JPH0725418U - ワイヤレス座標検出装置 - Google Patents

ワイヤレス座標検出装置

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Publication number
JPH0725418U
JPH0725418U JP054605U JP5460593U JPH0725418U JP H0725418 U JPH0725418 U JP H0725418U JP 054605 U JP054605 U JP 054605U JP 5460593 U JP5460593 U JP 5460593U JP H0725418 U JPH0725418 U JP H0725418U
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JP
Japan
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sense
drive
line group
sense line
drive line
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Withdrawn
Application number
JP054605U
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English (en)
Inventor
利博 新井
誠一 中野
Original Assignee
日立精工株式会社
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Publication date
Application filed by 日立精工株式会社 filed Critical 日立精工株式会社
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Publication of JPH0725418U publication Critical patent/JPH0725418U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】位置指示器の種類に関係なく検出精度が良い座
標検出装置を提供すること。 【構成】第1の方向に所定のピッチで布線されたループ
状の複数の駆動線(駆動線群)と前記第1の方向と直交
する第2の方向に所定のピッチで布線されたループ状の
複数のセンス線(センス線群)を設けたタブレットと、
駆動線群の各駆動線に対し選択的に交流電流を供給する
駆動回路と、センス線群のセンス線に誘起された交流電
流を選択的に取り出すセンス回路とを備えた座標検出装
置において、タブレットに配置する駆動線群およびセン
ス線群をピッチおよびループ幅の異なる複数組とし、複
数組の駆動線群およびセンス線群を切り換える切換手段
を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ワイヤレス座標検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
特開平2−45819号公報には、第1の方向に所定のピッチで布線されたル ープ状の複数の駆動線(駆動線群)と前記第1の方向と直交する第2の方向に所 定のピッチで布線されたループ状の複数のセンス線(センス線群)を設けたタブ レットと、駆動線群の各駆動線に対し選択的に交流電流を供給する駆動回路と、 センス線群のセンス線に誘起された交流電流を選択的に取り出すセンス回路とを 備えたワイヤレス座標検出装置が開示されている。◆ 上記技術による座標検出原理を図2および図3により簡単に説明する。◆ 図2はX軸方向(図の左右方向)の座標を検出するための概略回路図で、駆動 回路1は駆動線群2のうちの1つである駆動線2yに接続されている。なお、駆 動回路1は所定の周波数の交流電流を駆動線2に供給する。そして、センス線群 3のうちのセンス線3xが増幅器4の入力端に接続されている。5は磁界発生用 の励磁コイル6を備えた位置指示器であるカーソル。いま、カーソル5すなわち 励磁コイル6をX軸方向に移動させると、増幅器4の出力電圧Vzは図3のよう に変化する。なお、Aはセンス線3xの中点である。そして、出力電圧Vzと隣 接するセンス線3x−1とセンス線3x+1からの出力電圧を組み合わせてカー ソル5のX座標を決定する。◆ ところで、励磁コイルの形状は位置指示器の種類によって異なる。すなわち、 駆動回路1から供給する交流電流の周波数を上記の場合と同一にして、位置指示 器をペンに換えると、出力電圧Vzは図4のように大きさが小さくかつ変化が小 さいものとなり、ペンの位置を正確に求めることができない。しかし、駆動回路 1の交流電流の周波数を変えると、図3のような出力電圧Vzを得ることができ 、ペンの位置が求められる。そこで、従来は、駆動回路1から先ずカーソルに好 適な周波数の交流電流を供給してデータを読み取り、次にペンに好適な周波数の 交流電流を供給してデータを読み取りる。そして、読み取ったデータから使用さ れている位置指示器の種類を判別すると共に座標を決定していた。この結果、従 来のワイヤレス座標検出装置は位置指示器としてカーソルおよびペンの両者を使 用することができた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、駆動線群およびセンス線群のピッチおよびループ幅はカーソルとペン の何れを使用しても同程度の読み取り精度が確保できるように布線してある。こ のため、読み取り精度を向上させることに限界があった。◆ 本考案の目的は、位置指示器の種類に関係なく検出精度が良い座標検出装置を 提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記した課題は、第1の方向に所定のピッチで布線されたループ状の複数の駆 動線(駆動線群)と前記第1の方向と直交する第2の方向に所定のピッチで布線 されたループ状の複数のセンス線(センス線群)を設けたタブレットと、駆動線 群の各駆動線に対し選択的に交流電流を供給する駆動回路と、センス線群のセン ス線に誘起された交流電流を選択的に取り出すセンス回路とを備えた座標検出装 置において、タブレットに配置する駆動線群およびセンス線群をピッチおよびル ープ幅の異なる複数組とし、複数組の駆動線群およびセンス線群を切り換える切 換手段を設けることにより解決される。◆
【0005】
【作用】
位置指示器の励磁コイルの形状に適した駆動線群とセンス線群を用いることに より、最適の出力電圧特性を利用することができる。
【0006】
【実施例】
図1は本考案の一実施例を示す座標検出装置のブロック図である。なお、図2 と同じものは同一の符号を付してある。◆ 10は第1のタブレットで、表面にはカーソル5の座標を検出するのに最適の ピッチおよびループ幅で第1の方向に駆動線2が、また、第2の方向にセンス線 群3が布線されている。11は第2のタブレットで、表面にはペン12の座標を 検出するのに最適のピッチおよびループ幅、すなわち、上記駆動線群2およびセ ンス線群3とはピッチおよびループ幅が異なる駆動線群13およびセンス線群1 4が布線されている。なお、タブレット11はタブレット10に重ねて配置して あり、駆動線群13と駆動線群2およびセンス線群14とセンス線群3の方向は 同一である。15は駆動線群2を切り換える切換器。16は駆動線群13を切り 換える切換器。17はセンス線群3を切り換える切換器。18はセンス線群14 を切り換える切換器。19は切換器15と切換器16および切換器17と切換器 18を切り換える切換器。20は検出回路で、増幅器4がセンス線群3からの信 号を増幅したときの出力電圧Vzまたは増幅器4がセンス線群14からの信号を 増幅したときの出力電圧Vzpに基づいて座標を検出する。21は制御回路で、 切換器15,16,17,18,19、検出回路20、駆動回路1の制御および 座標の演算を行う。以下、動作について説明する。なお、位置指示器が存在する 位置は図2の場合と同じであるとする。
【0007】 制御回路21は切換器19により駆動回路1を切換器15に、増幅器4を切換 器17に接続する。そして、最初の駆動線2に接続した状態でセンス線群3を切 換器17により順次切り換えながら検出回路20からのデータを読み取る。なお 、駆動回路1が供給する交流電流の周波数はカーソル5に好適なものである。以 下、上記の動作を残りの駆動線群2に対して行う。総ての駆動線群2に対して上 記動作が終了すると、制御回路21は切換器19により駆動回路1を切換器16 に、増幅器4を切換器18に接続する。そして、駆動回路1からペン12に好適 な周波数の交流電流を供給して、上記と同様に検出回路20からのデータを読み 取る。総ての駆動線群13に対して上記動作が終了すると、制御回路21は読み 取っただデータを比較し、使用されている位置指示器の種類を判定する。そして 、使用されている位置指示器がカーソル5であると判定したときには、駆動線2 yにおけるセンス線3x−1,3x,3x+1の3個のデータからX座標を、ま た、駆動線2y−1,2y,2y+1におけるセンス線3xの3個のデータから Y座標を求める。また、使用されている位置指示器がペン12であると判定した ときには、駆動線13yにおけるセンス線14x−1,14x,14x+1の3 個のデータからX座標を、また、駆動線13y−1,13y,13y+1におけ るセンス線14xの3個のデータからY座標を求める。◆ なお、本実施例では、駆動線群2と駆動線群13およびセンス線群3とセンス 線群14を別のタブレットに布線したが1枚のタブレットに布線してもよい。ま た、使用する位置指示器の種類に従って手動で切換器19を切り換え、使用する 位置指示器に好適な周波数の交流電流だけを供給するようにすれば、読み取り時 間を短縮することができる。
【0008】
【考案の効果】
説明したように本考案では、位置指示器の励磁コイルの形状に適した駆動線群 とセンス線群を用いるから、座標検出精度を向上することができるという効果が ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す座標検出装置のブロッ
ク図。
【図2】座標の検出原理を説明するための概略回路図。
【図3】座標検出特性図。
【図4】座標検出特性図。
【符号の説明】
1 駆動回路 2,13 駆動線群 3,14 センス線群 10、11 タブレット 15,16,17,18,19 切換器 20 検出回路 21 制御回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の方向に所定のピッチで布線されたル
    ープ状の複数の駆動線(駆動線群)と前記第1の方向と
    直交する第2の方向に所定のピッチで布線されたループ
    状の複数のセンス線(センス線群)を設けたタブレット
    と、駆動線群の各駆動線に対し選択的に交流電流を供給
    する駆動回路と、センス線群のセンス線に誘起された交
    流電流を選択的に取り出すセンス回路とを備えたワイヤ
    レス座標検出装置において、タブレットに配置する駆動
    線群およびセンス線群をピッチおよびループ幅の異なる
    複数組とし、複数組の駆動線群およびセンス線群を切り
    換える切換手段を設けたことを特徴とするワイヤレス座
    標検出装置。
JP054605U 1993-10-08 1993-10-08 ワイヤレス座標検出装置 Withdrawn JPH0725418U (ja)

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JP054605U JPH0725418U (ja) 1993-10-08 1993-10-08 ワイヤレス座標検出装置

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JP054605U JPH0725418U (ja) 1993-10-08 1993-10-08 ワイヤレス座標検出装置

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JPH0725418U true JPH0725418U (ja) 1995-05-12

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ID=12975375

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JP054605U Withdrawn JPH0725418U (ja) 1993-10-08 1993-10-08 ワイヤレス座標検出装置

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980305