JPH11138105A - 紙葉類の仕分け装置 - Google Patents

紙葉類の仕分け装置

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JPH11138105A
JPH11138105A JP31210097A JP31210097A JPH11138105A JP H11138105 A JPH11138105 A JP H11138105A JP 31210097 A JP31210097 A JP 31210097A JP 31210097 A JP31210097 A JP 31210097A JP H11138105 A JPH11138105 A JP H11138105A
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俊一 大原
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利彦 田尻
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高信頼性で、高速処理が可能な紙葉類の仕分け
装置を提供する。 【解決手段】紙葉類の仕分け装置において、前記搬送手
段7の上流側で紙葉の間隔を測定する第1の間隔測定手
段21Aと、前記搬送手段7の下流側で間隔調整手段1
0に送り込まれる紙葉の間隔を測定する第2の間隔測定
手段21Bと、前記各間隔測定手段に接続され前記間隔
調整手段10を制御する間隔制御手段67とを設け、前
記第1の間隔測定手段21Aから第2の間隔測定手段2
1Bまでの搬送距離とその間に変化した紙葉の間隔と、
前記間隔調整手段10から区分棚11までの距離に基づ
いて、紙葉が通過もしくは収納されるべき区分棚11の
ゲート16aに到達したときの紙葉の間隔を予測して、
その間隔が適正間隔となるように前記間隔調整手段10
で紙葉の間隔を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙葉類を各紙葉ご
とに表示された区分記号に基づいて仕分けする紙葉類の
仕分け装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】たとえば、はがき、封書などの郵便物を
それぞれに表示された郵便番号、バーコードあるいは宛
先などの区分記号に基づいて仕分けするために、紙葉類
の仕分け装置が用いられている。
【0003】この紙葉類の仕分け装置は、紙葉類を一括
して供給する供給手段と、この供給手段から、前後の紙
葉の間隔が一定になるように一通づつ取り出す分離手段
と、分離して取り出された紙葉を搬送する搬送手段と、
紙葉ごとに表示された区分記号を読み取る読み取り手段
と、前記搬送手段に接続され、ゲートの開閉により紙葉
の搬送経路を分け、前記一定の速度で搬送する複数の区
分搬送手段と、各区分搬送手段に沿って配置され、ゲー
トの開閉により紙葉を表示された分類ごとに収納する複
数の区分棚とを備えている。
【0004】そして、供給装置から取り出された紙葉を
搬送装置で搬送している間に、紙葉に表示された区分記
号を読み取り、前記各ゲートを開閉することにより搬送
手段から区分搬送手段を介して区分棚へ仕分けして収納
するようにしている。
【0005】このような紙葉類の仕分け装置では、搬送
装置で搬送される各紙葉が、その厚さや材質により、搬
送装置を構成するベルトコンベアとの摩擦や搬送方向の
変換部における流れ易さに差が発生するため、区分搬送
手段あるいは区分棚に到達するまでに前後の紙葉の間隔
が変動することがある。特に、紙葉の間隔が一定の値よ
り小さくなった場合には、ゲートを作動させることが出
来ないため、紙葉を所要の区分搬送手段や区分棚に導入
できない不具合が発生する。
【0006】このような不具合を解決するものとして、
たとえば、特公平8−18728号公報に開示された紙
葉類の搬送装置が提案されている。この搬送装置は、紙
葉類を一定の速度で搬送する固定速度搬送手段と、任意
の速度で搬送する変速搬送手段と、前記固定搬送手段で
搬送されている紙葉の間隔を検出する間隔検出手段と、
変速搬送手段で搬送される紙葉の位置を検出する位置検
出手段と、前記各検出手段の出力に基づいて前記変速搬
送手段の搬送速度を制御する制御部とを設けたものであ
る。
【0007】そして、間隔検出手段で固定速度搬送手段
により順次搬送される紙葉の間隔を検出し、近接して搬
送されてきた紙葉の間隔を仕分けに必要な間隔に修正す
るようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように順次搬送さ
れてくる紙葉の間隔を修正する作業は、紙葉が連続して
同じ区分搬送手段を搬送され区分けされる場合に、紙葉
を最初に区分けする区分搬送手段の入口に到達する前に
行うことが必要になる。
【0009】一方、供給手段から区分搬送手段の入口ま
での搬送距離と、区分搬送手段の入口から最終の区分棚
までの搬送距離がほぼ同じ距離であった場合、供給手段
から区分搬送手段の入口までの搬送で生じた紙葉の間隔
の変化が、区分搬送手段の入口から最終の区分棚までの
間に発生することになり、従来と同様の不具合が発生す
ることになる。
【0010】上記の事情に鑑み、本発明の目的は、その
紙葉が収納される区分棚の位置で適正な間隔を維持し得
るようにし、処理能力と信頼性を向上させた紙葉類の仕
分け装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明においては、複数の紙葉類を収納する供給手
段と、この供給手段から紙葉を一通ずつ分離して取り出
す分離手段と、分離された紙葉を搬送する搬送手段と、
搬送手段に沿って配置され、紙葉ごとに表示された区分
記号を読み取る読み取り手段と、搬送される紙葉の間隔
を測定する間隔測定手段と、前後して搬送される紙葉の
間隔を調整する間隔調整手段と、紙葉の搬送経路を分け
る区分搬送手段と、この区分搬送手段により区分された
紙葉を収納する区分棚とを備えた紙葉類の仕分け装置に
おいて、前記分離手段によって分離された紙葉の間隔を
測定する第1の間隔測定手段と、前記間隔調整手段に送
り込まれる紙葉の間隔を測定する第2の間隔測定手段
と、前記間隔調整手段を制御する間隔制御手段とを設
け、前記第1の間隔測定手段から第2の間隔測定手段ま
での搬送距離と前記第1の間隔測定手段で測定された紙
葉の間隔および前記第2の間隔測定手段で測定された紙
葉の間隔に基づいて、前記区分搬送手段もしくは前記区
分棚に到達する時の紙葉の間隔を予測して、この間隔が
適正となる調整するようにした。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明による紙葉類の仕
分け装置の斜視図、図2は、紙葉類の仕分け装置の制御
系統図、図3は、図1における間隔調整手段の構成図、
図4は、間隔調整の状態を示す特性図である。
【0013】図1において、1は供給手段で、複数の紙
葉2を収納している。4は分離手段で、電動機(図示せ
ず)で駆動される真空吸着ベルトで供給手段1の排出口
にある紙葉を一通づつ分離して取り出す。
【0014】7は搬送手段で、所定の位置に配置された
複数のプーリ20と、このプーリ20に掛け回され一定
速度で走行するように直列に配置された複数のベルトに
より構成され、分離装置4で分離された紙葉2の搬送を
行う。前記各ベルトは、紙葉2をその両側から挾持する
ように対で構成されている。
【0015】21Aは第1の間隔測定センサで、たとえ
ば、搬送手段7の上流側に紙葉2の搬送経路を挾んで配
置された投光器と受光器からなる光電センサで構成さ
れ、紙葉2がセンサの光軸を横切ることによりON、O
FF信号を発信する。
【0016】5は検知手段で、搬送手段7で搬送される
紙葉2の重送、曲げ剛性(硬さ)、厚さなどを検出す
る。23は搬送ゲートで、搬送手段7に沿って配置さ
れ、紙葉2の搬送経路を切り替える。24はリジェクト
ボックスで、検知手段5からの信号に基づく搬送ゲート
23の開閉により搬送手段7から排出された重送もしく
は規定値を超える紙葉2を回収する。
【0017】3は整位部で、搬送装置7で搬送される紙
葉2に表示された区分記号が所定の経路を移動するよう
に、紙葉2のスキューやシフトを修正する。9aは宛名
読み取り部で、紙葉2に表示された郵便番号や宛名を読
み取る。9bはバーコード読み取り部で、紙葉2に表示
されたバーコードを読み取る。22はインクジェットプ
リンタで、宛名読み取り部9aで読み取られた情報に基
づいて、バーコードが表示されていない紙葉2にバーコ
ードを印刷する。9cはバーコード読み取り部で、イン
クジェットプリンタ22で印刷されたバーコードを読み
取る。
【0018】21Bは第2の間隔測定センサで、たとえ
ば、搬送手段7の上流側に紙葉2の搬送経路を挾んで配
置された投光器と受光器からなる光電センサで構成さ
れ、紙葉2がセンサの光軸を横切ることによりON、O
FF信号を発信する。
【0019】10は間隔調整手段で、図3に示すように
構成されている。同図において、7aと7bは、それぞ
れ搬送手段7の一部を構成する上流側のベルトと下流側
のベルト。30はローラで、ベルト7aとベルト7bの
間に配置され、サーボモータ(図示せず)によって駆動
される。31はピンチローラで、軸33に揺動可能に支
持された揺動アーム32に一端に回転可能に支持され、
ばね34によってローラ30に所定の力で押しつけられ
ている。
【0020】前記ローラ30の設置位置を、紙葉2が上
流側のベルト7aによる挾持が開放される位置とローラ
30、31で紙葉を挾持する位置の間の距離をl1 、ロ
ーラ30、31による挾持が開放される位置と下流側の
ベルト7bが紙葉を挾持する位置の間の距離をl2
し、紙葉類の仕分け装置で取り扱う紙葉の最小寸法をl
minとしたとき、lmin>l1 、lmin>l2
すれば、搬送される紙葉2は、常にベルト7aまたはロ
ーラ30、31またはベルト7bに挾持され、安定した
搬送を行うことができる。
【0021】25は段パスゲートで、搬送手段7の下流
に配置されている。16Aないし16Hは区分搬送手段
で、段パスゲート25の開閉により振り分けられた紙葉
2を搬送する。11は区分棚で、区分搬送手段16Aな
いし16Hに沿ってそれぞれ複数個づつ配置され、それ
ぞれに対応するゲート16a(図2参照)の開閉により
紙葉2を受け入れる。11Aはリジェクト用区分棚で、
各区分搬送手段16Aないし16Hの下流端に配置され
ている。
【0022】図2において、68は供給制御手段で、供
給手段1に収納された紙葉2の先頭が所定の位置に位置
するように制御する。70は分離制御手段で、分離手段
4を制御して、搬送手段7に送り込む紙葉2の間隔を制
御する。
【0023】71は第1の間隔測定手段で、間隔測定セ
ンサ21AからのON、OFF信号から、前後して搬送
される紙葉2間の間隔を測定する。72は第2の間隔測
定手段で、間隔測定センサ21BからのON、OFF信
号から、前後して搬送される紙葉2間の間隔を測定す
る。
【0024】69は搬送間隔記憶部で、前記第1の間隔
測定手段71の測定結果を記憶し出力する。73は区分
情報入力手段で、読み取り手段9(宛名読み取り部9
a、バーコード読み取り部9bもしくはバーコード読み
取り部9c)で読み取られた紙葉2の区分情報を記憶し
出力する。
【0025】67は間隔制御手段で、間隔調整手段10
を制御して前後して搬送される紙葉2の間隔を制御す
る。61は振り分け制御手段で、前記段パスゲート25
(図1参照)および区分棚11に対応するゲート16a
を開閉制御して紙葉2の振り分けを行う。
【0026】66は制御手段で、供給制御手段68、分
離制御手段70、第1の間隔測定手段71、第2の間隔
測定手段72、搬送間隔記憶部69、区分情報入力手段
73、振り分け制御手段61および間隔制御手段67を
制御するとともに、各種の演算処理を行う。
【0027】このような構成で、供給手段1に収納され
た紙葉2が分離手段4で分離され搬送装置7に送り込ま
れると、第1の間隔測定センサ21Aで紙葉2が検出さ
れ、間隔測定センサ21Aの出力がOFFになる。間隔
測定センサ21Aを紙葉2が通過すると間隔測定センサ
21Aの出力がONになる。
【0028】第1の間隔測定センサ21Aの出力がON
になると、第1の間隔測定手段71が時間の計測を開始
する。また、分離手段4は、第1の間隔測定センサ21
Aの出力がONになったとき、もしくはONになってか
ら一定時間経過した後、再び作動し次の紙葉2を分離し
て搬送手段7に送り込む。
【0029】すなわち、分離手段4は、区分棚11にお
いて紙葉2を振り分けるのに必要な紙葉2の最小間隔
に、搬送中に発生する間隔の変動率を加えた間隔を分離
最小ギャップとして紙葉2を分離し搬送装置7に送り込
む。
【0030】しかし、何らかの異常、たとえば紙葉2同
志の引っ掛かりなどによって、前記分離最小ギャップよ
り小さい間隔で紙葉2が搬送装置7に送り込まれること
がある。場合によっては、振り分けに必要な最小間隔よ
り小さい間隔で分離され、先行する紙葉2の間隔を適正
な値に補正すると後続の紙葉2に衝突することもある。
このような場合には、間隔の補正が不可能になるため、
振り分けに必要な最小間隔より小さい間隔で分離された
紙葉2は全てリジェクトボックス24に排出する。
【0031】後続の紙葉2が第1の間隔測定センサ21
Aで検出され、間隔測定センサ21Aの出力がOFFに
なると、第1の間隔測定手段71は時間の計測を停止し
て搬送間隔記憶部69に計測された時間を送る。
【0032】搬送手段7で搬送される紙葉2は、検知手
段5で、重送、曲げ剛性(硬さ)、厚さなどが検出され
る。これらの検出で区分けに不適格な紙葉2が検出され
ると、その紙葉2の搬送タイミング(一定時間後)に合
わせて搬送ゲート23が作動し、その紙葉2をリジェク
トボックス24に排出する。
【0033】区分けに適した紙葉2は、搬送装置7で整
位部3搬送され、表示された区分記号が所定の経路を移
動するように、そのスキューやシフトが修正される。さ
らに、読み取り手段9(宛名読み取り部9a、バーコー
ド読み取り部9b)で、郵便番号や宛名、バーコードが
読み取られる。バーコードが表示されていない紙葉2に
は、インクジェットプリンタ22で、宛名読み取り部9
aで読み取られた情報に基づいて、バーコードが印刷さ
れる。このバーコードは、バーコード読み取り部9cで
読み取られる。これらの情報は、区分情報として、区分
情報入力手段73に記憶される。
【0034】さらに、搬送手段7によって搬送されてい
る紙葉2が、第2の間隔測定センサ21Bで検出される
と間隔測定センサ21Bの出力がOFFになる。間隔測
定センサ21Bを紙葉2が通過すると間隔測定センサ2
1Bの出力がONになる。
【0035】第2の間隔測定センサ21Bの出力がON
になると、第2の間隔測定手段72が時間の計測を開始
する。後続の紙葉2が第2の間隔測定センサ21Bで検
出され、間隔測定センサ21Bの出力がOFFになる
と、第2の間隔測定手段72は時間の計測を停止して制
御部66に計測された時間を送る。
【0036】制御部66は、第2の間隔測定手段72の
出力を受けると、搬送間隔記憶部69に記憶された入力
に対応する紙葉2の間隔を呼出す。そして、2点におけ
る測定結果を比較して、紙葉2の間隔を調整する必要が
ある場合、間隔の変動量とこれから先の紙葉2の搬送距
離から間隔の調整量を算出し、その算出結果を間隔制御
手段67に印加する。
【0037】間隔制御手段67は、図3に示すように、
先行する紙葉2aが通過した後、制御手段66から印加
された指令に基づいてローラ30の回転速度を変化さ
せ、後続の紙葉2bの送り速度を変えて、図13に示す
ように、紙葉2a、2b間の間隔を調整する。
【0038】すなわち、図13の(A)に示すように、
紙葉2aと紙葉2bの間隔が、振り分けに必要な最小間
隔より狭いGAP1、紙葉2bと紙葉2cの間隔がGA
P2となった状態で搬送されてきた場合、紙葉2bの搬
送速度を遅くして、図13の(B)に示すように、紙葉
2aと紙葉2bの間隔を振り分けに必要な最小間隔より
大きいGAP1´に調整する。このとき、紙葉2bと紙
葉2cの間隔はGAP2´に短縮される。
【0039】そして、紙葉2bと紙葉2cの間隔GAP
2´が振り分けに必要な最小間隔より小さくなった場合
には、紙葉2cの搬送速度を遅くして紙葉2bとの間隔
を適正に調整する。なお、調整後の間隔GAP1´が分
離最小ギャップより小さければ、間隔の補正を繰り返し
ても、後続の紙葉の間隔が次第に詰まって補正が不可能
になることはない。
【0040】たとえば、図4に示すように、各ベルト7
a、7bによる搬送速度をV1 ローラ30の周速をV2
とし、ベルト7aにより搬送されてきた紙葉2の搬送速
度がV1 からV2 になるまでの時間をt1 、ローラ30
により送られる時間をt2 、ローラ30により送られて
いた紙葉2がベルト7bで搬送速度V1 まで加速する時
間をt3 とする。
【0041】ローラ30の周速をベルト7a、7bと同
じ搬送速度V1 にした場合の紙葉2bの進み量Kは、 K=(t1 +t2 +t3 )V1 となる。ここで、t1 =t3 とすると、 K=(2t1 +t2 )V1 となる。
【0042】一方、ローラ30の周速を落した場合の紙
葉2bの進み量kは、 k=t1 (V1 +V2 )/2+t2 ・V2 +t3 (V1
+V2 )/2 となる。ここで、t1 =t3 とすると、 k=t1 ×V1 +t1 ×V2 +t2 ×V2 となる。
【0043】したがって、間隔(GAP)の変化量G
は、 G=K−k =(2t1 +t2 )V1 −(t1 ×V1 +t1 ×V2 +t2 ×V2 ) =(t1 +t2 )×(V1 −V2 ) となる。
【0044】なお、紙葉2の間隔は、先行する紙葉2a
と後続の紙葉2bが同じ区分搬送手段16を通る場合に
は、後続の紙葉2bが収容される区分棚11までの距
離、先行する紙葉2aと後続の紙葉2bが異なる区分搬
送手段16を通る場合には、後続の紙葉2bが通る段パ
スゲート25までの距離を基に算出して調整する。
【0045】すなわち、図14に示すように、第1の間
隔測定センサ21Aで測定した間隔aと、第2の間隔測
定センサ21Bで測定した間隔bの間に差がある場合、
その後の搬送経路の状態から、段パスゲート25あるい
は区分棚11に到達するまでの間に発生する間隔の変動
を予測し、所要の段パスゲート25あるいは区分棚11
に到達したとき、振り分けに必要な最小の間隔(搬送最
小間隔)より大きい間隔fが維持できるように間隔dに
調整する。
【0046】なお、通常は、搬送最小間隔と分離最小間
隔eの間で調整すれば十分である。したがって、上記の
ように、分離最小間隔eを超える間隔dに調整する必要
があるケースが発生した場合には、後続の紙葉との衝突
が発生することがあるので、間隔を調整することなく、
先行する紙葉と共にいずれかの段パスゲート25を通過
させ、その段にあるリジェクト用区分棚11Aに排出す
る。
【0047】このようにして、間隔調整手段10で間隔
が調整された紙葉2は、段パスゲート25に送られる。
振り分け制御手段61は、間隔調整手段10から送り込
まれた紙葉2が所要の段パスゲート25に到達するタイ
ミングで段パスゲート25を開閉して、それぞれ紙葉2
に対応する区分搬送手段16Aないし16Hに振り分け
る。
【0048】先行する紙葉2aと後続の紙葉2bとが、
段パスゲート25によって異なる区分搬送手段16に仕
分けられる場合には、上記とは異なる処理を行ってもよ
い。すなわち、紙葉2が段パスゲート25を通過した後
は紙葉1通分以上の間隔が確保されるので、段パスゲー
ト25より下流の区分搬送手段16における間隔変動を
考慮する必要はない。また、段パスゲート25の上流側
の近傍に間隔調整手段10を配置した場合には、段パス
ゲート25内での間隔変動は小さいものと考えてよいの
で、段パスゲート25によって仕分けが可能な一定の間
隔以上となるように先行する紙葉2aと後続の紙葉2b
との間隔を制御する。
【0049】ここで、区分棚11のゲートは、区分搬送
手段16内に板状の部材を出し入れして紙葉2を区分棚
11に導くのに対して、段パスゲート25では、たとえ
ば、搬送ベルトを押して変形させ、紙葉2の搬送方向を
変えて振り分ける方式とすれば、段パスゲート25の方
が区分棚11のゲートより紙葉2の間隔が小さくても仕
分けができる。たとえば、区分棚11のゲートの場合に
は、紙葉2の間隔が60mm程度必要であるが、段パス
ゲート25では、紙葉2の間隔が30mm程度でも仕分
けができる。したがって、段パスゲート25で先行する
紙葉2aと後続の紙葉2bが異なる段の区分搬送手段1
6に振り分けられる場合には、紙葉2が連続して同一段
の区分搬送手段16に送りこまれて区分される場合より
間隔を小さくすることが出来る。
【0050】さらに、振り分け制御手段61は、区分搬
送手段16Aないし16Hのそれぞれのゲート16aを
開閉して、搬送されてきた紙葉2をそれぞれに対応する
区分棚11に収容させる。そして、なんらかの理由で区
分棚11に収容できなかった紙葉2は、リジェクト用区
分棚11Aに収容される。
【0051】上記のように、第1の間隔測定センサ21
Aと第2の間隔測定センサ21Bまでの距離における紙
葉2aと紙葉2bの間隔の変動量と、間隔調整手段10
から対応する段パスゲート25もしくは区分棚11まで
の距離に応じて紙葉2aと紙葉2bの間隔を調整するこ
とにより、順次搬送されてくる紙葉2を確実に区分けす
ることができる。
【0052】図5は、間隔調整手段10の第2の実施の
形態を示すもので、同図において、図3と同じものは同
じ符号をつけて示してある。35は柔軟な対向ベルト
で、プーリ36の間に掛け渡され、駆動手段(図示せ
ず)によってローラ30の周速と同じ速さになるように
駆動される。
【0053】このような構成とすることにより、比較的
厚い封書などの紙葉2が搬入された場合にも、その紙葉
2をローラ30と対向ベルト35で確実に挾持して紙葉
2の間隔を調整することができる。
【0054】図6は、間隔調整手段10の第3の実施の
形態を示すもので、同図において、図3と同じものは同
じ符号をつけて示してある。7cはローラ30と対向す
る一面が低摩擦材で形成(もしくは被覆)されたベルト
である。このベルト7cと紙葉2の間の摩擦係数は、ロ
ーラ30と紙葉2の摩擦係数より小さい。
【0055】このような構成で、ローラ30とベルト7
cで紙葉2bを挾持し、ローラ30の回転速度を変化さ
せることにより、紙葉2bの送り速度を変化させて先行
する紙葉2aとの間隔を調整することができる。このと
き、紙葉2bとベルト7cの間では、摩擦係数が小さい
ため滑りが発生している。
【0056】図7は、間隔調整手段10の第4の実施の
形態を示すもので、同図において、図6と同じものは同
じ符号をつけて示してある。32はスポンジのような軟
質材料で形成されたバックアップローラで、ベルト7c
を介して紙葉2をローラ30に適度な圧力で押しつけて
いる。
【0057】このような構成とすることにより、紙葉2
の厚さや剛性による浮き上がりを防止して確実に搬送す
ることができる。
【0058】図3および図5、図6、図7に示す間隔調
整手段10において、紙葉2の間隔を調整できる区間
は、紙葉2の後端が上流側のベルト7aによる挾持から
開放されてから先端が下流側のベルト7bに挾持される
までの間である。
【0059】その距離Eは、紙葉2の長さをL、紙葉2
の後端が上流側のベルト7aによる挾持から開放される
位置からローラ30により挾持される位置までのきょり
をl1 、ローラ30による挾持が開放される位置から下
流側のベルト7bによって挾持される位置までの距離を
2 とすると、 E=l1 +l2 −L で表される。ここで、紙葉2をはがきとすると、その長
さLは148mmであり、l1 =l2 =140mmとす
ると、間隔調整に使用できる距離Eは、132mmにな
る。また、紙葉2が封書の場合には、その長さLが23
5mmであり、l1 =l2 =230mmとすると、間隔
調整に使用できる距離Eは、225mmになる。
【0060】しかし、はがきと封書を混流する場合、l
1 とl2 を140mmとすると、封書の間隔調整に使用
できる距離Eが45mmしかないことになり、この間に
封書を減速、再加速して、間隔を調整することは不可能
となる。また、l1 とl2 を230mmとすると、はが
きを安定した状態で搬送することができなくなる。
【0061】したがって、図3および図5、図6、図7
に示す間隔調整手段10は、搬送される紙葉2の大きさ
が一定である場合に有効である。
【0062】図8は、間隔調整手段10の第5の実施の
形態を示すもので、同図において、30A、30Bはロ
ーラで、ベルト7a、7bの間に所定の間隔で配置さ
れ、サーボモータ(図示せず)によって駆動される。3
5A、35Bは柔軟な対向ベルトで、それぞれプーリ3
6A、36Bの間に掛け渡され、駆動手段(図示せず)
によってローラ30A、30Bの周速と同じ速さになる
ように駆動される。
【0063】すなわち、この実施の形態は、図5に示す
間隔調整手段10を、ローラ30Bとベルト35Bの位
置を、図面上で上下反転させて2組直列に配列したもの
である。
【0064】このような構成で、紙葉2の間隔を調整で
きる区間は、紙葉2の後端が上流側のベルト7aによる
挾持から開放されてから先端が下流側のベルト7bに挾
持されるまでの間である。
【0065】その距離Eは、紙葉2の長さをL、紙葉2
の後端が上流側のベルト7aによる挾持から開放される
位置からローラ30により挾持される位置までの距離を
1、ローラ30Aとローラ30Bの軸心間の距離をl2
、ローラ30Bによる挾持が開放される位置から下流
側のベルト7bによって挾持される位置までの距離をl
3 とすると、紙葉2の間隔調整が可能な距離Eは、 E=l1 +l2 +l3 −L で表される。ここで、紙葉2をはがきとすると、その長
さLは148mmであり、l1 =l2 =l3 =140m
mとすると、間隔調整に使用できる距離Eは272mm
になる。また、紙葉2が封書の場合、その長さLが23
5mmであっても間隔調整に使用できる距離Eは185
mmになる。
【0066】したがって、はがきと封書を混流する場
合、l1 とl2 およびl3 をそれぞれ140mmとする
ことで、紙葉2がはがきの場合でも、封書の場合でもそ
れらの間隔の調整が可能となる。また、紙葉2の大きさ
に係らずその搬送を確実に行うことができる。
【0067】図9および図10は、間隔調整手段10の
第6の実施の形態を示すもので、同図において、7aは
上流側のベルト。7bは下流側のベルト。45はゲート
で、回転軸46に支持され、ベルト7aとベルト7bに
よる紙葉の搬送路に位置するように配置されている。な
お、回転軸46は、駆動源(図示せず)によって所要の
角度を往復回転する。
【0068】このような構成で、ゲート45の揺動を位
置図9、図10に示すように変えることにより、上流側
のベルト7aで搬送されてきた紙葉の先端の搬送経路が
変わるので、紙葉が下流側のベルト7bに到達するまで
のその経路の距離の差に相当する分だけ紙葉の間隔を調
整することができる。
【0069】図11および図12は、間隔調整手段10
の第7の実施の形態を示すもので、同図において、図9
と同じものは同じ符号をつけて示してある。52は回転
形のアクチュエータ。51は揺動アームで、その一端が
アクチュエータ52に固定されている。20はベルト7
aを巻き掛けているプーリで、揺動アーム51に回転可
能に支持されている。
【0070】このような構成で、アクチュエータ52に
より、図11と図12に示すようにプーリ20の位置を
変えることにより、上流側のベルト7aで搬送されてき
た紙葉の先端の搬送経路が変わるので、紙葉が下流側の
ベルト7bに到達するまでのその経路の距離の差に相当
する分だけ紙葉の間隔を調整することができる。
【0071】搬送手段により搬送される紙葉は、その紙
葉が同一種類のものであれば、ベルト7a、7bとの摩
擦力が変わらないので、搬送中における間隔の変動量も
小さくなる。したがって、図9ないし図12に示す間隔
調整手段は、間隔調整できる調整量は小さいが、年賀状
などのはがき類や、ダイレクトメールなどの封書類など
のように、同じ種類のものを大量に処理する場合に有効
である。
【0072】図15は、本発明の第2の実施の形態を示
す紙葉類の仕分け装置の正面図である。同図において、
図1と同じものは同じ符号を付けて示してある。図16
は、本発明の第3の実施の形態を示す紙葉類の仕分け装
置の正面図である。同図において、図1と同じものは同
じ符号を付けて示してある。
【0073】図15および図16に示す紙葉類の仕分け
装置は、第1の間隔測定手段21Aと第2の間隔測定手
段21Bの間の搬送手段7による紙葉の搬送経路を長く
して搬送中における紙葉の間隔の変化量をより正確に測
定できるようにしたものである。
【0074】紙葉の間隔を正確に測定するすることによ
り、間隔調整手段10から段パスゲート25もしくは区
分け棚11までの間に変化する紙葉の間隔をより正確に
予測することができ、より的確な間隔調整を行うことが
できる。
【0075】なお、上記の各実施の形態では、第1の間
隔測定手段21Aを分離手段4の近傍に設けた例につい
て説明したが、第1の間隔測定手段21Aの設置位置
は、分離手段4の近傍に限定されるものではなく、第2
の間隔測定手段21Bの上流であれば、搬送手段7のい
ずれの位置に設置してもよい。
【0076】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明によれば、段
パスゲートもしくは区分棚によって振り分けられる紙葉
の間隔を的確に維持することができるので、各ゲート部
における搬送ジャムの発生を防止すると共に、リジェク
トの発生による処理能力の低下を防止することができ、
高信頼性で、高速処理が可能な紙葉類の仕分け装置を実
現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による紙葉類の仕分け装置の斜視図。
【図2】図1に示す紙葉類の仕分け装置の制御系統図。
【図3】図1における間隔調整手段の構成図。
【図4】間隔調整状態を示す特性図。
【図5】間隔調整手段の第2の実施の形態を示す構成
図。
【図6】間隔調整手段の第3の実施の形態を示す構成
図。
【図7】間隔調整手段の第4の実施の形態を示す構成
図。
【図8】間隔調整手段の第5の実施の形態を示す構成
図。
【図9】間隔調整手段の第6の実施の形態を示す構成
図。
【図10】間隔調整手段の第6の実施の形態を示す構成
図。
【図11】間隔調整手段の第7の実施の形態を示す構成
図。
【図12】間隔調整手段の第7の実施の形態を示す構成
図。
【図13】紙葉の間隔調整状態を示す模式図。
【図14】紙葉の間隔の変化を示す特性図。
【図15】本発明による紙葉類の仕分け装置の第2の実
施の形態を示す正面図。
【図16】本発明による紙葉類の仕分け装置の第3の実
施の形態を示す正面図。
【符号の説明】
1…供給手段、2…紙葉、4…分離手段、7…搬送手
段、9…読み取り手段、10…間隔調整手段、11…区
分棚、16A〜16H…区分搬送手段、16a…ゲー
ト、21A…第1の間隔測定手段、21B…第2の間隔
測定手段、25…段パスゲート、67…間隔制御手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 玉本 淳一 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 田尻 利彦 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所土浦工場内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の紙葉類を収納する供給手段と、この
    供給手段から紙葉を一通ずつ分離して取り出す分離手段
    と、分離された紙葉を搬送する搬送手段と、搬送手段に
    沿って配置され、紙葉ごとに表示された区分記号を読み
    取る読み取り手段と、搬送される紙葉の間隔を測定する
    間隔測定手段と、前後して搬送される紙葉の間隔を調整
    する間隔調整手段と、紙葉の搬送経路を分ける区分搬送
    手段と、この区分搬送手段により区分された紙葉を収納
    する区分棚とを備えた紙葉類の仕分け装置において、前
    記分離手段によって分離された紙葉の間隔を測定する第
    1の間隔測定手段と、前記間隔調整手段に送り込まれる
    紙葉の間隔を測定する第2の間隔測定手段と、前記間隔
    調整手段を制御する間隔制御手段とを設け、前記第1の
    間隔測定手段から第2の間隔測定手段までの搬送距離と
    前記第1の間隔測定手段で測定された紙葉の間隔および
    前記第2の間隔測定手段で測定された紙葉の間隔に基づ
    いて、前記区分搬送手段もしくは前記区分棚に到達する
    時の紙葉の間隔を予測して、この間隔が適正となる調整
    する紙葉類の仕分け装置。
  2. 【請求項2】前記第1の間隔測定手段から前記第2の間
    隔測定手段までの搬送距離と、前記第1の間隔測定手段
    で測定された紙葉の間隔と前記間隔調整手段から前記区
    分搬送手段もしくは前記区分棚までの距離とに基づい
    て、紙葉が前記区分棚に到達する時の紙葉の間隔を予測
    して、この間隔が適正となる調整をする請求項1に記載
    の紙葉類仕分け装置。
  3. 【請求項3】前後して搬送されてくる紙葉が段パスゲー
    トによって互いに異なる前記区分搬送手段に振り分けら
    れるときには、紙葉が同一の前記区分搬送手段に搬送さ
    れる適正間隔とは異なる適正間隔となる調整をする請求
    項1に記載の紙葉類の仕分け装置。
  4. 【請求項4】前後して搬送されてくる紙葉が互いに異な
    る前記区分搬送手段に振り分けられるときの適正間隔
    は、同一の前記区分搬送手段に搬送される適正間隔より
    も小さい請求項3に記載の紙葉類の仕分け装置。
  5. 【請求項5】前記間隔調整手段が、前記搬送手段で搬送
    される紙葉の搬送経路に接するように配置されたローラ
    と、前記搬送経路を挾んで前記ローラに対し接離可能に
    配置されたピンチローラと、前記ローラを回転駆動させ
    る速度可変の駆動源とにより構成されていることを特徴
    とする請求項1に記載の紙葉類の仕分け装置。
  6. 【請求項6】前記間隔調整手段が、前記搬送手段で搬送
    される紙葉の搬送経路に接するように配置されたローラ
    と、このローラを回転駆動させる速度可変の駆動源と、
    前記搬送経路を挾んで前記ローラと接するように配置さ
    れたベルトコンベアと、このベルトコンベアを駆動する
    速度可変の駆動源とにより構成されていることを特徴と
    する請求項1に記載の紙葉類の仕分け装置。
  7. 【請求項7】前記間隔調整手段が、前記搬送手段で搬送
    される紙葉の搬送経路に接するように配置されたローラ
    と、このローラを回転駆動させる速度可変の駆動源と、
    前記搬送経路を挾んで前記ローラと接するように配置さ
    れたベルトコンベアと、このベルトコンベアを駆動する
    速度可変の駆動源とを1組として構成され、搬送方向に
    複数組直列に配置したことを特徴とする請求項1に記載
    の紙葉類の仕分け装置。
  8. 【請求項8】前記間隔調整手段が、前記搬送手段で搬送
    される紙葉の搬送経路に接するように配置され、紙葉類
    との摩擦係数が大きいローラと、このローラを回転駆動
    させる速度可変の駆動源と、前記搬送経路を挾んで前記
    ローラと接するように配置され、紙葉類との摩擦係数が
    小さいベルトコンベアと、このベルトコンベアを前記一
    定速度で駆動する駆動源とにより構成されていることを
    特徴とする請求項1に記載の紙葉類の仕分け装置。
  9. 【請求項9】前記間隔調整手段が、前記搬送手段の上流
    側の出口から下流側の入口までの搬送距離を変更する距
    離変更手段であることを特徴とする請求項1に記載の紙
    葉類の仕分け装置。
  10. 【請求項10】前記距離変更手段が、揺動可能な板状の
    ゲート部材で構成され、この板状部材の揺動により前記
    搬送手段の上流側の出口から下流側の入口までの搬送距
    離を変更するようにしたことを特徴とする請求項6に記
    載の紙葉類の仕分け装置。
  11. 【請求項11】前記距離変更手段が、一端が前記搬送手
    段の下流側の入口に対して近接、離間するように揺動可
    能に配置された揺動アームと、この揺動アームの一端に
    回転可能に指示されたローラとを備え、このローラに前
    記搬送手段の上流側のベルトコンベアを巻回して構成さ
    れることを特徴とする請求項6に記載の紙葉類の仕分け
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003095486A (ja) * 2001-09-21 2003-04-03 Toshiba Corp 紙葉類処理装置
JP2011067777A (ja) * 2009-09-28 2011-04-07 Toshiba Corp 郵便物仕分け装置
JP2011221179A (ja) * 2010-04-07 2011-11-04 Canon Inc 画像形成装置
JP2016049492A (ja) * 2014-08-29 2016-04-11 株式会社東芝 紙葉類集積装置

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