JPH0725454B2 - ベニヤ単板の搬出方法 - Google Patents

ベニヤ単板の搬出方法

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JPH0725454B2
JPH0725454B2 JP3502485A JP3502485A JPH0725454B2 JP H0725454 B2 JPH0725454 B2 JP H0725454B2 JP 3502485 A JP3502485 A JP 3502485A JP 3502485 A JP3502485 A JP 3502485A JP H0725454 B2 JPH0725454 B2 JP H0725454B2
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veneers
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JP3502485A
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博史 細川
和己 小林
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Taihei Machinery Works Ltd
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Taihei Machinery Works Ltd
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  • Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はロール、または無端状の金網から成る合板用多
段式ドライヤの各段へ、乾燥すべきベニヤ単板を送入す
るためのオートフィーダへ向けて、ベニヤ単板を搬出す
る方法に関するものである。
従来は、作業者が直接、第4図のオートフィーダ20のチ
ップルコンベヤ21へ、その1載荷分に相当するベニヤ単
板を挿入するごとに、チップルコンベヤ21が一定間隔で
揺動しながら、次段に位置する合板用多段式ドライヤ
(以下、単に多段式ドライヤとする)(図示省略)の各
段へ送入させていた。
オートフィーダ20のサイクルは、多段式ドライヤ(図示
省略)の乾燥能力、乾燥すべきベニヤ単板(以下、単に
単板とする)の厚み、含水率等に応じて適宜決定されて
いる。その一例として5秒サイクルの場合には、ストッ
パ22が搬送面下に没入されると同時に、下方へ揺動して
押圧状態になったロール23により、一時待機中の単板を
多段式ドライヤ(図示省略)へ向けて搬出した後、再び
ストッパ22が搬送面上へ突出し、同時にロール23が上方
へ揺動して次の単板挿入に備えるまでに、既ね1.5秒を
要していた。従ってこの1.5秒は、作業者が単板を挿入
することが不可能な手待ち時間であるため、残るほぼ3.
5秒間が作業者に課せられた挿入のための時間であっ
た。
しかしながら近年の良質な南洋材原木の枯渇に伴い、低
品位の原木より収得される単板は、必然的に定尺および
長尺な単板の減少によって、不良部分を切断して成る有
寸単板の占める割合が増大し、且つその長さも短尺とな
った。従って作業者がこれらの単板を、上記で記載した
ようなわずかな挿入時間にてオートフィーダ20へ確実に
挿入し得るには、それ相当の経験を必要とした。さらに
オートフィーダ20のストッパ22は、単に次段の多段式ド
ライヤ(図示省略)よりの一定周期の信号で作動する機
構上、作業者は、このストッパ22が確実に搬送面上に突
出したのを確認後、最初の単板を挿入し、一方ストッパ
22が所定時間後に搬送面下に没入するまでに最終に挿入
する単板の前端をこのストッパ22へ確実に当接しておか
ねばならず、単板挿入時にこのタイミングを誤り易く、
延いては多段式ドライヤ(図示省略)へ送入された前後
に位置する単板同士の重合する危険性が潜在していた。
本発明は、上記の欠点を解消させるためのものであっ
て、作業者により順次案内ロールへ挿入された搬送方向
に直交する方向が不特定長さの単板を、その単板の搬送
方向と直交して所定の間隔を置いて配置された検知装置
がその1装分を検知すると、先端を反搬送方向に向けて
装着された搬送振り分け機構が揺動されて、複数段の方
向変換装置へ交互に搬入した後、その直角方向の方向変
換搬出装置へ交互に取り出す。そして方向変換搬出装置
の搬出ベルトコンベヤ上において、次段のオートフィー
ダの1載荷分になった単板を、その直角方向へ搬出し、
一方前記方向変換装置の複数の段に単板が満載状態にな
ると、ストッパ機構を上昇させて単板の搬入を阻止する
ようにした単板の搬出方法を提供するものである。
以下、本発明の一実施例を添付図面に従って説明する。
第1図は本発明を実施するための装置の一例を示す配置
図である。1、1a1〜1a4、1b、1cは不特定長さから成る有
寸単板、2は常時低速で駆動される案内ロールである。
3は後述する方向変換装置に単板1が満載されると単板
1の搬入を阻止するための昇降自在のストッパ機構、
4、4′は後述する方向変換装置の上段または下段に載
置する1装分の単板を検知するための光電管、マイクロ
スイッチ、リミットスイッチ等より成る検知装置であ
り、搬送方向と直交して所定の間隔を置いて配置される
ものであるが、本実施例では、便宜上、搬送方向に直交
する方向の両端の2箇所に配置している。5は常時高速
回転のピンチロール、6は前記検知装置4、4′の検知
信号によって揺動する搬送振り分け機構であり、その先
端を反搬送方向へ向けて装着されている。7は上下2段
に設けられたローラコンベヤ8、8′に直交して昇降自
在のベルトコンベヤ9、9′が配設されて成る方向変換
装置、10は昇降自在の搬出ベルトコンベヤ11と、この搬
出ベルトコンベヤ11に直交して設けられた搬出ローラコ
ンベヤ12から成る方向変換搬出装置、13、13′、14、1
5、16は光電管、マイクロスイッチ、リミットスイッチ
等による検知装置、20は従来技術によるオートフィーダ
である。
作業者が単板1を挿入するに際してストッパ機構3は、
下手に位置する方向変換装置7の上下段、若しくはその
いずれか一方の段に単板1が載置されてない場合には、
第2図のように搬送面下に没入している。この時、案内
ロール2の例えば右手方向より順次挿入された単板1a1
〜1a4は、ピンチロール5へ搬送された後、第5図の実
線で図示された下向きの搬送振り分け機構6を経て方向
変換装置7の上段に載置される。(第5図参照)その途
上にピンチロール5の搬入側に位置する一側の検知装置
4が先行の単板1a1の前端を検知した後、他側の検知装
置4′が後続の単板1a4の前端を検知した一定時間後
に、第6図の如く搬送振り分け機構6は、2点鎖線で図
示された上向きに揺動して搬送面を迅速に切り替えて次
の単板搬送に備えることが出来る。従って続いて搬入さ
れた単板1bは確実に方向変換装置7の下段へ載置され
る。以下同様にして単板1c…を交互に方向変換装置7の
上段または下段に載置させる。
一方、前記単板1bが方向変換装置7の下段に載置される
途上に上段に載置されていた単板1a1〜1a4は、一定時間
後に上昇し、次いで起動されたベルトコンベヤ9によ
り、その直角方向へ搬送される。先行の単板1a1は、そ
の前端を、次段の方向変換搬出装置10の検知装置14に検
知されると、搬出ベルトコンベヤ11が上昇後起動して搬
入されたうえ、この検知装置14がその後端を検知して一
時停止する。以下同様にして後続の単板1a2〜1a4は、検
知装置14の検知信号で間欠的に駆動された搬出ベルトコ
ンベヤ11によって搬送されて一旦待機状態になる。(第
7図参照) 方向変換装置7の下段に載置された複数の単板1bも上述
の単板1a1〜1a4と同様にして次段の方向変換搬出装置10
の搬出ベルトコンベヤ11へ搬入される。そして先行の単
板1a1〜1a4の前端が、次位の検知装置15をONにすると、
後続の単板1bの後端を検知した検知装置14の信号が無視
されて搬出ベルトコンベヤ11は回動を継続した後、単板
1a1〜1a4、1bを前方の検知装置16が検知した信号を介し
て停止させる。次いで、この単板1a1〜1a4、1bは、搬出
ベルトコンベヤ11が下降されて搬出ローラコンベヤ12上
において一旦待機状態になる。(第8、9図参照) さらに単板1a1〜1a4、1bは、次段のオートフィーダ20よ
りの一定周期の信号で起動する搬出ローラコンベヤ12に
よって、オートフィーダ20へ向けて搬出された後、オー
トフィーダ20がこの単板1a1〜1a4、1bを多段式ドライヤ
(図示省略)へ送入する。
方向変換装置7に単板1が満載状態、即ち方向変換装置
7の上段若しくは下段に1装分の単板1が載置されてい
る時、引き続いて順次挿入された単板1の前端がピンチ
ロール5の搬入側に位置する左右の検知装置4、4′に
よって検知された一定時間後に、搬送振り分け機構6が
揺動されると共に、ストッパ機構3が、上昇して単板1
の通過を阻止することが出来る。
また改めて述べるまでもなく、ストッパ機構3が上述の
如き上昇状態にあっても作業者は単板1を案内ロールへ
挿入することによって、ストッパ機構3において一時待
機させることが出来る。
満載状態にある方向変換装置7の一方の段に載置された
単板1が、次段の方向変換搬出装置10へ向けて取り出さ
れた一定時間後に、ストッパ機構3は搬送面下に没入し
て上記の記載による一時待機中の単板1をいっせいにピ
ンチロール5へ搬入させる。
これまで挿入された単板を説明の便宜上有寸単板に仮定
してきたが、これに限定されるものではなく、定尺単板
を一層確実に且つ迅速にオートフィーダ20へ搬出するこ
とが可能である。以下その定尺単板を挿入した場合に、
特に上述による有寸単板の場合と異なる部分のみを説明
する。
ピンチロール5の搬入側に位置する左右の検知装置4、
4′は、定尺単板の長さを検知する間隔を置いて配設さ
れているため、作業者の挿入した定尺単板を、前記検知
装置4、4′が、その前端を同時に検知した信号で搬送
振り分け機構6は揺動されて搬送面を迅速に切り替えて
次の搬送に備える。また定尺単板は長尺なる1枚の単
板、若しくは複数枚の有寸単板の隣接する端縁同士を密
に接ぎ合わせて成るため、方向変換搬出装置10の搬出ベ
ルトコンベヤ11は、間欠的に駆動されることなく定尺単
板を一気に搬入することが出来る。
なお方向変換装置7のベルトコンベヤ9、9′側を固定
とし、他方のローラコンベヤ8、8′側を昇降自在に、
また方向変換搬出装置10の搬出ベルトコンベヤ11側を固
定とし、他方の搬出ローラコンベヤ12側を昇降自在に置
き替えてもよい。さらに、搬送振り分け機構6は、本実
施例においては便宜上、その先端を反搬送方向へ向けて
装着しているが、第3図、或いは第7図乃至第9図に示
すように、上段のベルトコンベヤ9の後端において、単
板1の搬送を振り分ける機構のように、その先端を搬送
方向としも良い。
以上のように本発明によれば、順次案内ロールへ挿入さ
れる不特定長さを有するベニヤ単板を、所定の間隔を置
いて配設された検知装置によってその前端を検知し、そ
の都度搬送振り分け機構を揺動せしめることによって複
数段の方向変換装置へ交互に搬入した後、方向変換搬出
装置へ交互に搬送してその方向を直角に変換すると共
に、該方向変換装置においてオートフィーダの1載荷分
とし、次いで一定周期でその直角方向へ搬出し、一方、
方向変換装置の上下段にベニヤ単板が満載状態になる
と、ストッパ機構を作動せしめてベニヤ単板の搬入を阻
止するため、作業者がオートフィーダへ直接ストッパの
作動を、その都度注意しながら単板を挿入していた従来
方法に比して、作業者は何らストッパ機構の作動に惑わ
されることなく単に単板を順次案内ロールへ挿入するの
みで足り、方向変換搬出装置の搬出ベルトコンベヤ上に
おいて、オートフィーダの1載荷分になった単板を搬出
し得るのみならず、従来の単板挿入時の手待ち時間を解
消したことによって作業者は容易に且つ確実に単板を挿
入出来るなど、作業性が大幅に改善される。さらにオー
トフィーダへ作業者の挿入する単板が、2箇所に堆積さ
れていた従来方法に比して、本発明は1箇所に堆積され
た同一条件、若しくは概ね同一条件から成る単板を挿入
することもあって、多段式ベニヤドライヤにおいて均一
な乾燥が出来る付随的効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施するための装置を示す模式的な配
置図、第2図は同上のA-A矢視による側面図、第3図は
方向変換装置と方向変換搬出装置の模式的な正面図、第
4図は第1図のB矢視による方向変換搬出装置とオート
フィーダの側面図、第5図乃至第9図は装置の作動態様
図である。 1、1a1〜1a4、1b、1c…ベニヤ単板、2…案内ロール、
3…ストッパ機構、4、4′…検知装置、6…搬送振り
分け機構、7…方向変換装置、10…方向変換搬出装置、
20…オートフィーダ、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送方向に直交して不特定長さを有する複
    数枚のベニヤ単板、または特定長さを有する1枚のベニ
    ヤ単板を案内ロールへ挿入し、搬送方向と直交して所定
    の間隔を置いて配置された複数の検知装置によってその
    前端を検知し、その配置された全ての検知装置が検知し
    終えてから一定時間後に、前記検知装置に対して搬送方
    向の下流側に配置された搬送振り分け機構を揺動せしめ
    ることによって複数段の方向変換装置へ交互に搬入した
    後、方向変換搬出装置へ交互に搬送してその方向を直角
    に変換すると共に、該方向変換搬出装置においてオート
    フィーダの1載荷分とし、一定周期でその直角方向へ搬
    出し、一方、方向変換装置の複数の段にベニヤ単板が満
    載状態になると、ストッパ機構を作動せしめてベニヤ単
    板の搬入を阻止することを特徴とするベニヤ単板の搬出
    方法。
JP3502485A 1985-02-22 1985-02-22 ベニヤ単板の搬出方法 Expired - Lifetime JPH0725454B2 (ja)

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