JPH09146573A - カラオケ装置 - Google Patents
カラオケ装置Info
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- JPH09146573A JPH09146573A JP7328156A JP32815695A JPH09146573A JP H09146573 A JPH09146573 A JP H09146573A JP 7328156 A JP7328156 A JP 7328156A JP 32815695 A JP32815695 A JP 32815695A JP H09146573 A JPH09146573 A JP H09146573A
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- JP
- Japan
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- display
- lyrics
- karaoke
- monitor
- telop
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- Pending
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- Studio Circuits (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
- Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 モニタの横縦の寸法比が異なる各種モニタを
接続した場合に、各々のモニタの画面寸法に対応した画
像表示態様を考慮することにより、背景映像や歌詞テロ
ップ等をより見やすく表示することができるカラオケ装
置を提供する。 【解決手段】 本発明のカラオケ装置は、下記の要件を
備えて構成される。楽音データ記憶手段:演奏曲の楽
音データを記憶する。音楽演奏手段40:その記憶さ
れた楽音データを読み出して、演奏曲の演奏を行なう。
歌詞データ記憶手段:演奏曲に対応する歌詞データを
記憶する。歌詞表示装置54:その記憶された歌詞デ
ータを読み出して、演奏曲の歌詞テロップを表示する。
表示制御手段53:その歌詞表示装置54の表示画面
を複数の表示領域に分割し、その分割された表示領域の
一部のものに歌詞テロップを表示させる。
接続した場合に、各々のモニタの画面寸法に対応した画
像表示態様を考慮することにより、背景映像や歌詞テロ
ップ等をより見やすく表示することができるカラオケ装
置を提供する。 【解決手段】 本発明のカラオケ装置は、下記の要件を
備えて構成される。楽音データ記憶手段:演奏曲の楽
音データを記憶する。音楽演奏手段40:その記憶さ
れた楽音データを読み出して、演奏曲の演奏を行なう。
歌詞データ記憶手段:演奏曲に対応する歌詞データを
記憶する。歌詞表示装置54:その記憶された歌詞デ
ータを読み出して、演奏曲の歌詞テロップを表示する。
表示制御手段53:その歌詞表示装置54の表示画面
を複数の表示領域に分割し、その分割された表示領域の
一部のものに歌詞テロップを表示させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラオケ装置に関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】従来、カラオケボックス等に備え付けら
れているカラオケ装置においては、利用者は接続された
モニタに表示される歌詞テロップや背景映像等を見なが
ら演奏曲に合わせて歌唱を楽しむこととなる。ここで、
その使用されるモニタとしては、表示画面の寸法が、横
方向の寸法が縦方向の寸法よりも少し大きく設定された
もの(通常、横縦比4:3程度のもの;以下、標準モニ
タという)が一般に多く使用されている。一方、上述の
ようなカラオケ装置に対して近年、ワイドテレビのよう
に前述の標準モニタに比べて横縦寸法比率が横方向に長
く設定されたモニタが接続される場合がある。
れているカラオケ装置においては、利用者は接続された
モニタに表示される歌詞テロップや背景映像等を見なが
ら演奏曲に合わせて歌唱を楽しむこととなる。ここで、
その使用されるモニタとしては、表示画面の寸法が、横
方向の寸法が縦方向の寸法よりも少し大きく設定された
もの(通常、横縦比4:3程度のもの;以下、標準モニ
タという)が一般に多く使用されている。一方、上述の
ようなカラオケ装置に対して近年、ワイドテレビのよう
に前述の標準モニタに比べて横縦寸法比率が横方向に長
く設定されたモニタが接続される場合がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のカラオケ装置に
おいては、上述のように、横縦比の異なるモニタを接続
した場合、表示される画像もその寸法比に合わせて伸縮
することとなる。その結果、ワイドテレビのような横長
のモニタを接続した場合、表示される背景映像や歌詞テ
ロップ等が横伸びして見にくくなる問題がある。また、
通常より大きな画面を有するモニタを使用していなが
ら、該モニタには背景映像と歌詞テロップとが重ね表示
されるのみであり、表示画面が必ずしも有効利用されて
いない難点がある。
おいては、上述のように、横縦比の異なるモニタを接続
した場合、表示される画像もその寸法比に合わせて伸縮
することとなる。その結果、ワイドテレビのような横長
のモニタを接続した場合、表示される背景映像や歌詞テ
ロップ等が横伸びして見にくくなる問題がある。また、
通常より大きな画面を有するモニタを使用していなが
ら、該モニタには背景映像と歌詞テロップとが重ね表示
されるのみであり、表示画面が必ずしも有効利用されて
いない難点がある。
【0004】本発明の課題は、画面の横縦の寸法比が異
なる各種モニタを接続した場合に、各々のモニタの画面
寸法に対応した画像表示態様を考慮することにより、背
景映像や歌詞テロップ等をより見やすくし、また、モニ
タ画面をより有効に活用することができるカラオケ装置
を提供することにある。
なる各種モニタを接続した場合に、各々のモニタの画面
寸法に対応した画像表示態様を考慮することにより、背
景映像や歌詞テロップ等をより見やすくし、また、モニ
タ画面をより有効に活用することができるカラオケ装置
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】上述の課
題を解決するために、本発明のカラオケ装置は下記の要
件を含んで構成されることを特徴とする。 楽音データ記憶手段:演奏曲の楽音データを記憶す
る。 音楽演奏手段:その記憶された楽音データを読み出し
て、演奏曲の演奏を行なう。 歌詞データ記憶手段:演奏曲に対応する歌詞データを
記憶する。 歌詞表示装置:記憶された歌詞データを読み出して、
演奏曲の歌詞テロップを表示する。 表示制御手段:歌詞表示装置の表示画面を複数の表示
領域に分割し、その分割された表示領域の一部のものに
歌詞テロップを表示させる。
題を解決するために、本発明のカラオケ装置は下記の要
件を含んで構成されることを特徴とする。 楽音データ記憶手段:演奏曲の楽音データを記憶す
る。 音楽演奏手段:その記憶された楽音データを読み出し
て、演奏曲の演奏を行なう。 歌詞データ記憶手段:演奏曲に対応する歌詞データを
記憶する。 歌詞表示装置:記憶された歌詞データを読み出して、
演奏曲の歌詞テロップを表示する。 表示制御手段:歌詞表示装置の表示画面を複数の表示
領域に分割し、その分割された表示領域の一部のものに
歌詞テロップを表示させる。
【0006】上述のようなカラオケ装置においては、表
示画面を複数の表示領域に分割し、その分割された表示
領域の一部のものに歌詞テロップを表示させる。そし
て、その歌詞テロップの表示領域の形状、及び寸法をテ
ロップ表示に好都合なものに設定することで、歌詞テロ
ップをより見やすくすることができる。また、その表示
領域の分割態様を、接続されるモニタの横縦寸法比に合
わせて適宜設定することで、モニタの有効利用を図るこ
とができる。例えばワイドテレビなど、横長の表示装置
を使用した場合において、その画像が横伸びしたりする
ことを防止ないし抑制でき、使用者は快適に歌唱を楽し
むことができる。
示画面を複数の表示領域に分割し、その分割された表示
領域の一部のものに歌詞テロップを表示させる。そし
て、その歌詞テロップの表示領域の形状、及び寸法をテ
ロップ表示に好都合なものに設定することで、歌詞テロ
ップをより見やすくすることができる。また、その表示
領域の分割態様を、接続されるモニタの横縦寸法比に合
わせて適宜設定することで、モニタの有効利用を図るこ
とができる。例えばワイドテレビなど、横長の表示装置
を使用した場合において、その画像が横伸びしたりする
ことを防止ないし抑制でき、使用者は快適に歌唱を楽し
むことができる。
【0007】次に、上記カラオケ装置には、表示画面を
複数の表示領域に分割する分割表示モードと、該表示画
面の全体を単一の表示領域として使用し、該単一の表示
領域に歌詞テロップを表示させる非分割表示モードとの
間で、歌詞テロップの表示モードを選択する表示モード
選択手段を設けることができる。こうすれば、表示装置
の画面形状に応じて、表示モードをそれぞれに適したも
のに切り換えることができ、例えば画面寸法比の互いに
異なる表示装置に対しても、歌詞テロップや背景映像を
それぞれ見やすく表示することができる。具体的には、
画面の横縦寸法比が所定の値以下に設定された表示装置
に対しては非分割表示モードを、横縦寸法比が所定の値
を越えて設定された表示装置に対しては分割表示モード
を選択することにより、歌詞テロップをそれぞれ見やす
く表示することができる。
複数の表示領域に分割する分割表示モードと、該表示画
面の全体を単一の表示領域として使用し、該単一の表示
領域に歌詞テロップを表示させる非分割表示モードとの
間で、歌詞テロップの表示モードを選択する表示モード
選択手段を設けることができる。こうすれば、表示装置
の画面形状に応じて、表示モードをそれぞれに適したも
のに切り換えることができ、例えば画面寸法比の互いに
異なる表示装置に対しても、歌詞テロップや背景映像を
それぞれ見やすく表示することができる。具体的には、
画面の横縦寸法比が所定の値以下に設定された表示装置
に対しては非分割表示モードを、横縦寸法比が所定の値
を越えて設定された表示装置に対しては分割表示モード
を選択することにより、歌詞テロップをそれぞれ見やす
く表示することができる。
【0008】ここで、表示モード選択手段は、その接続
される歌詞表示装置の種類が特定のものである場合に、
分割表示モードを自動選択するように構成することがで
きる。例えば画面の横縦寸法比が特定の値に設定された
表示装置が接続された場合に、分割表示モードが自動選
択されるようにしておけば、歌詞テロップ等を見やすく
するための画面設定が自動で行われるので便利である。
される歌詞表示装置の種類が特定のものである場合に、
分割表示モードを自動選択するように構成することがで
きる。例えば画面の横縦寸法比が特定の値に設定された
表示装置が接続された場合に、分割表示モードが自動選
択されるようにしておけば、歌詞テロップ等を見やすく
するための画面設定が自動で行われるので便利である。
【0009】また、表示制御手段は、複数の表示領域の
うち、歌詞テロップが表示されるものとは別の一部のも
のに、該歌詞テロップ以外の視覚情報を表示させること
ができる。視覚情報は、例えば演奏曲を選択する演奏曲
リストの他、利用者がカラオケボックス等のカラオケ施
設で飲食物等を注文する場合のその注文内容(品名、数
量、料金等)など、各種ユーザー情報とすることができ
る。このような視覚情報を表示させることで、表示画面
をより有効に活用することができる。
うち、歌詞テロップが表示されるものとは別の一部のも
のに、該歌詞テロップ以外の視覚情報を表示させること
ができる。視覚情報は、例えば演奏曲を選択する演奏曲
リストの他、利用者がカラオケボックス等のカラオケ施
設で飲食物等を注文する場合のその注文内容(品名、数
量、料金等)など、各種ユーザー情報とすることができ
る。このような視覚情報を表示させることで、表示画面
をより有効に活用することができる。
【0010】上述のカラオケ装置は、中央管理装置とこ
れに接続されたカラオケ端末装置とを備えた、いわゆる
集中管理型カラオケ装置として構成することもできる。
ここで、カラオケ端末装置側には、音楽演奏手段と、歌
詞表示装置と、表示制御手段とが設けられる。一方、中
央管理装置側には、楽音データ記憶手段と歌詞データ記
憶手段とが設けられる。また、中央管理装置側からカラ
オケ端末装置側へ、該カラオケ端末装置からリクエスト
のあった演奏曲の楽音データ及び歌詞データとを送信す
るデータ送信手段が設けられる。このように構成された
カラオケ装置は、例えばカラオケボックスなど、多数の
カラオケ端末装置を使用するカラオケ施設に好適であ
る。なお、データ送信手段は、前述の視覚情報を送信す
るものとすることができる。
れに接続されたカラオケ端末装置とを備えた、いわゆる
集中管理型カラオケ装置として構成することもできる。
ここで、カラオケ端末装置側には、音楽演奏手段と、歌
詞表示装置と、表示制御手段とが設けられる。一方、中
央管理装置側には、楽音データ記憶手段と歌詞データ記
憶手段とが設けられる。また、中央管理装置側からカラ
オケ端末装置側へ、該カラオケ端末装置からリクエスト
のあった演奏曲の楽音データ及び歌詞データとを送信す
るデータ送信手段が設けられる。このように構成された
カラオケ装置は、例えばカラオケボックスなど、多数の
カラオケ端末装置を使用するカラオケ施設に好適であ
る。なお、データ送信手段は、前述の視覚情報を送信す
るものとすることができる。
【0011】また、歌詞表示装置は、歌詞テロップとと
もに背景映像も表示するものとすることができる。この
場合、表示画面の横方向の寸法が縦方向の寸法よりも大
きく設定されており、かつその縦方向寸法に対する横方
向寸法の比率が一定以上である場合には、表示制御手段
を、該表示画面の中央に又は左右いずれかに寄せて背景
映像を表示するための背景映像表示領域を形成し、該背
景映像表示領域の左右いずれかの少なくとも一方に隣接
して、歌詞テロップを表示するための歌詞テロップ表示
領域及び視覚情報を表示するための視覚情報表示領域の
少なくともいずれかを形成するようにすることができ
る。この構成によれば、カラオケ装置においては、ワイ
ドテレビなど表示装置の横縦比が一定以上のものにおい
て、複数の表示領域が横方向に隣接して形成されるの
で、表示画面を有効に利用することができ、カラオケ利
用者はより快適にカラオケを楽しむことができる。ま
た、その分割された表示領域の1つを中央または左右い
ずれかに寄せて配置し、これを背景映像表示領域とする
ことで、背景映像が横伸びして表示されることが防止さ
れる。また、これに隣接する領域を歌詞テロップ表示領
域として利用した場合は、歌詞テロップの横伸びが防止
され、また、視覚情報表示領域とした場合は、表示画面
の有効利用が図られることとなる。
もに背景映像も表示するものとすることができる。この
場合、表示画面の横方向の寸法が縦方向の寸法よりも大
きく設定されており、かつその縦方向寸法に対する横方
向寸法の比率が一定以上である場合には、表示制御手段
を、該表示画面の中央に又は左右いずれかに寄せて背景
映像を表示するための背景映像表示領域を形成し、該背
景映像表示領域の左右いずれかの少なくとも一方に隣接
して、歌詞テロップを表示するための歌詞テロップ表示
領域及び視覚情報を表示するための視覚情報表示領域の
少なくともいずれかを形成するようにすることができ
る。この構成によれば、カラオケ装置においては、ワイ
ドテレビなど表示装置の横縦比が一定以上のものにおい
て、複数の表示領域が横方向に隣接して形成されるの
で、表示画面を有効に利用することができ、カラオケ利
用者はより快適にカラオケを楽しむことができる。ま
た、その分割された表示領域の1つを中央または左右い
ずれかに寄せて配置し、これを背景映像表示領域とする
ことで、背景映像が横伸びして表示されることが防止さ
れる。また、これに隣接する領域を歌詞テロップ表示領
域として利用した場合は、歌詞テロップの横伸びが防止
され、また、視覚情報表示領域とした場合は、表示画面
の有効利用が図られることとなる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
面を用いて説明する。図1は、本発明のカラオケ装置を
集中管理型カラオケ装置として構成した一例を示すもの
である。カラオケ装置1は、中央管理装置2と、複数の
カラオケ端末装置(以下、単に端末装置ともいう)3、
及びそれら端末装置3と中央管理装置2とを接続するた
めのデータ送信手段としての通信回線4とを備える。ま
た、中央管理装置2は通信回線6によりホストコンピュ
ータ5と接続されている。
面を用いて説明する。図1は、本発明のカラオケ装置を
集中管理型カラオケ装置として構成した一例を示すもの
である。カラオケ装置1は、中央管理装置2と、複数の
カラオケ端末装置(以下、単に端末装置ともいう)3、
及びそれら端末装置3と中央管理装置2とを接続するた
めのデータ送信手段としての通信回線4とを備える。ま
た、中央管理装置2は通信回線6によりホストコンピュ
ータ5と接続されている。
【0013】図2に示すように、中央管理装置2は中央
側制御部10を備え、ここにCPU11、ROM12、
RAM13等を内蔵していて、カラオケ装置1の全体の
制御を司る。中央側制御部10には、ホストコンピュー
タ5との間で通信を行うモデム15、データ記憶装置1
6及び入力部22が接続されている。データ記憶装置1
6は、その楽音データ記憶部24に、カラオケ演奏のた
めの楽音データを多数、曲名及び曲番号と対応づけて記
憶している。このカラオケ演奏データは、例えば、MI
DI(Musical Instrument Digital Interface)規格に
基づいて構成され、その情報は少なくとも音高、音の強
さ、音の長さ、音色等のデータを含む。また、歌詞デー
タ記憶部25は各カラオケ曲の歌詞データを記憶してい
る。さらに、ユーザー情報記憶部18は、カラオケ利用
者からの飲食物等の注文情報などのユーザー情報データ
(例えば、品名、数量、料金等)を記憶する。
側制御部10を備え、ここにCPU11、ROM12、
RAM13等を内蔵していて、カラオケ装置1の全体の
制御を司る。中央側制御部10には、ホストコンピュー
タ5との間で通信を行うモデム15、データ記憶装置1
6及び入力部22が接続されている。データ記憶装置1
6は、その楽音データ記憶部24に、カラオケ演奏のた
めの楽音データを多数、曲名及び曲番号と対応づけて記
憶している。このカラオケ演奏データは、例えば、MI
DI(Musical Instrument Digital Interface)規格に
基づいて構成され、その情報は少なくとも音高、音の強
さ、音の長さ、音色等のデータを含む。また、歌詞デー
タ記憶部25は各カラオケ曲の歌詞データを記憶してい
る。さらに、ユーザー情報記憶部18は、カラオケ利用
者からの飲食物等の注文情報などのユーザー情報データ
(例えば、品名、数量、料金等)を記憶する。
【0014】一方、中央側制御部10には変復調器9が
接続されており、混合器14、及び通信回線4を用いて
端末装置3と接続されている。これらを介して中央管理
装置2は、端末装置3側からリクエストのあった演奏曲
の楽音データ及び歌詞データ等の送信を行なうこととな
る。また、中央側制御部10には、複数の背景映像デー
タ送信装置20が接続されており、それぞれ変調器21
を介して混合器14に接続されている。これら背景映像
データ送信装置20は、例えば光学式ビデオディスク
(以下、LDという)読取装置等で構成されるものであ
り、演奏曲のジャンルに応じて互いに異なる背景映像の
データをLDから読み出して、連続的に出力し続けるも
のとされる。
接続されており、混合器14、及び通信回線4を用いて
端末装置3と接続されている。これらを介して中央管理
装置2は、端末装置3側からリクエストのあった演奏曲
の楽音データ及び歌詞データ等の送信を行なうこととな
る。また、中央側制御部10には、複数の背景映像デー
タ送信装置20が接続されており、それぞれ変調器21
を介して混合器14に接続されている。これら背景映像
データ送信装置20は、例えば光学式ビデオディスク
(以下、LDという)読取装置等で構成されるものであ
り、演奏曲のジャンルに応じて互いに異なる背景映像の
データをLDから読み出して、連続的に出力し続けるも
のとされる。
【0015】また、中央側制御部10には、ハードディ
スク装置あるいは光磁気ディスク装置等で構成された演
奏曲リストデータ送信装置26が接続されており、変調
器21を介して混合器14につながれる。演奏曲リスト
データ送信装置26は、演奏曲の曲名が曲番号と対応付
けて収録された演奏曲リスト(図12参照)を、端末装
置3のモニタ54(図6、後述)に視覚表示するための
データを連続的に出力し続ける。そして、中央側制御部
10を介してデータ記憶装置16から送られてくるデー
タ、及び背景映像データ送信装置20ないしデータ送信
装置26からの各データは、変復調器9及び変調器21
によって変調され、混合器14によりそれぞれ所定のチ
ャンネルに割り当てられた状態で多重化された後、通信
回線4を通って各カラオケ端末装置3に送信される。
スク装置あるいは光磁気ディスク装置等で構成された演
奏曲リストデータ送信装置26が接続されており、変調
器21を介して混合器14につながれる。演奏曲リスト
データ送信装置26は、演奏曲の曲名が曲番号と対応付
けて収録された演奏曲リスト(図12参照)を、端末装
置3のモニタ54(図6、後述)に視覚表示するための
データを連続的に出力し続ける。そして、中央側制御部
10を介してデータ記憶装置16から送られてくるデー
タ、及び背景映像データ送信装置20ないしデータ送信
装置26からの各データは、変復調器9及び変調器21
によって変調され、混合器14によりそれぞれ所定のチ
ャンネルに割り当てられた状態で多重化された後、通信
回線4を通って各カラオケ端末装置3に送信される。
【0016】次に、図3に端末装置3の構成を示す。端
末装置3の中核をなすのはカラオケコマンダ29であっ
て、これに歌詞、背景映像及びユーザー情報等を表示す
る表示装置としてのモニタ54、アンプミキサ35等が
接続され、アンプミキサ35にマイク36及びスピーカ
37がつながれる。カラオケコマンダ29には、CPU
31、ROM32、RAM33等を内蔵した端末側制御
部30が設けられている。この端末側制御部30には、
中央管理装置2から送信される楽音データ、歌詞データ
及び前述のユーザー情報データ等を一時蓄積するデータ
記憶装置39、楽音データに基づいて演奏音を合成する
楽音合成部40、モニタ制御部53、リモコンユニット
45(図8)からデータを受信する無線受信部42等が
接続されている。
末装置3の中核をなすのはカラオケコマンダ29であっ
て、これに歌詞、背景映像及びユーザー情報等を表示す
る表示装置としてのモニタ54、アンプミキサ35等が
接続され、アンプミキサ35にマイク36及びスピーカ
37がつながれる。カラオケコマンダ29には、CPU
31、ROM32、RAM33等を内蔵した端末側制御
部30が設けられている。この端末側制御部30には、
中央管理装置2から送信される楽音データ、歌詞データ
及び前述のユーザー情報データ等を一時蓄積するデータ
記憶装置39、楽音データに基づいて演奏音を合成する
楽音合成部40、モニタ制御部53、リモコンユニット
45(図8)からデータを受信する無線受信部42等が
接続されている。
【0017】楽音合成部40は、例えばシンセサイザ等
で構成され、読み出された楽音データに基づいて、各楽
器の演奏音を合成する音源となる。この演奏信号は、ア
ンプミキサ35に送られて増幅されるとともに、マイク
36を介して入力される利用者の歌声と適度の割合でミ
キシングされ、スピーカ37から出力される。これら楽
音合成部40、アンプミキサ35、スピーカ37等が音
楽演奏手段を構成する。
で構成され、読み出された楽音データに基づいて、各楽
器の演奏音を合成する音源となる。この演奏信号は、ア
ンプミキサ35に送られて増幅されるとともに、マイク
36を介して入力される利用者の歌声と適度の割合でミ
キシングされ、スピーカ37から出力される。これら楽
音合成部40、アンプミキサ35、スピーカ37等が音
楽演奏手段を構成する。
【0018】カラオケコマンダ29は、変復調器43及
び分配器44を介して通信回線4と接続されている。端
末装置3は、通信回線4を介して中央管理装置2と演奏
曲予約等に関するデータのやり取りを行い、また演奏曲
の楽音データや歌詞データ及びユーザー情報を受信す
る。また、分配器44は、中央管理装置2側から送られ
てくる多重化されたデータから背景映像データ、演奏曲
リストデータ及びユーザー情報データ等をそれぞれ分離
するためのものであって、分離された背景映像データ等
は端末側制御部30に接続されているチューナ52に送
られるようになっている。そして、このチューナ52
は、端末側制御部30からの指令を受けて演奏曲のジャ
ンルに応じた背景映像のチャンネルを選択し、その選択
された背景映像等のデータをモニタ制御部53に送り込
む。モニタ制御部53は上述の背景映像データに基づい
て背景映像を合成するとともに、読み出された歌詞デー
タに基づいて歌詞テロップを合成し、これを背景映像と
ともにモニタ54に表示する。また、曲の演奏の進行に
同期して歌詞テロップを順次反転させ、利用者に該当す
る歌唱部分を知らせる役割も果たす。
び分配器44を介して通信回線4と接続されている。端
末装置3は、通信回線4を介して中央管理装置2と演奏
曲予約等に関するデータのやり取りを行い、また演奏曲
の楽音データや歌詞データ及びユーザー情報を受信す
る。また、分配器44は、中央管理装置2側から送られ
てくる多重化されたデータから背景映像データ、演奏曲
リストデータ及びユーザー情報データ等をそれぞれ分離
するためのものであって、分離された背景映像データ等
は端末側制御部30に接続されているチューナ52に送
られるようになっている。そして、このチューナ52
は、端末側制御部30からの指令を受けて演奏曲のジャ
ンルに応じた背景映像のチャンネルを選択し、その選択
された背景映像等のデータをモニタ制御部53に送り込
む。モニタ制御部53は上述の背景映像データに基づい
て背景映像を合成するとともに、読み出された歌詞デー
タに基づいて歌詞テロップを合成し、これを背景映像と
ともにモニタ54に表示する。また、曲の演奏の進行に
同期して歌詞テロップを順次反転させ、利用者に該当す
る歌唱部分を知らせる役割も果たす。
【0019】また、モニタ制御部53にはモニタ判別部
51が接続されており、ここにモニタ54が接続される
とともに、その種類を判別する機能を果たす。具体的に
は、図7に示すような、表示画面の横縦寸法比が4:3
程度に設定された標準型のモニタ(以下、標準モニタと
いう)54と、図6(a)に示すような、横縦寸法比が
それよりも大きな値(例えば16:9程度)に設定され
たモニタ(以下、ワイドモニタという)54とを、モニ
タ接続用差込口の使い分けによって判別するように構成
されており、図5に示すように2つの差込口71及び7
2を備えたモニタ接続部70と、モニタ判別回路73と
を備えている。ここで一方の差込口71はワイドモニタ
接続専用とされており、その内側には、モニタ54の接
続ケーブルプラグ54aを差し込むと、オフ状態からオ
ン状態へ(あるいはその逆に)切り替わることで、これ
を検出するスイッチ74が設けられている。そして、モ
ニタ判別回路73は、このスイッチ74に接続されてお
り、スイッチ74がケーブルプラグ54aを検出するこ
とにより、CPU31(図3)へ検出信号を発するよう
になっている。CPU31は、後述の映像表示制御プロ
グラム32b(図4、ROM32内)に基づいて、モニ
タ制御部53に分割指令信号を送る。モニタ制御部53
はこれを受け、ワイドモニタ54の表示画面を複数の表
示領域に分割する制御を行うこととなる(分割モー
ド)。図6はその画面分割方法のいくつかの例を示して
おり、例えば同図(a)においては、モニタ54の中央
に背景映像表示領域54bが、そして、その左右に隣接
して2つの歌詞テロップ表示領域54cがそれぞれ形成
されている。ここで、例えば2つある歌詞テロップ表示
領域54cのうちの一方を、視覚情報表示領域に切り替
えて使用することが可能であるが、これについては後述
する。
51が接続されており、ここにモニタ54が接続される
とともに、その種類を判別する機能を果たす。具体的に
は、図7に示すような、表示画面の横縦寸法比が4:3
程度に設定された標準型のモニタ(以下、標準モニタと
いう)54と、図6(a)に示すような、横縦寸法比が
それよりも大きな値(例えば16:9程度)に設定され
たモニタ(以下、ワイドモニタという)54とを、モニ
タ接続用差込口の使い分けによって判別するように構成
されており、図5に示すように2つの差込口71及び7
2を備えたモニタ接続部70と、モニタ判別回路73と
を備えている。ここで一方の差込口71はワイドモニタ
接続専用とされており、その内側には、モニタ54の接
続ケーブルプラグ54aを差し込むと、オフ状態からオ
ン状態へ(あるいはその逆に)切り替わることで、これ
を検出するスイッチ74が設けられている。そして、モ
ニタ判別回路73は、このスイッチ74に接続されてお
り、スイッチ74がケーブルプラグ54aを検出するこ
とにより、CPU31(図3)へ検出信号を発するよう
になっている。CPU31は、後述の映像表示制御プロ
グラム32b(図4、ROM32内)に基づいて、モニ
タ制御部53に分割指令信号を送る。モニタ制御部53
はこれを受け、ワイドモニタ54の表示画面を複数の表
示領域に分割する制御を行うこととなる(分割モー
ド)。図6はその画面分割方法のいくつかの例を示して
おり、例えば同図(a)においては、モニタ54の中央
に背景映像表示領域54bが、そして、その左右に隣接
して2つの歌詞テロップ表示領域54cがそれぞれ形成
されている。ここで、例えば2つある歌詞テロップ表示
領域54cのうちの一方を、視覚情報表示領域に切り替
えて使用することが可能であるが、これについては後述
する。
【0020】また、同図(b)のように、左側に背景映
像表示領域54bを、その下側に歌詞テロップ表示領域
54cを、またそれらの右側(又は左側)に隣接して演
奏曲リスト54h等の視覚情報を表示する視覚情報表示
領域54dをそれぞれ形成することもできる。さらに、
同図(c)のように、歌詞テロップ表示領域54cを形
成せず、背景映像表示領域54bにおいて、歌詞テロッ
プ54eを背景映像54fと重ねて表示することもでき
る。
像表示領域54bを、その下側に歌詞テロップ表示領域
54cを、またそれらの右側(又は左側)に隣接して演
奏曲リスト54h等の視覚情報を表示する視覚情報表示
領域54dをそれぞれ形成することもできる。さらに、
同図(c)のように、歌詞テロップ表示領域54cを形
成せず、背景映像表示領域54bにおいて、歌詞テロッ
プ54eを背景映像54fと重ねて表示することもでき
る。
【0021】なお、同図(c)においては、視覚情報表
示領域54dに視覚情報として、ユーザー情報54gが
表示されている。このユーザー情報54gは、中央管理
装置2から送信されてくる前述のユーザー情報データに
基づいて表示される。なお、ユーザー情報データは、例
えば利用者からの注文等を受けて、カラオケボックスの
店員等が中央管理装置2の入力部22(図2)から入力
することができる。また、端末装置3に入力部41(図
3)を設けておき、この入力部41から利用者が入力し
たデータを中央管理装置2へ送信するようにしてもよ
い。また、同図(d)のように、モニタ54が縦型の場
合は、表示画面の中央に背景映像表示領域54bを、そ
の上下に歌詞テロップ表示領域54cを形成することが
できる。
示領域54dに視覚情報として、ユーザー情報54gが
表示されている。このユーザー情報54gは、中央管理
装置2から送信されてくる前述のユーザー情報データに
基づいて表示される。なお、ユーザー情報データは、例
えば利用者からの注文等を受けて、カラオケボックスの
店員等が中央管理装置2の入力部22(図2)から入力
することができる。また、端末装置3に入力部41(図
3)を設けておき、この入力部41から利用者が入力し
たデータを中央管理装置2へ送信するようにしてもよ
い。また、同図(d)のように、モニタ54が縦型の場
合は、表示画面の中央に背景映像表示領域54bを、そ
の上下に歌詞テロップ表示領域54cを形成することが
できる。
【0022】図5に戻り、モニタ接続部70の他方の差
込口72は標準モニタ専用とされており、内部にスイッ
チ74は設けられていない。そして、ここに図7(a)
に示すような標準モニタ54が接続されると、その表示
画面54a全体を単一の表示領域とする非分割表示モー
ドとなり、モニタ制御部53はその表示領域に背景映像
54f及び歌詞テロップ54eを重ねて表示する。
込口72は標準モニタ専用とされており、内部にスイッ
チ74は設けられていない。そして、ここに図7(a)
に示すような標準モニタ54が接続されると、その表示
画面54a全体を単一の表示領域とする非分割表示モー
ドとなり、モニタ制御部53はその表示領域に背景映像
54f及び歌詞テロップ54eを重ねて表示する。
【0023】また、各端末装置3には、図8に示すよう
なリモコンユニット45が備え付けられている。このリ
モコンユニット45は、利用者が曲番号を入力して曲演
奏予約を行なうための操作キー45a、入力されたデー
タをカラオケコマンダ29の無線受信部42(図3)へ
無線送信するための無線送信部45c等を備えている。
なリモコンユニット45が備え付けられている。このリ
モコンユニット45は、利用者が曲番号を入力して曲演
奏予約を行なうための操作キー45a、入力されたデー
タをカラオケコマンダ29の無線受信部42(図3)へ
無線送信するための無線送信部45c等を備えている。
【0024】次に、図4(a)に示すように、中央側制
御部10のRAM13には、予約された曲番号を格納す
る曲番号メモリ13aが設けられている。また、ROM
12には下記のプログラムが格納されている。 楽音・歌詞データ転送プログラム12a:楽音データ
及び歌詞データをカラオケデータ記憶装置16から読み
出して、端末装置3へ転送する処理を司る。 データ転送プログラム12b:各背景映像データ送信
装置20、演奏曲リストデータ送信装置26からデータ
を出力させて端末装置3側へ送信する処理を司る。
御部10のRAM13には、予約された曲番号を格納す
る曲番号メモリ13aが設けられている。また、ROM
12には下記のプログラムが格納されている。 楽音・歌詞データ転送プログラム12a:楽音データ
及び歌詞データをカラオケデータ記憶装置16から読み
出して、端末装置3へ転送する処理を司る。 データ転送プログラム12b:各背景映像データ送信
装置20、演奏曲リストデータ送信装置26からデータ
を出力させて端末装置3側へ送信する処理を司る。
【0025】一方、図4(b)に示すように、端末側制
御部30のRAM33には、リモコンユニット45を用
いて入力された曲番号を格納する曲番号メモリ33aが
設けられている。また、ROM32には下記のプログラ
ムが格納されている。 音楽演奏プログラム32a:楽音データを読み出して
曲演奏を行なう処理を司る。 映像表示制御プログラム32b:演奏曲のジャンルに
応じて背景映像のチャンネルを選択するとともに、ワイ
ドモニタ54(図6(a)等)が使用される場合には表
示画面を前述のように複数の表示領域に分割し、それら
各表示領域に背景映像、歌詞テロップ及び視覚情報を表
示させる処理を司る。
御部30のRAM33には、リモコンユニット45を用
いて入力された曲番号を格納する曲番号メモリ33aが
設けられている。また、ROM32には下記のプログラ
ムが格納されている。 音楽演奏プログラム32a:楽音データを読み出して
曲演奏を行なう処理を司る。 映像表示制御プログラム32b:演奏曲のジャンルに
応じて背景映像のチャンネルを選択するとともに、ワイ
ドモニタ54(図6(a)等)が使用される場合には表
示画面を前述のように複数の表示領域に分割し、それら
各表示領域に背景映像、歌詞テロップ及び視覚情報を表
示させる処理を司る。
【0026】以下、カラオケ装置1の作動を、フローチ
ャートを用いて説明する。図9及び図10は、カラオケ
演奏を行なう場合の処理の流れを示している。図9はカ
ラオケ端末装置3側の処理を示しており、T1において、
リモコンユニット45を用いて曲演奏の予約を行なう。
なお、曲予約の方法は、演奏曲リストの冊子を手めくり
して曲番号を探し、その曲番号を入力してカラオケコマ
ンダ29(図3)へ送信する方法と、モニタ54に表示
される演奏曲リスト(後述)を用いて予約する方法との
いずれかで行なわれる。予約された曲番号は、RAM3
3の曲番号メモリ33aに記憶されるとともに、T2にお
いてその記憶された先頭のものから順に中央管理装置2
へ送信される。図10は、中央管理装置2における処理
の流れを示しており、端末装置3側から曲番号を受信す
ると(C1、C2)、これをRAM13の曲番号メモリ13
aに蓄積する。そして、曲番号メモリ13aの先頭に記
憶されている曲番号を読み出し、対応する楽音データ及
び歌詞データをカラオケデータ記憶部16から読み出し
て端末装置3へ送信する(C3)。
ャートを用いて説明する。図9及び図10は、カラオケ
演奏を行なう場合の処理の流れを示している。図9はカ
ラオケ端末装置3側の処理を示しており、T1において、
リモコンユニット45を用いて曲演奏の予約を行なう。
なお、曲予約の方法は、演奏曲リストの冊子を手めくり
して曲番号を探し、その曲番号を入力してカラオケコマ
ンダ29(図3)へ送信する方法と、モニタ54に表示
される演奏曲リスト(後述)を用いて予約する方法との
いずれかで行なわれる。予約された曲番号は、RAM3
3の曲番号メモリ33aに記憶されるとともに、T2にお
いてその記憶された先頭のものから順に中央管理装置2
へ送信される。図10は、中央管理装置2における処理
の流れを示しており、端末装置3側から曲番号を受信す
ると(C1、C2)、これをRAM13の曲番号メモリ13
aに蓄積する。そして、曲番号メモリ13aの先頭に記
憶されている曲番号を読み出し、対応する楽音データ及
び歌詞データをカラオケデータ記憶部16から読み出し
て端末装置3へ送信する(C3)。
【0027】図9に戻って、端末装置3は楽音データと
歌詞データとを受信してデータ記憶装置39に一旦蓄積
した後(T3)、これを逐次読み出して曲演奏及び歌詞テ
ロップ表示を行なう(T5)。曲演奏が始まると、端末側
制御部30からモニタ制御部53に制御信号が発せら
れ、対応する背景映像チャンネルをチューナ52に選択
させるとともに、歌詞データがモニタ制御部53に送信
される。モニタ制御部53は、接続されたモニタ54が
ワイドモニタである場合に、例えば図6(a)に示す態
様で、選択されたチャンネルの背景映像を背景映像表示
領域54bに表示させるとともに、その歌詞データに基
づく歌詞テロップをその両側の歌詞テロップ表示領域5
4cに表示させる(T4、T5)。
歌詞データとを受信してデータ記憶装置39に一旦蓄積
した後(T3)、これを逐次読み出して曲演奏及び歌詞テ
ロップ表示を行なう(T5)。曲演奏が始まると、端末側
制御部30からモニタ制御部53に制御信号が発せら
れ、対応する背景映像チャンネルをチューナ52に選択
させるとともに、歌詞データがモニタ制御部53に送信
される。モニタ制御部53は、接続されたモニタ54が
ワイドモニタである場合に、例えば図6(a)に示す態
様で、選択されたチャンネルの背景映像を背景映像表示
領域54bに表示させるとともに、その歌詞データに基
づく歌詞テロップをその両側の歌詞テロップ表示領域5
4cに表示させる(T4、T5)。
【0028】一方、標準モニタ54が接続された場合
は、図7(a)に示す態様で歌詞テロップ54eと背景
映像54fとを重ねて表示する。ここで、同図(b)に
示すように標準モニタ54が接続された場合であって
も、表示領域54aを分割することができ、この例で
は、歌詞テロップ表示領域54cが背景映像表示領域5
4bの下側に形成されている。
は、図7(a)に示す態様で歌詞テロップ54eと背景
映像54fとを重ねて表示する。ここで、同図(b)に
示すように標準モニタ54が接続された場合であって
も、表示領域54aを分割することができ、この例で
は、歌詞テロップ表示領域54cが背景映像表示領域5
4bの下側に形成されている。
【0029】次に、T6において曲演奏が終了すると、曲
番号メモリ33aに次の演奏曲の曲番号が記憶されてい
るかどうかを判定する(T7)。記憶されていればT2に戻
って、曲番号メモリ33aから次の演奏曲の曲番号が読
み出され、以下同じ処理が繰り返される。また、記憶さ
れていなければT1に戻って曲予約を待機する。なお、曲
番号メモリ33aに曲番号が記憶されている場合でも、
曲番号の入力は随時行なうことができ、演奏曲の予約を
行なうことができる。なお、T8において終了信号が検出
されれば処理は終了する。
番号メモリ33aに次の演奏曲の曲番号が記憶されてい
るかどうかを判定する(T7)。記憶されていればT2に戻
って、曲番号メモリ33aから次の演奏曲の曲番号が読
み出され、以下同じ処理が繰り返される。また、記憶さ
れていなければT1に戻って曲予約を待機する。なお、曲
番号メモリ33aに曲番号が記憶されている場合でも、
曲番号の入力は随時行なうことができ、演奏曲の予約を
行なうことができる。なお、T8において終了信号が検出
されれば処理は終了する。
【0030】ここで、端末側制御部30においては、リ
モコンユニット45からの入力によりそのモニタ54の
一方の歌詞テロップ表示領域54c(図6(a)の例え
ば右側のもの)を、図12に示すような視覚情報表示領
域54dに切り換えることができる。この切替処理は前
述の映像表示制御プログラム32b(図4)に基づいて
実行される。以下、その処理の流れを、図11のフロー
チャートを用いて説明する。
モコンユニット45からの入力によりそのモニタ54の
一方の歌詞テロップ表示領域54c(図6(a)の例え
ば右側のもの)を、図12に示すような視覚情報表示領
域54dに切り換えることができる。この切替処理は前
述の映像表示制御プログラム32b(図4)に基づいて
実行される。以下、その処理の流れを、図11のフロー
チャートを用いて説明する。
【0031】すなわち、リモコンユニット45の例えば
操作キー45aを操作することにより、演奏曲リストを
表示させる選曲チャンネルとユーザー情報を表示させる
ユーザー情報チャンネルとのいずれかを選択する。そし
て選曲チャンネルが選択された場合は、演奏曲リストデ
ータに基づいて、図12(a)に示すような演奏曲リス
ト54hが表示される(M1、M2)。利用者は、カーソル
移動キー45d(図8)を使用して画面上のカーソル5
4bを所望の演奏曲の表示位置に合わせ、さらにエンタ
ーキー45e(図8)を操作することにより選曲を行な
うことができる。選曲が行なわれると、その曲番号が端
末側制御部30へ送信されて曲演奏が予約される(M3、
M4)。一方、ユーザ情報チャンネルが選択されると、図
12(b)に示すように、ユーザー情報データに基づく
ユーザー情報54gがモニタ54に表示される(M5、M
6)。なお、図6(a)において、左右の歌詞テロップ
表示領域54cのいずれかを視覚情報表示領域54dと
して固定的に使用してもよい。
操作キー45aを操作することにより、演奏曲リストを
表示させる選曲チャンネルとユーザー情報を表示させる
ユーザー情報チャンネルとのいずれかを選択する。そし
て選曲チャンネルが選択された場合は、演奏曲リストデ
ータに基づいて、図12(a)に示すような演奏曲リス
ト54hが表示される(M1、M2)。利用者は、カーソル
移動キー45d(図8)を使用して画面上のカーソル5
4bを所望の演奏曲の表示位置に合わせ、さらにエンタ
ーキー45e(図8)を操作することにより選曲を行な
うことができる。選曲が行なわれると、その曲番号が端
末側制御部30へ送信されて曲演奏が予約される(M3、
M4)。一方、ユーザ情報チャンネルが選択されると、図
12(b)に示すように、ユーザー情報データに基づく
ユーザー情報54gがモニタ54に表示される(M5、M
6)。なお、図6(a)において、左右の歌詞テロップ
表示領域54cのいずれかを視覚情報表示領域54dと
して固定的に使用してもよい。
【0032】本実施例においては、モニタ54に表示さ
れる視覚情報は、演奏曲リスト54h又はユーザー情報
54gとされているが、これ以外の視覚情報、例えば文
字ニュース情報、ショッピング情報、コンサートや演芸
等のプレイガイド情報等を表示することもできる。ま
た、上記視覚情報は、ユーザー情報記憶部18、あるい
は演奏曲リストデータ送信装置26内の記録媒体(ハー
ドディスクや光磁気ディスク等)に記録されたデータに
基づいて表示されているが、例えば図2に示すように、
有線放送ないし無線放送の受信装置28を混合器14に
接続し、その受信装置28が受信する文字放送あるいは
テレビ放送等の内容を、視覚情報として表示するように
してもよい。
れる視覚情報は、演奏曲リスト54h又はユーザー情報
54gとされているが、これ以外の視覚情報、例えば文
字ニュース情報、ショッピング情報、コンサートや演芸
等のプレイガイド情報等を表示することもできる。ま
た、上記視覚情報は、ユーザー情報記憶部18、あるい
は演奏曲リストデータ送信装置26内の記録媒体(ハー
ドディスクや光磁気ディスク等)に記録されたデータに
基づいて表示されているが、例えば図2に示すように、
有線放送ないし無線放送の受信装置28を混合器14に
接続し、その受信装置28が受信する文字放送あるいは
テレビ放送等の内容を、視覚情報として表示するように
してもよい。
【0033】また、本実施例では、ワイドモニタと標準
モニタとを、モニタ判別部51により判別して、表示モ
ードの選択を自動的に行うようにしているが、表示モー
ドの選択をリモコンユニット45等からの入力により手
動で行うようにすることも可能である。また、モニタ5
4側に、モニタの種類を特定するための信号を発生する
信号発生部を設けておき、カラオケコマンダ29側でそ
の信号を受けて、表示モードの切り換えを自動的に行う
ようにしてもよい。
モニタとを、モニタ判別部51により判別して、表示モ
ードの選択を自動的に行うようにしているが、表示モー
ドの選択をリモコンユニット45等からの入力により手
動で行うようにすることも可能である。また、モニタ5
4側に、モニタの種類を特定するための信号を発生する
信号発生部を設けておき、カラオケコマンダ29側でそ
の信号を受けて、表示モードの切り換えを自動的に行う
ようにしてもよい。
【図1】本発明のカラオケ装置の全体構成を示すブロッ
ク図。
ク図。
【図2】中央管理装置の構成を示すブロック図。
【図3】カラオケ端末装置の構成を示すブロック図。
【図4】中央側制御部及び端末側制御部のRAM及びR
OMの内容を示すブロック図。
OMの内容を示すブロック図。
【図5】モニタ判別部の構成を示す説明図。
【図6】ワイドモニタにおける分割表示モードによる表
示例を示す模式図。
示例を示す模式図。
【図7】標準モニタにおける表示例を示す模式図。
【図8】リモコンユニットの模式図。
【図9】端末装置側におけるカラオケ演奏の処理の流れ
を示すフローチャート。
を示すフローチャート。
【図10】中央管理装置側におけるカラオケ演奏の処理
の流れを示すフローチャート。
の流れを示すフローチャート。
【図11】表示画面の切換処理の流れを示すフローチャ
ート。
ート。
【図12】演奏曲リスト及びユーザー情報の表示例を示
す説明図。
す説明図。
1 カラオケ装置 2 中央管理装置 3 カラオケ端末装置 4 通信回線(データ送信手段) 18 ユーザー情報記憶部 24 楽音データ記憶部(楽音データ記憶手段) 25 歌詞データ記憶部(歌詞データ記憶手段) 35 アンプミキサ(音楽演奏手段) 37 スピーカ(音楽演奏手段) 40 楽音合成部(音楽演奏手段) 50 モニタユニット(歌詞表示装置) 51 モニタ判別部(表示モード選択手段) 53 モニタ制御部(表示制御手段) 54 モニタ(歌詞表示装置) 54a 演奏曲リスト(視覚情報) 54n ユーザー情報(視覚情報)
Claims (6)
- 【請求項1】 演奏曲の楽音データを記憶する楽音デー
タ記憶手段と、 その記憶された楽音データを読み出して、前記演奏曲の
演奏を行なう音楽演奏手段と、 前記演奏曲に対応する歌詞データを記憶する歌詞データ
記憶手段と、 その記憶された歌詞データを読み出して、前記演奏曲の
歌詞テロップを表示する歌詞表示装置と、 その歌詞表示装置の表示画面を複数の表示領域に分割
し、その分割された表示領域の一部のものに前記歌詞テ
ロップを表示させる表示制御手段と、 を備えたことを特徴とするカラオケ装置。 - 【請求項2】 前記表示画面を複数の表示領域に分割
し、その分割された表示領域の一部のものに前記歌詞テ
ロップを表示させる分割表示モードと、該表示画面の全
体を単一の表示領域として使用し、該単一の表示領域に
前記歌詞テロップを表示させる非分割表示モードとの間
で、前記歌詞テロップの表示モードを選択する表示モー
ド選択手段と、 その選択された表示モードにより前記歌詞表示装置に前
記歌詞テロップを表示させる表示制御手段と、 を備える請求項1記載のカラオケ装置。 - 【請求項3】 前記歌詞表示装置は、複数種類のものの
いずれかが前記カラオケ装置に対し選択的に接続可能と
されており、 前記表示モード選択手段は、その接続される歌詞表示装
置の種類が特定のものである場合に、前記分割表示モー
ドを自動選択するようになっている請求項2記載のカラ
オケ装置。 - 【請求項4】 前記表示制御手段は、前記複数の表示領
域のうち、前記歌詞テロップが表示されるものとは別の
一部のものに、該歌詞テロップ以外の視覚情報を表示さ
せるようになっている請求項1ないし3のいずれかに記
載のカラオケ装置。 - 【請求項5】 前記音楽演奏手段と、前記歌詞表示装置
と、前記表示制御手段とを備えた複数のカラオケ端末装
置と、 前記楽音データ記憶手段と前記歌詞データ記憶手段とを
備えた中央管理装置と、 その中央管理装置側から前記カラオケ端末装置側へ、該
カラオケ端末装置からリクエストのあった演奏曲の楽音
データ及び歌詞データを送信するデータ送信手段と、 を有する請求項1ないし4のいずれかに記載のカラオケ
装置。 - 【請求項6】 前記歌詞表示装置は、前記歌詞テロップ
とともに背景映像も表示するものとされ、さらに、 前記表示画面の横方向の寸法が縦方向の寸法よりも大き
く設定されており、かつその縦方向寸法に対する横方向
寸法の比率が一定以上である場合には、前記表示制御手
段は、該表示画面の中央に又は左右いずれかに寄せて前
記背景映像を表示するための背景映像表示領域を形成
し、該背景映像表示領域の左右いずれかの少なくとも一
方に隣接して、前記歌詞テロップを表示するための歌詞
テロップ表示領域及び前記視覚情報を表示するための視
覚情報表示領域の少なくともいずれかを形成するように
なっている請求項1ないし5のいずれかに記載のカラオ
ケ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7328156A JPH09146573A (ja) | 1995-11-21 | 1995-11-21 | カラオケ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7328156A JPH09146573A (ja) | 1995-11-21 | 1995-11-21 | カラオケ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09146573A true JPH09146573A (ja) | 1997-06-06 |
Family
ID=18207117
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7328156A Pending JPH09146573A (ja) | 1995-11-21 | 1995-11-21 | カラオケ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09146573A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008216312A (ja) * | 2007-02-28 | 2008-09-18 | Brother Ind Ltd | カラオケネットワークシステム |
WO2018198382A1 (ja) * | 2017-04-27 | 2018-11-01 | ヤマハ株式会社 | 歌詞表示装置及び方法 |
-
1995
- 1995-11-21 JP JP7328156A patent/JPH09146573A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008216312A (ja) * | 2007-02-28 | 2008-09-18 | Brother Ind Ltd | カラオケネットワークシステム |
WO2018198382A1 (ja) * | 2017-04-27 | 2018-11-01 | ヤマハ株式会社 | 歌詞表示装置及び方法 |
JPWO2018198382A1 (ja) * | 2017-04-27 | 2019-11-21 | ヤマハ株式会社 | 歌詞表示装置及び方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
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A521 | Written amendment |
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A02 | Decision of refusal |
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