JP2945831B2 - 映像カラオケ装置 - Google Patents

映像カラオケ装置

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JP2945831B2
JP2945831B2 JP6067341A JP6734194A JP2945831B2 JP 2945831 B2 JP2945831 B2 JP 2945831B2 JP 6067341 A JP6067341 A JP 6067341A JP 6734194 A JP6734194 A JP 6734194A JP 2945831 B2 JP2945831 B2 JP 2945831B2
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敏 古川
幸江 長谷川
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Ekushingu Kk
Brother Industries Ltd
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Ekushingu Kk
Brother Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歌詞表示の背景に再生
映像を使用し、伴奏音楽に合わせて歌唱して楽しむこと
が可能な映像カラオケ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、モニタに歌詞テロップを表示
するその背景に再生映像を使用し、カラオケ伴奏に合わ
せて歌唱して楽しむことが可能な映像カラオケ装置が知
られている。その背景映像としては、曲毎に映像データ
と歌詞の内容及び演奏データを記憶したビデオディスク
を再生することで得るものや、曲データとは別個に映像
データを記憶させておき、曲の演奏時に背景画として表
示するもの等があった。
【0003】上記再生映像は、その曲個別に対応するも
のや、あるいはその曲のジャンルに対応したものが設定
されるため、カラオケ利用の際に、その再生映像はより
楽しさを増すことに寄与する。また、歌詞テロップは、
その歌詞テロップを見ながら歌うことが多いので、カラ
オケ利用の際には欠かせないものである。
【0004】また、上記カラオケ背景としての再生映像
や歌詞テロップを表示するにはモニタテレビが使用され
ることが多い。そして、これらにはチャンネルを合わせ
ることによって一般放送の画面も表示させることがで
き、放送局が送信している番組をそのモニタテレビでも
見ることができるようにされていることが多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、それら
一般放送等の映像を見ることができるのは、カラオケを
使用していないときだけであり、カラオケを利用してい
る際には、背景画や歌詞テロップを表示させるために使
用しているため、一般放送等の映像は見ることができな
い。そのため、例えばカラオケを歌い続けながら、例え
ばスポーツ中継を見たい場合には、別にテレビ受像器を
用意する必要があり面倒であった。
【0006】なお、この場合には、主にスポーツ中継等
を見たいというのではなく、あくまでカラオケがメイン
であるが、中継されているスポーツの動向も一応チェッ
クしておきたいというレベルでの要求である。そこで本
発明は、上述の課題を解決するためになされたものであ
り、歌詞テロップを見ながらカラオケを利用することは
確保しながら、一般放送等、カラオケ専用の映像とは違
った別の映像も共に見ることができるようにした、映像
カラオケ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に成された請求項1記載の発明は、入力手段、音源手
段、選択手段、映像合成手段、制御手段を備えると共
に、楽曲情報と歌詞情報からなるカラオケデータの再生
を行う映像カラオケ装置であって、入力手段は、一般放
の指定、カラオケデータの指定が可能であり、音源手
段は、制御手段の制御に基づいて楽曲情報の再生を行
い、選択手段は、制御手段の制御に基づいて、一般放送
映像信号と背景画映像信号を選択して出力し、映像合成
手段は、入力された歌詞情報を歌詞映像信号に変換する
と共に、選択手段からの映像信号と歌詞映像信号を合成
して表示手段に出力し、制御手段は、入力手段より一般
送の指定がある際には、選択手段により一般放送信号
を選択し、入力手段よりカラオケデータの指定があった
際には、その楽曲情報を音源手段に、その歌詞情報を映
像合成手段に出力し、選択手段が一般放送信号を選択中
でない場合には、選択手段に背景画映像信号を選択させ
る映像カラオケ装置である。
【0008】
【0009】
【0010】
【作用】上記のように構成された請求項1記載の映像カ
ラオケ装置によれば、音源手段が制御手段の制御に基づ
いて楽曲情報の再生を行う。また、選択手段は、制御手
段の制御に基づいて、一般放送映像信号と背景画映像
を選択して出力する。そして、映像合成手段は、入力
された歌詞情報を歌詞映像信号に変換すると共に、選択
手段からの映像信号と歌詞映像信号を合成して表示手段
に出力する。ここで、入力手段より一般放送の指定があ
ると、制御手段が、選択手段により一般放送映像信号
選択して出力させる。 一方、入力手段よりカラオケデ
ータの指定があると、制御手段が、その楽曲情報を音源
手段に、その歌詞情報を映像合成手段に出力し、選択手
段が一般放送信号を選択中でない場合には、選択手段に
背景画映像信号を選択させる。
【0011】したがって、カラオケデータの再生を行う
場合、一般放送の指定があればその一般放送映像と歌詞
情報を表示し、一般放送の指定がなければ背景画映像と
歌詞情報を表示することとなる。但し、背景画映像と歌
詞情報を表示している状態で、一般放送の指定があれ
ば、それまで表示していた背景画映像に替えて一般放送
映像を表示する。
【0012】なお、一般放送映像に対応する音声がある
場合には、一般放送が指定されている最中ではその対応
する音声も出力されているが、上述したようにカラオケ
演奏が開始されると、その音声はカラオケ演奏に切り替
えられ、一般放送映像だけが出力され、カラオケ演奏の
歌詞情報と共に表示されることとなる。
【0013】従って、カラオケ演奏中に、例えばスポー
ツ中継の内容が気になって一般放送を選択すると、その
カラオケ演奏指定曲に対応する所定の背景画映像に替え
てその一般放送映像が表示されることとなり、カラオケ
を続行しながら、一般放送映像も見ることができる。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】利用者にとってカラオケを利用するために
必要な優先順位としては、カラオケ演奏、歌詞テロッ
プ、背景映像の順番である。特に背景映像はそのカラオ
ケ演奏の雰囲気をより向上させ、興味を引き立たせるた
めのものであり、それがなければカラオケを利用するこ
とができないというものではない。従って、例えば上述
したようにスポーツ中継の内容が気になって一般放送を
指定して見ている状態でカラオケを利用する場合には、
カラオケ演奏に加えて歌詞情報を表示させることで、カ
ラオケを楽しみながら、一般放送映像も見ることができ
るようにしたのである。
【0018】
【0019】このように、本発明の映像カラオケ装置
は、歌詞情報を見ながらカラオケを利用することは確保
しながら、一般放送映像等、カラオケ専用の映像とは違
った別の映像も共に見ることができ、利用者の便宜を図
ることができる。
【0020】なお、本発明は、中央制御装置と複数の端
末装置を伝送回線で接続し、中央制御装置から各端末装
置へ、カラオケに関する演奏データや歌詞データ、背景
映像データに加え、一般放送の映像データも送信するよ
うなシステムに構築した映像カラオケ装置において、特
にその効果を奏する。もちろん、上記各データを装置単
体で有するようなタイプのものでも同様の効果がある。
【0021】
【実施例】以下、本発明の楽音再生装置を適用した一実
施例として、センター(中央制御装置)と多数のカラオ
ケ端末装置とを伝送回線にて接続したカラオケシステム
の例を説明する。
【0022】ここで、図1はシステム全体の概略構成及
びセンターの構成を示すブロック図、図2はカラオケ端
末装置側の構成を示すブロック図である。図1に示すよ
うに、本カラオケシステム1は、センター3と複数のカ
ラオケ端末装置5(以後端末装置5とも記す)とが、同
軸ケーブル7によって接続されて構成されている。ここ
で端末装置5は、別々の建物の中に分かれて設けられて
もよく、あるいは一つの建物の中の個々の店舗またはボ
ックスごとに設けてられてもよい。
【0023】次に、センター3の構成を図1等に基づい
て説明する。センター3は、全体の制御を行うサーバー
(制御部)11、カラオケデータを記憶した記憶装置1
3、センターモデム15、背景映像出力装置17a,1
7b、BS(衛星放送)も受信可能な放送受信システム
19、ヘッドエンド21等を備えている。
【0024】サーバー11は、周知のCPU23、RO
M25、RAM27等を備え、バスライン29を介し
て、記憶装置13、入出力インターフェース(I/O)
31、背景映像出力装置(VDP)17a,17b等と
接続されている。一方、記憶装置13には、ハードディ
スクや光磁気ディスクなどの大容量の記憶装置が用いら
れており、数千曲程度の曲データが記憶されている。
【0025】ここで、図3に示すように、1曲分のカラ
オケデータD1は、同期信号D3、曲番号を示す曲番号
データD5、演奏データD7、1曲分のデータの終了
(区切り)を示すデータD9などから構成されている。
演奏データD7は、伴奏音楽のデータであるMIDI規
格のデータや、後述する端末装置5のモニタテレビ53
に映し出される歌詞データなどを含んでいる。
【0026】センターモデム15は、記憶装置13から
読み出されるカラオケデータや選曲データを所定のチャ
ンネル(即ち所定の周波数帯域)の高周波信号に変調し
て、ヘッドエンド21に出力するものである。背景映像
出力装置(ビデオディスクプレーヤ)17a,17b
は、後述する端末装置5のモニタテレビに映し出される
背景映像情報を出力するものであり、本実施例では、演
歌やポップス等にジャンル分けされている。そして、こ
の背景映像出力装置17a,17bは、各々変調器33
に接続されており、画像データ(標準のNTSC方式の
ビデオ信号)が変調器33によって各々異なったチャン
ネルの高周波信号に変調され、ヘッドエンド21に出力
される。
【0027】また、放送受信システム19は、受信用の
アンテナ35、BSも受信可能なチューナー37及び変
調器39を備え、変調器39はヘッドエンド21に接続
されている。ヘッドエンド21には、同軸ケーブルに信
号を送出するミキサーなどの各種装置(図示せず)が備
えられている。このヘッドエンド21には、上述のセン
ターモデム15から送られるカラオケデータや選曲デー
タの変調信号、背景映像出力装置17a,17bからの
背景映像信号、及び放送受信システム19からのBS放
送信号が入力され、これらのチャンネルの異なる複数の
信号が多重化されて同軸ケーブル7に出力され、各端末
装置5に送信される。なお、チャンネルの割付について
は後述する。
【0028】続いて、端末装置5の構成を図2に基づい
て説明する。端末装置5は、全体の制御を行う制御部4
1、入力装置43、音源45、アンプ47、スピーカー
49、映像合成回路51、モニタテレビ53、センター
3からの信号を受信して処理する端末モデム57及びチ
ューナー59などを備えている。
【0029】制御部41は、CPU61、ROM63、
RAM65などを備え、バスライン67を介して、入力
装置43、音源45、入出力インターフェース69、映
像合成回路51などと接続されている。入力装置43
は、使用者が端末装置5を操作するための各種スイッチ
を備えるものであり、リクエスト曲の曲番号を入力する
テンキーや、カラオケを行うか一般放送を見るか、など
を選択する各種のモードスイッチ、さらには一般放送の
チャンネル選択のための選択ボタンなどを備えている。
【0030】音源(シンセサイザー音源)45は、カラ
オケデータに含まれるMIDIデータ(図3)をカラオ
ケ伴奏音声信号に変換するものであり、この音声信号は
アンプ47に入力される。アンプ47は、このカラオケ
伴奏音声信号と、歌い手によるマイクロフォン71から
の歌唱音声信号とをミキシングして増幅し、スピーカー
49に出力する。
【0031】映像合成回路51は、カラオケデータに含
まれる歌詞データを歌詞映像信号に変換するとともに、
これをチューナー59から入力される背景映像信号と合
成(スーパーインポーズ)し、モニタテレビ53へ出力
する。端末モデム57は、同軸ケーブル7を介してセン
ター3から送信されるカラオケデータ信号を受信して復
調するものである。復調されたカラオケデータは制御部
41によって処理され、リクエストのあった曲のデータ
については、一旦RAM65に格納された後、カラオケ
演奏処理のために再び読み出される。このカラオケ演奏
処理については後に詳述する。
【0032】チューナー59は、同じくセンター3の背
景映像出力装置17a,17bから送信される背景映像
信号及び放送受信システムからのBSを含む放送信号を
受信し、所望の映像信号を得るべくチャンネル選択をす
るものである。続いて、上述した構成を備えたカラオケ
システム1の動作を説明する。
【0033】まず、センター3側からカラオケデータを
送信する動作について説明する。センター3は、端末装
置5側において曲のリクエストがあるか否かに関わら
ず、ある一定時間(使用者が曲をリクエストして演奏が
開始されるまでの許容時間)の間に、記憶装置13に記
憶されているカラオケデータの全量を、複数のチャンネ
ルに分割して同軸ケーブル7を介して端末装置5に順次
送信する。
【0034】即ち、記憶装置13に記憶されている複数
のカラオケデータは、入出力インターフェース31を介
してセンターモデム15に送出され、複数のチャンネル
に分けられて変調される。より具体的には、例えば図4
に示すように、C30(Cはチャンネルを示す)では0
〜999番の曲のカラオケデータ、C31では1000
〜1999番までの曲のデータという具合いに、全ての
曲(6000曲)が6個のチャンネル(C30〜C3
5)に分割される。そして、各チャンネルの毎に割り付
けられたカラオケデータは、ヘッドエンド21及び同軸
ケーブル7を介して、順次端末装置5に送信される。そ
して、全曲の送信が終了すると、再び各チャンネルとも
最初の曲から送信を繰り返す。
【0035】一方、テレビの一般放送も複数のチャンネ
ルで送信されており、本実施例ではS20〜S26に7
種類の一般放送(その内の2つはBS)が割り付けられ
ている。これらも、ヘッドエンド21及び同軸ケーブル
7を介して、端末装置5に送信されており、端末装置5
側において入力装置43を介してチャンネルを選択する
と、対応する一般放送をモニタテレビ53に表示させる
ことができる。
【0036】次に、端末装置5において、リクエストし
てカラオケを行う場合の動作を、図5〜7のフローチャ
ートなどを参照して説明する。まず、端末装置5の入力
装置43において一般放送のチャンネル選択がされたか
否かを判断し(ステップ10:以下ステップを単にSと
記す。)、チャンネル選択された場合には図6のS15
0に移行してS150〜S180の処理を行なうが、こ
れらの処理については後述する。一方、チャンネル選択
でない場合には(S10:NO)、放送受信の中止指示
がなされたか否かを判断し(S20)、受信中止指示の
場合には図7のS190に移行してS190〜S220
の処理を行なうが、これらの処理については後述する。
なお、放送受信の中止指示の有無は入力装置43におい
て対応するスイッチ(あるいはボタン)が操作されたか
否かで判断する。
【0037】一方、受信中止指示でない場合には(S2
0:NO)、カラオケ演奏を終了するか否かを判断し
(S30)、続ける場合には、S40でリクエスト曲の
曲番号が入力されたか否かを判断し、入力されない場合
には、S10へ戻る。一方、S40で肯定判断、つまり
リクエスト曲番号が入力された場合には、S50では、
RAM65に予め記憶されているチャンネル情報(個々
のカラオケデータがいずれのチャンネルから送信される
かを示すデータ)を参照し、端末モデム57を制御し
て、リクエスト曲が送信されてくる該当チャンネルを受
信する。そして、同じくRAM65に記憶されている曲
名−曲調情報(リクエスト曲が演歌、ポップスなどの曲
調の中のいずれに該当するかを示すデータ)を参照し
て、リクエストされた曲の曲調に対応する背景映像信号
を選択すべく、チューナー59のチャンネルを設定する
(S60)。
【0038】次に、制御部41では、上述のS50にて
選択したチャンネルより順次送信されるカラオケデータ
の曲番号データD5(図3)を参照し、送信されてきた
カラオケデータがリクエスト曲のものであるか否かを判
断する(S70)。所望の曲でなければS70を繰り返
すが、リクエスト曲のデータであれば、このカラオケデ
ータを一旦RAM65に格納した後、放送受信中である
か否かを判断し(S80)、放送受信中でない場合に
は、背景画及び歌詞を通常表示して(S90)、カラオ
ケ演奏処理を行なう(S100)。
【0039】S90での背景画及び歌詞の通常表示につ
いて説明する。RAM65に一旦格納されたカラオケデ
ータを読み出し、歌詞データを映像合成回路51に入力
して歌詞映像信号に変換する。また、映像合成回路51
には、チューナー59によってチャンネル選択された背
景映像信号も入力される。そして、これらの背景映像情
報と歌詞映像信号とが映像合成回路51にて合成(スー
パーインポーズ)され、モニタテレビ53には背景映像
の上に歌詞の文字列が重ね合わされて表示されるのであ
る。なお、この場合の歌詞テロップの表示は、画面の下
方において行われる。
【0040】一方、S100でのカラオケ演奏について
説明すると、読み出されたカラオケデータに含まれるM
IDIデータは、音源45にて伴奏音声信号に変換され
てアンプ47に入力される。この伴奏音声信号は、歌い
手によるマイクロフォン71からの歌唱音声信号とミキ
シングされ、適宜増幅されてスピーカー49より出力さ
れる。
【0041】そして、上述のようなカラオケ演奏処理
(S100)が終了すると、S10に戻る。一方、上記
S80において肯定判断、すなわち放送受信中であった
場合には、S110において歌詞のみをスーパーインポ
ーズしてからS100のカラオケ演奏処理に移行する。
このS110における処理は、それまでの状態が放送受
信中であるため、モニタテレビ53には受信した所定の
チャンネルの放送画面が表示されている。そのため、そ
の放送画面は、そのまま残しておき、カラオケに必要な
歌詞テロップだけをその放送画面にスーパーインポーズ
することで、カラオケをしながら、放送画面も見ること
ができる。
【0042】なお、放送受信中であった場合には、その
放送画面に対応する音声があることが多いので、S10
0のカラオケ演奏処理においては、その音声に切り替え
てカラオケ演奏がなされることとなる。続いてS30で
肯定判断、すなわちカラオケ演奏を終了する場合には、
S120に移行して放送受信中であるか否かを判断し、
放送受信中でない場合には、表示を中止して、S10へ
戻る。一方、放送受信中の場合には、後述する放送画面
のPIP表示を中止して、受信内容、すなわち受信した
放送画面を(PIP表示ではなく)通常表示し(S13
0)、S10へ戻る。
【0043】次に、S10で肯定判断の場合に実行され
るS150〜S180の処理を図6を参照して説明す
る。これは一般放送のチャンネル選択がされた場合であ
り、その場合はリクエストされた一般放送のチャンネル
にチューナー59のチャンネルを設定する(S15
0)。そして、カラオケ中であるか否かを判断し(S1
60)、カラオケ中の場合はモニタテレビ53にはその
カラオケ曲に対応した背景画が表示されている状態なの
で、上記リクエストされた一般放送のチャンネルによる
放送画面を背景画面の左上にPIP表示して(S17
0)、S10に戻る。なお、放送画面に対応する音声は
出力されない。
【0044】ここで、放送画面を背景画面の左上にPI
P表示する理由は、背景画面中における歌詞テロップの
非表示領域に表示するためである。利用者は歌詞テロッ
プを見ながらカラオケ曲を歌うことが多いので、本実施
例では歌詞テロップが画面中の下方に表示されるため、
放送画面は画面上方の左側にPIP表示するようにし
て、歌詞テロップが隠れないようにしているのである。
【0045】一方、S160でカラオケ中でないと判断
された場合には、受信内容である放送画面を通常表示す
る。つまり、画面全部を使って通常のサイズで表示され
ることとなる。この場合は、放送画面に対応する音声も
出力されることとなる。このように、カラオケ演奏中
に、例えばスポーツ中継の内容が気になって該当する放
送画面を選択すると、そのカラオケ演奏指定曲に対応す
る所定の背景画面中にその放送画面がPIP表示される
こととなり、カラオケを続行しながら、放送画面も小さ
いサイズではあるが、見ることができる。また、PIP
表示する放送画面は、背景画面中であって歌詞テロップ
の非表示領域において行なわれるので、利用者が歌詞テ
ロップを見ながらカラオケ曲を歌う際に支障がない。
【0046】続いて、S20で肯定判断の場合に実行さ
れるS190〜S220の処理を図7を参照して説明す
る。これは受信中止指示がなされた場合であり、その場
合は放送受信を中止し(S190)、カラオケの演奏中
であるか否かを判断する(S200)。そして、カラオ
ケの演奏中である場合は、それまでのPIP表示を中止
して、背景画及び歌詞を通常表示する(S210)。一
方、カラオケ演奏中でない場合には、表示を中止して
(S220)、S10へ戻る。
【0047】このように、本実施例のカラオケシステム
1においては、カラオケ指定曲に対応する所定の背景画
面を表示して行われるカラオケ演奏中に放送画面の表示
が指定された場合には、そのカラオケ演奏指定曲に対応
する所定の背景画面中に受信した放送画面をPIP表示
させる。従って、カラオケ演奏中に、例えばスポーツ中
継の内容が気になって放送画面を選択すると、そのカラ
オケ演奏指定曲に対応する所定の背景画面中にその放送
画面がPIP表示されることとなり、カラオケを続行し
ながら、放送画面も見ることができる。また、この場
合、PIP表示する放送画面は、背景画面中であって歌
詞テロップの非表示領域において行なわれるので、カラ
オケの利用において支障がない。
【0048】また、放送画面が指定されている最中にカ
ラオケ演奏が開始された場合には、その放送画面上に歌
詞テロップをスーパーインポーズして表示させる。利用
者にとってカラオケを利用するために必要な優先順位と
しては、カラオケ演奏、歌詞テロップ、背景画の順番で
ある。特に背景画はそのカラオケ演奏の雰囲気をより向
上させ、興味を引き立たせるためのものであり、それが
なければカラオケを利用することができないというもの
ではない。従って、例えば上述したようにスポーツ中継
の内容が気になって放送画面を指定して見ている状態で
カラオケを利用する場合には、その放送画面は残したま
ま、カラオケ演奏に加えて歌詞テロップを表示させるこ
とで、カラオケをしながら、放送画面も見ることができ
るようにしたのである。
【0049】なお、放送画面が指定されている最中にカ
ラオケ演奏が開始された場合(S80:YES)におい
ても、S170の処理結果と同じように、背景画を基本
として、放送画面をPIP表示させてもよい。さらに
は、カラオケ演奏中に放送画面を選択された場合におい
て、カラオケ曲に対応する背景画の表示は止めて、その
放送画面を表示させ、その上に歌詞テロップを表示させ
るようにしてもよい。
【0050】いずれにしても、歌詞テロップを見ながら
カラオケを利用することは確保しながら、一般放送等、
カラオケ専用の映像とは違った別の映像も共に見ること
ができ、利用者の便宜を図ることができる。以上実施例
について説明したが、本発明は上記実施例に限定される
ものではなく、種々の態様で実施し得る。
【0051】例えば上記実施例のものは、PIP表示す
る放送画面を背景画面の左上に表示するとしたが、右上
でもよい。また、歌詞テロップが画面上方に表示される
のなら、放送画面は左下あるいは右下にPIP表示させ
ればよい。
【0052】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の映像カラ
オケ装置装置によれば、カラオケ演奏中に一般放送が
定された場合、あるいは一般放送が指定されている最中
にカラオケ演奏が開始された場合には、そのカラオケ演
奏指定曲に対応する所定の背景画映像に替えて上記一般
放送映像を表示させるため、例えばカラオケ演奏中に、
例えばスポーツ中継の内容が気になって一般放送を選択
すると、そのカラオケ演奏指定曲に対応する所定の背景
画映像に替えてその一般放送映像が表示されることとな
り、カラオケを続行しながら、一般放送映像も見ること
ができる。
【0053】
【0054】このように、本発明の映像カラオケ装置
は、歌詞情報を見ながらカラオケを利用することは確保
しながら、一般放送映像等、カラオケ専用の映像とは違
った別の映像も共に見ることができ、利用者の便宜を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例のカラオケシステム全体の概略構成
及びセンターの構成を示すブロック図である。
【図2】 本実施例のカラオケ端末装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図3】 本実施例のカラオケデータの構成を示す説明
図である。
【図4】 本実施例のチャンネル割付構成を示す説明図
である。
【図5】 本実施例のカラオケ端末装置の動作の一部を
示すフローチャートである。
【図6】 本実施例のカラオケ端末装置の動作の一部を
示すフローチャートである。
【図7】 本実施例のカラオケ端末装置の動作の一部を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…カラオケシステム、 3…センター、 5
…カラオケ端末装置、 7…同軸ケーブル、 11…サーバー、 13
…記憶装置、 15…センターモデム、 17a,17b…背景映
像出力装置、 19…放送受信システム、 21…ヘッドエンド、 3
3,39…変調器、 35…アンテナ、 41…制御部、 4
3…入力装置、 45…音源、 47…アンプ、 4
9…スピーカー、 51…映像合成回路、 53…モニタテレビ、 5
7…端末モデム、 59…チューナー、 67…バスライン、 7
1…マイクロフォン
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−30681(JP,A) 特開 平4−83482(JP,A) 実開 平4−12178(JP,U) 実開 平4−85884(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G10K 15/04 302

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力手段(43)、音源手段(45)、選
    択手段(59)、映像合成手段(51)、制御手段(4
    1)を備えると共に、楽曲情報と歌詞情報からなるカラ
    オケデータの再生を行う映像カラオケ装置であって、 入力手段(43)は、一般放送の指定、カラオケデータ
    の指定が可能であり、 音源手段(45)は、制御手段(41)の制御に基づい
    楽曲情報の再生を行い、 選択手段(59)は、制御手段(41)の制御に基づい
    て、一般放送映像信号と背景画映像信号を選択して出力
    し、 映像合成手段(51)は、入力された歌詞情報を歌詞映
    像信号に変換すると共に、選択手段(59)からの映像
    信号と歌詞映像信号を合成して表示手段(53)に出力
    し、 制御手段(41)は、 入力手段(43)より一般放送の指定がある際には、選
    択手段(59)により一般放送信号を選択し、 入力手段(43)よりカラオケデータの指定があった際
    には、その楽曲情報を音源手段(43)に、その歌詞情
    報を映像合成手段(51)に出力し、選択手段(59)
    が一般放送信号を選択中でない場合には、選択手段(5
    9)に背景画映像信号を選択させる像カラオケ装置。
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