JPH0725383A - 半閉鎖式呼吸装置の管構造 - Google Patents
半閉鎖式呼吸装置の管構造Info
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- JPH0725383A JPH0725383A JP19285993A JP19285993A JPH0725383A JP H0725383 A JPH0725383 A JP H0725383A JP 19285993 A JP19285993 A JP 19285993A JP 19285993 A JP19285993 A JP 19285993A JP H0725383 A JPH0725383 A JP H0725383A
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- JP
- Japan
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- pipe
- exhaust
- breathing
- intake
- tube
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 脱着動作が容易であり、装置全体の外観を損
ねないとともに装置全体の構成を簡略化することができ
る半閉鎖式呼吸装置の管構造を提供する。 【構成】 マウスピース9からの排気された呼吸気を炭
酸ガス除去剤が充填されたキャニスタ5に案内する排気
管4と、前記キャニスタ5により炭酸ガスが除去された
呼吸気をマウスピース9へ導く吸気管10とが設けられ
た半閉鎖式呼吸装置の管構造において、前記吸気管10
を前記排気管4の内側に配置した二重管構造としている
ので、装置全体から見た管は1本の管であるため、脱着
動作が容易であり、装置全体の外観を損ねないとともに
装置全体の構成を簡略化することができる。
ねないとともに装置全体の構成を簡略化することができ
る半閉鎖式呼吸装置の管構造を提供する。 【構成】 マウスピース9からの排気された呼吸気を炭
酸ガス除去剤が充填されたキャニスタ5に案内する排気
管4と、前記キャニスタ5により炭酸ガスが除去された
呼吸気をマウスピース9へ導く吸気管10とが設けられ
た半閉鎖式呼吸装置の管構造において、前記吸気管10
を前記排気管4の内側に配置した二重管構造としている
ので、装置全体から見た管は1本の管であるため、脱着
動作が容易であり、装置全体の外観を損ねないとともに
装置全体の構成を簡略化することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水中で使用される呼吸
装置、特に、呼吸回路内を循環する呼吸気から炭酸ガス
を除去して呼吸気を利用する半閉鎖式呼吸装置の管構造
に関する。
装置、特に、呼吸回路内を循環する呼吸気から炭酸ガス
を除去して呼吸気を利用する半閉鎖式呼吸装置の管構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】半閉鎖式呼吸装置は、一般に、呼吸袋、
弁ユニット、キャニスタ(炭酸ガス吸着装置)、呼吸ガ
スボンベを備え、呼吸回路内を循環する呼吸気から炭酸
ガスを除去するとともに、呼吸回路内に呼吸ガスを供給
しつつ、呼吸回路から余剰分の呼吸気を排出するように
なっている。
弁ユニット、キャニスタ(炭酸ガス吸着装置)、呼吸ガ
スボンベを備え、呼吸回路内を循環する呼吸気から炭酸
ガスを除去するとともに、呼吸回路内に呼吸ガスを供給
しつつ、呼吸回路から余剰分の呼吸気を排出するように
なっている。
【0003】この種の従来の半閉鎖式呼吸装置では、特
開昭50ー38397号公報に開示されているように、
マウスピースにはキャニスタを介して空気を循環させる
吸込用の吸気管と排気用の排気管とが別個に設けられて
おり、合計2本の管が接続されている。
開昭50ー38397号公報に開示されているように、
マウスピースにはキャニスタを介して空気を循環させる
吸込用の吸気管と排気用の排気管とが別個に設けられて
おり、合計2本の管が接続されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、半閉鎖式呼吸
装置の使用時に、吸気用の管と排気用の管との2本の管
が着用者の顔の左右から延出していると、半閉鎖式呼吸
装置の脱着動作がしずらく、更に装置全体の外観を損ね
るという問題点がある。
装置の使用時に、吸気用の管と排気用の管との2本の管
が着用者の顔の左右から延出していると、半閉鎖式呼吸
装置の脱着動作がしずらく、更に装置全体の外観を損ね
るという問題点がある。
【0005】これに対して、単に2本の管を束ねること
も考えられるが、単に2本の管を束ねただけでは、装置
全体の外観を損ねるとともに、装置全体の構成の簡略化
(シンプル化)の要請には十分ではない。
も考えられるが、単に2本の管を束ねただけでは、装置
全体の外観を損ねるとともに、装置全体の構成の簡略化
(シンプル化)の要請には十分ではない。
【0006】そこで、本発明の目的は、脱着動作が容易
であり、装置全体の外観を損ねないとともに装置全体の
構成を簡略化することができる半閉鎖式呼吸装置の管構
造を提供することにある。
であり、装置全体の外観を損ねないとともに装置全体の
構成を簡略化することができる半閉鎖式呼吸装置の管構
造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、マウスピースからの排気された呼吸気を
炭酸ガス除去剤が充填されたキャニスタに案内する排気
管と、前記キャニスタにより炭酸ガスが除去された呼吸
気をマウスピースへ導く吸気管とが設けられた半閉鎖式
呼吸装置の管構造において、前記吸気管を前記排気管の
内側に配置した二重管構造としたことを特徴とする。
に、本発明は、マウスピースからの排気された呼吸気を
炭酸ガス除去剤が充填されたキャニスタに案内する排気
管と、前記キャニスタにより炭酸ガスが除去された呼吸
気をマウスピースへ導く吸気管とが設けられた半閉鎖式
呼吸装置の管構造において、前記吸気管を前記排気管の
内側に配置した二重管構造としたことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明の半閉鎖式呼吸装置の管構造では、マウ
スピースに接続された吸気管を前記排気管の内側に配置
した二重管構造としているから、装置全体から見た管は
1本の管であるため、脱着動作が容易であり、装置全体
の外観を損ねないとともに装置全体の構成を簡略化する
ことができる。
スピースに接続された吸気管を前記排気管の内側に配置
した二重管構造としているから、装置全体から見た管は
1本の管であるため、脱着動作が容易であり、装置全体
の外観を損ねないとともに装置全体の構成を簡略化する
ことができる。
【0009】
【実施例】以下に、添付図面の図1乃至図4を参照して
本発明の一実施例を詳細に説明する。
本発明の一実施例を詳細に説明する。
【0010】本発明の実施例にかかる半閉鎖式呼吸装置
1は、図1に示すように、呼吸袋3、キャニスタ(炭酸
ガス吸着装置)5、呼吸ガスボンベ7及びマウスピ−ス
9から構成されており、排気の場合には、マウスピース
9から排出された呼吸気が排気管4を通って、流入孔6
を介して呼吸袋3に供給され、吸気の場合には、呼吸回
路内の呼吸気が呼吸袋3の流出孔8からキャニスタ5を
経て、吸気管10を通ってマウスピース9に供給され
る。また、キャニスタ5には、管25を介して呼吸ガス
ボンベ7から定量的に空気が供給されるようになってい
る。
1は、図1に示すように、呼吸袋3、キャニスタ(炭酸
ガス吸着装置)5、呼吸ガスボンベ7及びマウスピ−ス
9から構成されており、排気の場合には、マウスピース
9から排出された呼吸気が排気管4を通って、流入孔6
を介して呼吸袋3に供給され、吸気の場合には、呼吸回
路内の呼吸気が呼吸袋3の流出孔8からキャニスタ5を
経て、吸気管10を通ってマウスピース9に供給され
る。また、キャニスタ5には、管25を介して呼吸ガス
ボンベ7から定量的に空気が供給されるようになってい
る。
【0011】マウスピ−ス9に接続された吸気管10と
排気管4とは、一本の管14内において吸気管10を内
側とし、その外側を排気管4が取り囲む二重管構造とな
っている。
排気管4とは、一本の管14内において吸気管10を内
側とし、その外側を排気管4が取り囲む二重管構造とな
っている。
【0012】このように、管14をマウスピースに接続
された吸気管10を前記排気管4の内側に配置した二重
管構造とした1本の管としているため、半閉鎖式呼吸装
置の脱着動作が容易であり、装置全体の外観を損ねない
とともに装置全体の構成を簡略化することができるので
ある。
された吸気管10を前記排気管4の内側に配置した二重
管構造とした1本の管としているため、半閉鎖式呼吸装
置の脱着動作が容易であり、装置全体の外観を損ねない
とともに装置全体の構成を簡略化することができるので
ある。
【0013】また、管14において、内側通路を吸気管
10とする二重管構造にすることによって、吸気管10
が外力等により破損した場合であっても吸気管側の損傷
を防止できるので吸気の確保を図ることができる。
10とする二重管構造にすることによって、吸気管10
が外力等により破損した場合であっても吸気管側の損傷
を防止できるので吸気の確保を図ることができる。
【0014】キャニスタ5は、呼吸袋3と呼吸ガスボン
ベ7とに接続されており、その一側に設けられた吸気口
19に吸気管15が接続され、排気口21に前述の吸気
管10が連通されている。また、キャニスタ5内には、
炭酸ガス吸着剤が充填された吸着剤カートリッジ16が
収納されており、キャニスタ内の一側には空気の流入側
通路5aが、他側には流出側通路5bが形成されてい
る。
ベ7とに接続されており、その一側に設けられた吸気口
19に吸気管15が接続され、排気口21に前述の吸気
管10が連通されている。また、キャニスタ5内には、
炭酸ガス吸着剤が充填された吸着剤カートリッジ16が
収納されており、キャニスタ内の一側には空気の流入側
通路5aが、他側には流出側通路5bが形成されてい
る。
【0015】流入側通路5aには、吸気管10等から浸
入した水を受ける排水弁20が設けられており、万一キ
ャニタに水が浸入した場合には、浸入した水をキャニス
タ5の底に形成された水溜め部5cに案内するようにな
っている。一方、流出側通路5bには、ここへの水の浸
入を防止する浸入防止弁22が設けられている。また、
吸着剤カートリッジ16には流入側通路5a側に吸水用
スポンジ24が配置されており、万一流入した水が吸着
剤に到達する前にある程度吸着剤の手前で保持できるよ
うになっている。
入した水を受ける排水弁20が設けられており、万一キ
ャニタに水が浸入した場合には、浸入した水をキャニス
タ5の底に形成された水溜め部5cに案内するようにな
っている。一方、流出側通路5bには、ここへの水の浸
入を防止する浸入防止弁22が設けられている。また、
吸着剤カートリッジ16には流入側通路5a側に吸水用
スポンジ24が配置されており、万一流入した水が吸着
剤に到達する前にある程度吸着剤の手前で保持できるよ
うになっている。
【0016】尚、キャニスタ5内には、吸着剤カートリ
ッジ16を入れ忘れた場合に流出入側通路5bを閉じる
吸着剤カートリッジ16の入れ忘れ防止弁26が設けら
れている。
ッジ16を入れ忘れた場合に流出入側通路5bを閉じる
吸着剤カートリッジ16の入れ忘れ防止弁26が設けら
れている。
【0017】呼吸袋3は、袋本体29と内側呼吸袋27
とからなる二重袋構造である。袋本体29は、ゴム等の
弾性材料から蛇腹状に形成されており、呼吸気の流出入
により、図1に矢印Aに示す方向に、伸縮するようにな
っている。
とからなる二重袋構造である。袋本体29は、ゴム等の
弾性材料から蛇腹状に形成されており、呼吸気の流出入
により、図1に矢印Aに示す方向に、伸縮するようにな
っている。
【0018】この袋本体29の基盤29aには、流入孔
6と流出孔8とが形成されており、更に、その一側に袋
本体29内の呼吸気を排出する弁ユニット30が設けら
れている。この弁ユニット30は、袋本体29が拡張し
て所定量の呼吸気が溜まった場合に、呼吸気を排出する
ものである。
6と流出孔8とが形成されており、更に、その一側に袋
本体29内の呼吸気を排出する弁ユニット30が設けら
れている。この弁ユニット30は、袋本体29が拡張し
て所定量の呼吸気が溜まった場合に、呼吸気を排出する
ものである。
【0019】内側呼吸袋27は、袋本体29の内側に、
流出孔18を覆うように設けられおり、流出孔8と離れ
た位置に流入孔6と連通する連通孔28が形成されてい
る。このように本実施例では、流出孔8と連通孔28と
を離れた位置に形成することによって、袋本体29に水
が流入した場合でも連通孔28への流入が更に困難にな
る。同様に、流出孔8から流入された溶出液が流入孔6
へ流入するのを防止することができる。
流出孔18を覆うように設けられおり、流出孔8と離れ
た位置に流入孔6と連通する連通孔28が形成されてい
る。このように本実施例では、流出孔8と連通孔28と
を離れた位置に形成することによって、袋本体29に水
が流入した場合でも連通孔28への流入が更に困難にな
る。同様に、流出孔8から流入された溶出液が流入孔6
へ流入するのを防止することができる。
【0020】この内側呼吸袋27は、外側袋29と同様
にゴム等の弾性材料から蛇腹状に形成されており、呼吸
気の流出入により、外側袋29と同様に矢印Aに示す方
向に伸縮する。
にゴム等の弾性材料から蛇腹状に形成されており、呼吸
気の流出入により、外側袋29と同様に矢印Aに示す方
向に伸縮する。
【0021】マウスピ−ス9は、図1に示すように、吸
気弁11と排気弁13とを備え、吸気弁11と排気弁1
3とはそれぞれ逆止弁であり、吸気の場合には吸気弁1
1のみが開き、排気の場合には排気弁13のみが開くよ
うになっている。尚、排気弁13はダイヤフラムによる
オン、オフ弁となっている。
気弁11と排気弁13とを備え、吸気弁11と排気弁1
3とはそれぞれ逆止弁であり、吸気の場合には吸気弁1
1のみが開き、排気の場合には排気弁13のみが開くよ
うになっている。尚、排気弁13はダイヤフラムによる
オン、オフ弁となっている。
【0022】このマウスピ−ス9には、そのケーシング
31の一側にダイヤフラム33が配置されており、ケー
シング31内の内圧に応じてダイヤフラム33が膨脹す
るようになっている。
31の一側にダイヤフラム33が配置されており、ケー
シング31内の内圧に応じてダイヤフラム33が膨脹す
るようになっている。
【0023】排気弁13は、排気弁体35と、該排気弁
体35を閉じる方向に付勢する付勢手段としてのコイル
スプリング37とを備え、排気弁体35が着座されて排
気管4の排気口を閉じるようになっている。排気弁体3
5の後端部は、ダイヤフラム33に連結されており、ダ
イヤフラム33の膨脹によって、コイルスプリング37
の付勢力に抗して排気弁体35を移動させて排気口を開
くものである。
体35を閉じる方向に付勢する付勢手段としてのコイル
スプリング37とを備え、排気弁体35が着座されて排
気管4の排気口を閉じるようになっている。排気弁体3
5の後端部は、ダイヤフラム33に連結されており、ダ
イヤフラム33の膨脹によって、コイルスプリング37
の付勢力に抗して排気弁体35を移動させて排気口を開
くものである。
【0024】吸気管10が接続された吸気口には、可撓
性材料からなる可撓性の吸気弁体11が設けられてお
り、この可撓性の吸気弁体11はケーシング31内の内
圧に応じて変形して吸気口を開けるものである。
性材料からなる可撓性の吸気弁体11が設けられてお
り、この可撓性の吸気弁体11はケーシング31内の内
圧に応じて変形して吸気口を開けるものである。
【0025】ケーシング31には、更に、ケーシング内
に浸入した水を排出する排水弁41が設けられている。
この排水弁41は、排水口に着座して排水口を閉じる排
水弁体と該弁体を付勢するコイルスプリングとから構成
されており、コイルスプリングの付勢力に抗して弁体を
押圧することによって、排水口を開くものである。
に浸入した水を排出する排水弁41が設けられている。
この排水弁41は、排水口に着座して排水口を閉じる排
水弁体と該弁体を付勢するコイルスプリングとから構成
されており、コイルスプリングの付勢力に抗して弁体を
押圧することによって、排水口を開くものである。
【0026】尚、ダイヤフラム33にはレバー39が連
結されており、ダイヤフラム33が所定以上に変形した
際に、呼吸ガスボンベ7から空気が流入されるようにな
っている。
結されており、ダイヤフラム33が所定以上に変形した
際に、呼吸ガスボンベ7から空気が流入されるようにな
っている。
【0027】次に、マウスピース9と管14との接続に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0028】図2に示すように、マウスピース9の側壁
44には、周囲に雄ねじが形成された螺合壁43が突設
されている。その螺合壁43の内側には排気口部45が
突設して形成されており、その隣りに吸気口47の穴が
並列に形成されている。
44には、周囲に雄ねじが形成された螺合壁43が突設
されている。その螺合壁43の内側には排気口部45が
突設して形成されており、その隣りに吸気口47の穴が
並列に形成されている。
【0029】排気口部45には、2個の円筒を段違いに
接続した形状の継手49が接続されており、その継手4
9の一端部49aに可撓製の吸気管10が接続されてい
る。このような継手49を用いることによりマウスピー
スの側壁44の略中央に吸気管10を接続することがで
きる。
接続した形状の継手49が接続されており、その継手4
9の一端部49aに可撓製の吸気管10が接続されてい
る。このような継手49を用いることによりマウスピー
スの側壁44の略中央に吸気管10を接続することがで
きる。
【0030】螺合壁43には、内ねじが形成された蓋部
材51が螺合されるが、この蓋部材51の端壁51aが
継手49の一端面49bに押圧して排気口部45に圧接
固定されるようになっている。
材51が螺合されるが、この蓋部材51の端壁51aが
継手49の一端面49bに押圧して排気口部45に圧接
固定されるようになっている。
【0031】また、蓋部材51には、その略中央に排気
管4が接続され、蓋部材51の内側に位置する継手49
には吸気管10が接続されて、図3に示すように、吸気
管10が前記排気管4の内側に配置した二重管構造とな
っている。
管4が接続され、蓋部材51の内側に位置する継手49
には吸気管10が接続されて、図3に示すように、吸気
管10が前記排気管4の内側に配置した二重管構造とな
っている。
【0032】次に、本実施例の作用について説明する。
【0033】マウスピース9をくわえて、使用者が排気
すると、マウスピース9の吸気弁11が閉じ、排気弁1
3が開いて、排気が排気管4を通って、呼吸袋3に流入
される。これによって、袋本体29はケース27内にお
いて矢印A方向に拡張される。次に、使用者が吸気する
と、マウスピ−ス9では吸気弁11が開き、排気弁13
が閉じ、呼吸袋3が縮んで、袋本体3内の呼吸気が流出
孔8からキャニスタ5に流入される。吸気の場合には、
呼吸回路内の呼吸気が呼吸袋3の流出孔8からキャニス
タ5に流入され、ここで呼吸気中の二酸化炭素が吸着さ
れて、吸気管10を通ってマウスピース9に供給され
る。そして、キャニスタ5にはその吸気管10の接続側
に、管25を介して呼吸ガスボンベ7から定量的に空気
が供給される。
すると、マウスピース9の吸気弁11が閉じ、排気弁1
3が開いて、排気が排気管4を通って、呼吸袋3に流入
される。これによって、袋本体29はケース27内にお
いて矢印A方向に拡張される。次に、使用者が吸気する
と、マウスピ−ス9では吸気弁11が開き、排気弁13
が閉じ、呼吸袋3が縮んで、袋本体3内の呼吸気が流出
孔8からキャニスタ5に流入される。吸気の場合には、
呼吸回路内の呼吸気が呼吸袋3の流出孔8からキャニス
タ5に流入され、ここで呼吸気中の二酸化炭素が吸着さ
れて、吸気管10を通ってマウスピース9に供給され
る。そして、キャニスタ5にはその吸気管10の接続側
に、管25を介して呼吸ガスボンベ7から定量的に空気
が供給される。
【0034】マウスピース9に接続される吸気管10と
排気管4とは、吸気管10を内側とする二重管構造とす
る一本のホースである。従って、マウスピース9に接続
される管は、実質的に一本であり、半閉鎖式呼吸装置の
脱着時等の取扱いが容易である。また、吸気管10と排
気管4とを一本のホースとすることにより、全体として
簡略化した構成となり、外観もよい。
排気管4とは、吸気管10を内側とする二重管構造とす
る一本のホースである。従って、マウスピース9に接続
される管は、実質的に一本であり、半閉鎖式呼吸装置の
脱着時等の取扱いが容易である。また、吸気管10と排
気管4とを一本のホースとすることにより、全体として
簡略化した構成となり、外観もよい。
【0035】また、吸気管10が排気管4の内側に配置
される構成とすることによって、管が外側から損傷を受
けた場合でも排気管4が損傷しても、吸気管10は損傷
を受けることがほとんどない。従って、かかる場合でも
着用者の吸気を確保することができる。
される構成とすることによって、管が外側から損傷を受
けた場合でも排気管4が損傷しても、吸気管10は損傷
を受けることがほとんどない。従って、かかる場合でも
着用者の吸気を確保することができる。
【0036】本発明は上述した実施例に限定されず、本
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
【0037】例えば、マウスピース9への吸気管10と
排気管4との接続は継手49や蓋部材51を用いること
なく、直接これらの管10、4の端部を接続するもので
あってもよい。
排気管4との接続は継手49や蓋部材51を用いること
なく、直接これらの管10、4の端部を接続するもので
あってもよい。
【0038】
【発明の効果】本発明の半閉鎖式呼吸装置の呼吸管は、
吸気管を排気管の内側に配置した二重管構造としている
から、装置全体から見た吸気管と排気管とは1本の管で
あるため、脱着動作が容易であり、装置全体の外観を損
ねないとともに装置全体の構成を簡略化することができ
る。
吸気管を排気管の内側に配置した二重管構造としている
から、装置全体から見た吸気管と排気管とは1本の管で
あるため、脱着動作が容易であり、装置全体の外観を損
ねないとともに装置全体の構成を簡略化することができ
る。
【0039】また、吸気管を排気管の内側に配置する構
成とすることによって、たとえ排気管が外から損傷を受
けても吸気管の損傷を防止して吸気を確保することがで
きる。
成とすることによって、たとえ排気管が外から損傷を受
けても吸気管の損傷を防止して吸気を確保することがで
きる。
【図1】本発明の実施例にかかる半閉鎖式呼吸装置の回
路図である。
路図である。
【図2】マウスピースと排気管及び吸気管との接続状態
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図3】排気管及び吸気管との二重管構造を示す断面図
である。
である。
【図4】マウスピースと継手との接続状態を示す断面図
である。
である。
1 半閉鎖式呼吸装置 4 排気管 5 キャニスタ 9 マウスピース 10 吸気管
Claims (1)
- 【請求項1】 マウスピースからの排気された呼吸気を
炭酸ガス除去剤が充填されたキャニスタに案内する排気
管と、前記キャニスタにより炭酸ガスが除去された呼吸
気をマウスピースへ導く吸気管とが設けられた半閉鎖式
呼吸装置の管構造において、 前記吸気管を前記排気管の内側に配置した二重管構造と
したことを特徴とする半閉鎖式呼吸装置の管構造。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19285993A JPH0725383A (ja) | 1993-07-07 | 1993-07-07 | 半閉鎖式呼吸装置の管構造 |
US08/267,589 US5577498A (en) | 1993-07-07 | 1994-06-29 | Semi-closed type breathing apparatus for removing carbon dioxide from breathing air circuit having triangularly shaped bellows |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19285993A JPH0725383A (ja) | 1993-07-07 | 1993-07-07 | 半閉鎖式呼吸装置の管構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0725383A true JPH0725383A (ja) | 1995-01-27 |
Family
ID=16298162
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19285993A Pending JPH0725383A (ja) | 1993-07-07 | 1993-07-07 | 半閉鎖式呼吸装置の管構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0725383A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997015487A1 (fr) * | 1995-10-25 | 1997-05-01 | Grand Bleu Inc. | Ensemble embouchure pour respirateur de type semi-ferme |
WO1997024259A1 (fr) * | 1995-12-28 | 1997-07-10 | Grand Bleu Inc. | Embout destine a un dispositif respiratoire pour la plongee |
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1993
- 1993-07-07 JP JP19285993A patent/JPH0725383A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997015487A1 (fr) * | 1995-10-25 | 1997-05-01 | Grand Bleu Inc. | Ensemble embouchure pour respirateur de type semi-ferme |
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US5960793A (en) * | 1995-12-28 | 1999-10-05 | Grand Bleu Inc. | Breathing device for diving |
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