JPH01156223A - タイヤ搬送移載方法及びその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、タイヤ搬送移載方法及びその装置に係わり
、更に詳しくは簡単な構成で、タイヤのトラッキングを
確実に行うことが出来ると共にタイヤ搬送及び移載作業
を効率良く行うたとが出来るタイヤ搬送移載方法及びそ
の装置に、関するものである。

〔従来技術〕

従来、搬送コンベヤー等により横置き状態でランダムに
搬送されて来る種類の異なるタイヤを種類別または所定
本数毎に仕分けして移送または搬送する場合、複数本の
長大なストレージコンベヤーにストレージさせ、そして
同種類のタイヤが揃った場合、または所定本数揃った場
合に、搬送コンベヤーに移載させて搬送させていた。

然しなから、このような従来のタイヤの搬送及び移載方
法の場合には、多くの手間と時間を要し、また広いスペ
ースが必要となって、必ずしも効率の良い作業を行うこ
とができないばかりか、設備費用がかかると言う問題が
あった。

〔発明の目的〕

この発明は、かかる従来の問題点に着目して案出された
もので、その目的とするところは簡単な構成で広いスペ
ースを必要とせず、タイヤの搬送及び移載作業を効率良
く行うことが出来ると共に、タイヤの搬送及び移載能力
も高く、更にトラッキングも確実に行うことができるタ
イヤ搬送移載方法及びその装置を提供するものである。

〔発明の構成］ この発明は上記目的を達成するため、平置きされたタイ
ヤを順次搬送する搬送コンベヤーの搬出端部に、搬送方
向に対して直交する向きに所定の間隔で配設された複数
の遮蔽板を備えたエンドレス状のチェーンコンヘヤーを
設置し、このチェーンコンベヤーの搬送側上部に、前記
遮蔽板により掬い上げられて立設さされたタイヤを、ス
トックコンベヤー側に蹴出す蹴出し手段ヲ設け、前記チ
ェーンコンベヤーのリターン側の下部に、ストックコン
ベヤーから搬送されて来たタイヤを移載して、次工程に
搬送させる搬出コンヘヤーを設置して構成し、前記平置
きされて順次搬送されて来るタイヤをエンドレス状のチ
ェーンコンベヤーの搬送方向に対して直交する向きに所
定の間隔で配設された遮蔽板により一本ずつ掬い上げて
立設させ、この立設されたタイヤがチェーンコンベヤー
により所定位置まで移送されてきた時、蹴出し手段によ
りストックコンベヤー側に蹴出して一本毎移載させ、そ
して、ストックコンヘヤーにより搬送されて来たタイヤ
を、前記チェーンコンベヤーのリターン側の遮蔽板を利
用して搬出コンベヤー側に搬送搬出させるようにしたこ
とを要旨とするものである。

〔発明の実施例〕

以下添付図面に基いて、この発明の詳細な説明する。

第１図は、この発明を実施したタイヤ搬送移載装置の正
面図、第２図は第１図の側面図、第３図はその平面図で
あって、このタイヤ搬送移載装置本体１は、凹型状のフ
レーム２の略中間部に、水平状態でチェーンコンベヤー
３が設置されている。

前記チェーンコンベヤー３には、搬送方向に対して直交
する向きに所定の間隔で第１図及び第２図に示すような
遮蔽板４の基端部が固定され、チェーンコンヘヤー３は
伝達機構５　（スプロケット及びチェーン等）を介して
駆動モータ６により一定の速度で間欠的または連続的に
回転駆動されるようになっている。

前記凹型状のフレーム２の上部フレーム７には、各遮蔽
板４間に立設されたタイヤＷを後述するストックコンベ
ヤー８側に蹴出す蹴出し手段９が設置され、この蹴出し
手段９は、上部フレーム７に揺動可能に取付けられた蹴
出しアーム１０と蹴出しシリンダ１１とで構成され、蹴
出しアーム１０の先端には当接ローラー１２が取付けら
れている。

前記、チェーンコンベヤー３の搬入側（第１図において
右側）には、所定の自走勾配を有する搬送コンベヤー１
３が設置され、この搬送コンベヤー１３には、平置きさ
れた種々の大きさのタイヤＷが順次搬送されて来て、前
記チェーンコンベヤー３に設けられた遮蔽板４により掬
い上げて垂直に立設させるように構成されている。

また、チェーンコンベヤー３のリターン側下部には、後
述するストックコンベヤー８から搬送されて来たタイヤ
Ｗを順次次工程に搬出させる搬出コンベヤー１４８，１
４ｂが設置されている。

次に、チェーンコンベヤー３の裏面側、即ちタイヤＷの
蹴出し側には、第２図〜第４図に示すようにタイヤＷの
ガイド供給手段１５を介してストックコンベヤー８が設
置され、ガイド供給手段１５は、チェーンコンベヤー３
とストックコンベヤー８とを一定の勾配で接続するガイ
ドプレート１６と、このガイドプレート１６の途中にタ
イヤＷを１本俸ストックコンベヤー８に供給させるスト
ッパ装置１７とで構成される。

ストッパ装置１７は、第２図に示すように前記ガイドプ
レート１６の下部側から上部側へ出没する揺動可能なス
トッパアーム１８と、このストッパアーム１８を回転駆
動させるシリンダ１９とで構成され、前記蹴出しアーム
１０により蹴出されたタイヤＷを一本毎保持して、順次
ストックコンベヤー８側に供給させるものである。

また、チェーンコンベヤー３のリターン側とストックコ
ンベヤー８との間にも、上述と同様なガイド供給手段２
０が設置され、このガイド供給手段２０の途中にも、前
述と同様な一定の勾配で接続するガイドプレート２１と
トッパ装置２２とが設けられている。

また、上記ガイドプレート２１のタイヤ供給部（第２図
において右側）には、前記ストックコンベヤー８により
順次搬送されて来たタイヤＷをガイドプレート２１上に
蹴出す、蹴出し装置２３が設置され、この蹴出し装置２
３は、フレーム２４に揺動可能に指示されたＬ字状の蹴
出しアーム２５と、この蹴出しアーム２５を駆動させる
蹴出しシリンダ２６とで構成される。

また、前記ストックコンベヤー８は、第４図に示すよう
に、多段式の架台２７に、ストックチェーンコンベヤー
２８がエンドレス状に掛ケ廻され、このストックチェー
ンコンベヤー２８には、駆動モータ２９及び伝達手段３
０を介して一定の方法に回転駆動されると共に、所定の
間隔で図示しないタイヤストック手段が設けられている
。

次に、タイヤ搬送移載方法について説明する。

搬送コンベヤー１３により平置きされて順次搬送されて
来る種々の大きさの異なるタイヤＷをエンドレス状のチ
ェーンコンベヤー３の搬送方向に対して直交する向きに
所定の間隔で配設された遮蔽板４により一本ずつ掬い上
げて立設させる。そして、この立設されたタイヤＷがチ
ェーンコンベヤー３により所定位置まで移送されてきた
時、蹴出し手段９の蹴出しシリンダー１が作動して、蹴
出しアーム１０によりタイヤＷをガイド供給手段１５側
に蹴出し、そしてタイヤＷをストッパ装置１７により一
本毎ストックさせながら順次ストックコンベヤー８側に
送り出して一本毎移載させる。このようにして、ストッ
クコンベヤー８にストックされたタイヤＷは、チェーン
コンベヤー３のリターン側に搬送され、そして蹴出し装
置２３及びガイド供給手段２０を介して前記チェーンコ
ンベヤーのりターン側の遮蔽板４間に供給される。

そして、このリターン側の遮蔽板４を利用して搬出コン
ベヤー１４ａ、１４ｂ側に搬送搬出させるのである。

上記のような方法は、タイヤＷの大きさや種類に関係な
く行うことが出来、タイヤＷの搬送及び移載作業を効率
良く行うことが出来るのである。

〔発明の効果〕

この発明は、上記のように平置きされて順次搬送されて
来るタイヤをエンドレス状のチェーンコンベヤーの搬送
方向に対して直交する向きに所定の間隔で配設された遮
蔽板により一本ずつ掬い上げて立設させ、この立設され
たタイヤがチェーンコンベヤーにより所定位置まで移送
されてきた時、蹴出し手段によりストックコンベヤー側
に蹴出して一本毎移載させ、そして、ストックコンベヤ
ーにより搬送されて来たタイヤを、前記チェーンコンベ
ヤーのリターン側の遮蔽板を利用して搬出コンベヤー側
に搬送搬出させるようにしたので、多くの手間と時間を
要することなくタイヤの搬送及び移載作業を自動的に行
うことが出来、作業能率を著しく向上させることが出来
る効果がある。

また、この発明は平置きされたタイヤを順次搬送する搬
送コンベヤーの搬出端部に、搬送方向に対して直交する
向きに所定の間隔で配設された複数の遮蔽板を備えたエ
ンドレス状のチェーンコンベヤーを設置し、このチェー
ンコンベヤーの搬送側上部に、前記遮蔽板により掬い上
げられて立設さされたタイヤを、ストックコンヘヤー側
に蹴出す蹴出し手段を設け、前記チェーンコンベヤーの
リターン側の下部に、ス（・ツクコンヘヤーから搬送さ
れて来たタイヤを移載して、次工程に搬送させる搬出コ
ンベヤーを設置したので、広いスペースを必要とせずに
、しかも簡単な構成でタイヤの搬送及び移載作業を行う
ことが出来、またトラッキングが確実で、搬送及び移載
能力も高いものとすることが出来る効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明を実施したタイヤ搬送移載装置の正
面図、第２図は第１図の側面図、第３図はその平面図、
第４図はストックコンベヤーの正面図である。 １・・・タイヤ搬送移載装置本体、３・・・チェーンコ
ンヘヤー、４・・・遮蔽板、８・・・ストックコンヘヤ
ー、９・・・蹴出し手段、１３・・・搬送コンベヤー、
１４ａ、１４ｂ・・・搬出コンベヤー、Ｗ・・・タイヤ
。 代理人　弁理士　小　川　信　−

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、平置きされて順次搬送されて来るタイヤをエンドレ
   ス状のチェーンコンベヤーの搬送方向に対して直交する
   向きに所定の間隔で配設された遮蔽板により一本ずつ掬
   い上げて立設させ、この立設されたタイヤがチェーンコ
   ンベヤーにより所定位置まで移送されてきた時、蹴出し
   手段によりストックコンベヤー側に蹴出して一本毎移載
   させ、そして、ストックコンベヤーにより搬送されて来
   たタイヤを、前記チェーンコンベヤーのリターン側の遮
   蔽板を利用して搬出コンベヤー側に搬送搬出させること
   を特徴とするタイヤ搬送移載方法。 ２、平置きされたタイヤを順次搬送する搬送コンベヤー
   の搬出端部に、搬送方向に対して直交する向きに所定の
   間隔で配設された複数の遮蔽板を備えたエンドレス状の
   チェーンコンベヤーを設置し、このチェーンコンベヤー
   の搬送側上部に、前記遮蔽板により掬い上げられて立設
   さされたタイヤを、ストックコンベヤー側に蹴出す蹴出
   し手段を設け、前記チェーンコンベヤーのリターン側の
   下部に、ストックコンベヤーから搬送されて来たタイヤ
   を移載して、次工程に搬送させる搬出コンベヤーを設置
   したことを特徴とするタイヤ搬送移載装置。