JP2012096000A - 取り外し可能なフットレストを有する子供椅子 - Google Patents

Abstract

【課題】取り外し可能なフットレストを有する子供椅子を提供する。
【解決手段】取り外し可能なフットレストを有する子供椅子が本発明において開示される。子供椅子は、支持フレームと、シートとを含む。シートは、子供を支持するために支持フレーム上に配置される。シートは、シート本体と、シート本体に接続されるレッグレスト機構とを含む。レッグレスト機構は、下向きプレートと、フットレストとを含み、少なくとも１つの第一スロットが下向きプレート上に形成され、少なくとも１つの第二スロットがフットレスト上には形成される。フットレスト上の第二スロットは、フットレストを下向きプレート上に固定するよう、下向きプレート上の第一スロットと係合するためにある。
【選択図】図２

Description

本発明は子供椅子に関し、より具体的には、取り外し可能なフットレストを有する子供椅子に関する。

従来的な子供椅子は、便利な操作性及び高い安全基準のような機能においてのみならず、審美的なデザインにおいても特徴付けられる。一般的には、従来的な子供椅子は、子供の両足を快適に支持するためのフットレストを含む。子供が徐々に大きくなるに応じて、従来的な子供椅子の固定的に位置付けられるフットレストは、子供の身長（高さ）の増大に適合し得ない。よって、成長する子供に適合し得る子供椅子の設計は、子供用品産業の重要な問題である。

本発明は、上記欠点を解決するために、取り外し可能なフットレストを有する子供椅子を提供する。

請求される本発明によれば、子供椅子は、支持フレームと、子供を保持するために支持フレームに配置されるシートと、シートに接続されるレッグレスト機構とを含む。レッグレスト機構は、下向きプレートと、フットレストとを含み、下向きプレートには、少なくとも１つの第一スロットが形成され、フットレストには、少なくとも１つの第二スロットが形成され、第二スロットは、フットレストが下向きプレートに取り外し可能に固定されるよう、下向きプレートの第一スロットと係合するためにある。

請求される本発明によれば、複数の第一スロットが下向きプレートに形成され、フットレストの第二スロットは、フットレストとシートとの間の距離を調節するために、対応する第一スロットと選択的に係合される。

本発明の子供椅子は、取り外し可能なフットレスト機構を有する。子供が本発明の子供椅子に座るときに、子供がフットレスト（ペダル）の上に脚を快適に置き得るよう、フットレストとシートとの間の距離を（身長及び脚の長さの増大のような）子供の成長に従って調節し得る。

様々な図及び図面中に例証される好適実施態様の以下の詳細な記載を判読した後、本発明のこれらの及び他の目的は、当業者に疑いなく明らかになるであろう。

本発明の実施態様に従った子供椅子を示す分解図である。 本発明の実施態様に従った子供椅子を示す組立図である。 本発明の実施態様に従った下向きプレートを示す概略図である。 本発明の実施態様に従ったフットレストを示す概略図である。 本発明の実施態様に従ったフットレストを異なる視野から示す概略図である。 本発明の実施態様に従った下向きプレート及びフットレストを示す組立図である。 本発明の他の実施態様に従った下向きプレート及びフットレストを示す概略図である。

図１及び２を参照。図１は、本発明の実施態様に従った子供椅子１０の分解図である。図２は、本発明の実施態様に従った子供椅子１０の組立図である。子供が子供椅子の上に座るときに、子供がフットレストに快適に足を置き得るよう、子供椅子１０のフットレストとシートとの間の距離を、子供の身長又は脚の長さに従って調節し得る。子供椅子１０は、支持フレーム１２と、シート１４とを含む。シート１４は支持フレーム１２の上に配置され、支持フレーム１２に対するシート１４の高さが子供の大きさに従って調節されるので、ベビーシッターは便宜に子供を世話し得る。シート１４は、本体１５と、本体１５の正面に接続されるレッグレスト（足掛け）機構１６とを含む。

図３乃至５を参照。図３は、本発明の実施態様に従った下向きプレート１８の概略図である。図４及び５は、本発明の実施態様に従った異なる視野におけるフットレスト（足掛け）２０の概略図である。図２、３、４、及び、５を参照。レッグレスト機構１６は、下向きプレート１８と、フットレスト２０とを含み、下向きプレート１８には、少なくとも１つの第一スロット１８１が形成され、フットレスト２０には、少なくとも１つの第二スロット２０１が形成される。例えば、フットレスト２０は、ペダルであり得る。一般的には、下向きプレート１８に複数の第一スロット１８１を形成し得る。下向きプレート１８を本体１５に固定してもよいし、或いは、本体１５に旋回可能に接続してもよい。子供の身長又は脚の長さに適合してフットレスト２０と本体１５との間の距離を調節するために、フットレスト２０上の第二スロット２０１を下向きプレート１８上の対応する第一スロット１８１と係合し得る。

図６を参照。図６は、本発明の実施態様に従った下向きプレート１８及びフットレスト２０の組立図である。好ましくは、フットレスト２０の高さを調節するために、本発明の下向きプレート１８は、２つ又は３つの第一スロット１８１を含み得る。図３、４、及び、５に示されるように、下向きプレート１８に３つの第一スロット１８１を形成し得る。各第一スロット１８１の長さＬ１は、下向きプレート１８の幅Ｗ１の半分と実質的に等しくてもよく、各第一スロット１８１の幅Ｗ２は、フットレスト２０の厚さＴ１と実質的に等しくてもよい。図４及び５に示されるように、第二スロット２０１の長さＬ２は、フットレスト２０の長さＬ３の半分と実質的に等しくてもよく、第二スロット２０１の幅Ｗ３は、下向きプレート１８の厚さＴ２と実質的に等しくてもよい。第一スロット１８１を第二スロット２０１と係合するために、第一開口１８２を第二開口２０２と整列することによって、フットレスト２０が下向きプレート１８と交差し得るよう、第一スロット１８１は、下向きプレート１８の側面に形成される第一開口１８２を含み、第二スロット２０１は、フットレスト２０の側面に形成される第二開口２０２を含み得る。加えて、子供を支持するフットレスト２０の荷重強度を増大するために、フットレスト２０が下向きプレート１８に固定されるときに下向きプレート１８の正面１８４に接触するよう、（図５に示されるような）接触部分２０３をフットレスト２０の底面２２に配置し得る。本発明の下向きプレート１８に対する第一スロット１８１の量及び配置は、上述の実施態様に限定されず、設計要求に依存する。

第一スロット１８１及び第二スロット２０１の長さは、それぞれ、下向きプレート１８及びフットレスト２０の半分でなくてもよいことが述べられなければならない。図７を参照。図７は、本発明の他の実施態様に従った下向きプレート１８及びフットレスト２０の概略図である。下向きプレート１８の幅はフットレスト２０の長さと実質的に等しくあり得るので、この実施態様では、図７に示されるように、第一スロット１８１の長さと第二スロット２０１の長さの合計は、下向きプレート１８の幅（又はフットレスト２０の長さ）と実質的に等しくあり得る。例えば、（図１に示されるように）フットレスト２０が下向きプレート１８と交差されるときに、フットレスト２０の側面２４が下向きプレート１８の側面１８６と整列し得るよう、第一スロット１８１の長さＬ４は、下向きプレート１８の幅Ｗ４の３分の１と等しくてもよく、第二スロット２０１の長さＬ５は、フットレスト２０の長さＬ６の３分の２と等しくてもよい。本発明は上述の実施態様に限定されず、例えば、フットレスト２０の他の側面２４を下向きプレート１８の側面１８６と整列することは不要である。

更に、図１及び図２に示されるように、支持フレーム１２は、第一脚部１２１と、第二脚部１２３と、折畳み機構１２５とを含み得る。子供椅子１０の容積を最小限化するよう、第一脚部１２１に対して第二脚部１２３を折り畳むために、折畳み機構１２５は、第一脚部１２１と第二脚部１２３との間に接続される。シート１４の本体１５は、シート部分１５１と、シート部分１５１の後方縁部に配置されるバックレスト（背もたれ）１５３とを含み得る。子供椅子１０は、支持フレーム１２に配置されるトレイ２２を更に含み得る。子供がシート１４から落下するのを防止するために、バックレスト１５３及びトレイ２２は、子供がシート部分に座るときに子供を拘束し得る。

従来技術と比較すると、本発明の子供椅子は、取り外し可能なフットレスト機構を有する。フットレストとシートとの間の距離を（身長及び脚の長さの増大のような）子供の成長に従って調節し得るので、子供が本発明の子供椅子に座るとき、子供はフットレスト（ペダル）の上に脚を快適に置き得る。

当業者は、本発明の教示を維持しながら装置及び方法の数多くの変更及び変形を行い得ることを直ちに観察するであろう。

１０ 子供椅子 (child high chair)
１２ 支持フレーム (supporting frame)
１４ シート (seat)
１５ 本体 (main body)
１６ レッグレスト機構 (leg-rest mechanism)
１８ 下向きプレート (downward plate)
２０ フットレスト (footrest)
２２ トレイ (tray)
２２ 底面 (bottom surface)
２４ 側面 (lateral side)
１２１ 第一脚部 (first leg)
１２３ 第二脚部 (second leg)
１２５ 折畳み機構 (folding mechanism)
１５１ シート部分 (seat portion)
１５３ バックレスト (backrest)
１８１ 第一スロット (first slot)
１８２ 第一開口 (first opening)
１８４ 正面 (front surface)
１８６ 側面 (lateral side)
２０１ 第二スロット (second slot)
２０２ 第二開口 (second opening)
２０３ 接触部分 (contacting portion)

Claims (11)

1. 支持フレームと、
   子供を支持するために前記支持フレームに配置されるシートと、
   該シートに接続されるレッグレスト機構とを含む、
   子供椅子であって、
   該レッグレスト機構は、下向きプレートと、フットレストとを含み、
   前記下向きプレートには、少なくとも１つの第一スロットが形成され、前記フットレストには、少なくとも１つの第二スロットが形成され、
   該第二スロットは、前記フットレストが前記下向きプレートに取り外し可能に固定されるよう、前記下向きプレートの前記第一スロットと係合する、
   子供椅子。
2. 複数の第一スロットが前記下向きプレートに形成され、前記フットレストの前記第二スロットは、前記フットレストと前記シートとの間の距離を調節するために、対応する前記第一スロットと選択的に係合される、請求項１に記載の子供椅子。
3. 前記フットレストが前記下向きプレートに固定されるときに、前記下向きプレートに接触するよう、接触部分が前記フットレストの底面に配置される、請求項１に記載の子供椅子。
4. 前記第一スロットは、前記下向きプレートの側面に形成される第一開口を含み、前記第二スロットは、前記フットレストの側面に形成される第二開口を含み、前記第一開口を前記第二開口と整列することによって、前記フットレストは、前記下向きプレートと交差される、請求項１に記載の子供椅子。
5. 前記第一スロットの長さは、前記下向きプレートの幅の半分と実質的に等しい、請求項１に記載の子供椅子。
6. 前記第二スロットの長さは、前記フットレストの長さの半分と実質的に等しい、請求項１に記載の子供椅子。
7. 前記第一スロットの幅は、前記フットレストの厚さと実質的に等しい、請求項１に記載の子供椅子。
8. 前記第二スロットの幅は、前記下向きプレートの厚さと実質的に等しい、請求項１に記載の子供椅子。
9. 前記シートは、シート部分と、該シート部分の後方縁部に配置されるバックレストとを含む、請求項１に記載の子供椅子。
10. 前記支持フレームに配置されるトレイを更に含む、請求項１に記載の子供椅子。
11. 前記支持フレームは、第一脚部と、第二脚部と、前記第一脚部に対して前記第二脚部を折り畳むために、前記第一脚部と前記第二脚部との間に接続される折畳み機構とを含む、請求項１に記載の子供椅子。

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