JPH07253916A - ファイルシステム情報管理装置 - Google Patents

ファイルシステム情報管理装置

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JPH07253916A
JPH07253916A JP6044586A JP4458694A JPH07253916A JP H07253916 A JPH07253916 A JP H07253916A JP 6044586 A JP6044586 A JP 6044586A JP 4458694 A JP4458694 A JP 4458694A JP H07253916 A JPH07253916 A JP H07253916A
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JP
Japan
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block
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physical
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JP6044586A
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English (en)
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Akihiro Nomura
明宏 野村
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、物理ブロックのアドレスを書き込む
専用の物理ブロックを用意する必要がなく、アクセス時
間を速くすること。 【構成】外部記憶装置(12)の各物理ブロック(13a,13b,
…)に前ブロックアドレス(17)、後ブロックアドレス(1
8)を形成し、これらアドレス(17,18) にファイルAの論
理データ列に従ったデータ書き込み、読み込みの順序を
示す各物理ブロック(13a,13b, …)のアドレスを書き込
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファイルの実データを
複数のブロックに区切ってそれぞれ割当てられた外部記
憶装置上の各ブロックに書き込んだり、又読み込みを行
うファイルシステム情報管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかるファイルシステム情報管理装置
は、ファイルの実データを外部記憶装置に記憶する場
合、ファイルを外部記憶装置上の各物理ブロックに書き
込むことができるサイズ単位に区切って書き込んでい
る。
【0003】例えば、オペレーション・システムにおい
て、図8に示すファイルAを図9に示す外部記憶装置1
に記憶する場合、外部記憶装置1は、所定サイズの各ブ
ロック単位、すなわち各物理ブロック2a、2b、…ご
とにデータの書き込み、読み込みを行うものとなってい
る。
【0004】このため、ファイルAを外部記憶装置1に
記憶させるには、ファイルAを各物理ブロック2a、2
b、…に書き込めるサイズの各論理ブロック「1」〜
「N」に区切った論理データ列とする。
【0005】しかるに、オペレーション・システムによ
り、外部記憶装置1の各物理ブロック2a、2b、…か
ら空きブロック、例えば各物理ブロック2a、2b、2
c、2d、…を確保し、このうち物理ブロック2aにフ
ァイルAの論理ブロック「1」を書き込み、同様に物理
ブロック2bにファイルAの論理ブロック「2」、物理
ブロック2cにファイルAの論理ブロック「3」、…を
それぞれ順次書き込んでいく。
【0006】これと共にオペレーション・システムは、
各論理ブロック「1」〜「N」をそれぞれ各物理ブロッ
ク2a、2b、2c、2d、…に書き込む際に、これら
物理ブロック2a、2b、2c、2d、…の各アドレス
をアドレス記憶物理ブロック3に書き込んでいく。
【0007】又、このファイルAに対する各物理ブロッ
クの各アドレスを書き込んだアドレス記憶物理ブロック
3自体のアドレスが別途記憶される。一方、外部記憶装
置1に記憶されているファイルAを読み込む場合、オペ
レーション・システムは、ファイルAに対する各物理ブ
ロックの各アドレスを書き込んだアドレス記憶物理ブロ
ック3自体のアドレスを読み込む。
【0008】そして、このアドレス記憶物理ブロック3
から先ず物理ブロック2aのアドレスを読み出し、この
物理ブロック2aに書き込まれている論理ブロック
「1」を読み込む。
【0009】再びアドレス記憶物理ブロック3から次の
物理ブロック2bのアドレスを読み出し、この物理ブロ
ック2bから論理ブロック「2」を読み込み、次にアド
レス記憶物理ブロック3から物理ブロック2cのアドレ
スを読み出し、この物理ブロック2cから論理ブロック
「3」を読み込む。
【0010】以下、同様に各物理ブロックのアドレスを
順次読み込み、そのアドレスの物理ブロックから順次論
理ブロックNまで読み込む。すなわち、ファイルAに対
し、各論理ブロック「1」〜「N」を書き込んだ各物理
ブロック2a、2b、2c、…をアクセスするために
は、これら物理ブロック2a、2b、2c、…以外にそ
のアドレスを書き込んだアドレス記憶物理ブロック3に
もアクセスしなければならず、このアクセスに時間がか
かる。
【0011】ファイルのシーケンシャルアクセスでは、
通常、外部記憶装置1用のキャッシュバッファにアドレ
ス記憶物理ブロック3の内容が読み込まれ、それ以降、
論理ブロック「1」〜「N」を書き込む各物理ブロック
2a、2b、…のアドレスを知るためにはキャッシュバ
ッファに対してアクセスするだけでよい。
【0012】ところが、システム全体のファイルのアク
セスされる本数によっては、頻繁にアドレス記憶物理ブ
ロック3がキャッシュバッファ上から排除されることが
あり、そうなると論理ブロック「1」〜「N」を書き込
んだ各物理ブロック2a、2b、2c、…をアクセスす
るごとに、外部記憶装置1上のアドレス記憶物理ブロッ
ク3をキャッシュバッファに書き込まなければならな
い。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】以上のように外部記憶
装置1に対するファイルの書き込み読み込みの際、各物
理ブロック2a、2b、…にアクセスする毎にアドレス
記憶物理ブロック3をアクセスしなければならず、その
アクセスに時間がかかる。
【0014】又、キャッシュバッファを形成しても、こ
のバッファ分だけ記憶容量を大きくしなければならず、
かつ頻繁にアドレス記憶物理ブロック3がキャッシュバ
ッファ上から排除されることがあり、アクセスするごと
にアドレス記憶物理ブロック3を書き込まなければなら
ない。
【0015】そこで本発明は、物理ブロックのアドレス
を書き込む専用の物理ブロックを用意する必要がなく、
アクセス時間を速くできるファイルシステム情報管理装
置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1によれば、ファ
イルの実データを複数のブロックに区切ったデータ例に
従って各ブロックごとに外部記憶装置上の各物理ブロッ
クにそれぞれ書き込み、かつこれら物理ブロックにそれ
ぞれ書き込まれた実データを論理データ列に従って読み
込みするファイルシステム情報管理装置において、論理
データ列に従った実データの書き込み又は読み込みの順
序を示す符号を物理ブロック上に確保する手段を備えて
上記目的を達成しようとするファイルシステム情報管理
装置である。
【0017】請求項2によれば、論理データ列における
先頭及び最後尾の実データを書き込む物理ブロックにそ
れぞれ先頭、最後尾を示す符号を物理ブロック上に確保
している。
【0018】
【作用】請求項1によれば、ファイルの実データを複数
のブロックに区切ったデータ例に従って各ブロックごと
に外部記憶装置上の各物理ブロックにそれぞれ書き込
み、かつこれら物理ブロックにそれぞれ書き込まれた実
データを論理データ列に従って読み込みする場合、各物
理ブロックに実データを書き込むとともに、この物理ブ
ロックに論理データ列に従った実データの書き込み又は
読み込みの順序を示す符号が確保される。これにより、
各物理ブロックの実データを読み込む場合、ある物理ブ
ロックの実データを読み込むと、これと共に次の実デー
タの書き込まれた物理ブロックのアドレスが読み取れ
る。
【0019】請求項2によれば、論理データ列における
先頭及び最後尾の実データを書き込む物理ブロックにそ
れぞれ先頭、最後尾を示す符号を物理ブロック上に確保
すれば、所望するファイルを書き込んだ各物理ブロック
から実データを読み込める。
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1はファイルシステム情報管理装置を
備えたコンピュータシステムの構成図である。
【0021】オペレーティング・システム(OS)10
は、ファイルシステム情報管理プログラム11を実行
し、ファイルの各論理ブロックを外部記憶装置12上の
各物理ブロック群13にそれぞれ書き込み、かつこれら
物理ブロック群13にそれぞれ書き込まれた実データを
ファイルの論理データ列に従って読み込みする機能を有
する。
【0022】オペレーティング・システム(OS)10
は、外部記憶装置12に対してアクセスする際に、ファ
イルシステム情報テーブル14、オープン中ファイル別
情報テーブル15にアクセスする機能を有する。
【0023】外部記憶装置12に対して実データの書き
込み、読み込みを行う場合、物理ブロック群13の各物
理ブロック13a、13b、…の各サイズ単位に行われ
るものとなっている。
【0024】これら物理ブロック13a、13b、…
は、それぞれ図2に示すように実データ領域16、前ブ
ロックアドレス17、及び後ブロックアドレス18の各
領域が形成されている。
【0025】このうち実データ領域16は、実データの
書き込み読み込みを行う領域である。又、前ブロックア
ドレス17及び後ブロックアドレス18は、ファイルの
論理データ列に従った実データの書き込み又は読み込み
の順序を示すために物理ブロックのアドレスを確保する
ための領域である。
【0026】すなわち、前ブロックアドレス17は、フ
ァイルの論理データ列に従って1つ先頭側の論理ブロッ
クを書き込む物理ブロックのアドレスを記録する領域で
あり、後ブロックアドレス18は、ファイルの論理デー
タ列に従って1つ後側の論理ブロックを書き込む物理ブ
ロックのアドレスを記録する領域である。
【0027】これら物理ブロック13a、13b、…の
各サイズは、ファイルにおける各論理ブロックの実デー
タサイズに、前ブロックアドレス17及び後ブロックア
ドレス18の各サイズを加えたものとなる。
【0028】又、ファイル別情報リスト19が、外部記
憶装置12に形成される。このファイル別情報リスト1
9は、図3に示すファイル別情報リストエントリ20を
複数形成したものとなっている。
【0029】このファイル別情報リスト19は、ファイ
ルの論理データ列の1番目の論理ブロックを書き込んだ
物理ブロックのアドレスを、割り当てられたファイル別
情報リストエントリ20の先頭ブロックアドレス21に
書き込むものとなっている。
【0030】なお、ファイルシステム情報の領域22が
外部記憶装置12に形成されている。一方、ファイルシ
ステム情報テーブル14には、物理ブロック群13のう
ち実データの書き込まれてない空きブロックのリスト1
4aが形成されている。
【0031】又、オープン中ファイル別情報テーブル1
5は、各ファイルごとに割り当てられた複数のオープン
中ファイル別情報テーブルエントリ23を形成したもの
である。
【0032】このエントリ23は、図4に示すように現
在ブロックアドレス24、前ブロックアドレス25、及
び後ブロックアドレス26を形成したものである。これ
ら現在ブロックアドレス24には、現在アクセス中の物
理ブロックのアドレスが記録され、又、前/後の各ブロ
ックアドレス25、26には、それぞれ現在アクセス中
の物理ブロックに対し、論理データ列に従ってそれぞれ
前後にあたる各論理ブロックを書き込む各物理ブロック
の各アドレスが記録されるようになっている。
【0033】上記オペレーティング・システム10は、
ファイルシステム情報管理プログラム11を実行するこ
とにより、ファイルの論理データ列に従った各論理ブロ
ックの書き込み又は読み込みの順序を示す物理ブロック
13a、13b、…のアドレスを、これら物理ブロック
13a、13b、…の前ブロックアドレス17、後ブロ
ックアドレス18にそれぞれ記録する機能を有する。
【0034】このとき、オペレーティング・システム1
0は、ファイルの論理データ列における先頭及び最後尾
の論理ブロックを書き込む各物理ブロックの前ブロック
アドレス17、後ブロックアドレス18に対してそれぞ
れ前記先頭、前記最後尾を示す符号、例えば「0」を記
録する機能を有している。
【0035】次に上記の如く構成された装置でのファイ
ルシステム情報管理の作用について説明する。 (a) ファイルA(図8に示す)を先頭からシーケンシャ
ルに書き込む場合について図5に示すデータ書き込み処
理動作のフローチャートに従って説明する。
【0036】オペレーティング・システム10は、ファ
イルシステム情報管理プログラム11を実行することに
よって以下のデータ書き込み処理動作を実行する。ファ
イルオープン後、ステップ#1においてファイル書き込
みを行う判断がなされると、次のステップ#2に移って
1番目の論理ブロック「1」を書き込むか否かの判断が
行われる。
【0037】この1番目の論理ブロック「1」の書き込
むを行う場合、次のステップ#3に移って論理ブロック
「1」を割り当てる外部記憶装置12上の空きブロック
を確保する。
【0038】このとき、空きブロックは、ファイルシス
テム情報テーブル14に形成されている空きブロックリ
スト14aに書き込まれている各物理ブロック13a、
13d、…から割り当てられる。
【0039】例えば、1番目の論理ブロック「1」に対
しては、図6に示すように外部記憶装置12上の物理ブ
ロック13aが割り当てられる。次にステップ#4にお
いて2番目の論理ブロック「2」を割り当てる空きブロ
ックが空きブロックリスト14aから確保、例えば物理
ブロック13dが確保される。
【0040】このように1番目及び2番目の各論理ブロ
ック「1」「2」に対する各物理ブロック13a、13
dが確保されると、ステップ#5において、物理ブロッ
ク13aの実データ領域16に論理ブロック「1」の実
データが書き込まれる。
【0041】これと共に同物理ブロック13aの前ブロ
ックアドレス17に2番目の論理ブロック「2」を書き
込む物理ブロック13dのアドレスが記録され、かつ後
ブロックアドレス18にファイルAの論理データ列の先
頭を示す符号「0」が記録される。
【0042】次にステップ#6において、物理ブロック
13aのアドレスが、ファイル別情報リスト19におけ
るファイルAに割り当てられたエントリ20の先頭ブロ
ックアドレス21に記録される。
【0043】次にステップ#7において、オープン中フ
ァイル別情報テーブル15におけるファイルAに割り当
てられたエントリ23において、このエントリ23の現
在ブロックアドレス24に1番目の論理ブロック「1」
を書き込んだ物理ブロック13aのアドレスが記録さ
れ、かつ前ブロックアドレス25に2番目の論理ブロッ
ク「2」を割り当てた物理ブロック13dのアドレスが
記録される。そして、後ブロックアドレス26には
「0」が記録される。
【0044】次に2番目の論理ブロック「2」の書き込
みに移る。ステップ#1、#2を経てステップ#8に移
り、ここで、3番目の論理ブロック「3」を割り当てる
空きブロックが空きブロックリスト14aから確保、例
えば物理ブロック13gが確保される。
【0045】次にステップ#9において、物理ブロック
13dの実データ領域16に論理ブロック「2」の実デ
ータが書き込まれる。これと共に同物理ブロック13d
の前ブロックアドレス17に対して先に1番目の論理ブ
ロック「1」を書き込んだ物理ブロック13aのアドレ
スが記録され、かつ後ブロックアドレス18に対して3
番目の論理ブロック「3」を書き込む物理ブロック13
gのアドレスが記録される。
【0046】この後、再びステップ#7に移り、オープ
ン中ファイル別情報テーブル15におけるファイルAに
割り当てられたエントリ23において、このエントリ2
3の現在ブロックアドレス24に物理ブロック13dの
アドレスが記録され、かつ前ブロックアドレス25に先
の物理ブロック13aのアドレスが記録され、後ブロッ
クアドレス26に3番目の論理ブロック「3」を割り当
てた物理ブロック13gのアドレスが記録される。
【0047】これ以降、ステップ#1、#2、#8、#
9、#7を繰り返し、ファイルAの論理ブロック「3」
「4」…「N」がそれぞれ各物理ブロック13g、…1
3nの実データ領域16に書き込まれ、これと共に各物
理ブロック13g、…13n上の前ブロックアドレス1
7、後ブロックアドレス18にそれぞれ論理データ列に
従った前後の各物理ブロックの各アドレスが記録され
る。
【0048】このようにファイルAの全ての論理ブロッ
ク「1」〜「N」の書き込みが終了し、ファイルクロー
ズする場合、ステップ#10からステップ#11に移
り、最後尾の論理ブロック「N」を書き込んだ物理ブロ
ック13nの前ブロックアドレス17にファイルAの論
理データ列最後尾を示す符号「0」が記録される。 (b) ファイルAをシーケンシャルに読み込む場合につい
て図7に示すデータ読み込み処理動作のフローチャート
に従って説明する。
【0049】ファイルオープン後、ステップ#20にお
いてファイル読み込みを行う判断がなされると、次のス
テップ#21に移って1番目の論理ブロック「1」を読
み込むか否かの判断が行われる。
【0050】この1番目の論理ブロック「1」の読み込
みを行う場合、次のステップ#22に移り、ファイル別
情報リスト19におけるファイルAに割り当てられたエ
ントリ20の先頭ブロックアドレス21から1番目の論
理ブロック「1」のアドレスが読み出される。
【0051】次にステップ#23において、このアドレ
スの物理ブロック13aが外部記憶装置12上から読み
出される。つまり、物理ブロック13aの実データ領域
16から1番目の論理ブロック「1」の実データが読み
出され、かつ前ブロックアドレス17から次の物理ブロ
ック13dのアドレスが読み出され、後ブロックアドレ
ス18から先頭を示す符号「0」が読み出される。
【0052】次にステップ#24において、オープン中
ファイル別情報テーブル15におけるファイルAに割り
当てられたエントリ23において、このエントリ23の
現在ブロックアドレス24に物理ブロック13aのアド
レスが記録され、かつ前ブロックアドレス25に次の物
理ブロック13dのアドレスが記録され、後ブロックア
ドレス26に先頭を示す符号「0」が記録される。
【0053】次に2番目の論理ブロック「2」の読み込
みに移る。ステップ#20、#21を経てステップ#2
5に移り、ここで、オープン中ファイル別情報テーブル
15におけるエントリ23の前ブロックアドレス25に
書き込まれた次の物理ブロック13dのアドレスが読み
出される。
【0054】次に再びステップ#23に移り、このアド
レスの物理ブロック13dが外部記憶装置12上から読
み出される。つまり、物理ブロック13dの実データ領
域16から2番目の論理ブロック「2」の実データが読
み出され、かつ前ブロックアドレス17から次の物理ブ
ロック13gのアドレスが読み出され、後ブロックアド
レス18から先の物理ブロック13aのアドレスが読み
出される。
【0055】次にステップ#24において、オープン中
ファイル別情報テーブル15におけるエントリ23にお
いて、このエントリ23の現在ブロックアドレス24に
物理ブロック13dのアドレスが記録され、かつ前ブロ
ックアドレス25に次の物理ブロック13gのアドレス
が記録され、後ブロックアドレス26に先き物理ブロッ
ク13aのアドレスが記録される。
【0056】これ以降、ステップ#20、#21、#2
5、#23、#24を繰り返し、物理ブロックの前ブロ
ックアドレス17に記録されている次の物理ブロックの
アドレスに従って順次ファイルAの論理ブロック「3」
「4」…「N」を読み込む。
【0057】そして、最後尾の物理ブロック13nから
論理ブロック「N」の実データが読み込まれ、その前ブ
ロックアドレス17に最後尾を示す符号「9」を判断す
ると、ファイルAの読み込みが終了する。
【0058】このように上記一実施例においては、外部
記憶装置12の各物理ブロック13a、13b、…に前
ブロックアドレス17、後ブロックアドレス18を形成
し、これらアドレス17、18にファイルAの論理デー
タ列に従ったデータ書き込み、読み込みの順序を示す各
物理ブロック13a、13d、…13nのアドレスを書
き込むようにしたので、各論理ブロック「1」〜「N」
の書き込み・読み込みと同時に、次に割り当てられた物
理ブロックのアドレスを知ることができる。
【0059】従って、物理ブロックのアドレスを記録す
るための専用のアドレス記憶物理ブロックを用意するこ
とがなく、物理ブロック群13に対するアクセス速度を
速くできる。
【0060】又、各物理ブロック13a、13b、…に
前ブロックアドレス17及び後ブロックアドレス18を
一体化して形成するので、論理ブロック「1」〜「N」
の実データの記録物理ブロックとアドレス専用のアドレ
ス記憶物理ブロックとの片方を更新できない理由で、フ
ァイルシステムの不整合が生じることがない。
【0061】又、従来のように物理ブロックのアドレス
を記憶する外部記憶装置用キャッシュバッファの拡大
や、物理ブロックのアドレス展開専用領域を一時的に記
憶装置に設ける必要はなく、低コストで実現できる。
【0062】又、論理データ列における先頭及び最後尾
の実データを示す符号「0」を書き込むので、確実にフ
ァイルAの全ての論理ブロック「1」〜「N」を書き込
み、読み込みできる。
【0063】なお、本発明は、上記一実施例に限定され
るものでなく次の通りに限定してもよい。例えば、各物
理ブロック13a、13b、…の前ブロックアドレス1
7及び後ブロックアドレス18に書き込む符号は、論理
データ列の順序に従って各論理ブロック「1」〜「N」
を書き込み、読み込みできればよいので、各物理ブロッ
クのアドレスに限らず、論理データ列の順序を示す符
号、例えば、「1」「2」…「N」や「a」「b」…
「z」でもよい。又、論理データ列における先頭及び最
後尾の実データを示す符号は、「0」に限らず、例えば
「start」や「end」を書き込んでもよい。
【0064】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、物
理ブロックのアドレスを書き込む専用の物理ブロックを
用意する必要がなく、アクセス時間を速くできるファイ
ルシステム情報管理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるファイルシステム情報管理装置
の一実施例を備えたコンピュータシステムの構成図。
【図2】外部記憶装置上の物理ブロックの模式図。
【図3】ファイル別情報リストエントリの模式図。
【図4】オープン中ファイル別情報テーブルエントリの
模式図。
【図5】データ書き込み処理動作のフローチャート。
【図6】データ書き込み・読み込みの処理動作を示す模
式図。
【図7】データ書き込み処理動作のフローチャート。
【図8】ファイルの論理データ列を示す模式図。
【図9】外部記憶装置上へのデータ書き込み・読み込み
を示す模式図。
【符号の説明】
10…オペレーティング・システム、11…ファイルシ
ステム情報管理プログラム、12…外部記憶装置、13
…物理ブロック群、14…ファイルシステム情報テーブ
ル、15…オープン中ファイル別情報テーブル、16…
実データ領域、17…前ブロックアドレス、18…後ブ
ロックアドレス、19…ファイル別情報リスト、20…
ファイル別情報リストエントリ、21…先頭ブロックア
ドレス、23…オープン中ファイル別情報テーブルエン
トリ、24…現在ブロックアドレス、25…前ブロック
アドレス、26…後ブロックアドレス。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファイルの実データを複数のブロックに
    区切った論理データ例に従って前記各ブロックごとに外
    部記憶装置上の各物理ブロックにそれぞれ書き込み、か
    つこれら物理ブロックにそれぞれ書き込まれた実データ
    を前記論理データ列に従って読み込みするファイルシス
    テム情報管理装置において、 前記論理データ列に従った前記実データの書き込み又は
    読み込みの順序を示す符号を前記物理ブロック上に確保
    する手段を備えたことを特徴とするファイルシステム情
    報管理装置。
  2. 【請求項2】 論理データ列における先頭及び最後尾の
    実データを書き込む物理ブロックにそれぞれ前記先頭、
    前記最後尾を示す符号を物理ブロック上に確保すること
    を特徴とする請求項1記載のファイルシステム情報管理
    装置。
JP6044586A 1994-03-16 1994-03-16 ファイルシステム情報管理装置 Pending JPH07253916A (ja)

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