JPH07249450A - 導体性線状体のコネクター - Google Patents

導体性線状体のコネクター

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Publication number
JPH07249450A
JPH07249450A JP6066664A JP6666494A JPH07249450A JP H07249450 A JPH07249450 A JP H07249450A JP 6066664 A JP6066664 A JP 6066664A JP 6666494 A JP6666494 A JP 6666494A JP H07249450 A JPH07249450 A JP H07249450A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coupling
linear
connector
packing
tightening
Prior art date
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Pending
Application number
JP6066664A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhisa Mori
勝久 森
Kyuzo Yamagata
久蔵 山方
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nichifu Co Ltd
Original Assignee
Nichifu Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nichifu Co Ltd filed Critical Nichifu Co Ltd
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Publication of JPH07249450A publication Critical patent/JPH07249450A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Resistance Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な操作で確実に、しかも完全にシールさ
せた状態で左右の線状体を電気的に連結することのでき
るコネクターを簡単な構造で安価に提供する。 【構成】 両端が開口した筒状本体(4)と、この筒状本
体(4)の一端開口部(4a)に回動自在にはめ込まれたリン
グ状のカップリング(5)と、筒状本体(4)の他方の開口部
(4b)の内面に形成されたネジ(6)に螺合されたリング状
の締付カップリング(7)と、これら左右のカップリング
(5)、(7)の内面に装着されたリング状の弾性パッキン
(8)、(8)と、これらパッキン(8)、(8)の間に介在された
所定長さの筒状の間隔子(9)とからなり、前記左右のカ
ップリング(5)、(7)はその内周面が外端に至るほどその
径が小さくなるように傾斜して形成され、前記締付カッ
プリング(7)を螺進させることにより内部のパッキン
(8)、(8)が間隔子(9)の端面とカップリング(5)、(7)の
傾斜内面との間で圧縮されてパッキン(8)、(8)に挿通さ
れた線状体の外周面を圧縮するように形成されている構
造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カーボン性短繊維を絶
縁性被覆体で被覆した線状発熱体同士や、この線状発熱
体と被覆電線を水密的に連結するためのコネクターに関
するものある。尚、以下に於いて、この線状発熱体や被
覆電線を導体性線状体と総称する。
【0002】
【従来の技術】近年、降雪地域の道路や屋根に埋設する
融雪装置や、建築物の床面や壁面に埋設する暖房、保温
装置にカーボン性短繊維を絶縁性被覆体で被覆した線状
発熱体が有効な熱媒体として使用されるようになった。
この発熱体は屈曲性、強度及び熱効率に優れ、且つ希望
の電気抵抗値が容易に設定できるといった点で非常に有
効である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この線状発熱体は多く
の場合、道路や屋根等に埋設して使用されるものである
から、発熱体同士の連結部分や発熱体と被覆電線との連
結部分において完全な水密性をもつコネクターが要求さ
れる。加えて使用箇所が多いものであるから低価格で、
連結作業が簡単な操作で迅速容易に行い得るものがよ
い。しかしながら現在では、このような要求を満足する
コネクターは見当たらない。
【0004】そこで本発明は、簡単な操作で確実にしか
も完全にシールさせた状態で左右の線状体を電気的に連
結することのできるコネクターを簡単な構造で安価に提
供することを主たる目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為に
本発明では次のような技術的手段を講じた。即ち、本発
明にあっては、両端が開口した筒状本体(4)と、この筒
状本体(4)の一端開口部(4a)に回動自在にはめ込まれた
リング状のカップリング(5)と、筒状本体(4)の他方の開
口部(4b)内面に形成されたネジ(6)に螺合されたリング
状の締付カップリング(7)と、これら左右のカップリン
グ(5)、(7)の内面に装着されたリング状の弾性パッキン
(8)、(8)と、これらパッキン(8)、(8)の間に介在された
所定長さの筒状の間隔子(9)とからなり、前記左右のカ
ップリング(5)、(7)はその内周面が外端に至るほどその
径が小さくなるように傾斜して形成され、前記締付カッ
プリング(7)を螺進させることにより内部のパッキン
(8)、(8)が間隔子(9)の端面とカップリング(5)、(7)の
傾斜内面との間で圧縮されてパッキン(8)、(8)に挿通さ
れた線状体の外周面を圧縮するように形成されている構
造としたものである。
【0006】
【作用】上記のコネクターは、図4に示すごとく、締付
カップリング(7)を筒状本体(1)から分離した状態で筒状
本体の(4)の右方から、例えばカーボン性短繊維(2a)を
内在する1本の線状発熱体(2)を挿入してパッキン(8)及
び間隔子(9)を抜けて左方に引き出し、左方の締付カッ
プリング(7)のパッキン(8)に例えば2本の被覆電線
(3)、(3)を挿通させて夫々の芯線(2a)、(3a)、(3a)を適当
な手段を介して電気的に接続した後、図3に示すごと
く、左方の締付カップリング(7)を筒状本体(1)に螺進さ
せて内部のパッキン(8)、(8)を間隔子(9)の端面とカッ
プリング(5)、(7)の傾斜内面との間で圧縮して線状体
(線状発熱体(2)並びに被覆電線(3))の外周面をパッキ
ン(8)、(8)で締め付ける。これによりコネクター内部が
完全に水密的に密封されると同時に各線状体、すなわち
被覆電線(3)、(3)と線状発熱体(2)とをコネクターを介
して強固に連結することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の構成を図に示した実施例に基
ずき説明する。図1乃至図4において、符号(A)で本発
明に係るコネクターを示す。このコネクター(A)は両端
に開口部(4a)、(4b)を有する筒状本体(4)と、この筒状
本体(4)の一端開口部(4a)に回動自在にはめ込まれたリ
ング状のカップリング(5)と、筒状本体(4)の他方の開口
部(4b)内面に形成されたネジ(6)に螺合されたリング状
の締付カップリング(7)と、これら左右のカップリング
(5)、(7)の内面に装着されたリング状の弾性パッキン
(8)、(8)と、これらパッキン(8)、(8)の間に介在された
所定長さの筒状の間隔子(9)とから構成されている。前
記筒状本体(4)、カップリング(5)、(7)並びに間隔子(9)
は合成樹脂材によって形成され、パッキン(8)、(8)は適
度な弾力性をもつ天然または合成樹脂材で形成されてい
る。
【0008】前記左右のカップリング(5)、(7)はその内
周面が外端に至るほどその径が小さくなるように傾斜し
て形成され、前記締付カップリング(7)を螺進させるこ
とにより内部のパッキン(8)、(8)が間隔子(9)の端面と
カップリング(5)、(7)の傾斜内面との間で圧縮されてパ
ッキン(8)、(8)に挿通された線状体の外周面を圧縮する
ように形成されている。
【0009】本実施例では、図中右方のカップリング
(8)からカーボン性短繊維(2a)を内在する1本の線状発
熱体(2)を受け入れ、左方の締付カップリング(7)から2
本の被覆電線(3)、(3)を受け入れるように設計されてい
る。この為締付カップリング(7)に内装されたパッキン
(8)には夫々の被覆電線(3)、(3)を個別に挿通するため
の2つの孔が設けられている。
【0010】上記のごとく構成されたコネクターを使用
する際は、図4に示すごとく、左方の締付カップリング
(7)を筒状本体(1)から分離した状態で筒状本体の右方の
カップリング(5)の孔から前記線状発熱体(2)を挿入して
左方に引き出し、左方のカップリング(7)のパッキン(8)
に2本の被覆電線(3)、(3)を挿通させて夫々の芯線(3
a)、(3a)と(2a)を電気的に接続する。この接続に当たっ
て本実施例では、先端を鋭突とした挿入針(1a)を有する
棒状の接続体(1)を用意し、この接続体(1)の挿入針(1a)
を前記線状発熱体(2)の一端面から芯線(2a)のセンター
に適当な深さまで挿入し、この接続体(1)の他端に被覆
電線(3)、(3)の芯線(3a)、(3a)を重ね合わせてその周囲
から既存の筒状の金属製圧着スリーブ(11)等で圧着して
電気的に接続されている。このこの連結状態では、線状
発熱体の芯線(2a)が裸で外部に露出されないで、絶縁被
覆材(2b)の内部で挿入針(1a)との間で圧縮されて電気的
に接続されるものであるから、芯線(2a)がカーボンの短
繊維の比較的脆弱な集合束であっても部分的な剪断、引
きちぎり或いは線ぎれ等をおこすことなく確実にしかも
高効率で電気的な接合が得られる。
【0011】このようにして左右の線状発熱体(2)と被
覆電線(3)、(3)とを接続した後、締付カップリング(7)
を筒状本体(4)のネジ(6)に螺合して締め付ければよい。
これにより内部のパッキン(8)、(8)は筒状間隔子(9)の
端面と左右のカップリングの傾斜面との間で圧縮され、
その圧縮力は線状発熱体(2)並びに被覆電線(3)、(3)の
外周面を圧迫し、これによりコネクター内部が完全に水
密的に密封されると同時に被覆電線(3)、(3)と線状発熱
体線(2)とをコネクターを介して機械的な強度を付与さ
せた状態で強固に連結することができるものである。
尚、本実施例では、筒状本体(4)の端面と締付カップリ
ング(7)との間にOリング(10)が介在されていてより高
度な水密性が確保されている。
【0012】上記実施例では、連結される線状体が2本
の被覆電線と1本の線状発熱体である場合の具体例を示
したが、この線状体の組み合わせは特定されない。例え
ば図5に示すように、左右一本ずつの線状発熱体(2)、
(2)を連結したり、あるいは図示は省略するが、一本の
被覆電線と一本の線状発熱体との連結、あるいは被覆電
線同士の連結にも実施することが可能である。
【0013】以上本発明の代表的と思われる実施例につ
いて説明したが、本発明は必ずしもこれらの実施例構造
のみに限定されるものではない。例えば、締付カップリ
ング(7)を工具で容易に把持できるように、カップリン
グ(7)の外周面を六角等の異形に形成したり或いは外周
面に滑り止め用のスリーブ溝を形成するようにしてもよ
い。また、左右の線状体の芯線同士をコネクター内部で
結合する手段は上記実施例に限るものでなく、両者を電
気的に接合するものであればどのような手段であっても
よい。その他本発明ではその構成要件を備え、かつ本発
明の目的を達成し、下記の効果を奏する範囲内において
適宜改変して実施できるものである。
【0014】
【発明の効果】上記のごとく本発明のコネクターでは、
締付カップリングの締付けによって左右のパッキンが筒
状間隔子の端面と左右のカップリングの傾斜面との間で
圧縮され、その圧縮力がパッキンに挿通された線状体の
外周面を圧迫し、これによりコネクター内部が完全に水
密的に密封されると同時に、左右の線状体とコネクター
とが物理的に強く結合することができ、これにより外力
によって引っ張り作用によって線状体がコネクターから
分離することを確実に防止することができる。殊に本発
明のコネクターでは、連結される線状体がその被覆部分
の外周面で弾性パッキンにより面圧で圧縮されて把持さ
れるものであるから、強力な把持力にもかかわらず優し
く線状体を保持することができ、したがって、比較的脆
弱なカーボン性短繊維によって形成された芯線の結合部
分に引張り等の負荷が直接かかることを緩和して使用中
に接続不良等の不都合のが生じることがなく、さらに
は、その構成が筒状本体と、パッキンを備えた左右一対
の締付カップリング並びに間隔子とによる少ない部品点
数で形成されているから低コストで提供することができ
るといった種々顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコネクターの一実施例を示す正面
図。
【図2】上記コネクターの断面図。
【図3】上記コネクターの使用状態を示す断面図。
【図4】上記コネクターの使用過程を示す1部断面正面
図。
【図5】本発明に係るコネクターの他の実施例を示す断
面図。
【符号の説明】
(4) 筒状本体 (4a)、(4b) 筒状本体の開口部 (5) カップリング (6) ネジ (7) 締付カップリング (8) パッキン (9) 間隔子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端が開口した筒状本体(4)と、この筒
    状本体(4)の一端開口部(4a)に回動自在にはめ込まれた
    リング状のカップリング(5)と、筒状本体(4)の他方の開
    口部(4b)の内面に形成されたネジ(6)に螺合されたリン
    グ状の締付カップリング(7)と、これら左右のカップリ
    ング(5)、(7)の内面に装着されたリング状の弾性パッキ
    ン(8)、(8)と、これらパッキン(8)、(8)の間に介在され
    た所定長さの筒状の間隔子(9)とからなり、前記左右の
    カップリング(5)、(7)はその内周面が外端に至るほどそ
    の径が小さくなるように傾斜して形成され、前記締付カ
    ップリング(7)を螺進させることにより内部のパッキン
    (8)、(8)が間隔子(9)の端面とカップリング(5)、(7)の
    傾斜内面との間で圧縮されてパッキン(8)、(8)に挿通さ
    れた線状体の外周面を圧縮するように形成されている導
    体性線状体のコネクター。
JP6066664A 1994-03-09 1994-03-09 導体性線状体のコネクター Pending JPH07249450A (ja)

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JP6066664A JPH07249450A (ja) 1994-03-09 1994-03-09 導体性線状体のコネクター

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JP6066664A JPH07249450A (ja) 1994-03-09 1994-03-09 導体性線状体のコネクター

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JPH07249450A true JPH07249450A (ja) 1995-09-26

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6059680A (ja) * 1983-09-09 1985-04-06 株式会社ミツトヨ ケ−ブル接続装置
JPH0356960A (ja) * 1989-07-26 1991-03-12 Fuji Photo Film Co Ltd ポジ型フオトレジスト組成物
JPH04329275A (ja) * 1991-04-30 1992-11-18 Nikou Denki Kogyo Kk Ft型コネクタ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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