JPH07254212A - 回転駆動装置及び記録または再生装置 - Google Patents

回転駆動装置及び記録または再生装置

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JPH07254212A
JPH07254212A JP6045999A JP4599994A JPH07254212A JP H07254212 A JPH07254212 A JP H07254212A JP 6045999 A JP6045999 A JP 6045999A JP 4599994 A JP4599994 A JP 4599994A JP H07254212 A JPH07254212 A JP H07254212A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
base
recording
rotor
magnet
Prior art date
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Pending
Application number
JP6045999A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Shigeuchi
治 茂内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
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  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
  • Brushless Motors (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 回路基板の厚みがばらついても適正なスぺー
シングが確保でき、かつ回路基板の厚みのばらつきがあ
っても安定した読み出し、書き込みを行うことが可能と
なる回転駆動装置及び記録または再生装置を提供する。 【構成】 ベース1と、回転軸30と、一端に多極着磁
されたマグネット22を備えたローター20と、マグネ
ット22に対向してコイル11が配置された回路基板1
0とを有する回転駆動装置において、ベース1とロータ
ー20間に回路基板10の高さ方向を規制する位置規制
部材であるスラストベアリング40を設け、スラストベ
アリングの上板41とベース1によって回路基板10の
収容部2を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マグネットに対向して
コイルが配置された回路基板を有する回転駆動装置、及
びその回転駆動装置を使用する記録または再生装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の記録/再生装置として例えばフレ
キシブルディスク駆動装置が知られている。このような
フレキシブルディスク駆動装置はベースと、記録媒体を
収納するホルダーと、このホルダーを記録位置と排出位
置に案内するカム手段が形成されたスライド板からなる
案内手段と、送り溝が形成された移送手段であるリード
スクリューと、このリードスクリューを回転駆動するス
テッピングモータと、信号の変換器である下側磁気ヘッ
ドを搭載すると共に一端にリードスクリューの送り溝と
係合する係合手段であるフォロワーピンを有し、磁気ヘ
ッドを記録媒体の径方向に移送可能なキャリッジと、一
端に下側磁気ヘッドに対向する第2の変換器である上側
磁気ヘッドが取り付けられ、他端がキャリッジにねじ止
めされたアームと、記録媒体が載置されるハブ台をスピ
ンドル軸を中心に回転駆動するスピンドルモータとから
主に構成されている。ここで前記各構成部材はベース上
に搭載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
フレキシブルディスク駆動装置の記録媒体の回転駆動装
置においては、ベース下面にコイルを設けた回路基板を
配置し、このコイルに対向してマグネットが設けられた
ローターをベースに設けられた軸受に回転軸を介して回
転可能に取り付けて構成していた。
【0004】ところが、このような面対向型の回転駆動
装置においては、回路基板がマグネットの吸引力によっ
て引き寄せられてエアギャップ(後述する図2に示す
E)が小さくなり、マグネットとコイルが接触してしま
うという問題があった。
【0005】そこで、この回路基板の回転軸に近い側を
ベースにねじ止めして固定するという方法が用いられて
いたが、組立が煩雑になるうえ、ねじの配置部を設ける
ために回路基板のパターン設計に制約が出るといった不
具合があった。また、回路基板の製造ばらつきにより、
その厚みがばらつくとエアギャップが変化してしまい特
性が劣化してしまうといった不具合があった。
【0006】また、前記回転駆動装置を使用した記録ま
たは再生装置においては、回転軸に記録媒体の受け台が
取り付けられているので、エアギャップが変化するとこ
れに伴い回転軸が上下し記録媒体の高さが変化してしま
う。記録媒体の高さが変化すると信号の変換器であるヘ
ッドと記録媒体との間隔すなわちスぺーシングが変化し
てしまい、安定した信号の読み出しまたは書き込みがで
きなくなってしまうという虞れがあった。
【0007】本発明の第1の目的は、回路基板の厚みが
ばらついても適正なエアギャップが確保できる回転駆動
装置を提供することにある。本発明の第2の目的は、回
路基板の厚みがばらついても適正なスぺーシングが確保
でき、かつ回路基板の厚みのばらつきがあっても安定し
た読み出し、書き込みを行うことが可能となる記録また
は再生装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的は、ベー
スと、回転軸と、一端に多極着磁されたマグネットを備
えたローターと、前記マグネットに対向してコイルが配
置された回路基板とを有する回転駆動装置において、前
記ベースと前記ローター間に前記回路基板の高さ方向を
規制する位置規制部材を設け、前記位置規制部材と前記
ベースによって前記回路基板の収容部を形成した第1の
手段により達成される。
【0009】上記第1の目的は、第1の手段の回転駆動
装置において、前記位置規制部材は軸受である第2の手
段により達成される。
【0010】上記第2の目的は、ベースと、記録媒体の
受け台を備えた回転軸と、一端に多極着磁されたマグネ
ットを備えたローターと、前記マグネットに対向してコ
イルが配置された回路基板とからなる回転駆動装置と、
前記記録媒体に対向して信号の記録または読み出しを行
う変換器とを備えた記録または再生装置において、前記
ベースと前記ローター間に前記回路基板の高さ方向を規
制する位置規制部材を設け、前記位置規制部材と前記ベ
ースによって前記回路基板の収容部を形成した第3の手
段により達成される。
【0011】
【作用】前記第1の手段にあっては、位置規制部材によ
って回路基板の高さが規制されるため、回路基板がマグ
ネットによって吸引されてエアギャップEが小さくなる
ことを防止できる。また、回路基板の厚みがばらついた
としてもベースと位置規制部材とによって形成された回
路基板の収容部の高さ内で吸収されるため、エアギャッ
プEは適正に保持される。
【0012】前記第2の手段にあっては、回路基板の厚
みにばらつきがあっても、凹部の高さ内で吸収されるた
め、ベースの上面からハブ台までの高さに影響を及ぼす
ことがないので、ハブ台上に記録媒体を装着して信号の
読み出しまたは書き込みを行う際に、記録媒体の高さに
回路基板の厚みのばらつきに起因するばらつきが生じな
い。
【0013】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例に係る記録/再
生装置としてのフレキシブルディスク駆動装置について
図1及び図2をもとに説明する。
【0014】図1(a),(b)は第1の実施例に係る
記録/再生装置の全体を示す平面図及び側断面図、図2
は図1(b)の要部拡大断面図である。
【0015】これらの図に示すように、記録/再生駆動
装置は、ベース1と、記録媒体を収納するホルダー(図
示せず)と、このホルダーを記録位置と排出位置に案内
するカム手段が形成されたスライド板からなる案内手段
(図示せず)と、送り溝が形成された移送手段であるリ
ードスクリュー(図示せず)と、このリードスクリュー
を回転駆動するステッピングモータと、信号の変換器で
ある下側磁気ヘッドを搭載すると共に一端にリードスク
リューの送り溝と係合する係合手段であるフォロワーピ
ン(図示せず)を有し、磁気ヘッドを記録媒体の径方向
に移送可能なキャリッジ(図示せず)と、一端に下側磁
気ヘッドに対向する第2の変換器である上側磁気ヘッド
(図示せず)が取り付けられ、他端がキャリッジにねじ
止めされたアーム(図示せず)と、記録媒体が載置され
るハブ台31を回転軸30を中心に回転駆動する回転駆
動装置とから主に構成されている。
【0016】ベース1は板金のプレス加工によって形成
された記録/再生装置の基台であり、このベース1には
含油軸受5がかしめなどの手段によって取り付けられて
いる。また、このベース1には断面階段状の凹部2が形
成されており、この凹部2内に回路基板10が収容され
ている。回路基板10の反ベース1側には円環状に複数
のコイル11が設けられており、また、回路基板10に
は図示しないがこれらコイル11と装置の制御回路とを
接続する配線パターンや、周波数発電用のFGコイルパ
ターンが形成されている。ここでこの凹部2の高さ(図
2で上下方向)は回路基板10の製造公差を含む最大板
厚よりも大きく形成されている。
【0017】ローター20は、円盤状の鋼板であるロー
ターヨーク21と、このローターヨーク21に上記コイ
ル11に対応すべく複数極の着磁がなされたマグネット
22が固着されてなり、このローターヨーク21の略中
心には開口23が設けられている。
【0018】回転軸30には一端に記録媒体の受け台で
あるハブ台31が圧入などによって固着されており、ま
た回転軸30は上記含油軸受5の孔6を挿通され、回転
軸30の他端に開口23を貫通するビス24によってロ
ーター20が固定されている。このようにしてローター
20のマグネット22がコイル11に対向するようにな
っている。
【0019】また、ベース1とローターヨーク21の間
にはスラストベアリング40が配置されている。このス
ラストベアリング40は上板41と下板42とボール4
3,43…から構成され、これら上板41と下板42の
ボール受け面に対し回転自在に複数個のボール43,4
3…が回転軸30を囲むように略円環状に配置され、図
示しないリテーナによって略円環状に保持されている。
後述するようにスラストベアリング40の上板41が位
置規制部材を構成している。
【0020】上板41は平面略ドーナツ状の鋼板であ
り、上板41の内径(内周面に符号41Iを付してあ
る)は含油軸受5の外径(外周面に符号5Oを付してあ
る)より大きく、また上板41の外径(外周面に符号4
Oを付してある)は凹部2の回転軸30側の端部2a
及び回路基板10の回転軸30側の端部10aよりも外
側に位置するように設定されている。したがって、回路
基板10の回転軸30側の端部10aはベース1の凹部
2に上板41の外径(外周面に符号41Oを付してあ
る)によって挾み込まれた状態となり、すなわち回路基
板10の高さ方向(図2で上下方向)の位置規制がなさ
れている。
【0021】一方、下板42も同様に平面略ドーナツ状
の鋼板であるがその内径(内周面に符号42Iを付して
ある)はビス24よりも若干大きめに形成されており、
ローター20と共にビス24が貫通し回転軸30に容易
に取り付けられるように構成されている。
【0022】なお、回路基板10は反回転軸側の端部の
前記配線パターンに影響しない位置でベース1にねじ1
2によって脱落しないよう固定されている。
【0023】上記のように構成された回転駆動装置及び
記録/再生装置にあっては、ベース1の凹部2に回路基
板10の回転軸30側の端部10aが収容され、ベース
1の凹部2に上板41によって挾み込まれるように保持
されているため、回路基板10がマグネット22によっ
て吸引されてエアギャップEが小さくなることを防止で
きる。また、回路基板10の厚みがばらついたとしても
凹部2の高さ内で吸収されるため、エアギャップEは適
正に保持される。
【0024】しかも、この回路基板10の厚みにばらつ
きがあっても、凹部2の高さ内で吸収されるため、ベー
ス1の上面からハブ台31までの高さに影響を及ぼすこ
とがないので、ハブ台31上に記録媒体を装着して信号
の読み出しまたは書き込みを行う際に、記録媒体の高さ
に回路基板10の厚みのばらつきに起因するばらつきが
生じない。そのため、スぺーシングが変化せず記録媒体
と磁気ヘッドとの適正なヘッドタッチを得ることができ
るので、安定した読み出し、書き込みを行うことが可能
となる。
【0025】次に、本発明の第2の実施例を説明する。
図3は本発明の第2の実施例の要部断面図であり、前記
第1の実施例のスラストベアリングに代えて、ラジアル
ベアリングによって位置規制部材を構成したものである
が、前記第1の実施例との共通部材については同一の符
号を付し、詳細な説明を省略する。
【0026】図3に示すように、ベース101には含油
軸受105がかしめなどによって固着されている。この
含油軸受105には略中心に孔106及び凹部107が
形成されており、この凹部107に接してボールベアリ
ング150の外輪151がそして回転軸30に接して内
輪152がそれぞれ設けられ、これら外輪151と内輪
152の間に複数個のボール153,153…が回転自
在に挟持されている。
【0027】回転軸30は含油軸受105の孔106を
貫通して挿通され、回転軸30の他端にビス24によっ
てローター20が固定されてローター20が回転自在に
支承されている。
【0028】含油軸受105にはベース101の取付面
に連なり段部108が形成されており、この段部108
のベース101取付面からの高さは回路基板10の厚み
の製造ばらつきを含む最大板厚よりも大きく形成されて
いる。そして、回路基板10は上記ベース101と上記
段部108によって形成された収容部109内に収容さ
れ、回路基板10の下面10bは段部108によって保
持されている。したがって、回路基板10の回転軸30
側の端部10aは上記ベース101と上記段部108に
よって形成された収容部109内に挾み込まれた状態と
なり、すなわち回路基板10の高さ方向(図3で上下方
向)の位置規制がなれている。
【0029】上記のように構成された回転駆動装置及び
記録/再生装置の第2の実施例にあっても、前記第1の
実施例と同様の作用効果を奏する。また、第2の実施例
にあっては、含油軸受105の凹部107にボールベア
リングの外輪151を接着固定し、回転軸30に内輪1
52を圧入や接着などにより固定した場合は、ハブ台3
1の高さは回転軸30のボールベアリング150への固
定位置で強固に保持されているため、装置に回転軸30
の軸方向に対する衝撃などの多大な外力が加わった時に
ローター20が抜けたり、あるいはハブ台31と含油軸
受105とが衝突してハブ台31の高さ位置が変化して
しまうといった不具合の発生を防止することができると
いう効果をも奏する。
【0030】なお、上記の各実施例はいずれも軸受を回
路基板の位置規制部材として使用したために軸受の加工
高さ精度によってエアギャップを容易に保証することが
できる例であるが、上記実施例以外でも例えば、比較的
精度を要求しないものであれば上板41の代わりにベー
ス1の一部に切り起こしを形成し、これを凹部2に対向
するように例えばL字状に屈曲しこの切り起こし片によ
って回路基板の位置規制を行うようにしてもよい。
【0031】なお、上記各実施例はいずれもフレキシブ
ルディスクドライブ装置に適用した例について説明した
が、本発明は例えばCD−ROMや光ディスクなどにつ
いても適用することが可能である。
【0032】
【発明の効果】請求項1,2記載の発明によれば、回路
基板の厚みがばらついても適正なエアギャップが確保で
きる回転駆動装置を提供することができる。
【0033】請求項3記載の発明によれば、回路基板の
厚みがばらついても適正なスぺーシングが確保でき、か
つ回路基板の厚みのばらつきがあっても安定した読み出
し、書き込みを行うことが可能となる記録または再生装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例に係る記録/再生装置の全体を示
す平面図及び側断面図である。
【図2】図1(b)の要部拡大断面図である。
【図3】本発明の第2の実施例の要部断面図である。
【符号の説明】
1,101 ベース 2,109 収容部 10 回路基板 11 コイル 20 ローター 22 マグネット 30 回転軸 40 スラストベアリング 41 上板 108 段部 151 ボールベアリングの外輪

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースと、回転軸と、一端に多極着磁さ
    れたマグネットを備えたローターと、前記マグネットに
    対向してコイルが配置された回路基板とを有する回転駆
    動装置において、 前記ベースと前記ローター間に前記回路基板の高さ方向
    を規制する位置規制部材を設け、前記位置規制部材と前
    記ベースによって前記回路基板の収容部を形成したこと
    を特徴とする回転駆動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の回転駆動装置において、
    前記位置規制部材は軸受であることを特徴とする回転駆
    動装置。
  3. 【請求項3】 ベースと、記録媒体の受け台を備えた回
    転軸と、一端に多極着磁されたマグネットを備えたロー
    ターと、前記マグネットに対向してコイルが配置された
    回路基板とからなる回転駆動装置と、前記記録媒体に対
    向して信号の記録または読み出しを行う変換器とを備え
    た記録または再生装置において、 前記ベースと前記ローター間に前記回路基板の高さ方向
    を規制する位置規制部材を設け、前記位置規制部材と前
    記ベースによって前記回路基板の収容部を形成したこと
    を特徴とする記録または再生装置。
JP6045999A 1994-03-16 1994-03-16 回転駆動装置及び記録または再生装置 Pending JPH07254212A (ja)

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JP6045999A JPH07254212A (ja) 1994-03-16 1994-03-16 回転駆動装置及び記録または再生装置

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JPH07254212A true JPH07254212A (ja) 1995-10-03

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Legal Events

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010403