JPS63298618A - ワイヤレス方式デジタイザ - Google Patents
ワイヤレス方式デジタイザInfo
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- JPS63298618A JPS63298618A JP62135937A JP13593787A JPS63298618A JP S63298618 A JPS63298618 A JP S63298618A JP 62135937 A JP62135937 A JP 62135937A JP 13593787 A JP13593787 A JP 13593787A JP S63298618 A JPS63298618 A JP S63298618A
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- 230000005674 electromagnetic induction Effects 0.000 claims description 5
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 12
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 8
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- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
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-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/01—Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
- G06F3/03—Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
- G06F3/041—Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means
- G06F3/046—Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means by electromagnetic means
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Position Input By Displaying (AREA)
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は電磁誘導作用を利用して平面上の位置を読み取
るデジタイザに関するもので、特にその指示部材として
のスタイラスペンまたはカーソル(以下カーソルと言う
)の本体との接続ケーブルをなくした電磁誘導方式デジ
タイザに関する。
るデジタイザに関するもので、特にその指示部材として
のスタイラスペンまたはカーソル(以下カーソルと言う
)の本体との接続ケーブルをなくした電磁誘導方式デジ
タイザに関する。
電磁誘導作用を利用したデジタイザとしては従来から種
々の方式のものが提案されている。例えばUSP3.6
47.963 (特公昭49−44540) 、USP
3.735.044 (特公昭57−10448)、実
公昭59−14.858および本出願人が先に出願した
特願昭62−23895等がある。
々の方式のものが提案されている。例えばUSP3.6
47.963 (特公昭49−44540) 、USP
3.735.044 (特公昭57−10448)、実
公昭59−14.858および本出願人が先に出願した
特願昭62−23895等がある。
U S P 3.647.963に開示された発明は、
XY方向にそれぞれジグザグ状にグリッド導体を配置す
るとともに、基準位相信号に基づいて励磁されるカーソ
ルコイルにより発生される磁力線が前記ジグザグ状グリ
ッド導体を横切ることにより誘起される電圧の位相(X
側およびY側)を前記規準位相信号と比較して位相差を
測定して前記ジグザグ状グリッド導体の一周期内の位置
の検出を行う。
XY方向にそれぞれジグザグ状にグリッド導体を配置す
るとともに、基準位相信号に基づいて励磁されるカーソ
ルコイルにより発生される磁力線が前記ジグザグ状グリ
ッド導体を横切ることにより誘起される電圧の位相(X
側およびY側)を前記規準位相信号と比較して位相差を
測定して前記ジグザグ状グリッド導体の一周期内の位置
の検出を行う。
また、USP3,735.044に開示された発明はU
S P 3.647.963がグリッド導体のいずれ
か1つの周期内の検出に関するものに対し、カーソルが
何番目の周期内にあるものかを検出するものである。こ
の場合は、それぞれのグリッド導体のピッチをずらした
XYそれぞれ一対のグリッド導体を設けている。そして
、これもまたカーソルコイルによる誘起電圧の位相を測
定し、基準位相信号との位相差を測定し、この位相差に
より、カーソルが存在する周期を決定する。
S P 3.647.963がグリッド導体のいずれ
か1つの周期内の検出に関するものに対し、カーソルが
何番目の周期内にあるものかを検出するものである。こ
の場合は、それぞれのグリッド導体のピッチをずらした
XYそれぞれ一対のグリッド導体を設けている。そして
、これもまたカーソルコイルによる誘起電圧の位相を測
定し、基準位相信号との位相差を測定し、この位相差に
より、カーソルが存在する周期を決定する。
実公昭59−14858に開示されたデジタイザは、グ
リッド導体としてコム状をなし、かつ相互に電気角を1
80°ずらして配置されたそれぞれX軸・Y軸グリッド
導体を有している。この場合もまた、それぞれのグリッ
ド導体に誘起された電圧と基準位相信号との位相差を検
出することがその要件となっている。
リッド導体としてコム状をなし、かつ相互に電気角を1
80°ずらして配置されたそれぞれX軸・Y軸グリッド
導体を有している。この場合もまた、それぞれのグリッ
ド導体に誘起された電圧と基準位相信号との位相差を検
出することがその要件となっている。
特願昭62−23895に開示された発明は、グリッド
導体として1/n周期(nは3.5.7、・・・・)だ
けずらして配置したものを利用するもので、これもまた
グリッド導体に誘起される電圧とカーソル駆動電流(基
準位相信号)との位相比較および位相差を求めることに
より、カーソル位置座標を決定している。
導体として1/n周期(nは3.5.7、・・・・)だ
けずらして配置したものを利用するもので、これもまた
グリッド導体に誘起される電圧とカーソル駆動電流(基
準位相信号)との位相比較および位相差を求めることに
より、カーソル位置座標を決定している。
このように、従来の電磁誘導方式デジタイザの主要なも
のはいずれもグリッド導体に誘起される電流とカーソル
を駆動する基準位相信号との間の位相比較あるいは位相
差検出を必要とする。
のはいずれもグリッド導体に誘起される電流とカーソル
を駆動する基準位相信号との間の位相比較あるいは位相
差検出を必要とする。
従来のこの種の装置の基準位相信号はデジタイザ本体内
部に設けられた制御部の信号源からケーブルを介してカ
ーソルコイルに導かれる。
部に設けられた制御部の信号源からケーブルを介してカ
ーソルコイルに導かれる。
このように、従来のこの種の装置においては位相差測定
および位相比較を行うための基準位相信号をカーソルと
デジタイザ本体との間で結合するケーブルを必要として
いた。
および位相比較を行うための基準位相信号をカーソルと
デジタイザ本体との間で結合するケーブルを必要として
いた。
そのため、操作性が不良となるだけでなく、ケーブルの
断線等の事故の起こりうる可能性がある。
断線等の事故の起こりうる可能性がある。
本発明はこの点を改善することを目的とするもので、筒
車な構成でかつ操作性の良好なワイヤレス方式のデジタ
イザを提供するものである。
車な構成でかつ操作性の良好なワイヤレス方式のデジタ
イザを提供するものである。
このため、カーソル内部にコイルとこのコイルを駆動す
るコイルドライバを設けており、カーソル単独でコイル
を励磁可能にする手段、さらに、前記ドライバにより駆
動されるコイル励磁電流と同相または逆相の誘起電圧を
発生する補助グリッド、 および、この補助グリッドに誘起された電圧の位相に基
づいて、読取りグリッドの誘起される電圧位相を比較し
またはその差を測定する利用手段を有している。
るコイルドライバを設けており、カーソル単独でコイル
を励磁可能にする手段、さらに、前記ドライバにより駆
動されるコイル励磁電流と同相または逆相の誘起電圧を
発生する補助グリッド、 および、この補助グリッドに誘起された電圧の位相に基
づいて、読取りグリッドの誘起される電圧位相を比較し
またはその差を測定する利用手段を有している。
(作用〕
補助グリッドは、読取り面をとり巻くように配置される
。カーソルコイルが特定の位相信号(基準位相信号)で
励磁されると、この基準位相信号に対して遅れ量一定の
位相信号が補助グリッドに誘起される。この補助グリッ
ドに誘起された位相信号を新たな基準位相信号として、
同時に誘起された読取りグリッドの電圧位相と比較また
はその差を測定して位置の読取りを行う。
。カーソルコイルが特定の位相信号(基準位相信号)で
励磁されると、この基準位相信号に対して遅れ量一定の
位相信号が補助グリッドに誘起される。この補助グリッ
ドに誘起された位相信号を新たな基準位相信号として、
同時に誘起された読取りグリッドの電圧位相と比較また
はその差を測定して位置の読取りを行う。
第1図、第2図および第3図は本発明に関わるワイヤレ
ス方式デジタイザの読取りグリッドと補助グリッドとの
配置の関係をそれぞれ示す説明図、第4図および第5図
はカーソルコイル電流と補助グリッドに誘起される電流
の関係を示す説明図、第6図はこの発明に関わるデジタ
イザの概要構成を示すブロック図、第7図は第6図にお
ける位相測定の詳細な回路構成を示すブロック図である
。
ス方式デジタイザの読取りグリッドと補助グリッドとの
配置の関係をそれぞれ示す説明図、第4図および第5図
はカーソルコイル電流と補助グリッドに誘起される電流
の関係を示す説明図、第6図はこの発明に関わるデジタ
イザの概要構成を示すブロック図、第7図は第6図にお
ける位相測定の詳細な回路構成を示すブロック図である
。
図において、1はデジタイザ本体、2はカーソルである
。
。
まず、第1図、第2図および第3図を参照して本発明に
関わるそれぞれのグリッド構成について説明する。
関わるそれぞれのグリッド構成について説明する。
第1図に示すものは、読取りグリッドFillOに配置
された読取りグリッド11上に補助グリッド板140を
設け、さらにこの補助グリッド板140に補助グリッド
14を前記読取りグリッドを取り巻(ように配置してい
る。この場合、補助グリッド14を直接読取りグリッド
板上にスクリーン印刷等公知の技術手段により形成して
もよい。
された読取りグリッド11上に補助グリッド板140を
設け、さらにこの補助グリッド板140に補助グリッド
14を前記読取りグリッドを取り巻(ように配置してい
る。この場合、補助グリッド14を直接読取りグリッド
板上にスクリーン印刷等公知の技術手段により形成して
もよい。
第2図に示すものは、補助グリッド板140上に第1の
補助グリッド141と、第2の補助グリッド142と第
3の補助グリッド143を設けている。
補助グリッド141と、第2の補助グリッド142と第
3の補助グリッド143を設けている。
補助グリッド141.142.143を3個設けた理由
は大面積のデジタイザの場合、第1図に示すように読取
りグリッド11を取り巻くよう配設された1個の補助グ
リッド14のみ設けられているものでは、カーソル2が
中央付近にある時、誘起される電圧レベルが低下し測定
が不可能になることを防止したものである。この場合も
また、それぞれの補助グリッドを読取りグリッド板11
0上に直接形成してもよい。
は大面積のデジタイザの場合、第1図に示すように読取
りグリッド11を取り巻くよう配設された1個の補助グ
リッド14のみ設けられているものでは、カーソル2が
中央付近にある時、誘起される電圧レベルが低下し測定
が不可能になることを防止したものである。この場合も
また、それぞれの補助グリッドを読取りグリッド板11
0上に直接形成してもよい。
第3図に示すものは、読取りグリッド11と補助グリッ
ド14とを兼用する形式の一例を示したものである。
ド14とを兼用する形式の一例を示したものである。
第3図に示すグリッド構成は読取りグリッド11を構成
するアナログスイッチ111.112および113を有
しており、また第1の補助グリッドを形成するアナログ
スイッチ151,152および153、第2の補助グリ
ッドを形成するアナログスイッチ251.252および
253さらに、第3の補助グリッドを形成するアナログ
スイッチ351.352および353を有している。
するアナログスイッチ111.112および113を有
しており、また第1の補助グリッドを形成するアナログ
スイッチ151,152および153、第2の補助グリ
ッドを形成するアナログスイッチ251.252および
253さらに、第3の補助グリッドを形成するアナログ
スイッチ351.352および353を有している。
第4図は、カーソルコイル21にl1il]磁電流が加
えられた時、補助グリッド14に発生する誘導電圧を示
したものである。カーソルコイル21に励磁電流iが印
加されると、その電磁作用により誘導電圧eが発生する
。励磁電流iと誘導電圧eは第5図に示すようになる。
えられた時、補助グリッド14に発生する誘導電圧を示
したものである。カーソルコイル21に励磁電流iが印
加されると、その電磁作用により誘導電圧eが発生する
。励磁電流iと誘導電圧eは第5図に示すようになる。
誘導電圧eの位相遅れ量は一定でかつその遅れ量を容易
に知ることができるので、この位相遅れ分を補償するこ
とにより、補助グリッド14に誘起された誘導電圧eを
基準位相信号として利用できる。
に知ることができるので、この位相遅れ分を補償するこ
とにより、補助グリッド14に誘起された誘導電圧eを
基準位相信号として利用できる。
さて、第1図の補助グリッド14は、その内部にカーソ
ルコイル21がある時はカーソルコイル21の励磁電流
と同相の誘導電圧が生じるので基準位相信号として前述
したようにその位相遅れを補償することにより利用する
ことができる。カーソルコイル21が補助グリッド14
の外側にある場合は補助グリッド14に生じる誘導電圧
は励磁電流と逆相(第5図破線)となってしまい、この
誘導電圧を基準位相信号とするためには位相遅れ量を補
償した後、反転させる必要がある。従って、この実施例
においては簡単化を計るためこの補助グリッド14を読
取り領域を取り巻くように形成している。
ルコイル21がある時はカーソルコイル21の励磁電流
と同相の誘導電圧が生じるので基準位相信号として前述
したようにその位相遅れを補償することにより利用する
ことができる。カーソルコイル21が補助グリッド14
の外側にある場合は補助グリッド14に生じる誘導電圧
は励磁電流と逆相(第5図破線)となってしまい、この
誘導電圧を基準位相信号とするためには位相遅れ量を補
償した後、反転させる必要がある。従って、この実施例
においては簡単化を計るためこの補助グリッド14を読
取り領域を取り巻くように形成している。
第2図に示す補助グリッド14の構成においては、カー
ソルコイル21が第3の補助グリッド143内にある時
は、第1の補助グリッド141、第2の補助グリッド1
42および第3の補助グリッド143ともその誘導電圧
はカーソルコイルの励磁電流と同相であるのでいずれの
誘導電圧も基準位相信号として利用できるが、この場合
は最も電圧レベルの高い第3の補助グリッド143に誘
起される誘導電圧を利用する。カーソルコイル21が第
2の補助グリッド142と第3の補助グリッド143と
に挿まれた領域内に位置付けられ励磁された時には、第
1の補助グリッド141には励磁電流と同相ではあるが
レベルの比較的低い誘導電圧が生じる。第2の補助グリ
ッド142には、励磁電流と同相でかつ、電圧レベルの
高い誘導電圧が生じる。なお、第3の補助グリッド14
3には電圧レベルめ高い誘導電圧が生じるが励磁電流と
逆相である。従って、装置は第2の補助グリッド142
に生じた誘導電圧を基準位相信号として利用する。この
場合、前述したように位相反転処理を行うよう構成すれ
ば第3の補助グリッド143も利用することができる。
ソルコイル21が第3の補助グリッド143内にある時
は、第1の補助グリッド141、第2の補助グリッド1
42および第3の補助グリッド143ともその誘導電圧
はカーソルコイルの励磁電流と同相であるのでいずれの
誘導電圧も基準位相信号として利用できるが、この場合
は最も電圧レベルの高い第3の補助グリッド143に誘
起される誘導電圧を利用する。カーソルコイル21が第
2の補助グリッド142と第3の補助グリッド143と
に挿まれた領域内に位置付けられ励磁された時には、第
1の補助グリッド141には励磁電流と同相ではあるが
レベルの比較的低い誘導電圧が生じる。第2の補助グリ
ッド142には、励磁電流と同相でかつ、電圧レベルの
高い誘導電圧が生じる。なお、第3の補助グリッド14
3には電圧レベルめ高い誘導電圧が生じるが励磁電流と
逆相である。従って、装置は第2の補助グリッド142
に生じた誘導電圧を基準位相信号として利用する。この
場合、前述したように位相反転処理を行うよう構成すれ
ば第3の補助グリッド143も利用することができる。
カーソルコイル21が第1の補助グリッド141と第2
の補助グリッド142の間の領域にある時は、カーソル
コイル21の励磁電流と同相の電圧を発生する補助グリ
ッドは第1の補助グリッド141のみであるので、この
場合は第1の補助グリッド141に誘起される誘導電圧
が利用される。なおこの実施例においては、第1の補助
グリッド141の外側の領域は読取り領域外としている
。
の補助グリッド142の間の領域にある時は、カーソル
コイル21の励磁電流と同相の電圧を発生する補助グリ
ッドは第1の補助グリッド141のみであるので、この
場合は第1の補助グリッド141に誘起される誘導電圧
が利用される。なおこの実施例においては、第1の補助
グリッド141の外側の領域は読取り領域外としている
。
第3図に示すグリッド構成は、補助グリッドと読取りグ
リッド11とが複数個のアナログスイッチを介して結合
されている。そして、カーソル位置座標を読取る際、例
えば以下の順序により行われる。カーソルコイルが図中
Aにあり、今、励磁しているとする。
リッド11とが複数個のアナログスイッチを介して結合
されている。そして、カーソル位置座標を読取る際、例
えば以下の順序により行われる。カーソルコイルが図中
Aにあり、今、励磁しているとする。
(1)アナログスイッチ151.152および153を
接続し、他のアナログスイッチをオフにする。
接続し、他のアナログスイッチをオフにする。
この場合には左側の第1の補助グリッド141が形成さ
れる。この時には、カーソルコイル(符号A)は第1の
補助グリッド141の外側にあるので逆相の誘導電圧で
しかもそのレベルは小さいものとなる。
れる。この時には、カーソルコイル(符号A)は第1の
補助グリッド141の外側にあるので逆相の誘導電圧で
しかもそのレベルは小さいものとなる。
(2)アナログスイッチ251.252および253を
接続し、他のアナログスイッチをオフにする。
接続し、他のアナログスイッチをオフにする。
この場合には、中央の第2の補助グリッド142が形成
される。この時はその誘導電圧は高レベルとなるが、カ
ーソルコイル(符号A)は第2の補助グリッド142の
外側にあるので逆相の誘導電圧が生じる。
される。この時はその誘導電圧は高レベルとなるが、カ
ーソルコイル(符号A)は第2の補助グリッド142の
外側にあるので逆相の誘導電圧が生じる。
(3)アナログスイッチ351.352および353を
接続し、他のアナログスイッチをオフにする。
接続し、他のアナログスイッチをオフにする。
この場合には、右側の第3の補助グリッド143が形成
される。カーソルコイルはその内側にあり、カーソルコ
イル励磁電流と同相でかつ高レベルの誘導電圧が発生す
るので、この誘導電圧を基準位相信号として利用するこ
とができる。
される。カーソルコイルはその内側にあり、カーソルコ
イル励磁電流と同相でかつ高レベルの誘導電圧が発生す
るので、この誘導電圧を基準位相信号として利用するこ
とができる。
(4)次にアナログスイッチ111.112.113.
151および353を接続し、他のアナログスイッチを
オフにする。この時には読取りグリッド11が形成され
その誘導電圧はカーソルコイルの位置に応じた位相を有
する。
151および353を接続し、他のアナログスイッチを
オフにする。この時には読取りグリッド11が形成され
その誘導電圧はカーソルコイルの位置に応じた位相を有
する。
(5) (3)で得られた基準位相信号と、(4)で得
られた読取り位相信号とを比較またはその差を測定して
カーソル位置座標を知る。
られた読取り位相信号とを比較またはその差を測定して
カーソル位置座標を知る。
さて、このような補助グリッド構成を用いたデジタイザ
装置の構成の概要を第6図を参照して説明する。
装置の構成の概要を第6図を参照して説明する。
カーソル2はコイル21とドライバ28を有している。
ドライバ28は基準位相を有した交流電流を発生するた
めの発振器26と電源25を有しており、コイル21を
駆動する。カーソル2のコイル21が、グリッド構成板
(読取板)上に位置付けられ、ドライバ28により駆動
された時、読取グリッド11および補助グリッド14に
誘導電圧が生じる。読取グリッド11にはカーソル2の
コイル21の位置に応じた位相を有した誘導電圧が生じ
、補助グリッド14にはコイル21を駆動する基準位相
を有した励磁電流と同一または逆相の位相を有した誘導
電圧が生じる。
めの発振器26と電源25を有しており、コイル21を
駆動する。カーソル2のコイル21が、グリッド構成板
(読取板)上に位置付けられ、ドライバ28により駆動
された時、読取グリッド11および補助グリッド14に
誘導電圧が生じる。読取グリッド11にはカーソル2の
コイル21の位置に応じた位相を有した誘導電圧が生じ
、補助グリッド14にはコイル21を駆動する基準位相
を有した励磁電流と同一または逆相の位相を有した誘導
電圧が生じる。
両者の誘導電圧は制御手段12の位相測定回路121に
入力され位相比較または位相差測定が成され、制御部1
22にて処理されカーソル2のコイル2工が位置付けら
れた座標値が出力される。
入力され位相比較または位相差測定が成され、制御部1
22にて処理されカーソル2のコイル2工が位置付けら
れた座標値が出力される。
この間の処理方法は、カーソル2の駆動電流(基準位相
信号)をケーブルを介して位相測定回路121に導入す
る従来装置と同様の処理を行うことができるのでその説
明は省略する。
信号)をケーブルを介して位相測定回路121に導入す
る従来装置と同様の処理を行うことができるのでその説
明は省略する。
第7図に詳細に示した回路ブロック図は、読取りグリッ
ド11と補助グリッド14に誘起された電圧の位相を測
定するまでの処理を示すものである。読取りグリッド1
1および補助グリッド14に誘起された誘導電圧はセレ
クタ91により時分割して取り込まれる。例えば、補助
グリッド14に誘起された誘導電圧、読取グリッド11
(例えば、このデジタイザ装置のグリッド構成が2相
グリツド構成でかつそのサイクル数を決定するため、も
う1組の2相グリツド構成を必要とするものである場合
には、読取りグリッド11は合計4本有り、それぞれの
誘導電圧は連続的に取り込まれる。)に誘起された誘導
電圧の順に取り込まれる。移相器92は補助グリッド1
4の誘導電圧を基準位相信号とするため必要に応じて移
相し、また読取りグリッド11の誘導電圧に対しては、
その処理に応じて移相している。
ド11と補助グリッド14に誘起された電圧の位相を測
定するまでの処理を示すものである。読取りグリッド1
1および補助グリッド14に誘起された誘導電圧はセレ
クタ91により時分割して取り込まれる。例えば、補助
グリッド14に誘起された誘導電圧、読取グリッド11
(例えば、このデジタイザ装置のグリッド構成が2相
グリツド構成でかつそのサイクル数を決定するため、も
う1組の2相グリツド構成を必要とするものである場合
には、読取りグリッド11は合計4本有り、それぞれの
誘導電圧は連続的に取り込まれる。)に誘起された誘導
電圧の順に取り込まれる。移相器92は補助グリッド1
4の誘導電圧を基準位相信号とするため必要に応じて移
相し、また読取りグリッド11の誘導電圧に対しては、
その処理に応じて移相している。
バンドパスフィルタ93はそれぞれの誘導電圧の不要な
部分をカットしている。レベル検出回路94は誘導電圧
のレベルを検出するもので、この発明に直接関係するも
のではないが、カーソル2の感知レベルを測定する。さ
て、バンドパスフィルタ93を通ったそれぞれの誘導電
圧は位相測定回路121の比較器95に入力され、補助
グリッド14に誘起された誘導電圧の位相を基準として
読取りグリッド11に誘起された誘導電圧の所定処理が
施された位相と比較され、D型フリップフロップ96、
クロックゲート97およびオシレータ98を介して、位
相測定カウンタ99により基準位相信号に対する位相と
して測定される。位相測定カウンタ99の出力は制御部
に取り込まれ座標値を決定する。
部分をカットしている。レベル検出回路94は誘導電圧
のレベルを検出するもので、この発明に直接関係するも
のではないが、カーソル2の感知レベルを測定する。さ
て、バンドパスフィルタ93を通ったそれぞれの誘導電
圧は位相測定回路121の比較器95に入力され、補助
グリッド14に誘起された誘導電圧の位相を基準として
読取りグリッド11に誘起された誘導電圧の所定処理が
施された位相と比較され、D型フリップフロップ96、
クロックゲート97およびオシレータ98を介して、位
相測定カウンタ99により基準位相信号に対する位相と
して測定される。位相測定カウンタ99の出力は制御部
に取り込まれ座標値を決定する。
以上、説明したように本発明によれば、カーソルのコイ
ルに対し補助グリッドを設けるよう構成しこれにより、
基準位相信号を補助グリッドから取り出すことができる
ので、カーソルとデジタイザとをワイヤレスにすること
ができる。従って、ケーブルがあった故の欠点を除去す
ることができる。
ルに対し補助グリッドを設けるよう構成しこれにより、
基準位相信号を補助グリッドから取り出すことができる
ので、カーソルとデジタイザとをワイヤレスにすること
ができる。従って、ケーブルがあった故の欠点を除去す
ることができる。
第1図、第2図および第3図は本発明に関わるワイヤレ
ス方式デジタイザの読取りグリッドと補助グリッドとの
配置の関係をそれぞれ示す説明図、第4図および第5図
はカーソルコイル電流と補助グリッドに誘起される電流
の関係を示す説明図、第6図はこの発明に関わるデジタ
イザの概要構成を示すブロック図、第7図は第6図にお
ける位相測定の詳細な回路構成を示すブロック図である
。 図において、1はデジタイザ本体、2はカーソルである
。
ス方式デジタイザの読取りグリッドと補助グリッドとの
配置の関係をそれぞれ示す説明図、第4図および第5図
はカーソルコイル電流と補助グリッドに誘起される電流
の関係を示す説明図、第6図はこの発明に関わるデジタ
イザの概要構成を示すブロック図、第7図は第6図にお
ける位相測定の詳細な回路構成を示すブロック図である
。 図において、1はデジタイザ本体、2はカーソルである
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 カーソルコイルを駆動する基準位相信号と、該カーソル
コイルの励磁にともなって読取りグリッドに誘起される
誘導電圧の位相信号とを比較またはその差を測定するこ
とにより平面上の位置を読取る電磁誘導方式デジタイザ
において、 カーソルコイルを駆動する基準位相信号に同期した信号
またはそれと同相または逆相の信号を取り出せる補助グ
リッドを設けるとともに、カーソル自体に電源とコイル
ドライバとを設け、カーソルとデジタイザ本体との間の
ケーブルを除去したことを特徴とするワイヤレス方式デ
ジタイザ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62135937A JPS63298618A (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | ワイヤレス方式デジタイザ |
US07/178,533 US4795858A (en) | 1987-05-29 | 1988-04-07 | Device for determining position coordinates of points on a surface |
DE8888106471T DE3878588T2 (de) | 1987-05-29 | 1988-04-22 | Vorrichtung zur bestimmung der koordinaten von punkten auf einer flaeche. |
EP88106471A EP0292704B1 (en) | 1987-05-29 | 1988-04-22 | A device for determining position coordinates of points on a surface |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62135937A JPS63298618A (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | ワイヤレス方式デジタイザ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63298618A true JPS63298618A (ja) | 1988-12-06 |
Family
ID=15163329
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62135937A Pending JPS63298618A (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | ワイヤレス方式デジタイザ |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4795858A (ja) |
EP (1) | EP0292704B1 (ja) |
JP (1) | JPS63298618A (ja) |
DE (1) | DE3878588T2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7675507B2 (en) | 2003-09-25 | 2010-03-09 | Wacom Co., Ltd. | Position detecting system and position detecting apparatus |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5120907A (en) * | 1989-03-28 | 1992-06-09 | Graphtec Kabushiki Kaisha | Device for determining position coordinates of points on a surface |
FR2647240B1 (fr) * | 1989-05-22 | 1995-06-16 | Schlumberger Ind Sa | Table a numeriser |
US5095180A (en) * | 1990-09-21 | 1992-03-10 | Graphtec Kabushiki Kaisha | Device for determining position coordinates |
US5107079A (en) * | 1991-03-18 | 1992-04-21 | Calcomp Inc. | Position digitizer circuit for a moveable instrument |
US5345044A (en) * | 1991-04-29 | 1994-09-06 | Calcomp, Inc. | Cordless digitizer using electromagnetic locating signals |
US5365461A (en) * | 1992-04-30 | 1994-11-15 | Microtouch Systems, Inc. | Position sensing computer input device |
JPH07129305A (ja) * | 1993-10-29 | 1995-05-19 | Graphtec Corp | コードレスデジタイザ |
US5506375A (en) * | 1993-02-22 | 1996-04-09 | Wacom Co., Ltd. | Circuit board for coordinate detecting apparatus with noise suppression |
US5408055A (en) * | 1993-10-25 | 1995-04-18 | Calcomp Inc. | Cordless transducer phase reference and data communication apparatus and method for digitizers |
US5373118A (en) * | 1993-10-25 | 1994-12-13 | Calcomp Inc. | Half normal frequency regime phase encoding in cordless digitizers |
WO2004066138A1 (ja) * | 2003-01-20 | 2004-08-05 | Asahi Kasei Emd Corporation | ポインティングデバイス |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3647963A (en) * | 1969-03-10 | 1972-03-07 | Bendix Corp | Automatic coordinate determining device |
US4029899A (en) * | 1974-11-20 | 1977-06-14 | National Research Development Corporation | Position indicator |
FR2584836B1 (fr) * | 1985-07-09 | 1992-06-19 | Farel Alain | Procede de saisie informatique de donnees graphiques concomitante a leur creation |
JPS62184522A (ja) * | 1986-02-10 | 1987-08-12 | Alps Electric Co Ltd | 座標入力装置 |
-
1987
- 1987-05-29 JP JP62135937A patent/JPS63298618A/ja active Pending
-
1988
- 1988-04-07 US US07/178,533 patent/US4795858A/en not_active Expired - Fee Related
- 1988-04-22 EP EP88106471A patent/EP0292704B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-04-22 DE DE8888106471T patent/DE3878588T2/de not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7675507B2 (en) | 2003-09-25 | 2010-03-09 | Wacom Co., Ltd. | Position detecting system and position detecting apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3878588T2 (de) | 1993-07-29 |
EP0292704A3 (en) | 1990-04-04 |
EP0292704B1 (en) | 1993-02-24 |
DE3878588D1 (de) | 1993-04-01 |
US4795858A (en) | 1989-01-03 |
EP0292704A2 (en) | 1988-11-30 |
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