JP2596515B2 - 線状発熱体の接続構造 - Google Patents

線状発熱体の接続構造

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JP2596515B2 JP6066668A JP6666894A JP2596515B2 JP 2596515 B2 JP2596515 B2 JP 2596515B2 JP 6066668 A JP6066668 A JP 6066668A JP 6666894 A JP6666894 A JP 6666894A JP 2596515 B2 JP2596515 B2 JP 2596515B2
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linear heating
heating element
core wire
insertion needle
connection structure
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勝久 森
久蔵 山方
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Nichifu Terminal Industries Co Ltd
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Nichifu Terminal Industries Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]

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  • Resistance Heating (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カーボン性短繊維を芯
線とし、この芯線の周囲を絶縁性被覆体で被覆した線状
発熱体同士の接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、降雪地域の道路や屋根に埋設する
融雪装置や、建築物の床面や壁面に埋設する暖房、保温
装置にカーボン性短繊維を絶縁性被覆体で被覆した線状
発熱体が有効な熱媒体として使用されるようになった。
この発熱体は屈曲性、強度及び熱効率に優れ、且つ希望
の電気抵抗値が容易に設定できるといった点で非常に有
効である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この線状発熱体は芯線
となる導体がカーボン性短繊維を線状に集合させて構成
されているものであるから、芯線自体は引張りや捩れに
対して比較的脆弱である。したがって、線状発熱体同士
を電気的に接続するに際して、線状発熱体の被覆を除去
した芯線を他方の線状発熱体の芯線に捩って接続した
り、或いは広く知られた筒状の圧着金具を利用して圧着
結合した場合、線状発熱体の芯線が結合時の負荷によっ
て部分的に剪断したり、或いは引きちぎられる虞れがあ
る。
【0004】そこで本発明の主たる目的は、導体で形成
された接続体の挿入針部分を上記線状発熱体の一端面か
ら芯線のセンターに挿入して、前記カーボン性芯線を挿
入針の挿入部分全長にわたる外周面と絶縁性被覆材との
間で圧縮することにより、簡単な操作で前記した部分的
な剪断や引きちぎれをおこすことなく確実に電気的結合
を行うことのできる接続構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為に
本発明では次のような技術的手段を講じた。即ち、本発
明にかかる線状発熱体の接続構造にあっては、先端を鋭
突とした挿入針(1a)、(1a)を少なくとも両端に有する導
体性接続体(1)を含み、この接続体(1)の挿入針(1a)、(1
a)がカーボン性短繊維を芯線(2a)とし該芯線(2a)を絶縁
被覆材(2b)で被覆した線状発熱体(2)、(2)の端面から芯
線(2a)のセンターに挿入され、前記線状発熱体(2)、(2)
の前記挿入針(1a)、(1a)を内在する部分の外周面が外套
パイプ(3)によって圧迫されており、更に前記接続体(1)
並びに外套パイプ(3)を含む線状発熱体(2)、(2)の両端外
表面部分がカバー(4)によって水密的に密閉被覆されて
いる構成としたものである。
【0006】
【作用】上記の接続構成によれば、接続体(1)の鋭突な
挿入針(1a)を線状発熱体(2)の一端面からカーボン性芯
線(2a)のセンターに挿入することにより、芯線(2a)が裸
で外部に露出されない状態で、絶縁被覆材(2b)の内部で
挿入針(1a)の挿入全長にわたって挿入針(1a)の外周面と
絶縁被覆材(2b)との間で圧縮され、その上に外套パイプ
(3)によって絶縁被覆材(2b)の外部から縮径方向に圧縮
された状態で接続されるものであるから、芯線(1a)がカ
ーボン短繊維の比較的脆弱な集合束であっても部分的な
剪断、引きちぎり或いは線ぎれ等をおこすことなく確実
にしかも高効率で電気的に接続体(1)と接合することが
できると共に、接続体(1)並びに外套パイプ(3)を含む線
状発熱体(2)、(2)の両端外表面部分がカバーによって水
密的に密閉被覆されているから、この接続部分を確実に
保護することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の構成を図に示した実施例に基
ずき説明する。図1及び図2において、符号(1)は先端
を鋭突とした挿入針(1a)を両端に有する接続体であっ
て、導体性金属材料によって形成されている。符号(2)
は線状発熱体であって、この線状発熱体(2)はカーボン
性短繊維を芯線(2a)とし該芯線(2a)を耐熱性繊維の織布
または編組(2c)を介して耐水性の絶縁被覆材(2b)で被覆
されている。前記芯線(2a)は短背繊維の束であり、発熱
面積が大きいことによって発熱効率がよく、また遠赤外
線が出ることによって加熱効率が高い。
【0008】而して本発明では、前記接続体(1)の挿入
針(1a)、(1a)が線状発熱体(2)、(2)の端面からこれの芯線
(2a)のセンターに適当な深さまで挿入されている。更
に、線状発熱体(2)、(2)の前記挿入針(1a)、(1a)を内在す
る部分の外周面に外套パイプ(3)が嵌着されている。こ
の外套パイプ(3)は薄い硬質材料で形成され、その内径
が挿通される線状発熱体(2)の外径より若干小さく設定
されていて、線状発熱体(2)を縮径方向に圧迫するよう
に構成されている。この接続状態では、芯線(2a)が裸で
外部に露出されないで、絶縁被覆材(2b)の内部で挿入針
(1a)の挿入全長にわたって挿入針(1a)の外周面と絶縁被
覆材(2b)との間で圧縮され、その上に外套パイプ(3)に
よって絶縁被覆材(2b)の外部から縮径方向に圧縮された
状態で接続されるものであるから、芯線(1a)がカーボン
短繊維の比較的脆弱な集合束であっても部分的な剪断、
引きちぎり或いは線ぎれ等をおこすことなく確実にしか
も高効率で電気的に接続体(1)と接合することができ
る。尚、本実施例では、前記外套パイプ(3)を線状発熱
体(2)に嵌込み易いように、その両端部分(3a)、(3b)がラ
ッパに形成されている。また、この外套パイプ(3)は環
状の1部が切除して断面Cリングの形態に形成してもよ
い。
【0009】更に、前記接続体(1)並びに外套パイプ(3)
を含む線状発熱体(2)、(2)の両端部分がカバー(4)によっ
て水密的に密閉被覆されている。このカバー(4)は種々
の形態をとることが可能である、例えば図1及び図2で
示した実施例では、熱収縮性の合成樹脂チューブを熱収
縮させることによって形成されている。また、図3乃至
図5で示した実施例では、カバー(4)はヒンジ(5)を介し
て折り畳み可能に一体連結された円筒半裁形の合成樹脂
製身部(6)と蓋部(7)とによって形成され、身部及び蓋部
の相対する遊端面に形成された凹溝(8)と凸条(9)との係
合によって密閉保持できるように構成されている。この
場合、図3に示すようにカバー(4)の端部内面と線状発
熱体(2)の周面との間にシールパッキン(10)を介在させ
るのが好ましい。
【0010】図6乃至図8は本発明の他の実施例を示す
ものであって、3本の線状発熱体を三方向からT型に接
続された例が示されている。この実施例では、接続体
(1)がT型に形成されその三方に向かって挿入針(1a)…
が形成されている。この夫々の挿入針(1a)…に三方から
線状発熱体(2)、(2)、(2)を挿入して、前記実施例と同様
に、線状発熱体(2)の前記挿入針(1a)を内在する部分の
外周面に外套パイプ(3)…を嵌着し、これら接続体(1)並
びに外套パイプ(3)を含む線状発熱体(2)、(2)、(2)の両端
外表面部分をT型のカバー(4)によって水密的に密閉被
覆して形成されている。カバー(4)は、形状は異なるが
前記図4及び図5で示したカバーと同様に、部(6)と蓋
部(7)がヒンジ(5)を介して開閉でき、凹溝(8)と凸条(9)
との係合によって密閉保持できるように構成されてい
る。この場合も図示は省略するが、先の実施例と同様
に、カバー(4)の端部内面と線状発熱体(2)の周面との間
にシールパッキンを介在させるのが好ましい。
【0011】以上本発明の代表的と思われる実施例につ
いて説明したが、本発明は必ずしもこれらの実施例構造
のみに限定されるものではなく、その構成要件を備え、
かつ本発明の目的を達成し、下記の効果を奏する範囲内
において適宜改変して実施できるものである。
【0012】
【発明の効果】上記のごとく本発明は、接続体の挿入針
を線状発熱体の一端面から線状発熱体のセンターに挿入
することにより、線状発熱体の芯線が裸で外部に露出さ
れないで、線状発熱体の絶縁被覆材の内部で挿入針の挿
入全長にわたって挿入針の外周面と絶縁被覆材との間で
圧縮され、その上に外套パイプによって絶縁被覆材の外
部から縮径方向に圧縮された状態で接続されるものであ
るから、芯線がカーボン短繊維の比較的脆弱な集合束で
あっても部分的な剪断、引きちぎり或いは線ぎれ等をお
こすことなく確実にしかも高効率で電気的に接続体と接
合することができると共に、挿入針を線状発熱体の端面
に挿入するだけで接続体と線状発熱体との電気的な接合
ができるから、接続作業が極めて容易であり、更に加え
て、接続体並びに外套パイプを含む線状発熱体の両端外
表面部分がカバーによって水密的に密閉被覆されている
から、この接続部分を確実に保護することができるとい
った顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る接続構造の一実施例を示す分解斜
視図。
【図2】本発明に係る接続構造の断面図。
【図3】本発明に係る接続構造の他の実施例を示す断面
図。
【図4】図3で示した実施例に於けるカバーの平面図。
【図5】図4におけるA−A線に沿った拡大断面図。
【図6】本発明に係る接続構造の更に他の実施例を示す
断面図。
【図7】図6で示した実施例に於けるカバーの平面図。
【図8】図7におけるB−B線に沿った断面図。
【符号の説明】
(1) 接続体 (1a) 挿入針 (2) 線状発熱体 (2a) 線状発熱体の芯線 (2b) 線状発熱体の被覆 (3) 外套パイプ (4) カバー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端を鋭突とした挿入針(1a)、(1a)を少
    なくとも両端に有する導体性接続体(1)を含み、この接
    続体(1)の挿入針(1a)、(1a)がカーボン性短繊維を芯線(2
    a)とし該芯線(2a)を絶縁被覆材(2b)で被覆した線状発熱
    体(2)、(2)の端面から芯線(2a)のセンターに挿入され、
    前記線状発熱体(2)、(2)の前記挿入針(1a)、(1a)を内在す
    る部分の外周面が外套パイプ(3)によって圧迫されてお
    り、更に前記接続体(1)並びに外套パイプ(3)を含む線状
    発熱体(2)、(2)の両端外表面部分がカバー(4)によって水
    密的に密閉被覆されている線状発熱体の接続構造。
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KR102665040B1 (ko) * 2022-09-28 2024-05-13 (주)한진엔지니어링 포장도로의 상향열 집중식 융설시스템에서 전기발열선의 연결구조

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