JPH07250316A - データ伝送装置 - Google Patents

データ伝送装置

Info

Publication number
JPH07250316A
JPH07250316A JP6042585A JP4258594A JPH07250316A JP H07250316 A JPH07250316 A JP H07250316A JP 6042585 A JP6042585 A JP 6042585A JP 4258594 A JP4258594 A JP 4258594A JP H07250316 A JPH07250316 A JP H07250316A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
information
access
request
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6042585A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Funabashi
保弘 船橋
Kazunori Igami
和典 伊神
Yukie Hasegawa
幸江 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
Original Assignee
EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EKUSHINGU KK, Brother Industries Ltd, Xing Inc filed Critical EKUSHINGU KK
Priority to JP6042585A priority Critical patent/JPH07250316A/ja
Priority to TW084212961U priority patent/TW321310U/zh
Priority to US08/402,377 priority patent/US5691915A/en
Priority to CN95114808A priority patent/CN1123501A/zh
Priority to EP95301659A priority patent/EP0673165A1/en
Publication of JPH07250316A publication Critical patent/JPH07250316A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/16Analogue secrecy systems; Analogue subscription systems
    • H04N7/173Analogue secrecy systems; Analogue subscription systems with two-way working, e.g. subscriber sending a programme selection signal
    • H04N7/17309Transmission or handling of upstream communications
    • H04N7/17336Handling of requests in head-ends
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q20/00Payment architectures, schemes or protocols
    • G06Q20/08Payment architectures
    • G06Q20/10Payment architectures specially adapted for electronic funds transfer [EFT] systems; specially adapted for home banking systems
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q20/00Payment architectures, schemes or protocols
    • G06Q20/08Payment architectures
    • G06Q20/20Point-of-sale [POS] network systems
    • G06Q20/204Point-of-sale [POS] network systems comprising interface for record bearing medium or carrier for electronic funds transfer or payment credit
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/16Analogue secrecy systems; Analogue subscription systems
    • H04N7/173Analogue secrecy systems; Analogue subscription systems with two-way working, e.g. subscriber sending a programme selection signal
    • H04N7/17309Transmission or handling of upstream communications
    • H04N7/17318Direct or substantially direct transmission and handling of requests

Abstract

(57)【要約】 【目的】 端末装置側において、センターから得ようと
するデータをより短時間で的確に選択することが可能な
データ伝送装置を提供する。 【構成】 カラオケ端末装置5でセンター3に対して所
望のカラオケ曲の仮アクセスを要求すると(S38
0)、そのカラオケ曲のサビの部分のデータのみがセン
ター3から送られ、カラオケ端末装置5側にて再生され
る(S400)。そこでかカラオケ端末装置5は使用者
に対して有料確認を行い(S410)、課金がなされた
場合にはセンター3に対して本アクセスを要求し(S3
40)、曲データを受信して(S350)、それを再生
する(S360)。それにより、使用者は必要としない
カラオケ曲を誤ってアクセスすることなく、必要とする
カラオケ曲のみを短時間で的確に取得することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中央制御装置と複数の
端末装置とが伝送回線にて接続され、中央制御装置から
端末装置に画像情報及び/又は音声情報を含んだ情報デ
ータを送信可能なデータ伝送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えばケーブルテレビ(CA
TV)システムを利用した映画の配給やカラオケシステ
ムなどのように、センター(中央制御装置)と複数の端
末装置とを伝送回線にて接続し、端末装置側の要求に応
じて、センターから端末装置に各種情報(例えば映画や
カラオケ、文字画サービスなど)を含んだ情報データを
送信するデータ伝送装置が知られている。このようなデ
ータ伝送装置システムは、個々の端末装置が映画ソフト
やカラオケソフトなどの情報データを予め記憶しておく
記憶装置などを持たなくても良いため、端末装置の構成
が非常に簡素になるなどの利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のデータ伝送装置においては、端末装置側での利用者
がソフトを選択した場合に以下のような問題があった。 選択したソフトの内容を利用者が知っている場合に
は別であるが、そうでない場合には選択ソフトが期待し
たものか否かの判断が早期にできず、例えば映画なら最
後まで見て期待と違っていたと感じることがある。つま
り最終的には気に入らなくても内容を最後まで見てから
(あるいはある程度途中まで見てから)でないと判断で
きないことが多い。
【0004】 特にそれらのソフトを有料で利用する
場合には、期待した内容と違っていた場合の経済的な損
失感が大きくなる。 これらの問題が生じる大きな原因としては、主にソフト
のタイトル(映画の題名やカラオケ曲名等)だけで選択
し、内容を実際に見ることができないことが挙げられ
る。これに対して、例えばCATVにおける有料番組に
おいて一定時間無料で視聴できるサービスが実現されて
いる。これは、有料チャンネルが選択されると、その有
料チャンネルを一定時間無料で視聴させ、その後その選
択されたチャンネルが有料であることを知らせるテロッ
プを流し、有料ボタン等が押下されると引続きその有料
チャンネルを視聴可とすると共に課金状態に入るという
ものである。
【0005】しかし、この有料チャンネルを一定時間無
料で視聴させる方式でも、単にそのソフトの一部(例え
ば映画であれば頭から一定時間)を知ることができるだ
けであり、それだけでそのソフトが期待に沿ったものな
のか否かを判断することは非常に困難である。
【0006】本発明は、上述の課題を解決するためにな
されたものであり、端末装置において中央制御装置から
画像情報及び/又は音声情報を含んだ情報データを得る
際に、より期待に沿った内容の情報データを選択できる
ようにして、不要な選択のし直し等を防止することので
きるデータ伝送装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に成された請求項1記載のデータ伝送装置は、図1の基
本構成図に例示するように、画像情報及び/又は音声情
報を含んだ情報データを所定のデータ単位毎に区分して
記憶するデータ記憶手段M1を有する中央制御装置M2
と複数の端末装置M3とが伝送回線にて接続され、該中
央制御装置M2から端末装置M3に上記情報データを送
信可能なデータ伝送装置において、上記データ記憶手段
M1に記憶された上記所定のデータ単位の情報データ
は、そのデータ内の所定部分が該情報データの内容を端
的に示す仮アクセスデータとして設定されており、上記
端末装置M3は、上記データ記憶手段M1に記憶されて
いる情報データの中から上記所定のデータ単位別に1つ
以上の所望の情報データを選択するデータ選択手段M4
と、該データ選択手段M4によって選択された情報デー
タの仮アクセスを要求する仮アクセス要求手段M5と、
上記データ選択手段M4によって選択された情報データ
の本アクセスを要求する本アクセス要求手段M6と、上
記仮アクセス要求及び本アクセス要求に応じ、上記中央
制御装置M2から送信されてきた情報データに基づい
て、上記仮アクセスデータのみ、あるいは上記所定のデ
ータ単位の情報データ全体を再生して上記画像情報及び
/又は音声情報を出力する出力手段M7とを備えたこと
を特徴とする。
【0008】上記情報データの内容を端的に示す仮アク
セスデータとしては、例えば情報データがカラオケ曲デ
ータであれば曲のサビの部分等を設定したり、情報デー
タが映画データであれば映画のクライマックスシーン等
を設定することが考えられる。そして、特に映画におけ
る仮アクセスデータとして例えば計1分間のデータを設
定する場合には、例えば2時間の映画の内の連続する1
分間を必ずしも設定しなければならないのではなく、前
半の見せ場と後半の見せ場を30秒ずつ設定しておき、
2つ合わせて1つの仮アクセスデータとすることも考え
られる。
【0009】また、請求項2記載のデータ伝送装置は、
上記請求項1に記載のデータ伝送装置において、上記仮
アクセス要求手段M5は、上記データ選択手段M4によ
って選択された情報データの仮アクセスを上記中央制御
装置M2に対して要求し、上記本アクセス要求手段M6
は、上記データ選択手段M4によって選択された情報デ
ータの本アクセスを上記中央制御装置M2に対して要求
し、上記出力手段M7は、上記仮アクセス要求及び本ア
クセス要求に応じて上記中央制御装置M2から送信され
た上記仮アクセスデータのみあるいは上記所定のデータ
単位の情報データ全体を再生して、上記画像情報及び/
又は音声情報を出力するよう構成されたことを特徴とす
る。
【0010】一方、請求項3記載のデータ伝送装置は、
上記請求項1に記載のデータ伝送装置において、上記端
末装置M3はさらに、上記データ選択手段M4による選
択に従って上記中央制御装置から送信された情報データ
を一時記憶する一時記憶手段を備え、上記出力手段M7
は、上記仮アクセス要求及び本アクセス要求に応じて、
上記中央制御装置M2から送信されて上記一時記憶手段
に記憶されている上記所定のデータ単位の情報データの
内、上記仮アクセスデータのみ、あるいは上記所定のデ
ータ単位の情報データ全体を再生して上記画像情報及び
/又は音声情報を出力するよう構成されていることを特
徴とする。
【0011】請求項4記載のデータ伝送装置は、上記請
求項1に記載のデータ伝送装置において、上記本アクセ
ス要求手段M6によって上記選択された情報データの本
アクセスが要求された場合に、所定の課金処理を行う課
金処理手段を備えたことを特徴とする。
【0012】
【作用】上記のように構成された請求項1記載のデータ
伝送装置によれば、中央制御装置M2のデータ記憶手段
M1には、データ内の所定部分が情報データの内容を端
的に示す仮アクセスデータとして設定された所定のデー
タ単位の情報データを記憶している。そして、端末装置
M3においては、データ選択手段M4が、データ記憶手
段M1に記憶されている情報データの中から所定のデー
タ単位別に1つ以上の所望の情報データを選択し、仮ア
クセス要求手段M5が、データ選択手段M4によって選
択された情報データの仮アクセスを要求すると、出力手
段M7は、その仮アクセス要求に応じ、中央制御装置M
2から送信されてきた情報データに基づいて、仮アクセ
スデータのみを再生して画像情報及び/又は音声情報を
出力する。
【0013】一方、本アクセス要求手段M6が、データ
選択手段M4によって選択された情報データの本アクセ
スを要求すると、その本アクセス要求に応じ、中央制御
装置M2から送信されてきた情報データに基づいて、所
定のデータ単位の情報データ全体を再生して画像情報及
び/又は音声情報を出力する。
【0014】従って、例えば所定のデータ単位の情報デ
ータを映画やカラオケ曲等のソフトと考えると、まず上
記仮アクセスによってそのソフトの内容を端的に示す仮
アクセスデータをアクセスすることで、選択したソフト
が期待に沿ったものかどうかを判断し、気に入らない場
合には、再度別のソフトの仮アクセスデータを要求して
同様に判断する。そして、その仮アクセスデータを試聴
した結果気に入った場合には、本アクセス要求をすれ
ば、所定のデータ単位の情報データ全体をアクセスする
ことができるのである。
【0015】従来、主にソフトのタイトル(映画の題名
やカラオケ曲名等)だけで選択し、内容を実際に見るこ
とができないため、選択ソフトが期待したものか否かの
判断が早期にできず、例えば映画なら最後まで見て期待
と違っていたと感じることがあり、最終的には気に入ら
なくても内容を最後まで見てから(あるいはある程度途
中まで見てから)でないと判断できないことが多かっ
た。それに対して、本発明によれば、仮アクセスデータ
によってその判断が好適にできる。
【0016】そしてまた、従来のCATVにおける有料
番組において一定時間無料で視聴させる方式では、単に
そのソフトの一部(例えば映画であれば頭から一定時
間)を知ることができるだけであり、それだけでそのソ
フトが期待に沿ったものなのか否かを判断することは非
常に困難であった。それに対して本発明の仮アクセスデ
ータは、情報データ全体の内容を端的に示す仮アクセス
データ、例えば情報データがカラオケ曲データであれば
曲のサビの部分であったり、映画データであればクライ
マックスシーン等であったりするので、例えば映画であ
れば1分程度、カラオケ曲であれば15秒程度でも十分
に選択の参考になり得る。
【0017】このように、中央制御装置から画像情報及
び/又は音声情報を含んだ情報データを得る際に、より
期待に沿った内容の情報データを選択でき、不要な選択
のし直し等を防止することのできるのである。また、請
求項2記載のデータ伝送装置によれば、仮アクセス要求
手段M5による仮アクセスの要求及び本アクセス要求手
段M6による本アクセスの要求は共に、中央制御装置M
2に対して行われ、仮アクセス要求及び本アクセス要求
に応じて中央制御装置M2から送信された仮アクセスデ
ータのみあるいは所定のデータ単位の情報データ全体を
出力手段M7が出力する。
【0018】一方、請求項3記載のデータ伝送装置によ
れば、データ選択手段M4による選択に従って中央制御
装置からは所定のデータ単位の情報データ全体が送信さ
れ、一時記憶手段に記憶される。そして、仮アクセス要
求の場合は一時記憶手段に記憶されている所定のデータ
単位の情報データの内の仮アクセスデータのみが再生さ
れ、本アクセス要求の場合には一時記憶手段に記憶され
ている所定のデータ単位の情報データが再生される。
【0019】このように請求項2と請求項3のもので
は、中央制御装置から送信されるデータ内容自体も相違
し、上記仮アクセス要求及び本アクセス要求に対する応
答処理が中央制御装置において成されるか、端末装置に
おいて成されるかの違いがある。例えば、映画のように
データ量が非常に多い情報データの場合には、請求項2
に示す構成のように、仮アクセスの要求も中央制御装置
M2に対して行われ、仮アクセス要求に応じて中央制御
装置M2から送信された仮アクセスデータのみを再生す
るようにした方がよい。
【0020】一方、例えばカラオケ曲データのようにデ
ータ量が少ないものの場合には、例えば請求項2の場合
だと、仮アクセスで気に入った場合に再度1曲分のデー
タを中央制御装置側に要求し、送信してもらわなければ
ならない。しかし伝送の負担もあまり大きくないので、
最初から1曲分のデータを端末装置M3側の一時記憶手
段に記憶させておき、端末装置M3内において仮アクセ
スか本アクセスを選択できるようにしておけば、伝送回
線の使用頻度は減る上、即座に本アクセスに移れる。な
お、上述したように映画の場合にはデータ量が非常に多
いので、全データを送信し終えるまでに長時間必要とす
るため、請求項3のものを適用するのは現実的ではな
い。
【0021】また、請求項4記載のものでは、本アクセ
ス要求手段M6によって選択された情報データの本アク
セスが要求された場合に、課金処理手段によって所定の
課金処理を行う。例えば、上述した映画やカラオケ曲等
のソフトを有料で利用するシステムに本データ伝送装置
を適用する場合には、上記仮アクセスは無料にし、本ア
クセスのみを課金するようなシステムとすると、内容を
かなり十分に確認できた上での本アクセス選択となるた
め、従来においては期待した内容と違っていた場合に経
済的な損失感が大きくなっていたが、本発明ではそのよ
うな不都合が生じ難い。
【0022】
【実施例】以下、本発明のデータ伝送装置を具体化した
一実施例として、センター(中央制御装置)と多数のカ
ラオケ端末装置とを伝送回線にて接続したカラオケシス
テムの例を説明する。ここで、図2はシステム全体の概
略構成及びセンターの構成を示すブロック図、図3はカ
ラオケ端末装置側の構成を示すブロック図である。
【0023】図2に示すように、本カラオケシステム1
は、センター3と複数のカラオケ端末装置5(以後端末
装置5と記す)とが、伝送回線である同軸ケーブル7に
よって接続されて構成されている。ここで端末装置5
は、別々の建物の中に分かれて設けられてもよく、ある
いは一つの建物の中の個々の店舗またはボックスごとに
設けてられてもよい。
【0024】次に、センター3の構成を図2等に基づい
て説明する。センター3は、全体の制御を行うサーバー
(制御部)11、カラオケデータを記憶した記憶装置1
3、センターモデム15、背景映像出力装置17a,1
7b、BS(衛生放送)受信システム19、ヘッドエン
ド21等を備えている。
【0025】サーバー11は、周知のCPU23、RO
M25、RAM27等を備え、バスライン29を介し
て、記憶装置13、入出力インターフェース(I/O)
31、背景映像出力装置(VDP)17a,17b等と
接続されている。一方、記憶装置13には、ハードディ
スクや光磁気ディスクなどの大容量の記憶装置が用いら
れており、数千曲程度のカラオケデータが記憶されてい
る。
【0026】ここで、図4に示すように、1曲分のカラ
オケデータD1は、同期信号D3、曲番号を示す曲番号
データD5、演奏データD7、1曲分のデータの終了
(区切り)を示すデータD9などから構成されている。
演奏データD7は、伴奏音楽のデータであるMIDI
(Musical Instrument Digital Interface)規格のデー
タや、端末装置5のモニタテレビに映し出される歌詞デ
ータなどを含んでいる。
【0027】センターモデム15は、記憶装置13から
読み出されるカラオケデータや、サーバー11より出力
されるモードセンスポーリング信号及びリクエストポー
リング信号などを、所定の同一チャンネル(即ち所定の
周波数帯域)の交流信号に変調して、ヘッドエンド21
に出力するものである。ここで、モードセンスポーリン
グ信号とは後述する端末装置5の動作モードを確認する
信号である。また、リクエストポーリング信号とは端末
装置5にカラオケデータの送信要求が有るか否かを確認
する信号である。これらの信号の送信処理については、
後に述べる。
【0028】背景画像出力装置(ビデオディスクプレー
ヤ)17a,17bは、後述するカラオケ端末装置5の
モニタテレビに映し出される背景画像情報を出力するも
のであり、例えば一方の出力装置17aでは演歌向けの
画像、もう一方の出力装置17bではポップス向けの画
像というように、リクエストされる曲の趣向(ジャン
ル)に応じて分類されている。そして、この背景画像出
力装置17a,17bは、各々変調器33に接続されて
おり、画像データ(標準のNTSC(米国テレビジョン
システム委員会)方式のビデオ信号)が変調器33によ
って各々異なったチャンネルの周波数帯域に変換され、
交流信号がヘッドエンド21に出力される。 BS受信
システム19は、受信用のアンテナ35、BS用チュー
ナー37及び変調器39を備え、変調器39はヘッドエ
ンド21に接続されている。
【0029】ヘッドエンド21は、同軸ケーブルに信号
を送出するミキサーなどの各種装置(図示せず)が備え
られている。このヘッドエンド21には、上述のセンタ
ーモデム15から送られるカラオケデータの変調信号、
モードセンスポーリング信号及びリクエストポーリング
信号、背景画像出力装置17a,17bからの背景画像
信号、及びBS受信システム19からのBS放送信号が
入力され、これらのチャンネルの異なる複数の信号が多
重化されて同軸ケーブル7に出力され、各端末装置5に
送信される。
【0030】続いて、端末装置5の構成を図3に基づい
て説明する。端末装置5は、全体の制御を行う制御部4
1、入力装置43、音源45、アンプ47、スピーカ4
9、映像合成回路51、モニタテレビ53、センター3
からの信号を受信して処理する端末モデム57及びビデ
オチューナー59等を備えている。
【0031】制御部41は、CPU61、ROM63、
RAM65などを備え、バスライン67を介して、入力
装置43、音源45、入出力インターフェース69、映
像合成回路51等と接続されている。入力装置43は、
利用者が端末を操作するための各種キースイッチを備え
るものであり、リクエスト曲の曲番号などを入力するテ
ンキー43a、各種動作モードを選択するモードキー4
3b、電源のオン・オフを行う電源スイッチ43cなど
を備えている。ここで、端末装置5の動作モードには、
センター3から送信されるカラオケデータを受信してカ
ラオケ演奏を行う「カラオケモード」や、センター3か
らのBS放送信号を受信してBS放送を見る「BSモー
ド」などの複数のモードがある。また、このモードキー
43によって、後述する内容確認、有料OKかNOか等
の指示も可能である。
【0032】音源(シンセサイザー音源)45は、カラ
オケデータに含まれるMIDIデータ(図4)をアナロ
グのカラオケ伴奏音声信号に変換するものであり、この
音声信号はアンプ47に入力される。アンプ47は、こ
のカラオケ伴奏音声信号と、歌い手によるマイクロフォ
ン71からの歌唱音声信号とをミキシングして増幅し、
スピーカ49に出力する。
【0033】映像合成回路51は、カラオケデータに含
まれる歌詞データを歌詞映像信号に変換するとともに、
これをビデオチューナー59から入力される背景画像信
号と合成(スーパーインポーズ)し、モニタテレビ53
へ出力する。端末モデム57は、同軸ケーブル7を介し
てセンター3から送信されるカラオケデータ信号、モー
ドセンスポーリング信号、リクエストポーリング信号な
どを受信して復調するとともに、制御部41より出力さ
れるモードレスポンス信号やリクエストレスポンス信号
などを変調して、センター3に送信するものである。こ
こで、モードレスポンス信号とは、センター3からのモ
ードセンスポーリング信号に応じて、現在の自己の動作
モードをセンター3に回答するための信号である。ま
た、リクエストポーリング信号とは、同じくセンター3
からのリクエストポーリング信号に応じて、曲のリクエ
スト(即ちカラオケデータの送信要求)が有るか否かを
センターに回答するための信号である。これらの信号の
送信処理については、後に述べる。
【0034】ビデオチューナー59は、同じくセンター
から送信される背景画像信号(背景画像出力装置17
a,17bから出力される)及びBS受信システムから
のBS放送信号を受信し、所望の映像信号を得るべくチ
ャンネル選択をするものである。つまり、上述の入力装
置43のモードキー43bによって、動作モードとして
上述の「カラオケモード」が指定されれば背景画像信号
のチャンネルが選択され、「BSモード」が指定されれ
ばBS放送信号のチャンネルが選択される。
【0035】続いて、上述した構成を備えた本実施例の
カラオケシステム1の動作を説明する。まず、センター
3側の動作について説明する。センター3では、サーバ
ー11においてモードセンス処理とリクエスト処理とが
行われる。モードセンス処理は、リクエスト処理に対し
てタイマー割り込みによって所定の時間毎(例えば30
秒毎)に繰り返し実行されるものであり、センター3に
接続されている全てのカラオケ端末装置5に対してモー
ドセンスポーリング信号を順番に送信し、これに応じて
各端末装置5から送信されるモードレスポンス信号に基
づいて、各端末装置5が「カラオケモード」であるか否
かを判定するものである。
【0036】一方、リクエスト処理は常時実行されるも
のであり、上記モードセンス処理によって「カラオケモ
ード」であると判定された端末装置5のみにリクエスト
ポーリング信号を送信し、曲のリクエストがあるか否か
を問い合わせるものである。リクエスト処理(図6)に
ついて詳細に説明する。このリクエスト処理において
は、まずRAM27をクリアするなどの初期化を行ない
(ステップ100。以下ステップを単にSと記す。)、
端末番号nを1に設定する(S110)。
【0037】次に、RAM27のモード管理テーブルを
参照し、n番目の端末装置5のフラグを確認する(S1
20)。ここで、フラグが1と判定された場合は「カラ
オケモード」である場合であり、このn番目の端末にリ
クエストポーリング信号を送信し(S130)、この信
号に応じて端末から送信されるリクエストレスポンス信
号を受信する(S140)。ここで、リクエストレスポ
ンス信号は、曲のリクエストがあるか否かを示す信号で
あり、リクエストがある場合は、リクエスト曲の曲番号
データ及び後述するアクセスの種類等を示すデータ等が
付加される。
【0038】次に、このリクエストレスポンス信号を処
理して曲リクエストがあるか否かを判断し(S15
0)、リクエスト有りと判断された場合は、アクセスの
種類を判断する(S160)。このアクセスの種類には
本アクセスと仮アクセスがあり、本アクセスの場合に
は、この信号に含まれる曲番号データなどに基づいて、
記憶装置13からリクエスト曲のカラオケデータを全て
読み出し、n番目の端末装置5に送信する(S17
0)。一方、仮アクセスの場合には、記憶装置13から
リクエスト曲のカラオケデータの内のサビの部分のデー
タのみを読み出し(S180)、n番目の端末装置5に
送信する(S170)。
【0039】ここで、カラオケ曲データの概略構成を図
5を参照して説明する。全てのカラオケ曲データが同一
の構成というわけではないが、典型的な例として説明す
る。曲データは前奏データで始まりその後、1番のデー
タ、(1番と2番との)間奏データ、2番のデータ、
(2番と3番との)間奏データ、3番のデータ、次いで
いわゆる「サビ」のデータ、そして後奏データで終了す
る。従って、上記S180においては、図5における
「サビ」のデータのみを読み出すのである。
【0040】S150にてリクエスト無しと判断された
場合は、そのまま次のステップ(S190)に進む。一
方、上述のS120にて、フラグが0であると判断され
た場合(即ち「カラオケモード」でない場合)は、上述
のS130〜S180の処理を実行せずに、そのままS
190に進む。即ち、「カラオケモード」でない端末装
置5に対しては、リクエストポーリング信号を送信しな
い。
【0041】そして、S190においては端末番号nに
1を加算し(n=n+1)、S200に進んで、端末番
号nが最大端末番号N(即ちセンター3に接続されてい
るカラオケ端末装置の総数)より大きいか否かを判断す
る。ここで、否定判断されれば、再びS120に戻り、
n+1番目の端末装置5に対して、上述のS120〜S
190の処理を繰り返す。また、S200にてn>Nと
判断された場合は、S110に戻って端末番号nを1に
セットし、再び1番目の端末装置5に対してS110〜
S190の処理を行なう。
【0042】このように、リクエスト処理においては、
モード管理テーブルのフラグを参照し、「カラオケモー
ド」である端末装置5のみにリクエストポーリング信号
を送信する。続いて、各端末装置5側の動作を説明す
る。
【0043】最初に端末装置5の作動に付いて概略的に
述べると、入力装置43からのキー入力を検出し、端末
装置5の動作モードの設定や曲のリクエスト番号の入力
などを受け付けキー入力処理や、センター3から送信さ
れたモードセンスポーリング信号に応じて、現在の動作
モードを示すモードレスポンス信号をセンター3に送信
するとともに、リクエストポーリング信号に応じて、曲
のリクエストがあるか否かを回答するリクエストレスポ
ンス信号を送信する通信割り込み処理を行う。また、セ
ンター3からカラオケデータを受信した場合は、これを
処理してカラオケ演奏を行う。
【0044】続いて図7を参照して端末装置5における
リクエスト処理について説明する。まずRAM65(図
3参照)をクリアするなどの初期化を行ない(S30
0)、入力装置43よりリクエスト入力があるか否かを
判断する(S310)。ここでキー入力がなければ再び
S310に戻ってキー入力を待つ。
【0045】一方、S310に肯定判断、すなわちリク
エスト入力有りと判断された場合は、その内容確認をす
るか否かを判断する(S320)、この内容確認するか
否かの判断は、入力装置43において内容確認をするこ
とを指令するためのキー(例えばモードキー43bが該
当する)が押下されたか否かで判断する。なお、この場
合、モニタテレビ53に内容確認をするかどうかを促す
テロップを流すようにしてもよい。
【0046】そして、内容確認しない場合には(S32
0:NO)、S330で有料確認に係る判断、すなわち
「有料OK」か「有料NO」かを判断する。この判断
は、上記S320の場合と同様に、入力装置43におい
て「有料OK」か「有料NO」を指令するためのキー
(例えばモードキー43bが該当する)が押下されたか
否かで判断する。なお、この場合、モニタテレビ53に
有料確認を促すテロップを流すようにしてもよい。
【0047】そして、「有料NO」の場合には、以下の
処理を行なうことなくS310へ戻り、「有料OK」の
場合には、次のS340の処理へ移行する。なお、上記
S320あるいはS330での判断において、所定時間
経過しても、何もキーの押下が無い場合には、S310
へ戻るようにしておくことも考えられる。
【0048】S340では、センター3に本アクセスを
リクエストする。つまりリクエスト曲のカラオケデータ
の1曲分全部の送信を要求するリクエストレスポンス信
号をセンター3に送信するのである。この信号には、リ
クエスト曲の曲番号データとこの場合は本アクセスであ
ることを示すデータ等が付加される。そして、このリク
エストレスポンス信号に応じてセンター3から送信され
る(図6のS170参照)カラオケデータを1曲分受領
して、一旦RAM65に格納した後(S350)、以下
に詳述するカラオケ曲の再生処理を行なう(S36
0)。
【0049】即ち、RAM65よりカラオケデータを読
み出し、歌詞データを映像合成回路51に入力して歌詞
映像信号に変換する。また、映像合成回路51には、ビ
デオチューナー59によってチャンネル選択された背景
画像信号も入力される。つまり、ビデオチューナー59
は、RAM65に予め記憶されている曲名−曲調情報
(リクエスト曲が演歌、ポップスなどの曲調の中のいず
れに該当するかを示すデータ)に基づいて、リクエスト
された曲の曲調に対応する背景画像信号を選択すべく、
制御部41によって制御されてチャンネルが切り換えら
れる。そして、これらの背景画像情報と歌詞映像信号と
が映像合成回路51にて合成(スーパーインポーズ)さ
れ、モニタテレビ53には背景画像の上に歌詞の文字列
が重ね合わされて表示される。
【0050】一方、カラオケデータに含まれるMIDI
データは、音源45にて伴奏音声信号に変換されてアン
プ47に入力される。この伴奏音声信号は、歌い手によ
るマイクロフォン71からの歌唱音声信号とミキシング
され、適宜増幅されてスピーカ49より出力される。
【0051】図7に戻り、上述のようなカラオケ再生処
理が終了するか又は中断指令があった場合には(S37
0:YES)、S310へ戻って次のリクエストの入力
を待つ。一方、S320で肯定判断、すなわち内容確認
する場合には、S380に移行して、センター3に仮ア
クセスをリクエストする。つまりリクエスト曲のカラオ
ケデータのサビ部分のみの送信を要求するリクエストレ
スポンス信号をセンター3に送信するのである。この信
号には、リクエスト曲の曲番号データとこの場合は仮ア
クセスであることを示すデータ等が付加される。そし
て、このリクエストレスポンス信号に応じてセンター3
から送信される(図6のS180参照)カラオケのサビ
部分のデータを受信して、一旦RAM65に格納した後
(S390)、そのサビ部分を再生する(S400)。
再生方法に付いては上記S360と同様なので省略す
る。
【0052】そして、上記S330と同様の有料確認を
行なう(S410)。なお、この場合は、サビ部分を再
生し終える前に「有料OK」あるいは「有料NO」の判
断がされた場合、すなわち利用者がサビ部分を全て聴き
終える前に、「有料OK」あるいは「有料NO」を指令
した場合には、それぞれ途中で再生を中止してから(S
420,430)、S340へ移行あるいはS310へ
戻る。
【0053】以上詳述したように、本実施例のカラオケ
システム1においては、カラオケ曲が1曲毎に課金され
るシステムであり、曲をリクエストする場合に、選択し
た曲をそのまますぐに利用するだけではなく、まずサビ
部分だけを聴くという内容確認をすることができる。そ
の内容確認の結果の利用者は、選択した曲が期待に沿っ
たものかどうかを判断し、気に入らない場合には、その
旨を指令する。これがS410での「有料NO」であ
る。そして再度別のソフトの仮アクセスデータを要求し
て同様に判断することができる。
【0054】一方、そのサビ部分を試聴した結果気に入
った場合には、その旨を指令する。これがS410での
「有料OK」である。その場合は、S340へ移行して
本アクセス要求がなされ、カラオケ曲が1曲分送信され
て再生されるのである。従来、主に曲のタイトルだけで
選択していたので、その曲自体をよく知っている場合に
はよいが、知らない場合に選択曲が期待したものか否か
の判断が早期にできず、例えば最後まで聴いて(歌って
から)期待と違っていたと感じることがあった。つま
り、最終的には気に入らないものであると判る場合で
も、内容を最後まで聴いてからでないと判断できないこ
とが多かった。それに対して、本実施例によれば、その
曲を端的に示すサビの部分だけを試聴できるので、内容
判断が好適にできるのである。それにより、より期待に
沿った内容のカラオケ曲を選択でき、不要な選択のし直
し等を防止することができる。
【0055】特に、この場合は1曲毎に課金するシステ
ムなので、従来のものでは、期待した内容と違っていた
場合に経済的な損失感が大きくなっていたが、上記実施
例の場合には内容確認に係るサビ部分の試聴は無料なの
で期待した内容と違っていると感じることが少なくな
り、従来の経済的損失感はほとんど感じないようにな
る。
【0056】上記実施例ではカラオケ曲の場合を示した
が、映画の配給システムの場合にはさらに上記効果の度
合が大きくなる。つまり、カラオケ曲の場合はほとんど
が3分程度で長いものでも5分程度であるが、映画の場
合は通常2時間前後あり、また一般的に利用料金も映画
の方が高額に設定される。従って、最終的には気に入ら
ないものであっても、その映画を最後まで見てから、あ
るいはある程度途中まで(頭から30分とか1時間と
か)見てからでないとなかなか判断できないのである。
【0057】そのような特質を有するの映画であるが、
上記カラオケ曲のおけるサビ部分に該当するものとし
て、所定のクライマックスシーンを仮アクセス用に設定
しておけばよい。この仮アクセス用としては例えば1分
程度でも十分である。もちろん映画の内容に合わせて増
減さえることは構わない。また、例えば2時間の映画の
内の連続する1分間を必ずしも設定しなければならない
のではなく、前半の見せ場と後半の見せ場を30秒ずつ
設定しておき、2つ合わせて1つの仮アクセスデータと
することも考えられる。
【0058】図5ではカラオケ曲データの概略構成を示
したが、映画データの場合の概略構成を図8に示す。こ
の例では、仮アクセスのデータとして2カット設定して
ある。映画の前半に出てくるアクションシーンを仮アク
セスデータとし、後半に出てくる濡れ場シーンを仮ア
クセスデータとして、それらを連続して再生するよう
にする。
【0059】そして、この仮アクセスデータ,によ
り映画1本全体を視聴するかどうかを決めれば期待通り
の内容の映画を選択することがより実現し易くなる。な
お、たくさんの映画のクライマックスシーンばかりを無
料で見られ過ぎると配給側としてよくない場合には、仮
アクセスデータのリクエストばかりが所定回数連続した
場合、例えば所定時間リクエストを受け付けないように
する等することが考えられる。
【0060】また、例えば映画の場合のリクエストの方
式として、直接映画のタイトルを入力する方式だけでな
く、検索のステップを取り入れてもよい。例えば映画の
ジャンルや監督あるいは俳優等をキーワードとして入力
することによって、該当する複数の映画を検索し、その
中から一部(あるいは全部でもよいが)を指定するよう
にしてもよい。その場合には、指定された複数の映画の
クライマックスシーンが連続して再生されることとな
る。
【0061】以上実施例について説明したが、本発明は
上記実施例に限定されるものではなく、種々の態様で実
施し得る。例えば、上述の実施例では、リクエストの都
度カラオケ曲のサビ部分か1曲全部のデータを送信して
いた。しかし、リクエストがあった時点で1曲分のデー
タを端末装置5側に送信しておき、内容確認の場合はそ
の1曲分のデータよりサビ部分だけを取り出して再生す
るようにしておくようにしてもよい。
【0062】これらの方式の違いは、データの性質で選
択するとよい。例えば、映画のようにデータ量が非常に
多い情報データの場合には、仮アクセスのリクエストの
場合は仮アクセスデータだけを送信する方式の方がよ
い。一方、カラオケ曲データのようにデータ量が少ない
ものの場合には、伝送の負担もあまり大きくないので、
最初から1曲分のデータを端末装置側5に取り込んで記
憶させておき、端末装置5内において仮アクセスか本ア
クセスを選択できるようにしておけば、伝送回線である
同軸ケーブル7の使用頻度は減る上、即座に本アクセス
に移れる。なお、上述したように映画の場合にはデータ
量が非常に多く、全データを送信し終えるまでに長時間
必要とするため、この方式を適用するのは現実的ではな
い。
【0063】また、本発明は、上述したカラオケシステ
ムや映画配給システムに限らず、例えば学習システムや
ゲームの配給等にも適用できる。学習システムの場合に
は問題例を仮アクセスデータとして設定し、ゲームの場
合にはそのゲームのデモプログラムを仮アクセスデータ
として設定することが考えられる。上述したカラオケや
映画の場合には、そのカラオケデータそのものの内のサ
ビの部分であるとか映画本編の内の所定のクライマック
スシーンを仮アクセス用に設定しておくのが別データを
設ける必要もなく好ましいが、例えばゲームの場合に
は、ゲーム本編の内の所定部分というよりは、共通部分
はあるにしても、別のデモプログラムという形で仮アク
セス用のデータを設定する方が現実的である。
【0064】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のデータ伝
送装置においては、端末装置側で中央装置にある所定の
情報データを得る場合に、仮アクセスによってその情報
データの内容を端的に示す仮アクセスデータをアクセス
することで、選択した情報データが期待に沿ったものか
どうかを判断し、気に入らない場合には、再度別の情報
データの仮アクセスデータを要求して同様に判断でき、
仮アクセスデータによって判断した結果気に入った場合
には、本アクセス要求をすれば、所定のデータ単位の情
報データ全体をアクセスすることができるのである。
【0065】このように、中央制御装置から画像情報及
び/又は音声情報を含んだ情報データを得る際に、より
期待に沿った内容の情報データを選択でき、不要な選択
のし直し等を防止することのできるのである。また、請
求項4記載のものでは、選択された情報データの本アク
セスが要求された場合に、課金処理手段によって所定の
課金処理を行うため、例えば仮アクセスは無料にし、本
アクセスのみを課金するようなシステムとすると、内容
を十分に確認できた上での本アクセス選択となるため、
従来の問題であった、期待した内容と違う場合の経済的
な損失感を感じることもなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の基本的構成を例示する概略構成図で
ある。
【図2】 本実施例のカラオケシステム全体の概略構成
及びセンターの構成を示すブロック図である。
【図3】 本実施例のカラオケ端末装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図4】 本実施例のカラオケデータの構成を示す説明
図である。
【図5】 本実施例のカラオケ曲データの概略構成を示
す説明図である。
【図6】 本実施例のセンターにおけるリクエスト処理
を示すフローチャートである。
【図7】 本実施例のカラオケ端末装置におけるリクエ
スト処理を示すフローチャートである。
【図8】 別例としての映画データの概略構成を示す説
明図である。
【符号の説明】
1…カラオケシステム、 3…センター(中央制御
装置)、5…カラオケ端末装置、 7…同軸ケーブ
ル、 11…サーバー、13…記憶装置、 15…
センターモデム、 21…ヘッドエンド、41
…制御部、 43…入力装置、 43
a…テンキー、43b…モード入力キー、 43c…電
源スイッチ、 45…音源、47…アンプ、
49…スピーカ、 53…モニタテレビ、
57…端末モデム、 59…ビデオチューナー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊神 和典 愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブ ラザー工業株式会社内 (72)発明者 長谷川 幸江 愛知県名古屋市昭和区桜山町6丁目104番 地 株式会社エクシング内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報及び/又は音声情報を含んだ情
    報データを所定のデータ単位毎に区分して記憶するデー
    タ記憶手段を有する中央制御装置と複数の端末装置とが
    伝送回線にて接続され、該中央制御装置から端末装置に
    上記情報データを送信可能なデータ伝送装置において、 上記データ記憶手段に記憶された上記所定のデータ単位
    の情報データは、そのデータ内の所定部分が該情報デー
    タの内容を端的に示す仮アクセスデータとして設定され
    ており、 上記端末装置は、 上記中央制御装置に記憶されている情報データの中から
    上記所定のデータ単位別に1つ以上の所望の情報データ
    を選択するデータ選択手段と、 上記データ選択手段によって選択された情報データの仮
    アクセスを要求する仮アクセス要求手段と、 上記データ選択手段によって選択された情報データの本
    アクセスを要求する本アクセス要求手段と、 上記仮アクセス要求及び本アクセス要求に応じ、上記中
    央制御装置から送信されてきた情報データに基づいて、
    上記仮アクセスデータのみ、あるいは上記所定のデータ
    単位の情報データ全体を再生して上記画像情報及び/又
    は音声情報を出力する出力手段とを備えたことを特徴と
    するデータ伝送装置。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載のデータ伝送装置に
    おいて、 上記仮アクセス要求手段は、上記データ選択手段によっ
    て選択された情報データの仮アクセスを上記中央制御装
    置に対して要求し、 上記本アクセス要求手段は、上記データ選択手段によっ
    て選択された情報データの本アクセスを上記中央制御装
    置に対して要求し、 上記出力手段は、上記仮アクセス要求及び本アクセス要
    求に応じて上記中央制御装置から送信された上記仮アク
    セスデータのみあるいは上記所定のデータ単位の情報デ
    ータ全体を再生して、上記画像情報及び/又は音声情報
    を出力するよう構成されたことを特徴とするデータ伝送
    装置。
  3. 【請求項3】 上記請求項1に記載のデータ伝送装置に
    おいて、 上記端末装置はさらに、 上記データ選択手段による選択に従って上記中央制御装
    置から送信された情報データを一時記憶する一時記憶手
    段を備え、 上記出力手段は、上記仮アクセス要求及び本アクセス要
    求に応じて、上記中央制御装置から送信されて上記一時
    記憶手段に記憶されている上記所定のデータ単位の情報
    データの内、上記仮アクセスデータのみ、あるいは上記
    所定のデータ単位の情報データ全体を再生して上記画像
    情報及び/又は音声情報を出力するよう構成されている
    ことを特徴とするデータ伝送装置。
  4. 【請求項4】 上記請求項1に記載のデータ伝送装置に
    おいて、 上記本アクセス要求手段によって上記選択された情報デ
    ータの本アクセスが要求された場合に、所定の課金処理
    を行う課金処理手段を備えたことを特徴とするデータ伝
    送装置。
JP6042585A 1994-03-14 1994-03-14 データ伝送装置 Pending JPH07250316A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6042585A JPH07250316A (ja) 1994-03-14 1994-03-14 データ伝送装置
TW084212961U TW321310U (en) 1994-03-14 1995-02-13 Data transmission device
US08/402,377 US5691915A (en) 1994-03-14 1995-03-13 Data transmission device
CN95114808A CN1123501A (zh) 1994-03-14 1995-03-14 数据传输装置
EP95301659A EP0673165A1 (en) 1994-03-14 1995-03-14 Data transmission device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6042585A JPH07250316A (ja) 1994-03-14 1994-03-14 データ伝送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07250316A true JPH07250316A (ja) 1995-09-26

Family

ID=12640153

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6042585A Pending JPH07250316A (ja) 1994-03-14 1994-03-14 データ伝送装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5691915A (ja)
EP (1) EP0673165A1 (ja)
JP (1) JPH07250316A (ja)
CN (1) CN1123501A (ja)
TW (1) TW321310U (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001071708A1 (fr) * 2000-03-24 2001-09-27 Sanyo Electric Co., Ltd. Procede et systeme de distribution de donnees, ordinateur, dispositif de reproduction et support d'enregistrement
US7757252B1 (en) 1998-07-20 2010-07-13 Thomson Licensing S.A. Navigation system for a multichannel digital television system
US7774426B2 (en) 2001-11-09 2010-08-10 Sony Corporation Information processing apparatus and information processing method
JP2010237553A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Brother Ind Ltd カラオケネットワークシステム、視聴側カラオケ装置
US8060901B2 (en) 2001-11-29 2011-11-15 Sony Corporation Information providing method and information providing system
US8108305B2 (en) * 1997-11-05 2012-01-31 Sony Corporation Data sending/receiving method and apparatus, data receiving apparatus and data sending apparatus

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6193520B1 (en) * 1993-05-10 2001-02-27 Yugengaisha Adachi International Interactive communication system for communicating video game and karaoke software
US5784095A (en) * 1995-07-14 1998-07-21 General Instrument Corporation Digital audio system with video output program guide
US6807676B1 (en) 1995-07-14 2004-10-19 General Instrument Corporation Methods of formatting data to maximize the readability and the amount of song identification information displayed on a limited number of lines
US5909238A (en) * 1995-07-25 1999-06-01 Canon Kabushiki Kaisha Image transmission system with billing based on the kind of MPEG frame transmitted
JPH09127962A (ja) * 1995-10-31 1997-05-16 Pioneer Electron Corp カラオケデータの送信方法および送受信装置
JP3587916B2 (ja) * 1995-10-31 2004-11-10 ブラザー工業株式会社 映像音声データ供給装置
US6317803B1 (en) 1996-03-29 2001-11-13 Intel Corporation High-throughput interconnect having pipelined and non-pipelined bus transaction modes
US5911051A (en) * 1996-03-29 1999-06-08 Intel Corporation High-throughput interconnect allowing bus transactions based on partial access requests
US6026374A (en) * 1996-05-30 2000-02-15 International Business Machines Corporation System and method for generating trusted descriptions of information products
US6314573B1 (en) * 1998-05-29 2001-11-06 Diva Systems Corporation Method and apparatus for providing subscription-on-demand services for an interactive information distribution system
US20010037506A1 (en) * 1998-11-24 2001-11-01 Norton Garfinkle Method for streaming interactive content products
US20040117264A1 (en) * 2002-12-12 2004-06-17 International Business Machines Corporation System and method providing a performance-prediction service with query-program execution
US20040117241A1 (en) * 2002-12-12 2004-06-17 International Business Machines Corporation System and method for implementing performance prediction system that incorporates supply-chain information
JP2005277975A (ja) * 2004-03-25 2005-10-06 Pioneer Electronic Corp コンテンツ購入支援装置
EP2591715B1 (en) * 2010-07-07 2017-08-02 Olympus Corporation Endoscope system and control method of the endoscope system
EP2487904A1 (en) 2011-02-10 2012-08-15 Thomson Licensing Method and device for excerpt licensing
CN111383669B (zh) * 2020-03-19 2022-02-18 杭州网易云音乐科技有限公司 多媒体文件上传方法、装置、设备及计算机可读存储介质

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4789863A (en) * 1985-10-02 1988-12-06 Bush Thomas A Pay per view entertainment system
US5003384A (en) * 1988-04-01 1991-03-26 Scientific Atlanta, Inc. Set-top interface transactions in an impulse pay per view television system
US5014125A (en) * 1989-05-05 1991-05-07 Cableshare, Inc. Television system for the interactive distribution of selectable video presentations
US5282028A (en) * 1990-11-27 1994-01-25 Scientific-Atlanta, Inc. Remote control for digital music terminal with synchronized communications
CA2109490C (en) * 1992-10-30 2003-09-09 Mihoji Tsumura Billing system for radio communications
US5464946A (en) * 1993-02-11 1995-11-07 Multimedia Systems Corporation System and apparatus for interactive multimedia entertainment
US5583560A (en) * 1993-06-22 1996-12-10 Apple Computer, Inc. Method and apparatus for audio-visual interface for the selective display of listing information on a display
US5544354A (en) * 1994-07-18 1996-08-06 Ikonic Interactive, Inc. Multimedia matrix architecture user interface
US5530754A (en) * 1994-08-02 1996-06-25 Garfinkle; Norton Video on demand

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8108305B2 (en) * 1997-11-05 2012-01-31 Sony Corporation Data sending/receiving method and apparatus, data receiving apparatus and data sending apparatus
US8577800B1 (en) 1997-11-05 2013-11-05 Sony Corporation Data sending/receiving method and apparatus, data receiving apparatus and data sending apparatus
US7757252B1 (en) 1998-07-20 2010-07-13 Thomson Licensing S.A. Navigation system for a multichannel digital television system
WO2001071708A1 (fr) * 2000-03-24 2001-09-27 Sanyo Electric Co., Ltd. Procede et systeme de distribution de donnees, ordinateur, dispositif de reproduction et support d'enregistrement
US7774426B2 (en) 2001-11-09 2010-08-10 Sony Corporation Information processing apparatus and information processing method
US8060901B2 (en) 2001-11-29 2011-11-15 Sony Corporation Information providing method and information providing system
JP2010237553A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Brother Ind Ltd カラオケネットワークシステム、視聴側カラオケ装置

Also Published As

Publication number Publication date
TW321310U (en) 1997-11-21
US5691915A (en) 1997-11-25
CN1123501A (zh) 1996-05-29
EP0673165A1 (en) 1995-09-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3521015B2 (ja) データ伝送装置
JPH07250316A (ja) データ伝送装置
JP3398423B2 (ja) データ伝送装置、及び、端末装置
CA2214161C (en) Karaoke playback apparatus utilizing digital multi-channel broadcasting
US5510573A (en) Method for controlling a muscial medley function in a karaoke television
US5619425A (en) Data transmission system
JP3250336B2 (ja) カラオケシステムおよびカラオケ端末装置
US5486645A (en) Musical medley function controlling method in a televison with a video/accompaniment-music player
US5725383A (en) Data transmission system
US5773743A (en) Effect control method, an effect control device and a karaoke system using such method and device
JP2730358B2 (ja) 映像カラオケシステム
JPH07261776A (ja) 映像再生装置
JP3963514B2 (ja) カラオケ装置
JP2945831B2 (ja) 映像カラオケ装置
JPH09167999A (ja) 放送センタ
JPH096372A (ja) 映像表示装置
JPH09146573A (ja) カラオケ装置
JP4013322B2 (ja) カラオケシステムおよびカラオケ端末装置
KR0160648B1 (ko) 영상반주기 내장형 텔레비젼의 예약곡 믹싱 기능 수행방법
JPH11126085A (ja) カラオケ装置
JP3729798B2 (ja) カラオケ演奏の曲調ジャンルに基づいて選択した音声付き映像を曲間に再生するカラオケ再生装置
JP3599447B2 (ja) 情報提供システム及び出力端末
JP3947583B2 (ja) 楽音再生システム
KR0160646B1 (ko) 영상반주기 내장형 텔레비젼의 편곡 형태 선택 기능 수행방법
JPH07327222A (ja) データ伝送装置