JPH07249478A - ビレットヒータ装置 - Google Patents

ビレットヒータ装置

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Publication number
JPH07249478A
JPH07249478A JP26640594A JP26640594A JPH07249478A JP H07249478 A JPH07249478 A JP H07249478A JP 26640594 A JP26640594 A JP 26640594A JP 26640594 A JP26640594 A JP 26640594A JP H07249478 A JPH07249478 A JP H07249478A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
high frequency
heating coil
billet
temperature
inverter
Prior art date
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Pending
Application number
JP26640594A
Other languages
English (en)
Inventor
Shizuo Hayashi
静男 林
Hiroshi Uemura
浩 植村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP26640594A priority Critical patent/JPH07249478A/ja
Publication of JPH07249478A publication Critical patent/JPH07249478A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ビレットヒータ装置を改善して、加熱したビレ
ットの歩留りを向上させる。 【構成】商用電源1、スイッチ2、高周波インバータ
3、高周波コンデンサ4、加熱コイル5、ビレット6、
制御装置7、モータ8、ピンチローラ9、高周波インバ
ータ13、高周波コンデンサ14、補助加熱コイル1
5、制御装置17で構成し、加熱コイル5からピンチロ
ーラ9で搬出されたビレット6を補助加熱コイル15で
予め設定した設定温度になるように加熱する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電磁誘導により、導電
体である被加熱物のビレットを加熱するビレットヒータ
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来例を示すビレットヒータ装
置の構成図であって、商用電源1よりスイッチ2を介し
て高周波インバータ3に電力が供給され、高周波インバ
ータ3で高周波電力に変換して高周波コンデンサ4と加
熱コイル5から成る共振回路に高周波電力を供給する。
被加熱物であるビレット6は、制御装置7からの搬送速
度指令によりモータ8を回転させ、モータ8と機械的に
結合されたピンチローラ9により加熱コイル5内に搬送
される。
【0003】高周波インバータ3は、制御装置7からの
ゲート信号によりビレット6を加熱するための高周波電
力を加熱コイル5に供給する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来のビレット
ヒータ装置では、加熱コイルを保持する耐火物が冷えて
いる状態からビレットヒータ装置の運転を開始すると、
加熱されたビレットの熱が前記耐火物に吸収されること
により、鍛造不可の温度ビレットが加熱コイルから搬出
されるという問題があった。またビレットヒータ装置の
運転を一時停止したのち、再起動したときにも上記と同
様の問題があった。
【0005】この発明の目的は、上記問題を解決したビ
レットヒータ装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】加熱コイルに磁束を発生
させ、該加熱コイル内に搬送された被加熱物であるビレ
ットを誘導加熱するビレットヒータにおいて、この第1
の発明によれば、前記加熱コイル内から搬出されたビレ
ットの温度を計測する温度計測手段と、前記加熱コイル
から搬出されたビレットを加熱する補助加熱コイルと、
高周波コンデンサと、前記補助加熱コイルと高周波コン
デンサとに高周波電力を供給する高周波インバータと、
前記温度計測手段の計測値と温度設定値とにより前記高
周波インバータを制御する制御装置とを備える。
【0007】また、第2の発明によれば、前記加熱コイ
ル内から搬出されたビレットの温度を計測する温度計測
手段と、前記加熱コイルから搬出されたビレットを加熱
する補助加熱コイルと、高周波コンデンサと、前記補助
加熱コイルと高周波コンデンサとに高周波電力を供給す
る第1の高周波インバータと、前記温度計測手段の計測
値と温度設定値とにより前記第1の高周波インバータを
制御する第1の制御装置と、前記加熱コイルに高周波電
力を供給する第2の高周波インバータと、前記第2の高
周波インバータを制御する第2の制御装置と、前記第1
の高周波インバータと第2の高周波インバータとにそれ
ぞれ直流電力を供給する整流装置とを備える。
【0008】
【作用】この発明によれば、加熱コイル内から搬出され
たビレットの温度を計測する温度計測手段と、前記温度
計測手段の計測値と温度設定値とにより、補助加熱コイ
ルに高周波電力を供給する高周波インバータを制御する
ことで、前記ビレットを鍛造可能の温度に加熱すること
ができる。
【0009】
【実施例】図1は、この発明の第1の実施例を示すビレ
ットヒータ装置の構成図である。図1において、図2と
同一機能を有するものには同一符号を付して説明を省略
し、異なる機能のものを中心に説明する。すなわち、図
1において加熱コイル5内からピンチローラ9で搬出さ
れたビレット6の温度を計測する放射温度計などによる
温度計測手段20と、加熱コイル5から搬出されたビレ
ット6を加熱する補助加熱コイル15と、高周波コンデ
ンサ14と、補助加熱コイル15と高周波コンデンサ1
4とに高周波電力を供給する高周波インバータ13と、
温度計測手段20の計測値と予め設定された温度設定値
とにより高周波インバータ13を制御する制御装置17
とを備えている。
【0010】図1の構成で、加熱コイル5からピンチロ
ーラ9で搬出されたビレット6の温度は前記温度設定値
より定常状態では若干低くなるように高周波インバータ
3を調整しておき、また補助加熱コイル15の巻幅は極
力短くしておくのが効果的である。しかして、温度計測
手段20の計測値と温度設定値との差に基づいて高周波
インバータ13により補助加熱コイル15の加熱電力を
制御することにより、加熱コイル5内から搬出されたビ
レット6は鍛造可能な温度に加熱される。
【0011】図3は、この発明の第2の実施例を示すビ
レットヒータ装置の構成図である。図3において、図1
と同一機能を有するものには同一符号を付して説明を省
略し、異なる機能のものを中心に説明する。すなわち、
図3において、商用電源1よりスイッチ2を介して整流
装置30に電力が供給され、整流装置30は高周波イン
バータ31、高周波インバータ32それぞれの中間直流
回路として機能する。制御回路35は、温度計測手段2
0の計測値と前記温度設定値とにより、高周波インバー
タ31の点弧位相を調整して補助加熱コイル15の加熱
電力を制御する。また、制御回路36は、モータ8によ
るビレット6の搬送速度の制御と、加熱コイル5内から
ピンチローラ9で搬出されたビレット6の温度が前記温
度設定値より定常状態では若干低くなるように高周波イ
ンバータ32の点弧位相を調整する制御とを行う。
【0012】しかして、温度計測手段20の計測値と温
度設定値との差に基づいて高周波インバータ31により
補助加熱コイル15の加熱電力を制御することにより、
加熱コイル5内から搬出されたビレット6は鍛造可能な
温度に加熱される。
【0013】
【発明の効果】この発明によれば、温度計測手段の計測
値と温度設定値とにより、加熱コイルから搬出されたビ
レットを所望の温度に加熱するように補助加熱コイルに
高周波電力を供給する高周波インバータを制御するの
で、鍛造可能のビレットの歩留りを改善することができ
る。
【0014】また、第2の発明によれば、補助加熱コイ
ルに高周波電力を供給する高周波インバータと加熱コイ
ルに高周波電力を供給する高周波インバータとにそれぞ
れ直流電力を供給する整流装置を設けることによりビレ
ットヒータ装置の小形化、低コスト化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例を示すビレットヒータ
装置の構成図
【図2】従来例を示すビレットヒータ装置の構成図
【図3】この発明の第2の実施例を示すビレットヒータ
装置の構成図
【符号の説明】
1 商用電源 2 スイッチ 3 高周波インバータ 4 高周波コンデンサ 5 加熱コイル 6 ビレット 7 制御装置 8 モータ 9 ピンチローラ 13 高周波インバータ 14 高周波コンデンサ 15 補助加熱コイル 17 制御装置 20 温度計測手段 30 整流装置 31 高周波インバータ 32 高周波インバータ 35 制御装置 36 制御装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱コイルに磁束を発生させ、該加熱コイ
    ル内に搬送された被加熱物であるビレットを誘導加熱す
    るビレットヒータにおいて、前記加熱コイル内から搬出
    されたビレットの温度を計測する温度計測手段と、前記
    加熱コイルから搬出されたビレットを加熱する補助加熱
    コイルと、高周波コンデンサと、前記補助加熱コイルと
    高周波コンデンサとに高周波電力を供給する高周波イン
    バータと、前記温度計測手段の計測値と温度設定値とに
    より前記高周波インバータを御する制御装置とを備え
    たことを特徴とするビレットヒータ装置。
  2. 【請求項2】加熱コイルに磁束を発生させ、該加熱コイ
    ル内に搬送された被加熱物であるビレットを誘導加熱す
    るビレットヒータにおいて、前記加熱コイル内から搬出
    されたビレットの温度を計測する温度計測手段と、前記
    加熱コイルから搬出されたビレットを加熱する補助加熱
    コイルと、高周波コンデンサと、前記補助加熱コイルと
    高周波コンデンサとに高周波電力を供給する第1の高周
    波インバータと、前記温度計測手段の計測値と温度設定
    値とにより前記第1の高周波インバータを制御する第1
    の制御装置と、前記加熱コイルに高周波電力を供給する
    第2の高周波インバータと、前記第2のインバータを制
    御する第2の制御装置と、前記第1の高周波インバータ
    と第2の高周波インバータとにそれぞれ直流電力を供給
    する整流装置とを備えたことを特徴とするビレットヒー
    タ装置。
JP26640594A 1994-01-19 1994-10-31 ビレットヒータ装置 Pending JPH07249478A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26640594A JPH07249478A (ja) 1994-01-19 1994-10-31 ビレットヒータ装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP381294 1994-01-19
JP6-3812 1994-01-19
JP26640594A JPH07249478A (ja) 1994-01-19 1994-10-31 ビレットヒータ装置

Publications (1)

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JPH07249478A true JPH07249478A (ja) 1995-09-26

Family

ID=26337451

Family Applications (1)

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JP26640594A Pending JPH07249478A (ja) 1994-01-19 1994-10-31 ビレットヒータ装置

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JP (1) JPH07249478A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003234172A (ja) * 2002-02-06 2003-08-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 高周波加熱装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003234172A (ja) * 2002-02-06 2003-08-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 高周波加熱装置

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