JPH07250187A - 電話回線を用いる通信装置 - Google Patents

電話回線を用いる通信装置

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JPH07250187A
JPH07250187A JP6041509A JP4150994A JPH07250187A JP H07250187 A JPH07250187 A JP H07250187A JP 6041509 A JP6041509 A JP 6041509A JP 4150994 A JP4150994 A JP 4150994A JP H07250187 A JPH07250187 A JP H07250187A
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昌浩 田中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 情報提供端末装置からの情報を確実に受信す
る。 【構成】 情報提供端末装置へ送出する複数のデータ
(DTMF信号)、前記データ送出後、次のデータを送
出するまでの待機時間および前記データ送出後に情報提
供端末装置からの音声信号があるか否かを表す判別デー
タが記憶され、前記判別データによって音声信号がある
と判断したときには、前記待機時間T6の計測が終了
し、かつ無音期間N2によって音声の終了が検出された
後に、次に送出すべきデータD5が送出される。一方、
前記判別データによって音声信号が無いと判断したとき
には、前記待機時間T3の計測が終了した後に、次に送
出すべきデータD2が送出される。したがって、情報提
供端末装置からの音声信号に対応したデータを確実に送
出することができ、前記情報提供端末装置からの情報を
得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発呼側端末装置からの
呼出しに応答して音声信号を送出し、当該音声信号に対
して発呼側端末装置から送出されるデータを認識し、認
識したデータによって指定される情報を、予め定める送
信手順に従って発呼側端末装置に送出する情報提供端末
装置に発呼可能な電話回線を用いる通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電話回線を用いる通信装置としては、電
話機あるいはファクシミリ装置などが挙げられ、たとえ
ばファクシミリ装置は、電話番号を入力して発呼を行
い、被呼側端末装置との接続を行った後、送信すべき画
像を表す画像信号を送信する、あるいは相手側端末装置
からの発呼に応答して電話回線との接続を行った後、受
信した画像信号を画像として出力する機能を有してい
る。
【0003】このような電話回線を用いる通信装置を利
用した情報提供サービスが開発されている。たとえば、
特開平4−56457には、情報の提供サービスを受け
るにあたって、情報提供端末装置からの音声信号を隔て
る無音期間に応答して、発呼側端末装置から前記音声信
号に対応したデータを自動的に送出する例が開示されて
いる。このような機能は、たとえば銀行とその顧客との
間で各顧客の所有するファクシミリ装置や電話機から必
要なデータを送信し、自宅にいながら所望の銀行との間
で窓口業務などの依頼を行う場合に利用され、通信時に
おける送信データの入力処理のプログラム、発呼先の電
話番号および記憶処理のプログラムなどは、たとえばI
Cカードに記憶される。ICカードを通信装置に接続す
ることによって、該ICカードに記憶された内容が読出
され、データの送出が行われる。
【0004】図12は、発呼側端末装置とされる従来の
通信装置が受信・送信する信号の一例を示すタイミング
チャートである。まず通信装置が情報提供端末装置を呼
出し、呼出された情報提供端末装置が電話回線と接続さ
れる。続いて、情報提供端末装置からの音声ガイダンス
S4を受信する。音声ガイダンスS4は、たとえば「こ
ちらは○○情報サービスセンターです。まず最初に9を
押してください。」という内容である。この音声ガイダ
ンスS4に応答して、通信装置はDTMF(Dual Tone
Modulation Frequency)信号D7を送出する。さらに、
通信装置は音声ガイダンスS5を受信する。この音声ガ
イダンスS5は、たとえば「御希望のBOX番号を入力
してください。」という内容である。この音声ガイダン
スS5に応答して、通信装置はDTMF信号D8を送出
する。さらに、通信装置は音声ガイダンスS6を受信す
る。このような信号のやり取りが、所定の回数だけ行わ
れる。最後の音声ガイダンスに応答してDTMF信号の
送出を行うと、送信要求ボタンの押下などを行って、待
機状態となる。
【0005】自動的にデータを送出するために、通信装
置は、DTMF信号D7,D8を予め記憶している。自
動発信時には、受信した音声ガイダンスS4が終了し、
予め定める無音期間N4が経過すると、DTMF信号D
7を送出する。前記DTMF信号D7を受信した情報提
供端末装置は、該装置の処理に必要な処理時間P5が経
過した後、音声ガイダンスS5を送出する。同様に、音
声ガイダンスS5を受信した通信装置は、前記音声ガイ
ダンスS5が終了し、予め定める無音期間N5が経過す
ると、DTMF信号D8を送出する。前記DTMF信号
D8を受信した情報提供端末装置は、該装置の処理に必
要な処理時間P6が経過した後、音声ガイダンスS6を
送出する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記通信装置では、音
声信号があるかないかの判断を、前記音声信号の強さに
よって行っている。予め定められる基準値以下のレベル
の信号が一定期間連続して得られると音声信号がないと
判断し、前記基準値よりもレベルが大きいと音声信号が
あると判断する。このため、音声ガイダンスS4〜S6
の信号レベルが低い場合、通信装置は音声ガイダンスS
4〜S6を受信しているにもかかわらず無音であると判
断してしまい、DTMF信号の送出を行ってしまう。
【0007】図13は、誤って認識を行った際に受信・
送信する信号の一例を示すタイミングチャートである。
まず、通信装置が情報提供端末装置を呼出し、呼出され
た情報提供端末装置が電話回線と接続される。続いて、
情報提供端末装置から音声ガイダンスS4が送出される
けれども、通信装置が受信した音声ガイダンスS4の信
号レベルが低いことから、通信装置では無音であると判
断し、前記接続確認後、予め定める無音期間N4が経過
すると、DTMF信号D7を送出する。前記DTMF信
号D7の送出後、さらに予め定める無音期間N5が経過
すると、DTMF信号D8を送出する。前記DTMF信
号D8を受信した情報提供端末装置は、該装置の処理に
必要な処理期間P6が経過した後、音声ガイダンスS7
を送出する。この音声ガイダンスS7の内容は、前記音
声ガイダンスS4に対応したデータの入力がなかった
め、たとえば、「識別できませんでした。もう1度入力
してください。」という内容となる。
【0008】このような誤動作は、上述したように音声
信号が検出できなかった場合に生じ、たとえば通信装置
の状態、情報提供端末装置の状態および電話回線の状況
によって音声信号レベルが低下してしまったときに生
じ、操作者は誤動作のたびにデータを再入力しなければ
ならない。
【0009】また、前記特開平4−56457に開示さ
れている例は、動作手順が予め定められる銀行の窓口業
務などに対応したものであり、得られる情報は限られた
ものである。他の情報を必要とする場合、その内容に応
じた発呼先への発呼を行い、また各内容に応じた動作手
順が必要となる。このため、前記特開平4−56457
に開示されている例では対応できず、操作者は発信動作
を手動で1つずつ行わなければならない。したがって、
非常に煩雑な操作が必要となる。また、前記公報では、
予め記憶される動作プログラム、登録される電話番号お
よび送出するDTMF信号などは、ICカードに記憶さ
れる。該ICカードを通信装置に接続し、記憶された内
容を読出して処理を実行するけれども、たとえば特定の
処理を指定する場合などには操作者自身による入力が必
要となる。このように従来例では、操作が完全に自動化
されておらず、必要に応じてボタンの押下などを行うな
ど、煩雑な操作が必要となる。
【0010】さらに、上述したような情報提供サービス
は、DTMF信号を用いることから、該信号の送信・受
信を行うためのPB(プッシュボタン)信号用の回線を
使用していないと情報の提供を行えない場合がある。こ
のため、たとえばDP(ダイヤルパルス)信号用の回線
を使用していた場合、操作者はPB信号用の回線に切換
えるという操作が必要となる。
【0011】本発明の目的は、情報提供端末装置からの
情報を確実に得ることができる電話回線を用いる通信装
置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、発呼側端末装
置からの呼出しに応答して音声信号を送出し、当該音声
信号に対して発呼側端末装置から送出されるデータを認
識し、認識したデータによって指定される情報を、予め
定める送信手順にしたがって発呼側端末装置に送出する
情報提供端末装置に発呼可能な電話回線を用いる通信装
置において、情報提供端末装置に送出する複数のデータ
と、前記データを送出した後、次のデータを送出するま
での待機時間と、前記データを送出した後に情報提供端
末装置からの音声信号があるか否かを表す判別データと
を記憶するデータ記憶手段と、前記データ記憶手段に記
憶されたデータを電話回線に送出するデータ送出手段
と、前記データを送出した直後に計時動作を開始し、待
機時間の計測を行う計時手段と、情報提供端末装置から
の音声信号の送出の終了を検出する検出手段と、前記デ
ータ記憶手段からデータを読出して前記データ送出手段
に与える制御手段とを含み、前記制御手段は、前記判別
データに基づいて、前記データ送出手段によるデータ送
出後に情報提供端末装置からの音声信号があると判断し
たときは、前記計時手段によって前記データ記憶手段に
記憶された待機時間の計測が終了し、かつ前記検出手段
によって音声信号の送出の終了が検出された後に、次に
送出すべきデータをデータ送出手段に与え、音声信号が
ないと判断したときは、前記計時手段によって前記デー
タ記憶手段に記憶された待機時間の計測が終了した後
に、次に送出すべきデータをデータ送出手段に与えるこ
とを特徴とする電話回線を用いる通信装置である。
【0013】また本発明は、情報提供端末装置を呼出す
発呼手段と、電話回線を前記データ送出手段あるいは発
呼手段に切換えて接続する切換手段とを含み、前記発呼
手段による発呼動作終了後、電話回線をデータ送出手段
に接続することを特徴とする。
【0014】また本発明は、前記制御手段は、情報提供
端末装置に最後のデータを送出した後に、情報提供端末
装置の送信手順に対応した通信状態を設定することを特
徴とする。
【0015】
【作用】本発明に従えば、通信装置は情報提供端末装置
を呼出す。呼出された情報提供端末装置は音声信号を送
出する。通信装置は前記音声信号に応答したデータを送
出する。情報提供端末装置は前記データによって指定さ
れる情報を予め定める送信手順にしたがって送出する。
ここで、通信装置は、情報提供端末装置に送出する複数
のデータと、前記データを送出した後、次のデータを送
出するまでの待機時間と、前記データを送出した後に情
報提供端末装置からの音声信号があるか否かを表す判別
データとを予め記憶しており、前記判別データに基づい
て、データ送出後の情報提供端末装置からの音声信号の
有無を判断する。該判断に基づいて、次に送出すべきデ
ータを各判断に応じたタイミングで送出する。
【0016】したがって、情報提供端末装置に送出する
複数のデータのみを記憶し、情報提供端末装置からの音
声信号の送出の終了を検知したときに前記データを送出
する従来技術と比較すると、情報提供端末装置との通信
を確実に行うことが可能となる。すなわち、従来技術で
は情報提供端末装置からの音声信号の送出の終了を間違
って認識する、たとえば音声信号があるにもかかわらず
終了したと判断すると、前記データの送出を行ってしま
うこととなる。さらに、その後の音声信号に対応したデ
ータの送出が間違ったものになってしまうこととなり、
情報提供端末装置から所望とする情報を得ることができ
ないという不都合が生じる。
【0017】本発明では、判別データに基づいて、デー
タ送出後に情報提供端末装置からの音声信号があるか否
かを判断し、音声信号がある場合には、記憶された待機
時間の計測が終了し、かつ音声信号の終了が検出された
後に、次のデータを送出し、音声信号がない場合には、
記憶された待機時間の計測が終了した後に、次のデータ
を送出する。したがって、たとえば音声信号があるにも
かかわらず終了したと判断した場合であっても、データ
送出後、次のデータを送出するまでの待機時間の計測が
終了し、かつ音声信号の終了が検出された後に、次のデ
ータが送出されるので、従来技術のように音声信号に対
応したデータの送出が間違ったものになってしまうとい
うような不都合が生じず、情報提供端末装置から所望と
する情報を確実に得ることが可能となる。
【0018】また、本発明に従えば、前記電話回線を用
いる通信装置は、発呼手段と、切換手段とを含み、前記
発呼手段によって情報提供端末装置を呼出した後、発呼
手段に接続された電話回線を前記切換手段によって前記
データ送出手段に切換えて接続する。
【0019】したがって、電話回線との接続の切換えを
操作者が行う必要がなく、電話回線を用いる通信装置の
利便性が向上する。
【0020】さらに本発明に従えば、前記制御制御は、
情報提供端末装置に最後のデータを送出した後に、情報
提供端末装置の送信手順に対応した通信状態を設定す
る。たとえば、情報提供端末装置からの情報を一旦電話
回線を遮断して待機するか、あるいは接続したままで待
機するかに対応して、通信状態、すなわち電話回線を遮
断するか、あるいは接続したままにするかの設定を行
う。
【0021】したがって、様々な情報提供端末装置に応
じて通信状態を設定することができ、どのような情報提
供端末装置からの情報であっても受信することが可能と
なる。
【0022】
【実施例】図1は、本発明の一実施例であるファクシミ
リ装置1の電気的構成を示すブロック図である。ファク
シミリ装置1は、電話回線2を介して音声信号および画
像信号の送信・受信を行う。電話回線2は、NCU(ネ
ットワークコントロールユニット)3に接続される。N
CU3は、電話回線2とファクシミリ装置1とのインタ
ーフェイス、すなわち電話回線2の接続・切断を制御す
る。NCU3は、受信した信号が音声信号であるか画像
信号であるかを判断し、音声信号は主制御部4に与え、
画像信号はモデム7に与える。
【0023】後述する構成のファクシミリ制御部21と
は独立に、NCU3には電話制御部5が接続されてお
り、ハンドセット6を使用して通信相手局との間で通話
を行うことができる。受信した音声信号は、ハンドセッ
ト6のスピーカから出力され、ハンドセット6のマイク
ロホンからの音声信号は電話制御部5を介してNCU3
に与えられ、NCU3から電話回線2に送出される。
【0024】モデム7は、主制御部4の制御に基づいて
画像信号の変調・復調を行う。また、モデム7には後述
する操作パネル16に設けられるテンキー31の押下に
対応したDTMF信号を発生するDTMF発生部22が
設けられる。モデム7には伝送制御部8が接続されてお
り、伝送制御部8は、主制御部4の制御に基づいてモデ
ム7を制御し、画像信号の送信・受信動作を制御する。
【0025】主制御部4にはラインメモリ制御部9を介
してラインメモリ10が接続されている。ラインメモリ
制御部9は、ラインメモリ10を使用して、送信すべき
画像信号の圧縮および受信した画像信号の伸張を制御す
る。主制御部4は、ラインメモリ制御部9によって伸張
された画像信号を記録制御部21を介して記録装置12
に与える。
【0026】記録装置12は、たとえばサーマルヘッド
とプラテンローラとを含んで構成される。記録動作は、
感熱紙などの記録紙をサーマルヘッドによってプラテン
ローラ外周面に押当て、与えられた画像信号に基づいて
サーマルヘッドに設けられる複数の発熱抵抗体を選択的
に加熱することによって行う。
【0027】さらに主制御部4には、読取制御部14を
介して読取装置13が接続されている。読取装置13
は、光源とCCD(電荷結合素子)とを含み、光源から
の光を原稿面に照射し、原稿面からの反射光をCCDで
読取って電気信号に変換し、読取制御部14に与える。
読取制御部14は、CCDによって読取られたアナログ
信号をAGC(Auto Gain Control)回路によって一定
レベルに調整し、さらに光学系の歪みやCCDイメージ
センサの感度のばらつきの影響によるシェーディング歪
みを補正する。
【0028】主制御部4には、パネル制御部15を介し
て操作パネル16が接続されている。操作パネル16に
は、電話番号などの入力を行うためのテンキー、ファク
シミリ装置1が実行する処理を指示する複数のキーおよ
びボタン、ファクシミリ装置1の動作状態および設定モ
ードなどを表示する表示パネルなどが設けられている。
パネル制御部15は、操作パネル16の各種操作キーあ
るいはボタンからの入力の監視、あるいは表示の制御を
行い、操作パネル16と主制御部4との間でのデータ転
送を制御する。また、パネル制御部15には、前記電話
制御部5が接続されており、ファクシミリ処理部21に
おける電源のオン/オフと独立に操作パネル16におけ
るテンキーを操作して電話制御部5に通話先電話番号な
どを入力することができる。これによって電話制御部5
は、NCU3を介して電話回線2に発呼信号、すなわち
入力された電話番号に対応したトーン信号あるいはPB
信号を出力する。
【0029】さらに主制御部4には、RTC(リアルタ
イムクロック)18、ROM(リードオンリメモリ)1
9およびRAM(ランダムアクセスメモリ)20が接続
される。RTC18は計時手段である。ROM19は読
出し専用のメモリであり、ファクシミリ装置1全体の基
本的な動作プログラム、各種操作キーあるいはボタンか
らの指示に基づく動作プログラムなどが記憶される。R
AM20は、書換え自在のメモリであり、登録データな
どの格納領域あるいは各種処理領域として用いられる。
【0030】なお、前記NCU3にはリレー23が設け
られる。該リレー23によって、電話回線2が電話制御
部5、あるいはモデム7に切換えられて接続される。ま
た、NCU3に接続される電話回線2には、スイッチ2
5を介してスピーカ24が接続される。前記リレー23
が切換えられて電話回線2が電話制御部5と接続された
場合、スイッチ25は接続されず、電話回線2を介して
受信した音声信号は、電話制御部5に接続されるハンド
セット6のスピーカから出力される。一方、前記リレー
23が切換えられて電話回線2がモデム7と接続された
場合、スイッチ25が接続され、電話回線2を介して受
信した音声信号はスピーカ24から出力される。
【0031】また、ファクシミリ装置1には、主制御部
4によって制御される電源回路17からの電力が供給さ
れる。電源回路17には、スイッチ26を介して電源プ
ラグ27が接続され、前記電源プラグ27が図示しない
コンセントに接続されて、前記電源回路17に電力が供
給される。
【0032】前記主制御部4、伝送制御部8、ラインメ
モリ制御部9、ラインメモリ10、記録制御部11、読
取制御部14、パネル制御部15、RTC18、ROM
19およびRAM20を含んでファクシミリ処理部21
が構成される。
【0033】図2は、前記操作パネル16を示す平面図
である。操作パネル16は、0〜9までの数字にそれぞ
れ対応した複数のテンキー31、ファクシミリ装置1が
実行する処理を指示する複数のボタン32〜37、シャ
ープキー38、アスタリスクキー39およびファクシミ
リ装置1の動作状態および設定モードなどを表示する表
示パネル40を備える。テンキー31からは、発呼先の
電話番号が入力されるほか、テンキー31、シャープキ
ー38およびアスタリスクキー39によって、受信した
音声信号に対応して送出すべきコードなどが入力され
る。登録ボタン32は、登録モードの処理の実行を指示
するためのボタンである。スタートボタン33は、発呼
の開始を指示するボタンである。送信要求ボタン34
は、電話回線接続の後、ファクシミリ受信の開始を指示
するボタンである。なお、スタートボタン33を押下す
ることによって、自動的にファクシミリ受信の開始を行
うことも可能である。オンフックボタン35は、オンフ
ック操作、すなわちハンドセット6をファクシミリ装置
に置いた状態で発呼動作を行うことを指示するボタンで
あり、該ボタン35を押下して電話回線2を開放状態と
し、ファクシミリ受信を行う。ワンタッチボタン36を
押下すると、登録モード時において記憶されたデータが
読出され、後述する処理が実行される。停止ボタン37
からは、実行中の各種処理の停止が指示される。表示パ
ネル40は、たとえば液晶表示素子で実現される。
【0034】なお、操作パネル16には上述したキーや
ボタン以外に、たとえば自動的に受信を行う、いわゆる
留守番電話モード、あるいは操作者の指示に基づいて受
信を行う、いわゆる在宅モードの選択を行う留守ボタン
60、ファクシミリ受信時の画質、たとえば文字の大き
さを選択する画質選択ボタン61、発呼先電話番号を記
憶し、たとえば1つのボタンを押下するだけで発呼先の
電話番号を入力することができる短縮ボタン62、被呼
側端末装置が話し中(電話回線を使用している)である
場合に、一定間隔で繰返し発呼動作を行うことを指示す
る再ダイヤルボタン63、発呼時における電話番号の入
力や、登録時の電話番号の入力の一時停止を指示するポ
ーズボタン64、電話回線2へのトーン信号の送出を指
示するトーンボタン65、通話時において、電話回線2
を保留することを指示する保留ボタン66、原稿の複写
を指示するコピーボタン67などが設けられる。
【0035】上述したような構成のファクシミリ装置1
は、情報提供端末装置からの音声信号に応答してデータ
を自動的に送出する機能を有しており、以下、該機能に
ついて説明する。なお、前記情報提供端末装置とは、発
呼側端末装置からの呼出しに応答して音声信号を送出
し、該音声信号に対して発呼側端末装置から送出される
データを認識し、認識したデータによって指定される情
報を、予め定める送信手順に従って発呼側端末装置に送
出する装置であり、本実施例のファクシミリ装置1は、
前記情報提供端末装置に発呼可能な通信装置である。ま
ず、情報提供端末装置からの音声信号に応答して送出す
るデータの登録方法について説明する。
【0036】図3および図4は、登録時の動作を示すフ
ローチャートである。また、図5は、登録データ記憶領
域42を示す図である。ステップa1では、前記登録ボ
タン32から登録モードが設定される。ステップa2で
は、所望の情報提供端末装置の電話番号が、前記テンキ
ー31から入力される。入力された電話番号は、前記記
憶領域42の電話番号データ領域44に記憶される。ス
テップa3では、前記スタートボタン33が押下され
る。これによって電話番号の入力が終了したことを認識
する。ステップa4では、発呼動作が実行される。すな
わち、前記テンキー31から入力された電話番号が、パ
ネル制御部15を介して電話制御部5に入力される。電
話番号が入力された電話制御部5は、NCU3を介して
電話回線2に、入力された電話番号に対応した発呼信号
を送出する。
【0037】ステップa5では、リレー23の切換えが
行われる。すなわち、電話制御部5に接続されていた電
話回線2がモデム7に切換えられて接続される。ステッ
プa6では、RAM20に予め記憶される通信可能時間
が読出されてRTC18に設定されるとともに、時間の
計測が開始される。前記予め記憶される通信可能時間
は、情報提供端末装置と通信を行う最長の時間であり、
たとえば1分に選ばれる。計測される時間が前記予め記
憶される通信可能時間を超えると、強制的に通信が中止
される。なお、計測される時間が前記予め記憶される通
信可能時間を頻繁に超えてしまう場合には、予め設定さ
れる複数の設定値に対応してそれぞれ設けられるスイッ
チを切換えることなどによって前記通信可能時間が変更
される。
【0038】ステップa7では、極性反転が検出された
かどうかが判断される。検出された場合はステップa8
に移り、検出されなかった場合にはステップa32に移
る。この検出結果は、前記記憶領域42の極性反転デー
タ領域45に記憶される。極性反転を検出することによ
って、ファクシミリ装置1と情報提供端末装置との間の
直流回路閉結状態を認識する。一方、検出しなかった場
合は、後述するステップa11でテンキー31の押下が
あったかどうかを判断し、テンキー31の押下があった
ことを検出することによって認識する。ステップa8で
は、極性反転検出フラグを立てる。ステップa9では、
発呼の終了、すなわち入力された電話番号に対応した発
呼信号の送出終了後から極性反転検出までの時間をT1
として前記記憶領域42の時間T1領域46に記憶す
る。
【0039】ステップa10では、RTC18がリセッ
トされ、再び計測が開始される。ステップa11では、
テンキー31の押下があったかどうかが判断される。あ
ったと判断した場合にはステップa12に移り、なかっ
たと判断した場合にはステップa37に移る。
【0040】ステップa12では、前記極性反転検出か
らテンキー31の押下までの時間をT2として、前記記
憶領域42の時間T2領域47に記憶する。また、押下
したキーのキー番号が、前記記憶領域42のキー番号デ
ータ領域49に記憶される。ステップa13では、カウ
ント値nが、n=n+1とされて、前記記憶領域42の
カウント値n領域48に記憶される。
【0041】ステップa14では、RTC18がリセッ
トされて、再び計測が開始される。ステップa15で
は、回線上に一定の値、たとえば−43dB以上の信号
が、予め定める期間だけ連続して得られたかどうかが判
断される。得られた場合にはステップa25に移り、得
られなかった場合にはステップa16に移る。
【0042】ステップa16では、前記複数のキーある
いはボタンの中のいずれかの押下があったかどうかが判
断される。ありと判断した場合、ステップa17に移
り、なしと判断した場合、後述するステップa21に移
る。ステップa17では、前記キーあるいはボタンの押
下が、テンキー31であったかどうかが判断される。テ
ンキー31の押下であった場合にはステップa26に移
り、テンキー31の押下でなかった場合にはステップa
18に移る。
【0043】ステップa18では、前記キーあるいはボ
タンの押下がスタートボタン33であったかどうかが判
断される。スタートボタン33の押下であった場合には
ステップa30に移り、スタートボタン33の押下でな
かった場合にはステップa19に移る。ステップa19
では、前記キーあるいはボタンの押下が、送信要求ボタ
ン34であったかどうかが判断される。送信要求ボタン
34であった場合にはステップa31に移り、送信要求
ボタン34の押下でなかった場合にはステップa20に
移る。ステップa20では、前記キーあるいはボタンの
押下が、停止ボタン37の押下であったかどうかが判断
される。停止ボタン37の押下であった場合には待機状
態となる。停止ボタン37の押下でなかった場合にはス
テップa21に移る。
【0044】ステップa21では、交換機からのビジー
トーン信号、すなわち情報提供端末装置が他の端末装置
と通信中であることを示す信号が検出されたかどうかが
判断される。検出された場合には待機状態となり、検出
されなかった場合にはステップa22に移る。ステップ
a22では、計測された時間が前記ステップa6で読出
されてRTC18に設定された通信可能時間、すなわち
最長の通信時間を超えたかどうかが判断される。超えた
場合には待機状態となり、超えていない場合にはステッ
プa23に移る。ステップa23では、電話回線2を開
放状態としたかどうかが判断される。開放状態とした場
合にはステップa24に移り、開放状態としていない場
合にはステップa15に戻る。ステップa24では、電
話回線2を開放したことを表すフラグを立てる。ステッ
プa24の動作が終了すると待機状態となる。
【0045】ステップa25では、前記ステップa15
で、回線上に一定の値以上の信号が、予め定める期間だ
け連続して得られたと判断したことに対応して、音声信
号があったことを表すデータが記憶される。たとえば音
声信号ありはビット「1」で表され、音声信号なしはビ
ット「0」で表される。このデータは、前記記憶領域4
2の音声信号データ領域50に記憶される。
【0046】ステップa26では、前記ステップa17
で、テンキー31の押下があったと判断されたことに対
応して、押下したキーのキー番号が前記記憶領域42の
キー番号データ領域49に記憶される。またキーの押下
から次のキーの押下までの期間に音声信号があったかど
うかを表す音声信号データが、前記記憶領域42の音声
信号データ領域50に記憶される。また、キーの押下か
ら次のキーの押下までの待機時間が前記記憶領域42の
時間データ領域51に記憶される。
【0047】ステップa27では、前記記憶領域42の
カウント値n領域48に記憶されるカウント値nが、n
=n+1とされ、改めて記憶される。ステップa28で
は、RTC18がリセットされて、再び計測が開始され
る。
【0048】ステップa29では、RAM20のメモリ
容量に対応して予め定められるキー入力による桁数が超
えたかどうかが判断される。超えた場合には待機状態と
なり、超えていない場合にはステップa21に戻る。
【0049】ステップa30では、前記ステップa18
でのスタートボタン33の押下ありの検知に対応して、
スタートボタン押下フラグを立て、ファクシミリ受信状
態となる。ステップa31では、前記ステップa19で
の送信要求ボタン34の押下ありの検知に対応して、送
信要求ボタン押下フラグを立て、ファクシミリ受信状態
となる。
【0050】前記ステップa7で、極性反転が検出され
なかった場合、ステップa32に移る。ステップa32
では、回線上に一定の値以上の信号が、予め定める期間
だけ連続して得られ、かつ1回目であるかどうか、すな
わち情報提供端末装置からのリングバックトーン信号R
1を受信したかどうかが判断される。受信した場合には
ステップa33に移り、受信しなかった場合にはステッ
プa34に移る。ステップa33では、発呼の終了から
リングバックトーン信号R1を受信するまでの時間がT
1として前記記憶領域42の時間T1領域46に記憶さ
れる。
【0051】ステップa34では、停止ボタン37の押
下があったかどうかが判断される。停止ボタン37の押
下があったと判断した場合には待機状態となり、停止ボ
タン37の押下がなかったと判断した場合にはステップ
a35に移る。ステップa35では、交換機からのビジ
ートーン信号の検出が判断される。検出した場合には待
機状態となり、検出されなかった場合にはステップa3
6に移る。ステップa36では、計測された時間が、前
記ステップa6で読出されてRTC18に設定された通
信可能時間、すなわち最長の通信時間を超えたかどうか
が判断される。超えた場合には待機状態となり、超えな
かった場合にはステップa7に戻る。
【0052】前記ステップa11で、テンキー31の押
下ではないと判断した場合には、ステップa37で、停
止ボタン37の押下であるかどうかが判断される。停止
ボタン37の押下であると判断した場合には待機状態と
なり、停止ボタン37の押下でないと判断した場合には
ステップa38に移る。ステップa38では、計測され
た時間が、ステップa6で読出されてRTC18に設定
された通信可能時間、すなわち最長の通信時間を超えた
かどうかが判断される。超えた場合には待機状態とな
り、超えなかった場合にはステップa7に戻る。
【0053】なお、前記ステップa11でテンキー31
の押下であると判断してステップa12に移った場合、
ステップa12ではリングバックトーン信号R1の受信
からテンキー31の押下までの時間をT2として記憶す
る。
【0054】以上のような登録動作を行うことによっ
て、図5に示されるような登録データが形成される。該
データは、RAM20に記憶される。キー番号データが
入力される毎にカウント値nが、n=n+1とされ、改
めて記憶される。キー番号データ、音声信号データおよ
び時間データは入力されるごとに順次記憶される。ま
た、最後に情報提供端末装置に送出するキー番号データ
を記憶した後のファクシミリ装置1の通信状態が、終了
状態データ領域52に記憶される。たとえば電話回線2
を解放して待機状態としたか、あるいは解放せずに待機
状態としたかを表すデータが記憶される。なお、情報提
供端末名データ領域43には、発呼先の端末名が記憶さ
れる。これは、たとえば前述した登録動作の終了後に、
操作者が操作パネル16のキーあるいはボタンを利用し
て入力する。
【0055】図6は、登録時に送信・受信する信号の一
例を示すタイミングチャートである。図示されるタイミ
ングチャートは、極性反転を検出しない場合を示してい
る。ファクシミリ装置1からの発呼が終了すると、情報
提供端末装置からのリングバックトーン信号R1を受信
する。続いて、情報提供端末装置からの音声ガイダンス
S1を受信する。音声ガイダンスS1は、たとえば「こ
ちらは○○情報サービスセンタです。まず、1,2,
3,4を押して下さい。」という内容である。このと
き、前述した発呼の終了からリングバックトーン信号R
1を受信するまでの時間がT1として記憶される。
【0056】続いて、ファクシミリ装置1から「1」に
対応したDTMF信号D1、「2」に対応したDTMF
信号D2、「3」に対応したDTMF信号D3および
「4」に対応したDTMF信号D4が、順次送出され
る。このとき、リングバックトーン信号R1の受信から
DTMF信号D1の送出までの時間がT2として記憶さ
れる。さらに、DTMF信号D1〜D4の内容、すなわ
ちキー番号と、待機時間T3,T4,T5とが記憶され
る。待機時間T3はDTMF信号D1の送出後DTMF
信号D2を送出するまでの時間、待機時間T4はDTM
F信号D2の送出後DTMF信号D3を送出するまでの
時間、待機時間T5はDTMF信号D3の送出後DTM
F信号D4を送出するまでの時間を表している。また、
DTMF信号を送出し、次のDTMF信号を送出するま
での待機期間における音声信号データも記憶される。こ
の場合、音声信号はなしと記憶される。すなわち、音声
ビットは「0」とされる。具体的には、DTMF信号D
1、音声ビット「0」、待機時間T3、DTMF信号D
2、音声ビット「0」、待機時間T4、DTMF信号D
3、音声ビット「0」、待機時間T5、DTMF信号D
4の順番に記憶される。
【0057】前記DTMF信号D4の送出後、情報提供
端末装置の処理に要する時間P1が経過した後、情報提
供端末装置からの音声ガイダンスS2を受信する。この
音声ガイダンスS2は、たとえば「御希望のBOX番号
を入力して下さい。」という内容である。続いて、ファ
クシミリ装置1から所望のBOX番号に対応したDTM
F信号D5が送出される。このときDTMF信号D5の
内容、すなわちキー番号と、DTMF信号D4の送出後
DTMF信号D5を送出するまでの待機時間T6と、前
記待機時間T6における音声信号データとが記憶され
る。この場合、音声信号はありと記憶される。すなわ
ち、音声ビットは「1」とされ、具体的には前記DTM
F信号D4に続いて、音声ビット「1」、待機時間T
6、DTMF信号D5の順番に記憶される。
【0058】DTMF信号D5の送出後、情報提供端末
装置の処理に要する時間P2が経過した後、情報提供端
末装置からの音声ガイダンスS3を受信する。音声ガイ
ダンスS3は、たとえば「スタートボタン、あるいは送
信要求ボタンを押して下さい。」という内容である。こ
れによって、ファクシミリ装置1の、たとえば送信要求
ボタン34を押下すると送信要求データが終了状態デー
タとして記憶される。このとき、前記DTMF信号D5
に続いて、音声信号があることを示す音声ビット「1」
が記憶される。またこのとき、時間の計測は行われない
ので、前記時間データは記憶されない。
【0059】図7は、極性反転を検出する場合の、登録
時に送信・受信する信号を示すタイミングチャートであ
る。極性反転を検出する場合、発呼の終了から極性反転
を検出するまでの時間をT1として記憶し、さらに記憶
反転を検出した後DTMF信号D1を送出するまでの時
間をT2として記憶する。以後は、前述したのと同様に
してDTMF信号D1〜D5、待機時間T3〜T6、音
声信号データが記憶される。
【0060】図8および図9は、発信時の動作を示すフ
ローチャートである。ステップb1では、ワンタッチボ
タン36が押下される。これによって、前記記憶領域4
2の内容が読出される。また、情報提供端末名データが
表示パネル40に表示される。ステップb2では、自動
的に発呼が行われる。このとき、前記記憶領域42の電
話番号データ領域44の内容が読出され、読出されたデ
ータに基づいて発呼が行われる。ステップb3では、リ
レー23が切換えられる。
【0061】ステップb4では、前記記憶領域42の極
性反転データ領域45の内容が読出され、前述した登録
時において極性反転検出を行ったかどうかが判断され
る。極性反転検出を行った場合にはステップb5に移
り、極性反転検出を行わなかった場合にはステップb3
0に移る。ステップb5では、RAM20に予め記憶さ
れている通信可能時間、すなわち最長の通信時間が読出
されてRTC18に設定されるとともに時間の計測が開
始される。ステップb6では、交換機からのビジートー
ン信号が検出されたかどうかが判断される。検出された
と判断した場合には待機状態となり、検出されなかった
と判断した場合にはステップb7に移る。ステップb7
では、前記ステップb5で計測を開始した時間が、登録
時において、極性反転を検出した場合に記憶される時間
T1、すなわち発呼終了から極性反転を検出するまでの
時間を超えたかどうかが判断される。超えたと判断した
場合には待機状態となり、超えなかったと判断した場合
にはステップb8に移る。ステップb8では、極性反転
が検出されたかどうかが判断される。極性反転を検出し
たと判断した場合にはステップb9に移り、極性反転を
検出しなかったと判断した場合にはステップb6に戻
る。
【0062】ステップb9では、RTC18がリセット
され、再び計測が開始される。ステップb10では、前
記ステップb9で計測を開始した時間が、登録時におい
て、極性反転を検出した場合に計測される時間T2、す
なわち極性反転を検出した後、DTMF信号を送出する
までの時間を超えたかどうかが判断される。超えたと判
断した場合にはステップb11に移り、超えなかったと
判断した場合にはステップb10で待機する。
【0063】ステップb11では、前記記憶領域42の
カウント値n領域48の内容が読出され、この内容に対
応した数だけDTMF信号を送出したかどうかが判断さ
れる。送出したと判断した場合には後述するステップb
27に移り、送出しなかったと判断した場合にはステッ
プb12に移る。ステップb12では、前記記憶領域4
2のキー番号データ領域49の内容を読出し、この内容
に対応したDTMF信号を送出する。ステップb13で
は、前記記憶領域42の音声信号データ領域50の内容
を読出し、音声信号データがあったかどうかが判断され
る。あったと判断した場合にはステップb20に移り、
なかったと判断した場合にはステップb14に移る。ス
テップb14では、前記記憶領域42の時間データ領域
51の待機時間が読出され、時間の計測が開始される。
【0064】ステップb15では、停止ボタン37の押
下があったかどうかが判断される。押下があったと判断
するとステップb27に移り、なかったと判断するとス
テップb16に移る。ステップb16では、交換機から
のビジートーン信号の検出が判断される。検出されたと
判断するとステップb27に移り、検出されなかったと
判断するとステップb17に移る。ステップb17で
は、計測された時間が前記ステップb14で読出された
待機時間を超えたかどうかが判断される。超えたと判断
するとステップb18に移り、超えていないと判断する
とステップb15に戻る。
【0065】ステップb18では、予め定められる遅延
時間が読出され、計測される。登録時に計測され、前記
記憶領域42の時間データ領域51に記憶された待機時
間に、さらに遅延時間を加えることによって、情報提供
端末装置の状態などによって登録時とのずれが生じた場
合であっても、通信が不可になることはなく、余裕をも
って応答を行うことができる。ステップb19では、前
記記憶領域42のカウント値n領域48に記憶されるカ
ウント値nが読出され、カウント値nが、n=n−1と
される。ステップb19の動作が終了すると、ステップ
b11に戻る。
【0066】前記ステップb13で音声信号データがあ
りと判断した場合、ステップb20に移る。ステップb
20では、前記記憶領域42の時間データ領域51に記
憶された待機時間が読出されるとともに、時間の計測が
行われる。ステップb21では、予め記憶される無音期
間の計測が開始される。回線上に一定の値、たとえば−
43dB以上の信号が、予め定める期間だけ連続して得
られなかったときに無音であると判断される。ステップ
b21では、無音状態の期間が予め記憶される期間だけ
計測される。ステップb22では、停止ボタン37の押
下があったかどうかが判断される。停止ボタン37の押
下があったと判断するとステップb27に移る。一方、
停止ボタン37の押下がなかったと判断するとステップ
b23に移る。ステップb23では、交換機からのビジ
ートーン信号の検出があったかどうかが判断される。検
出されたと判断するとステップb27に移り、検出され
なかったと判断するとステップb24に移る。
【0067】ステップb24では、回線上に音声信号が
あるかどうかが判断される。音声信号があると判断する
とステップb21に戻り、音声信号がないと判断すると
ステップb25に移る。ステップb25では、前記ステ
ップb21で計測された時間が無音期間を超えたかどう
かが判断される。超えたと判断した場合にはステップb
26に移り、超えなかったと判断した場合にはステップ
b22に戻る。ステップb26では、前記ステップb2
0で計測が開始された時間が、読出された待機時間を超
えたかどうかが判断される。超えたと判断した場合には
ステップb19に戻り、超えなかったと判断した場合に
はステップb21に戻る。
【0068】ステップb27では、交換機からのビジー
トーン信号が検出されたかどうか、あるいは停止ボタン
37の押下があったかどうかが判断される。ビジートー
ン信号が検出された、あるいは停止ボタン37の押下が
あったと判断した場合には待機状態となり、ビジートー
ン信号の検出がなかった、あるいは停止ボタン37の押
下がなかったと判断した場合にはステップb28に移
る。ステップb28では、スタートボタン33の押下が
あったかどうかが判断される。スタートボタン33の押
下があったと判断した場合にはファクシミリ受信状態と
なり、スタートボタン33の押下がなかった場合にはス
テップb29に移る。ステップb29では、送信要求ボ
タン34の押下があったかどうかが判断される。押下が
あったと判断した場合にはファクシミリ受信状態とな
り、押下がなかった場合には待機状態となる。
【0069】前記ステップb4で極性反転検出を行わな
かったと判断した場合、ステップb30に移る。ステッ
プb30では、RAM20に予め記憶されている通信可
能時間、すなわち最長の通信時間が読出されてRTC1
8に設定されるとともに時間の計測が開始される。ステ
ップb31では、前記ステップb30で計測を開始した
時間が、登録時において、極性反転を検出しなかった場
合に記憶される時間T1、すなわち発呼終了からリング
バックトーン信号R1を検出するまでの時間を超えたか
どうかが判断される。超えたと判断した場合にはステッ
プb32に移り、超えていないと判断した場合にはステ
ップb31で待機する。
【0070】ステップb32では、RTC18がリセッ
トされ、再び計測が開始される。ステップb33では、
前記ステップb32で計測を開始した時間が、登録時に
おいて、極性反転を検出しなかった場合に記憶される時
間T2、すなわちリングバックトーン信号R1を検出し
た後、DTMF信号を送出するまでの時間を超えたかど
うかが判断される。超えたと判断した場合にはステップ
b34に移り、超えていないと判断した場合にはステッ
プb33で待機する。
【0071】ステップb34では、RTC18がリセッ
トされる。ステップb35では、予め記憶される無音期
間の計測が開始される。ステップb36では、交換機か
らのビジートーン信号の検出があったかどうかが判断さ
れる。検出されたと判断すると待機状態となり、検出さ
れなかったと判断するとステップb37に移る。ステッ
プb37では、前記ステップb35で計測された時間が
無音期間を超えたかどうかが判断される。超えたと判断
した場合には待機状態となり、超えなかったと判断した
場合にはステップb38に移る。
【0072】ステップb38では回線上に音声信号があ
るかどうかが判断される。あると判断するとステップb
35に戻り、ないと判断するとステップb39に移る。
ステップb39では、前記無音期間が終了したかどうか
が判断される。終了したと判断した場合にはステップb
11に戻り、終了していないと判断した場合にはステッ
プb36に戻る。
【0073】図10は、発信時に送信・受信する信号を
示すタイミングチャートである。図示されるタイミング
チャートは、極性反転を検出しなかった場合を示してい
る。ファクシミリ装置1からの発呼が終了する、すなわ
ち前記発呼信号の送出が終了すると、情報提供端末装置
からのリングバックトーン信号R1を受信する。このと
き、登録時に記憶された時間T1、すなわち発呼終了か
らリングバックトーン信号R1を検出するまでの時間が
計測される。続いて、情報提供端末装置からの音声ガイ
ダンスS1を受信する。このとき、登録時に記憶した時
間T2、すなわちリングバックトーン信号R1を検出し
た後、DTMF信号を送出するまでの時間が計測され
る。ファクシミリ装置1は、前記音声ガイダンスS1が
終了し、無音期間N1が経過するとDTMF信号D1を
送出する。
【0074】前記無音期間N1の後、DTMF信号D1
を送出し、登録時に記憶された待機時間T3と遅延時間
t1が経過すると、DTMF信号D2を送出する。さら
に、登録時に記憶された待機時間T4と遅延時間t2が
経過するとDTMF信号D3を送出する。同様に、登録
時に記憶された待機時間T5と遅延時間t3とが経過す
るとDTMF信号D4を送出する。
【0075】前記DTMF信号D4を送出した後、情報
提供端末装置の処理時間P3が経過すると、音声ガイダ
ンスS2を受信する。このとき、前記DTMF信号D4
を送出した後の、登録時に記憶された待機時間T6が計
測される。
【0076】たとえば図示されるように、待機時間T6
が終了しても、音声ガイダンスS2が終了していない場
合、音声ガイダンスS2が終了し、無音期間N2が経過
すると、DTMF信号D5が送出される。また、DTM
F信号D5を送出した後の、登録時に計測された待機時
間T7が計測される。前記DTMF信号D5を受信した
情報提供端末装置は、処理時間P4が経過した後に音声
ガイダンスS3を送出する。このとき、たとえば図示さ
れるように、待機時間T7が終了する前に、音声ガイダ
ンスS3が終了した場合、音声ガイダンスS3が終了
し、無音期間N3が経過すると、DTMF信号D6が送
出される。すなわち、本実施例ではDTMF信号送出後
の待機時間の計測を行い、記憶する。音声信号が記憶さ
れた待機時間よりも期間Aだけ長かった場合には、音声
信号および無音期間が終了した後にDTMF信号を送出
する。また、音声信号が記憶された待機時間よりも期間
Bだけ早く終了した場合でも、音声信号および無音期間
が終了した後にDTMF信号を送出する。
【0077】情報提供端末装置への最終のDTMF信号
を送出すると、ファクシミリ装置1はファクシミリ受信
状態となる。
【0078】図11は、極性反転を検出した場合の、発
信時に送信・受信する信号を示すタイミングチャートで
ある。極性反転を検出した場合、発呼の終了から極性反
転を検出するまでの時間がT1として記憶される。ま
た、極性反転を検出した後DTMF信号D1を送出する
までの時間がT2として記憶される。以後は、前述した
のと同様にしてデータが送出される。
【0079】以上のように本実施例によれば、音声信号
データに基づいて音声信号の有無が判断され、音声信号
がある場合には、記憶されたキー番号データに対応した
DTMF信号を送出した後、次のDTMF信号を送出す
るまでの待機時間の計測が終了し、かつ無音期間が終了
した後に、次のDTMF信号が送出される。また、音声
信号がない場合には、前記待機時間の計測が終了し、遅
延時間が終了した後に次のDTMF信号が送出される。
【0080】したがって情報提供端末装置からの音声ガ
イダンスに対応したDTMF信号を確実に送出すること
ができ、前記情報提供端末装置からの所望とする情報を
得ることができる。また発呼動作終了後には、電話回線
2がモデム7に切換えられて接続されるので、操作者が
切換える必要はなく、ファクシミリ装置1の利便性が向
上する。さらに、終了状態データが記憶され、最後のD
TMF信号を送出した後に前記終了状態が設定される。
したがって、様々な情報提供端末装置からの情報を受信
することができる。
【0081】なお、本実施例では、ファクシミリ装置の
例について説明したけれども、本発明はファクシミリ装
置に限るものではなく、電話機などの電話回線を用いる
通信装置の例も本発明の範囲に属するものである。
【0082】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、記憶され
た判別データに基づいて、データ送出後の情報提供端末
装置からの音声信号の有無を判断し、音声信号がある場
合には、記憶されたデータを送出した後、次のデータを
送出するまでの待機時間の計測が終了し、かつ音声信号
の終了が検出された後に、次のデータが送出され、音声
信号がない場合には、前記待機時間の計測が終了した後
に、次のデータが送出される。したがって、音声信号に
対応したデータが確実に送出され、情報提供端末装置か
らの所望の情報を得ることができる。
【0083】また、本発明によれば、情報提供端末装置
を発呼した後、電話回線の接続をデータ送出手段に切換
えて接続する。したがって、接続の切換えを操作者が行
うことはなく、通信装置の利便性が向上する。
【0084】さらに本発明によれば、情報提供端末装置
に最後のデータを送出した後に、情報提供端末装置の送
信手順に対応した通信状態が設定される。したがって、
様々な情報提供端末装置に応じて通信状態を設定するこ
とができ、どのような情報提供端末装置からの情報であ
っても受信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるファクシミリ装置1の
電気的構成を示すブロック図である。
【図2】前記ファクシミリ装置1の操作パネル16を示
す平面図である。
【図3】登録時の動作を示すフローチャートである。
【図4】登録時の動作を示すフローチャートである。
【図5】登録データ記憶領域42を示す図である。
【図6】登録時において、極性反転を検出しない場合に
送信・受信する信号の一例を示すタイミングチャートで
ある。
【図7】登録時において、極性反転を検出する場合に送
信・受信する信号を示すタイミングチャートである。
【図8】発信時の動作を示すフローチャートである。
【図9】発信時の動作を示すフローチャートである。
【図10】発信時において、極性反転を検出しなかった
場合に送信・受信する信号の一例を示すタイミングチャ
ートである。
【図11】発信時において、極性反転を検出した場合に
送信・受信する信号を示すタイミングチャートである。
【図12】従来の通信装置が受信・送信する信号の一例
を示すタイミングチャートである。
【図13】誤って認識を行った際に受信・送信する信号
を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 2 電話回線 5 電話制御部 7 モデム 15 パネル制御部 16 操作パネル 18 RTC 20 RAM 22 DTMF発生部 23 リレー 31 テンキー 32 登録ボタン 33 スタートボタン 34 送信要求ボタン 36 ワンタッチボタン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発呼側端末装置からの呼出しに応答して
    音声信号を送出し、当該音声信号に対して発呼側端末装
    置から送出されるデータを認識し、認識したデータによ
    って指定される情報を、予め定める送信手順にしたがっ
    て発呼側端末装置に送出する情報提供端末装置に発呼可
    能な電話回線を用いる通信装置において、 情報提供端末装置に送出する複数のデータと、前記デー
    タを送出した後、次のデータを送出するまでの待機時間
    と、前記データを送出した後に情報提供端末装置からの
    音声信号があるか否かを表す判別データとを記憶するデ
    ータ記憶手段と、 前記データ記憶手段に記憶されたデータを電話回線に送
    出するデータ送出手段と、 前記データを送出した直後に計時動作を開始し、待機時
    間の計測を行う計時手段と、 情報提供端末装置からの音声信号の送出の終了を検出す
    る検出手段と、 前記データ記憶手段からデータを読出して前記データ送
    出手段に与える制御手段とを含み、 前記制御手段は、前記判別データに基づいて、 前記データ送出手段によるデータ送出後に情報提供端末
    装置からの音声信号があると判断したときは、前記計時
    手段によって前記データ記憶手段に記憶された待機時間
    の計測が終了し、かつ前記検出手段によって音声信号の
    送出の終了が検出された後に、次に送出すべきデータを
    データ送出手段に与え、 音声信号がないと判断したときは、前記計時手段によっ
    て前記データ記憶手段に記憶された待機時間の計測が終
    了した後に、次に送出すべきデータをデータ送出手段に
    与えることを特徴とする電話回線を用いる通信装置。
  2. 【請求項2】 情報提供端末装置を呼出す発呼手段と、
    電話回線を前記データ送出手段あるいは発呼手段に切換
    えて接続する切換手段とを含み、 前記発呼手段による発呼動作終了後、電話回線をデータ
    送出手段に接続することを特徴とする請求項1記載の電
    話回線を用いる通信装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、情報提供端末装置に最
    後のデータを送出した後に、情報提供端末装置の送信手
    順に対応した通信状態を設定することを特徴とする請求
    項1または2記載の電話回線を用いる通信装置。
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