JPH0240271A

JPH0240271A - 郵便物処理装置

Info

Publication number: JPH0240271A
Application number: JP19021988A
Authority: JP
Inventors: Kazuo Takeda; 一雄竹田
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1988-07-29
Filing date: 1988-07-29
Publication date: 1990-02-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的コ〔産業上の利用分野〕本発明はたとえば、ハガキなどの薄手の郵便物および結
婚式の招待状などの厚手の郵便物を搬送処理する郵便物
の処理装置に関する。

（従来の技術）郵便物の自動処理装置、特に、混合郵便物の自動処理を
行なう機構の供給機構には、諸方法が用いられているが
、いずれの場合にも、厚さ、重さなどが様々に異なった
郵便物を高速で処理するときには、−通ずつ送り出すべ
きところを誤って二連ずつ送り出す、いわゆる２通取り
のミスを発生することがしばしばある。

カード区分機や紙幣鑑別機などでは、取扱う媒体の厚み
を利用して二連取りかどうか判断することができるが、
郵便物では厚さが種々に異なるため、そのような手段を
用いることができない。

このため、従来の郵便物処理装置では第８図に示すよう
に、二枚剥し部と呼ばれる装置を搬送路の途中に設置し
ている。

すなわち、前記二枚剥し部は、上流の第１の搬送路１に
沿って設置された第１の空気吸引ベルト２と、この第１
の空気吸引ベルト２の吸着面２ａに対し所定角度をもっ
て吸引面３ａが設置された第２の空気吸引ベルト３から
なり、空気の吸引力と郵便物の剛性を利用して二枚の郵
便物を分離する機構である。

もし、二枚剥し部に入ってくる郵便物が二枚型なり合っ
ている場合には、−枚目は第１の空気吸引ベルト２の吸
着面２ａに吸われることにより湾曲し、二枚口の郵便物は吸い付ける力を受けぬまま、郵便物の
剛性により、直線的に移動し、第２の空気吸引ベルト３
の助けを借りて主搬送路から排除される。

ところで、郵便物のうちハガキなどの薄手のものは、静
電気の影響を受は易すく、二枚取りされる可能性が高い
。

このため、空気吸引ベルト２の曲面など二枚剥し部の構
造は、上記した薄手の郵便物の剛性を基準に設計されて
いる。

一方、近年増加傾向にある結婚式の招待状や厚物郵便物
などは、−通ずつがはっきりと、独立し二枚取りを生じ
難いが、二枚剥し部の通過時には郵便物自身の剛性が高
いために第１の空気吸引ベルト２の曲面に沿えず、−枚
であるにも拘らず排除されてしまう。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、従来においては、全ての郵便物を二枚剥
し部に通過させていたため、上記の結婚式の招待状や厚
物の郵便物は機械処理を諦めなければならないという問
題があった。

本発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的
とするところは、厚手の郵便物でも機械処理できるよう
にした郵便物の処理装置を提供しようとするものでる。

［発明の構成］（課題を解決するための手段）本発明は上記課題を解決するために、郵便物を搬送する
第１の搬送路と、この第１の搬送路の搬出端側に設けら
れ、２枚重ねの状態で前記第１の搬送路から搬出される
郵便物を分離する分離手段と、この分離手段によって分
離された郵便物を次行程に搬送する第２の搬送路と、前
記第１の搬送路と第２の搬送路とを前記分離手段をバイ
パスして接続する第３の搬送路と、前記第１の搬送路か
ら搬出される郵便物を前記分離手段あるいは前記第３の
搬送路へ選択的に案内するガイド手段とを具備してなる
ことを特徴とするものである。

（作用）たとえば、結婚式の招待状や厚手の郵便物の連続処理の
場合には、ガイド手段を切換え、分離手段をバイパスす
る搬送路によって郵便物を搬送処理する。

（実施例）以下、本発明を第１図乃至第７図に示す一実施例を参照
して説明する。

図中１１は第１の搬送路で、この第１の搬送路１１には
分離手段としての二枚剥し部１２を介して第２の搬送路
１３が接続されている。

上記第１および第２の搬送路１１．１３はローラ１４・
・・、１５・・・と、このローラ１４・・・１５・・・
に掛渡されたベルト１６．１７とによって構成されてい
る。

上記二枚剥し部１２は第１の空気吸引ベルト１８と、こ
の第１の空気吸引ベルト１８に対し所定角度を持って傾
斜された第２の空気吸引ベルト１９とによって構成され
ている。

上記第１および第２の空気吸引ベルト１８゜１９には多
数個の吸引孔２４・・・、２５・・・が穿設されている
。

また、２６．２７は上記第１および第２の空気吸引ベル
ト１８．１９の内側に設けられた吸引部で、これら吸引
部１８．１９により上記吸引孔１４・・・、２５・・・
を介して空気が吸引されるようになっている。

一方、上記第１の搬送路１１の搬出端側と、上記第２の
搬送路１３の搬入側とは第３の搬送路２８を介して接続
されている。この第３の搬送路２８はローラ２９・・・
と、これらローラ２９・・・に掛渡されたベルト３０と
によって構成されている。

さらに、上記第１の搬送路１１の搬出端側には、ガイド
手段としてのゲート３１が回動自在に設けられ、このゲ
ート３１の回動により、第１の搬送路１１から搬出され
る郵便物を二枚剥し部１２あるいは第３の搬送路２８に
選択的に案内するようになっている。

すなわち、第１の搬送路１１から搬出される郵便物が薄
い場合には、二枚剥し部１２に案内し、結婚式の案内状
や厚物郵便物の場合には第３の搬送路２８へ案内するよ
うになっている。

しかして、第７図に示すように、供給部３２より取り出
された郵便物は薄いハガキなどの通常の処理の場合には
、第１の搬送路１１から搬出される郵便物ｔは第２図に
示すように、ゲート３１が下方に回動し、二枚剥し部１
２に送られる。この二枚剥し部１２では第３図に示すよ
うに、第１の空気吸引ベルト１８の吸着面１８ａに郵便
物ｔが吸着されて搬送され、第４図に示すように、第２
の搬送路１３に送出されて搬送される。

ここで、もし、郵便物ｔが二枚型なって二枚剥し部１２
に送られてきた場合には、−枚目の郵便物ｔが第１の空
気吸引ベルト１８の吸着面１８ａに吸われて曲線運動し
、第２の搬送路１３へ向かうが、二枚口の郵便物ｔは郵
便物自身の剛性により直線運動し、第２の空気吸引ベル
ト１９に吸付けられ主搬送路から排除される。

一方、第１の搬送路１１から搬出される郵便物ｔが結婚
式の招待郵便物など剛性の強ものばかりの場合には、二
枚剥し部１２の上流のゲート３１が第５図に示すように
上方に回動し、第３の搬送路２８に送られ、二枚剥し部
１２をバイパスして第２の搬送路１３に搬送されて次行
程に送られることになる。

上述したように、二枚取りする虞れのない厚物の郵便物
は二枚剥し部１２をバイアスして第２の搬送路１３に直
接送り込むため、主搬送路から排除されることがなく、
機械処理が可能となる。

［発明の効果］以上説明したように、本発明によれば、従来の全ての郵
便物を二枚剥し部を通す方式では処理できなかったよう
な剛性の高い郵便物でも、ガイド手段の切換えにより、
二枚剥し部を通さずに処理を行なうことができるので、
従来なら機械処理を諦め人手で処理に回していた郵便物
も機械により効率よく処理をすることができるという効
果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第７図は本発明の一実施例を示すもので、第
１図は郵便物処理装置を示す概略的構成図、第２図乃至
第４図は薄手の郵便物の処理動作ぐしを示す説明図、第５図および第６は厚手の郵便物の処理
動作を示す説明図、第７図は郵便物の処理時の流れを示
すフローチャート図、第８図は従来の処理装置を示す斜
視図、第９図はその郵便物の流れを示すフローチャート
図である。１１・・・第１の搬送路、１２・・・分離手段、１３・
・・第２の搬送路、１８・・・第１の空気吸引ベルト、
１９・・・第２の空気吸引ベルト、２８・・・第３の搬
送路、３１・・・ガイド手段。第　１　図出願人代理人　弁理士　鈴江武彦第図第図第図第図

Claims

【特許請求の範囲】

郵便物を搬送する第１の搬送路と、この第１の搬送路の
搬出端側に設けられ、２枚重ねの状態で前記第１の搬送
路から搬出される郵便物を分離する分離手段と、この分
離手段によって分離された郵便物を次行程に搬送する第
２の搬送路と、前記第１の搬送路と第２の搬送路とを前
記分離手段をバイパスして接続する第３の搬送路と、前
記第１の搬送路から搬出される郵便物を前記分離手段あ
るいは前記第３の搬送路へ選択的に案内するガイド手段
とを具備してなることを特徴とする郵便物処理装置。