JPS5914858Y2 - 座標検出装置 - Google Patents
座標検出装置Info
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- JPS5914858Y2 JPS5914858Y2 JP13795478U JP13795478U JPS5914858Y2 JP S5914858 Y2 JPS5914858 Y2 JP S5914858Y2 JP 13795478 U JP13795478 U JP 13795478U JP 13795478 U JP13795478 U JP 13795478U JP S5914858 Y2 JPS5914858 Y2 JP S5914858Y2
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- axis
- circuit
- voltage
- pen
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- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
- Image Input (AREA)
- Control Of Position Or Direction (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、機械製図、設計図、地図等の図面において、
図面内の任意の点が座標のどの位置にあるかを検出する
座標検出装置に関する。
図面内の任意の点が座標のどの位置にあるかを検出する
座標検出装置に関する。
例えば製図機において、製図を行なう者がペンで指定し
た点の座標上の位置を座標検出装置によって検出し、そ
の位置対応に予め記憶されていた単位回路データを記憶
装置から読み出して製図機の入力に与えて製図機に製図
を行なわせるとが、座標検出板上に地図等をのせ、ペン
でその地図等をなぞることによって座標信号を連続的に
製図機に与えて地図等を描がせることか行なわれている
。
た点の座標上の位置を座標検出装置によって検出し、そ
の位置対応に予め記憶されていた単位回路データを記憶
装置から読み出して製図機の入力に与えて製図機に製図
を行なわせるとが、座標検出板上に地図等をのせ、ペン
でその地図等をなぞることによって座標信号を連続的に
製図機に与えて地図等を描がせることか行なわれている
。
このような座標検出装置は、第1図に示すような原理を
用いるものである。
用いるものである。
平行線1□、12を有するセンスループL上で、交流を
流す励磁コイルを矢印り方向、すなわち平行線11,1
2に直角に変位させたとき、励磁コイルCが平行線11
又は1□上に位置するときにはセンスループLの出力端
子T1.T2から得られる電圧は零であるが平行線1□
又は12の中間まで移動させると、出力電圧の波高は増
加する。
流す励磁コイルを矢印り方向、すなわち平行線11,1
2に直角に変位させたとき、励磁コイルCが平行線11
又は1□上に位置するときにはセンスループLの出力端
子T1.T2から得られる電圧は零であるが平行線1□
又は12の中間まで移動させると、出力電圧の波高は増
加する。
この原理を応用した座標検出装置として、特開昭49−
67521号公報に記載のものがある。
67521号公報に記載のものがある。
これは、第2図に示すように、X軸周ベース1とY軸周
ベース2とセレクタ用ベース3とを重ね合わせて座標検
出板(タブレット)を構成したものである。
ベース2とセレクタ用ベース3とを重ね合わせて座標検
出板(タブレット)を構成したものである。
X軸周ベース1は、絶縁材でなるシート30に2条の導
体31.32を図示のように配置し、導体31の両出力
端子1a1,1a2をX軸sin出力端子、導体32の
両出力端子1b1,1b2をX軸cos出力端子とした
ものである。
体31.32を図示のように配置し、導体31の両出力
端子1a1,1a2をX軸sin出力端子、導体32の
両出力端子1b1,1b2をX軸cos出力端子とした
ものである。
Y軸胴ベースも同様の構成であり、シート31に配設し
た2本の導体34.35の両端はそれぞれY軸sin出
力端子2a1,2a2及びY軸CO8出力端子2b1,
2b2となる。
た2本の導体34.35の両端はそれぞれY軸sin出
力端子2a1,2a2及びY軸CO8出力端子2b1,
2b2となる。
セレクタ用ベース31よ、シート3bにたんざく状に組
まれた2組の導体37.38を互いに直角に重ね合わせ
たものである。
まれた2組の導体37.38を互いに直角に重ね合わせ
たものである。
導体37の先端にはX軸位置検出端子3a1〜3a4を
有し、導体38の先端にもY軸位置検出端子3bt〜3
b4を有する。
有し、導体38の先端にもY軸位置検出端子3bt〜3
b4を有する。
この座標検出装置の作用をY軸に関して第3図により説
明する。
明する。
第3図の31.32.37は第2図に示したX軸ベース
1及びセレクタ用ベース3に配設された導体であって実
際には平行線の部分の平面上の位置は重なり合うが、図
では理解を容易にするために若干ずらして描いである。
1及びセレクタ用ベース3に配設された導体であって実
際には平行線の部分の平面上の位置は重なり合うが、図
では理解を容易にするために若干ずらして描いである。
pは導体31のピッチであり、導体32の平行線のよう
に変位dに比例した位相変調信号を得る。
に変位dに比例した位相変調信号を得る。
これとペンの発振信号の位相とを比較することによりピ
ッチP(電気角360°)の範囲について変位を検出す
ることができる。
ッチP(電気角360°)の範囲について変位を検出す
ることができる。
しかし、導体31.32だけであると、ペンが電気角θ
の位置であるか、n X 360’+θの位置であるか
が判別することができない。
の位置であるか、n X 360’+θの位置であるか
が判別することができない。
そのために従来のものにおいてはセレクタ用ベース3を
設けて導体37をたんざく状に配設しているのである。
設けて導体37をたんざく状に配設しているのである。
即ち、ペンが端子3al、3a2の間に位置する時には
曲線Cに示すような波高の電圧が得られ、端子3az、
3a3の間に位置するときには曲線dに示すような波高
の電圧が得られ、端子3a3s3a4の間に位置すると
きには曲線Cのような波高の電圧が得られるから、これ
らの端子間の出力電圧を検出することによってペンの位
置を知ることができるのである。
曲線Cに示すような波高の電圧が得られ、端子3az、
3a3の間に位置するときには曲線dに示すような波高
の電圧が得られ、端子3a3s3a4の間に位置すると
きには曲線Cのような波高の電圧が得られるから、これ
らの端子間の出力電圧を検出することによってペンの位
置を知ることができるのである。
Y軸に関する構成も各導体がY軸に関する各導体31.
32.37に対して直角に配設されている点が異なるだ
けで、原理的には同じである。
32.37に対して直角に配設されている点が異なるだ
けで、原理的には同じである。
このような公知の座標検出板は、前記のように3枚のベ
ースを重ね合わせる必要があるので、位置決め精度の向
上の観点から、導体の配置精度及び重ね合せ精度等を厳
格なものとしなければならず、製作を困難とし、製造原
価が割高になるという欠点があった。
ースを重ね合わせる必要があるので、位置決め精度の向
上の観点から、導体の配置精度及び重ね合せ精度等を厳
格なものとしなければならず、製作を困難とし、製造原
価が割高になるという欠点があった。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、位
置決め精度等の性能を落とすこと無く、しかも製作が容
易となる座標検出装置を提供することにある。
置決め精度等の性能を落とすこと無く、しかも製作が容
易となる座標検出装置を提供することにある。
この目的を達成するため、本考案による座標検出装置は
、位置決めペンの位置を検出する座標検出板を、Y軸、
Y軸のペン位置検出導体として各々櫛形状のものを2種
類ずつ有し、各導体の支線を電気角180°毎に1枚又
は2枚の絶縁材シートに配設したY軸、Y軸周ベースに
より構成したことを特徴とするものである。
、位置決めペンの位置を検出する座標検出板を、Y軸、
Y軸のペン位置検出導体として各々櫛形状のものを2種
類ずつ有し、各導体の支線を電気角180°毎に1枚又
は2枚の絶縁材シートに配設したY軸、Y軸周ベースに
より構成したことを特徴とするものである。
次に本考案による座標検出装置の一実施例を図面により
説明する。
説明する。
第4図は本考案による座標検出板の一例を示している。
この座標検出板4は、絶縁材でなるシート40の表面に
、電気角で180゜間隔毎に、X軸sinセレクタ導体
支線4a1,4a2゜・・・・・・X軸COSセレクタ
導体支線4b1,4b2.・・・・・・が配設されてい
る。
、電気角で180゜間隔毎に、X軸sinセレクタ導体
支線4a1,4a2゜・・・・・・X軸COSセレクタ
導体支線4b1,4b2.・・・・・・が配設されてい
る。
前記導体支線4a1,4a2.・・・・・・の一端は共
通に線41により接続されており、他端には出力端子4
3 ax 、 43 a2・・・・・・が設けられてい
る。
通に線41により接続されており、他端には出力端子4
3 ax 、 43 a2・・・・・・が設けられてい
る。
また前記導体支線4b0,4b2.・・・・・・の一端
も線42により共通に接続されこれらの一端には出力端
子43b、、 43b2.・・・・・・が設けられてい
る。
も線42により共通に接続されこれらの一端には出力端
子43b、、 43b2.・・・・・・が設けられてい
る。
導体支線4a1,4a2.・・・・・・と導体支線4b
1,4b2゜・・・・・・は電気的に互に絶縁されてい
る。
1,4b2゜・・・・・・は電気的に互に絶縁されてい
る。
一方、シー) 40の裏面には、前記Y軸の導体支線4
al、4a2.・・・4b1,4b2.・・・・・・と
直角に、電気角で180゜間隔毎にY軸sinセレクタ
導体支線4C1,4C2゜・・・・・・Y軸cosセレ
クタ導体支線4d1,4d2.・・・が配設されており
、前記導体支線4C1,4C2,・・・・・・の一端は
線44で共通に接続され、他端には出力端子46 Ci
546 C29・・・が設けられ、前記導体支線4d
1゜4d2.・・・・・・の一端も線45により共通に
接続され、他端には出力端子46dl 、 46d2.
・・・・・・が設けられている。
al、4a2.・・・4b1,4b2.・・・・・・と
直角に、電気角で180゜間隔毎にY軸sinセレクタ
導体支線4C1,4C2゜・・・・・・Y軸cosセレ
クタ導体支線4d1,4d2.・・・が配設されており
、前記導体支線4C1,4C2,・・・・・・の一端は
線44で共通に接続され、他端には出力端子46 Ci
546 C29・・・が設けられ、前記導体支線4d
1゜4d2.・・・・・・の一端も線45により共通に
接続され、他端には出力端子46dl 、 46d2.
・・・・・・が設けられている。
また、導体支線4C1,4c2.・・・・・・と導体支
線4d1,4d2.・・・・・・とは電気的に絶縁され
ている。
線4d1,4d2.・・・・・・とは電気的に絶縁され
ている。
次に発振コイルを有する位置決めペンを該座標検出板4
に近接させた場合にX軸sinセレクタ導体支線4a1
,4a2.・・・・・・の各端子43a1,43a2゜
・・・間に現われる誘導電圧、及びX軸COSセレクタ
導体支線4b1,4b2.・・・・・・の各端子43b
1,43b2゜・・・間に現われる誘導電圧について、
第5図により説明する。
に近接させた場合にX軸sinセレクタ導体支線4a1
,4a2.・・・・・・の各端子43a1,43a2゜
・・・間に現われる誘導電圧、及びX軸COSセレクタ
導体支線4b1,4b2.・・・・・・の各端子43b
1,43b2゜・・・間に現われる誘導電圧について、
第5図により説明する。
第5図aに示すように、ペンがAに示すように、支線4
a2と4a3との間の領域にある場合、端子43a3を
基準とする端子43a2の電圧は第5図すに示すように
、ペンが支線4a2,4a3上に来ると零となり、支線
4b2上にあるときに最大となるsin波状になる。
a2と4a3との間の領域にある場合、端子43a3を
基準とする端子43a2の電圧は第5図すに示すように
、ペンが支線4a2,4a3上に来ると零となり、支線
4b2上にあるときに最大となるsin波状になる。
ペンが支線4a2,4a3の間の範囲以外にあるときは
位相が反転する。
位相が反転する。
同じく支線4bzと支線4b3との間をペンが変位する
と、端子43b3に対する端子43b2の電圧はCのよ
うに変化する。
と、端子43b3に対する端子43b2の電圧はCのよ
うに変化する。
また、Bに示すように支線4a4と4a5との間をペン
が変位すると、端子43a5に対する端子43a4の電
圧はdのように変化し、同じく支線4b3と4b4との
間を変位させると、端子43t)。
が変位すると、端子43a5に対する端子43a4の電
圧はdのように変化し、同じく支線4b3と4b4との
間を変位させると、端子43t)。
に対する端子43b4の電圧eのように変化する。
即ち、ペンの変位に対して、fの如き電圧がそのペンを
挾む位置にある支線の端子間に生じることになる。
挾む位置にある支線の端子間に生じることになる。
従って、どの端子間に電圧が生じているかを検出するこ
とによってペンがどの領域にあるかを判別することがで
きるし、かつ端子間電圧の振幅比較によってどの位の位
置ずれがあるかを検出しうるから、支線間領域内でのペ
ンの位置を検出しうる。
とによってペンがどの領域にあるかを判別することがで
きるし、かつ端子間電圧の振幅比較によってどの位の位
置ずれがあるかを検出しうるから、支線間領域内でのペ
ンの位置を検出しうる。
即ち、例えばA点の場、合、端子43a2と43a3と
の間の電圧と、端子43 b、 、!=43 b3との
間の電圧の振幅の比較により、例えば支線4bzを基準
としてA点がどの位ずれているかを検出することができ
るから、領域内のどの位置にペンがあるかを検出するこ
とができる。
の間の電圧と、端子43 b、 、!=43 b3との
間の電圧の振幅の比較により、例えば支線4bzを基準
としてA点がどの位ずれているかを検出することができ
るから、領域内のどの位置にペンがあるかを検出するこ
とができる。
上記の原理はY軸支線に生じる誘導電圧についても同様
であるので、Y軸に関する説明は省略する。
であるので、Y軸に関する説明は省略する。
次に該座標検出板を用いて構成された座標検出装置の回
路構成例を第6図により説明する。
路構成例を第6図により説明する。
第6図において、5は発振器であり、該発振器は、位置
決めペン18に内蔵する励磁コイルにリード線19を介
して励磁電圧を与えると共に、回路のタイミング制御用
クロックの原信号を発生させるものである。
決めペン18に内蔵する励磁コイルにリード線19を介
して励磁電圧を与えると共に、回路のタイミング制御用
クロックの原信号を発生させるものである。
6はX軸上の支線を順次選択するセレクタ、7はY軸上
の支線を順次選択するセレクタである。
の支線を順次選択するセレクタである。
8はX軸上の支線セレクト回数を計数する計数回路であ
り、X軸のsin線対応のものとcos線対応のものを
内蔵し、それぞれ数値“0”より計数し、セレクトされ
たX軸sin支線間あるいはcos支線間に電圧が発生
していると計数を止める。
り、X軸のsin線対応のものとcos線対応のものを
内蔵し、それぞれ数値“0”より計数し、セレクトされ
たX軸sin支線間あるいはcos支線間に電圧が発生
していると計数を止める。
9は同様にY軸の支線セレクト回数を計数する計数回路
であって、セレクトされたY軸sin支線間あるいはc
os支線間に電圧が発生していると計数を止める。
であって、セレクトされたY軸sin支線間あるいはc
os支線間に電圧が発生していると計数を止める。
これらの計数回路8,9の出力は、X軸上、Y軸上のど
の領域にペンがあるかを示すものとなる。
の領域にペンがあるかを示すものとなる。
10はセレクトされたX軸sin支線間の電圧とX軸c
os支線間の電圧を移相器によって電気角9σの位相差
を持たせて合成する信号合成回路であり、その出力は、
ペンの励磁電圧に対して領域内のペンの位置に比例して
位相がずれたものとなる。
os支線間の電圧を移相器によって電気角9σの位相差
を持たせて合成する信号合成回路であり、その出力は、
ペンの励磁電圧に対して領域内のペンの位置に比例して
位相がずれたものとなる。
11はこのX軸の信号合成回路と同様に構成されたY軸
用の信号合成回路である。
用の信号合成回路である。
12はX軸の信号合成回路10の出力電圧と発振器5の
出力である励磁電圧との位相差を検出してその位相差を
デ゛イジタル値で出力するX軸周の位相差検出回路、1
3はこれと同様構成のY軸用の位相差検出回路である。
出力である励磁電圧との位相差を検出してその位相差を
デ゛イジタル値で出力するX軸周の位相差検出回路、1
3はこれと同様構成のY軸用の位相差検出回路である。
14は前記位相差検出回路12の出力値と計数回路8の
出力値とを加算する加算回路、16は該加算により得た
値を格納するレジスタである。
出力値とを加算する加算回路、16は該加算により得た
値を格納するレジスタである。
15は前記位相差検出回路13の出力値と計数回路9の
出力値を加算する加算回路、17は該加算により得た値
を格納するレジスタである。
出力値を加算する加算回路、17は該加算により得た値
を格納するレジスタである。
前記セレクタ6.7としては、例えば第7図のような回
路を用いることができる。
路を用いることができる。
第7図はX軸sin支線のみに関するセレクタを示して
いるが、X軸cos支線やY軸sin支線、Y軸cos
支線についても構成しうるものである。
いるが、X軸cos支線やY軸sin支線、Y軸cos
支線についても構成しうるものである。
第7図において、51〜56は各X軸sin支線4a工
〜4a5の出力端子43a1〜43a5とアース線50
との間に挿入したスイッチ素子、61〜65はX軸si
n支線4a2〜4a5と出力線71との間に挿入したス
イッチ素子で、51と61.52と62.53と63.
・・・・・・はそれぞれ連動である。
〜4a5の出力端子43a1〜43a5とアース線50
との間に挿入したスイッチ素子、61〜65はX軸si
n支線4a2〜4a5と出力線71との間に挿入したス
イッチ素子で、51と61.52と62.53と63.
・・・・・・はそれぞれ連動である。
70はこれらのスイッチ素子を駆動するリンク゛カウン
タで、例えば励磁電圧の周期の5倍程度の周期を有する
クロックCLが与えられることによって順次“■”とな
るステージが移り、スイッチ素子51と61、52と6
2.53と63.・・・が順次一時閉威し、支線閾電圧
を出力線71とアース線50との間に出力する。
タで、例えば励磁電圧の周期の5倍程度の周期を有する
クロックCLが与えられることによって順次“■”とな
るステージが移り、スイッチ素子51と61、52と6
2.53と63.・・・が順次一時閉威し、支線閾電圧
を出力線71とアース線50との間に出力する。
72は出力を増幅する増幅器でその出力は前記信号合成
回路10に加わる。
回路10に加わる。
第8図はクロックCLとリングカウンタ70のあるステ
ージの出力と、そのステージの出力が“1“となった時
にスイッチ素子が動作することによってセレクトされた
支線間の電圧を増幅した電圧Es1nとの関係を示して
いる。
ージの出力と、そのステージの出力が“1“となった時
にスイッチ素子が動作することによってセレクトされた
支線間の電圧を増幅した電圧Es1nとの関係を示して
いる。
セレクトされた支線間にペンが位置しているときは出力
電圧Es1nの波高は高くなる。
電圧Es1nの波高は高くなる。
第9図は計数回路8の内のX軸sin支線のセレクト回
数を計数する回路について示している。
数を計数する回路について示している。
X軸cos支線のセレクト回数を計数する回路及びY軸
のsin支線、cos支線のセレクト回数の計数回路も
同様に構成されるものである。
のsin支線、cos支線のセレクト回数の計数回路も
同様に構成されるものである。
第9図において、73は第7図にも示したクロックCL
を計数するカウンタで、その計数値はリングカウンタ7
0のステージ番号を示すものである。
を計数するカウンタで、その計数値はリングカウンタ7
0のステージ番号を示すものである。
74はセレクタ出力Es1nが基準電圧Esより高いと
きにはカウンタ73の歩進動作を停止させる比較器であ
る。
きにはカウンタ73の歩進動作を停止させる比較器であ
る。
このような構成において、発振器5が動作し、図示しな
い回路でクロックCLが作られ、セレクタ6.7がX軸
sin支線4a1と4 a2 、4 a2と4a3゜・
・・X軸cos支線4b1と4b2,4b2と4b3・
・・、Y軸sin支線4c、と4C2,4c2と4C3
,・Y軸cos支線4d、と4d2,4d2と4d3・
・・という風に各々順にセレクトする。
い回路でクロックCLが作られ、セレクタ6.7がX軸
sin支線4a1と4 a2 、4 a2と4a3゜・
・・X軸cos支線4b1と4b2,4b2と4b3・
・・、Y軸sin支線4c、と4C2,4c2と4C3
,・Y軸cos支線4d、と4d2,4d2と4d3・
・・という風に各々順にセレクトする。
即ち、例えば第7図の例においては、リングカウンタ7
0にクロックCLが加わる度毎にスイッチ素子51と6
1.52と62・・・が順に一時閉或して4a+と4a
2,4a2と4a3.・・・の支線間型圧を信号合成回
路10に加える。
0にクロックCLが加わる度毎にスイッチ素子51と6
1.52と62・・・が順に一時閉或して4a+と4a
2,4a2と4a3.・・・の支線間型圧を信号合成回
路10に加える。
同時に、支線4b。と4b2,4b2と4b3.・・・
の電圧が信号合成回路10に加わり、90°の位相差を
持たせて加算され、この加算された電圧と発振器5の出
力電圧との位相差が位相差検出回路12で検出され、位
相差をディジタル値で加算回路14に出力する。
の電圧が信号合成回路10に加わり、90°の位相差を
持たせて加算され、この加算された電圧と発振器5の出
力電圧との位相差が位相差検出回路12で検出され、位
相差をディジタル値で加算回路14に出力する。
一方、計数回路8は、クロックを計数し、X線sin支
線間又はX軸COS支線間の電圧が発生すると計数を止
める。
線間又はX軸COS支線間の電圧が発生すると計数を止
める。
この計数停止の動作は、第9図に示したように、支線間
型圧が基準電圧を越えたときにクロックを停止する等の
制御動作によって行なわれる。
型圧が基準電圧を越えたときにクロックを停止する等の
制御動作によって行なわれる。
加算回路14における計数回路8の出力値と位相差検出
回路12の出力値の加算結果は、X軸座標位置を示すも
のであり、レジスタ16に格納され、図示しない上位装
置(製図機等)に与えられ、所望の動作がなされる。
回路12の出力値の加算結果は、X軸座標位置を示すも
のであり、レジスタ16に格納され、図示しない上位装
置(製図機等)に与えられ、所望の動作がなされる。
Y軸についてもX軸と同様な処理により得られたY軸座
標位置テ゛−夕がレジスタ17に格納される。
標位置テ゛−夕がレジスタ17に格納される。
上記の実施例においては、1枚のシートの表面及び裏面
にX軸、Y軸のsin支線、cos支線を設けたもので
あるから、従来品のように3枚のベースを重ね合わせる
構成に比較して極めて簡単に座標検出板を製作すること
ができる。
にX軸、Y軸のsin支線、cos支線を設けたもので
あるから、従来品のように3枚のベースを重ね合わせる
構成に比較して極めて簡単に座標検出板を製作すること
ができる。
このことは製造原価の低減に寄与するものである。
また、上記構成によると、増幅器は4個でよく、従来必
要とされていた6個に比べて少なくてすみ、構成が簡略
化される利点がある。
要とされていた6個に比べて少なくてすみ、構成が簡略
化される利点がある。
上記実施例はシートを1枚とした例について説明したが
、2枚のシートの各々にX軸、Y軸の各支線を配設した
場合も従来構成に比べて座標検出板の製作が容易となる
。
、2枚のシートの各々にX軸、Y軸の各支線を配設した
場合も従来構成に比べて座標検出板の製作が容易となる
。
以上述べたように、本考案による座標検出装置は、発振
器に接続された励磁コイルを有する位置決めペンと、X
軸、Y軸周導体として各々たんざく形のものを2種類ず
つ有し、各導体の支線を電気角180°毎に絶縁材シー
トに配設したX軸、Y軸周ベースと、該ベースからの信
号を検出しX軸、Y軸座標を算出する回路とを備えて構
成されたものであって、1枚又は2枚のシートによって
座標検出板を製作しうるから、従来のものに比較して座
標検出板を簡単に製作することができ、かつ位置決め精
度を落とすこともない。
器に接続された励磁コイルを有する位置決めペンと、X
軸、Y軸周導体として各々たんざく形のものを2種類ず
つ有し、各導体の支線を電気角180°毎に絶縁材シー
トに配設したX軸、Y軸周ベースと、該ベースからの信
号を検出しX軸、Y軸座標を算出する回路とを備えて構
成されたものであって、1枚又は2枚のシートによって
座標検出板を製作しうるから、従来のものに比較して座
標検出板を簡単に製作することができ、かつ位置決め精
度を落とすこともない。
さらに、信号検出及び算出を行なう回路を簡略化しうる
という利点もある。
という利点もある。
第1図は本考案の母体となる位置検出の原理を説明する
図、第2図は従来の座標検出板の構成を示す分解斜視図
、第3図は第2図の座標検出板の作用を説明する図、第
4図は本考案による座標検出板の一例を示す斜視図、第
5図はその作用を説明する図、第6図は本考案による座
標検出装置の一実施例の構成を示すブロック図、第7図
は第6図のセレクタの構成例を示す回路図、第8図は第
7図のセレクタの作用を説明する波形図、第9図は第6
図の計数回路の構成例を示す回路図である。 4・・・座標検出板、4a1〜4a6・・・X軸sin
セレクタ導体支線、4b1〜4b5・・・X軸cosセ
レクタ導体支線、4c1〜4C3・・・Y軸sinセレ
クタ導体支線、4d1〜4d3・・・Y軸cosセレク
タ導体支線、5・・・発振器、6,7・・・セレクタ、
8,9・・・計数回路、10゜11・・・信号合成回路
、12.13・・・位相差検出回路、14゜15・・・
加算回路、16.17・・・レジスタ。
図、第2図は従来の座標検出板の構成を示す分解斜視図
、第3図は第2図の座標検出板の作用を説明する図、第
4図は本考案による座標検出板の一例を示す斜視図、第
5図はその作用を説明する図、第6図は本考案による座
標検出装置の一実施例の構成を示すブロック図、第7図
は第6図のセレクタの構成例を示す回路図、第8図は第
7図のセレクタの作用を説明する波形図、第9図は第6
図の計数回路の構成例を示す回路図である。 4・・・座標検出板、4a1〜4a6・・・X軸sin
セレクタ導体支線、4b1〜4b5・・・X軸cosセ
レクタ導体支線、4c1〜4C3・・・Y軸sinセレ
クタ導体支線、4d1〜4d3・・・Y軸cosセレク
タ導体支線、5・・・発振器、6,7・・・セレクタ、
8,9・・・計数回路、10゜11・・・信号合成回路
、12.13・・・位相差検出回路、14゜15・・・
加算回路、16.17・・・レジスタ。
Claims (1)
- 発信器に接続された励磁コイルを有する位置決めペンと
、櫛形状に形成され且つ相互に電気角180°ずらして
配置されたX軸周ペン位置検出導体と、櫛形状に形成さ
れ且つ相互に電気角180°ずらし配置されたY軸周ペ
ン位置検出導体と、上記X軸及びY軸周ペン位置検出導
体を互いに直交配置する絶縁シートを有する座標検出板
と、該座標検出板からの信号を検出しX軸及びY軸の座
標を算出する回路とを備えた座標検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13795478U JPS5914858Y2 (ja) | 1978-10-09 | 1978-10-09 | 座標検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13795478U JPS5914858Y2 (ja) | 1978-10-09 | 1978-10-09 | 座標検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5555709U JPS5555709U (ja) | 1980-04-15 |
JPS5914858Y2 true JPS5914858Y2 (ja) | 1984-05-01 |
Family
ID=29110661
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13795478U Expired JPS5914858Y2 (ja) | 1978-10-09 | 1978-10-09 | 座標検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5914858Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4747041B2 (ja) * | 2006-06-30 | 2011-08-10 | ニューコムテクノ株式会社 | 電磁誘導を用いる検出装置の検出面を構成するタイルユニット |
-
1978
- 1978-10-09 JP JP13795478U patent/JPS5914858Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5555709U (ja) | 1980-04-15 |
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