JPH07248137A - パイプ用ファン - Google Patents

パイプ用ファン

Info

Publication number
JPH07248137A
JPH07248137A JP4070094A JP4070094A JPH07248137A JP H07248137 A JPH07248137 A JP H07248137A JP 4070094 A JP4070094 A JP 4070094A JP 4070094 A JP4070094 A JP 4070094A JP H07248137 A JPH07248137 A JP H07248137A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
body case
main body
outlet
fan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4070094A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Ishii
覚 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP4070094A priority Critical patent/JPH07248137A/ja
Publication of JPH07248137A publication Critical patent/JPH07248137A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ventilation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 一般ユーザーでもパイプに対する本体ケース
の着脱作業を行うことができるようにする。 【構成】 屋内配線用ケーブル27が接続されたコンセ
ント26をパイプ13に配設し、モータ33のケーブル
37が接続された差込みプラグ38を本体ケース28に
配設し、パイプ13に対して本体ケース28の筒部29
を室内14側から挿入することによって、差込みプラグ
38がコンセント26に差込み接続される構成とする。
パイプ13から本体ケース28を引き出すことによって
コンセント26から差込みプラグ37を抜くことがで
き、屋内配線用ケーブル27に触れることなく、本体ケ
ース28をパイプ13から取り外すことができるので、
一般ユーザーでもパイプ13に対する本体ケース28の
着脱作業を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、壁の取付口に取り付け
られたパイプに本体ケースを挿入して取り付ける構成の
パイプ用ファンに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のパイプ用ファンの従来構成を図
6を参照して説明する。この図6において、壁1に設け
られた取付口1aに、市販のパイプ2が挿入して取り付
けられている。本体ケース3の筒部3aには羽根4を回
転駆動するモータ5が取り付けられており、この本体ケ
ース3は、筒部3aをパイプ2に室内側(図中、左側)
から挿入することによって取り付けられている。筒部3
aの外周面にはスプリング6が取り付けられていて、こ
のスプリング6をパイプ2の内面に圧接させることによ
って本体ケース3をパイプ2に保持させている。
【0003】本体ケース3の室内側にはフランジ部3b
が一体に設けられており、このフランジ部3bの前面側
(室内側)において、モータ5のケーブル5aと、壁1
内に配線された屋内配線用ケーブル7とがSL端子(ス
クリューレス端子)8により接続されている。この場
合、モータ5のケーブル5aは、フランジ部3bに形成
された孔9aを通して室内側へ導出され、また、屋内配
線用ケーブル7は、壁1に形成された孔1bと、フラン
ジ部3bに形成された孔9bを通して室内側に導出され
ている。
【0004】上記フランジ部3bには化粧カバー10が
装着されていて、この化粧カバー10によりフランジ部
3b、モータ5のケーブル5a、屋内配線用ケーブル
7、SL端子8等を室内側から覆っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来構成のものでは、本体ケース3の室内側において
屋内配線用ケーブル7とSL端子8とを接続しており、
このような屋内配線用ケーブル7を直接取扱う作業は電
気工事者により施工してもらう必要がある。このため、
一般ユーザーは、屋内配線用ケーブル7とSL端子8と
の着脱作業を行うことができず、掃除の際などに本体ケ
ース3をパイプ2に対して着脱することができないとい
う欠点がある。
【0006】また、本体ケース3は、筒部3aの外周面
に設けたスプリング6をパイプ2の内面に圧接させるこ
とによりパイプ2に取り付ける構成としているため、本
体ケース3における筒部3aの外径寸法はパイプ2の内
径寸法に対して相当小さく設定されている。このため、
パイプ2の内径寸法に対する本体ケース3の筒部3aの
内径寸法は相当小さくなり、送風量を多くすることがで
きないと共に、騒音が大きいという欠点もある。
【0007】さらに、パイプ2は壁1の厚さ寸法に合わ
せて切断する必要があるが、その際にパイプ2の長さ寸
法を計りながら切断する必要がある。
【0008】そこで、本発明の目的は、一般ユーザーで
もパイプに対する本体ケースの着脱作業を行うことがで
き、また、送風量を多くできると共に騒音を小さくで
き、さらには、パイプの切断作業を容易に行うことがで
きるパイプ用ファンを提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のパイプ用ファン
は、壁に設けられた取付口に挿入して取り付けられるパ
イプと、前記壁内に配線された屋内配線用ケーブルに接
続されると共に、前記パイプ内に差込み口が室内側を向
く状態で配設されたコンセントと、前記パイプに室内側
から挿入して取り付けられ、前記パイプを室内側から覆
うフランジ部を室内側に有した本体ケースと、この本体
ケースに配設されたモータ及びこのモータにより回転駆
動される羽根と、前記モータのケーブルに接続されて前
記本体ケースに配設され、本体ケースを前記パイプに挿
入することに伴い前記コンセントに差し込み接続される
差込みプラグと、前記本体ケースのフランジ部を室内側
から覆うように装着される化粧カバーとを具備する構成
としたところに特徴を有する(請求項1)。
【0010】この場合、パイプ及び本体ケースに、パイ
プに対する本体ケースの回転方向への位置決めをする位
置決め手段を設けることが好ましい(請求項2)。ま
た、差込みプラグは本体ケース内に存する構成とすると
共に、本体ケースにあってパイプ内に挿入される部分の
外面形状とパイプの内面形状とは略同一で、かつ大きさ
も略同一となるように設定することが好ましい(請求項
3)。
【0011】さらに、パイプの外周面に、軸方向の長さ
寸法を段階的に表示する表示部を設けるとよい(請求項
4)。また、パイプは、軸方向と直交する方向に2分割
する構成とすることが好ましい(請求項5)。
【0012】
【作用】請求項1のパイプ用ファンにおいては、屋内配
線用ケーブルに接続されたコンセントがパイプに配設さ
れ、モータのケーブルに接続された差込みプラグが本体
ケースに配設されており、パイプに対して本体ケースを
挿入することによって差込みプラグがコンセントに差込
み接続される構成となっているから、パイプから本体ケ
ースを取り外すことによってコンセントから差込みプラ
グを抜くことができる。従って、本体ケースをパイプか
ら取り外す際に、屋内配線用ケーブルを直接取り扱う必
要がないので、一般ユーザーでもパイプに対する本体ケ
ースの着脱作業を行うことができる。また、屋内配線用
ケーブルやモータのケーブル等が室内側へ出ないので、
見栄えもよい。
【0013】請求項2のパイプ用ファンによれば、位置
決め手段によりパイプに対する本体ケースの回転方向へ
の位置決めがなされるから、パイプに対して本体ケース
を挿入する際に、差込みプラグをコンセントに確実に差
し込むことができる。
【0014】請求項3のパイプ用ファンによれば、パイ
プに対する本体ケースの断面積を極力大きくでき、本体
ケースにあって風が通過する部分の面積を極力大きくす
ることができるので、送風量を多くできると共に、騒音
を小さくすることが可能となる。
【0015】この場合、請求項3の構成を採用できるの
は、コンセントと差込みプラグとの保持力によりパイプ
に対する本体ケースの抜け止めがなされるので、従来の
ようなスプリング等の特別な抜け止め手段を必要としな
いからである。
【0016】請求項4のパイプ用ファンによれば、パイ
プを切断する際に、パイプの外周面に設けられた寸法の
表示部を目安にして切断することができるから、その切
断作業を容易に行うことができる。
【0017】請求項5のパイプ用ファンによれば、パイ
プにコンセントを配設したり、屋内配線用ケーブルとコ
ンセントとを接続したりする際に、パイプにあってコン
セントが配設される側とは反対側を開放した状態で行う
ことができるから、その作業を容易に行うことができ
る。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき図1ないし図
5を参照して説明する。まず、図1にはパイプ用ファン
が壁11に取り付けられた状態が示されている。この図
1において、壁11には円形をなす取付口12が貫通状
態に設けられており、この取付口12に、円筒状をなす
パイプ13が室内14側から挿入して取り付けられてい
る。なお、取付口12の内径寸法に対してパイプ13の
外径寸法は若干小さく設定されている。
【0019】パイプ13は、図2に示すように、軸方向
と直交する方向、この場合上下方向に第1及び第2の分
割パイプ15及び16に2分割されている。これら第1
及び第2の分割パイプ15及び16は、図3にも示すよ
うに、下側の第2の分割パイプ16における両側の上縁
部に軸方向に沿って設けられた凸条部17と、上側の第
1の分割パイプ15における両側の下縁部に軸方向に沿
って設けられた凹条部18とを嵌合させることにより、
円筒状のパイプ13を構成している。
【0020】第1及び第2の分割パイプ15及び16に
は、それぞれの室内14側に外方へ張り出すフランジ部
15a、16aが一体に設けられ、また、それぞれの外
周面にフランジ部15a,16aからの軸方向の長さ寸
法を段階的に表示する表示部19が設けられている。第
1及び第2の分割パイプ15及び16を取付口12に取
り付けた状態で、各フランジ部15a,16aが壁11
の室内14側の面に当接している。
【0021】そして、上側の第1の分割パイプ15に
は、室内14側の端部の内面に位置決め手段を構成する
位置決め用凸部20が一体に設けられていると共に、上
部の内面側に下方へ突出し室内14側に開口部21aを
有したコンセント収納部21が一体に設けられている。
さらに、この第1の分割パイプ15の周壁部には、コン
セント収納部21に連通する開口部22と該開口部22
より室外24側近傍に位置する挿通孔23とが形成され
ている。コンセント収納部21の室外24側にも、挿通
孔25が形成されている。
【0022】上記コンセント収納部21には開口部22
を通してコンセント26が収納されており、このコンセ
ント26は、その収納状態で一対の差込み口(図示せ
ず)が開口部21aを通して室内14側に向けられてい
ると共に、軸方向及び横方向への移動が規制されてい
る。パイプ13内には壁11内に配線された屋内配線用
ケーブル27が挿通孔23を通して挿通されており、そ
の屋内配線用ケーブル27の先端が挿通孔25を通して
コンセント26に接続されている。
【0023】本体ケース28は、円筒状をなす筒部29
と、この筒部29の室内14側の端部に外方へ張り出す
ように設けられたフランジ部30と、このフランジ部3
0の内周部から筒部29の内方へ張り出すように設けら
れたベルマウス31とを一体に有していて、筒部29が
パイプ13内に室内14側から挿入されることによって
取り付けられている。その取付状態で、フランジ部30
がパイプ13のフランジ部15a,16aを室内14側
から覆っている。
【0024】この場合、筒部29の外径寸法とパイプ1
3の内径寸法とは略同一となるように設定されており、
従って筒部29の外面形状とパイプ13の内面形状とは
略同一で、かつ大きさも略同一となるように設定されて
いる。
【0025】筒部29の室外24側には、図4にも示す
ように、モータ取付部32が上下に一体に設けられてお
り、このモータ取付部32にモータ33がねじ34によ
り取り付けられている。モータ33の回転軸33aは室
内14側に向けられており、その回転軸33aの先端部
に羽根35が取着されている。
【0026】上部側のモータ取付部32の上方には、図
5にも示すように、室外24側に開口部36aを有した
プラグ収納部36が一体に設けられていて、このプラグ
収納部36に、モータ33のケーブル37に接続された
差込みプラグ38が抜け止め状態に収納されている。そ
の収納状態で、差込みプラグ38の一対の差込み端子3
8aが室外24側へ向けて突出され、また、ケーブル3
7はプラグ収納部36に形成されたL字状の切欠部39
に挿通されている。
【0027】しかして、パイプ13に対して本体ケース
28を取り付けた図1の状態で、差込みプラグ38の差
込み端子38aがパイプ13側に設けられたコンセント
26の差込み口に差し込み接続されることにより、モー
タ33への給電が可能となっている。
【0028】筒部29の上面側には、前記位置決め用凸
部20と共に位置決め手段を構成する位置決め用凹部4
0が軸方向に沿って形成されており、この位置決め用凹
部40を位置決め用凸部20に嵌合させることにより、
パイプ13に対する本体ケース28の回転方向(周方
向)への位置決めをしている。
【0029】本体ケース28におけるフランジ部30の
室内14側には化粧カバー41が周知の係合手段により
着脱可能に装着されており、この化粧カバー41により
フランジ部30やベルマウス31などを室内14側から
覆っている。また、パイプ13の室外24側には室外カ
バー42が周知の係合手段により着脱可能に装着されて
おり、この室外カバー42によりパイプ13を室外24
側から覆っている。
【0030】次に上記構成のパイプ用ファンを壁11の
取付口12に取り付ける手順を説明する。取付口12に
パイプ13を取り付ける前の状態で、まず、壁11の厚
さ寸法を計測し、その寸法に応じて、第1及び第2の分
割パイプ15,16を切断する。このとき、これら第1
及び第2の分割パイプ15,16の外周面には、フラン
ジ部15a,16bからの長さ寸法を段階的に示した表
示部19が設けられているから、その表示部19を目安
にして切断する。
【0031】そして、屋内配線用ケーブル27を取付口
12から室内14側に引き出し、室内14側において、
その屋内配線用ケーブル27の先端部を第1の分割パイ
プ15の挿通孔23に挿通すると共に、コンセント26
を開口部22からコンセント収納部21に収納し、屋内
配線用ケーブル27の先端部を挿通孔25を通してコン
セント26に接続する。
【0032】次に、第1の分割パイプ15を取付口12
の上部に室内14側から挿入すると共に、第2の分割パ
イプ16を取付口12の下部に室内14側から挿入す
る。このとき、第1の分割パイプ15の凹条部18と第
2の分割パイプ16の凸条部17とを嵌合させて円筒状
のパイプ13を構成する。このパイプ13は、これの外
面と取付口12の内面との間に塗布したコーキング材
(図示せず)により取付口12に接着固定する。
【0033】そして、モータ33及び羽根35、並びに
差込みプラグ38が取り付けられた本体ケース28の筒
部29を、位置決め用凹部40と第1の分割パイプ16
側の位置決め用凸部20とを嵌合させながら、パイプ1
3内に室内側から挿入する。これに伴い、差込みプラグ
38の差込み端子38aがコンセント26の差込み口に
挿入される。このとき、位置決め用凹部40と位置決め
用凸部20とにより、パイプ13に対する本体ケース2
8の回転方向への位置が規制されるから、差込みプラグ
38がコンセント26に確実に差し込まれるようにな
る。本体ケース28は、差込みプラグ38がコンセント
26に差し込まれた状態での保持力により、パイプ13
に対する室内14側への抜け止めがなされる。
【0034】この後、化粧カバー41を本体ケース28
におけるフランジ部30に室内14側から装着し、ま
た、室外カバー42をパイプ13に室外24側から装着
する。これにより、パイプ用ファンの壁11への取り付
けが完了する。
【0035】一方、掃除等の際に本体ケース28を外す
場合には、まず、化粧カバー41を外し、この後、本体
ケース28を室内14側へ引っ張り出す。そして、差込
みプラグ38をコンセント26から抜くことにより、本
体ケース28をパイプ13から室内14側へ取り出すこ
とができる。なお、掃除等が終わって本体ケース28を
再度取り付けるには、前述した取り付け手順と同様に行
えばよい。
【0036】上記した実施例によれば、次のような効果
を得ることができる。屋内配線用ケーブル27に接続さ
れたコンセント26がパイプ13に配設され、モータ3
3のケーブル37に接続された差込みプラグ38が本体
ケース28に配設されており、パイプ13に対して本体
ケース28の筒部29を挿入することによって差込みプ
ラグ38がコンセント26に差込み接続される構成とな
っているから、パイプ13から本体ケース28を取り外
すことによってコンセント26から差込みプラグ38を
抜くことができる。従って、本体ケース28をパイプ1
3から取り外す際に、屋内配線用ケーブル27を直接取
り扱う必要がないので、一般ユーザーでもパイプ13に
対する本体ケース28の着脱作業を行うことができる。
【0037】屋内配線用ケーブル27やモータ33のケ
ーブル37等が室内14側へ出ないので、見栄えもよ
い。また、本体ケース28におけるフランジ部30の室
内14側に従来のようなSL端子がないから、壁11の
室内14側の面から化粧カバー40の前面までの突出寸
法を抑えることができる利点もある。
【0038】パイプ13側に位置決め用凸部20を設け
ると共に、本体ケース28側にその位置決め用凸部20
と嵌合する位置決め用凹部40を設けているので、本体
ケース28の筒部29をパイプ13に挿入する際に、そ
れら位置決め用凸部20と位置決め用凹部40によりパ
イプ13に対する本体ケース28の回転方向への位置決
めがなされ、差込みプラグ38をコンセント26に確実
に差し込むことができる。
【0039】コンセント26と差込みプラグ38との保
持力によりパイプ13に対する本体ケース28の抜け止
めがなされるので、従来のようなスプリング等の特別な
抜け止め手段を必要としない。このため、本体ケース2
8における筒部29の外径寸法とパイプ13の内径寸法
とを略同一となるように設定することが可能となり、パ
イプ13に対する本体ケース28の筒部29の断面積を
極力大きくすることができ、本体ケース28において風
が通過する部分の面積を極力大きくすることができるか
ら、送風量を多くできると共に騒音を小さくすることが
できるようになる。
【0040】パイプ13の外周面に軸方向の長さ寸法を
段階的に表示する表示部19を設けているので、パイプ
13を切断する際に、その表示部19を目安にして切断
することができ、切断作業を容易に行うことができる。
【0041】パイプ13を第1及び第2の分割パイプ1
5,16により2分割した構成としているので、パイプ
13にコンセント26を配設したり、屋内配線用ケーブ
ル27とコンセント26とを接続したりする際に、パイ
プ13にあってコンセント26が配設される側とは反対
側(下側)を開放した状態で行うことができるから、そ
の作業を容易に行うことができる。
【0042】本発明は、上記実施例にのみ限定されるも
のではなく、次のように変形または拡張できる。パイプ
13の内周面と本体ケース28における筒部29の外周
面との間に、それらに軽く圧接する程度にゴム等の弾性
体を介在させ、これによりパイプ13に対する本体ケー
ス28のがたつきを防止するようにしてもよい。
【0043】パイプ13に対する本体ケース28の回転
方向の位置決め手段は、位置決め用凸部20と位置決め
用凹部40に代えて、パイプ13及び本体ケース28の
筒部29をそれぞれ角筒状とする構成としてもよい。
【0044】
【発明の効果】請求項1のパイプ用ファンによれば、パ
イプに対して本体ケースを挿入することによって差込み
プラグがコンセントに差込み接続される構成となってい
るから、パイプから本体ケースを取り外すことによって
コンセントから差込みプラグを抜くことができる。従っ
て、本体ケースをパイプから取り外す際に、屋内配線用
ケーブルを直接取り扱う必要がないので、一般ユーザー
でもパイプに対する本体ケースの着脱作業を行うことが
できる。また、屋内配線用ケーブルやモータのケーブル
等が室内側へ出ないので、見栄えもよい。
【0045】請求項2のパイプ用ファンによれば、位置
決め手段によりパイプに対する本体ケースの回転方向へ
の位置決めがなされるから、パイプに対して本体ケース
を挿入する際に、差込みプラグをコンセントに確実に差
し込むことができる。
【0046】請求項3のパイプ用ファンによれば、パイ
プに対する本体ケースの断面積を極力大きくでき、本体
ケースにあって風が通過する部分の面積を極力大きくす
ることができるので、送風量を多くできると共に騒音を
小さくすることができる。
【0047】請求項4のパイプ用ファンによれば、パイ
プを切断する際に、パイプの外周面に設けられた寸法の
表示部を目安にして切断することができるから、その切
断作業を容易に行うことができる。
【0048】請求項5のパイプ用ファンによれば、パイ
プにコンセントを配設したり、屋内配線用ケーブルとコ
ンセントとを接続したりする際に、パイプにあってコン
セントが配設される側とは反対側を開放した状態で行う
ことができるから、その作業を容易に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す縦断側面図
【図2】パイプの斜視図
【図3】パイプにおいて、第1及び第2の分割パイプの
嵌合部分を示す拡大正面図
【図4】本体ケースを室外側から見た図
【図5】プラグ収納部部分の斜視図
【図6】従来構成を示す図1相当図
【符号の説明】
11は壁、12は取付口、13はパイプ、14は室内、
15は第1の分割パイプ、16は第2の分割パイプ、1
9は表示部、20は位置決め用凸部(位置決め手段)、
21はコンセント収納部、26はコンセント、27は屋
内配線用ケーブル、28は本体ケース、29は筒部、3
0はフランジ部、33はモータ、35は羽根、36はプ
ラグ収納部、37はケーブル、38は差込みプラグ、4
0は位置決め用凹部(位置決め手段)、41は化粧カバ
ーである。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁に設けられた取付口に挿入して取り付
    けられるパイプと、 前記壁内に配線された屋内配線用ケーブルに接続される
    と共に、前記パイプ内に差込み口が室内側を向く状態で
    配設されたコンセントと、 前記パイプに室内側から挿入して取り付けられ、前記パ
    イプを室内側から覆うフランジ部を室内側に有した本体
    ケースと、 この本体ケースに配設されたモータ及びこのモータによ
    り回転駆動される羽根と、 前記モータのケーブルに接続されて前記本体ケースに配
    設され、本体ケースを前記パイプに挿入することに伴い
    前記コンセントの差込み口に差し込み接続される差込み
    プラグと、 前記本体ケースのフランジ部を室内側から覆うように装
    着される化粧カバーとを具備したことを特徴とするパイ
    プ用ファン。
  2. 【請求項2】 パイプ及び本体ケースに、パイプに対す
    る本体ケースの回転方向への位置決めをする位置決め手
    段が設けられていることを特徴とする請求項1記載のパ
    イプ用ファン。
  3. 【請求項3】 差込みプラグは本体ケース内に存し、本
    体ケースにあってパイプ内に挿入される部分の外面形状
    とパイプの内面形状とは略同一で、かつ大きさも略同一
    となるように設定されていることを特徴とする請求項1
    または2記載のパイプ用ファン。
  4. 【請求項4】 パイプの外周面に、軸方向の長さ寸法を
    段階的に表示する表示部が設けられていることを特徴と
    する請求項1ないし3のいずれかに記載のパイプ用ファ
    ン。
  5. 【請求項5】 パイプは、軸方向と直交する方向に2分
    割されていることを特徴とする請求項1ないし4のいず
    れかに記載のパイプ用ファン。
JP4070094A 1994-03-11 1994-03-11 パイプ用ファン Pending JPH07248137A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4070094A JPH07248137A (ja) 1994-03-11 1994-03-11 パイプ用ファン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4070094A JPH07248137A (ja) 1994-03-11 1994-03-11 パイプ用ファン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07248137A true JPH07248137A (ja) 1995-09-26

Family

ID=12587856

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4070094A Pending JPH07248137A (ja) 1994-03-11 1994-03-11 パイプ用ファン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07248137A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999013283A1 (en) * 1997-09-10 1999-03-18 Baxi Air Management Limited Heat exchanger
JP2009299997A (ja) * 2008-06-13 2009-12-24 Panasonic Corp 換気装置
JP2010107149A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Mitsubishi Electric Corp 換気装置
JP2010196941A (ja) * 2009-02-24 2010-09-09 Panasonic Corp 換気扇取付装置
JP2011179759A (ja) * 2010-03-01 2011-09-15 Osaka Gas Co Ltd ダクトケース及びそれを有する給気ダクト
JP2014006025A (ja) * 2012-06-26 2014-01-16 Mitsubishi Electric Corp 換気扇

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999013283A1 (en) * 1997-09-10 1999-03-18 Baxi Air Management Limited Heat exchanger
GB2345531A (en) * 1997-09-10 2000-07-12 Baxi Air Management Ltd Heat exchanger
GB2345531B (en) * 1997-09-10 2002-06-19 Baxi Air Man Ltd Heat exchanger
JP2009299997A (ja) * 2008-06-13 2009-12-24 Panasonic Corp 換気装置
JP2010107149A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Mitsubishi Electric Corp 換気装置
JP2010196941A (ja) * 2009-02-24 2010-09-09 Panasonic Corp 換気扇取付装置
JP2011179759A (ja) * 2010-03-01 2011-09-15 Osaka Gas Co Ltd ダクトケース及びそれを有する給気ダクト
JP2014006025A (ja) * 2012-06-26 2014-01-16 Mitsubishi Electric Corp 換気扇

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR19980054304A (ko) 진공청소기의 보조브러쉬
KR100270636B1 (ko) 환기팬
JP3969490B2 (ja) 電気掃除機の吸込み具
JPH07248137A (ja) パイプ用ファン
JP3260651B2 (ja) ダクト用換気扇
JP2001336795A (ja) 換気装置
JP3251745B2 (ja) 換気扇
JP2573710Y2 (ja) パイプ用換気扇
JP2758519B2 (ja) 電気掃除機
JPH07190439A (ja) パイプ用ファン
JP7388448B2 (ja) クリーナ
JP3788195B2 (ja) 換気装置
JPS6146351Y2 (ja)
CN212918625U (zh) 一种拥有除湿功能的数控机床用控制箱
JPH09324945A (ja) ダクト用換気扇
JPH0514102Y2 (ja)
JPS6328358Y2 (ja)
JP2576595Y2 (ja) 電気掃除機
JPS6143167Y2 (ja)
JP2000346247A (ja) 埋込み型ガス栓の取付け構造
JPS6130426Y2 (ja)
JPH0328924Y2 (ja)
JPH0910144A (ja) 電気掃除機の吸込口体
JPH027274Y2 (ja)
JP2007054380A (ja) 電気掃除機