JPH0725416B2 - 棒状練り製品用整列供給装置 - Google Patents
棒状練り製品用整列供給装置Info
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- JPH0725416B2 JPH0725416B2 JP2203847A JP20384790A JPH0725416B2 JP H0725416 B2 JPH0725416 B2 JP H0725416B2 JP 2203847 A JP2203847 A JP 2203847A JP 20384790 A JP20384790 A JP 20384790A JP H0725416 B2 JPH0725416 B2 JP H0725416B2
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Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、例えば竹輪、ゴボウ巻き、棒状のさつま揚げ
のような、丸棒状で転がり易い柔軟な食品である棒状練
り製品を、整列して後続装置に供給する装置に関するも
のである。
のような、丸棒状で転がり易い柔軟な食品である棒状練
り製品を、整列して後続装置に供給する装置に関するも
のである。
［従来の技術］ 棒状練り製品の包装には整列している製品の方が包装し
易いのは自明のことであり、蒸焼等の加熱加工後に整列
する場合、整列によって人手に係るぶん、衛生性は低下
する。
易いのは自明のことであり、蒸焼等の加熱加工後に整列
する場合、整列によって人手に係るぶん、衛生性は低下
する。
さらに、対象が練り製品という食品であるため保存性を
向上させる目的で包装した後に２次加熱殺菌を行わなけ
ればならず、製品の品質・風味が損なわれる等の問題が
あった。
向上させる目的で包装した後に２次加熱殺菌を行わなけ
ればならず、製品の品質・風味が損なわれる等の問題が
あった。
一般機械では様々な整列装置がすでに発明・考案されて
いるが、その対象の殆ど全てが硬い材質でできたもので
あるため、本願の対象である練り製品のような柔軟な製
品で、しかも棒状の転がり易い製品での適用は非常に難
しいものであった。
いるが、その対象の殆ど全てが硬い材質でできたもので
あるため、本願の対象である練り製品のような柔軟な製
品で、しかも棒状の転がり易い製品での適用は非常に難
しいものであった。
そこで、搬送ベルト下流に位置した邪魔板によって上下
面を有するカニ肉様棒状練り製品を転がさず摺動させて
所定本数整列して後続装置に供給する装置は、既に特願
昭63−21820号に提供されている。第５図はその要部の
説明図である。
面を有するカニ肉様棒状練り製品を転がさず摺動させて
所定本数整列して後続装置に供給する装置は、既に特願
昭63−21820号に提供されている。第５図はその要部の
説明図である。
［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、焼き上がった竹輪や、油揚げされたゴボ
ウ巻きや棒状のさつま揚げ等の棒状で転がり易い棒状練
り製品を袋詰めなどの梱包をする際に、前記棒状練り製
品の整列装置で整列させた場合には、搬送ベルト上の邪
魔板で搬送を阻害されると、第５図に示す通り、製品が
転動し、転動した製品同士や、製品と邪魔板とが互いに
擦れてしまう。特に、竹輪の場合では、表面の薄皮が剥
離して、不良品となったり、搬送ベルトと邪魔板との間
に侵入し、搬送ベルト等の故障の原因となっていた。
ウ巻きや棒状のさつま揚げ等の棒状で転がり易い棒状練
り製品を袋詰めなどの梱包をする際に、前記棒状練り製
品の整列装置で整列させた場合には、搬送ベルト上の邪
魔板で搬送を阻害されると、第５図に示す通り、製品が
転動し、転動した製品同士や、製品と邪魔板とが互いに
擦れてしまう。特に、竹輪の場合では、表面の薄皮が剥
離して、不良品となったり、搬送ベルトと邪魔板との間
に侵入し、搬送ベルト等の故障の原因となっていた。
そこで、本発明者らは、更に鋭意努力の結果、連続的に
搬入される棒状で転がり易い棒状練り製品を不良品を出
すことなく複数列に整列させる整列供給装置を提供する
ものである。
搬入される棒状で転がり易い棒状練り製品を不良品を出
すことなく複数列に整列させる整列供給装置を提供する
ものである。
［課題を解決するための手段］ 本請求項１に記載の発明に係る棒状練り製品用整列供給
装置では、転がり易い棒状練り製品をその長手方向と交
差する搬送方向に搬送ベルトによって連続的に搬送しな
がら複数本ずつ密接して端を揃えた横列状に整列させて
送り出す装置であって、 前記搬送ベルトの下流位置に形成され、搬送される製品
の搬送を阻害する邪魔板と、 前記邪魔板によって所定本数の横列状に整列された製品
列を該製品列の尾端から前記搬送方向と交差する方向へ
押出す押出板と、 前記押出板の押出し端下縁に沿って添設された整列用当
接面と、 前記押出板と連動して押出方向に出入りし、前記押出さ
れた製品列を下から受け、後退する際に製品列の尾端を
前記整列用当接面で整列させる押出受板とを備えた棒状
練り製品用整列供給装置において、 前記搬送ベルトの下流位置で前記邪魔板に搬送を阻害さ
れて所定本数の横列状に整列された製品列とするため、
前記搬送ベルト端部から前記邪魔板にかけて斜め下方に
傾斜された傾斜板を備えたものである。
装置では、転がり易い棒状練り製品をその長手方向と交
差する搬送方向に搬送ベルトによって連続的に搬送しな
がら複数本ずつ密接して端を揃えた横列状に整列させて
送り出す装置であって、 前記搬送ベルトの下流位置に形成され、搬送される製品
の搬送を阻害する邪魔板と、 前記邪魔板によって所定本数の横列状に整列された製品
列を該製品列の尾端から前記搬送方向と交差する方向へ
押出す押出板と、 前記押出板の押出し端下縁に沿って添設された整列用当
接面と、 前記押出板と連動して押出方向に出入りし、前記押出さ
れた製品列を下から受け、後退する際に製品列の尾端を
前記整列用当接面で整列させる押出受板とを備えた棒状
練り製品用整列供給装置において、 前記搬送ベルトの下流位置で前記邪魔板に搬送を阻害さ
れて所定本数の横列状に整列された製品列とするため、
前記搬送ベルト端部から前記邪魔板にかけて斜め下方に
傾斜された傾斜板を備えたものである。
また、本請求項２に記載の発明に係る棒状練製品用整列
供給装置では、前記棒状練り製品用整列供給装置が、前
記搬送ベルト上流の所定箇所で、前記所定本数の棒状練
り製品が通過したときに、前記通過製品を前記傾斜板上
の製品群に向って搬送速度を越えて掻き寄せる掻き寄せ
板を更に備えたものである。
供給装置では、前記棒状練り製品用整列供給装置が、前
記搬送ベルト上流の所定箇所で、前記所定本数の棒状練
り製品が通過したときに、前記通過製品を前記傾斜板上
の製品群に向って搬送速度を越えて掻き寄せる掻き寄せ
板を更に備えたものである。
更に、本請求項３に記載の発明に係る棒状練り製品用整
列供給装置では、前記請求項１又は２に記載の棒状練り
製品用整列供給装置において、 前記搬送ベルトによって順次搬送された製品の本数をカ
ウントするカウンタリレーの走査線を製品に対して傾斜
させて設置したものである。
列供給装置では、前記請求項１又は２に記載の棒状練り
製品用整列供給装置において、 前記搬送ベルトによって順次搬送された製品の本数をカ
ウントするカウンタリレーの走査線を製品に対して傾斜
させて設置したものである。
［作用］ 本発明においては、搬送ベルトの下流位置で前記邪魔板
に搬送を阻害されて所定本数の横列状に整列された製品
列とするため、前記搬送ベルト端部から前記邪魔板にか
けて斜め下方に傾斜された傾斜板を備えたものであるた
め、搬送ベルトによって搬送された製品は、傾斜板の傾
斜によって転動して邪魔板に止まる。順次搬送される製
品は傾斜板上に横列状に整例されることとなり、順次の
整列中に製品は搬送ベルト上で待機されない。このた
め、搬送ベルトによって製品が回動されることなく、製
品同士が擦れ合うことがなく、傾斜板上で横列状にまと
められ、その後所定本数ずつ押出板で製品の尾端を揃え
て押出した後、押出板と連動する押出受板で製品を下か
ら受けながら搬出方向へ押し出し、その後、押出受板を
後退させるときに製品尾端を再び当接面で揃え、確実に
整列した製品列として次工程へ搬出することができる。
に搬送を阻害されて所定本数の横列状に整列された製品
列とするため、前記搬送ベルト端部から前記邪魔板にか
けて斜め下方に傾斜された傾斜板を備えたものであるた
め、搬送ベルトによって搬送された製品は、傾斜板の傾
斜によって転動して邪魔板に止まる。順次搬送される製
品は傾斜板上に横列状に整例されることとなり、順次の
整列中に製品は搬送ベルト上で待機されない。このた
め、搬送ベルトによって製品が回動されることなく、製
品同士が擦れ合うことがなく、傾斜板上で横列状にまと
められ、その後所定本数ずつ押出板で製品の尾端を揃え
て押出した後、押出板と連動する押出受板で製品を下か
ら受けながら搬出方向へ押し出し、その後、押出受板を
後退させるときに製品尾端を再び当接面で揃え、確実に
整列した製品列として次工程へ搬出することができる。
また、製品の長手方向と交差する方向に搬出される製品
を邪魔板によって遅滞させた後に、掻き寄せ板で所定本
数になるように掻き寄せ、後続の製品との間に大きな間
隔を開ける。この間隔によって押出板の往復ストローク
に要する時間を稼ぎ、比較的未時間間隔で連続して搬送
されてくる製品に対して高能率で円滑な整列動作を達成
することができる。
を邪魔板によって遅滞させた後に、掻き寄せ板で所定本
数になるように掻き寄せ、後続の製品との間に大きな間
隔を開ける。この間隔によって押出板の往復ストローク
に要する時間を稼ぎ、比較的未時間間隔で連続して搬送
されてくる製品に対して高能率で円滑な整列動作を達成
することができる。
また更に、搬送ベルトによって順次搬送された製品の本
数をカウントするカウンタリレーに走査線を製品に対し
て傾斜させて設置したものであるため、例えば竹輪のよ
うな中心軸に沿って中空が形成された製品でも、１つの
製品を２つの製品とカウントすることがない。
数をカウントするカウンタリレーに走査線を製品に対し
て傾斜させて設置したものであるため、例えば竹輪のよ
うな中心軸に沿って中空が形成された製品でも、１つの
製品を２つの製品とカウントすることがない。
［実施例］ 第１図は本発明の一実施例の構成を示す上面図、第２図
はその側面図である。以下図中同一符号は同一を示す。
はその側面図である。以下図中同一符号は同一を示す。
図において、ベルトコンベア（５）下流の端部（51）か
ら邪魔板（６）にかけて斜め下方に傾斜された傾斜板
（７）が配されている。ベルトコンベア（５）から搬送
されてくる製品は、傾斜板（７）上を転動して後端部の
邪魔板（６）で停止され、後続の製品は順次この傾斜板
（７）上で横列状に整列することとなる。
ら邪魔板（６）にかけて斜め下方に傾斜された傾斜板
（７）が配されている。ベルトコンベア（５）から搬送
されてくる製品は、傾斜板（７）上を転動して後端部の
邪魔板（６）で停止され、後続の製品は順次この傾斜板
（７）上で横列状に整列することとなる。
傾斜板（７）上の製品の長手方向に沿った方向に往復運
動可能なエアシリンダ（１）が邪魔板（６）側方上方に
設置されている。エアシリンダ（１）の先端には取付け
板（11）によって断面コ字状の押出部材（８）が製品の
搬送方向と直交する搬出方向に往復可能となっている。
押出部材（12）の上板部（13）前面には上下に往復運動
するエアシリンダ（２）を取付け、下板部の前方へ延び
て押出受板（14）となっている。
動可能なエアシリンダ（１）が邪魔板（６）側方上方に
設置されている。エアシリンダ（１）の先端には取付け
板（11）によって断面コ字状の押出部材（８）が製品の
搬送方向と直交する搬出方向に往復可能となっている。
押出部材（12）の上板部（13）前面には上下に往復運動
するエアシリンダ（２）を取付け、下板部の前方へ延び
て押出受板（14）となっている。
エアシリンダ（２）の先端には、傾斜板（７）上に横列
状に整列した製品列を搬送方向と直交する搬出方向に押
し出す押出板（21）が取付けられ、押出板（21）を上下
可能としている。
状に整列した製品列を搬送方向と直交する搬出方向に押
し出す押出板（21）が取付けられ、押出板（21）を上下
可能としている。
押出部材（12）はエアシリンダ（２）の往復運動に伴っ
て搬送方向と直交する搬出方向に移動し、押出受板（1
4）と押出板（21）も連動して搬出方向に移動する。押
出受板（14）は、製品を一旦受けて、待機位置に戻る際
に搬出側の傾斜板（７）側壁の当接面（71）によって製
品が次の搬送コンベヤ（９）に搬出されるようになる。
て搬送方向と直交する搬出方向に移動し、押出受板（1
4）と押出板（21）も連動して搬出方向に移動する。押
出受板（14）は、製品を一旦受けて、待機位置に戻る際
に搬出側の傾斜板（７）側壁の当接面（71）によって製
品が次の搬送コンベヤ（９）に搬出されるようになる。
また、ベルトコンベア（５）の側方上方に配されたエア
シリンダ（３）は、搬送方向に沿って往復運動可能であ
り、その先端にはベルトコンベア（５）の上方に渡した
取付け板（31）が配され、ベルトコンベア（５）の搬送
方向に沿って往復運動可能としている。
シリンダ（３）は、搬送方向に沿って往復運動可能であ
り、その先端にはベルトコンベア（５）の上方に渡した
取付け板（31）が配され、ベルトコンベア（５）の搬送
方向に沿って往復運動可能としている。
取付け板（31）には、上下に往復運動するエアシリンダ
（４）を取付け、このエアシリンダ（４）の先端には掻
き寄せ板（41）が上下に往復運動可能となっている。
（４）を取付け、このエアシリンダ（４）の先端には掻
き寄せ板（41）が上下に往復運動可能となっている。
また、ベルトコンベア（５）の掻き寄せ板（41）の待機
位置近傍にはリレーの走査線を放射し、受光する一組の
センサ（８）を配置し、製品の本数をカウントする。
尚、一組のセンサ（８）はリレーの走査線をベルトコン
ベアの面に対して上方に傾斜させて設置している。
位置近傍にはリレーの走査線を放射し、受光する一組の
センサ（８）を配置し、製品の本数をカウントする。
尚、一組のセンサ（８）はリレーの走査線をベルトコン
ベアの面に対して上方に傾斜させて設置している。
この掻き寄せ板は所定の本数がセンサを通過した際に、
エアシリンダ（４）によって下りてきて、エアシリンダ
（３）によって、傾斜板方向にベルトコンベア上の製品
を掻き寄せることにより、後続の製品との間に大きな間
隔を開ける。この間隔によって前述の押出板（21）の往
復ストロークに要する時間を稼ぎ、比較的未時間間隔で
連続して搬送されてくる製品に対して高能率で円滑な整
列動作を達成することができる。
エアシリンダ（４）によって下りてきて、エアシリンダ
（３）によって、傾斜板方向にベルトコンベア上の製品
を掻き寄せることにより、後続の製品との間に大きな間
隔を開ける。この間隔によって前述の押出板（21）の往
復ストロークに要する時間を稼ぎ、比較的未時間間隔で
連続して搬送されてくる製品に対して高能率で円滑な整
列動作を達成することができる。
次に本装置の１サイクルを説明する。
第３図は本装置の棒状練り製品の時間経過後に伴う説明
図、第４図は本装置の４つのシリンダの搬送個数におけ
る動きのタイムチャートである。なお、第４図において
横軸は製品がセンサ（８）を通過した個数を示し、C1,C
2,C2,C4,C4は各々のシリンダ（１），（２），（３），
（４）を、Ｓは各シリンダのピストンが最も縮まった状
態を、Ｌはピストンが最も延びた状態を示している。
図、第４図は本装置の４つのシリンダの搬送個数におけ
る動きのタイムチャートである。なお、第４図において
横軸は製品がセンサ（８）を通過した個数を示し、C1,C
2,C2,C4,C4は各々のシリンダ（１），（２），（３），
（４）を、Ｓは各シリンダのピストンが最も縮まった状
態を、Ｌはピストンが最も延びた状態を示している。
本装置では整列する製品の本数は、５個で１製品列とし
た。
た。
第3A図に示すようにコンベア（５）上に置かれた棒状練
り製品（01）（02）…が次々と搬送方向に搬送され、邪
魔板（６）によって順番に傾斜板（７）上に横列状に整
列されている。この時、エアシリンダ（１）は伸長、エ
アシリンダ（２）は伸長、エアシリンダ（３）は収縮、
エアシリンダ（４）は収縮の各待機位置にある。
り製品（01）（02）…が次々と搬送方向に搬送され、邪
魔板（６）によって順番に傾斜板（７）上に横列状に整
列されている。この時、エアシリンダ（１）は伸長、エ
アシリンダ（２）は伸長、エアシリンダ（３）は収縮、
エアシリンダ（４）は収縮の各待機位置にある。
第3B図に示すようにセンサが所定の個数である５本をカ
ウントした時、エアシリンダ（４）が伸長し、掻き寄せ
板（41）をコンベア（５）上に下ろすと同時にエアシリ
ンダ（３）が伸長しコンベア（５）上で搬送されている
製品（04）（05）を傾斜板（７）方向に掻き寄せる。
ウントした時、エアシリンダ（４）が伸長し、掻き寄せ
板（41）をコンベア（５）上に下ろすと同時にエアシリ
ンダ（３）が伸長しコンベア（５）上で搬送されている
製品（04）（05）を傾斜板（７）方向に掻き寄せる。
第3C図のように掻き寄せが終ると同時にエアシリンダ
（４）が収縮し、掻き寄せ板（41）を空中保持する一
方、エアシリンダ（１）が収縮し、押出板（21）と押出
受板（14）を搬送方向と直交する搬出方向に移動させ
る。また、エアシリンダ（４）の収縮が終り次第エアシ
リンダ（３）が収縮し、もとの待機状態に戻る。
（４）が収縮し、掻き寄せ板（41）を空中保持する一
方、エアシリンダ（１）が収縮し、押出板（21）と押出
受板（14）を搬送方向と直交する搬出方向に移動させ
る。また、エアシリンダ（４）の収縮が終り次第エアシ
リンダ（３）が収縮し、もとの待機状態に戻る。
第3D図ではエアシリンダ（１）の収縮に伴い押出板（2
1）によって搬出方向に押出された製品群（01）〜（0
5）が、押出受板（14）に受けられている。エアシリン
ダ（１）の収縮が終ったと同時にエアシリンダ（２）を
収縮させ押出板（21）を空中保持させる。
1）によって搬出方向に押出された製品群（01）〜（0
5）が、押出受板（14）に受けられている。エアシリン
ダ（１）の収縮が終ったと同時にエアシリンダ（２）を
収縮させ押出板（21）を空中保持させる。
第3E図ではエアシリンダ（２）を収縮して押出板（21）
を空中保持させたままエアシリンダ（１）を伸長させて
いるところであり、製品群（01）〜（05）は傾斜板
（７）の側壁の当接面（71）に当接し、押出受板（14）
が戻っても製品群（01）〜（05）が戻ることはなく、第
3F図に示すように、整列したまま搬出される。エアシリ
ンダ（１）が伸長して待機状態に戻ったと同時にエアシ
リンダ（２）が伸長して押出板（21）を降ろして待機状
態に戻る。
を空中保持させたままエアシリンダ（１）を伸長させて
いるところであり、製品群（01）〜（05）は傾斜板
（７）の側壁の当接面（71）に当接し、押出受板（14）
が戻っても製品群（01）〜（05）が戻ることはなく、第
3F図に示すように、整列したまま搬出される。エアシリ
ンダ（１）が伸長して待機状態に戻ったと同時にエアシ
リンダ（２）が伸長して押出板（21）を降ろして待機状
態に戻る。
以上にようにして１サイクルが終了する。
以上説明したように、本発明においては、搬送ベルトの
下流位置で前記邪魔板に搬送を阻害されて所定本数の横
列状に整列された製品列とするため、前記搬送ベルト端
部から前記邪魔板にかけて斜め下方に傾斜された傾斜板
を備えたものであるので、搬送ベルトによって搬送され
た製品は、傾斜板の傾斜によって転動して邪魔板で止ま
る。順次搬送さる製品は傾斜板上に横列状に整列される
こととなり、順次の整列中に製品は搬送ベルト上で待機
されない。このため、搬送ベルトによって製品が回動さ
れることなく、製品同士が擦れ合うことがない。
下流位置で前記邪魔板に搬送を阻害されて所定本数の横
列状に整列された製品列とするため、前記搬送ベルト端
部から前記邪魔板にかけて斜め下方に傾斜された傾斜板
を備えたものであるので、搬送ベルトによって搬送され
た製品は、傾斜板の傾斜によって転動して邪魔板で止ま
る。順次搬送さる製品は傾斜板上に横列状に整列される
こととなり、順次の整列中に製品は搬送ベルト上で待機
されない。このため、搬送ベルトによって製品が回動さ
れることなく、製品同士が擦れ合うことがない。
また、掻き寄せ板で傾斜板方向にベルトコンベア上の製
品を掻き寄せることにより、後続の製品との間に大きな
間隔を開けることができ、この間隔によって前述の押出
板（の往復ストロークに要する時間を稼ぎ、比較的未時
間間隔で連続して搬送されてくる製品に対して高能率で
円滑な整列動作を達成することができる。
品を掻き寄せることにより、後続の製品との間に大きな
間隔を開けることができ、この間隔によって前述の押出
板（の往復ストロークに要する時間を稼ぎ、比較的未時
間間隔で連続して搬送されてくる製品に対して高能率で
円滑な整列動作を達成することができる。
また更に、搬送ベルトによって順次搬送された製品の本
数をカウントするカウンタリレーの走査線を製品に対し
て傾斜させて設置したものであるため、例えば竹輪のよ
うな中心軸に沿って中空が形成された製品でも、１つの
製品を２つの製品とカウントすることがなく、棒状練り
製品を自動的に整列させることができ、それにより衛生
性の向上、人員の削減及びコストダウン等の効果があ
る。
数をカウントするカウンタリレーの走査線を製品に対し
て傾斜させて設置したものであるため、例えば竹輪のよ
うな中心軸に沿って中空が形成された製品でも、１つの
製品を２つの製品とカウントすることがなく、棒状練り
製品を自動的に整列させることができ、それにより衛生
性の向上、人員の削減及びコストダウン等の効果があ
る。
［発明の効果］ 以上説明したとおり、本発明においては、搬送ベルトの
下流位置で前記邪魔板に搬送を阻害されて所定本数の横
列状に整列された製品列とするため、前記搬送ベルト端
部から前記邪魔板にかけて斜め下方に傾斜された傾斜板
を備えたものであるため、搬送ベルトによって搬送され
た製品は、傾斜板の傾斜によって転動して邪魔板で止ま
る。順次搬送される製品は傾斜板上に横列状に整列され
ることとなり、順次の整列中に製品は搬送ベルト上で待
機されない。このため、搬送ベルトによって製品が回動
されず、製品同士が擦れ合うことがなく、傾斜板上で横
列状にまとめられ、その後所定本数ずつ押出板で製品の
尾端を揃えて押出した後、押出板と連動する押出受板で
製品を下から受けながら搬出方向へ押し出し、その後、
押出受板を後退させるときに製品尾端を再び当接面で揃
え、確実に整列した製品列として次工程へ搬出すること
ができる。
下流位置で前記邪魔板に搬送を阻害されて所定本数の横
列状に整列された製品列とするため、前記搬送ベルト端
部から前記邪魔板にかけて斜め下方に傾斜された傾斜板
を備えたものであるため、搬送ベルトによって搬送され
た製品は、傾斜板の傾斜によって転動して邪魔板で止ま
る。順次搬送される製品は傾斜板上に横列状に整列され
ることとなり、順次の整列中に製品は搬送ベルト上で待
機されない。このため、搬送ベルトによって製品が回動
されず、製品同士が擦れ合うことがなく、傾斜板上で横
列状にまとめられ、その後所定本数ずつ押出板で製品の
尾端を揃えて押出した後、押出板と連動する押出受板で
製品を下から受けながら搬出方向へ押し出し、その後、
押出受板を後退させるときに製品尾端を再び当接面で揃
え、確実に整列した製品列として次工程へ搬出すること
ができる。
また、掻き寄せ板で傾斜板方向にベルトコンベア上の製
品を掻き寄せることにより、後続の製品との間に大きな
間隔を開けることができ、この間隔によって前述の押出
板の往復ストロークに要する時間を稼ぎ、比較的未時間
間隔で連続して搬送されてくる製品に対して高能率で円
滑な整例動作を達成することができる。
品を掻き寄せることにより、後続の製品との間に大きな
間隔を開けることができ、この間隔によって前述の押出
板の往復ストロークに要する時間を稼ぎ、比較的未時間
間隔で連続して搬送されてくる製品に対して高能率で円
滑な整例動作を達成することができる。
また更に、搬送ベルトによって順次搬送された製品の本
数をカウントするカウンタリレーの走査線を製品に対し
て傾斜させて設置したものであるため、例えば竹輪のよ
うな中心軸に沿って中空が形成された製品でも、１つの
製品を２つの製品とカウントすることがなく、棒状練り
製品を自動的に整列させることができ、それにより衛生
性の向上、人員の削減及びコストダウン等の効果があ
る。
数をカウントするカウンタリレーの走査線を製品に対し
て傾斜させて設置したものであるため、例えば竹輪のよ
うな中心軸に沿って中空が形成された製品でも、１つの
製品を２つの製品とカウントすることがなく、棒状練り
製品を自動的に整列させることができ、それにより衛生
性の向上、人員の削減及びコストダウン等の効果があ
る。
第１図は本発明の一実施例の構成を示す上面図、第２図
はその側面図、第３図は本装置の棒状練り製品の時間経
過に伴う説明図、第４図は本装置の４つのシリンダの搬
送個数における動きのタイムチャート、第５図は従来装
置の要部の説明図である。
はその側面図、第３図は本装置の棒状練り製品の時間経
過に伴う説明図、第４図は本装置の４つのシリンダの搬
送個数における動きのタイムチャート、第５図は従来装
置の要部の説明図である。
Claims (3)
- 【請求項１】転がり易い棒状練り製品をその長手方向と
交差する搬送方向に搬送ベルトによって連続的に搬送し
ながら複数本ずつ密接して端を揃えた横列状に整列させ
て送り出す装置であって、 前記搬送ベルトの下流位置に形成され、搬送される製品
の搬送を阻害する邪魔板と、 前記邪魔板によって所定本数の横列状に整列された製品
列を該製品列の尾端から前記搬送方向と交差する方向へ
押出す押出板と、 前記押出板の押出し端下縁に沿って添設された整列用当
接面と、 前記押出板と連動して押出方向に出入りし、前記押出さ
れた製品列を下から受け、後退する際に製品列の尾端を
前記整列用当接面で整列させる押出受板とを備えた棒状
練り製品用整列供給装置において 前記搬送ベルトの下流位置で前記邪魔板に搬送を阻害さ
れて所定本数の横列状に整列された製品列とするため、
前記搬送ベルト端部から前記邪魔板にかけて斜め下方に
傾斜された傾斜板を備えたことを特徴とする棒状練り製
品用整列供給装置。 - 【請求項２】前記棒状練り製品用整列供給装置が、前記
搬送ベルト上流の所定箇所で、前記所定本数の棒状練り
製品が通過したときに、前記通過製品を前記傾斜板上の
製品群に向って搬送速度を越えて掻き寄せる掻き寄せ板
を更に備えたことを特徴とする棒状練り製品用整列供給
装置。 - 【請求項３】請求項１又は２に記載の棒状練り製品用整
列供給装置において、 前記搬送ベルトによって順次搬送された製品の本数をカ
ウントするカウンタリレーの走査線を製品に対して傾斜
させて設置したことを特徴とする棒状練り製品用整列供
給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2203847A JPH0725416B2 (ja) | 1990-08-02 | 1990-08-02 | 棒状練り製品用整列供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2203847A JPH0725416B2 (ja) | 1990-08-02 | 1990-08-02 | 棒状練り製品用整列供給装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0489714A JPH0489714A (ja) | 1992-03-23 |
| JPH0725416B2 true JPH0725416B2 (ja) | 1995-03-22 |
Family
ID=16480682
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2203847A Expired - Lifetime JPH0725416B2 (ja) | 1990-08-02 | 1990-08-02 | 棒状練り製品用整列供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0725416B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102442546B (zh) * | 2011-09-09 | 2013-07-24 | 西北有色金属研究院 | 一种用于快速成形设备的铺粉装置 |
| CN103482348A (zh) * | 2013-09-22 | 2014-01-01 | 芜湖万向新元环保科技有限公司 | 自动转向轨道 |
| CN113526006B (zh) * | 2021-07-13 | 2022-09-16 | 北新建材(苏州)有限公司 | 一种石膏板干端输送过程错位修正装置 |
| CN114803455A (zh) * | 2022-03-17 | 2022-07-29 | 上海人造板机器厂有限公司 | 双进板运输机 |
-
1990
- 1990-08-02 JP JP2203847A patent/JPH0725416B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0489714A (ja) | 1992-03-23 |
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