt50の平均は4.6日であり、両方の処理、即ち 標準始働および遅い乾燥の後のt50は1.3日 正常植物% CD−試験後の期間(時間) 0 24 48 標準始働 ロット1 86 63 4 ロット2 96 70 2 遅い乾燥 ロット1 84 82 57 ロット2 94 92 72
【0078】実施例3(遅い乾燥) トウガラシ属(トウガラシ)の乾燥種子60gを、水分損
失の速度がわずかに違う実施例2に記載の方法に付す
る。それは0.3%MC/時間である。次いで、種子を
ドラム缶から取り出し、対照種子と同様の条件下でMC
7%に乾燥する。
【0079】対照種子(既知の始働種子)および本発明の
種子は、気密性アルミホイル袋に20℃で8カ月保存す
る。種子を水飽和濾紙上に蒔き、20℃で光の下インキ
ュベーションする。発芽種子の割合を毎日に計数し、発
芽の平均時間を実施例1の通り計算する。
【0080】貯蔵寿命は、種子を50℃でインキュベー
ションした以外、実施例1のようなCD試験を使用す
る。土壌での正常植物%を、実施例1に記載のように測
定する。表は、本発明の種子がCD条件および正常保存
条件の両方で、対照種子より非常に長い期間生存するこ
とを示す。
【0081】
【表3】 表3:本発明の始働種子と比較した既知の処理トウガラシ種子の貯蔵寿命の比較 。処理前のt50は3.0日、両方の処理後のt50は0.7日。 CD試験後の正常植物% 保存期間後の土壌試験 における正常植物% 期間(時間): 期間(月): 0 24 0 8 標準始働 99 4 81 15 遅い乾燥 98 94 84 88
【0082】実施例4(遅い乾燥) トマトの乾燥種子60gを、始働の時間が7日であり、
インキュベーション間のMCを種子の湿重量の38%に
維持する以外、実施例1のドラム缶始働に付する。従っ
て、十分な量の水を、種子MCを38%まで維持するた
めに加える。
【0083】対照種子10g(湿重量)をドラム缶から7
日後に除去し、実施例1の対照種子のように、MC6%
まで乾燥する。試験サンプルのこのように始働した種子
(MC38%)70gを、水損失速度が0.1−0.3%M
C/時間である実施例1のようなインキュベーションに
付する。種子を、次いで、実施例1の対照種子と同様の
条件でMC6%まで乾燥する。
【0084】種子を水飽和濾紙に蒔き、20℃で光の下
インキュベーションする。発芽種子の割合を毎日計数
し、発芽の平均時間を実施例1のように計算する。種子
を50℃で24時間、28時間および72時間インキュ
ベーションする以外、実施例1のCD試験を使用して貯
蔵寿命を測定する。結果を表4に示す。
【0085】
【表4】 本発明により始働したトマト種子と比較した既知の始働トマト種子の貯蔵寿命。 始働前の平均t50は4.0日、両方の処理後は0.5日。 CD試験期間(時間) 紙試験での正常植物% 標準始働 遅い乾燥 ロット1 ロット2 ロット1 ロット2 0 87 92 93 92 24 84 90 92 90 48 7 36 69 86 72 2 7 37 69
【0086】実施例5(遅い乾燥) カリフラワー・シーブイ・セラノ(Cauliflower cv.Serr
ano)の乾燥種子1200gを、始働の間室温を15℃に
制御し、種子MCを35%に保つ以外、実施例1のドラ
ム缶始働に付する。対照種子10g(湿重量)を7日後に
ドラム缶から除き、実施例1の対照種子のようにMC6
%まで乾燥する。
【0087】試験サンプルの種子(MC35%)100g
を、6リットルドラム缶内の5日間の、室温を20℃に
制御し、室内RHを75%に制御したインキュベーショ
ンに付する。ドラム缶口をポアサイズ約0.6mmのナイ
ロンメッシュで覆い、蒸発を促進する。一日目の水分損
失速度(0.62%MC/時間)を、上記のように秤量に
より測定する。種子を、次いでドラム缶から取り出し、
対照種子と同様の条件下で乾燥する。
【0088】貯蔵寿命を、種子を48℃で48時間イン
キュベーションする以外、実施例1のようなCD試験を
用いて測定する。表5は種子MCの遅い減少を可能にす
るインキュベーションの期間が、始働種子の貯蔵寿命
を、未始働種子、即ち未処理種子の貯蔵寿命まで非常に
改善することを示す。
【0089】
【表5】 CD試験期間(時間) 紙試験での正常植物% (CD試験の開始の対照に対する) 対照(未始働) 標準始働 遅い乾燥 0 100 94 94 48 60 27 60
【0090】実施例6(遅い乾燥)ニンジン、シーブイ・オータム・キング・トロフィー (cv. Autumn king Trophy)の
乾燥種子1200gを、6日間、実施例5のような始働
条件下でドラム缶始働に付し、始働の間の種子MCは種
子の湿重量の38%に維持する。水分損失速度(生重量
を基本に計算して1日当たり1−2%)を、ドラム缶お
よび含量を毎日秤量して追跡し、秤量の間に観察された
重量差を埋め合わせるために毎日水をつぎたす。
【0091】対照種子10g(湿重量)を7日後にドラム
缶から除き、実施例1の対照種子のようにMC6%まで
乾燥する。
【0092】試験サンプルの種子100gを、実施例5
のインキュベーション条件と同じインキュベーションに
5日間付する。一日目の水分損失速度(0.67%MC
-1)を、上記のように秤量により測定する。種子を、
次いでドラム缶から取り出し、対照種子のように乾燥す
る。
【0093】貯蔵寿命を、種子を48℃で24時間およ
び48時間インキュベーションする以外、実施例1のよ
うなCD試験を用いて測定する。表6は種子MCの遅い
減少を可能にするインキュベーションの期間が、始働ニ
ンジン種子の貯蔵寿命を非常に改善することを示す。
【0094】
【表6】 CD試験期間(時間) 紙試験での正常植物% (CD試験の開始の対照に対して) 対照(未始働) 標準始働 遅い乾燥 0 100 94 94 24 85 71 97 48 71 13 64
【0095】実施例7(遅い乾燥)チコリー・ウィットルーフ・シーブイ・リバティー (Chicory witloof cv. Libert
y)の乾燥種子1200gを、種子MCを38%に保つ以
外、実施例1のドラム缶始働に付する。対照種子10g
(湿重量)を7日後にドラム缶から除き、実施例1の対照
種子のようにMC6%まで乾燥する。
【0096】試験サンプルの種子450gを、24リッ
トルドラム缶内の5日間の、室温を20℃に制御し、部
屋RHを75%に制御したインキュベーションに付す
る。ドラム缶口をポアサイズ約0.1mmの綿布で覆い、
蒸発を促進する。一日目の水分損失速度(0.29%MC
/時間)を、上記のように秤量により測定する。種子
を、次いでドラム缶から取り出し、対照種子と同様の条
件下で乾燥する。
【0097】貯蔵寿命を、種子を50℃で24時間イン
キュベーションする以外、実施例1のようなCD試験を
用いて測定する。表7は種子MCの遅い減少を可能にす
るインキュベーションの期間が、始働ウィットルーフ種
子の貯蔵寿命を、未始働種子の貯蔵寿命まで非常に改善
することを示す。
【0098】
【表7】 CD試験期間(時間) 紙試験での正常植物% (CD試験の開始の対照に対して) 対照(未始働) 標準始働 遅い乾燥 0 100 88 95 24 56 3 54
【0099】実施例8(遅い乾燥) リーキ・シーブイ・ラティナ(Leek cv. Latina)の乾燥
種子1200gを、実施例5の始働条件下で4日間始働
する。0.01g/種子kgのアートパム(Aatopam)を種子
に加える。始働の間の種子MCを種子の湿重量の38%
に維持する。対照種子10g(湿重量)を7日後にドラム
缶から除き、実施例1の対照種子のようにMC6%まで
乾燥する。
【0100】試験サンプルの種子200gを、24リッ
トルドラム缶内の5日間の、室温を20℃に制御し、部
屋RHを40%に制御したインキュベーションに付す
る。ドラム缶口をポアサイズ約0.6mmのナイロンメッ
シュで覆い、蒸発を促進する。一日目の水分損失速度
(1.04%MC/時間)を、上記のように秤量により測
定する。種子を、次いでドラム缶から取り出し、対照種
子と同様の条件下で乾燥する。
【0101】貯蔵寿命を、種子を48℃で24、48お
よび72時間インキュベーションする以外、実施例1の
ようなCD試験を用いて測定する。表8は種子MCの遅
い減少を可能にするインキュベーションの期間が、始働
リーキ種子の貯蔵寿命を未始働種子の貯蔵寿命まで非常
に改善することを示す。
【0102】
【表8】 CD試験期間(時間) 紙試験での正常植物% (CD試験の開始の対照に対して) 対照(未始働) 標準始働 遅い乾燥 0 100 96 92 24 − 90 91 48 − 65 91 72 − 9 54
【0103】実施例9(加湿保存) パンジー種子を実施例1記載のように予備処理し始働す
る。対照種子10gを3日後にドラム缶から除去し、実
施例1の対照のように6%まで乾燥する。試験サンプル
種子(MC34%)10gを、対照種子のようにである
が、MC25%まで乾燥する。
【0104】次いで、種子を防水であるが気密ではない
プラスチック容器に移し、20℃で3日間インキュベー
ションする。このインキュベーションの後、種子を更に
対照種子と同じまで乾燥する。対照(既知の始働)、本発
明の種子(加湿保存)および未処理種子(即ち未始働)種子
の貯蔵寿命を、実施例1に記載のように測定する。
【0105】表9は、未処理種子と比較した相対値で示
した、既知の始働種子および本発明の種子のCD試験2
4時間後の生存を示す。表は、減少したが一定の種子M
C(始働後のMCと比較して)が始働種子の貯蔵寿命を回
復させることを示す。
【0106】
【表9】既知のドラム缶始働または本発明により処理し
た(加湿保存)のパンジー種子のCD試験データ(未処理
種子と比較した)。
【0107】実施例10(加湿種子) トウガラシ属(トウガラシ)シーブイ・アブデラ(cv.Abde
ra)を実施例3のようにドラム缶始働する。始働後の種
子MCは35.3%であった。165分において、種子
をMC4.8%まで、温度25℃、RH40%および空
気流2ms-1で乾燥した。2個の複製の種子サンプルを、
MC35.3(最初のMC)、30.6%、25.5%、2
0.0%、14.8%および9.6%で取り出した。これ
らのサンプルを密閉容器(0.15dl)内で、一つのサン
プルは8℃、他方は20℃で、7日間インキュベーショ
ンした。
【0108】インキュベーションの後、全てのサンプル
を最初の乾燥工程と同様の条件で最終MC4.8%まで
乾燥した。対照(既知の始働)、本発明の種子(加湿保存)
および未処理種子(即ち未始働)の貯蔵寿命を実施例1に
記載のように測定する。
【0109】表10は、始働直後にMC4.8%までド
ライ・バックした始働種子は、CD試験後低い生存率を
示すが、一方始働後のMCと比較して5から15%減少
したMCでインキュベーションした種子は、未処理種子
と殆ど同様の貯蔵寿命を有する。本導入工程の間の温度
は方法には重要ではない。
【0110】
【表10】 温度8℃および20℃で、7日間、100%RHで、異なった種子MCでの始働 種子のインキュベーションのCD試験生存率における効果 CD試験結果(24時間) 正常植物% 8℃でインキュベーション 20℃でインキュベーション 対照(未処理) 75 75 対照(既知の始働) 12 4 35.3%MCでインキュベーション 30 34 30.6%MCでインキュベーション 64 60 25.5%MCでインキュベーション 54 84 20.0%MCでインキュベーション 22 52 14.8%MCでインキュベーション 9 26 9.6%MCでインキュベーション 14 4
【0111】実施例11(加湿保存) トマト種子を実施例4のように6日間始働し、種子MC
を37.1%に維持する。対照種子10gを6日後にド
ラム缶から取り出し、実施例1の対照種子のように6%
まで乾燥させた。試験サンプルの種子(MC37.1%)
10gを、対照種子のようにであるがMC25%まで乾
燥させた。
【0112】次いで、種子を防水ではあるが気密ではな
いプラスチック容器に移し、20℃で3日間インキュベ
ーションする。インキュベーション後、種子を更に対照
種子のように乾燥する。発芽速度および貯蔵寿命を実施
例4に記載のように測定する。対照種子はt504.4
日、本発明により処理した種子はt501.5日であっ
た。
【0113】表11は種子を50℃で48時間インキュ
ベーションした以外実施例1のようなCD試験を用いた
後の生存率を示し、未処理対照種子と比較して相対的に
示す。表は、減少しているが一定の種子MC、即ち加湿
保存(始働後の種子MCと比較して)が、既知の始働トマ
ト種子の貯蔵寿命を回復することを示す。
【0114】
【表11】 既知のドラム缶始働または本発明により処理した(加湿保存)トマト種子のCD 試験データ(未処理種子に関する) CD試験値(48時間) 対照(未処理) 100 対照(既知の始働) 6 本発明の種子(加湿保存) 64
【0115】実施例12(加熱保存) トウガラシ属(トウガラシ)シーブイ・アブレダ(cv.Abde
ra)を実施例3のように始働する。始働後の種子MCは
35.3%であった。165分において、種子をMC4.
8%まで、温度25℃、RH40%および空気流2ms-1
で乾燥した。種子サンプルを、MC35.3(最初のM
C)、30.6%、25.5%、20.0%、14.8%お
よび9.6%で取り出した。これらのサンプルを密閉ア
ルミ袋内で、3時間、40℃の温度の水浴中でインキュ
ベーションした。インキュベーションの後、全てのサン
プルを最初の乾燥工程と同様の条件で最終MC4.8%
まで乾燥した。
【0116】対照(既知の始働)、本発明の種子(加湿保
存)および未処理種子(即ち未始働)の貯蔵寿命を実施例
1に記載のように測定する。表12は、始働直後にMC
4.8%までドライ・バックした始働種子は、CD試験
後低い生存率を示すが、一方熱ショックを与えた種子
は、良好にCD試験で生存した。熱ショックは種子MC
を15%まで有効に減少する。
【0117】
【表12】 始働トウガラシ種子のCD試験生存における熱ショックの効果 CD試験結果 正常植物% 対照(未処理) 75 対照(既知の始働) 14 35.3%MCでインキュベーション 62 30.6%MCでインキュベーション 46 20.0%MCでインキュベーション 44 14.8%MCでインキュベーション 46 9.6%MCでインキュベーション 24
【0118】実施例13(PEG処理) ペッパー・シーブイ・アブデラ(Pepper cv. Abdera)種
子10gを、水飽和濾紙上で、透明なプラスチック箱中
で25℃で光の下インキュベーションする。1gの種子
サンプルを、4日目まで毎日回収する。4日目に、種子
の40%が発芽したが、3日目には発芽種子は観察され
なかった。対照種子を、実施例1のように乾燥した。試
験サンプルを浸透ポテンシャル−1.5MPaのポリエチレ
ングリコール溶液で飽和させた濾紙に移し、3日間25
℃の温度でインキュベーションした。処理後、これらの
種子を洗浄し、対照種子と同様に乾燥した。
【0119】貯蔵寿命は実施例1のようなCD試験を用
いて測定する。表13は、水中で1日インキュベーショ
ンした種子が、いくらか促進された貯蔵寿命を有する
が、2および3日のインキュベーションは貯蔵寿命の悪
化した損失を示し、一方比較して、本発明の種子(PE
G溶液内でインキュベーション)は、延長された貯蔵寿
命を示す。
【0120】
【表13】 インキュベー CD試験結果 CD試験結果 ションの長さ (24時間) (24時間) 日 対照種子 本発明の種子 0 84 82 1 92 97 2 71 91 3 7 57
【0121】実施例14:水ストレスおよび熱ストレス
の組み合わせ。 スミレ属(ロック・イエロー)の乾燥種子50gを実施例
1に記載のように始働する。始働3日後、種子を20℃
の温度の通気水に移す。通気水に24時間の後、大半の
種子に種子殻の裂け目があったが、幼根は包まれている
内乳をまだ破っていなかった。種子を、次いで水から回
収し、遠心する。種子MCは48.5%である。
【0122】これらの種子5g(湿重量)を、20℃で、
RH40%の滞留空気にさらすことにより乾燥する。2
4時間乾燥後、種子のMCは6%である。種子の残りを
3分割し、各々を2ms-1の空気流、20℃でRH40%
にさらす。種子を、3分割の各々が、それぞれ、MC4
0、35および30に到達するまで数分間空気流にさら
す。10gの2個のサンプルを各々の分割から取り出
し、最少水分および空気交換プラスチック容器(180m
l)に包み、その後、20℃または32℃の温度でインキ
ュベーションする。指示した温度で1および7日インキ
ュベーション後、各々のサンプルの2gを上記のように
乾燥前にインキュベーションしていない種子と同様の条
件下で乾燥する。
【0123】処理乾燥種子の貯蔵寿命を、実施例1に記
載のCD試験を使用して測定する:実施例1に記載のよ
うに種子をRH40%で平衡化し、50℃で96時間イ
ンキュベーションし、紙上で20℃で発芽させる。最終
発芽率を14日後計数する:下記の結果は、CD試験な
しの対照およびCD試験後(96時間)の発芽%を示す。
【0124】
【表14】 始働スミレ種子のCD試験前および後の種々の インキュベーション処理後の発芽率 インキュベー 発芽%(対照) CD試験(96時間) ション処理 時間(日) 温度 湿度 CD試験なし 発芽% 0 − 48.5 87 34 1 20 40 86 49 1 20 35 86 69 1 20 30 82 75 1 32 40 81 68 1 32 35 84 87 1 32 30 82 69 7 20 40 85 64 7 20 35 88 76 7 20 30 82 78 7 32 40 82 92 7 32 35 89 79 7 32 30 89 83
フロントページの続き (72)発明者 トンコ・ブルヒンク オランダ1601カーイェー・エンクハイゼ ン、ウィーラーカンプ10番

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 始働(primed)種子を水ストレス、熱処理
    またはそれらの組み合わせ処理に付し、必要に応じ更に
    所望の水分含量(MC)までドライ・バック(dry back)さ
    せることを特徴とする、所望により慣習的に乾燥させた
    実質的に同じMCを有する同種の始働種子と比較して貯
    蔵寿命の延長をもたらす、始働種子の処理方法。
  2. 【請求項2】 水ストレス、熱処理またはそれらの組み
    合わせ処理の後にドライ・バックを行い、かつそのドラ
    イ・バックを未処理種子のMCまで実施することを特徴
    とする、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 水ストレスが、(a)始働種子を3〜40
    ℃の温度で3から7日間ゆっくり乾燥する、(b)始働種
    子のMCを、常套の乾燥条件下3〜20%単位減少さ
    せ、このように乾燥させた種子を1〜7日間にわたり最
    少の空気および水分交換容器内で3〜40℃の温度に保
    存するか、または(c)始働種子のMCを3〜20%単位
    減少させるように選択した水ポテンシャルで、1〜7日
    間にわたり浸透物質中でインキュベーションすることに
    より行われる、請求項1または2記載の方法。
  4. 【請求項4】 熱処理が、始働種子を25〜45℃の温
    度で約1〜5時間の熱ショックに付することにより行わ
    れる、請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
  5. 【請求項5】 ゆっくりとした乾燥の間の水分損失率を
    約0.2%〜0.4%h-1に維持する、請求項3記載の方
    法。
  6. 【請求項6】 工程(c)において、水ポテンシャルが約
    −0.5〜−4.0MPaである、請求項3記載の方法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の方法に
    より得られる種子。
  8. 【請求項8】 環境保存条件下で保存した場合、実質的
    に同じMCを有し、そのMCは所望により既知の乾燥条
    件下で減少させたものである、同種の常套の始働種子よ
    り実質的に長い貯蔵寿命を有する、湿ったまたは乾燥形
    の処理始働種子。
  9. 【請求項9】 2〜15%のMCを有する、請求項8に
    記載の処理始働種子。
  10. 【請求項10】 15〜55%のMCを有する、請求項
    8に記載の処理始働種子。
  11. 【請求項11】 未処理種子のMCを有するか、もしく
    はそのようなMCに常套の乾燥条件下でドライ・バック
    させたものであって、同種の未処理種子より実質的に短
    いt50を有することを特徴とする、2〜55%のMCを
    有する処理始働種子。
  12. 【請求項12】 種子のt50が同種の未処理種子の60
    %またはそれ以下である、請求項11記載の処理始働種
    子。
  13. 【請求項13】 実質的に同じMCを有する同種の常套
    の始働種子とt50が実質的に同じである、請求項11ま
    たは12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 常套の乾燥条件下同じMCまでドライ
    ・バックさせた同種の常套のの始働種子よりも実質的に
    長い貯蔵寿命を持った、未処理種子のMCを有する、請
    求項11〜13のいずれかに記載の種子。
  15. 【請求項15】 種子の貯蔵寿命が実質的に同じMCを
    有する同種の常套の始働種子より少なくとも35%長
    い、請求項14に記載の種子。
  16. 【請求項16】 種子の貯蔵寿命が実質的に同じMCを
    有する同種の常套の始働種子より少なくとも50〜10
    0%長い、請求項14または15に記載の種子。
  17. 【請求項17】 トマト(tomatos)、トウガラシ(pepper
    s)、メロン(melons)、スイカ(water melons)、キュウリ
    (cucumbers)、アブラナ属(Brassicas)、白ネギ(leek
    s)、ニンジン(carrots)、タマネギ(onions)、カボチャ
    (squashes)、小キュウリ(gherkins)、エンダイブ(endiv
    es)、ツリフネソウ属(Impatiens)、クマツヅラ属(Verbe
    nas)、サクラソウ属(Primulas)、テンジクアオイ属(Pel
    argoniums)、スミレ属(Viola)、チゴリウム属(Chigoriu
    ms)およびシクラメン属(Cyclamen)からなる群から選択
    される、請求項7〜16のいずれかに記載の種子。
  18. 【請求項18】 種子に有益な生物学的物質が定着して
    いることを特徴とする、請求項7〜17のいずれかに記
    載の種子。
  19. 【請求項19】 種子に所望により付加的生物学的物質
    を含む保護的被覆が設けられていることを特徴とする、
    請求項7〜18のいずれかに記載の種子。
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