JPH0725237Y2 - 塗装用スプレーガン - Google Patents
塗装用スプレーガンInfo
- Publication number
- JPH0725237Y2 JPH0725237Y2 JP1990064603U JP6460390U JPH0725237Y2 JP H0725237 Y2 JPH0725237 Y2 JP H0725237Y2 JP 1990064603 U JP1990064603 U JP 1990064603U JP 6460390 U JP6460390 U JP 6460390U JP H0725237 Y2 JPH0725237 Y2 JP H0725237Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- paint
- spray gun
- injection nozzle
- nozzle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Nozzles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、主として建造物の内外壁表面、天井面等への
塗料の吹付けに使用される塗装用スプレーガンに関する
ものである。
塗料の吹付けに使用される塗装用スプレーガンに関する
ものである。
(従来の技術) この種の従来の塗装用スプレーガンには、実公昭53-974
2号公報に記載されているように、ホッパーと一体とな
ったスプレーガン主体に、交換自在の塗料噴射ノズルが
装着され、また該塗料噴射ノズルの後方同一軸線上に、
塗料ノズルとの間隔を調整できるように空気噴射ノズル
が先端に装着され且つ後端には調節弁を介在させた高圧
空気供給管を接続配管した空気誘導管を配設固定した構
成のもの、また特公昭34-9742号公報に記載されている
ように、先端に空気噴射ノズルを形成し、後端に調節弁
を介して高圧空気供給管を接続した空気誘導管を、軸線
方向に進退調節できるようにして、塗料噴射ノズルと空
気噴射ノズルの間隔を調節できるようにした構成ものが
公知であり、いずれも、両ノズル間に供給される塗料
を、空気噴射ノズルから噴射される高圧空気によって塗
料噴射ノズルから噴射させている。
2号公報に記載されているように、ホッパーと一体とな
ったスプレーガン主体に、交換自在の塗料噴射ノズルが
装着され、また該塗料噴射ノズルの後方同一軸線上に、
塗料ノズルとの間隔を調整できるように空気噴射ノズル
が先端に装着され且つ後端には調節弁を介在させた高圧
空気供給管を接続配管した空気誘導管を配設固定した構
成のもの、また特公昭34-9742号公報に記載されている
ように、先端に空気噴射ノズルを形成し、後端に調節弁
を介して高圧空気供給管を接続した空気誘導管を、軸線
方向に進退調節できるようにして、塗料噴射ノズルと空
気噴射ノズルの間隔を調節できるようにした構成ものが
公知であり、いずれも、両ノズル間に供給される塗料
を、空気噴射ノズルから噴射される高圧空気によって塗
料噴射ノズルから噴射させている。
(考案が解決しようとする課題) 一般に塗装用スプレーガンを用いた塗装作業において
は、休憩、作業場所の移動時等の吹き付け塗装作業の中
断等があった場合、空気噴射ノズル内へ入り込んだ僅か
の塗料が早期に固化し、次期作業時に高圧空気を供給し
ても押し出すことができない、所謂「詰り」が頻発する
ことから、現場においては、作業能率に大きな影響を与
えない短時間の簡単な操作で、詰った塗料を除去できる
塗装用スプレーガンの出現が強く要望されているのが現
状である。
は、休憩、作業場所の移動時等の吹き付け塗装作業の中
断等があった場合、空気噴射ノズル内へ入り込んだ僅か
の塗料が早期に固化し、次期作業時に高圧空気を供給し
ても押し出すことができない、所謂「詰り」が頻発する
ことから、現場においては、作業能率に大きな影響を与
えない短時間の簡単な操作で、詰った塗料を除去できる
塗装用スプレーガンの出現が強く要望されているのが現
状である。
上記従来の構成の塗装用スプレーガンも、塗料噴射ノズ
ルの交換構成を利用して、詰り除去を可能とはしている
ものの、塗料噴射ノズルを外した後、空気噴射ノズル内
へ針金等を差し込まなければならないから、塗料噴射ノ
ズル部内に滞留している塗料の流出による衣服や周囲の
物の汚損等の不都合を生じるだけでなく、詰った塗料を
塗料を空気噴射ノズル内へ押し込むに過ぎないために、
空気誘導管から空気を供給すると再び詰りを生ずる点に
解決しなければならない課題が残されており、また、空
気誘導管の後端に配管接続した高圧空気供給管を外せ
ば、理屈的には空気誘導管の後端からの詰り除去処理は
可能となるが、工具を使用した大袈裟な作業となり、作
業場所、作業能率の関係から、実用性において採用する
ことができない点に課題があった。
ルの交換構成を利用して、詰り除去を可能とはしている
ものの、塗料噴射ノズルを外した後、空気噴射ノズル内
へ針金等を差し込まなければならないから、塗料噴射ノ
ズル部内に滞留している塗料の流出による衣服や周囲の
物の汚損等の不都合を生じるだけでなく、詰った塗料を
塗料を空気噴射ノズル内へ押し込むに過ぎないために、
空気誘導管から空気を供給すると再び詰りを生ずる点に
解決しなければならない課題が残されており、また、空
気誘導管の後端に配管接続した高圧空気供給管を外せ
ば、理屈的には空気誘導管の後端からの詰り除去処理は
可能となるが、工具を使用した大袈裟な作業となり、作
業場所、作業能率の関係から、実用性において採用する
ことができない点に課題があった。
(考案の目的) 本考案は、塗料噴射ノズル、空気噴射ノズルの交換と、
空気噴射ノズルの軸方向進退による多種多用の噴射状態
の形成を確保した上で、空気噴射ノズル内に詰った塗料
を、塗料噴射ノズルを外すことなく、短時間で簡単且つ
確実に除去できる塗装用スプレーガンを提供することを
目的としている。
空気噴射ノズルの軸方向進退による多種多用の噴射状態
の形成を確保した上で、空気噴射ノズル内に詰った塗料
を、塗料噴射ノズルを外すことなく、短時間で簡単且つ
確実に除去できる塗装用スプレーガンを提供することを
目的としている。
(課題を解決するための手段) 本考案の塗装用スプレーガンは、前記目的を達成するた
めに考案したものであって、スプレーガン主体に交換自
在に装着された塗料噴射ノズルの後方同一軸線上に、該
塗料噴射ノズルに向けて先端に交換自在の空気噴射ノズ
ルの装着された空気誘導管を進退調節自在に配設し、両
ノズル間の塗料室に供給される塗料を、空気噴射ノズル
から噴射される高圧空気によって塗料噴射ノズルから噴
射するようにした単一又は複数頭を有する塗装用スプレ
ーガンにおいて、 前記空気誘導管を、後端を詰り解消口として開口させ
て、該開口部を脱着自在の閉塞体で密閉するとともに、
中間部側壁に空気進入口を開設した構成とし、この空気
誘導管を、スプレーガン主体の塗料室内に螺合固定した
前部ガイドと、スプレーガン主体の外部に螺合固定され
た、軸方向のスリットを形成した管握持部を有する後部
ガイドとにより、摺動自在に且つ気密に支持させて、そ
の空気進入口を、両ガイド間に形成した進退調節ストロ
ークを有する空気室に連通させ、該空気室へ調節弁を介
して高圧空気を供給する構成としたところに特徴があ
る。
めに考案したものであって、スプレーガン主体に交換自
在に装着された塗料噴射ノズルの後方同一軸線上に、該
塗料噴射ノズルに向けて先端に交換自在の空気噴射ノズ
ルの装着された空気誘導管を進退調節自在に配設し、両
ノズル間の塗料室に供給される塗料を、空気噴射ノズル
から噴射される高圧空気によって塗料噴射ノズルから噴
射するようにした単一又は複数頭を有する塗装用スプレ
ーガンにおいて、 前記空気誘導管を、後端を詰り解消口として開口させ
て、該開口部を脱着自在の閉塞体で密閉するとともに、
中間部側壁に空気進入口を開設した構成とし、この空気
誘導管を、スプレーガン主体の塗料室内に螺合固定した
前部ガイドと、スプレーガン主体の外部に螺合固定され
た、軸方向のスリットを形成した管握持部を有する後部
ガイドとにより、摺動自在に且つ気密に支持させて、そ
の空気進入口を、両ガイド間に形成した進退調節ストロ
ークを有する空気室に連通させ、該空気室へ調節弁を介
して高圧空気を供給する構成としたところに特徴があ
る。
(実施例) 第1図は本考案の実施例を示す塗装用スプレーガンの正
面図、第2図は同平面図、第3図は第2図のA−A線に
おける断面図、第4図は第2図のB−B線における断面
図であって、二頭型の塗装スプレーガンを示している。
面図、第2図は同平面図、第3図は第2図のA−A線に
おける断面図、第4図は第2図のB−B線における断面
図であって、二頭型の塗装スプレーガンを示している。
この二頭型の塗装スプレーガンは、噴射方向が交差する
角度でスプレーガン主体1が一体化されたものであり、
第1図及び第4図に示すように、共通の塗料供給口11か
ら供給される塗料を各スプレーガン主体1の塗料室12に
分配供給するようになっている。
角度でスプレーガン主体1が一体化されたものであり、
第1図及び第4図に示すように、共通の塗料供給口11か
ら供給される塗料を各スプレーガン主体1の塗料室12に
分配供給するようになっている。
一体となった各スプレーガン主体1は、第3図に示すよ
うに、先端部に塗料噴射ノズル装着部Cを有し、後端部
に空気噴射ノズル装着部Dを具備したものである。
うに、先端部に塗料噴射ノズル装着部Cを有し、後端部
に空気噴射ノズル装着部Dを具備したものである。
前者の塗料噴射ノズル装着部Cは、塗料室12の開口端
に、インサート部材5を螺合するとともに、このインサ
ート部材5にキャップハンド6を螺合して塗料噴射ノズ
ルベース7を押圧固定するとともに、該塗料噴射ノズル
ベース7に塗料噴射ノズル2を螺合固定した構成となっ
ている。
に、インサート部材5を螺合するとともに、このインサ
ート部材5にキャップハンド6を螺合して塗料噴射ノズ
ルベース7を押圧固定するとともに、該塗料噴射ノズル
ベース7に塗料噴射ノズル2を螺合固定した構成となっ
ている。
また後者の空気噴射ノズル装着部Dは、塗料噴射ノズル
2の軸線上にあって、先端に空気噴射ノズル3を着脱自
在に装着し、後端を開口摘み8で閉塞するとともに中間
部側壁に空気進入口9を開設した空気誘導管10を、軸線
方向に進退可能にスプレーガン主体1に装着支持させた
構成となっている。
2の軸線上にあって、先端に空気噴射ノズル3を着脱自
在に装着し、後端を開口摘み8で閉塞するとともに中間
部側壁に空気進入口9を開設した空気誘導管10を、軸線
方向に進退可能にスプレーガン主体1に装着支持させた
構成となっている。
空気誘導管10の進退自在支持構造は、塗料室12内でスプ
レーガン主体1に螺合固定された前部ガイド13と、スプ
レーガン主体1の外部に螺合固定された、軸方向のスリ
ットを形成した管握持部14をリテーナー16で握持して空
気誘導管10を固定できるようにした後部ガイド15とによ
り、摺動自在に且つ気密に支持した構成となっており、
前記空気進入口9を、両ガイド13、15間に形成した進退
調節ストロークを有する空気室21に連通させる構成とす
る。
レーガン主体1に螺合固定された前部ガイド13と、スプ
レーガン主体1の外部に螺合固定された、軸方向のスリ
ットを形成した管握持部14をリテーナー16で握持して空
気誘導管10を固定できるようにした後部ガイド15とによ
り、摺動自在に且つ気密に支持した構成となっており、
前記空気進入口9を、両ガイド13、15間に形成した進退
調節ストロークを有する空気室21に連通させる構成とす
る。
空気室21への高圧空気の供給構成は、高圧空気操作レバ
ー17の操作により弁棒18を押圧して、内部の弁(図示せ
ず)を開閉し、共通の高圧空気進入口22から供給された
高圧空気を、第4図に示すように左右の流入口19から調
節弁20を介して空気誘導管10の周囲に形成される空気室
21へ供給するようになっている。
ー17の操作により弁棒18を押圧して、内部の弁(図示せ
ず)を開閉し、共通の高圧空気進入口22から供給された
高圧空気を、第4図に示すように左右の流入口19から調
節弁20を介して空気誘導管10の周囲に形成される空気室
21へ供給するようになっている。
そして、空気室21に供給された高圧空気は、空気誘導管
10の側壁に開設した空気進入口9を通って空気誘導管10
内に入り、空気噴射ノズル3から塗料噴射ノズル2の噴
射口に向って噴射されるようになる。
10の側壁に開設した空気進入口9を通って空気誘導管10
内に入り、空気噴射ノズル3から塗料噴射ノズル2の噴
射口に向って噴射されるようになる。
この場合、調節弁20により空気量を調節すれば左右の噴
射状態を変更することができ、異る塗料噴射状態を形成
することができる。
射状態を変更することができ、異る塗料噴射状態を形成
することができる。
上記構成した本考案に係る塗装用スプレーガンは、まず
塗料を塗料室12へ供給した後、高圧空気操作レバー17を
操作して高圧空気を空気噴射ノズル3から噴射すること
により、塗料室12内の塗料を塗料噴射ノズル2から噴射
させるようにして使用するのであるが、作業の中断等に
より塗料が塗料噴射ノズル3内に進入固化して詰った場
合には、開口摘み8を外して空気誘導管10内へ針金等を
挿入すれば、詰り部材は塗料室12側へ突き出し除去でき
るようになるから、簡単に詰り除去ができるとともに、
高圧空気を供給しても再度詰りを招くことがない。
塗料を塗料室12へ供給した後、高圧空気操作レバー17を
操作して高圧空気を空気噴射ノズル3から噴射すること
により、塗料室12内の塗料を塗料噴射ノズル2から噴射
させるようにして使用するのであるが、作業の中断等に
より塗料が塗料噴射ノズル3内に進入固化して詰った場
合には、開口摘み8を外して空気誘導管10内へ針金等を
挿入すれば、詰り部材は塗料室12側へ突き出し除去でき
るようになるから、簡単に詰り除去ができるとともに、
高圧空気を供給しても再度詰りを招くことがない。
なお、塗料噴射ノズル2からの塗料の噴射状態を変更す
る場合は、リテーナー16を操作して管握持部14による空
気誘導管10の握持を緩めれば、空気誘導管10は軸線に沿
って図面上左右に移動可能となるから、開口摘み8を押
すか引くことにより、先端の空気噴射ノズル3と塗料噴
射ノズル2の間隔が変更され、同一の塗料噴射ノズル2
と空気噴射ノズル3によっても噴射状態が無段階に変更
することができ、また空気噴射ノズルの交換は、口径の
大小、長さの長短とすることができ、それぞれにおいて
空気誘導管10を進退調節設定することにより、非常に幅
のある噴射状態の変化を確保できる。
る場合は、リテーナー16を操作して管握持部14による空
気誘導管10の握持を緩めれば、空気誘導管10は軸線に沿
って図面上左右に移動可能となるから、開口摘み8を押
すか引くことにより、先端の空気噴射ノズル3と塗料噴
射ノズル2の間隔が変更され、同一の塗料噴射ノズル2
と空気噴射ノズル3によっても噴射状態が無段階に変更
することができ、また空気噴射ノズルの交換は、口径の
大小、長さの長短とすることができ、それぞれにおいて
空気誘導管10を進退調節設定することにより、非常に幅
のある噴射状態の変化を確保できる。
尚、上記実施例では、二頭型の塗装スプレーガンについ
て説明したが、これに限定されるものではなく、単頭
型、多頭型にも利用できるものである。
て説明したが、これに限定されるものではなく、単頭
型、多頭型にも利用できるものである。
(考案の作用効果) 以上のように本考案は、スプレーガン主体に交換自在に
装着された塗料噴射ノズルの後方同一軸線上に空気噴射
ノズルを配設し、両ノズル間に供給される塗料を、空気
噴射ノズルから噴射される高圧空気によって塗料噴射ノ
ズルから噴射するようにした単一又は複数頭を有する塗
装用スプレーガンにおいて、先端に空気噴射ノズルを着
脱自在に装着した空気誘導管を、軸線方向に進退可能に
スプレーガン主体に装着支持した構成として、塗料噴射
ノズル、空気噴射ノズルの交換、空気誘導管の進退によ
る各ノズル間隔の変更によって、多種多様の塗料噴射状
態を形成することができる点において、従来の塗装用ス
プレーガンの機能を踏襲し、その上で、特に空気誘導管
を、後端を詰り解消口として開口させて、該開口部を着
脱自在の閉塞体で密閉するとともに、中間部側壁に空気
進入口を開設した構成とし、この空気誘導管を、スプレ
ーガン主体の塗料室内に螺合固定した前部ガイドと、ス
プレーガン主体の外部に螺合固定された、軸方向のスリ
ットを形成した管握持部を有する後部ガイドとにより、
摺動自在に且つ気密に支持させて、その空気進入口を、
両ガイド間に形成した進退調節ストロークを有する空気
室に連通させ、該空気室へ調節弁を介して高圧空気を供
給する構成としたから、空気噴射ノズルに塗料等が詰っ
た場合には、塗料の流出等によって不都合が生じる塗装
ノズルを外すことなく、簡単且つ確実に詰りを解消する
ことができる。
装着された塗料噴射ノズルの後方同一軸線上に空気噴射
ノズルを配設し、両ノズル間に供給される塗料を、空気
噴射ノズルから噴射される高圧空気によって塗料噴射ノ
ズルから噴射するようにした単一又は複数頭を有する塗
装用スプレーガンにおいて、先端に空気噴射ノズルを着
脱自在に装着した空気誘導管を、軸線方向に進退可能に
スプレーガン主体に装着支持した構成として、塗料噴射
ノズル、空気噴射ノズルの交換、空気誘導管の進退によ
る各ノズル間隔の変更によって、多種多様の塗料噴射状
態を形成することができる点において、従来の塗装用ス
プレーガンの機能を踏襲し、その上で、特に空気誘導管
を、後端を詰り解消口として開口させて、該開口部を着
脱自在の閉塞体で密閉するとともに、中間部側壁に空気
進入口を開設した構成とし、この空気誘導管を、スプレ
ーガン主体の塗料室内に螺合固定した前部ガイドと、ス
プレーガン主体の外部に螺合固定された、軸方向のスリ
ットを形成した管握持部を有する後部ガイドとにより、
摺動自在に且つ気密に支持させて、その空気進入口を、
両ガイド間に形成した進退調節ストロークを有する空気
室に連通させ、該空気室へ調節弁を介して高圧空気を供
給する構成としたから、空気噴射ノズルに塗料等が詰っ
た場合には、塗料の流出等によって不都合が生じる塗装
ノズルを外すことなく、簡単且つ確実に詰りを解消する
ことができる。
即ち、開口摘みを外して空気誘導管内へ針金等を挿入す
ることができるから、これによって詰り部材は塗料室側
へ押し出され、これが再詰りの原因となることはないの
である。
ることができるから、これによって詰り部材は塗料室側
へ押し出され、これが再詰りの原因となることはないの
である。
従って本考案によれば、塗料噴射ノズル、空気噴射ノズ
ルの交換と、空気噴射ノズルの軸方向進退による多種多
用の噴射状態の形成を確保した上で、空気噴射ノズル内
に詰った塗料を、塗料噴射ノズルを外すことなく、短時
間で簡単且つ確実に除去できる塗装用スプレーガンを提
供することができる。
ルの交換と、空気噴射ノズルの軸方向進退による多種多
用の噴射状態の形成を確保した上で、空気噴射ノズル内
に詰った塗料を、塗料噴射ノズルを外すことなく、短時
間で簡単且つ確実に除去できる塗装用スプレーガンを提
供することができる。
第1図は本考案の実施例を示す塗装用スプレーガンの正
面図、第2図は同平面図、第3図は第2図のA−A線に
おける断面図、第4図は第2図のB−B線における断面
図である。 C……塗料噴射ノズル装着部、D……空気噴射ノズル装
着部 1……スプレーガン主体、2……塗料噴射ノズル 3……空気噴射ノズル、8……開口摘み 9……空気進入口、10……空気誘導管 11……塗料、13……前部ガイド 14……管握持部、15……後部ガイド 16……リテーナー、21……空気室
面図、第2図は同平面図、第3図は第2図のA−A線に
おける断面図、第4図は第2図のB−B線における断面
図である。 C……塗料噴射ノズル装着部、D……空気噴射ノズル装
着部 1……スプレーガン主体、2……塗料噴射ノズル 3……空気噴射ノズル、8……開口摘み 9……空気進入口、10……空気誘導管 11……塗料、13……前部ガイド 14……管握持部、15……後部ガイド 16……リテーナー、21……空気室
Claims (1)
- 【請求項1】スプレーガン主体に交換自在に装着された
塗料噴射ノズルの後方同一軸線上に、該塗料噴射ノズル
に向けて先端に交換自在の空気噴射ノズルの装着された
空気誘導管を進退調節自在に配設し、両ノズル間の塗料
室に供給される塗料を、空気噴射ノズルから噴射される
高圧空気によって塗料噴射ノズルから噴射するようにし
た単一又は複数頭を有する塗装用スプレーガンにおい
て、 前記空気誘導管を、後端を詰り解消口として開口させ
て、該開口部を脱着自在の閉塞体で密閉するとともに、
中間部側壁に空気進入口を開設した構成とし、この空気
誘導管を、スプレーガン主体の塗料室内に螺合固定した
前部ガイドと、スプレーガン主体の外部に螺合固定され
た、軸方向のスリットを形成した管握持部を有する後部
ガイドとにより、摺動自在に且つ気密に支持させて、そ
の空気進入口を、両ガイド間に形成した進退調節ストロ
ークを有する空気室に連通させ、該空気室へ調節弁を介
して高圧空気を供給するようにしたことを特徴とする塗
装用スプレーガン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990064603U JPH0725237Y2 (ja) | 1990-06-19 | 1990-06-19 | 塗装用スプレーガン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990064603U JPH0725237Y2 (ja) | 1990-06-19 | 1990-06-19 | 塗装用スプレーガン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0426051U JPH0426051U (ja) | 1992-03-02 |
JPH0725237Y2 true JPH0725237Y2 (ja) | 1995-06-07 |
Family
ID=31595698
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990064603U Expired - Lifetime JPH0725237Y2 (ja) | 1990-06-19 | 1990-06-19 | 塗装用スプレーガン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0725237Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS539742U (ja) * | 1976-07-08 | 1978-01-27 |
-
1990
- 1990-06-19 JP JP1990064603U patent/JPH0725237Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0426051U (ja) | 1992-03-02 |
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