JPH07252003A - 紙葉類検査装置 - Google Patents

紙葉類検査装置

Info

Publication number
JPH07252003A
JPH07252003A JP4287794A JP4287794A JPH07252003A JP H07252003 A JPH07252003 A JP H07252003A JP 4287794 A JP4287794 A JP 4287794A JP 4287794 A JP4287794 A JP 4287794A JP H07252003 A JPH07252003 A JP H07252003A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper sheets
sorting
paper sheet
paper
transport
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4287794A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Suzuki
木 貴 博 鈴
Hideki Nukada
田 秀 記 額
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP4287794A priority Critical patent/JPH07252003A/ja
Publication of JPH07252003A publication Critical patent/JPH07252003A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 紙葉類の搬送ピッチが小さい場合であって
も、紙葉類を挟み込む等することなく確実に区分けでき
る紙葉類検査装置を提供することにある。 【構成】 先行する紙葉類が区分ゲートの搬送面のクロ
スエリアを通過している途中に、後続する紙葉類のため
の区分ゲートの区分動作が起動され、先行の紙葉類の後
端位置がクロスエリアを通過した直後に、後続の紙葉類
の区分動作が終了されている。また、一対の第1搬送面
の仮想上の交角が、一対の第2搬送面の仮想上の交角よ
り小さくされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙葉類検査装置に関
し、詳しくは、紙葉類の搬送ピッチが小さい場合であっ
ても、紙葉類を挟み込む等することなく確実に区分けで
きる紙葉類検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多数の紙葉類について正損等を判断して
これらを区分けする紙葉類検査装置がある。この紙葉類
検査装置では、一般的には、取出部において積層された
多数の紙葉類が一枚ずつ取出されて搬送され、検査部に
おいてこの紙葉類が搬送されながらその正損等の検査が
行われて廃棄か再利用か等が判別され、区分部において
この判別結果に基づいて紙葉類が区分され、集積部にお
いてこの区分された紙葉類が各々ストックされる。
【0003】上記区分部は、図17及び図18に示すよ
うに構成されている。即ち、2つの第1ガイドローラ
1,1が所定幅離間して回転自在に設けられており、こ
の第1ガイドローラ1,1の各々の下方に対向するよう
にして2つの第2ガイドローラ2,2が所定幅離間して
回転自在に設けられている。図17,18の左側におい
ても、2つの第3ガイドローラ3,3が離間して設けら
れ、この第3ガイドローラ3,3の下方に、2つの第4
ガイドローラ4,4が離間して設けられている。これら
の上方の第1及び第3ガイドローラ1,3には、第1搬
送ベルト5がかけられており、下方の第2及び第4ガイ
ドローラ2,4には、第2搬送ベルト6がかけられてい
る。これらの搬送ベルト5,6は、第1及び第2ガイド
ローラ1,2の所では近接されているが、搬送系の下流
側にいくてにつれて徐々に離間され、独立した搬送路を
構成する。
【0004】即ち、搬送系の上流側では、第2搬送ベル
ト6と、第1及び第2ガイドローラ1,2の上流に設け
られたガイドローラ(図示略)とにより上流の搬送路A
が構成されており、搬送系の下流側では、上搬送ベルト
5と第3ガイドローラ3の下流に設けられたガイドロー
ラ(図示略)とにより第1搬送路Bが構成されていると
共に、下搬送ベルト6と第4ガイドローラ4との下流に
設けられたガイドローラ(図示略)とにより第2搬送路
Cが構成されている。この上流の搬送路Aと、下流の第
1及び第2搬送路B,Cとの間に、紙葉類を区分するた
めの区分エリアが形成されている。
【0005】さらに、上・下搬送ベルト5,6の間に
は、紙葉類を区分するために搬送路の切り換えを行う一
対の区分ゲート10,10が設けられている。この区分
ゲート10,10は、各々、略二等辺三角形に形成され
ており、その先端10aが搬送系の上流側を向くように
配設されていめる。この区分ゲート10,10の一対の
等辺は紙葉類の区分及び案内の役割を果たすガイドとな
る。
【0006】さらに、ガイドローラ1,1の内側には、
各々、これと同軸的に且つ非回転に維持されたストッパ
7,7が設けられており、ガイドローラ2,2の内側に
も同様に、ストッパ8,8が設けられている。これら
は、上記した区分けゲートの先端10aを係止する働き
をする。
【0007】この区分ゲート10,10は、枢軸11に
より連結され、この枢軸11は、コントローラ13によ
り駆動されるソレノイド12に連結されている。このコ
ントローラ13には、紙葉類を検査するためのセンサ1
4が接続されている。
【0008】コントローラ13からの指令に基づいてソ
レノイド12により枢軸11が揺動されると、区分ゲー
ト10の先端10aが上下のストッパ7,8の間で揺動
されて紙葉類の方向を切換える区分動作が行われ、この
区分動作の後に搬入された紙葉類は区分ゲート10の等
辺に当接されて向きを変る。そして区分ゲート10の等
辺が上・下搬送ベルト5,6と協働しながら紙葉類を上
搬送路B又は下搬送路Cに案内する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このコントローラ13
による区分ゲート10の制御は、具体的には、区分部の
上流において、順次搬送される紙葉類の先端位置がセン
サー14により検知された結果に基いて、この紙葉類の
先端位置が区分部に到達する前に、この紙葉類の区分け
のために区分ゲート10の区分動作が起動されている。
以下、この区分の制御を従来区分方式という。
【0010】また、区分ゲート10がいずれかの搬送ベ
ルト5,6側に揺動されたとき、この区分ゲート10の
一対の等辺は、その先端部近傍で、搬送ベルト5,6と
の間で紙葉類を必ず挟持する範囲を有している。この範
囲は、図18にLで示す範囲であり、以下、クロスエリ
アという。
【0011】しかしながら、近年の性能向上の要求によ
って、順次搬送される紙葉類の間隔(搬送ピッチ)が小
さくなってきている。そのため、先行する紙葉類が区分
ゲート10のクロスエリアLを通過している途中に、後
続する紙葉類のための区分ゲート10の区分動作がなさ
れると、この区分動作終了時に、先行する紙葉類のクロ
スエリアLの通過が完了していないことがある。その結
果、この区分動作の終了時に、紙様類が区分ゲート10
と第1又は第2搬送ベルト5,6に挟み込まれる事態が
生じ、紙葉類のスキュー、紙葉類の損傷及びジャム等を
生起する虞れがあった。
【0012】本発明の目的は、上述したような事情に鑑
みてなされたものであって、紙葉類の搬送ピッチが小さ
い場合であっても、紙葉類を挟み込む等することなく確
実に区分けできる紙葉類検査装置を提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の請求項1に係る紙葉類検査装置は、積層さ
れた紙葉類を一枚づつ取出して搬送する取出し部と、前
記紙葉類を搬送しながら検査する検査部と、この検査部
での検査結果に基づいて前記紙葉類を区分する区分部
と、この区分部で区分された前記紙葉類を各々ストック
する集積部とを有する紙葉類検査装置において、前記区
分部に紙葉類を搬入する上流側搬送路と、前記区分部に
おいて区分された前記紙葉類が搬入される第1搬送路及
び第2搬送路と、前記検査部での検査結果に応じて、前
記上流側搬送路を搬送されてきた前記紙葉類を前記第1
搬送路もしくは前記第2搬送路に区分するとともに、区
分された該紙葉類を該第1搬送路もしくは第2搬送路に
案内する一対の搬送面を有する区分ゲートと、前記上流
搬送路を搬送されてくる紙葉類の後端位置を検知する後
端位置検知手段と、この後端位置検知手段の検知結果に
基づいて、前記紙葉類が前記区分ゲートの前記搬送面の
所定範囲を通過した直後に、該紙葉類の後続の紙葉類の
区分動作が終了するように該区分ゲートを制御する第1
の制御手段と、を具備することを特徴としている。
【0014】また、請求項3に係る紙葉類検査装置は、
積層された紙葉類を一枚づつ取出して搬送する取出し部
と、前記紙葉類を搬送しながら検査する検査部と、この
検査部での検査結果に基づいて前記紙葉類を区分する区
分部と、この区分部で区分された前記紙葉類を各々スト
ックする集積部とを有する紙葉類検査装置において、前
記区分部に紙葉類を搬入する上流側搬送路と、前記区分
部において区分された前記紙葉類が搬入される第1搬送
路及び第2搬送路と、前記検査部での検査結果に応じ
て、前記上流側搬送路を搬送されてきた前記紙葉類を前
記第1搬送路もしくは前記第2搬送路に区分するととも
に、区分された前記紙葉類を該第1搬送路もしくは第2
搬送路を案内する一対の第1搬送面及びこの第1搬送面
よりも下流側に設けられる一対の第2搬送面を有する区
分ゲートとを具備し、前記第1搬送面同士のなす角より
も前記第2搬送面同士のなす角の方が小さくなるように
設定されていることを特徴としている。
【0015】
【作用】請求項1では、先行の紙葉類の後端位置がクロ
スエリアを通過した直後に、後続の紙葉類の区分動作が
終了されている。そのため、従来、紙葉類の搬送ピッチ
が小さくされた場合、後続の紙葉類の区分動作の終了時
には、先行の紙葉類がクロスエリアで挟持される虞れが
あったが、請求項1では、先行の紙葉類がクロスエリア
で区分ゲート等により挟持されることがない。その結
果、紙葉類の搬送ピッチが小さくされた場合であって
も、紙葉類を挟み込む等することなく確実に区分けでき
る。別言すれば、先行の紙葉類のクロスエリア通過が完
了した時点で、後続の紙葉類が区分部の入口(即ち、ク
ロスエリア先端)に到達している場合が、区分可能な最
小の搬送ピッチであるため、(クロスエリアの長さ)<
(搬送ピッチ)の条件を満たすまで、搬送ピッチを小さ
くすることができる。なお、以下、この区分の制御を、
フライング区分方式という。
【0016】また、請求項3では、一対の第1搬送面同
志のなす角が、一対の第2搬送面同志のなす交角より小
さく構成されている。そのため、区分ゲートの区分動作
を行う区分部の入口箇所では、従来、区分ゲートの搬送
面と第1又は第2搬送ベルトとは、略平行であった(図
18)のに比べ、第1搬送面は、第1又は第2搬送ベル
トに対して傾斜した角度を有している(図7)。その結
果、従来に比べて、クロスエリアを小さくすることがで
き、これにより、紙葉類の搬送ピッチが小さくされた場
合であっても、紙葉類を挟み込む等することなく確実に
区分けできる。別言すれば、クロスエリアが小さくなっ
た分だけ、搬送ピッチを小さくすることができる。ま
た、一対の第2搬送面同志のなす角は、一対の第1搬送
面同志のなす角より大きくされているため、第2搬送面
と第1又は第2搬送ベルトとの間隔は、大きく広がるこ
とがない。そのため、第2搬送面での紙葉類の案内が阻
害されることがない。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例に係る紙葉類区分ゲ
ート装置と、この装置が組込まれた紙葉類検査装置とに
ついて図面を参照しつつ説明する。
【0018】紙葉類検査装置は、基本的には、図1に示
すように、積層された多数の紙葉類を一枚ずつ取出して
搬送する取出し部20と、この紙葉類を搬送しながらそ
の正損、真贋等の検査を行って廃棄か再利用か等を判別
する検査部40と、この結果に基づいて紙葉類を区分け
する区分部50と、この区分けされた紙葉類を各々スト
ックする集積部90とから構成されている。
【0019】先ず、取出し部20においては、紙葉類2
1が、積層された状態で搬送装置(図示略)により給紙
装置22に搬送され、フィードコントローラ25により
最上面位置が任意範囲内に制御され、取出装置28によ
り一枚ずつ分離されて搬送路に投入される。
【0020】給紙装置22には、図2に示すように、積
層された紙葉類21を支持するための給紙台23が設け
られており、この給紙台23は、下方に配置されたステ
ッピングモータ24により昇降されるように構成されて
いる。さらに、フィードコントローラ25に設けられた
センサー26により紙葉類の最上面位置が検出され、ス
テッピングモータ24が駆動されて、この最上面位置と
後述する取出装置28の吸着ロータ29との間の距離が
所定範囲内に維持されると共に、フィードコントローラ
25に設けられたセンサー26に設けられたストッパー
27により紙葉類21が最上面から抑制され、これによ
り、紙葉類21の最上面と吸着ロータ29との間の間隔
が所定距離に維持されなければ、紙葉類21の取出しが
行われないように構成されている。
【0021】さらに、取出装置28には、吸着ロータ2
9が設けられており、この吸着ロータ29は、その外周
面に吸着穴(図示略)が形成された薄肉ローラであり、
ギヤとカム、又はサーボモータの駆動により、一周の内
に給紙面に吸着穴が対向した位置で一旦停止するような
間欠駆動するように構成されている。この吸着ロータ2
9の内部には、シールされた静止チャンバ30が勘合さ
れており、外部の真空ポンプ31と接続されている。こ
の真空ポンプ31により静止チャンバ30内は、大気圧
に対し負圧に維持され、吸着ロータ29の外周面の吸引
穴と静止チャンバ30の切欠き位置が吸着ロータ29の
停止位置と一致するように構成されている。これによ
り、吸着ロータ29の停止時に、給紙台23上の紙葉類
21一枚が下の紙葉類と分離され吸引穴に吸着され、吸
着ロータ29が回転を開始すると、吸着された紙葉類2
1も共に回転され、紙葉類21の先端が搬送路の中に挿
入され、そのまま吸着ロータ29の外周面から離されて
搬送される。
【0022】さらに、取出し部20には、2枚取り防止
チャンバ32が設けられている。この防止チャンバ32
の表面には、吸着穴(図示略)ており、外部の真空ポン
プ33又は上記真空ポンプ31に接続されている。吸着
ロータ29に2枚以上同時に吸着された紙葉類21が、
この防止チャンバ32によって吸着ロータ29の反対側
から吸引されることによって、紙葉類21が同時に取出
されることが防止される。
【0023】次に、図3を参照して、検知部40及び区
分部50における搬送路35の基本構成について説明す
る。搬送路35の基本単位は、所定幅離間した一対の搬
送ベルト36(一方は図示略)と、この搬送ベルト36
が掛けられ所定幅離間した一対のアイドラ37(一方は
図示略)と、搬送ベルト36と協働して紙葉類を搬送し
所定幅離間された一対の板状のガイド38(一方は図示
略)と、このガイド38の下流に設けられ搬送ベルト3
6が掛けられ所定幅離間した一対のアイドラ39(一方
は図示略)とから構成されている。即ち、搬送方式は、
アイドラ37,39と搬送ベルト36とにより紙葉類2
1の搬送幅方向2か所を挟持し搬送するものである。
【0024】さらに、搬送路35上には、検査部40と
して、紙葉類の通過を検査するための光電センサー(検
査手段)が数箇所に設けられている。この光電センサー
は、紙葉類21の取出し、搬送路35上の通過、集積部
90への挿入の確認や紙葉類間ピッチの算出に用いられ
る。さらに、搬送路35上の紙葉類の異常(紙葉類長の
異常、紙葉類間ピッチの異常等)も検知される。特に、
図1に示すように、取出装置20直後に配置される光電
センサー41は、紙葉類の取出し直後に搬送ピッチを算
出するために用いられ、このピッチに異常が発生した場
合には、逸早くシステムがそれを検知し、対処すること
ができる。
【0025】さらに、集積部90は、再流通券用91
と、廃棄券用92とに分けられており、後述する区分部
50により検査結果に基づいて区分けされる。集積部9
0には、集積羽根車93,94が設けられており、高速
で搬送されてくる紙葉類21が受け止められ、停止さ
れ、再び積層される。再流通用紙葉類は、後処理(図示
略)で結束されて装置から搬出され、廃棄用紙葉類は、
廃棄処理に回される。
【0026】さて、図4(a)(b)(c)(d)を参
照して、本発明の第1実施例に係る紙葉類検査装置の区
分部50を説明する。
【0027】この第1実施例は、機械的な構造は図17
及び図18に示す従来のものと同様であるが、区分動作
の制御として、請求項1に対応するフライング区分方式
で行っている点が従来と異なっている。
【0028】このフライング区分方式では、図4(a)
(b)(c)(d)に示すように、センサー67(後端
位置検知手段)によって、搬送されている紙葉類21の
後端位置が検知される。この検知信号がコントローラ6
5(第1制御手段)に送信され、この信号に、センサー
67の位置及び搬送速度から定まるディレイと、アクチ
ュエータ動作速度、切替え角度及び駆動ゲート62の形
状から定まるディレイとが加えられ、クロスエリアLを
通過する紙葉類21を動作途中で挟持しないタイミング
が算出される。このタイミングでソレノイド12が作動
され、紙葉類21がクロスエリアを通過した直後に区分
動作が終了する。このとき、後続の紙葉類21aが区分
部の入口まで来ている場合が、最小の区分可能搬送ピッ
チである。
【0029】このフライング区分方式を具体的に説明す
ると、先ず、図4(a)に示すように、センサー67に
よって、紙葉類21の後端位置が検知される。次いで、
図4(b)に示すように、紙葉類21が区分ゲート10
により案内されると共に、区分ゲート10が反対側に揺
動され始めて区分動作が開始される。次いで、図4
(c)に示すように、紙葉類21の後端位置がクロスエ
リアLを通過中に、後続の紙葉類21aが区分エリア入
口近傍(即ち、区分ゲート10の先端10a近傍)まで
来ている。その後、紙葉類21の後端位置がクロスエリ
アLから送出され、図4(d)に示すように、区分ゲー
ト10の区分動作が終了されると共に、後続の紙葉類2
1aが区分エリア入口に位置される。
【0030】このように、第1実施例では、先行の紙葉
類21の後端位置がクロスエリアLを通過した直後に、
後続の紙葉類21aの区分動作が終了されている。その
ため、従来のように、先行の紙葉類21がクロスエリア
Lで区分ゲート10により挟持されることがない。その
結果、紙葉類21の搬送ピッチが小さくされた場合であ
っても、紙葉類21を挟み込む等することなく確実に区
分けできる。即ち、先行する紙葉類21がクロスエリア
Lを通過した時点で、後続の紙葉類21aがクロスエリ
アLの先端に到達している場合が、最小の搬送ピッチで
あるため、(クロスエリアの長さ)<(搬送ピッチ)の
条件を満たすまで、搬送ピッチを小さくすることができ
る。
【0031】さらに、第1実施例の変形例として、フラ
イング区分方式と、従来区分方式とが併用されていても
よい。すなわち、この変形例では、区分部の上流で順次
搬送される紙葉類の先端位置を検知するセンサー(図示
略、先端位置検知手段)が設けられており、この検知結
果に基いて、この紙葉類の先端位置が区分部に到達する
前に、この紙葉類の区分けのために区分ゲートの区分動
作を起動するコントローラ(第2制御手段、従来区分の
制御手段)が設けられている。順次搬送される紙葉類の
搬送間隔(搬送ピッチ)に応じて、フライング区分の制
御と従来区分の制御とを切替える切替手段とが設けられ
ている。これにより、搬送ピッチが小さい場合には、フ
ライング区分方式により制御され、搬送ピッチが大きい
場合には、従来区分方式により制御される。
【0032】次に、図5乃至図7を参照して、本発明の
第2実施例に係る区分部を説明する。第1実施例のよう
に、フライング区分方式を採用した場合であっても、
(クロスエリアの長さ)<(搬送ピッチ)の条件を満た
している必要があるため、紙葉類の搬送ピッチがより一
層小さくされたときには、クロスエリアLが比較的大き
いと、紙葉類の区分が困難になる虞れがある。そこで、
この第2の実施例は、クロスエリアLを小さくし、搬送
ピッチがより一層小さくされた場合であっても、紙葉類
を挟み込む等することなく確実に区分けできるようにし
ている。
【0033】この第2実施例では、図5及び図6に示す
ように、2つの第1ガイドローラ51,51が所定幅離
間して回転自在に設けられており、この第1ガイドロー
ラ51,51の各々の下方に対向するようにして2つの
第2ガイドローラ52,52が所定幅離間して回転自在
に設けられている。さらに2つの第3ガイドローラ5
3,53が離間して設けられ、この第3ガイドローラ5
3,53の下方に、2つの第4ガイドローラ54,54
が離間して設けられている。これらの上方の第1及び第
3ガイドローラ51,53には、第1搬送ベルト55が
かけられており、下方の第2及び第4ガイドローラ5
2,54には、第2搬送ベルト56がかけられている。
これらの搬送ベルト55,56は、第1及び第2ガイド
ローラ51,52の所では近接されているが、搬送系の
下流側にいくにつれて徐々に離間され、独立した搬送路
を構成する。
【0034】即ち、搬送系の上流側では、第2搬送ベル
ト56と、第1及び第2ガイドローラ51,52の上流
に設けられたガイドローラ(図示略)とにより上流側搬
送路Aが構成されており、搬送系の下流側では、上搬送
ベルト55と第3ガイドローラ53の下流に設けられた
ガイドローラ(図示略)とにより第1搬送路Bが構成さ
れていると共に、下搬送ベルト56と第4ガイドローラ
54との下流に設けられたガイドローラ(図示略)とに
より第2搬送路Cが構成されている。
【0035】さらに、上・下搬送ベルト55,56の間
には、紙葉類を区分けするための区分ゲートが設けられ
ている。本実施例では、この区分ゲートは、揺動する略
二等辺三角形状の一対の駆動ゲート62,62と、固定
された略二等辺三角形状の一対の固定ゲート63,63
とから構成されている。
【0036】さらに、第1ガイドローラ51,51の内
側には、各々、これと同軸的に且つ非回転に維持された
ストッパ57,57が設けられており。第1ガイドロー
ラ52,52の内側にも同様に、ストッパ58,58が
設けられており、これらは上記した駆動ゲートの先端6
2aを係止する働きをする。なお、第1ガイドローラ5
1及びストッパ57は、ベース板60に設けられたロー
ラ軸59に支持されており、第2ガイドローラ52及び
ストッパ58も、ベース板60に設けられたローラ軸6
1に支持されている。
【0037】ここで駆動ゲート62は、センサー67の
判別結果に応じて第1又は第2搬送ベルト55,56側
に揺動して紙葉類の方向を切換える区分動作を行う。こ
の区分動作の後に、駆動ゲート62の一対の等辺の第1
搬送面62b,62bは、主として、紙葉類を当接させ
て向きを変える働きをし、固定ゲート63の一対の等辺
の第2搬送面63b,63bは、主として、第1及び第
2搬送ベルト55,56と協働しながら紙葉類を上記第
1及び第2搬送路B,Cに各々案内する働きをする。
【0038】図7に拡大して示すように、駆動ゲート6
2の一対の等辺である第1搬送面62b,62bがその
上流側でなす交角θ1 は、個定ゲート63の一対の等辺
である第2搬送面63b,63bがその上流側でなす交
角θ2 より小さく規定されている。区分部の入口箇所で
は、従来、図18に示すように、区分ゲート10の第1
搬送面と第1又は第2搬送ベルト5,6とは、略平行で
あったのに比べ、第2実施例では、第1搬送面62b,
62bは、第1又は第2搬送ベルト55,56に対して
傾斜した角度を有している。その結果、従来に比べて、
クロスエリアLが小さくされている。また、一対の第2
搬送面63b,63bの交角θ2 は、一対の第1搬送面
62b,62bの交角θ1 より大きくされているため、
第2搬送面63b,63bと第1又は第2搬送ベルト5
5,56との間隔は、大きく広がることがない。そのた
め、第2搬送面63b,63bでの紙葉類の案内が阻害
されることがない。
【0039】図5及び図6に示すように、駆動ゲート6
2,62は、位置決め継管64aを介して枢軸64によ
り連結され、この枢軸64は、コントローラ65により
駆動されるソレノイド66に連結されている。このコン
トローラ65には、紙葉類を検査するためのセンサ67
が接続されている。コントローラ65からの指令に基づ
いてソレノイド66により枢軸64が揺動されると、駆
動ゲート62,62が揺動されるように構成されてお
り、この際、駆動ゲート62の先端62aは、上下のス
トッパ57,58の間で揺動される。
【0040】固定ゲート63,63は、駆動ゲート6
2,62の両外側に平行に配置されていると共に、上記
位置決め継管64aに中央で遊嵌されていると共に、搬
送の下流側において固定軸68,69に固着されてい
る。この固定ゲート63,63の第1及び第2搬送ベル
ト56,56に対向する上側及び下側の端面と、第1及
び第2搬送ベルト56,56との間には、所定の間隔が
形成されている。
【0041】なお、駆動ゲート62は、CFRPのよう
な軽量で耐磨耗性の大きい材料により製造されており、
固定ゲート63は、タフラム処理したアルミ合金のよう
な耐磨耗性の大きい材料により製造されている。
【0042】次に、この区分ゲート装置の作用を説明す
る。
【0043】駆動ゲート62の先端62aは、ストッパ
57又はストッパ58のいずれかに当接することによ
り、駆動ゲート62の揺動範囲が制限されている。駆動
ゲート62の先端62aがストッパ57に当接している
状態からストッパ58に当接する状態に揺動されて、紙
葉類は第1搬送路Bに区分される一方、駆動ゲート62
の先端62aがストッパ58に当接している状態からス
トッパ57に当接する状態に揺動されて、紙葉類は第2
搬送路Cに区分される。
【0044】駆動ゲート62の先端62aがストッパ5
7に当接している状態からストッパ58に当接する状態
に揺動されているときには、上流の搬送路Aから搬送さ
れてきた紙葉類21は、駆動ゲート62の第1搬送面6
2bに衝突して向きを変え、第1搬送ベルト55によっ
て駆動ゲート62の第1搬送面62bに沿って微小距離
搬送され、次いで、固定ゲート63の第2搬送面63b
に案内されて、第1搬送ベルト55によって第1搬送路
Bに搬入される。逆に、駆動ゲート62の先端62aが
ストッパ58に当接している状態からストッパ57に当
接する状態に揺動された場合にも、同様の作用により紙
葉類21が第2搬送路Cに搬入される。
【0045】このように、第2実施例では、従来に比べ
て、クロスエリアLを小さくすることができ、これによ
り、紙葉類の搬送ピッチが小さくされた場合であって
も、紙葉類を挟み込む等することなく確実に区分でき
る。別言すれば、クロスエリアLが小さくなった分だ
け、搬送ピッチを小さくすることができる。
【0046】次に、図8(a)(b)(c)(d)に、
第2実施例の第1変形例を示す。この変形例は、フライ
ング区分方式で制御され、しかも、第2実施例と同様に
クロスエリアLが小さくされた場合である。
【0047】具体的には、駆動ゲート62の一対の等辺
である第1搬送面62b,62bがその上流側でなす交
角θ1 は、個定ゲートからの一対の等辺である第2搬送
面632b,63bがその上流側でなす交角θ2 より小
さく規定され、これにより、クロスエリアLが小さくさ
れている。さらに、先にも説明したように、図8(a)
に示すセンサー67によって、紙葉類21の後端位置が
検知される。次いで、図8(b)に示すように、紙葉類
21が駆動ゲート62及び固定ゲート63により案内さ
れると共に、駆動ゲート62が反対側に揺動され始めて
駆動ゲート62の区分動作が開始される。次いで、図8
(c)に示すように、紙葉類21の後端位置がクロスエ
リアLを通過中に後続の紙葉類21aが区分エリア入口
近傍まで来る。その後、紙様類21の後端位置がクロス
エリアLから送出され、図8(d)に示すように、駆動
ゲート62の区分動作が終了すると共に、後続の紙葉類
21aが区分エリア入口に位置される。
【0048】この第2実施例の第1変形例では、フライ
ング区分方式で制御され、しかも、第2実施例と同様に
クロスエリアLが小さくされているため、搬送ピッチが
極めて小さくされた場合であっても、紙葉類を挟み込む
等することなく確実に区分けできる。即ち、フライング
区分方式だけの場合には、(クロスエリアの長さ)<
(搬送ピッチ)の条件下でないと、搬送ピッチを小さく
できないが、この変形例では、このクロスエリアの長さ
も小さくされているため、搬送ピッチを更に小さくする
ことができる。
【0049】次に、図9及び図10を参照して、第2実
施例の第2変形例を説明する。上記実施例では、一対の
駆動ゲート62,62が一対の固定ゲート63,63の
内側に配置されていたのに対し、この変形例では、一対
の駆動ゲート62,62が一対の固定ゲート63,63
の外側に配置されている。さらに、この一対の固定ゲー
ト63,63は、第3及び第4ガイドローラ53,54
に対して入子となるように配置されている。これによ
り、区分けされた紙葉類は、第3及び第4ガイドローラ
53,54に搬入される際、一対の固定ゲート63,6
3にも支持されることになり、安定して搬送されること
ができる。
【0050】次に、図11及び図12を参照して、第2
実施例の第3変形例を説明する。この変形例では、一対
の駆動ゲート62,62が一対の固定ゲート63,63
の内側に配置されているが、一対の固定ゲート63,6
3は、各々、比較的幅広く形成され、第1及び第2搬送
ベルト55,56の上・下に配置されている。これによ
り、区分された紙葉類は、幅の広い一対の固定ゲート6
3,63により安定的に支持されて搬送されることがで
きる。また、このような幅の広いゲートを従来のように
一体的に形成しようとすると、ゲート全体が重くなるた
め、ゲートの揺動速度が阻害されるといった問題があ
る。しかし、この変形例では、駆動ゲート62と固定ゲ
ート63とを別体に形成し、固定ゲート63のみを幅広
く形成し、駆動ゲート62のみを軽い材料で形成できる
ため、駆動ゲート62の揺動速度を速くしながら、しか
も、紙葉類を安定して搬送することができる。さらに、
駆動ゲート62を軽い材料で形成し、固定ゲート63の
みを耐磨耗性の高い材料で形成することによって、駆動
ゲート62の揺動速度を速くしながら、固定ゲート63
の耐磨耗性を高くして固定ゲート63の寿命を延ばすこ
とができる。
【0051】次に、図13及び図14を参照して、第2
実施例の第4変形例を説明する。この変形例では、固定
ゲート63が1個のみ設けられ、この固定ゲート63
が、駆動ゲート62,62の間で幅広く形成されてい
る。この場合にも、第3変形例と同様に、固定ゲート6
3のみを幅広く形成し、駆動ゲート62のみを軽い材料
で形成できるため、駆動ゲート62の揺動速度を速くし
ながら、しかも、紙葉類を安定して搬送することができ
る。さらに、駆動ゲート62を軽い材料で形成し、固定
ゲート63のみを耐磨耗性の高い材料で形成することに
よって、駆動ゲート62の揺動速度を速くしながら、固
定ゲート63の耐磨耗性を高くして固定ゲート63の寿
命を延ばすことができる。
【0052】次に、図15を参照して、第2の実施例の
第5変形例を説明する。この変形例では、上流の搬送路
Aと下流の第1搬送路Bとが同一直線上に配置されてい
る。ここでは区分部全体の構成を小さくするために、第
3ガイドローラと第4ガイドローラも互いに図中で左右
方向にシフトして配置されている。さらに、第1ガイド
ローラ51は、第2ガイドローラ52に対して小さく設
定されており、第2ガイドローラ52に対して図中で左
右方向にシフトされている。一方、駆動ゲート62は、
上記実施例と略同様の構成であるが、固定ゲート63に
は、第1搬送ベルト55に沿うガイド部63aが設けら
れている。この変形例では、駆動ゲート62の先端62
aがストッパ57に当接している場合、紙葉類のこの先
端62aに衝突する衝突角度が大きくされているが、こ
の場合、第2搬送路C側が廃棄用にされればよい。
【0053】次に、図16を参照して、第2の実施例の
第6変形例を説明する。この変形例では、駆動ゲート及
び固定ゲートが一体的に、区分ゲート70として形成さ
れている。しかし、この区分ゲート70は、区分動作の
後に、紙葉類を当接させて向きを変える働きをする一対
の第1搬送面71b,71bと、主として、第1及び第
2搬送ベルト55,56と協働しながら紙葉類を上記第
1及び第2搬送路B,Cに各々案内する働きをする一対
の第2搬送面72b,72bとを有している。さらに、
一対の第1搬送面71b,71bがその上流側でなす交
角θ1 は、一対の第2搬送面72b,72bがその上流
側でなす交角θ2 より小さく規定されている。
【0054】従って、駆動ゲート及び固定ゲートが一体
的に形成されている場合であっても、第2実施例と同様
に、区分部の入口箇所では、第1搬送面71b,71b
は、第1又は第2搬送ベルト55,56に対して傾斜し
た角度を有しており、その結果、従来に比べて、クロス
エリアLが小さくされている。これにより、紙葉類の搬
送ピッチが小さくされた場合であっても、紙葉類を挟み
込む等することなく確実に区分けできる。また、一対の
第2搬送面72b,72bの交角θ2 は、一対の第1搬
送面71b,71bの交角θ1 より大きくされているた
め、第2搬送面72b,72bと第1又は第2搬送ベル
ト55,56との間隔は、大きく広がることがないた
め、第2搬送面72b,72bでの紙葉類の案内が阻害
されることがない。
【0055】なお、本発明は、上述した実施例に限定さ
れず、種々変形可能であることは勿論である。特に、第
1搬送面がその上流側でなす交角は、第2搬送面がその
上流側でなす交角より小さく規定されていればよく、第
1及び第2搬送面は、曲面等、必ずしも平坦面に形成さ
れている必要はない。
【0056】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の請求項1で
は、紙葉類の搬送ピッチが小さくされた場合であって
も、紙葉類を挟み込む等することなく確実に区分けでき
る。すなわち、(クロスエリアの長さ)<(搬送ピッ
チ)の条件を満たすまで、搬送ピッチを小さくすること
ができる。
【0057】また、請求項3では、従来に比べて、クロ
スエリアを小さくすることができ、これにより、紙葉類
の搬送ピッチが小さくされた場合であっても、紙葉類を
挟み込む等することなく確実に区分けできる。すなわ
ち、クロスエリアが小さくなった分だけ、搬送ピッチを
小さくすることができる。また、第2搬送面と第1又は
第2搬送ベルトとの間隔は、大きく広がることがなく、
第2搬送面での紙葉類の案内が阻害されることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る紙葉類区分ゲート装置
が組込まれた紙葉類検査装置の概略構成図。
【図2】図1に示す紙葉類検査装置に設けられた取出し
部の構成図。
【図3】図1に示す紙葉類検査装置に設けられた搬送路
の構成図。
【図4】図4(a)〜(d)は、各々、本発明の第1実
施例に係る区分部におけるフライング区分方式の説明
図。
【図5】本発明の第2実施例に係る紙葉類区分ゲート装
置の平面図。
【図6】図5に示す紙葉類区分ゲート装置の側面図。
【図7】図5の拡大図。
【図8】図8(a)〜(d)は、各々、本発明の第2実
施例の第1変形例に係る区分部におけるフライング区分
方式の説明図。
【図9】本発明の第2実施例の第2変形例に係る紙葉類
区分ゲート装置の平面図。
【図10】図9に示す紙葉類区分ゲート装置の側面図。
【図11】本発明の第2実施例の第3変形例に係る紙葉
類区分ゲート装置の平面図。
【図12】図11に示す紙葉類区分ゲート装置の側面
図。
【図13】本発明の第2実施例の第4変形例に係る紙葉
類区分ゲート装置の平面図。
【図14】図13に示す紙葉類区分ゲート装置の側面
図。
【図15】本発明の第2実施例の第5変形例に係る紙葉
類区分ゲート装置の要部を示す側面図。
【図16】本発明の第2実施例の第6変形例に係る紙葉
類区分ゲート装置の要部を示す側面図。
【図17】従来に係る紙葉類区分ゲート装置の平面図。
【図18】従来に係る紙葉類区分ゲート装置の側面図。
【符号の説明】
21 紙葉類 40 検査部 51 第1ガイドローラ 52 第2ガイドローラ 53 第3ガイドローラ 54 第4ガイドローラ 55 第1搬送ベルト 56 第2搬送ベルト 62 駆動ゲート 62b,71b 第1搬送面 63 固定ゲート 63b,72b 第2搬送面 67 センサー(検知手段) 70 区分ゲート B 第1搬送路 C 第2搬送路 L クロスエリア(所定範囲)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】積層された紙葉類を一枚づつ取出して搬送
    する取出し部と、前記紙葉類を搬送しながら検査する検
    査部と、この検査部での検査結果に基づいて前記紙葉類
    を区分する区分部と、この区分部で区分された前記紙葉
    類を各々ストックする集積部とを有する紙葉類検査装置
    において、 前記区分部に紙葉類を搬入する上流側搬送路と、前記区
    分部において区分された前記紙葉類が搬入される第1搬
    送路及び第2搬送路と、前記検査部での検査結果に応じ
    て、前記上流側搬送路を搬送されてきた前記紙葉類を前
    記第1搬送路もしくは前記第2搬送路に区分するととも
    に、区分された該紙葉類を該第1搬送路もしくは第2搬
    送路に案内する一対の搬送面を有する区分ゲートと、前
    記上流搬送路を搬送されてくる紙葉類の後端位置を検知
    する後端位置検知手段と、この後端位置検知手段の検知
    結果に基づいて、前記紙葉類が前記区分ゲートの前記搬
    送面の所定範囲を通過した直後に、該紙葉類の後続の紙
    葉類の区分動作が終了するように該区分ゲートを制御す
    る第1の制御手段と、を具備することを特徴とする紙葉
    類検査装置。
  2. 【請求項2】前記上流搬送路を搬送されてくる紙葉類の
    先端位置を検知する先端位置検知手段と、この先端位置
    検知手段の検知結果に基づいて、前記紙葉類の先端が前
    記区分部に到達する前に、該紙葉類の区分動作が終了す
    るように前記区分ゲートを制御する第2の制御手段と、
    順次搬送される前記紙葉類の搬送間隔に応じて、前記第
    1の制御手段と前記第2の制御手段とを切替える切替手
    段と、をさらに具備することを特徴とする請求項1記載
    の紙葉類検査装置。
  3. 【請求項3】積層された紙葉類を一枚づつ取出して搬送
    する取出し部と、前記紙葉類を搬送しながら検査する検
    査部と、この検査部での検査結果に基づいて前記紙葉類
    を区分する区分部と、この区分部で区分された前記紙葉
    類を各々ストックする集積部とを有する紙葉類検査装置
    において、 前記区分部に紙葉類を搬入する上流側搬送路と、前記区
    分部において区分された前記紙葉類が搬入される第1搬
    送路及び第2搬送路と、前記検査部での検査結果に応じ
    て、前記上流側搬送路を搬送されてきた前記紙葉類を前
    記第1搬送路もしくは前記第2搬送路に区分するととも
    に、区分された前記紙葉類を該第1搬送路もしくは第2
    搬送路を案内する一対の第1搬送面及びこの第1搬送面
    よりも下流側に設けられる一対の第2搬送面を有する区
    分ゲートとを具備し、前記第1搬送面同士のなす角より
    も前記第2搬送面同士のなす角の方が小さくなるように
    設定されていることを特徴とする紙葉類検査装置。順次
    搬送される紙葉類の搬送間隔に応じて、上記第1制御手
    段による区分ゲートの制御と第2制御手段による区分ゲ
    ートの制御とを切替える切替手段と、をさらに具備する
    ことを特徴とする請求項1に記載の紙葉類検査装置。
  4. 【請求項4】上記区分ゲートの第1搬送面は、揺動自在
    に、第2搬送面は、固定して、各々別体に設けているこ
    とを特徴とする請求項3に記載の紙葉類検査装置。
JP4287794A 1994-03-14 1994-03-14 紙葉類検査装置 Pending JPH07252003A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4287794A JPH07252003A (ja) 1994-03-14 1994-03-14 紙葉類検査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4287794A JPH07252003A (ja) 1994-03-14 1994-03-14 紙葉類検査装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07252003A true JPH07252003A (ja) 1995-10-03

Family

ID=12648277

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4287794A Pending JPH07252003A (ja) 1994-03-14 1994-03-14 紙葉類検査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07252003A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20100314217A1 (en) Posture converting device and paper-like material processing apparatus
US8342512B2 (en) Paper sheet pick up device
US8528900B2 (en) Sheet loading unit and sheet handling apparatus including the same
JPH0710322A (ja) 紙葉類搬送装置
JPH0342458A (ja) 紙葉類反転装置
JP5377237B2 (ja) 紙葉類取出し装置
JPH07252003A (ja) 紙葉類検査装置
JP2005082394A (ja) 紙葉類の反転制御装置
JP2718358B2 (ja) 紙葉類の方向転換装置
JP3523794B2 (ja) 紙葉類処理装置
JP3406762B2 (ja) 紙葉類取出装置および紙葉類処理装置
JP3610474B2 (ja) 紙葉類搬送装置
JP2000262976A (ja) 紙葉類の搬送装置
JPH11138105A (ja) 紙葉類の仕分け装置
JPH08113390A (ja) 紙葉類の整位装置
JPH0652391A (ja) 紙葉搬送区分機
JPH07137905A (ja) 紙葉類検査装置およびこれに用いる紙葉類搬送装置
JPS62215463A (ja) 紙葉類処理装置
JPH0725435B2 (ja) 紙葉の搬送装置
JP3010488U (ja) 紙葉類処理機
JP2000264491A (ja) 紙葉類の搬送装置および搬送方法
JPS61124466A (ja) ドラム型薄板状物仕分け装置
JP2003095530A (ja) 紙葉類処理装置
JPH02178162A (ja) 紙葉類の搬送装置
JPH0240271A (ja) 郵便物処理装置