JPH0725084Y2 - 椅 子 - Google Patents

椅 子

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JPH0725084Y2
JPH0725084Y2 JP1988135858U JP13585888U JPH0725084Y2 JP H0725084 Y2 JPH0725084 Y2 JP H0725084Y2 JP 1988135858 U JP1988135858 U JP 1988135858U JP 13585888 U JP13585888 U JP 13585888U JP H0725084 Y2 JPH0725084 Y2 JP H0725084Y2
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JP
Japan
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guide
pin
groove
guide groove
locking
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JP1988135858U
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義明 畑中
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Aprica Kassai KK
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Aprica Kassai KK
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は腰掛部材の高さを任意に調節することができ
る機構を備えた椅子に関するものである。
〔従来の技術〕
腰掛部材の高さを任意に変えることができるこの種の椅
子としては、例えば次に示す構造のものが提案されてい
る。
幼児用椅子は第12図の斜視図に示すように、斜め上方に
向かって延びる前部脚部51と、この前部脚部51の後方か
ら同前部脚部51を支持する後部脚部52と、前部脚部51に
上下移動可能に取り付けられた腰掛部材53とから構成さ
れている。
前記前部脚部51は互いに平行に配置された左右一対の前
部側板54,55と、この両前部側板54,55を連結する連結部
材56とから構成されており、両前部側板54,55間には前
記腰掛部材53が配置されている。
前記腰掛部材53は左右一対の案内板57,58と、この案内
板57,58間の上部において回動不能に掛け渡された背部5
9と、前記案内板57,58間の背部59より下部に所定間隔を
おいて回動可能に取り付けられた肘掛け部60、座部61及
び脚掛け部62とから構成されている。
また、両前部側板54,55の対向する内側面にはこの前部
側板54,55の長手方向に向かって延びる案内溝63が設け
られており、両前部側板54,55の外側面にはロックピン6
4がこの前部側板54,55の内側面に対し出没可能に取り付
けられている。前記ロックピン64付近の断面を示す第13
図において前記腰掛部材53の案内板57,58の外側面には
前記案内溝63に移動可能に嵌合される突条65が設けられ
ており、その突条65よりも上部には前記ロックピン64が
挿入可能な透孔66が所定間隔をおいて複数設けられてい
る。
従って、案内板57,58に設けられた突条65が前記案内溝6
3に沿って移動することによって腰掛部材53を上下移動
させるとともに、前記透孔66にロックピン64を挿入係止
することによって腰掛部材53の位置が固定されるように
なっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、上記構成では、前記腰掛部材53を前部脚部51
に対して任意の高さに調節するには次に示すような面倒
な操作をしなければならない。
すなわち、先ず、前部側板54,55に設けたロックピン64
を第13図の2点鎖線で示す位置に後退させて案内板57,5
8の透孔66との係合を解除させるとともに、腰掛部材53
を上下方向のうちいずれか一方に移動させることによっ
ていま挿入していた透孔66とは別の透孔66を前記ロック
ピン64と対向させ、その後、前記ロックピン64を前進さ
せてそのロックピン64を透孔66に挿入係止させる。
そして、この操作は両方の前部側板54,55に設けられた
2個のロックピン64を同時に操作しなければならないた
め、必ず両手の操作が必要となる。しかも、ロックピン
64を両手で操作する場合には腰掛部材53を上下移動させ
ることができないため、これらの操作は一人でできない
という問題がある。
本考案は従来の技術の有するこのような問題点に鑑みて
なされたものであり、その目的とするところは、腰掛部
材の移動調節が片手で簡単にできるとともに、その移動
操作も大変スムーズに行え、さらには、不使用時に腰掛
部材をコンパクトにできて使い勝手のよい椅子を提供し
ようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記問題点を解決するため、互いに平行に配置
した一対の側板とこの両側板を連結する連結部材とから
脚部を構成するとともに、前記両側板間には少なくとも
座部と背部とから構成される腰掛部材を同側板に沿って
移動可能に配置し、前記側板と前記腰掛部材とのいずれ
か一方には前記移動方向に延びる案内溝を設けるととも
に、同案内溝にはこの案内溝の延設方向とは異なった方
向に延びる係止溝を一定間隔又は不規則的に複数設け、
他方には前記案内溝のみを移動可能な案内ピン及び規制
ピンと、前記案内溝を移動可能でしかも前記係止溝に係
入可能な係止ピンとを離隔して設け、前記案内ピンは案
内溝の幅よりも若干小さい直径を有する柱状に形成さ
れ、規制ピンは前記案内ピンよりも小径に形成され、両
ピンは前記案内ピンが係止溝に対向する案内溝へ位置し
たとき、規制ピンが係止溝と対向しない案内溝の内側面
に当接するように離間して設けたものである。
また、前記腰掛部材は一対の案内板間に固定された背部
と、この両案内板間に回動可能に取り付けられた座部及
び腰掛け部と、前記案内板に取り外し可能に取り付けら
れた肘掛け部とから構成されていることが好ましい。
〔作用〕
請求項1によれば、腰掛部材を脚部の側板に沿って移動
させると案内ピン、規制ピン及び係止ピンは案内溝を移
動する。その後、この腰掛部材が所望の高さに達し、係
止ピンがこの高さと対応する係止溝と対向する部分に位
置したとき、腰掛部材を係止ピンが係止溝に係入される
ように移動させれば、その係止溝に係入された係止ピン
によって腰掛部材はその位置が固定されるとともに、案
内溝に位置する案内ピンによって前記係止ピンを回動中
心とする腰掛部材の回動が防止される。従って、腰掛部
材のみを移動させるという簡単な操作で腰掛部材の脚部
に対する高さ調節が行える。
また、請求項1によれば、腰掛部材の移動中に案内ピン
が係止溝と対向する案内溝に位置したときには、この係
止溝に進入しようとするが、規制ピンが係止溝とは対向
しない案内溝の内側面に当接するので、前記案内ピンが
所望の高さ以外となる係止溝に誤って入ってしまうこと
が防止され、ひいては腰掛部材を大変スムーズに移動さ
せることができる。
また、請求項2によれば、不使用時、前記腰掛部材の座
部及び脚掛け部を回動させるとともに、肘掛け部を取り
外せば、腰掛部材はコンパクトなものとなるので、非常
に使い勝手がよい。
〔第一実施例〕
以下、この考案を幼児用椅子に具体化した第一実施例を
第1図〜第8図に従って説明する。
第1図は幼児用椅子全体を示す斜視図である。又、第2
図は第1図の正面図、第3図は第1図の背面図である。
第4図は第1図の腰掛部材の略中央部で切断した状態を
示す側断面図、第5図は第4図において案内溝部分を示
すように切断した状態を示す側断面図である。さらに、
第6図は第5図の腰掛部材を移動させた状態を示す側断
面図である。さらに、第7図は折り畳んだ状態を示す正
面図、第8図は折り畳んだ状態の側断面図である。
この幼児用椅子は第1図の斜視図に示すように全体が木
製材料にて形成されるとともに、大きく分けて斜め上方
に向かって延びる前部脚部1と、この前部脚部1の後方
から同脚部1を支持する後部脚部2と、前部脚部1に上
下移動可能に取り付けられた腰掛部材3とから構成され
ている。
前部脚部1は互いに平行に配置された左右一対の前部側
板5,6と、この両前部側板5,6間に掛け渡された第4図の
中央部断面に示すように上部連結部材7及び下部連結部
材9とから構成されている。
後部脚部2は第1図に示すように前部側板5,6と同一の
幅に配置された左右一対の後部側板11,12と、この両後
部側板11,12間に第1,4図に示すように掛け渡された上
部、中間部及び下部連結部材13,14,15とから構成されて
おり、前部脚部1の上部連結部材7と後部脚部2の上部
連結部材13とがヒンジ16によって回動可能に連結されて
いる。
腰掛部材3は第1図に示すように外側面が前部側板5,6
の内側面に摺接する程度の幅を持って対向する左右一対
の案内板18,19と、両案内板18,19間の上部に回動不能に
掛け渡された平板状の背部20と、同じくこの背部20の斜
め下前方に掛け渡された座部支持部材21と、両案内板1
8,19間の下端に回動不能に掛け渡された脚掛け部25の支
持部材22とから要部が構成されている。
また、前記座部支持部材21には第3,4図に示すように平
板状の座部23がヒンジ24によって回動可能に取り付けら
れており、第1図、第4図及び第5図に示すように、座
部23を回転させた使用状態では、この座部23の基端上面
が背部20の下端と当接して前記座部23が地面(図示な
し)と略平行になるようになっている。前記案内板18,1
9間の脚掛け部支持部材22の直ぐ上部には第3,4図に示す
ように平板状の脚掛け部25が回動可能に軸着されてお
り、脚掛け部25を回転させた使用状態(第1図、第4図
及び第5図に示す)では、この脚掛け部25の基端下面が
脚掛け部支持部材22の上面と当接して前記脚掛け部25が
地面(図示なし)と略平行になるようになっている。
前記背部20の中央部には第3,4図に示すように隅丸四角
状の開口部26が設けられており、この開口部26には幼児
がこの部分にもたれたときにクッション性を与えるため
のネット27が張設されている。また、背部20の上部には
この腰掛部材3を手で持ち易いように把手孔28が透設さ
れている。
前記背部20の左右両端中央部には第2,3図に示すように
凹状の切欠部29が設けられるとともに、この切欠部29と
対向する案内板18,19の内側面には2個の円柱状の突部3
0,31が背部20を挟んだ前後位置に突出形成されている。
前記切欠部29には左右一対の腕部33とその腕部33の先端
に取り付けられた皿部34とから構成される肘掛け部35の
前記腕部33が挿入されるとともに、第4図に示すように
同腕部33には前記両突部30,31のうち、前側の突部30を
挿入する挿入溝36が同腕部33の外側面から斜め上前方に
向かって設けられている。従って、前記肘掛け部35を斜
め上前方からこの切欠部29に挿入して前側の突部30を前
記挿入溝36に挿入するとともに、この突部30を中心とし
て肘掛け部35を下方に回動させれば、第4図に示すよう
に後側の突部31が腕部の上面に当接し、肘掛け部35が使
用状態における座部23及び脚掛け部25と略平行な状態で
腰掛部材3に対して固定されるようになっている。
前記皿部34の下面にはシートベルト37(第1図のみに図
示)の基端が取り付けられており、その先端は図示しな
い固定手段を介して第2図に示す座部23の下面に設けら
れた固定金具38に固定されるようになっている。
次に、前記腰掛部材3を前部脚部1上で位置調節可能に
上下移動させる構造について説明する。
第1図、第4図、第5図及び第6図に示すように、前記
両前部側板5,6の対向する内側面にはこの前部側板5,6の
立設方向と略平行に延びる案内溝41が設けられており、
この案内溝41には略下方に向かって延びるU字状の係止
溝42が所定間隔をおいて複数個(本実施例では5個とし
た)設けられている。
前記両案内板18,19の外側面には第2,3,5図に示すように
前記案内溝の幅よりも若干小さい直径で係止溝42に係入
可能な円筒状の係止ピン43が設けられており、その斜め
下前方には係止ピン43と同一形状をなす案内ピン44が設
けられている。前記両案内板18,19の係止ピン43と案内
ピン44との間には規制ピン45が設けられており、腰掛部
材3を移動させて案内ピン44が前記係止溝42と対向する
案内溝41に位置したとき、規制ピン45が係止溝42と対向
しない案内溝41の内側面(第4図〜第6図における右側
面をいう)に当接してこの案内ピン44が係止溝42に侵入
しないように互いに離間して設けられている。
次に、以上のように構成された第一実施例の作用・効果
を説明する。
先ず、第5図に示す使用状態の腰掛部材3の前部脚部1
に対する高さを低く調節しようとする場合には、腰掛部
材3の把手孔28を手で握り、同腰掛部材3を斜め上前方
(第5図の矢印Pで示す)に移動させる。すると、前記
係止ピン43が係止溝42から案内溝41へ移動するため、腰
掛部材3は第6図に示すように、前方へ若干傾斜した状
態で前記案内溝41に沿って移動可能となる。そして、こ
の状態の腰掛部材3を前記案内溝41に沿って斜め下前方
(第6図の矢印Qで示す)に移動させ、腰掛部材3が所
望の高さとなったときにこの腰掛部材3を斜め下後方
(第5図の矢印Pの逆方向をいう)へ移動させれば、腰
掛部材3はその係止ピン43が前記所望の高さに対応する
係止溝42に係入される。
ところで、前記係止ピン43が案内溝41に位置するとき、
腰掛部材3はこの係止ピン43を回動中心とするので、前
記係止ピン43より下方に位置する規制ピン45及び案内ピ
ン44は前記腰掛部材3の自重により前記係止ピン43を回
動中心として第6図において左回り(反時計回り)方向
に回動しようとする。このため、腰掛部材3の移動中に
前記案内ピン44が係止溝42と対向する案内溝41に位置し
たときには、この係止溝42に侵入しようとする。ところ
が、前記案内ピン44が係止溝42と対向する案内溝41に位
置したときには係止ピン43と案内ピン44との間に設けら
れた規制ピン45が係止溝42とは対向しない案内溝41の内
側面に当接するようになっているので、前記案内ピン44
が前述した所望の高さ以外となる係止溝42に誤って入っ
てしまうことを防止でき、ひいては前記腰掛部材3を大
変スムーズに移動させることができる。
また、係止ピン43が第5図に示すように係止溝42に係入
されたとき、案内ピン44が案内溝41に位置するため、腰
掛部材3が係止ピン43を回転中心として回動することを
防止できる。
従って、腰掛部材3の高さ調節が片手で簡単にできると
ともに、従来のように前側側板にロックピンを設ける必
要がないため、見栄えもよい。
また、この幼児用椅子は後部脚部2、脚掛け部25及び座
部23が回動可能で、しかも肘掛け部35が取り外し可能と
なっているため、不使用時には第7図及び第8図の折り
畳み状態に示すようにコンパクトにすることができ、非
常に使い勝手がよい。
また、肘掛け部35にシートベルト37の基端を取り付け、
その先端を固定手段を介して座部23の裏面の固定金具38
で固定するようにしたため、座ったときにシートベルト
37が邪魔になることはなく、見栄えもよい。
〔第二実施例〕
次に、本考案の第二実施例を第9図及び第10図に従って
説明する。
この実施例は案内ピン44と規制ピン45との位置関係を変
更するとともに、係止溝42の形状を変更した点において
前記第一実施例と異なっている。
すなわち、第9図に示すように前記案内ピン44の斜め下
前方には前記規制ピン45が設けられており、前記腰掛部
材3を移動させて案内ピン44が第10図に示すように前記
係止溝42と対向する案内溝41に位置したとき、規制ピン
45が係止溝42と対向しない案内溝41の内側面に当接して
この案内ピン44が係止溝42に侵入しないように互いに離
間して設けられている。
また、前記係止溝42は全体がほぼ逆L字状に形成される
とともに、この係止溝42と案内溝41との連結部分46がな
だらかな円弧状に形成されている。
そして、この第二実施例も前記第一実施例と同様な作用
・効果を奏するとともに、規制ピン45を案内ピン44より
も斜め前下方に位置させたことにより、腰掛部材3の移
動中に案内ピン44が係止溝42と対応する案内溝41に位置
しても案内ピン44よりも斜め前下方に位置する規制ピン
45が案内溝41の内側面に当接して案内ピン44の左回り方
向への回動を規制するので、前記案内ピン44が係止溝42
の縁部に引っ掛かることを確実に防止でき、ひいては前
記腰掛部材3をさらにスムーズに案内溝41に沿って移動
させることができる。これは、前記第一実施例において
は、第5図に示すように規制ピン45が案内ピン44よりも
上側に位置しているので、この規制ピン45が案内溝41の
内側面に当接しても回動中心となる係止ピン43からの距
離が規制ピン45までの距離よりも長くなる案内ピン44
は、左回り方向への変位量が規制ピン45の変位量よりも
多くなって案内ピン44の一部が係止溝42の縁部に引っ掛
かり易いためである。
また、第9,10図に示すように前記係止溝42を全体がほぼ
逆L字状となるように形成したことにより、この係止溝
42から係止ピン43を取り出すときに第9図の矢印Rに示
すように略U字状に腰掛部材3を移動させなければなら
ないが、係止溝42と係止ピン43との係合を確実に行うこ
とができるので、例えば第9図において斜め下後方から
腰掛部材3を押圧しても簡単に前記係合が外れることは
ない。
さらには、係止溝42の案内溝41との連結部分46をなだら
かな円弧状とすることにより、この連結部分46に前記係
止ピン43、案内ピン44及び規制ピン45の何れかが引っ掛
かったときの衝撃を分散することができるので、この部
分が破損することを防止でき、ひいては幼児用椅子全体
としての寿命を長くすることができる。
なお、本考案は前記各実施例に限定されるものではな
く、例えば次に示すように変更して具体化することもで
きる。
(1)案内板18,19に案内溝41及び係止溝42を設け、前
部側板5,6に係止ピン43、規制ピン45及び案内ピン44を
設けること。
(2)腰掛部材3を後部脚部2に移動可能に設けるこ
と。
(3)第11図に示すように肘掛け部35を皿部34のないも
とすること。
(4)第7図及び第8図の不使用状態において前部側板
5,6と後部側板11,12とを連結する連結機構を設けるこ
と。
(5)座部23と座部支持部材21との間に座部23の使用状
態においてその回転を防止する機構を設けること。
(6)係止ピン43と規制ピン45及び案内ピン44との位置
関係を本実施例とは逆の規制ピン45及び案内ピン44が係
止ピン43よりも上部に位置するようにすること。
(7)幼児用椅子を本実施例の木製材料以外の合成樹脂
材料又は金属材料で形成すること。
(8)本実施例では幼児用椅子に具体化したが、その
他、一般的に使用される椅子に具体化してもよい。
〔考案の効果〕
本考案は、上述のとおり構成されているので、次に示す
効果を奏する。
請求項1においては、腰掛部材の移動調節が片手で簡単
にできるとともに、腰掛部材の移動操作が大変スムーズ
に行える。
請求項2においては、前記請求項1の効果に加え、不使
用時に腰掛部材をコンパクトにできるので、大変使い勝
手がよい。
【図面の簡単な説明】 第1図〜第8図は本考案を具体化した第一実施例を示
し、第1図は幼児用椅子の斜視図、第2図は第1図の正
面図、第3図は第1図の背面図、第4図は第1図の腰掛
部材の略中央部で切断した状態を示す側断面図、第5図
は第4図において案内溝部分を示すように切断した状態
を示す側断面図、第6図は第5図の腰掛部材を移動させ
た状態を示す側断面図、第7図は不使用状態を示す正面
図、第8図は第7図において案内溝部分を示すように切
断した側断面図、第9図及び第10図は本考案を具体化し
た第二実施例を示し、第9図は案内溝部分を示すように
切断した状態を示す側断面図、第10図は第9図の腰掛部
材を移動させた状態を示す側断面図、第11図は別例を示
す斜視図、第12図及び第13図は従来例を示し、第12図は
その斜視図、第13図は第12図の部分拡大断面図である。 前部脚部1、腰掛部材3、前部側板5,6、連結部材7、
案内板18,19、背部20、座部23、脚掛け部25、肘掛け部3
5、案内溝41、係止溝42、係止ピン43、案内ピン44、規
制ピン45。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに平行に配置した一対の側板(5,6)
    と、この両側板(5,6)を連結する連結部材(7,9)とか
    ら脚部(1)を構成するとともに、前記両側板(5,6)
    間には少なくとも座部(23)と背部(20)とから構成さ
    れる腰掛部材(3)を同側板(5,6)に沿って移動可能
    に配置し、前記側板(5,6)と前記腰掛部材(3)との
    いずれか一方には前記移動方向に延びる案内溝(41)を
    設けるとともに、同案内溝(41)にはこの案内溝(41)
    の延設方向とは異なった方向に延びる係止溝(42)を一
    定間隔又は不規則的に複数設け、他方には前記案内溝
    (41)のみを移動可能な案内ピン(44)及び規制ピン
    (45)と、前記案内溝(41)を移動可能でしかも前記係
    止溝(42)に係入可能な係止ピン(43)とを離間して設
    け、前記案内ピン(44)は案内溝(41)の幅よりも若干
    小さい直径を有する柱状に形成され、規制ピン(45)は
    前記案内ピン(44)よりも小径に形成され、両ピン(4
    4,45)は前記案内ピン(44)が係止溝(42)に対向する
    案内溝(41)へ位置したとき、規制ピン(45)が係止溝
    (42)と対向しない案内溝(41)内側面に当接するよう
    に離間して設けられていることを特徴とする椅子。
  2. 【請求項2】前記腰掛部材(3)は一対の案内板(18,1
    9)間に固定された背部(20)と、この両案内板(18,1
    9)間に回転可能に取り付けられた座部(23)及び腰掛
    け部(25)と、前記案内板(18,19)に取り外し可能に
    取り付けられた肘掛け部(35)とから構成されているこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に記載の
    椅子。
JP1988135858U 1987-10-23 1988-10-18 椅 子 Expired - Lifetime JPH0725084Y2 (ja)

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